JP3407430B2 - 搬送車両における走行旋回装置 - Google Patents
搬送車両における走行旋回装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は一般に搬送車両に関
し、特に搬送車両における走行旋回装置の改良に関す
る。 【0002】 【従来の技術】搬送車両における従来の走行旋回装置の
一部断面正面図を図4に、一部断面側面図を図5に示
す。両図から分かるように、走行旋回装置1の固定部は
ステアリングモータ2と旋回ベアリング3の外輪3Aと
を有し、何れも車両本体4の荷重を受ける走行旋回装置
取付フレーム5に固定される。このステアリングモータ
2に取り付けられる歯車6により回転する歯車7は旋回
ベアリング3の内輪3Bを介して溶接一体構造の旋回フ
レーム構造8を回転する。この旋回フレーム構造8の下
部に揺動軸9を介してホイールタイヤ10を二点鎖線で
示すように揺動させる揺動フレーム構造11が取り付け
られる。この揺動フレーム構造11の側面に走行モータ
12(図5)を支持するモータ取付ブラケット11Aが
溶接などで固定される。更に、揺動フレーム構造11の
モータ取付ブラケット11Aに対し直角方向に車軸13
が貫通して溶接などで固定され、この車軸13の両端部
にホイールタイヤ10を有するホイール10Aが回転可
能に取り付けられる。一方のホイール10Aに固定され
たスプロケット14はスリップレスベルト又はチェーン
15を介して走行モータ12のスプロケット16(図
5)により駆動される。 【0003】通常、図4及び図5に示すような4組の走
行旋回装置1を備える搬送車両の車両本体4とホイール
タイヤ10との関係位置を図6に示すが、走行は、
(a)乃至(e)の順に長手方向、横方向、斜め方向、
旋回及びスピンターンの場合がある。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】搬送車両は産業用に広
く使用されるようになったが、例えば製鉄所におけるス
トリップコイルの置台の高さによる制限、フォークリフ
トのフォークの位置との関係等から例えば650mm位
の低床型が要求されるが、従来は以下の理由から800
〜900mm位の高さが必要であった。ストリップコイ
ルの搬送については、例えば特開平5−286518号
の「円筒状物品用搬送台車」がある。まず、本願の図4
に示す構成の場合、ホイールタイヤ10Aとステアリン
グモータ2とが干渉するのをを避けて全体の高さが高く
なるという問題があった。更に、図5に示すように走行
モータへの給電用配線ケーブルCは、(a)車両本体4
のP1点から振り廻すように接続され、(b)走行旋回
装置1の垂直中心上のP2点からひねられて接続され、
(c)図示しないがP2点から回転継手を介する、以上
(a)〜(c)の手段が使用され、この場合に、(a)
(b)によれば回転直径が大で、装置全体の高さが高く
なり、(c)によれば装置全体の高さが高くなり、且つ
スペースがない、などの理由から要求される低床型は望
めないという問題があった。上述の搬送車両を低床型に
するために、例えば特開昭60−135323号の「搬
送車の操舵駆動車輪ユニット」が開示されているが、そ
の操舵駆動車輪ユニットは、図7(特開昭60−135
323号公報の第1図と同じ)に示されているように、
操舵駆動装置51が取付ベース体52の下方に配設さ
れ、操舵駆動装置51によって回転する操舵用ピニオン
53が取付ベース体52に固定された内歯歯車54と噛
み合って遊星歯車状に旋回し、車輪駆動装置55に連設
された駆動電動機56によって駆動される走行車輪57
が旋回するようになっている。ところが、上記特開昭6
0−135323号公報には給電用配線ケーブルについ
ては何等開示されていない。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は、上述の問題を
解決するために、固定部、旋回部及び給電部を有する搬
送車両における走行旋回装置であって、前記固定部は半
円形のステアリング歯車を、前記旋回部は走行モータ、
