JP3413887B2 - 加熱体およびその製造方法 - Google Patents

加熱体およびその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は基体の表面に発熱抵抗体
が形成された加熱体およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばドットプリンタのプリンタヘッド
において感熱紙を加熱するヒータや、複写機の定着器に
おいて記録紙を加熱するヒータには、基体の表面に発熱
抵抗体が形成された加熱体が用いられている。
【0003】通常、この種の用途に用いられる加熱体
は、セラミックスからなる細長い基体の表面にグレージ
ング層を形成し、このグレージング層の表面に銀ーパラ
ジウムなどの材料で細長い発熱抵抗体を形成し、さらに
発熱抵抗体の両端に広幅の端子を形成したもので、端子
には配線が接続される。そして、両端の端子の間で発熱
抵抗体に電流を流すと、発熱抵抗体が電気抵抗により発
熱する。
【0004】そして、この種の用途に用いられる加熱体
では、図2に示すように発熱抵抗体の長さ方向における
温度分布が均一であることが要求される。ところが、こ
の加熱体における発熱抵抗体の中間部は両方の端部から
の熱を受けて高温に熱せられる。これに対して発熱抵抗
体の両方の端部は、中央部からの伝熱はあるが端からの
伝熱がほとんどなく、しかも端子に形成された配線から
熱が逃げるので、中央部に比較して温度が低い。
【0005】このため、発熱抵抗体の長さ方向における
温度分布は、中央部が高く両端に向かうにしたがって徐
々に低くなるパターンとなる。この温度分布であると、
加熱体をドットプリンタのプリンタヘッドのヒータに用
いた場合には、発熱体の両端部に対応する記録紙の部分
の印字が薄くなることがあり、また定着器のヒータとし
て用いた場合には、発熱体の両端部に対応する記録紙の
部分のトナー定着が不充分になることがある。
【0006】そこで、従来は発熱抵抗体の両端部の幅を
中央部の幅に比較して細くし、この部分の断面積を縮小
してその電気抵抗値を増大させることにより、両端部の
発熱量を発熱抵抗体の中央部の発熱量同程度まで増大さ
せて、発熱抵抗体の長さ方向における温度分布を均一に
なるようにしている。
【0007】また、従来、発熱抵抗体の一部を部分的に
高温にする必要がある場合には、前記の構成を採用し
て、発熱抵抗体のその部分の幅を他の部分に比較して狭
くして発熱量を増大して温度上昇させている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記のように
加熱体おいて、発熱抵抗体に部分的に発熱量が多い部分
を得るために発熱抵抗体のその部分の幅を狭くする構造
には、次に述べる問題がある。
【0009】すなわち、一般的に基体の表面に発熱抵抗
体を形成するためには厚膜法例えばスクリーン印刷が採
用されているが、このスクリーン印刷により発熱抵抗体
に幅が狭い部分を精度良く形成することが難しい。発熱
抵抗体の幅が狭い部分の形成精度が低いと、その部分の
発熱量の設定の精度が低下する。
【0010】そして、発熱抵抗体に部分的に極めて高い
発熱量を多い部分を形成するためには極めて細い部分を
形成する必要がある。図8はこの場合の加熱体の構成を
示している。図中1は基体、2はグレージング層、3は
発熱抵抗体で、3aは発熱抵抗体3の極めて細い部分で
ある。しかし、このように細い部分3aは強度的に弱
く、発熱により焼損することがあり信頼性に乏しい。
【0011】本発明は前記事情に基づいてなされてもの
で、発熱抵抗体における発熱量を増大させる部分を容易
且つ精度良く形成することができ、また発熱抵抗体にお
ける発熱量を増大させる部分が発熱により焼損すること
がなく信頼性が高い加熱体およびその製造方法を提供す
ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に第1の発明の加熱体は、基体と、この基体の表面にほ
