JPH1022502A - 不純物分布評価方法及びその装置並びに半導体製造方法及びその装置 - Google Patents

不純物分布評価方法及びその装置並びに半導体製造方法及びその装置

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JPH1022502A
JPH1022502A JP17641996A JP17641996A JPH1022502A JP H1022502 A JPH1022502 A JP H1022502A JP 17641996 A JP17641996 A JP 17641996A JP 17641996 A JP17641996 A JP 17641996A JP H1022502 A JPH1022502 A JP H1022502A
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mos transistor
drain
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dsat
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JP17641996A
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Kazuya Matsuzawa
一也 松澤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 MOSトランジスタのソース・ドレイン近傍
における不純物分布を非破壊かつ正確に評価することが
できる不純物評価方法及びその装置並びに、その評価結
果に基づき製造条件を変更し、所望の電気的特性を有す
るMOSトランジスタを製造することができる半導体製
造方法及びその装置を提供することである。 【解決手段】 素子形状、不純物分布等のデバイス構造
のシミュレーション結果に基づいて電気的特性のシミュ
レーションを行い、その結果と実測値とを比較してMO
Sトランジスタの不純物分布の評価を行い、さらに、そ
の評価結果に基づいて製造条件を変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、MOSトランジス
タのソース・ドレイン近傍における不純物分布を評価す
る不純物評価方法及びその装置、並びに、半導体製造工
程において、MOSトランジスタのソース・ドレイン近
傍等の局所的な不純物分布を評価し、その評価結果に基
づき製造条件を変更する半導体製造方法及びその装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】MOSトランジスタ(MOST:Metal
Oxide Semiconductor Transistor、一般的にはMISF
ET:Metal Insulator Semiconductor Field Effect T
ransistor )において最も重要である電気的特性を決定
するのは、シリコン中の不純物分布である。このため、
製造したMOSトランジスタが所望の電気的特性を得る
ことができない場合には、かかる不純物分布を評価する
必要がある。
【0003】更に、近年のLSIの微細化に伴い、MO
Sトランジスタのソース・ドレイン近傍の局所的なチャ
ネル不純物分布に起因する問題が顕在化してきており、
そのため、かかる局所的なチャネル不純物分布の評価が
特に重要となってきている。例えば、図13は、一様に
ボロン(B)をドープしたシリコン基板7にソース9及
びドレイン11形成に用いられるひ素(As)をイオン
注入した後にアニールをした時の不純物分布を示す概念
図であるが、同図に示すように、一様にドープされたボ
ロンがひ素のプロファイルの裾の部分で点欠陥などによ
り再分布し、その部分でボロンの濃度が変化するという
現象が明らかになっている。この時、同図(a)に示す
ようなチャネル長が十分大きい時には、このボロン濃度
変調領域(図中Aで示す箇所)のチャネルに占める割合
は小さいので、その存在を無視することができるが、同
図(b)に示すようなチャネル長が短い時には、この領
域のチャネルに占める割合が大きくなり、その存在を無
視することはできず、その結果、いわゆる逆ショートチ
ャネル効果が顕著になってしまう場合がある。かかる場
合に逆ショートチャネル効果を抑制するためにはボロン
濃度変調領域におけるボロンの分布、特に横方向の分布
を評価することは必要不可欠である。このように、LS
Iの微細化を進めるためには、ソース・ドレイン近傍の
局所的なチャネル不純物分布を評価することは非常に重
要である。
【0004】ところが、従来より知られている不純物分
布を評価する方法である、2次イオン質量分析(SIM
S:Secondary Ion Mass Spectroscopy )、広がり抵抗
(SR:Spreading Resistance)測定、CV(Capacita
