JP3417321B2 - カード処理装置 - Google Patents

カード処理装置

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JP3417321B2
JP3417321B2 JP36328998A JP36328998A JP3417321B2 JP 3417321 B2 JP3417321 B2 JP 3417321B2 JP 36328998 A JP36328998 A JP 36328998A JP 36328998 A JP36328998 A JP 36328998A JP 3417321 B2 JP3417321 B2 JP 3417321B2
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貴詳 井口
浩一 青山
悟 島田
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株式会社田村電機製作所
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、ICカード、磁気
カード、その他記録媒体としてのカードを第1のカード
搬送路内に設けたカード処理手段によって処理し、処理
された処理内容によってカードを第1のカード搬送路か
らカード回収部に導くカード処理装置に関する。 【0002】 【従来の技術】例えば、情報が記録されたカードをカー
ド処理手段によって処理した結果、価値情報が残存しな
い、いわゆる使用済みカードとなった場合には、これを
利用者に返却することなく、収納する場合がある。すな
わち、この種のカード処理装置には、カード挿入口から
挿入されたカードを搬送する第1のカード搬送路と、こ
のカード搬送路内に設けられ情報処理を行うカード処理
手段と、第1のカード搬送路の下方に設けられたカード
回収部とが備えられている。そして、カード処理手段で
処理され使用済みカードと判定されたカードは、第1の
カード搬送路から自重によって自由落下してカード回収
部に導かれ、搬送手段によってこのカード回収部のカー
ド排出口から排出されカード回収箱に回収していた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のカード処理装置においては、第1のカード搬送
路からカード回収部に導くのに、カードの自重による自
由落下で行っている。したがって、カードが落下する経
路とカードとの摩擦等によって、カードを円滑に落下さ
せることができないことがあり、カード詰まりを起こし
たり、カードを確実に回収するのが困難であるという問
題があった。 【0004】本発明は上記した従来の問題に鑑みなされ
たものであり、その目的とするところは、カードを確実
に回収するカード処理装置を提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本願発明は、カード挿入兼排出口から挿入されたカ
ードを搬送する第1の搬送手段を有する第1のカード搬
送路と、この第1のカード搬送路内に設けられカードを
処理するカード処理手段と、前記第1のカード搬送路に
直下でかつ平行に設けられカードを搬送する第2の搬送
手段を有し、終端部に前記カード挿入兼排出口と同じ側
にカード排出口が設けられた第2のカード搬送路と、前
記第1と第2のカード搬送路との間で昇降自在に支持さ
れた昇降部材と、この昇降部材を昇降させる移動手段
と、この移動手段による前記昇降部材の昇降と昇降停止
とを切り替える切換手段と、前記昇降部材から前記第2
のカード搬送路へカードを送り出す送出手段とで構成さ
れ、カードを前記第1のカード搬送路の終端から前記第
2のカード搬送路の始端に搬送する第3の搬送手段とを
備え、これら3つの搬送手段を1つのモータによって駆
動し、このモータによって駆動される駆動ローラを前記
第1のカード搬送路と第2のカード搬送路の間に設け、
前記第1の搬送手段および第2の搬送手段をカードの両
側端縁を挟持する前記駆動ローラおよびピンチローラに
よって形成し、前記第1および第2の搬送手段の駆動ロ
ーラを共用したものである。したがって、第3の搬送手
段によってカードが強制的に第1のカード搬送路から第
2のカード搬送路に搬送されるとともに、搬送されるカ
ードの側面に搬送手段が位置付けられ、かつ駆動ローラ
の個数が削減される。また、回収されるカードは昇降部
材に一時的に保持され、切換手段の切換によって移動部
材が作動し昇降部材が下降し、送出手段によって第2の
カード搬送路へ送り出される。 【0006】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。図1は本発明に係るカード処理装置
