JPS62188792A - 電解溶着金属を分離する方法と装置 - Google Patents

電解溶着金属を分離する方法と装置

Info

Publication number
JPS62188792A
JPS62188792A JP21369086A JP21369086A JPS62188792A JP S62188792 A JPS62188792 A JP S62188792A JP 21369086 A JP21369086 A JP 21369086A JP 21369086 A JP21369086 A JP 21369086A JP S62188792 A JPS62188792 A JP S62188792A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
deposited metal
separating
blades
metal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21369086A
Other languages
English (en)
Inventor
リチヤード ハーベイ スノウ
マーク デニス ジーブス
アイアン マルカス パルフレイマン
ケリイ デール マツクガイアー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ELECTROLYT ZINC AUSTRALASIA LT
ELECTROLYT ZINC AUSTRALASIA Ltd
Original Assignee
ELECTROLYT ZINC AUSTRALASIA LT
ELECTROLYT ZINC AUSTRALASIA Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ELECTROLYT ZINC AUSTRALASIA LT, ELECTROLYT ZINC AUSTRALASIA Ltd filed Critical ELECTROLYT ZINC AUSTRALASIA LT
Publication of JPS62188792A publication Critical patent/JPS62188792A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrolytic Production Of Metals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は異種金属製の電極から電解溶着した金属を分離
することとその後の取扱いとに関する、特に本発明は専
用ではないが、可動装置を用いた分離と取扱い作業なら
びに陰極テールシートと称される母料金属シートに金属
を電解溶着することに関する。
[従来の技術] 例えばアルミニウムの陰極テールシートに対する亜鉛と
か、ステンレス鋼の陰極テールシートに対する銅のよう
に異種金属からつくった陰極に電解溶着させた金属は従
来から、小型ののみを用いて陰極のテールシートから溶
着物を分離、即ち剥離して回収してきた。前述の分離即
ち剥離作業は電解セルの列の間の通路あるいはその列の
端部において行われている。
持上げ作業回数を最少とするためには、一時に多数の陰
極をセルから取外す。例えば、エレクトロリチツク ジ
ンク カムバニ オブ オーストラレーシャ リミテッ
ドのりスドン工場(RisdonPlant of t
he Electrolytic Zinc Comp
any ofAustralasia Lin+1te
d)においては、「持上げ」毎に特定のセルから16個
の陰極が持上げられ、天井ホイストにより指定の剥離領
域まで運ばれ、そこで溶着材料(金属)が手作業により
各陰極のテールシートから剥離されている。陰極のテー
ルシートは次いでセルへ戻され、剥離された材料の方は
手作業によりトロリ上に積重ねられ、溶解炉へ運ばれて
、そこで溶解され、販売用の適当サイズのインゴットに
鋳込まれる。
前述の従来の方法は骨動集約型の、大変な手作業で、か
つ繰返し作業である。陰極から手作業により剥離された
亜鉛のシートは電解亜鉛工業においては重量が25キロ
まで達しうる。これらのシートを手作業で扱うには力と
熟練とを要し、その結果特に未熟な作業者では怪我や背
中の張りを経験することが多い。
前述の欠点があるため、最近では広範囲の技術を用いて
、溶着金属をその下に位置する陰極のテールシートから
分離する自動剥11機の開発が着目されてきた。
商業プラントにおいて現在作動している剥It機械の全
てにおいて、2種類の明らかな作業過程があることが判
