JP3409841B2 - プロファイル抽出方法 - Google Patents
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Description
方法及びプロファイル抽出装置に関する。
いMOSFETの小型化が進み,実際の製品レベルのデ
バイス(以下,「実デバイス」という。)からでは不純
物濃度分布(本明細書においては,「プロファイル」と
いう。)を直接的に検出することが困難となっている。
MOSFETにおいては,各種の特性がプロファイルに
よって影響を受けるため,製造の効率化等を図る上で正
確なプロファイル抽出が望まれる。かかる状況に置い
て,デバイスから測定された電気特性を利用したシミュ
レーションによってプロファイルを抽出するインバース
モデリング技術が重要となっている。
ロファイル抽出方法としては,例えば,”K.Khal
il et al.,「IEEE EDL−16
(1),p.17, 1995.」”に開示されたもの
がある。本文献中で開示されたプロファイル抽出方法で
は,電気特性として,様々なTEGパターンやサンプル
デバイスの容量−電圧特性(以下,「C−V特性」とい
う。)が利用される。ここで,「TEG」とは,”Te
st Element Group”の略であり,試料
グループを意味する。また,サンプルデバイスとは,実
験専用のデバイスであり,実デバイスと同様の段階を経
て実測可能な大きさに作成されたものをいう。
るプロファイル抽出方法としては,例えば,”Z.K.
Lee et al.,「IEDM Tech. Di
g.pp.683,1997.」”に開示されたものが
ある。本文献中で開示されたプロファイル抽出方法で
は,電気特性として,一デバイスのみの電流−電圧特性
(以下,「I−V特性」という。)を利用し,ソース/
ドレインプロファイル(以下,「S/Dプロファイル」
という。)を固定したままチャネルプロファイルを抽出
している。ここで,S/Dプロファイルとは,ソース領
域/ドレイン領域の不純物濃度分布をいい,チャネルプ
ロファイルとは,ゲート電極下に形成される基板領域の
不純物濃度分布をいう。
来のプロファイル抽出方法では,電気特性の実測値を得
るために,特別なTEGパターン又は大きなサンプルデ
バイスが必要である上に,抽出したプロファイルは,サ
ンプルデバイス等のものであって,実デバイスのそれと
は異なる可能性があった。
チャネル深さ方向を他の次元とする2次元チャネルプロ
ファイルをS/Dプロファイルを固定して抽出した場
合,抽出した2次元チャネルプロファイルは,S/Dプ
ロファイルが異なる他のMOSFETには当てはめるこ
とができない可能性がある。さらに,従来は,1つのデ
バイスの電気特性から2次元チャネルプロファイルを決
定するため,抽出した2次元チャネルプロファイルは,
例えばゲート長等の設計条件が異なる他のデバイスの電
気特性を保証できない可能性がある。なお,ゲート長と
は,ドレイン端からソース端までの距離をいう。
長くなるのに伴って電気特性に対する2次元的なチャネ
ルプロファイルの感度が小さくなるため,従来のプロフ
ァイル方法では,正確なプロファイルの抽出は困難であ
る。さらに,従来のプロファイル抽出方法では,各デバ
イス毎に個別に計算を行う必要があるため,抽出するデ
バイス数が増えると計算時間が増大する。
有する上記問題点に鑑みてなされたものであり,半導体
装置の実デバイスからプロファイルを抽出することがで
きる,新規かつ改良されたプロファイル抽出方法及びプ
ロファイル抽出装置を提供することを目的とする。ま
た,本発明の他の目的は,チャネルプロファイルととも
にS/Dプロファイルを抽出することができる,新規か
つ改良されたプロファイル抽出方法及びプロファイル抽
出装置を提供することである。
異なる複数の半導体装置のプロファイルを保証する,新
規かつ改良されたプロファイル抽出方法及びプロファイ
ル抽出装置を提供することをも目的とする。さらにま
た,本発明は,高速かつ簡便に計算を実行することがで
きる,新規かつ改良されたプロファイル抽出方法及びプ
ロファイル抽出装置を提供することをも目的とする。
半導体装置において,ソース領域とドレイン領域とは,
ゲート電極下の基板領域よりも不純物濃度が高く,導体
的な性質が強い。したがって,従来,プロファイル抽出
を行う際には,電気特性に対するS/Dプロファイルの
影響を考慮に入れないのが一般的であった。しかし,ソ
ース端付近やドレイン端付近のチャネルプロファイル
は,例えばソース領域とドレイン領域との形成時の不純
物打ち込み等に起因してS/Dプロファイルの影響を受
けている。かかるS/Dプロファイルの影響を受けた基
板領域が各電気特性へ与える影響は,ゲート長が長い半
導体装置では無視できる程小さいが,ゲート長が短い半
導体装置ではもはや無視できない程大きなものとなる。
することによって,経験的に知られている逆短チャネル
効果を説明することが可能となる。ここで,逆短チャネ
ル効果とは,短チャネル効果が顕著化する前にスレショ
ルド電圧(しきい値電圧)が一時的に上昇する現象をい
う。なお,短チャネル効果とは,MOSFET等の半導
体装置においてゲート長が短くなると急激にスレショル
ド電圧が低下する現象をいう。従来,短チャネル効果に
ついては,ドレインからの空乏層とソースからの空乏層
とがゲート電極下の基板領域に張り出してくることが原
因であることが知られているが,逆短チャンネル効果に
ついては,その理由が明確化されていない。
アス電圧VsubがVsub=0,−3,−5である条
件下において,ゲート長Lgに対するスレショルド電圧
Vthの特性(以下,「Vth−Lg特性」という。)
を測定した結果を示す。図5においては,ドレイン端部