を模式的に示した斜視図、図2は同じく側面図、図3は
図2におけるIII-III 線断面図である。図1において、
全体を符号1で示すカード処理装置には、筺体2が備え
られており、この筺体2は、前面板3、背面板4、上面
板5、底面板6および左右の側面板7,8とによって略
密閉状態に形成されている。前面板3は、階段状に形成
され、略中央に垂直方向に細長く形成されたカード挿入
兼排出口10が設けられ、このカード挿入兼排出口10
の直下に幅広に形成されたカード排出口11が設けられ
ている。 【0007】このカード排出口11から矢印B方向に底
面板6と左右の側面板7,8とが延設され、この延設部
6a,7a,8aとによってカードを回収するカード回
収部12が形成され、延設部7a,8aには、指を差し
入れることができるU字状の切欠き7b,8bが設けら
れている。このカード回収部12内には、延設部7aの
内面に一端が取り付けられた板ばね13が設けられてお
り、図3に示すように、この板ばね13は他端が延設部
8a側に折り曲げられるように平面視への字状に形成さ
れている。背面板4の内面の上下には、図2に示すよう
に、一対の凹部4a,4bが設けられ、凹部4bの下方
には、嵌挿孔4cが穿設されている。 【0008】図2において、カード挿入兼排出口10の
矢印A側の上下には、一対のガイド部材15,16が設
けられており、これらガイド部材15,16には互いに
対向するガイド溝15a,16aが設けられ、これらガ
イド溝15a,16a間の間隔はカードPの幅よりもわ
ずかに大きく形成されている。図3において、18は筺
体2の左側板7の外側に固定された正逆方向に駆動され
るモータであって、このモータ18のモータ軸18aは
左側面板7の内側にまで延設され、この延設端部には駆
動ギア19が軸着されている。この駆動ギア19の左右
には、一対の被駆動ギア20,21が噛合し、この被駆
動ギア20,21は、両側面板7,8に回転自在に支持
された軸22,23に軸着されている。これら軸22,
23には駆動ローラ24,25が軸着されており、これ
ら駆動ローラ24,25の周面には挟持溝24a,25
aが形成されている。 【0009】これら駆動ローラ24,25の上方には、
ピンチローラ26,27が対向し、これらピンチローラ
26,27は、軸28,29に回転自在に支持されてい
る。これら軸28,29は上下方向にわずかに移動可能
なように両側面板7,8に回転自在に支持されており、
板ばね30,30によって常時駆動ローラ24,25側
の方向に付勢されている。ピンチローラ26,27の周
面には挟持溝26a,27aが形成されており、これら
挟持溝26a,27aと上述した駆動ローラ24,25
の挟持溝24a,25a間の間隔がカードPの幅よりも
わずかに小さくなるように構成されている。これら駆動
ローラ24,25とピンチローラ26,27とによっ
て、カードPを第1のカード搬送路35内を矢印A−B
方向に搬送する第1の搬送手段を形成している。 【0010】一対の駆動ローラ24,25間には、上下
にガイド溝32a,32bを有するガイド部材32が設
けられ、一対のピンチローラ26,27間には、ガイド
溝33aを有するガイド部材33が設けられており、こ
れらガイド部材32,33によって第1のカード搬送路
35が形成されている。ガイド部材32のガイド溝32
aとガイド部材33のガイド溝33a間の間隔は、カー
ドPの幅よりもわずかに大きく形成されている。この第
1のカード搬送路35には、アンテナ部36が形成され
たアンテナ基板(図示せず)が設けられている。 【0011】駆動ローラ24,25の下方にはピンチロ
ーラ38,39が対向し、これらピンチローラ38,3
9は、軸40,41に回転自在に支持されている。これ
ら軸40,41は上下方向にわずかに移動可能なように
両側面板7,8に回転自在に支持され、板ばね42,4
2によって常時駆動ローラ24,25側の方向に付勢さ
れている。ピンチローラ38,39の周面には挟持溝3
8a,39aが形成されており、これら挟持溝38a,
39aと上述した駆動ローラ24,25の挟持溝24
a,25a間の間隔がカードPの幅よりもわずかに小さ
くなるように構成されている。これら駆動ローラ24,
25とピンチローラ38,39とによって、カードPを
第2のカード搬送路45内を矢印B方向に搬送する第2
の搬送手段を形成している。 【0012】これら一対のピンチローラ38,39間に
は、ガイド溝43aを有するガイド部材43が設けら
れ、このガイド部材43と上述したガイド部材32とに
よって第2のカード搬送路45が形成されている。ガイ
ド部材43のガイド溝43aとガイド部材32のガイド
溝32b間の間隔は、カードPの幅よりもわずかに大き