明している。即ち、 1 陰極から溶着金属を初期分離し、 2、次に陰極から溶着金属を完全に分離することである
、 最初に述べた作業においては、陰極からの溶着金属の初
期分離には各種の方法がある、それらは(2) 小型の
衝撃のみを垂直平面において運動させること (ハ) のみを水平方向に喰込ませること。
(ψ 機械的あるいは空気作動のハンマにより溶着金属
の上部分を急速に多数回たたくこと。
(ロ) 高圧水噴射を用いること、を含む。
前記方法は全である種の本質的な欠点を含/Vでいる。
それらの欠点とは、 (1)  のみによる過度の圧力により下に位置する陰
極を損傷させ、かつ色々な厚さの陰極に簡単に対応でき
ないこと、 (2)  ハンマを使用することにより機械的な損傷お
よび過度の騒音が発生すること、および、(3)高圧水
噴射を発生させること、ならびに作業環境への過度の噴
射の逃げを最小することに係る問題、を含む。
初期分離に続いて、一般的に陰極のテールシートと溶着
金属との間を通る刃を垂直方向に運動させることにより
完全な分離が達成される。代替的に、陰極を固定1の刃
の間で垂直方向に引張ってもよい。別の方法においては
、吸引カップを用いて陰極のテールシートから溶着金属
を引張っている。
このように、陰極からの溶着金属の完全な分離は、個別
の刃を用いて、あるいは初期分離を行うために用いるも
のとは異る装置を用いて通常達成される。さらに、前記
の作業は一般的に順次発生するようプログラム化されて
いる。このため、陰極当りのサイクル時間を増加させる
。しかしながら、毎日数千側の陰極の剥離を必要とする
こともあるため、陰極当りのサイクル時間の若干の増加
でさえも剥離機械の能力を著しく制限することになりう
る。
固定式剥離機械の主要な欠点は、溶着した陰極をセルか
ら持上げ、剥離機械まで運び、溶着金属を剥離し、剥離
された陰極のテールシートをセルに戻し、交換せねばな
らないことである。数百側のセルからの陰極を扱う必要
があるので、1台の剥!!機械が陰極を剥[1械へ、か
つそこから運搬するに要する天井ホイスト、クレーン、
レールあるいはその他の手段の設計および構造が問題で
ある。屋根を支持する柱がクレーンのセルの頂部に対す
る真直かつ容易な近接をmmにする旧式のセル室につい
ては特に難しい問題となる。
その他の欠点としては、セルから陰極が[持上げられ」
る間ならびに剥離された陰極のテールシートが交換され
る前では、全ての陰極が通常共用する全体電流をセルに
残った陰極により持続させる必要のあることである。1
回の持上げに対して取外される陰極の数に応じて、残り
の陰極を流れる電流の増加は陰極とバスバーとの間の接
点を過熱させるような問題を発生させうる。
前述した欠点を最少にする1つの方法は、特定の金属生
産量を保つために毎日剥離すべき陰極を少なくするよう
に陰極のサイズを大きくすることである。前記問題に対
するこの方法は、従来の1.2m2の陰極面積に対して
、3TrL2までの溶着面積を有する「ジャンボ」およ
び「スーパジャンボ」陰極を導入することにより電解亜
鉛産業において解決されてきた。今日では、自動剥離機
械と、陰極をセルへ゛、かつそこから運ぶ自動クレーン
とに連結した「スーパジャンボ」陰極を含む、全自動セ
ル室とに関する数例の実績がある。既存工場に対しては
、この方法は、完全に新しいセル室の接地を要するため
極めて高価であって、経済性の点から正当化しえないこ
とが多い。
[発明が解決しようとする問題点] したがって、本発明の主要な目的は、従来の方法や装置
により可能な以上に効率的な分離を可能とする、例えば
陰極のような電極から電解溶着された金属を分離する方
法と装置とを提供することである。
[問題点を解決するための手段] 本発明の主要な目的にしたがって、陰極の「持上げ」に
対して剥離に要する全体時間を減少させる方法と装置と
が提供される。この目的を達成するための明らかな1つ
の方法は同時に数個の陰極が剥離されうろことである。
しかしながら、本発明によれば、陰極からの溶着金属の
初期剥離と完全剥離とが一対の剥離用刃の一回の運動で
達成しうるようにする方法と装置とが岡供される。
エレクトリチツク ジンク カンパニ オブオーストラ
レーシア リミテッドのりスドン工場でつくられた陰極
を試験した結果、陰極のニルの側に溶着した亜鉛を2個
の回転刃を用いて迅速かつ同時に剥離しうろことが判明
した。
本発明によれば、1個の刃が電極の少なくとも2個の対
向する側に対して用いられる一対の刃を用いて、電極か
ら電解溶着金属を分離する方法が提供され、この方法は
、電極の非コーティング部と接触させ、次いでコーティ
ング部と係合させて溶着金属を初期分離し、その後刃を
