JPH04293186A - カード処理装置 - Google Patents

カード処理装置

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Publication number
JPH04293186A
JPH04293186A JP3057337A JP5733791A JPH04293186A JP H04293186 A JPH04293186 A JP H04293186A JP 3057337 A JP3057337 A JP 3057337A JP 5733791 A JP5733791 A JP 5733791A JP H04293186 A JPH04293186 A JP H04293186A
Authority
JP
Japan
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card
conveyance path
head
processing device
lever
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3057337A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomohisa Ugajin
智久 宇賀神
Koichi Okajima
岡嶋 紘一
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Nidec Precision Corp
Original Assignee
Nidec Copal Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Copal Corp filed Critical Nidec Copal Corp
Priority to JP3057337A priority Critical patent/JPH04293186A/ja
Publication of JPH04293186A publication Critical patent/JPH04293186A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気カード処理装置に
関し、例えば、磁気カードに対してリード,ライト,プ
リント並びにパンチ穿孔を行うことのできる磁気カード
処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、カードによる買い物や食事の際に
カードを利用して支払いをすることが多くに見られるよ
うになり、日本の消費手段も欧米と同様、消費大国とし
ての流れに柔軟に対応している。このカードには、クレ
ジツトカードやテレフオンカードのように各種用途に応
じた種類がある。また、カードで用事が済むという便利
さから、新種のカードが誕生したときの普及速度は非常
に速いものである。
【0003】そこで、コンビニエンスストアやデパート
等で使用される前払い方式の磁気カード、所謂、プリペ
イドカード(以下「Pカード」という)を例に挙げる。 Pカードは、可撓性のあるポリエステルを薄状且つ方形
状に設け、磁気ストライプを施したリード・ライト面に
はスズ箔スパツタリングを施して印刷可能な面を形成し
ている。以上の構成を有したPカードは、磁気カードリ
ーダ、磁気カードライタ、磁気カードプリンタ、そして
、磁気カードパンチヤーを適宜組み合わせることによつ
て、リード,ライト,プリント並びにパンチ穿孔が施さ
れる。
【0004】このようなリーダ/ライタ装置では、Pカ
ードを直進状の搬送路を走行させて、磁気ヘツドにより
リード,ライトを行い、磁気による情報の固定を行つて
いる。これは、カード搬送時のカード走行ジツターを極
力抑える目的により、平坦な搬送路を使用している。搬
送路を装置の上端あるいは下端に設置することが一般的
であり、上端への設置では、搬送路の下方に、また、下
端への設置では、搬送路の上方に、各種ユニツト機構が
配置される。特に、搬送路を中央部(高さ)に位置させ
た場合には、各種ユニツトの配置が上下様々となる。
【0005】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来例においては、搬送路の配置に従つて各種ユニツ
トの配置が決定し、特に、搬送路を中央部に位置させた
ときには、装置が大型化してしまうという欠点がある。 例えば、コンビニエンスストア等において、レジスタの
大型化は好まれず、また、自動販売機においても、設置