く形成されている。この第2のカード搬送路45は、上
述した第1のカード搬送路35の直下に位置付けられ、
かつ第1のカード搬送路35と平行になるよう設けられ
ている。また、この第2のカード搬送路45の終端に
は、上述したカード排出口11が設けられている。 【0013】次に、第1のカード搬送路35の終端と第
2のカード搬送路45との間に設けられた第3のカード
搬送手段50について説明する。図2において、第3の
カード搬送手段50は、筺体2内を昇降する昇降部材と
してのカードホルダ51と、このカードホルダ51の移
動手段としてのラック板52と、このラック板52のラ
ック52aと上述した被駆動ギア21との噛合および噛
合の解除を切り替える切換手段としてのソレノイド53
と、カードPをカードホルダ51から第2のカード搬送
路45に送出する送出手段としてのソレノイド54とに
よって構成されている。 【0014】カードホルダ51は、第1のカード搬送路
35側に開口51aが設けられた扁平な箱状を呈し、開
口51aと反対側の背面部の下方には孔51bが設けら
れ、一方の側面部には一対のガイド部51c,51cと
ダボ51dとが設けられ、他方の側面部には、一対の軸
受部51e,51eが突設されている。ラック板52の
矢印B方向の端部には、上述した被駆動ギア21と噛合
するラック52aが形成され、このラック52aと反対
側の端部には係合突起52bが突設され、中央には矩形
状の窓52cと長孔52dとが設けられている。このカ
ードホルダ51は、筺体2の上面板5と底面板6との間
に支持されたガイド棒55に一対の軸受部51e,51
eが係入されることにより、このガイド棒55に昇降自
在に支持されている。 【0015】このラック板52は、カードホルダ51の
一対のガイド部51c,51cに挟まれ、長孔52dに
カードホルダ51のダボ51dが係入されることによ
り、カードホルダ51の一方の側面部に矢印A−B方向
に摺動自在に支持されている。また、このラック板52
は、カードホルダ51とラック板52との間に懸架され
た引張りコイルばね(図示せず)によってラック板52
が矢印A方向に付勢され、係合突起52bが筺体2の背
面部4の凹部4aに係合するように構成されている。ラ
ック板52の窓52cに臨むようにソレノイド53がカ
ードホルダ51の他方の側面部に固定されており、この
ソレノイド53のロッド53aにはラック板52が連結
されている。 【0016】したがって、このソレノイド53が作動
し、ロッド53aが後退すると、ラック板53が図示を
省略した引張りコイルばねの付勢力に抗して矢印B方向
に移動し、係合突起52bが凹部4aとの係合を解除さ
れるとともに、ラック52aが被駆動ギア21に噛合す
るように構成されている。この状態で、被駆動ギア21
が図中時計方向に回転すると、ラック52aが下方(矢
印C方向)に移動するので、カードホルダ51も追従し
て下降する。係合突起52bが凹部4bに対向すると、
カードホルダ51の開口51aが上述した第2のカード
搬送路45の始端に対向するとともに、孔51bが筺体
2の背面板4の嵌挿孔4cに対向する。ソレノイド54
は、ロッド54aが背面板4の嵌挿孔4cに臨むように
背面板4の外側に固定され、ソレノイド54が作動しロ
ッド54aが前進すると、ロッド54aがカードホルダ
51の孔51bからカードホルダ51内に進出するよう
に構成されている。 【0017】次に、このような構成のカード処理装置に
おけるカードの処理動作を説明する。図2において、あ
らかじめ、カードホルダ51の開口51aが第1のカー
ド搬送路35の終端に対向し、ソレノイド53は非作動
状態になっており、ラック板52は矢印A方向に付勢さ
れ、ラック板52の係合突起52bが筺体2の背面板4
の凹部4aに係合し、ラック52aが被駆動ギア21か
ら離間している。この状態で、カード挿入兼排出口10
からカードPを挿入すると、カードPの上下の両側端縁
は、ガイド部材15,16のガイド溝15a,16aに
係入され、これらガイド溝15a,16aに案内されて
矢印A方向に導かれる。このとき、図示を省略したカー
ド検知器によってカードPの挿入が検知され、モータ1
8が正方向に駆動されるので、駆動ローラ24,25も
駆動ギア19および被駆動ギア20,21を介して図2
中時計方向に回転する。 【0018】カードPの先端が、駆動ローラ24とピン
チローラ26との間まで挿入されると、挟持溝24aと
挟持溝26aの間隔がカードPの幅よりもわずかに小さ
く形成されているので、板ばね30の付勢力によって、
カードPの先端部の上下の両側端縁が、これら挟持溝2
4aと挟持溝26aとによって挟持される。したがっ
て、カードPは、駆動ローラ24の挟持溝24aとの間
の摩擦力によって、駆動ローラ24の回転に追従して矢