nce-Voltage )測定(K.Iniewski and A.Jakubowski,"P
rocedure for determination of a linear approximati
on doping profile in a MOS structure,"Solid-State
Electron.,vol.30,no.3,p.295,1987. )等では、図13
に示すようなMOSトランジスタのソース・ドレイン近
傍の局所的なチャネル不純物分布を直接測定することは
近年の微細化が進んだMOSトランジスタにおいては困
難であった。というのは、2次イオン質量分析は深さ方
向分析には適しているが横方向分析には不向きであり、
また、広がり抵抗やCV測定では正確な不純物分布まで
特定することができないからである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の不純物評価方法では、LSIの微細化を進めていくに
当たって非常に重要であるMOSトランジスタのソース
・ドレイン近傍のチャネル不純物分布を評価することは
できなかった。
【0006】本発明は上記事情に鑑みて成されたもので
あり、その目的は、MOSトランジスタのソース・ドレ
イン近傍における不純物分布を非破壊かつ正確に評価す
ることができる不純物評価方法及びその装置、並びに、
半導体製造工程において、MOSトランジスタのソース
・ドレイン近傍等の局所的な不純物分布を評価し、その
評価結果に基づき製造条件を変更し、所望の電気的特性
を有するMOSトランジスタを製造することができる半
導体製造方法及びその装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに請求項1記載の発明は、素子形状、不純物分布等の
デバイス構造のシミュレーション結果に基づいて電気的
特性のシミュレーションを行い、その結果と実測値とを
比較してMOSトランジスタの不純物分布の評価を行う
不純物分布評価方法であって、前記MOSトランジスタ
のしきい値についてのシミュレーション結果と実測値と
が一致しない場合には、一致するようにチャネル不純物
濃度のシミュレーション結果の補正を行う第1のステッ
プと、前記MOSトランジスタのIsub 、Id 、Vd
シミュレーション結果及びVdsatの実測値を用いてI
sub /Id - 1/(Vd −Vdsat)特性を求め、該特性
がゲート電圧に依存しない同一の線とならない場合に
は、前記MOSトランジスタのソース・ドレイン近傍の
チャネル不純物濃度領域を設定し、前記特性が同一の線
となるように該領域の濃度を決定し、前記MOSトラン
ジスタの五極管特性についてのシミュレーション結果と
実測値とが一致するように前記領域のチャネル方向の幅
を決定する第2のステップと、前記MOSトランジスタ
のIsub /Id -1/(Vd −Vdsat)特性についての
シミュレーション結果と実測値とが一致しない場合に
は、一致するように前記MOSトランジスタのソース・
ドレインの横方向拡散分布の補正を行う第3のステップ
とを少なくとも具備することを特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明は、MOSトランジス
タの電気的特性測定を行う測定装置と、前記測定装置の
測定結果を格納するデータ格納部と、前記測定装置及び
データ格納部の制御を行うと共に、素子形状、不純物分
布等のデバイス構造のシミュレーション結果に基づいて
電気的特性のシミュレーションを行い、その結果と実測
値とを比較してMOSトランジスタの不純物分布の評価
を行う計算機とを少なくとも具備する不純物分布評価装
置であって、前記計算機が、前記MOSトランジスタの
しきい値についてのシミュレーション結果と実測値とが
一致しない場合には、一致するようにチャネル不純物濃
度のシミュレーション結果の補正を行い、前記MOSト
ランジスタのIsub 、Id 、Vd のシミュレーション結
果及びVdsatの実測値を用いてIsub /Id - 1/(V
d −Vdsat)特性を求め、該特性がゲート電圧に依存し
ない同一の線とならない場合には、前記MOSトランジ
スタのソース・ドレイン近傍のチャネル不純物濃度領域
を設定し、前記特性が同一の線となるように該領域の濃
度を決定し、前記MOSトランジスタの五極管特性につ
いてのシミュレーション結果と実測値とが一致するよう
に前記領域のチャネル方向の幅を決定し、前記MOSト
ランジスタのIsub /Id - 1/(Vd −Vdsat)特性
についてのシミュレーション結果と実測値とが一致しな
い場合には、一致するように前記MOSトランジスタの
ソース・ドレインの横方向拡散分布の補正を行うことを
特徴とする。
【0009】上記構成によれば、MOSトランジスタの
電気的特性についてのシミュレーション結果と実測値と
を比較することで、非破壊かつ容易にMOSトランジス