の形状を表すパラメータkを設定し,k=1.0の場合
の結果を点線で表し,又k=2.0の場合の結果を実線
で表している。かかる図5から分かるように,基板バイ
アス電圧Vsubが零電圧以外の場合には,S/Dプロ
ファイルの形状の変化に対して,Vth−Lg特性のV
sub依存性が感度を有する。
いて,半導体装置のチャネルプロファイルを正確に抽出
するには,S/Dプロファイルの影響を考慮する必要が
あることがわかる。
項1〜4,8,9に記載の発明では,半導体装置のプロ
ファイル抽出方法であって,所定の電気特性と仮想チャ
ネルプロファイルとに基づいて,ゲート長に依存性を示
す2次元チャネルプロファイルを抽出する,第1の段階
と,所定の印加電圧に対する所定の電気特性の依存性と
2次元チャネルプロファイルとに基づいて,ソース/ド
レインプロファイルを抽出する,第2の段階と,所定の
印加電圧に対する所定の電気特性の依存性に関して,実
測値に対する計算値の誤差が許容誤差内となるまで,第
1の段階と第2の段階とを繰り返す第3の段階と,を含
む構成が採用される。
に記載の発明によれば,抽出される2次元チャネルプロ
ファイルにゲート長依存性が含まれるため,ゲート長が
異なるデバイスのプロファイルを一括的に抽出すること
ができる。また,抽出される2次元チャネルプロファイ
ルは,逆短チャネル効果やゲート長の違いによる電気特
性の変化等を再現することができる。さらに,請求項1
〜4,8,9に記載の発明においては,S/Dプロファ
イルとチャネルプロファイルとをともに抽出することが
できるため,S/Dプロファイルのチャネルプロファイ
ルへの影響を考慮したプロファイル抽出が可能となる。
に記載の発明のように,ゲート長に対するスレショルド
電圧の依存性を利用することが可能である。かかる構成
を有する請求項12に記載の発明においては,プロファ
イル抽出に用いられる電気特性に,ゲート長に対する依
存性を含めることによって,ゲート長に依存性を示す適
切な2次元チャネルプロファイルを抽出することができ
る。さらに,発明者の知見によれば,スレショルド電圧
はプロファイルに対し高い感度を持つため,スレショル
ド電圧を電気特性に含めることによってプロファイル抽
出の精度が向上する。
記載の発明のように,基板バイアス電圧が零電圧の条件
下におけるゲート長に対するスレショルド電圧の依存性
を採用することが好適である。先に参照した図5から分
かるように,MOSFET等において,ゲート長に対す
るスレショルド電圧の特性は,基板バイアス電圧が零電
圧の条件下では,S/Dプロファイルの形状に影響を受
けない。したがって,請求項1に記載の発明によれば,
S/Dプロファイル形状の影響を考慮せずに,チャネル
プロファイルを抽出できるため,適正なチャネルプロフ
ァイルの抽出が可能である。また,所定の印加電圧に
は,請求項2に記載の発明のように,基板バイアス電圧
を採用することができる。
効チャネル長を抽出する前処理工程を含む構成を採用す
る。かかる構成を有する請求項3に記載の発明によれ
ば,スレショルド電圧にプロファイル以上の感度を持つ
実効チャネル長を予め抽出することによって,目的とす
るプロファイルの一層正確な抽出が可能となる。なお,
実効チャネル長を抽出する方法には,従来から非常に多
くの方法が提案されているが,請求項3に記載の発明で
は各種の実効チャネル長抽出方法から任意のものを選択
して実効チャネル長の抽出を行うことができる。
ャネルプロファイルは,チャネル長さ方向に一様分布す
る均一プロファイルに,不均一成分のプロファイルを重
ね合わせた,2次元プロファイルである構成を採用す
る。かかる請求項4に記載の発明に適用される均一プロ
ファイルは,例えば,従来から各種の抽出方法が提案さ
れている1次元チャネルプロファイルをチャネル長さ方
向に一様分布させる等によって,容易に設定することが
できる。したがって,請求項4に記載の発明によれば,
実質的に不均一成分のみに修正を加えながら2次元プロ
ファイル抽出を行うことができるため,演算処理が簡素
化され,効率的なプロファイル抽出が可能となる。な
お,均一プロファイルを設定する際の1次元チャネルプ
ロファイルには,長チャネルデバイスから抽出される1
次元チャネルプロファイルを用いることが好適である。
上述のように,長チャネルデバイスでは,S/Dプロフ
ァイルの影響が無視できるほど小さい。言い換えれば,
長チャネルデバイスの電気特性は,長チャネルデバイス
のチャネル中央部におけるチャネル深さ方向の1次元プ
ロファイルがチャネル長さ方向に一様分布した均一プロ
ファイルを持つデバイスの電気特性と実質的に差がな
い。したがって,長チャネルデバイスでは,各種の電気
特性から,チャネル中央部における1次元チャネルプロ
ファイルは,高い精度で抽出することが可能である。
ル深さ方向における1次元プロファイルは,例えば,請
求項5に記載の発明のように追加イオンインプランニン
グを行ったデバイスと追加イオンインプランニングを行
わなかったデバイスとの所定の電気特性の比較結果に基
づいて設定したり,請求項6に記載の発明のように製造
プロセスに応じて設定したり,或いは,請求項7に記載
の発明のように,指数関数とデルタ関数とガウス関数と
スプライン関数とから構成される群から任意に選択され
る1以上の関数によって表現したりすることができる。
発明においても,2次元チャネルプロファイルは,請求
項8に記載の発明のように,C(x,y)=A・△Cp
ile−up(y)・exp(−x/λ1)+B・△C
BD(y)・exp(−x/λ2)+Cbulk(y)
で表されるモデル式によって表現することができる。な
お,A及びBは相互に独立に決定可能なフィティングパ
ラメータである。また,xはチャネル長さ方向の座標で