印A方向に搬送される。このとき、ガイド部材15,1
6のガイド溝15a,16a間の間隔が、カードPの幅
よりもわずかに大きく形成されていることにより、カー
ドPの上下の両側端面がガイド溝15a,16aの底部
に摺接することがないので、カードPの搬送が妨げられ
ることなく円滑に搬送される。 【0019】カードPのアンテナ部(図示せず)がアン
テナ基板(図示せず)のアンテナ部36に対向すると、
一旦モータ18の回転が停止し、カードPの搬送が停止
するので、アンテナ基板によってカードPの価値情報の
書き換えによるカード処理が行われる。カード処理が終
了したら、モータ18が逆方向に駆動され、カードPは
駆動ローラ20,21によって、第1のカード搬送路3
5内を矢印B方向に搬送され、カード挿入兼排出口10
から排出される。 【0020】ここで、アンテナ基板によってカード処理
が終了したカードPが、価値情報が残存しない、いわゆ
る使用済みカードとなった場合には、カード処理後に、
モータ18が正方向に駆動され、カードPがカードホル
ダ51の開口51aからカードホルダ51内に収容され
る。収容が確認されると、モータ18の駆動が停止され
被駆動ギア21の回転が停止する。また、ソレノイド5
3が作動しロッド53aが後退するので、ラック板52
は矢印B方向に移動し、係合突起52bが凹部4aとの
係合を解除されると同時に、ラック52aが被駆動ギア
21に噛合する。 【0021】再び、モータ18が正方向に回転するの
で、被駆動ギア21の図中時計方向に回転し、ラック板
52が矢印C方向に移動することにより、カードホルダ
51もガイド棒55にガイドされながら、矢印C方向に
下降する。ラック板52の係合突起52bが凹部4bに
対向すると、モータ18の回転が停止してカードホルダ
51の下降も停止する。ソレノイド53を非作動状態に
すると、ラック板52が図示を省略した引張りコイルば
ねの付勢力によって図中矢印A方向に移動するので、ラ
ック52aが被駆動ギア21との噛合を解除されると同
時に、係合突起52bが凹部4bに係合する。 【0022】ソレノイド54が作動しロッド54aが前
進すると、ロッド54aは筺体の背面板4の嵌挿孔4
c、カードホルダ52の孔51bからカードホルダ52
内に進出するので、ロッド54aがカードホルダ52内
のカードPの後端を矢印B方向に押し出す。したがっ
て、カードPの先端がカードホルダ51の開口51aか
ら飛び出し、駆動ローラ25とピンチローラ39の挟持
溝25a,39aに挟持される。同時に、モータ18が
正方向に駆動され、駆動ローラ25が図中時計方向に回
転するので、カードPは駆動ローラ25とピンチローラ
39および駆動ローラ24とピンチローラ38とに挟持
され、第2のカード搬送路45内を矢印B方向に搬送さ
れる。 【0023】カードPが第2のカード搬送路45のカー
ド排出口11からカード回収部12に排出されると、モ
ータ18の回転が停止し、ソレノイド53が作動しロッ
ド53aが後退する。したがって、ラック板52が矢印
B方向に移動するので、係合突起52bが凹部4bとの
係合を解除されると同時に、ラック52aが被駆動ギア
21に噛合する。モータ18が逆方向に駆動され、被駆
動ギア21が図中反時計方向に回転するので、ラック5
2が矢印D方向に上昇し、カードホルダ51も追従して
上昇し、ラック52の係合突起52bが凹部4aに対向
すると、モータ18の駆動が停止し、カードホルダ51
の上昇も停止する。 【0024】ソレノイド53が非作動状態になり、ラッ
ク板52が図示を省略した引張りコイルばねの付勢力に
よって図中矢印A方向に移動するので、ラック52aが
被駆動ギア21との噛合を解除されると同時に、係合突
起52bが凹部4aに係合する。この状態とすることに
より、次のカードPをカード挿入口10から挿入可能と
なる。 【0025】このように、第1のカード搬送路35から
第2のカード搬送路45へカードPを強制的に搬送する
第3のカード搬送手段50を設けたことにより、カード
Pを円滑にカード回収部12に回収することができる。
また、カード回収部12をカード挿入兼排出口10と同
じ側に設けたことにより、利用者と同じ側から管理者が
カードの回収ができる。したがって、装置の背面側にカ
ードを回収するための空間を設ける必要がない。また、
回収するときに背面側に回る必要がないので回収作業が
容易になる。 【0026】また、第1および第2の搬送手段として、
カードPの両側端縁を挟持する駆動ローラ24,25お
よびピンチローラ26,27,38,39によって行っ
たことにより、カードPの表面に汚れが付着しないの
で、カードPの商品価値が低下しない。また、搬送され
るカードPの側面に搬送手段が位置付けられないので、