ステアリングモータ、電磁ブレーキ、ディファレンシャ
ル機構及びホイールタイヤを、前記給電部は、各種の電
気機器に給電する給電ケーブルを内蔵保持した給電ケー
ブル内蔵旋回型チェーンをそれぞれ含み、前記ステアリ
ングモータは前記ステアリング歯車と噛み合い遊星歯車
状に旋回する遊星歯車を介して前記旋回部を旋回させ、
前記給電ケーブル内蔵旋回型チェーンは前記半円形のス
テアリング歯車の残りの半周スペースに、二層に折り曲
げられて配設され、前記給電ケーブル内蔵旋回型チェー
ンの二層に折り曲げられた内周側は固定部に固定され、
二層に折り曲げられた外周側は旋回部に取り付けるよう
にしたことを特徴とする搬送車両における走行旋回装置
を提供しようとするものである。 【0006】 【作用】固定されたステアリング歯車の周りを遊星歯車
状に半周する遊星歯車を介してステアリングモータが旋
回部を旋回させることにより、図6(a)の長手方向走
行から図6(e)のスピンターンまでの必要な走行を行
い、又、給電ケーブル内蔵旋回型チェーンを半円形のス
テアリング歯車の残りの半周スペースに配設し、その給
電ケーブル内蔵旋回型チェーンの内周側は固定され、外
周側は旋回側に取り付けられるようにしたことにより、
給電ケーブルによるスペースを削減し、装置全体の高さ
を減少させることができる。 【0007】 【実施例】以下、本発明による搬送車両における走行旋
回装置の実施例について図1乃至図3を参照して説明す
る。図1は走行旋回装置の実施例の斜視図、図2は図1
の一部断面正面図、図3は図1の一部断面平面図であ
る。本発明による搬送車両における走行旋回装置21
は、固定部、旋回部及び給電部を有するものであって、
前記固定部は半円形のステアリング歯車27を含み、前
記旋回部は走行モータ32、ステアリングモータ22、
電磁ブレーキ41、ディファレンシャル機構31及びホ
イールタイヤ30を含み、前記給電部は給電ケーブル内
蔵旋回型チェーン39を含んでいる。走行旋回装置21
の固定部である旋回ベアリング23の外輪23Aは取付
板37、旋回装置取付フレーム25を介して車両本体2
4に取り付けられる(図2参照)。23Bは内輪であ
る。取付板37の下面には半円形のステアリング歯車2
7がボルト等で固定される。一方、旋回フレーム28の
下部に球状箱形のディファレンシャル機構31が固定さ
れ、その一側面に走行モータ32が取り付けられ、走行
モータ32の取付側面と直角方向の両側面に車軸(図示
せず)のホイール30A(図1)を介してホイールタイ
ヤ30が配設される。又、半円形のステアリング歯車2
7の残りの半周スペース38には給電ケーブル内蔵旋回
型チェーン39(商品名:ケーブルベア)が配設され、
給電ケーブル内蔵旋回型チェーン39の内周側端部39
Aは固定側の取付板37に、外周側端部39Bはガイド
ブラケット40を介して旋回側のディファレンシャル機
構31に、それぞれ取り付けられる(図3参照)。そし
て給電ケーブル内蔵旋回型チェーン39は給電ケーブル
39Kが内蔵されるようになっているもので、旋回側の
ディファレンシャル機構31が旋回した場合、給電ケー
ブル内蔵旋回型チェーン39の旋回側も旋回して給電ケ
ーブル39Kは外部に出ないようになっている。又、ス
テアリング歯車27と噛み合い遊星歯車状に旋回する遊
星歯車26が取り付けられるステアリングモータ22及
びその近くにある電磁ブレーキ41もディファレンシャ
ル機構31に取り付けられる。車両本体24内において
給電ケーブル39Kから分岐された配線ケーブル(図示
せず)は、給電ケーブル内蔵旋回型チェーン39の旋回
側端部39Aから繰り出され、図2に示す空間42、4
3を通って各種の電気機器に接続されて給電される。走
行モータ32に通電されると、一般自動車に使用される
周知のディファレンシャルと同じ機能を有するディファ
レンシャル機構31によりホイールタイヤ30は回転
し、ホイールタイヤ30は走行方向に直角な面内で揺動
するようになっている。又、ステアリングモータ22に
通電されると、ステアリングモータ22はステアリング
歯車27と噛み合い遊星歯車状に旋回するう遊星歯車2