あり,yはチャネル深さ方向の座標である。さらに,△
Cpile−upは不純物変化量のパイルアップ(堆
積)成分を表し,△CBDは不純物変化量の増速拡散成
分を表す。さらにまた,Cbulk(y)は長チャネル
プロファイルを表し,λ1とλ2とは,不純物変化量の
パイルアップ成分・増速拡散成分それぞれのチャネル長
さ方向の減衰率を表す。
によれば,不純物濃度がゲート端/ソース端から離れる
に従って指数関数的に減少するという仮定により,逆短
チャネル効果に対応することができる。また,指数関数
項を複数項に分けることによって,減衰率が異なる各種
のファクタを2次元チャネルプロファイル中に含めるこ
とが可能となる。
発明に記載の発明のように,チャネル深さ方向において
は,2次イオン質量分析法によって抽出されるプロファ
イルによって表現することが可能である。かかる構成を
有する請求項9に記載の発明によれば,SIMS法によ
って実測されるプロファイルをチャネル深さ方向のプロ
ファイルに適用することによって,チャネル長さ方向の
プロファイルのみに未知パラメータを設定すればよい。
したがって,請求項9に記載の発明によれば,最適化す
るパラメータが減少し,計算の高速化及び計算結果の発
散の防止を図ることができる。
0に記載の発明のように,チャネル深さ方向のプロファ
イルを楕円回転処理及び/又は補誤差関数による処理に
よってによってチャネル長さ方向に拡張して表現される
構成を採用することが可能である。さらに,請求項11
に記載の発明のように,S/Dプロファイルには,前記
1以上の処理の後,更にスプライン関数により処理され
て表現される構成を採用することができる。
ァイル抽出方法を実行できるプロファイル抽出装置に
は,請求項13に記載の発明のように,第1の電気特性
が入力されると,所定の演算を実行して1次元チャネル
プロファイルを出力する,1次元チャネルプロファイル
抽出部と,1次元チャネルプロファイルと第2の電気特
性とが入力されると,所定の演算を実行して2次元プロ
ファイルを出力する,2次プロファイル抽出部と,を備
えるものがある。ここで,2次元プロファイルには,2
次元チャネルプロファイルのみではなく,S/Dプロフ
ァイルを含ませることが好適である。
本発明の好適な実施の形態について説明する。なお,以
下の説明及び添付図面において,同一の機能及び構成を
有する構成要素については,同一の符号を付することに
よって,重複説明を省略する。
を参照しながら,第1の実施の形態について説明する。
以下の説明においては,参照する各添付図面について,
必要に応じて適宜説明を加えることとする。
イル抽出方法100を説明するためのフローチャートを
示す。図1に示すように,本実施の形態にかかるプロフ
ァイル抽出方法100は,順次実施される初期プロファ
イル生成段階110と長チャネルプロファイル抽出段階
120と2次元プロファイル抽出段階130との3段階
に大別される。このうち2次元プロファイル抽出段階1
30は,更に2次元チャネルプロファイル抽出段階14
0とS/Dプロファイル抽出段階150との2段階に分
けられる。
プロファイル生成段階110では,初期プロファイルが
生成される。プロファイル抽出方法100において,初
期プロファイルは,後述する長チャネルデバイスのチャ
ネルプロファイルを求める際の出発値として用いられ
る。本実施の形態においては,かかる初期プロファイル
には,特別な条件や制限はなく,各種のプロファイルを
適用することができる。
ロセスシミュレーションや2次イオン質量分析(Sec
ondary Ion Mass Spectrosc
opy;以下,「SIMS」という。)法等を用いて抽
出したチャネル中央部の1次元チャネルプロファイルを
用いることができる。ここで,プロセスシミュレーショ
ンとは,イオン注入,酸化,拡散,エッチング等の一連
のLSI製造工程を解析することによって,最終的に製
造される製品のプロファイルや酸化膜形状等を抽出する
シミュレーションである。また,SIMS法とは,サン
プルデバイスの表面に1次イオンを照射し,スパッタリ
ングによって飛び出してくる2次イオンを質量分析する
方法である。
えば,C−V特性を利用したシミュレーションで抽出さ
れるチャネルプロファイルを用いることも可能である。
ここで,C−V特性を利用したシミュレーションとして
は,例えば図3に示すシミュレーションがある。図3に
示すように,かかるシミュレーションは,各基板電圧V
bの値に対して電気容量Ciのシミュレーション値とT
EGパターンやサンプルデバイスから測定される実測値
とを比較しながら,設定されたプロファイルを修正して
ゆくものである。
は,例えば,I−V特性を利用したシミュレーションで
抽出されるチャネルプロファイルを用いることも可能で
ある。ここで,I−V特性を利用したシミュレーション
としては,例えば図4に示すシミュレーションがある。
図4に示すように,かかるシミュレーションは,基板バ
イアス電圧Vsubに対する依存性を含め,ドレインバ
イアス電流Idのシミュレーション値とドレインバイア
ス電流Idの実測値とを比較しながら,設定したプロフ
ァイルを修正してゆくものである。
0)長チャネルプロファイル抽出段階120では,長チ
ャネルデバイスのチャネル中央部付近におけるチャネル
深さ方向の1次元チャネルプロファイル(以下,「長チ
ャネルプロファイル」という。)が抽出される。長チャ
ネルデバイスのチャネル領域においては,S/Dプロフ
ァイルの影響を受けるのは,ソース端付近及びドレイン
端付近の僅かな領域のみである。したがって,十分な長
さのゲート長を持つ長チャネルデバイスでは,S/Dプ
ロファイルによる各種電気特性への影響を無視すること