タのソース・ドレイン近傍の不純物分布の評価を行うこ
とができる。
【0010】請求項3記載の発明は、素子形状、不純物
分布等のデバイス構造のシミュレーション結果に基づい
て電気的特性のシミュレーションを行い、その結果と実
測値とを比較してMOSトランジスタの不純物分布の評
価を行い、その評価結果に基づいて製造条件を変更する
半導体製造方法であって、前記MOSトランジスタのし
きい値についてのシミュレーション結果と実測値とが一
致しない場合には、一致するようにチャネル不純物濃度
のシミュレーション結果の補正を行う第1のステップ
と、前記MOSトランジスタのIsub 、Id 、Vd のシ
ミュレーション結果及びVdsatの実測値を用いてIsub
/Id - 1/(Vd −Vdsat)特性を求め、該特性がゲ
ート電圧に依存しない同一の線とならない場合には、前
記MOSトランジスタのソース・ドレイン近傍のチャネ
ル不純物濃度領域を設定し、前記特性が同一の線となる
ように該領域の濃度を決定し、前記MOSトランジスタ
の五極管特性についてのシミュレーション結果と実測値
とが一致するように前記領域のチャネル方向の幅を決定
する第2のステップと、前記MOSトランジスタのI
sub /Id - 1/(Vd −Vdsat)特性についてのシミ
ュレーション結果と実測値とが一致しない場合には、一
致するように前記MOSトランジスタのソース・ドレイ
ンの横方向拡散分布の補正を行う第3のステップと、前
記第1のステップ〜第3のステップの評価結果に基づい
て製造条件を変更する第4のステップとを少なくとも具
備することを特徴とする。
【0011】請求項4記載の発明は、MOSトランジス
タの電気的特性測定を行う測定装置と、前記測定装置の
測定結果を格納するデータ格納部と、前記測定装置及び
データ格納部の制御を行うと共に、素子形状、不純物分
布等のデバイス構造のシミュレーション結果に基づいて
電気的特性のシミュレーションを行い、その結果と実測
値とを比較してMOSトランジスタの不純物分布の評価
を行う計算機とを少なくとも具備し、前記計算機の評価
結果に基づいて製造条件を変更する半導体製造装置であ
って、前記計算機が、前記MOSトランジスタのしきい
値についてのシミュレーション結果と実測値とが一致し
ない場合には、一致するようにチャネル不純物濃度のシ
ミュレーション結果の補正を行い、前記MOSトランジ
スタのIsub 、Id 、Vd のシミュレーション結果及び
dsatの実測値を用いてIsub /Id - 1/(Vd −V
dsat)特性を求め、該特性がゲート電圧に依存しない同
一の線とならない場合には、前記MOSトランジスタの
ソース・ドレイン近傍のチャネル不純物濃度領域を設定
し、前記特性が同一の線となるように該領域の濃度を決
定し、前記MOSトランジスタの五極管特性についての
シミュレーション結果と実測値とが一致するように前記
領域のチャネル方向の幅を決定し、前記MOSトランジ
スタのIsub /Id - 1/(Vd −Vdsat)特性につい
てのシミュレーション結果と実測値とが一致しない場合
には、一致するように前記MOSトランジスタのソース
・ドレインの横方向拡散分布の補正を行うことを特徴と
する。
【0012】上記構成によれば、MOSトランジスタの
電気的特性についてのシミュレーション結果と実測値と
を比較することで、非破壊かつ容易にMOSトランジス
タのソース・ドレイン近傍の不純物分布の評価を行い、
その評価結果に基づいて製造条件の変更を行うことがで
きるので、所望の電気的特性を有するMOSトランジス
タを容易に製造することが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態について説明する。図1は、本発明の第1の実施
の形態に係る不純物評価方法の処理手順を示すフローチ
ャート、図2は、本発明の第1の実施の形態に係る不純
物評価装置の構成を示す図である。
【0014】図2において、この不純物評価装置は、計
算機1と、データ格納部3と、測定装置5とを有し、そ
れぞれは直結され、若しくは、ネットワークによって接
続されている。
【0015】ここで、計算機1は、測定装置5によるM
OSトランジスタの電気的特性測定を制御し、測定装置
5からの測定結果をデータ格納部3に入力する。また、
与えられた製造条件に基づく素子形状、不純物分布のシ
ミュレーション、さらに、与えられた素子形状、不純物
分布に基づく電気的特性のシミュレーションを実行す
る。なお、計算機1を複数の計算機で構成し、例えば、
シミュレーションの実行、データ格納部3の制御及び測
定装置5の制御をそれぞれ異なる計算機で行うことが可
能である。この場合、それぞれの計算機は直結され、若
しくは、ネットワークによって接続される。
【0016】データ格納部3は、測定装置5の測定結果
や計算機1のシミュレーション結果を一時的に格納し、
さらに、それらのデータは計算機1により検索・参照さ
れる。
【0017】測定装置5は、予め製造されたMOSトラ