前記電極の面に対して、かつ横切って動かせて電極から
溶着金属の分離を完了することにより、前記刃を電極に
対して運動させて電極から溶着金属を初期分離し、次い
で最終分離することを含む。
また、本発明によれば、電極から電解溶着された金属を
分離する方法が提供され、この方法は、1個が電極の少
なくとも2個の対向する側に用いられる一対の分離用刃
と、使用時、間に介装された電極に対して前記刃を運動
させて電極の非コーティング部分と接触させて溶着金属
の分離を開始し、その後前記刃を電極の面に対して、か
つ横切って運動させて電極から溶着金属を完全に分離す
る手段とを含む。
前記刃の回転は、空気、電気、油圧あるいはその他適当
なモータあるいは装置により提供できる。
また、本発明の好適形態の目的は既存の天井ホイストあ
るいはクレーンを用いて、陰極をそこから持上げ、かつ
剥I!!1機械まで運ぶセルの列の端部に近接位置でき
るよう基本的に可動の装置を提供することである。セル
の特定の列における全ての陰極が剥離されると、前記の
可動装置は次の列のセルまで運動し、前記作業過程を繰
返しできる。
本発明の好適形態の主要な利点は、陰極が剥離機械まで
、かつそこから動く距離が最小とされることである。さ
らに、全体のセル室を網羅できる新品で、かつ高価なり
レーンあるいは天井ホイストが必要とされない。
本発明の好適実施例によれば、異種金属製の陰極のよう
な電極から電解溶着の金属を分1i1t(以下剥離と称
する)する方法と装置とが提供され、可動の剥離装置を
電解セルの1本以上の列の端部に隣接して位置させるこ
とができ、該端部から剥離すべき多数の陰極が1個以上
の天井ホイストにより外され、剥離装置内の陰極支持領
域に位置され、かつ前記溶着材料が陰極の各側に1個あ
て設けられた、陰極1個当り1組2個の刃を用いて1個
以上の陰極の両側から剥離され、前記刃は陰極の非コー
ティング部分と接触し、次いでコーティング部と係合し
溶着された金属の剥離を開始するよう回転軌道を運動し
、かつ前記刃はその複合陰極の面に対して、かつ下方へ
円弧運動する間相互に離れ、溶着金属の陰極からの最終
剥離は一回の連続運動において完了する。
本発明の好適実施例を添付図面を参照して以下説明する
[実施例] 本発明の好適実施例においては、第1図と第2図とを参
照すれば、全体的に2oで指示する剥離装置は、電解セ
ルを形成するタンク25の多数の列24の端部に沿って
延びる一組のレール23に沿って運動するよう車輪22
に支持された主フレーム21を有し、各タンクには多数
の陰極のテールシート26が懸吊されており、かつ前記
タンクには電解溶着過程に対して必要な電流を提供する
よう従来の電源グリッド(図示せず)が付属している。
この好適実施例においては、隣接する列で対とされたタ
ンクからの陰極26は、タンク上方に懸吊され、かつ第
1図に示すようにタンクの列の対の端部に隣接すると剥
離装置20に輪台する軌道28に沿って延びる天井クレ
ーンによって、この場合一時に16個の陰極からなる群
に集められる。剥離装置はタンク25の列の次の対の端
部に隣接する位置までレール23に沿って運動可能であ
る。
剥離装置の主フレーム21は複数の、直立フレーム部材
29と、長手方向のフレーム部材30と、横方向のフレ
ーム部材31とを含み、剥離装置の長さの中間における
フレーム部材は32で指示する陰極指示領域を形成し、
該領域内において、陰極は天井ホイストから懸吊された
持上げ治具が係合する持上げ用突起26bを備えたヘッ
ドバー268を介して、ノツチ付きの懸吊バー33aお
よび33bから懸吊されている。
第3図から第5図までを参照すれば、陰極支持領域32
の項部に隣接して、前記バー33aの1個に取付(プら
れ、かつ油圧ラム35により運動可能の複数の刃案内部
材36と共に、陰極位置決め、かつ保持装置が支持され
ている。第3図と第4図とを参照すれば、回転可能の遮
断バー38がまずモータ39(第13図参照)により第
3図に示す位置から第4図に示す位置まで90度回転し
、その後ラム35が延びて刃案内部材36を第4図と、
第9図から第12図まで示すように陰極に向がって、か
つその隣接縁部の間で延ばし、その後陰極位置決めおよ
び保持装置が作動する。陰極位置決めおよび保持装置は
陰極支持領域の反対側にラム装@34を含み、該ラム装
置は駆動バー34aを介して陰極ヘッドバー26aの端
部と係合し、ヘッドパー26aをラム装置34と可動の
当接部材42との間でクランプし、かつ別のラム装@4
2a(第2図には示していないが第16図では示されて
いる)を陰極ヘッドパー26の両端と係合させて、陰極
をそのいずれかの側に溶着された金属コーティング26
cを剥離するに要する位置へ押し込む。ラム装置の作動