ができ,その結果,長チャネルプロファイルは,各種の
電気特性から高い精度で求めることができる。
法100において,長チャネルプロファイル抽出段階1
20での長チャネルプロファイルの抽出は,例えば,ス
レショルド電圧Vthの基板バイアス電圧Vsub依存
性(以下,「Vth−Vsub依存性」という。)を用
いたシミュレーションによって行われる。具体的には,
例えば,特開平10−32332に開示された1次元プ
ロファイル抽出に関する手法を適用して実施することが
できる。長チャネルプロファイル抽出段階120に本公
報に開示された手法を適用した場合,初期プロファイル
生成段階110で得られた初期プロファイルを,例えば
以下に説明する手順で修正することによって,長チャネ
ルプロファイルを抽出することができる。即ち,まず,
初期プロファイルを関数化し,次に,該初期プロファイ
ルの関数からVth−Vsub依存性の計算値を求め
る。次に,Vth−Vsub依存性の該計算値を長チャ
ネルデバイスから測定されたVth−Vsub依存性の
測定値と比較し,比較結果に基づいて初期プロファイル
の関数表現を修正する。次に,修正された関数からVt
h−Vsub依存性の計算値を求め,該計算値を再び長
チャネルデバイスから測定されたVth−Vsub依存
性の測定値と比較し,関数に修正を加える。このような
修正を,Vth−Vsub依存性の計算値がVth−V
sub依存性の測定値に対して所定の誤差内に収まるま
で繰り返す。結果,修正が終了した時の関数で表される
プロファイルとして,長チャネルプロファイルが抽出で
きる。
実施の形態にかかるプロファイル抽出方法100におい
て,2次元プロファイル抽出段階130では,スレショ
ルド電圧Vthのゲート長Lg依存性(以下,「Vth
−Lg依存性」という。)とVth−Lg特性の基板バ
イアス(Vsub)依存性とから,2次元チャネルプロ
ファイルとS/Dプロファイルとを抽出する。
には,例えば,以下に説明する方法を適用することが可
能である。ここで説明する方法では,2次元チャネルプ
ロファイルを図6に示すモデル式を用いて表現して,所
定の電気特性の計算値が実デバイスから測定された所定
の電気特性に合うように,パラメータA,B,λ1及び
λ2を決定するというものである。なお,本方法におい
ては,チャネルの深さ方向の総ドーズ量は一定であると
いう条件の下で計算を実施する。
にかかる2次元チャネルプロファイル抽出段階140
は,例えば次の手順によって行うことができる。即ち,
まず,所定の電気特性としてS/Dプロファイルの影響
を受けていないチャネル領域のVth−Lg依存性を用
い,フィッティングパラメータAとパイルアップ成分の
減衰長λ1とを抽出する。次に,所定の電気特性として
Vth−Lg特性の基板バイアス(Vsub)依存性を
用い,フィッティングパラメータBと増速拡散成分の減
衰長λ2とを抽出する。なお,かかるパラメータの決定
に際しては,△Cpile−up(y)+△CBD
(y)=0の条件式により,チャネル深さ方向における
ドーズ量の総和を保証する。
て表現された2次元チャネルプロファイルは,ゲート端
付近で高くチャネル中央部に近づくに連れて指数関数的
に減少するという,不純物濃度の分布を与える。経験的
な事実として,ゲート長Lgの減少に伴い基板バイアス
電圧Vthが一時的に上昇する逆短チャネル効果が知ら
れているが,図6に示すモデル式で2次元チャネルプロ
ファイルを表現することによって,この逆短チャネル効
果への対応が可能となる。また,図6のモデル式におい
ては,右辺の指数関数部分が第1項と第2項とに分けら
れており,2次元チャネルプロファイルのチャネル長さ
方向の広がりに応じて相異なる2つの成分を表現するこ
とができる。なお,図6に示すモデル式では,右辺の項
数を増やすことにより,更に多くの成分を1式で表現可
能であることは言うまでもない。
て,より具体的には,以下に詳述する2次元チャネルプ
ロファイル抽出段階140とS/Dプロファイル抽出段
階150とが繰り返されて,最適化された2次元チャネ
ルプロファイルとS/Dプロファイルとが抽出される。
40)第1の段階に相当する2次元チャネルプロファイ
ル抽出段階140は,2次元チャネルプロファイルの抽
出過程である。かかる2次元チャネルプロファイル抽出
段階140では,長チャネルプロファイルをチャネルの
長さ方向に一様分布させた平坦な均一プロファイルに相
当する2次元プロァイルに,不均一成分のプロファイル
に相当するずれ成分を重ね合わせることによって,2次
元チャネルプロファイルを抽出する。
階140では,図7及び図8に示すように,まず,上記
長チャネルプロファイル抽出段階120で抽出された長
チャネルプロファイルに(図7(1),図8(1)),
ずれ成分の仮想的なプロファイル(プロファイル変化
量)を設定する(図7(2),図8(2))。次に,該
仮想的なずれ成分のプロファイルを,ラテラル方向(横
方向,チャネル長さ方向)に拡張分布させ(図7
(3),図8(3)),長チャネルプロファイルの均一
プロファイル上に重ね合わせ(図7(4),図8
(4)),仮想2次元チャネルプロファイルを抽出す
る。仮想2次元チャネルプロファイルが抽出されたら,
基板バイアス電圧Vsub=0の条件下で仮想2次元チ
ャネルプロファイルが正確なVth−Lg依存性を与え
るように,ずれ成分のプロファイルに修正を加えてゆ
き,2次元チャネルプロファイルを適正化する。
抽出段階140では,基板バイアス電圧Vsub=0で
のVth−Lg依存性から2次元チャネルプロファイル
を抽出する。発明者の知見によれば,基板バイアス電圧
Vsub=0でのVth−Lg依存性は,ずれ成分にの
み電気的に感度がある。したがって,2次元チャネルプ