ンジスタの電気的特性を測定する。なお、製造された複
数のMOSトランジスタの中から所定のトランジスタ
を、計算機1の制御により、選択し測定を行う機能を測
定装置5に備えることにより、不純物分布評価の効率を
向上させることが可能である。
【0018】次に、図1を参照して、上記不純物分布評
価装置の動作(すなわち、不純物分布評価方法)につい
て説明する。
【0019】まず、与えられたMOSトランジスタのマ
スクデータ及び製造条件に基づいて素子形状及び不純物
分布を算出するシミュレーションを実行する(ステップ
1)。ここで、上記マスクデータ及び製造条件は、具体
的には、実際の製造工程で用いられるマスクデータ及び
製造条件がその製造工程順に並べられているものであ
り、例えば、マスクデータとしてライン・スペース幅、
製造条件として酸化拡散条件、不純物注入条件、エッチ
ング条件である。
【0020】次に、上記ステップ1で求めた素子形状及
び不純物分布に基づいてMOSトランジスタとしての電
気的特性を算出するシミュレーションを実行する(ステ
ップ2)。ここで、素子形状及び不純物分布として与え
られる具体的なパラメータとしては、例えば、チャネル
長、ゲート酸化膜厚、基板不純物濃度(チャネル不純物
濃度)、ソース・ドレインの接合深さである。また、シ
ミュレーションされるMOSトランジスタの電気的特性
としては、図3に示すMOSトランジスタの基板7、ソ
ース9、ドレイン11及びゲート13それぞれに流れる
基板電流Isub、ソース電流Is 、ドレイン電流Id
びゲート電流Ig 、図4(a)に示すMOSトランジス
タのId (ドレイン電流)−Vg (ゲート電圧)特性
(三極管特性)、図4(b)に示すId (ドレイン電
流)−Vd (ドレイン電圧)特性(五極管特性)であ
る。なお、図4(a)のVthはMOSトランジスタのし
きい値電圧、図4(b)のVdsatはMOSトランジスタ
のピンチオフ状態におけるドレイン飽和電圧を示してお
り、また、図3及び図4に示すMOSトランジスタはn
チャネル・エンハンスメント型である。
【0021】次に、実際の製造工程において製造された
MOSトランジスタについて、上記ステップ2で述べた
電気的特性の測定を行う(ステップ3)。
【0022】次に、上記ステップ2で算出されたMOS
トランジスタのしきい値電圧Vthのシミュレーション結
果と上記ステップ3で測定されたしきい値電圧Vthの実
測値とが一致するか否かを判定する(ステップ4)。一
致すると判定した場合には、後記ステップ7に進み、一
致しないと判定した場合には、後記ステップ5に進む。
【0023】次に、上記ステップ4において一致しない
と判定された場合には、上記ステップ1においてシミュ
レーションにより算出されたチャネル不純物濃度に対し
て補正を行い、上記しきい値電圧Vthを一致させる(ス
テップ5)。ここで、チャネル不純物濃度の補正の方法
としては種々の手法を挙げることができるが、例えば、
上記ステップ1における素子形状・不純物分布のシミュ
レーションにおいて不純物注入条件であるドーズ量、加
速エネルギー、酸化拡散条件であるアニール時間、温度
等を調節し、しきい値電圧Vthが一致するチャネル不純
物濃度を算出する方法や、製造されたMOSトランジス
タのCV測定、しきい値電圧の基板不純物濃度(チャネ
ル不純物濃度)依存性により正確なチャネル不純物濃度
を求める方法等がある。なお、本ステップにおいては、
しきい値電圧Vthについてのシミュレーション結果と実
測値とが一致しない原因としてチャネル不純物濃度のみ
に着目しているが、実際には、かかるしきい値電圧Vth
の不一致の原因としては上記チャネル不純物濃度以外に
ゲート酸化膜の膜厚異常とゲート電極の仕事関数異常が
考えられる。しかしながら、前者はCV測定等により容
易に知ることができ、後者はしきい値電圧Vthを大幅に
は変化させないことから、本実施の形態では考慮しな
い。
【0024】次に、上記ステップ5で補正されたチャネ
ル不純物濃度を用いて、再び、上記ステップ2で行った
MOSトランジスタの電気的特性のシミュレーションを
実行する(ステップ6)。
【0025】次に、上記ステップ4において一致すると
判定した場合には上記ステップ2で算出された電気的特
性のシミュレーション結果を、一致しないと判定した場
合には上記ステップ6で算出されたシミュレーション結
果をそれぞれ用いて、ln(Isub /Id )を1/(V
d −Vdsat)に対してプロットし、Isub /Id - 1/
(Vd −Vdsat)特性を求め、この特性がゲート電圧V
g に依存しない同一の線で表わされるか否かを判定す
る。ただし、ドレイン飽和電圧Vdsatのみは、上記シミ
ュレーション結果ではなく、上記ステップ3で求められ
たドレイン飽和電圧Vdsatの実測値を用いる(ステップ
7)。同一線上であると判定した場合には、後記ステッ
プ10に進み、同一線上にないと判定した場合には、後
記ステップ8に進む。