順序を逆にすることにより陰極を解放し、次に剥!l領
域から持上げ電解セルを形成するタンクへ戻すことがで
きる。後述する剥離刃の作動の前は、隣接する陰極の間
の平面かつ剥離刃の軌道に配置した別の遮断部材41が
第3図と第4図とに示す位置から第5図に示す位置まで
上方に旋回することにより、剥離刃の回転運動を阻止し
ない。
第1図、第2図、第6図および第9図から第12図、お
よび第13図に示すように、一対の剥離刃40が回転軸
43上で回転するよう取付けられており、前記回転軸の
方は剥離装置の主フレームに固定されたガイド44aに
摺動可能に取付けられたハウジング44を介して回転可
能に取付けられており、そのためハウジング、したがっ
て前記軸と剥離刃組立体は陰極支持領域の良さにわたっ
て軸線方向に運動可能であって各々の陰極と徐々に整合
して陰極の反対側からコーティングを剥離し、その目的
に対して全体的に45で示す割出し手段が設けられてい
る。前記割出し手段45は、ピニオン47がハウジング
44に沿って延びるラック48と係合するようモータ4
6により駆動されるラックとピニオンとの装@48.4
7から構成されている。モータ46は間欠的に駆動され
、陰極支持領域の長さにわたってラックとピニオンの装
置48.47を介してハウジングと、軸と剥離刃組立体
とを各陰極へ軸線方向に徐々に進める、代替的に、多対
の剥離刃を剥離すべき陰極と整合させて複数の対の剥離
刃を回転軸に装着させて、一時に1個以上の陰極の剥離
を行うようにしてもよい。例えば、−回の「持上げ」が
16個の陰極を持上げる場合、4対からなる一群の刃を
回転軸に取付け、4個の陰極からなる第1の組が剥離さ
れ、一群の刃がそれぞれ4個の陰極からなる残りの3組
の陰極を徐々に剥離するよう進行する。
第1図ならびに第6図から第12図までを参照すれば、
対となった剥離刃の各月は半径方向に延びた部分40a
および円弧状のヘッド部分40bとを有し、該ヘッド部
分の先導縁は面取りされ刃先40Gを提供する。
また、第6図から第12図までを参照すれば、第2図に
示す位置から第6図と第9図とに示す位置まで剥離刃を
回転させることにより、その先導刃先が電極の側面に隣
接し、電極上の金属コーティング26Cの上方の位置ま
で来るが、その後第7図と第10図とに示すように、剥
離刃が回転し続け、したがって円弧運動することにより
、それらの刃先を陰極の両側の各コーティングと係合さ
せコーティングの分離を開始させ、刃がその後回転する
ことによって、第11図に示すように陰極からコーティ
ングを分離させる。分離の初期局面の間、刃の案内部材
36は刃を相互に向かって、かつ陰極の面に対して押圧
するよう作用する。刃は例えばそれ自体の材料の有する
自然の弾性のような弾圧力に対して相互に向かって押圧
され、刃が案内部材36を通った後、刃は離れて、第8
図と第11図とに示すようにコーティングを陰極から離
れるよう押圧、即ち引張ろうとする。
刃40がその剥離作用を完了し、1回転運動し、陰極支
持領域の外側から第2図に示す位置まで戻った後、陰極
は解放されて、剥離された金属のシート26cを全体的
に直立して位置させ、相互に対して平坦に位置させて、
剥離されたコーティング26Cを陰極支持領域に残して
陰極の支持領域から持上げられる。陰極支持領域から剥
離された材料のシートを除去するために、第14図と第
15図とにおいて全体的に49で指示する排出装置が用
いられ、該装置は押板50を含み、該押板は51aにお
いて該押板に、51bにおいて主フレームに枢着された
ラム51によって支持されており、前記押板はさらに、
その下縁部近傍で、長手方向に延びるフレーム部材53
により枢動可能に支持されており、前記フレーム部材は
サブフレームの一部を形成している。該サブフレームの
方は三脚部材54を支持し、該三脚部材の上部分に対し
て傾動ラム55が56において枢着され、押板50の頂
部近くの枢着部57まで延びている。押板を垂直方向に
対して10度から40度の間、好ましくは20度の角度
で配置させて、ラム51が延び、押板50は剥離された
コーティングのシートの直立した群と係合し、それらシ
ートを剥離装置の長さ方向に、かつ陰極支持領域から搬
送室まで押出す。前記搬送室は全体的に58で指示し、
陰極支持領域と整合した開口5つを有し、シートが押板
50によって押出される全体的に箱状構造で構成されて
いる。通常は前記開口5つを閉鎖するドア60が剥離装
置の主フレームに61において枢着され、ラム62が6
28において主フレームと、前記開口とは反対側の枢点
61におけるドア作動レバー60aの62bで示す端部
との間に枢着されていて、そのためラムが第13図に示