ロファイル抽出段階140においては,長チャネルプロ
ファイル抽出段階120で既に最適化されている長チャ
ネルデバイスの電気特性を変えずに,ずれ成分のプロフ
ァイルのみを変更すればよい。結果として,従来のプロ
ファイル方法と比較して,計算が簡素化され計算時間が
削減される。
例えば,次に説明する方法によって実現することが好適
である。ここで説明するずれ成分の設定方法では,ま
ず,S/Dプロファイルの影響が最も大きいと思われる
領域について,チャネルプロファイルに生じるずれ成分
を1次元プロファイルとして設定する。次に,チャネル
の長さ方向にパラメータ表現された関数を用いて,設定
された1次元プロファイルを2次元化する。
ば,例えばポケットインプラ等により任意の場所でプロ
ファイル変化が激しいチャネル構造に対しても,柔軟に
対応しながら,2次元チャネルプロファイルを抽出する
ことができる。ここで,ずれ成分の1次元プロファイル
の設定は,例えば次に説明する3つの方法等で行うこと
ができる。
手法を用いて,ずれ成分の1次元プロファイルを抽出す
る方法である。追加インプラ実験の手法は,TEGパタ
ーンにおいて,ドレイン領域に追加的にイオンインプラ
ンニングするための窓を開け,その窓から例えばSi等
をイオンインプランニングするというものである。図9
には,インプラ実験に用いる特別なTEGパターンが図
示されている。かかる図9に示すTEGパターンの詳細
については,”西 他,第43回春季応用物理学会,N
o.0,26a−H−5,1996,”に開示されてい
る。また,図10には,図9に示すTEGパターンにつ
いて,チャネル中央から窓の端迄の距離S’とスレショ
ルド電圧Vthとの関係を示す。
は,まず,同一のチャネル長を持つ2つのMOSFET
を用意し,一方のMOSFETに対して追加インプラ実
験の手法で追加的にイオンインプランニングを行う。次
いで,両デバイスそれぞれについてVth−Vsub依
存性を測定する。次いで,2つのMOSFETに対し
て,それぞれVth−Vsub依存性から深さ方向の1
次元プロファイルを抽出する。次いで,抽出した2つの
1次元プロファイルの差からインプラダメージによるチ
ャネルプロファイルの変化量を抽出し,かかる変化量を
ずれ成分の1次元プロファイルとして設定する。
性の測定結果を示す。かかる図11においては,(1)
の曲線が,追加的にイオンインプランニングを行ったM
OSFETのVth−Vsub依存性の測定結果を示
し,(2)の曲線が,追加的にイオンインプランニング
を行わなかったMOSFETのVth−Vsub依存性
の測定結果を示す。また,(3)の曲線が,ゲート長L
gが2.03μmの長チャネルデバイスの長チャネルプ
ロファイルを示し,(4)の曲線が,インプラダメージ
によるチャネルプロファイルの変化量を示す。
ネル表面の不純物プロファイルの不均一な分布は,S/
D形成時に行われるインプラダメージによって起こると
言われている。したがって,かかる第1の方法で,上記
実験データを用いることにより,現実的なずれ成分の1
次元プロファイルを得ることが出来る。
セス(点欠陥)シミュレーションを用いて,ずれ成分の
1次元プロファイルを決定する。即ち,本方法では,図
12に示す点欠陥モデル,或いはより詳細な物理を反映
した高級モデルを数値計算により解いて,表面プロファ
イルを抽出し,ずれ成分の1次元プロファイルを決定す
る。かかる第2の方法によれば,抽出する1次元プロフ
ァイルに対してプロセス依存性を加味することができ,
物理を反映した分布を得ることが可能である。
使って,1次元不純物プロファイルを決定する。即ち,
第3の方法では,ずれ成分の1次元プロファイルを,例
えば,図13に示すように,指数関数,デルタ関数,ガ
ウス分布関数若しくはスプライン関数,又はそれらの重
ね合わせで関数表現し,該関数上のパラメータを電気特
性から決定する。かかる第3の方法によれば,実測の電
気特性とシミュレーションの電気特性とが一致しない
時,関数表現を変更することにより柔軟に対応すること
ができる。
2の段階に相当するS/Dプロファイル抽出段階150
は,S/Dプロファイルの抽出過程である。S/Dプロ
ファイル抽出段階150においては,短チャネルデバイ
スについて2次元チャネルプロファイル抽出段階140
で得られる2次元チャネルプロファイルを固定しておい
て,Vth−Lg特性のVsub依存性からS/Dプロ
ファイルを抽出する。
ルデバイスとは異なり,S/Dプロファイルの影響を受
けたチャネルプロファイルが,チャネル長さ方向に広く
分布している。したがって,短チャネルデバイスでは,
各種の電気特性がS/Dプロファイルに大きな感度を示
すこととなる。結果として,短チャネルデバイスについ
ての電気特性からは,S/Dプロファイルが抽出できる
ことがわかる。また,図5に示すようにS/Dプロファ
イルは基板バイアス電圧Vsub=0以外のバイアス領
域でのみ,Vth−Lg依存性に対する感度を示す。し
たがって,S/Dプロファイル抽出段階150では,V
th−Lg特性からS/Dプロファイルを抽出する場合
には,Vth−Lg特性のVsub依存性を抽出する必
要がある。
においては,例えば図14に示す方法によって,仮想S
/Dプロファイルを表現することができる。図14に示
す方法では,まず,SIMS測定によって,チャネルの
深さ方向のS/Dプロファイルを決定する。次に,チャ
ネルの長さ方向に,例えば,楕円回転や補誤差関数又は
両者の重ね合わせ等による処理を行う,或いは,該処理
の後に更に2次元スプライン関数による処理を行う等に
よって,S/Dプロファイルを2次元関数表現する。
れば,チャネルの深さ方向の分布にSIMS測定結果を
用いるので,最適化するパラメータはチャネルの長さ方