ぼ一定の高さで形成された表面を持つ発熱抵抗体と、こ
の発熱抵抗体の下部に位置して前記基体の表面に形成さ
れ前記発熱抵抗体の表面の所定の高さの一部を受け持つ
絶縁体とを具備することを特徴とする。
【0013】第2の発明の加熱体は、基体と、この基体
の表面に形成された第1の発熱抵抗体と、この第1の発
熱抵抗体の表面に前記第1の発熱抵抗体の全長にわたっ
て均一な発熱量の分布ができる位置にのみ重合して形成
された第2の発熱抵抗体とを具備することを特徴とす
る。
【0014】第3の発明の加熱体は、基体と、この基体
の表面に間隔を存して形成された一対の端子と、この一
対の端子間に間隔を存して前記基体の表面に形成された
第1の発熱抵抗体と、この第1の発熱抵抗体の表面に重
合して前記一対の端子間に連続して前記基体の表面に形
成された第2の発熱抵抗体とを具備することを特徴とす
る。
【0015】また、前記目的を達成するために第4の発
明の加熱体の製造方法は、厚膜法により基体の表面に絶
縁体を形成し、次いで厚膜法により発熱抵抗体を前記基
体の表面にほぼ一定の高さで且つその一部を前記絶縁体
の表面を覆って形成することを特徴とする。
【0016】第5の発明の加熱体の製造方法は、厚膜法
により基体の表面に第1の発熱抵抗体を形成し、次いで
厚膜法により第1の発熱抵抗体の表面に前記第1の発熱
抵抗体の全長にわたって均一な発熱量の分布ができる位
置にのみ重合して第2の発熱抵抗体を形成することを特
徴とする。
【0017】第6の発明の加熱体の製造方法は、厚膜法
により基体の表面に間隔を存して一対の端子を形成し、
次いで厚膜法により前記基体の表面に前記一対の端子間
に間隔を存して第1の発熱抵抗体を形成し、次いで圧膜
法により前記基体の表面に前記第1の発熱抵抗体の表面
に重合して前記一対の端子間に連続して第2の発熱抵抗
体を形成することを特徴とする。
【0018】
【作用】第1の発明の加熱体は、発熱抵抗体に部分的に
膜厚が薄い部分を形成して断面積を縮小することによ
り、その電気抵抗値を増大させて発熱量を増大させるこ
とができる。このため、発熱抵抗体の幅を縮小すること
なく発熱量を増大させる部分を形成することができるの
で、発熱抵抗体における発熱量を増大させる部分をスク
リーン印刷などの厚膜法により容易且つ精度良く形成す
ることができ、また発熱抵抗体における発熱量を増大さ
せる部分が発熱により焼損することがない。そして、第
1の発明の加熱体は、発熱抵抗体と絶縁体との組合せに
より発熱抵抗体に部分的に膜厚が薄い部分を形成するこ
とができる。
【0019】第2の発明の加熱体は、第1の発熱抵抗体
と第2の発熱抵抗体との組合せにより発熱抵抗体に部分
的に膜厚が薄い部分を形成することができる。
【0020】第3の発明の加熱体は、第1の発熱抵抗体
と第2の発熱抵抗体との組合せにより発熱抵抗体に部分
的に膜厚が薄い部分を形成することができる。
【0021】第4の発明によれば第1の発明の加熱体を
スクリーン印刷などの厚膜法を採用して容易且つ精度良
く製造することができる。
【0022】第5の発明によれば第2の発明の加熱体を
スクリーン印刷などの厚膜法を採用して容易且つ精度良
く製造することができる。
【0023】第6の発明によれば第3の発明の加熱体を
スクリーン印刷などの厚膜法を採用して容易且つ精度良
く製造することができる。
【0024】
【実施例】本願発明の実施例について図面を参照して説
明する。
【0025】第1の発明ないし第3の発明の実施例つい
て説明する。各実施例は、複写機における定着器に用い
るヒータに適用したものである。
【0026】第1の発明の実施例について図1を参照し
て説明する。
【0027】図1において、11はアルミナなどのセラ
ミックスからなる基体で、これは細長い形状をなしてい
る。12はグレージング層で、これは基体11の表面に
形成されている。13は銀ーパラジウムなどの材料から
なる発熱抵抗体で、これはグレージング層12の表面に
基体11の長さ方向に沿って形成された細長い形状をな