【0026】次に、上記ステップ7において同一線上に
ないと判定した場合には、まず、ソース・ドレイン近傍
のチャネル不純物濃度が上記ステップ1またはステップ
5で求められたチャネル不純物濃度とは異なっていると
判断し、図5に示すように、ソース・ドレイン近傍のチ
ャネル不純物濃度領域15を設定し、ソース・ドレイン
近傍のチャネル不純物濃度の補正を行う(ステップ
8)。ここで、このソース・ドレイン近傍のチャネル不
純物濃度領域15は、チャネル方向には少なくともドレ
イン11の空乏層と同程度若しくはそれ以上の寸法、深
さ方向には少なくとも反転層幅と同程度若しくはそれ以
上の寸法であり、また、その形状は同図(a)に示すよ
うにポケット状に設定してもよいし、同図(b)に示す
ように矩形状でもよい。上記ソース・ドレイン近傍のチ
ャネル不純物濃度領域15の不純物濃度は、Isub /I
d - 1/(Vd −Vdsat)特性が同一線上になるように
決定される。この決定方法としては、例えば、上記ステ
ップ2で述べた電気的特性のシミュレーションを実行
し、Isub /Id - 1/(Vd −Vdsat)特性が同一線
上になるように上記ソース・ドレイン近傍のチャネル不
純物濃度領域15の不純物濃度を決定する方法がある。
また、上記ソース・ドレイン近傍のチャネル不純物濃度
領域15のチャネル方向の幅は、上記ステップ3で測定
された五極管特性と一致するように決定される。この決
定方法としては、例えば、上記ステップ2で述べた電気
的特性のシミュレーションを実行し、五極管特性のシミ
ュレーション結果を上記ステップ3で測定された五極管
特性と一致するように上記ソース・ドレイン近傍のチャ
ネル不純物濃度領域15のチャネル方向の幅を決定する
方法がある。
【0027】次に、上記ステップ8で補正されたソース
・ドレイン近傍のチャネル不純物濃度を用いて、再び、
上記ステップ2で行ったMOSトランジスタの電気的特
性のシミュレーションを実行する(ステップ9)。
【0028】次に、上記ステップ7において同一線上に
あると判定した場合には上記ステップ2または上記ステ
ップ6で算出された電気的特性のシミュレーション結果
を、同一線上にないと判定した場合には上記ステップ9
で算出されたシミュレーション結果をそれぞれ用いたI
sub /Id - 1/(Vd −Vdsat)特性を求め、上記ス
テップ3で測定した電気的特性の実測値を用いたIsub
/Id - 1/(Vd −Vdsat)特性と一致するか否かを
判定する(ステップ10)。一致すると判定した場合に
は、ここで終了し、一致しないと判定した場合には、後
記ステップ11に進む。
【0029】最後に、上記ステップ10において一致し
ないと判定した場合には、実測値と一致するようにソー
ス・ドレインの横方向拡散分布の補正を行い、終了する
(ステップ11)。
【0030】次に、上述した不純物分布評価方法の適用
例について図面を用いて説明する。なお、図1に示すス
テップ1〜ステップ3までは予め終了しているものとす
る。最初に、n型MOSトランジスタを例として説明す
る。
【0031】図6は、n型MOSトランジスタの三極管
特性(L=20μm、W=100μm、Vd =50m
V)を示す図である。同図において、上記ステップ2で
算出されたしきい値電圧Vthのシミュレーション結果は
上記ステップ3で求めたしきい値電圧Vthの実測値より
も低くなっている。従って、上記ステップ4において一
致しないと判定され、上記ステップ5において上記チャ
ネル不純物濃度に対して補正を行い、上記しきい値電圧
thを一致させる。
【0032】図7は、上記n型MOSトランジスタのI
sub /Id - 1/(Vd −Vdsat)特性(L=20μ
m、W=100μm)を示す図である。同図において、
上記ステップ5で上記チャネル不純物濃度に対して補正
を行う前の特性と比べて、補正後の特性は十分同一線上
にあると見なすことができる。従って、上記ステップ7
において同一線上にあると判定され、上記ステップ10
に進む。さらに、同図において、上記Isub /Id - 1
/(Vd −Vdsat)特性は実測値と良好に一致するの
で、上記ステップ10において一致すると判定し、不純
物分布評価は終了する。
【0033】次に、p型MOSトランジスタを例として
説明する。
【0034】図8は、p型MOSトランジスタの三極管
特性(L=20μm、W=100μm、Vd =−50m
V)を示す図である。同図において、上記ステップ2で
算出されたしきい値電圧Vthのシミュレーション結果は
上記ステップ3で求めたしきい値電圧Vthの実測値と良
好に一致する。従って、上記ステップ4において一致す
ると判定され、上記ステップ7に進む。
【0035】図9は、上記p型MOSトランジスタのI
sub /Id - 1/(Vd −Vdsat)特性(L=20μ
m、W=100μm)を示す図である。同図において、
上記ステップ2で算出された電気的特性のシミュレーシ