すように延びると前記開口を閉鎖する位置に向かって運
動し、ラムが第15図に示すように後退すると前記開口
から離れるよう運動して剥離されたコーティングのシー
トを搬送できるようにする。前記押板50がラム51に
よって搬送室内にシートを位置させ、前記ラムから離れ
た方のシートの底縁部を搬送室の外壁に対して押圧させ
るよう完全に延びると、傾動ラム55が延びて押板50
を第15図において鎖線で示す全体的に直立の位置まで
傾動させ、その結果シートを搬送室内で傾かせる。次い
で押板は後:ユし、ドア60が第13図で示す閉鎖位置
まで戻りシートが開口を介して搬送室へ傾かないよう保
持する。例えば停止部材を形成する枢動レバー63のよ
うな付加的な保持装置をこの目的のために採用してもよ
い。それぞれ16個の陰極からなる数個の群の陰極を剥
離し、搬送室が一杯になるまで押込むことができる。
箱状構造の搬送室は、陰極支持領域から離れた方の下側
に沿って、シャフト64により枢動可能に支持されてい
る。モータ64a(第16図参照)によって、前記シャ
フトは搬送室が一杯になると第15図において示す矢印
の方向に、第15図において鎖線で、第16図において
実線で示す位置まで90度傾動させるよう回転可能であ
る。第15図に示すように、搬送室の後側壁は、剥離装
置の横方向から外方に延びる平行のコンベヤチェイン6
5からなるチェインコンベヤを支持し、そのため搬送室
が90度傾動すると、チェインコンペャは第16図に示
すようにシートを積重状態で支持し、かつ駆動モータに
より駆動されると、コンベヤ65は搬送室の端壁66と
共にシートの積重体を剥離装置の横方向外方に、一対の
フォークサポ−1へ67上へ運び、該サポート67はラ
ム68によりシートを搬送トロリ69の床上に堆積する
フォークサポート用のハウジング72はローラ73を担
持し、該ローラ上でフォークは伸縮する際転ぶ。搬送ト
ロリはレール71と係合する車輪70を有し、該レール
は剥離装置用のレール23に対して平行に、かつ隣接し
て延びている。搬送トロりはシートを次に溶解しインゴ
ットに鋳込むため運び去る。
実際には、剥離装置用の主駆動装置は、当該装置の車輪
の主駆動装置および加圧油圧流体を油圧制御弁を介して
各種のラムおよび剥離装置内でのその他の機能を果すた
めの油圧モータへ供給する油圧ポンプ用の駆動装置とし
ても作用する電動モータにより提供される。代替的に希
望に応じて、ニアコンプレッサからの圧縮空気を各種の
ラムおよび/または関連した空気論理制御装置用モータ
に対して利用してもよい。
刃は、ばね鋼の本体に炭化シリコンの刃先を備えたもの
を含む、各種の材料から形成あるいは製作すればよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は金属の電解溶着プラントで、本発明の好適実施
例による剥離装置が付属し、かつ本発明による方法を使
用したプラントの概略平面図、第2図は第1図の線2−
2に沿って視た装置の断面図、 第3図から第5図までは、前記装置の作動順序における
各種の段階での、陰極の位置決めおよび保持手段の拡大
した詳細図、 第6図から第8図までは、陰極の表面から溶着金属を剥
離するための作動順序における各種の過程での剥離用刃
と陰極に対するそれらの関係についての拡大した詳細図
、 第9図、第10図および第12図は、それぞれ第6図、
第7図および第8図の線9−9.10−10および12
−12に沿って視た図で、陰極の両側を剥離する過程に
おける対となった刃を示す平面図、 第11図は第10図と第12図とに示す過程の中間の過
程における刃の作動順序を示す、第9図、第10図およ
び第12図に示すものと類似の平面図、 第13図は第2図の線13−13に沿って視た断面図、 第14図は第13図の線14−14に沿って視た断面図
、 第15図は、第1図から第14図までに示す剥離装置に
関連した排出および搬送装置の側断面図、および 第16図は第15図の線16−16に沿って視た断面図
である。 図において、 20・・・剥離装置    25・・・タンク26・・
・テールシート  26a・・・ヘッドパー26b・・
・持上げ突起  26C・・・コーティング4o・・・
刃       43・・・回転軸49・・・排出装置
    5o・・・押板58・・・搬送室     5
9・・・開口60・・・ドア       63・・・
レバー65・・・コンベヤ    66・・・端壁69
・・・トロリ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電極の両側に対して各側当り1個ずつ一対の刃を
    用いて電極から電解溶着金属を分離する方法において、