アンテナ基板の設置空間が確保される。また、駆動ロー
ラ24,25を第1および第2のカード搬送路35,4
5に共用したことにより、構造を簡素化できるとともに
装置の小型化が図れる。 【0027】また、ソレノイド53を作動させラック板
52のラック52aを被駆動ギア21に噛合させ、カー
ドホルダ51を下降させソレノイド54を作動させるこ
とによって、回収するカードPを確実に第2のカード搬
送路45へ送出させることができる。また、被駆動ギア
21を駆動ローラ25の駆動と、ラック板52の移動に
共用したことにより、構造を簡素化できるとともに装置
の小型化が図れる。 【0028】なお、本実施の形態では、第2のカード搬
送路45をカードを回収するためだけのカード搬送路と
したが、この第2のカード搬送路45内に例えば磁気ヘ
ッドを設けることにより、磁気カードを処理するカード
搬送路として使用することができる。その場合には、カ
ード処理装置1をカード発行装置として使用することが
でき、使い勝手がよくなり、カード挿入兼排出口10お
よびカード排出口11をカード発行用の排出口として使
用することができる。また、使用済カードを回収するよ
うにしたが、不良カードやその他利用者に返却すべきで
ないというカードを回収するようにしてもよい。 【0029】 【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、カ
ードが第1のカード搬送路から第2のカード搬送路に確
実に搬送されるとともに、装置の簡素化および小型化を
図ることができる。また、カードの表面に搬送手段が接
触するようなことがないことにより、カードの表面に汚
れが付着しないので、カードの商品価値が低下しない。
さらに、駆動ローラの個数が削減されるので、部品点数
が削減されるだけではなく、構造が簡素化されるととも
に装置の小型化が図れる。また、切換手段と移動手段と
によって昇降部材が昇降し、回収するカードはこの昇降
部材と送出手段とによって確実に第2のカード搬送路へ
搬送される。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明に係るカード処理装置を模式的に示し
た斜視図である。 【図2】 本発明に係るカード処理装置の側面図であ
る。 【図3】 図2におけるIII-III 線断面図である。 【符号の説明】 1…カード処理装置、10…カード挿入兼排出口、11
…カード排出口、12…カード回収部、18…モータ、
21…被駆動ギア、24,25…駆動ローラ、26,2
7,38,39…ピンチローラ、35…第1のカード搬
送路、45…第2のカード搬送路、50…第3の搬送手
段、51…カードホルダ、52…ラック板、53,54
…ソレノイド。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−44830(JP,A) 特開 平8−171616(JP,A) 特開 平10−143688(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06K 13/02

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 カード挿入兼排出口から挿入されたカー
    ドを搬送する第1の搬送手段を有する第1のカード搬送
    路と、 この第1のカード搬送路内に設けられカードを処理する
    カード処理手段と、 前記第1のカード搬送路に直下でかつ平行に設けられカ
    ードを搬送する第2の搬送手段を有し、終端部に前記カ
    ード挿入兼排出口と同じ側にカード排出口が設けられた
    第2のカード搬送路と、 前記第1と第2のカード搬送路との間で昇降自在に支持
    された昇降部材と、この昇降部材を昇降させる移動手段
    と、この移動手段による前記昇降部材の昇降と昇降停止
    とを切り替える切換手段と、前記昇降部材から前記第2
    のカード搬送路へカードを送り出す送出手段とで構成さ
    れ、カードを前記第1のカード搬送路の終端から前記第
    2のカード搬送路の始端に搬送する第3の搬送手段とを
    備え、 これら3つの搬送手段を1つのモータによって駆動し、 このモータによって駆動される駆動ローラを前記第1の
    カード搬送路と第2のカード搬送路の間に設け、 前記第1の搬送手段および第2の搬送手段をカードの両
    側端縁を挟持する前記駆動ローラおよびピンチローラに
    よって形成し、 前記第1および第2の搬送手段の駆動ローラを共用した
    ことを特徴とするカード処理装置。
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