ョン結果によるIsub /Id -1/(Vd −Vdsat)特
性はゲート電圧Vg によって変わっている。従って、上
記ステップ7において同一線上にないと判定し、上記ス
テップ8において、上記ソース・ドレイン近傍のチャネ
ル不純物濃度の補正を行い、上記特性を同一線上にの
せ、五極管特性を実測値と一致させる(図10参照)。
【0036】さらに、図9において、上記ソース・ドレ
イン近傍のチャネル不純物濃度の補正後のIsub /Id
- 1/(Vd −Vdsat)特性は実測値と良好に一致して
いるので、上記ステップ10において一致すると判定さ
れ、不純物分布評価は終了する。
【0037】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。図11は、本発明の第2の実施の形態に係る
半導体製造方法の処理手順を示すフローチャート、図1
2は、本発明の第2の実施の形態に係る半導体製造装置
の構成を示す図である。なお、図2と同一部分には同一
符号が付してある。
【0038】図12において、この半導体製造装置17
は、上述した第1の実施の形態に係る不純物分布評価装
置を備え、その評価結果に基づいて製造条件を変更する
ことができるようにしたものである。すなわち、本実施
の形態に係る半導体製造装置17は、半導体製造工程に
おいて製造されたMOSトランジスタが所望の電気的特
性を得ることができなかった場合には、上述した不純物
評価装置によりMOSトランジスタのソース・ドレイン
近傍の不純物分布の評価を実行し、その評価結果の基づ
き製造条件を変更することにより、MOSトランジスタ
のソース・ドレイン近傍のチャネル不純物分布に起因す
る問題を回避し、所望の電気的特性を有するMOSトラ
ンジスタを製造することができるのである。
【0039】ここで、半導体製造装置17には、例え
ば、イオン注入装置、拡散炉、エッチング装置が適用さ
れ、その変更対象となる製造条件としては、イオン注入
装置においてはドーズ量、加速エネルギー、拡散炉にお
いては拡散時間、拡散温度、雰囲気ガス、エッチング装
置においてはエッチング時のプラズマ状態、エッチング
ガス等である。
【0040】以下、上記半導体製造装置の動作(すなわ
ち、半導体製造方法)について説明する。
【0041】まず、ロットが半導体製造工程に投入され
る(ステップ21)。
【0042】次に、半導体製造工程においてLSIが形
成される(ステップ22)。ここで、この半導体製造工
程でLSIを形成する複数の製造装置には本発明の第2
の実施の形態に係る半導体製造装置が含まれる。
【0043】次に、製造されたLSIを構成するMOS
トランジスタの電気的特性を測定する(ステップ2
3)。ここで、測定される項目としては、MOSトラン
ジスタのしきい値電圧、駆動力、基板電流、ゲート電流
等である。
【0044】次に、上記ステップ23の測定結果が予め
設定されている値と比べて異常であるか否かを判定する
(ステップ24)。ここで、異常がなければ終了し、異
常があれば後記ステップ25に進む。
【0045】次に、上述した本発明の第2の実施の形態
に係る不純物分布評価装置によりMOSトランジスタの
ソース・ドレイン近傍のチャネル不純物分布の評価を実
行する(ステップ25)。
【0046】次に、上記ステップ25の評価結果に基づ
き製造条件を変更し、ソース・ドレイン近傍のチャネル
不純物分布に起因する問題を回避できるように、半導体
製造装置17の製造条件を変更する(ステップ26)。
【0047】最後の上記ステップ21〜ステップ26ま
でをステップ24において異常がないと判定されるまで
繰り返す。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、従
来の不純物評価方法では困難であったMOSトランジス
タのソース・ドレインの近傍の局所的な不純物分布の評
価を非破壊かつ容易に行うことができるので、ソース・
ドレイン近傍の不純物分布に起因する問題を回避するこ
とが可能となる。
【0049】また、ソース・ドレイン近傍の不純物分布
の評価結果に基づいて製造条件を変更すれば、容易に所
望の電気的特性を有するMOSトランジスタの製造が可
能となり、それにより、開発期間の短縮、大幅なコスト
の低減を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る不純物評価方
法の処理手順を示すフローチャートである。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る不純物評価装
置の構成を示す図である。
【図3】MOSトランジスタの基板、ソース、ドレイン
及びゲートそれぞれに流れる基板電流Isub 、ソース電
流Is 、ドレイン電流Id 及びゲート電流Ig を説明す
るための図である。
【図4】(a)は、MOSトランジスタのId (ドレイ
ン電流)−Vg (ゲート電圧)特性(三極管特性)を示