すものである。
【0028】発熱抵抗体13は幅が長さ方向全体にわた
りほぼ一定であり、両端にはこれに連続して発熱抵抗体
13より広幅の端子14が形成されている。発熱抵抗体
13および各端子14はグレージング層12の表面から
の高さがほぼ一定であり、発熱抵抗体13の中央部13
aおよび各端子14の膜厚はほぼ等しく、発熱抵抗体1
3の両端部13bの膜厚は後述する絶縁体15により発
熱抵抗体13の中央部13aの膜厚に比較して小さく設
定されている。
【0029】絶縁体15は絶縁材料からなるもので、発
熱抵抗体13の両端部13bに位置して夫々グレージン
グ層12の表面に形成され、発熱抵抗体13の中央部1
3aの膜厚より薄い膜厚を有している。絶縁体15の表
面には発熱抵抗体13が重合している。発熱抵抗体13
のこの両端部13bの膜厚は発熱抵抗体13の中央部1
3aの膜厚から絶縁体15の膜厚を差し引いた厚さであ
る。このため、絶縁体15の膜厚と発熱抵抗体13の両
端部13bの膜厚との合計が、発熱抵抗体13の中央部
13aの膜厚に等しい。すなわち、絶縁体15は発熱抵
抗体13の膜厚の一部を負担している。
【0030】この加熱体を製造する第4の発明の製造方
法について説明する。
【0031】先ず、基体11の表面にグレージング層1
2を形成する。次いで、図3に示すように厚膜法、例え
ばスクリーン印刷により基体11の表面における発熱抵
抗体13の両端部13bに相当する箇所に夫々発熱抵抗
体13の中央部13aの膜厚より薄い膜厚で絶縁体15
を形成する。次いでスクリーン印刷により発熱抵抗体1
3の中央部13aおよび端子14を基体11の表面に形
成するとともに、両端部13bを絶縁体15の表面にこ
れを覆って形成する。
【0032】前記構成の加熱体は、発熱抵抗体13の両
端部13bに絶縁体15と組合せて膜厚が薄い部分を形
成して断面積を縮小することにより、その部分の電気抵
抗値を増大させて発熱量を増大させることができる。
【0033】このため、発熱抵抗体13の幅を縮小する
ことなく発熱量を増大させる部分を形成することができ
るので、発熱抵抗体13における発熱量を増大させる部
分をスクリーン印刷などの厚膜法により容易且つ精度良
く形成することができ、また発熱抵抗体13における発
熱量を増大させる部分が発熱により焼損することがな
い。
【0034】そして、発熱抵抗体13の両端部の増大し
た発熱量は発熱抵抗体13の中央部13a発熱量に相当
する。このため、図2に示すように発熱抵抗体13は長
さ方向の全体にわたる発熱量が均一である。従って、こ
の加熱体を複写機における定着器のヒータに用いると記
録紙のトナー像体を良好に定着することができる。
【0035】第2の発明に実施例について図5を参照し
て説明する。
【0036】図5において図1と同じ部分は同じ符号を
付して示している。
【0037】図中19は発熱抵抗体で、これは第1の発
熱抵抗体16と第2の発熱抵抗体18とで構成されてい
る。また、17は発熱抵抗体19の両端に連続する端子
で、これは第1の端子17aと第2の端子17bとで構
成されている。
【0038】第1の発熱抵抗体16は基体11のグレー
ジング層12の表面に表面に形成されたもので、発熱抵
抗体19の全長を形作る長さと、発熱抵抗体19の幅を
形作る幅と、所定の厚さの膜厚を有している。発熱抵抗
体19の両端に第1の端子17aが一体に連続して形成
されており、これは発熱抵抗体19の幅より広い幅と発
熱抵抗体19の膜厚と同じ厚さの膜厚を有している。
【0039】第2の発熱抵抗体18は第1の発熱抵抗体
16の中央部16aの表面に重合して形成されている。
第2の発熱抵抗体18は第1の発熱抵抗体16の中央部
16aの長さと幅に相当する長さと幅を有し、所定の厚
さの膜厚を有している。
【0040】また、第1の端子17aの表面に重合して
第2の端子17bが形成されており、これは第1の端子
17aの幅と同じ大きさの幅と所定の厚さを有してい
る。第1の端子17aの膜厚と第2の端子17の膜厚と