向の広がりに関するパラメータのみで済む。したがっ
て,S/Dプロファイルの計算を簡素に短時間で実行す
ることができる。また,関数表現の重ね合わせによっ
て,チャネルの長さ方向での微妙なS/Dプロファイル
形状の変化にも対応することが出来る。
抽出段階130において,以上説明した2次元チャネル
プロファイル抽出段階140とS/Dプロファイル抽出
段階150とは,抽出された2次元プロファイルとS/
Dプロファイルとから演算されるVth−Lg特性のシ
ミュレーション値が,すべての基板バイアス電圧Vsu
bについて実測値と合うようになるまで繰り返される。
その結果,2次元プロファイル抽出段階130により,
最適化された2次元チャネルプロファイルとS/Dプロ
ファイルとが同時に抽出される。
方法100を実施可能な本実施の形態にかかるプロファ
イル抽出装置200の概略構成を模式的に示す。プロフ
ァイル抽出装置200は,1次元チャネルプロファイル
抽出部210と2次元プロファイル抽出部220とから
構成される。プロファイル抽出装置200において,1
次元チャネルプロファイル抽出部210は,1個の入力
部と1個の出力部とを有し,入力部から長チャネルデバ
イスのVth−Vsub特性が入力されると,図1に示
す初期プロファイル抽出段階110と長チャネルプロフ
ァイル抽出段階120とを実行して,出力部から1次元
チャネルプロファイルを出力する。
は,2個の入力部と1個の出力部とを有し,一方の入力
部から1次元チャネルプロファイルが入力されて,他方
の入力部からMOSFETのVth−Lg特性が入力さ
れると,2次元プロファイル抽出段階130(上述のよ
うに2次元チャネルプロファイル抽出段階140とS/
Dプロファイル抽出段階150とを含む。)を実行し
て,出力部から2次元プロファイルを出力する。ここ
で,2次元プロファイル抽出部220から出力される2
次元プロファイルは,2次元チャネルプロファイルとS
/Dプロファイルとから形成される。
ては,1次元チャネルプロファイル抽出部210の出力
部が,2次元プロファイル抽出部220の前記一方の入
力部に接続されている。
ト長Lgの異なるデバイスの電気特性を用いるため,最
終的に抽出したMOSFETの2次元プロファイルは,
プロファイル抽出に利用した全てのデバイスの電気特性
を保証する。さらに,ターゲットとする電気特性とし
て,スレショルド電圧Vthのみを用いて実施すること
が可能であるため,CV特性やIV特性を用いる従来の
方法と比較してターゲット数が少なく,合わせ込むパラ
メータの最適化が容易であり,高速に計算ができる。
ロファイルのVth−Lg特性に対する感度の有無を利
用して,S/Dプロファイル形状に依存しない基板バイ
アス電圧Vsubの領域でチャネルプロファイル形状を
最適化する事が可能であり,それ以外の基板バイアス電
圧Vsubの領域でチャネルプロファイルとは独立にS
/Dプロファイル形状を最適化する事が可能である。し
たがって,本実施の形態によれば,2次元チャネルプロ
ファイルの形状とS/Dプロファイルの形状とが決定し
易く,全ての電気特性が一致した段階では,チャネルと
S/Dプロファイルを同時抽出できる。
0を参照しながら,第2の実施の形態について説明す
る。図15には,本実施の形態にかかるプロファイル抽
出方法300を説明するためのフローチャートを示す。
図15に示すように,本実施の形態にかかるプロファイ
ル抽出方法300は,図1に示す上記第1の実施の形態
にかかるプロファイル抽出方法100において2次元プ
ロファイル抽出段階130に変えて2次元プロファイル
抽出段階330を実施する構成となっている。かかる2
次元プロファイル抽出段階は,2次元プロファイル抽出
段階130において,2次元チャネルプロファイル抽出
段階140に変えて2次元チャネルプロファイル抽出段
階340を適用したものである。
0は,2次元チャネルプロファイル抽出段階140を行
う前に,実効チャネル長Leff抽出を取り入れたもの
である。2次元チャネルプロファイル抽出段階340で
は,ターゲット(実測)のスレショルド電圧Vthのド
レインバイアス電圧Vd依存性に一致するように,S/
Dプロファイルの座標をチャネルに平行な方向にシフト
させて,実効チャネル長Leffを決定する。即ち,2
次元チャネルプロファイル抽出段階340では,図16
に示すように,ドレインバイアス電圧Vdによるスレシ
ョルド電圧Vthの一回偏微分がターゲット(実測)と
一致するように,シミュレーション上でのソース端の位
置Xsとゲート端の位置Xdとをチャネル長さ方向に動
かして,実効チャネル長Leffを抽出する。
ffの調整を前処理として据えることにより,Vth−
Lg特性のフォールオフ(短チャネル領域でのスレショ
ルド電圧Vthの落ち込み)がターゲット(実測)に合
わせやすくなる。また,スレショルド電圧Vthのドレ
インバイアスVd依存性から実効チャネル長Leffを
求める方法は物理的に見ても正しい方法である。実効チ
ャネル長は,スレショルド電圧Vthに対して非常に大
きな影響を与えるため,本実施の形態のように,実効チ
ャネル長Leffを正確に抽出しておくことによって,
間違ったプロファイル抽出への発散を防ぐことができ
る。
本実施の形態を適用して発明者が行った実験結果を紹介
する。まず,図17には,本実験によって抽出された2
次元プロファイルを示す。図17においては,チャネル
長さ方向の位置がX座標上に表されており,チャネル深
さ方向の位置がY座標上に表されており,不純物濃度が
Z座標上に表されている。また,図18には,0.12
μmのゲート長Lgを有するMOSFETの1次元チャ
ネルプロファイルと2.03μmのゲート長Lgを有す
るMOSFETの1次元チャネルプロファイルとを示