    前記電極に対して前記刃を運動させて、電極の非コーテ
    ィング部分と接触させ、次にコーティング部分と係合さ
    せて前記溶着金属を分離し、その後前記刃を前記電極に
    対して、かつ横切つて運動させて電極から溶着金属を完
    全に分離することにより電極から電解溶着金属を初期分
    離し、次に最終分離する方法。
  2. (2)特許請求の範囲第1項に記載の方法において、前
    記刃が、電極からの溶着金属の分離完了の間相互に対し
    て離れる方向にも運動する電極から電解溶着金属を分離
    する方法。
  3. (3)特許請求の範囲第1項または第2項に記載の方法
    において、電解溶着金属が多数電極から同時に除去され
    、各電極に対して一対の分離用刃が用いられる電極から
    電解溶着金属を分離する方法。
  4. (4)特許請求の範囲第1項から第3項までのいずれか
    1項に記載の方法において、各電極に対する各対の分離
    用刃が円形軌道を運動して前記電極と接触して溶着金属
    を初期分離し、その後前記円形軌道の円弧の後続部分の
    間、かつ前記電極に対して運動している間前記刃は電極
    からの溶着金属の最終分離を完了するよう作用する電極
    から電解溶着金属を分離する方法。
  5. (5)電極から電解溶着金属を分離する装置において、
    電極の両側に対して各側に1個ずつ、一対の分離用刃と
    、使用時その間に介装された電極に対して前記刃を運動
    させて電極の非コーティング部分と接触させて溶着金属
    を初期分離し、その後前記刃を電極に対して、かつ横切
    つて運動させて電極からの溶着金属の分離を完了する手
    段とを含む電極から電解溶着金属を分離する装置。
  6. (6)特許請求の範囲第5項に記載の装置において、前
    記刃が電極からの溶着金属の分離完了の間相互に対して
    離れる方向にも運動するようにされている電極から電解
    溶着金属を分離する装置。
  7. (7)特許請求の範囲第6項に記載の装置において、多
    数の電極から電解溶着金属を分離する場合、各電極に対
    して一対の分離用刃が設けられている電極から電解溶着
    金属を分離する装置。
  8. (8)特許請求の範囲第6項または第7項に記載の装置
    において、前記刃の各対を運動させる手段は、前記刃を
    円形軌道において運動させて前記電極と接触させ前記溶
    着金属を初期分離し、その後前記円形軌道の円弧の後続
    部分の間、かつ前記電極に対して運動している間前記電
    極から溶着金属の最終分離を完了するようなものである
    、電極から電解溶着金属を分離する装置。
  9. (9)特許請求の範囲第5項から第8項までのいずれか
    1項に記載の装置において、前記分離装置が前記電極を
    入れた一列以上の電解セルの列の一端に隣接して位置す
    るよう運動可能であり、前記セルから前記電極を取外し
    、続いて前記電極から電解溶着金属を分離するよう前記
    分離装置に位置させる手段が設けられている、電極から
    電解溶着金属を分離する装置。
  10. (10)特許請求の範囲第5項から第9項までのいずれ
    か1項に記載の装置において、分離された溶着金属のシ
    ートを容器へ移す手段が設けられている電極から電解溶
    着金属を分離する装置。
  11. (11)特許請求の範囲第10項に記載の装置において
    、分離された金属の前記シートを移す手段が、それ自体
    と容器との間で前記シートを受取るようにされ、その後
    前記シートを前記容器へ押込むよう可動で、ヒンジ接続
    のプレートである、電極から電解溶着金属を分離する装
    置。
  12. (12)特許請求の範囲第11項に記載の装置において
    、前記ヒンジ接続のプレートは該プレートから離れた方
    の前記シートの底縁部が前記容器の外壁に対して押され
    るまで前記シートを前記容器へ押込む角度で運動し、そ
    の後前記プレートは垂直位置まで運動し、前記シートを
    概ね垂直の位置まで傾け、かつ前記シートが前記容器か
    ら倒れ出さないようにする手段が設けられている電極か
    ら電解溶着金属を分離する装置。
  13. (13)特許請求の範囲第10項から第12項までのい
    ずれか1項に記載の装置において、前記容器を概ね水平
    の位置まで傾ける手段が設けられ、かつ前記シートを搬
    送手段まで運ぶコンベヤ手段が設けられている、電極か
    ら電解溶着金属を分離する装置。