す図、(b)は、Id (ドレイン電流)−Vd (ドレイ
ン電圧)特性(五極管特性)を示す図である。
【図5】ソース・ドレイン近傍のチャネル不純物濃度領
域を説明するための図である。
【図6】n型MOSトランジスタの三極管特性(L=2
0μm、W=100μm、Vd=50mV)を示す図で
ある。
【図7】n型MOSトランジスタのIsub /Id - 1/
(Vd −Vdsat)特性(L=20μm、W=100μ
m)を示す図である。
【図8】p型MOSトランジスタの三極管特性(L=2
0μm、W=100μm、Vd=−50mV)を示す図
である。
【図9】p型MOSトランジスタのIsub /Id - 1/
(Vd −Vdsat)特性(L=20μm、W=100μ
m)を示す図である。
【図10】p型MOSトランジスタの五極管特性(L=
20μm、W=100μm)を示す図である。
【図11】本発明の第2の実施の形態に係る半導体製造
方法の処理手順を示すフローチャート
【図12】本発明の第2の実施の形態に係る半導体製造
装置の構成を示す図である。
【図13】一様にボロン(B)をドープしたシリコン基
板7にソース9及びドレイン11形成に用いられるひ素
(As)をイオン注入した後にアニールをした時の不純
物分布を示す概念図である
【符号の説明】
1 計算機 3 データ格納部 5 測定装置 7 基板 9 ソース 11 ドレイン 13 ゲート 15 ソース・ドレイン近傍のチャネル不純物濃度領域 17 半導体製造装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 素子形状、不純物分布等のデバイス構造
    のシミュレーション結果に基づいて電気的特性のシミュ
    レーションを行い、その結果と実測値とを比較してMO
    Sトランジスタの不純物分布の評価を行う不純物分布評
    価方法であって、 前記MOSトランジスタのしきい値についてのシミュレ
    ーション結果と実測値とが一致しない場合には、一致す
    るようにチャネル不純物濃度のシミュレーション結果の
    補正を行う第1のステップと、 前記MOSトランジスタのIsub (基板電流)、I
    d (ドレイン電流)、Vd(ドレイン電圧)のシミュレ
    ーション結果及びVdsat(ドレイン飽和電圧)の実測値
    を用いてIsub /Id - 1/(Vd −Vdsat)特性を求
    め、該特性がゲート電圧に依存しない同一の線とならな
    い場合には、前記MOSトランジスタのソース・ドレイ
    ン近傍のチャネル不純物濃度領域を設定し、前記特性が
    同一の線となるように該領域の濃度を決定し、前記MO
    Sトランジスタの五極管特性についてのシミュレーショ
    ン結果と実測値とが一致するように前記領域のチャネル
    方向の幅を決定する第2のステップと、 前記MOSトランジスタのIsub /Id - 1/(Vd
    dsat)特性についてのシミュレーション結果と実測値
    とが一致しない場合には、一致するように前記MOSト
    ランジスタのソース・ドレインの横方向拡散分布の補正
    を行う第3のステップとを少なくとも具備することを特
    徴とする不純物分布評価方法。
  2. 【請求項2】 MOSトランジスタの電気的特性測定を
    行う測定装置と、 前記測定装置の測定結果を格納するデータ格納部と、 前記測定装置及びデータ格納部の制御を行うと共に、素
    子形状、不純物分布等のデバイス構造のシミュレーショ
    ン結果に基づいて電気的特性のシミュレーションを行
    い、その結果と実測値とを比較してMOSトランジスタ
    の不純物分布の評価を行う計算機とを少なくとも具備す
    る不純物分布評価装置であって、 前記計算機が、 前記MOSトランジスタのしきい値についてのシミュレ
    ーション結果と実測値とが一致しない場合には、一致す
    るようにチャネル不純物濃度のシミュレーション結果の
    補正を行い、 前記MOSトランジスタのIsub (基板電流)、I
    d (ドレイン電流)、Vd(ドレイン電圧)のシミュレ
    ーション結果及びVdsat(ドレイン飽和電圧)の実測値
    を用いてIsub /Id - 1/(Vd −Vdsat)特性を求
    め、該特性がゲート電圧に依存しない同一の線とならな
    い場合には、前記MOSトランジスタのソース・ドレイ
    ン近傍のチャネル不純物濃度領域を設定し、前記特性が
    同一の線となるように該領域の濃度を決定し、前記MO
    Sトランジスタの五極管特性についてのシミュレーショ
    ン結果と実測値とが一致するように前記領域のチャネル
    方向の幅を決定し、 前記MOSトランジスタのIsub /Id - 1/(Vd
    dsat)特性についてのシミュレーション結果と実測値
    とが一致しない場合には、一致するように前記MOSト