す。
=0,−2,−4の場合についてのVth−Lg依存性
の実験結果を示す。なお,図19は,ドレインバイアス
電圧Vdが2.1Vの条件下についてのものであり,図
20は,ドレインバイアス電圧Vdが0.1Vの条件下
についてのものである。図19と図20とでは,実測値
が黒丸で示されており,実験によって抽出された2次元
プロファイルからの計算値が実線で示されており,抽出
前のプロファイルからの計算値が破線で示されている。
図19及び図20から分かるように,本実験によれば,
本実施の形態を適用することによって,非常に正確なV
th−Lg特性が再現されていることが分かる。
いて説明したが,本発明はかかる構成に限定されない。
当業者であれば,特許請求の範囲に記載された技術思想
の範囲内において,各種の修正例及び変更例を想定しう
るものであり,それら修正例及び変更例についても本発
明の技術範囲に包含されるものと了解される。
ショルド電圧の特性からプロファイルを抽出するプロフ
ァイル抽出方法を例に挙げたが,本発明はかかる構成に
限定されない。本発明は,他の様々な電気特性,例えば
ドレインバイアス電圧の特性やチャネル電流の特性等か
らプロファイルを抽出するプロファイル抽出方法及びプ
ロファイル抽出装置についても適用することができる。
ァイルの関数表現に指数関数やスプライン関数等を適用
した2次元抽出方法を例に挙げたが,本発明はかかる構
成に限定されない。本発明は,プロファイルの関数表現
に他の様々な関数を適用した2次元抽出方法及びプロフ
ァイル抽出装置についても適用することができることは
いうまでもない。
プロファイルを抽出する。したがって,サンプルデバイ
スやTEGパターンの電気特性から抽出する場合とは異
なり,実デバイスそのもののプロファイルを保証するこ
とができる。また,本発明では,チャネルプロファイル
と同時にS/Dプロファイルを抽出することができる。
したがって,本発明によれば,この様に従来とかく軽視
されていたS/Dプロファイルを抽出することによっ
て,チャネルプロファイルの抽出精度を一層向上させる
ことができる。
チャネルプロファイルを抽出する。したがって,実際に
合わせ込んだものと異なるゲート長のデバイスについて
も,プロファイルを保証することができる。これによ
り,工業的に必要とされるデバイス群のプロファイル抽
出を,比較的簡単に短時間で抽出することができる。
て,実デバイスの各種電気特性が正確に且つ効率的に演
算することが可能となる。
明するためのフローチャートを示す図である。
略構成を示す模式図である。
初期プロファイル抽出方法の説明図である。
他の初期プロファイル抽出方法の説明図である。
ス電圧依存性を示す測定結果の説明図である。
2次元チャネルプロファイルのモデル式を示す図であ
る。
2次元チャネルプロファイルの抽出方法の説明図であ
る。
2次元チャネルプロファイルの抽出方法の他の説明図で
ある。
ずれ成分の1次元プロファイルの設定方法についての説
明図である。
圧に関するデータを示す図である。
ファイル設定を説明するためのデータを示す図である。
なずれ成分の1次元プロファイルの他の設定方法につい
ての説明図である。
なずれ成分の1次元プロファイルの他の設定方法につい
ての説明図である。
なソース/ドレインプロファイルの表現方法についての
説明図である。
法を説明するためのフローチャートを示す図である。
能な実効チャネル長の抽出方法についての説明図であ
る。
2次元プロファイルについての実験結果を示す図であ
る。
2次元プロファイルについての実験結果を示す他の図で
ある。
電気特性についての実験結果を示す図である。
電気特性についての実験結果を示す他の図である。
Claims (13)
- 【請求項1】 半導体装置のプロファイル抽出方法であ
って: 所定の電気特性と仮想チャネルプロファイルとに基づい
て,ゲート長に依存性を示す2次元チャネルプロファイ
ルを抽出する,第1の段階と; 所定の印加電圧に対する前記所定の電気特性の依存性と
前記2次元チャネルプロファイルとに基づいて,ソース
/ドレインプロファイルを抽出する,第2の段階と; 前記所定の印加電圧に対する前記所定の電気特性の依存
性に関して,実測値に対する計算値の誤差が許容誤差内
となるまで,前記第1の段階と前記第2の段階とが繰り
返される,第3の段階と;を含み, 前記所定の電気特性は,基板バイアス電圧が零電圧の条
件下におけるゲート長に対するスレショルド電圧の依存
性であることを特徴とする,プロファイル抽出方法。 - 【請求項2】 半導体装置のプロファイル抽出方法であ
って: 所定の電気特性と仮想チャネルプロファイルとに基づい
て,ゲート長に依存性を示す2次元チャネルプロファイ
ルを抽出する,第1の段階と; 所定の印加電圧に対する前記所定の電気特性の依存性と
前記2次元チャネルプロファイルとに基づいて,ソース
/ドレインプロファイルを抽出する,第2の段階と; 前記所定の印加電圧に対する前記所定の電気特性の依存
性に関して,実測値に対する計算値の誤差が許容誤差内
となるまで,前記第1の段階と前記第2の段階とが繰り
返される,第3の段階と;を含み, 前記所定の印加電圧は,基板バイアス電圧であることを
特徴とする,プロファイル抽出方法。 - 【請求項3】 半導体装置のプロファイル抽出方法であ
って: 所定の電気特性と仮想チャネルプロファイルとに基づい
て,ゲート長に依存性を示す2次元チャネルプロファイ
ルを抽出する,第1の段階と; 所定の印加電圧に対する前記所定の電気特性の依存性と
前記2次元チャネルプロファイルとに基づいて,ソース
/ドレインプロファイルを抽出する,第2の段階と; 前記所定の印加電圧に対する前記所定の電気特性の依存
性に関して,実測値に対する計算値の誤差が許容誤差内