JP21369086A 1985-09-11 1986-09-10 電解溶着金属を分離する方法と装置 Pending JPS62188792A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
AUPH237885 1985-09-11
AU2378 1989-01-23

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62188792A true JPS62188792A (ja) 1987-08-18

Family

ID=3771270

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21369086A Pending JPS62188792A (ja) 1985-09-11 1986-09-10 電解溶着金属を分離する方法と装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62188792A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0214367U (ja) * 1988-07-12 1990-01-29
WO2001015250A1 (en) * 1999-08-20 2001-03-01 Moltech Power Systems, Inc. Electrode edge cleaning

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0214367U (ja) * 1988-07-12 1990-01-29
WO2001015250A1 (en) * 1999-08-20 2001-03-01 Moltech Power Systems, Inc. Electrode edge cleaning

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101690321B1 (ko) Pvd 코팅을 위한 초경인서트 로딩 및 언로딩 장치
CA1248048A (en) Equipment for cleaning remnants of carbon blocks
JPS59197586A (ja) 陰極板および陽極板の両方または一方を清浄にする方法および装置
US3996127A (en) Device for detaching an electrolytically precipitated metal sheet from a cathode
EP0482258B1 (en) Cathode stripping apparatus
CN101294291B (zh) 电解淀积金属的移载装置
CN1091805C (zh) 从铝制阴极基板上自动脱除锌板的方法和设备
US8227345B2 (en) High capacity anode preparation apparatus
US3935091A (en) Device for detaching an electrolytically percipitated metal sheet from a cathode
JPS62188792A (ja) 電解溶着金属を分離する方法と装置
CN101010451B (zh) 用于处理金属板的装置和方法
CN211870709U (zh) 上下料结构及系统
JP7461929B2 (ja) 陰極からの金属の剥離
US12031223B2 (en) Stripping of metal from cathodes
JPH0684552B2 (ja) 陰極から電着金属シートを剥離する方法及び装置
JPS63207425A (ja) 金型の交換方法
CN217437165U (zh) 机器人泥炮装置加炮泥设备
AU712612B2 (en) An apparatus for stripping electrolytically deposited metal from a cathode
JPS61502053A (ja) 肉薄の形材を積重ねるための装置
CN211359672U (zh) 锡锭称重设备
JPH08269792A (ja) 治具取付装置
JP2004344967A (ja) 鉄骨柱の仕口コアの自動溶接装置
FI94153C (fi) Menetelmä ja laite levyjen irrottamiseksi katodeilta
CN115092702A (zh) 机器人泥炮装置加炮泥设备
JP2000128326A (ja) 落下コンベア及びこれを用いたアノードスクラップ荷造り装置