6を介して約155°の範囲で遊星運動をしてディファ
レンシャル機構31、ホイールタイヤ30、走行モータ
32、電磁ブレーキ41などを含む非揺動旋回部及び揺
動旋回部を一体に旋回させる。 【0008】 【発明の効果】本発明による搬送車両における走行旋回
装置は、上述のように構成されているので、下記の優れ
た効果を有する。 ステアリングモータを旋回側の空間部に取り付けたの
で走行モータやホイールタイヤと干渉しない。 ステアリング歯車の上部に従来必要とした配線スペー
スが不要となる。 給電ケーブル内蔵旋回型チェーンの使用により限られ
たスペースの中に多数のケーブルを収納できる。 上記〜などにより全体として回転直径を小さく、
全体の高さを低くすることができる。
し、特に搬送車両における走行旋回装置の改良に関す
る。 【0002】 【従来の技術】搬送車両における従来の走行旋回装置の
一部断面正面図を図4に、一部断面側面図を図5に示
す。両図から分かるように、走行旋回装置1の固定部は
ステアリングモータ2と旋回ベアリング3の外輪3Aと
を有し、何れも車両本体4の荷重を受ける走行旋回装置
取付フレーム5に固定される。このステアリングモータ
2に取り付けられる歯車6により回転する歯車7は旋回
ベアリング3の内輪3Bを介して溶接一体構造の旋回フ
レーム構造8を回転する。この旋回フレーム構造8の下
部に揺動軸9を介してホイールタイヤ10を二点鎖線で
示すように揺動させる揺動フレーム構造11が取り付け
られる。この揺動フレーム構造11の側面に走行モータ
12(図5)を支持するモータ取付ブラケット11Aが
溶接などで固定される。更に、揺動フレーム構造11の
モータ取付ブラケット11Aに対し直角方向に車軸13
が貫通して溶接などで固定され、この車軸13の両端部
にホイールタイヤ10を有するホイール10Aが回転可
能に取り付けられる。一方のホイール10Aに固定され
たスプロケット14はスリップレスベルト又はチェーン
15を介して走行モータ12のスプロケット16(図
5)により駆動される。 【0003】通常、図4及び図5に示すような4組の走
行旋回装置1を備える搬送車両の車両本体4とホイール
タイヤ10との関係位置を図6に示すが、走行は、
(a)乃至(e)の順に長手方向、横方向、斜め方向、
旋回及びスピンターンの場合がある。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】搬送車両は産業用に広
く使用されるようになったが、例えば製鉄所におけるス
トリップコイルの置台の高さによる制限、フォークリフ
トのフォークの位置との関係等から例えば650mm位
の低床型が要求されるが、従来は以下の理由から800
〜900mm位の高さが必要であった。ストリップコイ
ルの搬送については、例えば特開平5−286518号
の「円筒状物品用搬送台車」がある。まず、本願の図4
に示す構成の場合、ホイールタイヤ10Aとステアリン
グモータ2とが干渉するのをを避けて全体の高さが高く
なるという問題があった。更に、図5に示すように走行
モータへの給電用配線ケーブルCは、(a)車両本体4
のP1点から振り廻すように接続され、(b)走行旋回
装置1の垂直中心上のP2点からひねられて接続され、
(c)図示しないがP2点から回転継手を介する、以上
(a)〜(c)の手段が使用され、この場合に、(a)
(b)によれば回転直径が大で、装置全体の高さが高く
なり、(c)によれば装置全体の高さが高くなり、且つ
スペースがない、などの理由から要求される低床型は望
めないという問題があった。上述の搬送車両を低床型に
するために、例えば特開昭60−135323号の「搬
送車の操舵駆動車輪ユニット」が開示されているが、そ
の操舵駆動車輪ユニットは、図7(特開昭60−135
323号公報の第1図と同じ)に示されているように、
操舵駆動装置51が取付ベース体52の下方に配設さ
れ、操舵駆動装置51によって回転する操舵用ピニオン
53が取付ベース体52に固定された内歯歯車54と噛
み合って遊星歯車状に旋回し、車輪駆動装置55に連設
された駆動電動機56によって駆動される走行車輪57
