JPH06275368A - セラミックヒータ - Google Patents

セラミックヒータ

Info

Publication number
JPH06275368A
JPH06275368A JP6050293A JP6050293A JPH06275368A JP H06275368 A JPH06275368 A JP H06275368A JP 6050293 A JP6050293 A JP 6050293A JP 6050293 A JP6050293 A JP 6050293A JP H06275368 A JPH06275368 A JP H06275368A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resistor
ceramic heater
temperature distribution
substrate
electrodes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6050293A
Other languages
English (en)
Inventor
Riichi Funahara
利一 船原
Yukioki Nishimura
幸起 西村
Kimihide Sugo
公英 須郷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP6050293A priority Critical patent/JPH06275368A/ja
Publication of JPH06275368A publication Critical patent/JPH06275368A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Resistance Heating (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 セラミックヒータにおいて、抵抗体の両端部
分での温度低下を防止し、ほぼ均一な温度分布を得るこ
と、 【構成】 セラミック基板10の両端部に電極11を設
けると共に、基板10上であって電極11間に抵抗体1
2を設けた。この抵抗体12の両端部分は電極11側に
次第に幅狭の欠損部分12aとされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱源として使用される
セラミックヒータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、セラミックヒータとしては、図4
に示すように、アルミナ基板1の両端部に電極2,2を
設けると共に、電極2,2間に抵抗体3を設け、ガラス
材4でコーティングしたものが実用に供されている。こ
の種のセラミックヒータは、例えば、複写機やレーザビ
ームプリンタのトナー定着器の熱源として使用されてい
る。
【0003】ところで、この種のセラミックヒータの温
度分布は、図5に示すとおりであり、抵抗体3の全長L
に対してその両端部分L1,L1で温度が低下するという
問題点を有している。両端部分L1,L1で温度が低下す
るのは、アルミナ基板1自体が両端部分での放熱性が大
きいためである。それ故、セラミックヒータの有効使用
長さが、L−(L1+L1)と小さくなる。
【0004】
【発明の目的、構成、作用、効果】そこで、本発明の目
的は、抵抗体の両端部分での温度低下が殆どなく、抵抗
体の全長にわたって温度分布がほぼ均一なセラミックヒ
ータを提供することにある。以上の目的を達成するた
め、本発明に係るセラミックヒータは、セラミック基板
上に設けた抵抗体を両端部分で電極側に次第に幅狭く形
成した。
【0005】抵抗体の両端部分が幅狭く形成されている
ことによって、両端部分での発熱が増加してセラミック
基板の放熱を補い、従来の如く両端部分で温度が低下す
ることはない。従って、抵抗体の全長にわたってほぼ均
一な温度分布を得ることができ、抵抗体の全長を有効領
域として使用できる。
【0006】
【実施例】以下、本発明に係るセラミックヒータの実施
例について添付図面を参照して説明する。図1は本発明
の第1実施例であるセラミックヒータを示し、10はセ
ラミック基板、11,11は電極、12は抵抗体、15
はガラスコーティング材である。セラミック基板10
は、放熱性が良好であり、厚さが1mm程度のアルミナ
製が使用されている。電極11,11は銀ペーストをス
クリーン印刷したもの、抵抗体12は銀−パラジウムペ
ーストをスクリーン印刷したもので、ともに800℃程
度で焼き付けられる。その後、ガラスコーティング材1
5が印刷及び焼き付けられ、必要であれば、さらにその
上に保護層としてポリイミドテープ(図示せず)が貼着
される。
【0007】前記抵抗体12は、その両端部分におい
て、電極11,11側に次第に幅狭く形成されている。
本第1実施例において、抵抗体12の幅寸法を3mm、
長さLを150mm、抵抗値を15Ω、両端部の欠損部
分12a,12aの長さL1,L1をそれぞれ15mm、
最狭部で2mmとし、1Aの電流を供給した。この結
果、図2に示すように、抵抗体12の全長Lにわたって
200℃のほぼ均一な温度分布となった。欠損部分12
a,12aを2/3程度に狭くすることにより、その部
分での電流密度が約1.5倍となり、図5に示した従来
例における両端部分での温度低下を補償し、均一な温度
分布が得られた。これにて、抵抗体12の全長Lを熱源
として有効に使用することができる。
【0008】図3は本発明の第2実施例であるセラミッ
クヒータの右端部分を示す。本第2実施例では、抵抗体
12の両端部分にくさび形状の欠損部分12bを形成す
ることにより、抵抗体12の両端部分を電極11側に次
第に幅狭くした。発熱時の温度分布も図2に示したグラ
フと同様に抵抗体12の全長にわたってほぼ均一となっ
た。
【0009】前記第1、第2実施例において、抵抗体1
2の欠損部分12a,12bの長さや傾斜角度は、抵抗
体12の材質、幅寸法、電流値あるいは基板10の材質
等に応じて任意であり、温度分布を実測のうえで欠損部
分12a,12bをトリミングしてもよい。また、温度
分布は抵抗体12の膜厚のばらつきに対応してばらつく
傾向にある。従って、膜厚のばらつきに対応して抵抗体
12のライン幅を調整することにより、温度分布をより
均一化することができる。
【0010】なお、本発明に係るセラミックヒータは前
記実施例に限定するものではなく、その要旨の範囲内で
種々に変更可能であることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例であるセラミックヒータを
示す平面図。
【図2】前記セラミックヒータの温度分布を示すグラ
フ。
【図3】本発明の第2実施例であるセラミックヒータの
要部を示す平面図。
【図4】従来のセラミックヒータを示す平面図。
【図5】従来のセラミックヒータの温度分布を示すグラ
フ。
【符号の説明】
1…セラミック基板 11…電極 12…抵抗体 12a,12b…端部欠損部分