となるまで,前記第1の段階と前記第2の段階とが繰り
返される,第3の段階と;を含み, 前記第1の段階は,実効チャネル長を抽出する工程を含
むことを特徴とする,プロファイル抽出方法。 - 【請求項4】 半導体装置のプロファイル抽出方法であ
って: 所定の電気特性と仮想チャネルプロファイルとに基づい
て,ゲート長に依存性を示す2次元チャネルプロファイ
ルを抽出する,第1の段階と; 所定の印加電圧に対する前記所定の電気特性の依存性と
前記2次元チャネルプロファイルとに基づいて,ソース
/ドレインプロファイルを抽出する,第2の段階と; 前記所定の印加電圧に対する前記所定の電気特性の依存
性に関して,実測値に対する計算値の誤差が許容誤差内
となるまで,前記第1の段階と前記第2の段階とが繰り
返される,第3の段階と;を含み, 前記仮想チャネルプロファイルは,チャネル長さ方向に
一様分布する均一プロファイルに,不均一成分のプロフ
ァイルを重ね合わせた,2次元プロファイルであること
を特徴とする,プロファイル抽出方法。 - 【請求項5】 前記不均一成分のプロファイルのチャネ
ル深さ方向における1次元プロファイルは,追加イオン
インプランニングを行ったデバイスと追加イオンインプ
ランニングを行わなかったデバイスとの所定の電気特性
の比較結果に基づいて設定されることを特徴とする,請
求項4に記載のプロファイル抽出方法。 - 【請求項6】 前記不均一成分のプロファイルのチャネ
ル深さ方向における1次元プロファイルは,製造プロセ
スに応じて設定されることを特徴とする,請求項4に記
載のプロファイル抽出方法。 - 【請求項7】 前記不均一成分のプロファイルのチャネ
ル深さ方向における1次元プロファイルは,指数関数と
デルタ関数とガウス関数とスプライン関数とから構成さ
れる群から任意に選択される1以上の関数によって表現
されることを特徴とする,請求項4に記載のプロファイ
ル抽出方法。 - 【請求項8】 半導体装置のプロファイル抽出方法であ
って: 所定の電気特性と仮想チャネルプロファイルとに基づい
て,ゲート長に依存性を示す2次元チャネルプロファイ
ルを抽出する,第1の段階と; 所定の印加電圧に対する前記所定の電気特性の依存性と
前記2次元チャネルプロファイルとに基づいて,ソース
/ドレインプロファイルを抽出する,第2の段階と; 前記所定の印加電圧に対する前記所定の電気特性の依存
性に関して,実測値に対する計算値の誤差が許容誤差内
となるまで,前記第1の段階と前記第2の段階とが繰り
返される,第3の段階と;を含み, 前記2次元チャネルプロファイルは,不純物濃度C
(x,y)がC(x,y)=A・△Cpile−up
(y)・exp(−x/λ1)+B・△CBD(y)・
exp(−x/λ2)+Cbulk(y)(但し,Aと
Bとは相互に独立に決定可能なフィッティングパラメー
タであり,xはチャネル長さ方向の座標であり,yはチ
ャネル深さ方向の座標であり,△Cpile−upは不
純物変化量のパイルアップ(堆積)成分を表し,△CB
Dは不純物変化量の増速拡散成分を表し,Cbulk
(y)は長チャネルプロファイルを表し,λ1はチャネ
ル長さ方向における不純物変化量のパイルアップ成分の
減衰長を表し,λ2はチャネル長さ方向における不純物
変化量の増速拡散成分の減衰長を表す。)のモデル式に
よって表現されるものであることを特徴とする,プロフ
ァイル抽出方法。 - 【請求項9】 半導体装置のプロファイル抽出方法であ
って: 所定の電気特性と仮想チャネルプロファイルとに基づい
て,ゲート長に依存性を示す2次元チャネルプロファイ
ルを抽出する,第1の段階と; 所定の印加電圧に対する前記所定の電気特性の依存性と
前記2次元チャネルプ ロファイルとに基づいて,ソース
/ドレインプロファイルを抽出する,第2の段階と; 前記所定の印加電圧に対する前記所定の電気特性の依存
性に関して,実測値に対する計算値の誤差が許容誤差内
となるまで,前記第1の段階と前記第2の段階とが繰り
返される,第3の段階と;を含み, 前記ソース/ドレインプロファイルは,チャネル深さ方
向において,2次イオン質量分析法によって抽出される
プロファイルによって表現されることを特徴とする,プ
ロファイル方法。 - 【請求項10】 前記ソース/ドレインプロファイル
は,前記チャネル深さ方向のプロファイルを楕円回転処
理及び/又は補誤差関数による処理によって,チャネル
長さ方向に拡張されて表現されることを特徴とする,請
求項9に記載のプロファイル抽出方法。 - 【請求項11】 前記ソース/ドレインプロファイル
は,前記楕円回転処理及び/又は補誤差関数による処理
の後,更にスプライン関数により処理されて表現される
ことを特徴とする,請求項10に記載のプロファイル抽
出方法。 - 【請求項12】 前記所定の電気特性は,ゲート長に対
するスレショルド電圧の依存性であることを特徴とす
る,請求項1,2,3,4,5,6,7,8,9,10
又は11のいずれかに記載のプロファイル抽出方法。 - 【請求項13】 前記2次元チャネルプロファイル及び
/又は前記ソースドレインプロファイルは, 第1の電気特性が入力されると,所定の演算を実行して
1次元チャネルプロファイルを出力する,1次元チャネ
ルプロファイル抽出部と,前記1次元チャネルプロファ
イルと第2の電気特性とが入力されると,所定の演算を
実行して2次元プロファイルを出力する,2次プロファ
イル抽出部と,を備えるプロファイル抽出装置により抽
出されることを特徴とする,請求項1,2,3,4,
5,6,7,8,9,10,11又は12のいずれかに
記載のプロファイル抽出方法。
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