スペースの点でコンパクトかつ薄型が要求される。
【0006】また、搬送路の配置に影響されて、新たな
機能を追加しようとしても、装置の大型化は避けること
ができなかつた。本発明は、上述した従来例の欠点に鑑
みてなされたものであり、その目的とするところは、搬
送路に影響されない各種ユニツトの配置を可能として多
機能化を実現し、同時に、コンパクトかつ薄型の構成を
可能としたカード処理装置を提供する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、本発明に係るカード処理装置は、
柔軟性及び可撓性のあるカードに対して、機械的および
/または電子的に情報を付加する複数の手段を備えてい
るカード処理装置であつて、前記カードの走行路が非同
一搬送する搬送手段を有していることを特徴とする。
【0008】
【作用】かかる構成によれば、搬送手段は、搬送される
カードの柔軟性及び可撓性を利用して、電子的および/
または機構的な各種機構を配置するスペースを確保する
【0009】
【実施例】以下に添付図面を参照して、本発明の好適な
実施例を詳細に説明する。 (全体構成の説明:図1,図2−1,図2−2,図3)
図1は本発明に係るカード処理装置の一実施例を示す外
観斜視図である。  図1に示した磁気カード処理装置
(以下「装置」という)1は、磁気カードの一例として
のPカード100(図1に示す)の裏面に設けた磁気ス
トライプの情報を読み取り(リード)あるいは書き込み
(ライト)するためのリードライト部と、同じく裏面の
空き領域に残高等の情報を感熱記録(以下「プリント」
という)するためのプリント部と、使用金額を示す穿孔
を与えるためのパンチ部とを具備したコンパクトな一体
型の構成である。図1は、本装置1内部のユニツトを透
視できるように、ボデイを2点鎖線で示している。後述
するが、ボデイ上部には開閉自在の開閉蓋2が軸支され
ている。
【0010】図1を参照し、Pカード100の走行(搬
送)経路に従つて、各ユニツトの説明を行う。本装置1
に対してA(図1)方向に挿入あるいはB(図1)方向
に排出する動作を受け持つユニツトは、カード搬送ベル
ト18を搬送方向(A方向またはB方向)に駆動するベ
ルト送りローラ41及び42であり、後述する駆動モー
タ77によつて駆動する。搬送を、円滑かつ確実に行う
ため、各ベルト送りローラ41,42に対して上方より
ピンチローラ5,6が付勢されており、この4つのロー
ラが協動してPカード100の搬送が行われる。
【0011】ベルト送りローラ41,42及びピンチロ
ーラ5,6によるA方向への搬送路30には、まず、P
カード100の磁気ストライプをリードするリード部が
設置されている。このリード部を形成するユニツトが、
リード用のヘツドとライト用のヘツドとを具備したヘツ
ド部59である。このヘツド部59は、磁気ストライプ
の走行経路に対応して、搬送路30の中心線よりも右側
(A方向)に位置している。このヘツド部59において
も、上方からピンチローラ7が付勢する構成となつてい
る。このヘツド部59のリード/ライトの切り換えは、
A方向でリード、B方向でライトとなるように、実施さ
れる。
【0012】さらに、搬送方向において、プラテンロー
ラ17とサーマルヘツド21とが搬送路30を挟むよう
に対向して配置されている。サーマルヘツド21には、
プラテンローラ17と同ヘツド21間を通過(B方向)
するPカード100の裏面に対して、金額等の情報をプ
リントするための印字部21aがプラテンローラ17の
軸方向に並行に設けられている。本実施例のサーマルヘ
ツド21は、プリント工程以外には、プラテンローラ1
7に当接する必要がないため、詳細は後述するが、サー
マルヘツドホルダ23によつて非当接状態を保持する。 この制御を行うソレノイド4は、ヘツド部59の後方に
設けられている。サーマルヘツドホルダ23上にはサー
マルヘツド21が止めネジ51,52で固定され、同ホ
ルダ23の一端に設けた軸24回りに回転を行う構成で
ある。
【0013】A方向において、搬送路30は、プラテン
ローラ17とサーマルヘツド間を介すると、緩やかな傾
斜によつて、一段階高く設けられている。この一段階高
い部分は、下部に駆動ローラ77やこのローラ77によ
つて駆動する駆動ローラ27が設置されている。搬送路
30の先端部近傍に位置する駆動ローラ27は、上方か
ら付勢するピンチローラ26と協動して、Pカード10
0のA方向あるいはB方向への搬送を行うため、駆動モ
ータ77から動力の伝達を受けている。
【0014】また、搬送路30の中心線を境に、上記ヘ