の合計が前記端子17の膜厚である。
【0041】前記構成の加熱体を製造する第5の発明の
製造方法について説明する。
【0042】図4に示すようにスクリーン印刷により基
体11のグレージング層12の表面に第1の発熱抵抗体
16と第1の端子17aを形成し、次いで図5に示すよ
うにスクリーン印刷により第1の発熱抵抗体16の両端
部16bを除く中央部16aの表面に重合して第2の発
熱抵抗体18を形成するとともに、第1の端子17aの
表面に重合して第2の端子17bを形成する。
【0043】前記構成の加熱体において、発熱抵抗体1
9の中央部の膜厚は第1の発熱抵抗体16の膜厚と第2
の発熱抵抗体18の膜厚を加えた厚さであるのに対し
て、両端部の膜厚は第1の発熱抵抗体16のみの膜厚の
厚さである。これにより発熱抵抗体19の両端部の発熱
量を増大して全長にわたり均一な発熱量の分布を得るこ
とができる。
【0044】第3の発明の実施例について図7を参照し
て説明する。
【0045】図7において図1と同じ部分は同じ符号を
付して示している。
【0046】図中23は発熱抵抗体で、これは第1の発
熱抵抗体20と第2の発熱抵抗体22とで構成されてい
る。また、21は発熱抵抗体19の両端に連続して形成
された端子で、これは第1の端子21aと第2の端子2
1bとで構成されている。
【0047】第1の発熱抵抗体20は基体11のグレー
ジング層12の表面に形成されたもので、発熱抵抗体2
3の中央部の長さを形作る長さと、発熱抵抗体23の幅
を形作る幅と、所定の厚さの膜厚を有している。グレー
ジング層12の表面における端子21に相当する場所に
は第1の端子21aが第1の発熱抵抗体20と分離して
形成されており、これは第1の発熱抵抗体20の幅より
広い幅と第1の発熱抵抗体20の膜厚と同じ厚さの膜厚
を有している。
【0048】第2の発熱抵抗体22は第1の発熱抵抗体
20の表面に重合して形成された中央部22aと,この
中央部22aに連続して基体11のグレージング層12
の表面に形成された両端部22bとを有している。これ
ら第2の発熱抵抗体22の中央部22aと両端部22b
は、発熱抵抗体23の長さを形作る長さと発熱抵抗体2
3の幅を形作る幅(第1の発熱抵抗体20の同じ幅)と
を有し、さらに所定の厚さの膜厚を有している。
【0049】また、第1の端子21aの表面には第2の
発熱抵抗体22の両端部22bに連続する第2の端子2
1bが形成されており、これは第1の端子21aの幅と
同じ幅と第2の発熱抵抗体22と膜厚と同じ厚さの膜厚
を有している。
【0050】前記構成の加熱体を製造する第6の発明の
製造方法について説明する。
【0051】図6に示すようにスクリーン印刷により基
体11のグレージング層12の表面に第1の発熱抵抗体
20と第1の端子21aを形成し、次いで図7に示すよ
うにスクリーン印刷により第1の発熱抵抗体20の表面
に重合する第2の発熱抵抗体22の中央部22aと,グ
レージング層12の表面に重合する両端部22bを形成
するとともに、第1の端子21aの表面に重合して第2
の端子21bを形成する。
【0052】前記構成の加熱体において、発熱抵抗体2
3の中央部の膜厚は第1の発熱抵抗体20の膜厚と第2
の発熱抵抗体22の膜厚を加えた厚さであるのに対し
て、両端部の膜厚は第2の発熱抵抗体22の膜厚のみの
厚さである。これにより発熱抵抗体23の両端部の発熱
量を増大して全長にわたり均一の発熱量を分布を得るこ
とができる。
【0053】なお、本発明は前述した実施例に限定され
ず、種々変形して実施することができる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように第1の発明ないし第
3の発明の加熱体によれば、発熱抵抗体に部分的に膜厚
が薄い部分を形成して発熱量を増大させる部分を形成す
るので、発熱抵抗体の幅を縮小することなく発熱量を増
大させる部分を形成することができ、発熱抵抗体におけ
る発熱量を増大させる部分をスクリーン印刷などの厚膜
法により容易且つ精度良く形成することができ、また発