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セラミック基板の両端部に電極を設ける
    と共に、該基板上であって電極間に抵抗体を設けたセラ
    ミックヒータにおいて、 前記抵抗体の両端部分が電極側に次第に幅狭く形成され
    ていること、 を特徴とするセラミックヒータ。
JP6050293A 1993-03-19 1993-03-19 セラミックヒータ Pending JPH06275368A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6050293A JPH06275368A (ja) 1993-03-19 1993-03-19 セラミックヒータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6050293A JPH06275368A (ja) 1993-03-19 1993-03-19 セラミックヒータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06275368A true JPH06275368A (ja) 1994-09-30

Family

ID=13144153

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6050293A Pending JPH06275368A (ja) 1993-03-19 1993-03-19 セラミックヒータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06275368A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006228633A (ja) * 2005-02-18 2006-08-31 Ngk Insulators Ltd 基板加熱装置の製造方法及び基板加熱装置
JP2010244942A (ja) * 2009-04-08 2010-10-28 Harison Toshiba Lighting Corp セラミックスヒータ、加熱装置、画像形成装置
JP2019012634A (ja) * 2017-06-30 2019-01-24 キヤノン株式会社 ヒータおよび定着装置
JP2019016491A (ja) * 2017-07-05 2019-01-31 株式会社三興ネーム 透明面状発熱体、透明面状発熱体製造方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006228633A (ja) * 2005-02-18 2006-08-31 Ngk Insulators Ltd 基板加熱装置の製造方法及び基板加熱装置
JP2010244942A (ja) * 2009-04-08 2010-10-28 Harison Toshiba Lighting Corp セラミックスヒータ、加熱装置、画像形成装置
JP2019012634A (ja) * 2017-06-30 2019-01-24 キヤノン株式会社 ヒータおよび定着装置
JP2019016491A (ja) * 2017-07-05 2019-01-31 株式会社三興ネーム 透明面状発熱体、透明面状発熱体製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5304784A (en) Heater for sheet material
JPH06275368A (ja) セラミックヒータ
JP2600835B2 (ja) 定着用加熱体、定着装置および画像形成装置
JP2740207B2 (ja) 定着用加熱体、定着装置および事務用機器
KR970007640B1 (ko) 시이트재료에 사용되는 히터의 저항값 조절방법
JPH02186585A (ja) 加熱体
WO2010055841A1 (ja) サーミスタ及びその製造方法
JPS6045595B2 (ja) サ−マルヘツドの製造方法
JPH06324584A (ja) ヒータおよびヒータの製造方法ならびに定着装置
JP4131757B2 (ja) 発熱抵抗体、サーマルヘッドおよびその製造方法
JPH11115232A (ja) サーマルヘッド
JPH0480048A (ja) サーマルヘッドの製造方法
JP3811199B2 (ja) トナー定着用加熱体、定着装置および画像形成装置
JP3857344B2 (ja) 加熱ヒータ
JPS63125355A (ja) 厚膜サ−マルヘツド
JPH07266594A (ja) サーマルヘッド
JPH06286188A (ja) サーマルヘッド
JPH0482752A (ja) サーマルヘッド
JPH03261564A (ja) サーマルヘッドおよびその製造方法
JPH05216360A (ja) 定着ヒーター及びその製造方法
JPH0671922A (ja) サーマルプリントヘッド
JPH0745358A (ja) 加熱体およびその製造方法
JPH10302934A (ja) 発熱体
JPS58155974A (ja) サ−マルヘツド
JPS6292414A (ja) 厚膜型サ−マルヘツドの製造方法