ツド部59と対向し、かつ、B方向において、プラテン
ローラ17より前方には、パンチブロツク8が設定され
ている。このパンチブロツク8は、プリント工程を経た
Pカード100に対して使用料金に応じた穿孔を付加す
るためのユニツトである。次に、上記構成をより具体的
に説明する。
【0015】図2−1は本装置1のプラテンローラ17
までの内部構成を上方から見た場合の断面を示し、図2
−2は本装置1のプラテンローラ17から先端部までの
内部構成を上方から見た場合の断面を示している。そし
て図3は本実施例における開閉蓋の開閉機構を側方から
視たときの要部を示している。図1と照らし合わせ、こ
こで特筆することは、本実施例の開閉自在な開閉蓋3に
は、ソレノイド4、ピンチローラ5,6及び7が取り付
けられている。従つてパンチブロツク8は、開閉蓋3か
ら独立してボデイに設けられている。この開閉蓋3は、
所定の止め金を外すことにより、図3に示すように、軸
3b回りで開閉自在となる。開閉蓋3の取り付けは、一
旦、正面カバー9を外した状態で、側板2の縁部に配し
た軸受溝2a,2b(図2−1)に軸3a,3bを対応
するように挿入させ、図3のように、正面カバー9を蓋
することにより完了する。このとき、軸受溝2a,2b
が軸穴として機能するため、所定の止め金を外せば、図
3に示す開閉が可能となる。また開閉蓋3は、閉じた状
態においては、図2−1のように、両側板2,2に対し
て止めネジ12,13で固定される。
【0016】ソレノイド4については、先端4aをプラ
ンジヤ連結レバー14と係合させた構成である。このプ
ランジヤ連結レバー14は、上記所定の止め金としての
機能があるが、この点については後述する。プランジヤ
連結レバー14は、レバー14bと14cとが連結され
てなり、ソレノイド4の制御で、図2−1においては、
左右に移動することで、後述するヘツド駆動レバー16
のアーム16aに掛け止めたレバー14bの先端の掛け
止め部14aが、同駆動レバー16を引いたりその引く
力を解放したりするように、構成されている。
【0017】また、プラテンローラ17から駆動モータ
77に向かう構成に関し、図2−2に示すように、駆動
モータ77は、A方向において、右側の側板2に設けた
エンコーダ79からの信号に従つて回転数が制御される
。ここで、本実施例の各ユニツトで回転軸を有するもの
は、ことわりの無い限り、側板2に掛け渡した構成であ
る。 (駆動源及び搬送機構の説明:図4,図5,図15,図
16,図17)図4は、本実施例において、カードの搬
送路30と駆動モータ77との位置関係を概略的に示す
側面図であり、本実施例において、駆動モータ77とこ
のモータに駆動されるユニツトとの位置関係を示す側面
図である。
【0018】本実施例の搬送路30は、図4の矢印で示
す方向において、平坦部30aと、プラテンローラ17
を過ぎた辺りから緩やかな傾斜を持つ湾曲部30cと、
この湾曲部30cによる段差で搬送位置が高くなつた平
坦部30bとから構成される。本実施例においては、コ
ンパクトかつ薄型のボデイを得るために、上記搬送路3
0のごとく段差を有することで、駆動モータ77を平端
部30bの下方に配し、これによつて、ボデイへの特別
な厚み、即ち、高さを配慮する必要が無くなる。
【0019】ここで、搬送路30を境とした各ユニツト
の配置について、さらに詳述する。本装置1の基本機能
は、Pカード100の走行機能及び電磁支援機能(後述
のソレノイド4による機能)であるが、近年のカードの
セキユリテイーアツプのため、パンチ穿孔機構、サーマ
ルプリント機構、2重挿入防止シヤツタ機構等を搭載し
ている。
【0020】主要なユニツトのみを挙げると、搬送路3
0の上方において、プラテンローラ17、パンチブロツ
ク8、シヤツタプランジヤ5そしてソレノイド4が設置
され、下方において、駆動モータ77そしてサーマルヘ
ツド21が設置されている。以上に配置により、駆動モ
ータ77のサイズによる考慮のみならず、全体の配置を
考慮すれば、本実施例の搬送路30のごとく、平端部3
0a,30bとこれらを滑らかにつなぐ湾曲部30cが
好適となる。これは、大型機構である駆動モータ77等
を搬送路30の下部に、扁平機構であるソレノイド4等
を搬送路30の下部に、それぞれ柔軟性を持つて配置す
ることを可能にする。また本装置1の精度を保証できる
構成でもある。勿論、搬送路30を湾曲させても、Pカ
ード100は自身の可撓性や柔軟性によつて弾性変形す
るのみで、カード本体や走行に支障が無いため、搬送路
30に段差を付加することは、装置1をコンパクトかつ