    ランジスタのソース・ドレインの横方向拡散分布の補正
    を行うことを特徴とする不純物分布評価装置。
  3. 【請求項3】 素子形状、不純物分布等のデバイス構造
    のシミュレーション結果に基づいて電気的特性のシミュ
    レーションを行い、その結果と実測値とを比較してMO
    Sトランジスタの不純物分布の評価を行い、その評価結
    果に基づいて製造条件を変更する半導体製造方法であっ
    て、 前記MOSトランジスタのしきい値についてのシミュレ
    ーション結果と実測値とが一致しない場合には、一致す
    るようにチャネル不純物濃度のシミュレーション結果の
    補正を行う第1のステップと、 前記MOSトランジスタのIsub (基板電流)、I
    d (ドレイン電流)、Vd(ドレイン電圧)のシミュレ
    ーション結果及びVdsat(ドレイン飽和電圧)の実測値
    を用いてIsub /Id - 1/(Vd −Vdsat)特性を求
    め、該特性がゲート電圧に依存しない同一の線とならな
    い場合には、前記MOSトランジスタのソース・ドレイ
    ン近傍のチャネル不純物濃度領域を設定し、前記特性が
    同一の線となるように該領域の濃度を決定し、前記MO
    Sトランジスタの五極管特性についてのシミュレーショ
    ン結果と実測値とが一致するように前記領域のチャネル
    方向の幅を決定する第2のステップと、 前記MOSトランジスタのIsub /Id - 1/(Vd
    dsat)特性についてのシミュレーション結果と実測値
    とが一致しない場合には、一致するように前記MOSト
    ランジスタのソース・ドレインの横方向拡散分布の補正
    を行う第3のステップと、 前記第1のステップ〜第3のステップの評価結果に基づ
    いて製造条件を変更する第4のステップとを少なくとも
    具備することを特徴とする半導体製造方法。
  4. 【請求項4】 MOSトランジスタの電気的特性測定を
    行う測定装置と、 前記測定装置の測定結果を格納するデータ格納部と、 前記測定装置及びデータ格納部の制御を行うと共に、素
    子形状、不純物分布等のデバイス構造のシミュレーショ
    ン結果に基づいて電気的特性のシミュレーションを行
    い、その結果と実測値とを比較してMOSトランジスタ
    の不純物分布の評価を行う計算機と、を少なくとも具備
    し、 前記計算機の評価結果に基づいて製造条件を変更する半
    導体製造装置であって、前記計算機が、 前記MOSトランジスタのしきい値についてのシミュレ
    ーション結果と実測値とが一致しない場合には、一致す
    るようにチャネル不純物濃度のシミュレーション結果の
    補正を行い、 前記MOSトランジスタのIsub (基板電流)、I
    d (ドレイン電流)、Vd(ドレイン電圧)のシミュレ
    ーション結果及びVdsat(ドレイン飽和電圧)の実測値
    を用いてIsub /Id - 1/(Vd −Vdsat)特性を求
    め、該特性がゲート電圧に依存しない同一の線とならな
    い場合には、前記MOSトランジスタのソース・ドレイ
    ン近傍のチャネル不純物濃度領域を設定し、前記特性が
    同一の線となるように該領域の濃度を決定し、前記MO
    Sトランジスタの五極管特性についてのシミュレーショ
    ン結果と実測値とが一致するように前記領域のチャネル
    方向の幅を決定し、 前記MOSトランジスタのIsub /Id - 1/(Vd
    dsat)特性についてのシミュレーション結果と実測値
    とが一致しない場合には、一致するように前記MOSト
    ランジスタのソース・ドレインの横方向拡散分布の補正
    を行うことを特徴とする半導体製造装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6909976B2 (en) 2001-08-31 2005-06-21 Semiconductor Technology Academic Research Center Method for calculating threshold voltage of pocket implant MOSFET
WO2008072373A1 (ja) * 2006-12-11 2008-06-19 Shin-Etsu Handotai Co., Ltd. 半導体基板の評価方法および半導体基板評価用素子

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JP2008147461A (ja) * 2006-12-11 2008-06-26 Shin Etsu Handotai Co Ltd 半導体基板の評価方法および半導体基板評価用素子

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