熱抵抗体における発熱量を増大させる部分が発熱により
焼損することがなく信頼性が高い。
【0055】そして、第1の発明ないし第3の発明によ
れば、発熱抵抗体にその膜厚を薄くして発熱量を増大さ
せる部分を形成し、生産性および信頼性に優れた具体的
構成の加熱体を得ることができる。
【0056】第4の発明ないし第6の発明の製造方法に
よれば、第1の発明ないし第3の発明の加熱体をスクリ
ーン印刷などの厚膜法を採用して容易且つ精度良く製造
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は第1の発明にかかわる一実施例の加熱
体を示す平面図。 (b)は同正面図。 (c)は図1(a)のAーA線に沿う断面図。
【図2】同実施例の加熱体の温度分布を示す線図。
【図3】(a)は同実施例の加熱体の製造過提を示す平
面図。 (b)は同正面図。
【図4】(a)は第2の発明にかかわる一実施例の加熱
体の製造過程を示す平面図。 (b)は同正面図。
【図5】(a)は第2の発明にかかわる一実施例の加熱
体を示す平面図。 (b)は同正面図。
【図6】(a)は第3の発明にかかわる一実施例の加熱
体の製造過程を示す平面図。 (b)は同正面図。
【図7】(a)は第3の発明にかかわる一実施例の加熱
体を示す平面図。 (b)は同正面図。
【図8】(a)は従来の一例の加熱体を示す平面図。 (b)は図8(a)のBーB線に沿う断面図。
【符号の説明】
11…基体 13…発熱抵抗体、 15…絶縁体、 16…第1の発熱抵抗体、 18…第2の発熱抵抗体、 19…発熱抵抗体、 20…第1の発熱抵抗体、 22…第2の発熱抵抗体、 23…発熱抵抗体。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基体と、この基体の表面にほぼ一定の高
    さで形成された表面を持つ発熱抵抗体と、この発熱抵抗
    体の下部に位置して前記基体の表面に形成され前記発熱
    抵抗体の表面の所定の高さの一部を受け持つ絶縁体とを
    具備することを特徴とする加熱体。
  2. 【請求項2】 基体と、この基体の表面に形成された第
    1の発熱抵抗体と、この第1の発熱抵抗体の表面に前記
    第1の発熱抵抗体の全長にわたって均一な発熱量の分布
    ができる位置にのみ重合して形成された第2の発熱抵抗
    体とを具備することを特徴とする加熱体。
  3. 【請求項3】 基体と、この基体の表面に間隔を存して
    形成された一対の端子と、この一対の端子間に間隔を存
    して前記基体の表面に形成された第1の発熱抵抗体と、
    この第1の発熱抵抗体の表面に重合して前記一対の端子
    間に連続して前記基体の表面に形成された第2の発熱抵
    抗体とを具備することを特徴とする加熱体。
  4. 【請求項4】 厚膜法により基体の表面に絶縁体を形成
    し、次いで厚膜法により発熱抵抗体を前記基体の表面に
    ほぼ一定の高さで且つその一部を前記絶縁体の表面を覆
    って形成することを特徴とする加熱体の製造方法。
  5. 【請求項5】 厚膜法により基体の表面に第1の発熱抵
    抗体を形成し、次いで厚膜法により第1の発熱抵抗体の
    表面に前記第1の発熱抵抗体の全長にわたって均一な発
    熱量の分布ができる位置にのみ重合して第2の発熱抵抗
    体を形成することを特徴とする加熱体の製造方法。
  6. 【請求項6】 厚膜法により基体の表面に間隔を存して
    一対の端子を形成し、次いで厚膜法により前記基体の表
    面に前記一対の端子間に間隔を存して第1の発熱抵抗体
    を形成し、次いで圧膜法により前記基体の表面に前記第
    1の発熱抵抗体の表面に重合して前記一対の端子間に連
    続して第2の発熱抵抗体を形成することを特徴とする加
    熱体の製造方法。
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