薄状に形成できるという効果が得られる。
【0021】図15は本実施例による2重挿入防止シャ
ッタ機構を概略的に示す図、図16は同機構の上面図、
そして図17は同機構の側断面図である。本実施例の2
重挿入防止シャッタ機構は、側面に取り付けたソレノイ
ド200の吸引作用を利用して、カード挿入口に配した
シャッタ201を駆動するように設けられている。
【0022】動作としては、Pカード100を正面カバ
ー9より挿入すると、搬送機構によって搬送動作が開始
される。シャッタ201の立ち曲げ部をカード後端が通
過したことをセンサが感知するとソレノイド200に通
電され鉄心が吸着される。鉄心の溝にはめ込まれたシャ
ッタ201の立ち曲げ部がカード走行台300の走行面
より突き出して、2枚目のカードの挿入を防止する。P
カード100の一連の処理が終了すると、ソレノイド2
00への通電が切られ、コイルスプリング202の付勢
によりシャッタ201が下げられた後、Pカード100
の排出が行われる。
【0023】続いて、搬送機構について図5を用いて詳
述する。駆動モータ77の駆動を伝達するギア76は、
ギア75に直接噛み合つて、駆動ローラ27を回転させ
るギア71に動力を伝達する。ギア71と75とは、ベ
ルト86で連結している。ギア71の動力は、ベルト8
5によつて、ベルト送りローラ41のギア72に伝達す
る。ギア72はギア74と噛み合つており、粗の動力を
ベルト87によつてプラテンローラ17のギア73に伝
達する。ベルト85,86,87には、張りを持たせる
ために、ピンチローラ95,96,97が押圧力を与え
ている。搬送路30の中央に位置するベルト送りローラ
42は、ギア72の軸を共有することによつて動力を得
ている。
【0024】このように、Pカード100を搬送するた
めのベルトをベルト送りローラ41,42と兼用させて
いるため、ベルト送りローラ41,42の軸長は短くて
済むと共に、部品点数が少なく設定でき、かつ、コスト
ダウンにもなる。勿論、装置1全体のサイズがコンパク
トかつ一体型の構成を得ることができる。 (プリント機構及び開閉蓋の開閉機構の説明:図5,図
6)図6は本実施例において、サーマルヘツドとプラテ
ンローラとの機構的な関係を説明する側面図である。
【0025】まず、プリント機構について説明する。図
5,図6には、前記ヘツド駆動レバー16とプランジヤ
連結レバー14との係合関係並びに各レバーの形状が示
されている。ヘツド駆動レバー16は、コ字型の形状を
有し、コ字の屈曲部(下部側)に軸16bを設けて、こ
れを中心に、R1で示す方向に回転自在に設けられてい
るが、S1で示す方向への付勢を常に受ける構成である
。一方、サーマルヘツドホルダ23も軸24を中心にR
2で示す方向に回転自在に設けられているが、S2で示
す方向への付勢を常に受ける構成である。この付勢に係
る構成を示したのが図5である。同図において、ヘツド
駆動レバー16を付勢するスプリング81は、側板2よ
り外方に突出するフランジ部2cに一端を固定し、他端
をヘツド駆動レバー16の屈曲部(上部側)の突起16
cに固定した構成である。一方、サーマルヘツドホルダ
23を付勢するスプリング82は、側板2より外方に突
出するフランジ部2dに一端を固定し、他端をサーマル
ヘツドレバー23のレバー受部22に固定した構成であ
る。以上のサーマルヘツドレバー23及びヘツド駆動レ
バー16は、常にスプリングによる付勢を受けている。 この付勢を利用して、サーマルヘツド21の印字部21
aをプラテンローラ17に当接或は非当接するように、
ヘツド駆動レバー16のアーム16aに掛け止めた掛け
止め部14aに連結するソレノイド4が制御する。 ここで、サーマルヘツドホルダ23の回転動作であるが
、同ホルダ23のレバー受部22上には、ヘツド駆動レ
バー16の一端(下部)に設けた当接部16cが当接し
ており、サーマルヘツドホルダ23とヘツド駆動レバー
16間の付勢による回転方向(S2,S1)が異なるた
め、レバー受部22と当接部16cは、常に当接状態を
保持している。この当接状態は、ソレノイド4の制御に
よつて保持される。プリント工程では、ソレノイド4が
、Lで示す方向にプランジヤ連結レバー14を移動させ
る(リーフ吸引)。これに追動して、ヘツド駆動レバー
16は時計回りに回転し、同レバー16に追動するサー
マルヘツドホルダ23が反時計回りに回転する。このと
きの回転量によつて、プラテンローラ17にサーマルヘ
ツド21の印字部21aが押圧する力が調節される。 勿論、実際のプリント工程では、プラテンローラ17と
印字部21a間には、Pカード100が介在することに
なる。またプリント工程外では、非当接状態に調節する
ため、ソレノイド4は逆L方向にヘツド駆動レバー16
を移動させ、これに追動して、サーマルヘツドホルダ2
3は時計回りに回転し、印字部21aをプラテンローラ
17から離間させる。以上の動作を踏まえ、スプリング
81と82間の弾性力(付勢力)は、スプリング81の
方を大きく設定する。
【0026】すなわち、サーマルヘツド21をプラテン
ローラ17に押圧させるときには、ソレノイド4の吸引
力は、2種類のスプリング81と82間の付勢力の差と
なる。また押圧後のサーマルヘツド21をプラテンロー
ラ17から離間させるオーバーストロークでは、スプリ
ング82の付勢力を吸引する結果となる。この場合の吸
引力は低くて済み、吸引電力の節約となる。またハーフ
吸引では、Pカード100を挾持するプラテンローラ1
7とサーマルヘツド21とが、軽押圧力での当接状態と
なり、仮に、カードジヤム等の様なカード排出が必要な
場合において、容易に取り出すことができる。
【0027】このように、サーマルヘツド21をプラテ
ンローラ17に押圧する機構を、ヘツド駆動レバー16
とプランジヤ連結レバー14との2つのレバー及び電磁
プランジヤのソレノイド4で済むため、構成が簡略化で
きる。またプラテンローラ17のローラは固定のため、
安定であり、また、2種類のスプリング81,82によ
り安定した押圧力が得られる。
【0028】次に、ヘツド部59のヘツドクリーニング
に必要な開閉蓋3の開閉機構について図6及び図2−1
を用いて説明する。開閉時には、レバー14bの先端に
設けた掛け止め部14aをアーム16aから外し、同時
に軸6dを回転の中心として、時計回りに回転させる。 さらに、止めネジ12,13を外して、開閉蓋3を開け
る時の障害を除去する。以降は、軸3a,3b回りで開
閉蓋3を開け、ヘツド部59を外部に露出させる。この
ようにして、ヘツドクリーニング可能な状態を形成する
【0029】また、開閉蓋3を閉じる場合には、開工程
と逆の動作を行えば良いので、説明を省略する。以上の
開閉蓋3の構成は、各ユニツトを同蓋3とボデイとに分
離し、またがることの無い構成とし、また、同蓋3を閉
じたときの位置決めが不要のため、ヘツド駆動レバー1
6とプランジヤ連結レバー14との係合を外すだけとい
う容易な開閉動作を可能とし、特に、ヘツドクリーニン
グを容易に行うことができる。 (パンチ機構の説明:図7)図7は本実施例におけるパ
ンチブロツク8の構成を概略的に示す側面図である。本
実施例のパンチブロツク8の内部には、図7に示すよう
に、パンチピンによるパンチ穿孔部19,コイル45,
46が搬送路30上に配設され、また、パンチ穿孔部1
9の下方には、パンチクズを搬送路30上に散乱させず
に外部(回収部)に排出するための排出口8aが設けら
れている。このパンチブロツク8内において、パンチ穿
孔部19,コイル45,46は、電磁ソレノイド部を構
成し、一方、搬送路30下部のパンチが行われる領域及
び排出口8aは  パンチ穿孔部を構成する。このよう
に、磁気ソレノイド部を搬送路30上部に、パンチ穿孔
部を搬送路30下部にそれぞれ設けたことで、扁平で効
率的なスペース配分ができる。
【0030】従つて、電磁ソレノイド部に配したコイル
45,46を、本装置1の平面的空間を利用して、複数
個に分離平面配置でき、これによつて、装置1内部のス
ペース効率を向上したコンパクトかつ薄型を実現できる
。また、パンチクズの排出口8aをパンチ穿孔部に配し
たことで、パンチクズの収集を容易に行うことができる
。 (動作の説明:図8〜図14)図8〜図14は本実施例
によるリード,ライト,プリントそしてパンチ穿孔の一
連の動作を概略的に説明する工程図である。
【0031】本実施例を動作させるため、まず、第1の
リード工程として、図8の矢印の方向にPカード100
を挿入する。不図示のセンサにより挿入状態を検知する
と、Pカード100は、駆動モータ77の動力を伝達さ
れたベルト送りローラ42等により、ヘツド部59に対
して磁気ストライプをリードさせる(図9)。この搬送
により、現在の残高が検出され、さらなる料金の加算に
よつてこの金額が減算される場合には、その値をライト
(更新)するため、図10に示すように、駆動モータ7
7の動力を逆方向に変換し、リード工程とは逆方向に搬
送する。このようにして、ライト工程を終了する。
【0032】次に、上記ライト工程で更新した情報の確
認をとるため、再度、搬送方向をリード工程と同様にセ
ツトし、リードを行い(図11)、このリードした情報
とライト工程で更新した情報との照合を行う。この結果
、情報の一致が確認されると、プリント工程に入るため
、サーマルヘツド21をプラテンローラ17に当接させ
、図12に示す搬送により、残金や記録日等の情報を印
字する。
【0033】続いて、磁気ストライプを外した所定の位
置に、使用金額を穿孔位置で示すために、パンチブロツ
ク8の内部で、パンチ穿孔する(図13)。このパンチ
穿孔工程では、パンチ時に、Pカード100を所定の位
置で一時停止させる。以上の全工程を終了すると、図1
4に示すように、Pカード100を搬出する。
【0034】以上説明したように、本装置1によれば、
コンパクトかつ上記リードライト,プリント,パンチ穿
孔の各工程を行うための一体型で多機能な構成を得るこ
とができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
搬送路に影響されない、良好な、各種ユニツトの配置を
可能として多機能化を実現し、同時に、コンパクトかつ
薄型の構成を可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る磁気カード処理装置の一実施例を
示す外観斜視図である。
【図2−1】図1に示す磁気カード処理装置の内部の構
成を示す断面図である。
【図2−2】図1に示す磁気カード処理装置の内部の構
成を示す断面図である。
【図3】本実施例における開閉蓋の開閉機構を示す側面
図である。
【図4】本実施例において、カード搬送路と駆動モータ
との位置関係を概略的に示す側面図である。
【図5】本実施例において、駆動モータとこのモータに
駆動されるユニツトとの位置関係を示す側面図である。
【図6】本実施例において、サーマルヘツドとプラテン
ローラとの機構的な関係を説明する側面図である。
【図7】本実施例におけるパンチブロツクの構成を概略
的に示す側面図である。
【図8】〜
【図14】本実施例によるリード,ライト,プリントそ
してパンチ穿孔の一連の動作を概略的に説明する工程図
である。
【図15】〜
【図17】本実施例による2重挿入防止シャッタ機構を
示す図である。
【符号の説明】
1          本装置 2          側板 2a,2b  軸受溝 2c        フランジ部 3          開閉蓋 3a,3b  開閉軸 4          ソレノイド 5,6,7,26  ピンチローラ 8          パンチブロツク8a     
   排出口 9          正面カバー 12,13  止めピン 14        プランジヤー連結レバー14a 
     掛け止め部 14b,14c      レバー 14d,16a,24      軸 16        ヘツド駆動レバー16a    
  アーム 17        プラテンローラ 18        搬送ベルト 19        パンチ穿孔部 21        サーマルヘツド 21a      印字部 22        レバー受部 23        サーマルヘツドホルダ25   
     搬送ガイド 27        駆動ローラ 41,42  ベルト送りローラ 45,46  コイル 51,52  止めネジ 59        ヘツド部 71,72,73,74,75,76  ギア77  
      駆動モータ 79        エンコーダ 85,86,87  ベルト 95,96,97  ピンチローラ 100      Pカード

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】柔軟性及び可撓性のある磁気カードに対し
    て、機械的および/または電子的に情報を付加する複数
    の手段を備えているカード処理装置であつて、前記磁気
    カードの走行路が非同一搬送する搬送手段を有している
    ことを特徴とするカード処理装置。
  2. 【請求項2】前記搬送手段は搬送路を含み、前記搬送路
    は、本体の厚み方向において、前記複数の機構を区分す
    ることを特徴とする請求項1記載のカード処理装置。
  3. 【請求項3】前記搬送路は平坦部と当該平坦部の一端を
    持ち上げる湾曲部とを有し、前記湾曲部の下部にモータ
    スペースを配したことを特徴とする請求項2記載のカー
    ド処理装置。
JP3057337A 1991-03-20 1991-03-20 カード処理装置 Withdrawn JPH04293186A (ja)

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