が旋回するようになっている。ところが、上記特開昭6
0−135323号公報には給電用配線ケーブルについ
ては何等開示されていない。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は、上述の問題を
解決するために、固定部、旋回部及び給電部を有する搬
送車両における走行旋回装置であって、前記固定部は半
円形のステアリング歯車を、前記旋回部は走行モータ、
ステアリングモータ、電磁ブレーキ、ディファレンシャ
ル機構及びホイールタイヤを、前記給電部は、各種の電
気機器に給電する給電ケーブルを内蔵保持した給電ケー
ブル内蔵旋回型チェーンをそれぞれ含み、前記ステアリ
ングモータは前記ステアリング歯車と噛み合い遊星歯車
状に旋回する遊星歯車を介して前記旋回部を旋回させ、
前記給電ケーブル内蔵旋回型チェーンは前記半円形のス
テアリング歯車の残りの半周スペースに、二層に折り曲
げられて配設され、前記給電ケーブル内蔵旋回型チェー
ンの二層に折り曲げられた内周側は固定部に固定され、
二層に折り曲げられた外周側は旋回部に取り付けるよう
にしたことを特徴とする搬送車両における走行旋回装置
を提供しようとするものである。 【0006】 【作用】固定されたステアリング歯車の周りを遊星歯車
状に半周する遊星歯車を介してステアリングモータが旋
回部を旋回させることにより、図6(a)の長手方向走
行から図6(e)のスピンターンまでの必要な走行を行
い、又、給電ケーブル内蔵旋回型チェーンを半円形のス
テアリング歯車の残りの半周スペースに配設し、その給
電ケーブル内蔵旋回型チェーンの内周側は固定され、外
周側は旋回側に取り付けられるようにしたことにより、
給電ケーブルによるスペースを削減し、装置全体の高さ
を減少させることができる。 【0007】 【実施例】以下、本発明による搬送車両における走行旋
回装置の実施例について図1乃至図3を参照して説明す
る。図1は走行旋回装置の実施例の斜視図、図2は図1
の一部断面正面図、図3は図1の一部断面平面図であ
る。本発明による搬送車両における走行旋回装置21
は、固定部、旋回部及び給電部を有するものであって、
前記固定部は半円形のステアリング歯車27を含み、前
記旋回部は走行モータ32、ステアリングモータ22、
電磁ブレーキ41、ディファレンシャル機構31及びホ
イールタイヤ30を含み、前記給電部は給電ケーブル内
蔵旋回型チェーン39を含んでいる。走行旋回装置21
の固定部である旋回ベアリング23の外輪23Aは取付
板37、旋回装置取付フレーム25を介して車両本体2
4に取り付けられる(図2参照)。23Bは内輪であ
る。取付板37の下面には半円形のステアリング歯車2
7がボルト等で固定される。一方、旋回フレーム28の
下部に球状箱形のディファレンシャル機構31が固定さ
れ、その一側面に走行モータ32が取り付けられ、走行
モータ32の取付側面と直角方向の両側面に車軸(図示
せず)のホイール30A(図1)を介してホイールタイ
ヤ30が配設される。又、半円形のステアリング歯車2
7の残りの半周スペース38には給電ケーブル内蔵旋回
型チェーン39(商品名:ケーブルベア)が配設され、
給電ケーブル内蔵旋回型チェーン39の内周側端部39
Aは固定側の取付板37に、外周側端部39Bはガイド
ブラケット40を介して旋回側のディファレンシャル機
構31に、それぞれ取り付けられる(図3参照)。そし
て給電ケーブル内蔵旋回型チェーン39は給電ケーブル
39Kが内蔵されるようになっているもので、旋回側の
ディファレンシャル機構31が旋回した場合、給電ケー
ブル内蔵旋回型チェーン39の旋回側も旋回して給電ケ
ーブル39Kは外部に出ないようになっている。又、ス
テアリング歯車27と噛み合い遊星歯車状に旋回する遊
星歯車26が取り付けられるステアリングモータ22及
びその近くにある電磁ブレーキ41もディファレンシャ
ル機構31に取り付けられる。車両本体24内において
給電ケーブル39Kから分岐された配線ケーブル(図示
せず)は、給電ケーブル内蔵旋回型チェーン39の旋回
側端部39Aから繰り出され、図2に示す空間42、4
3を通って各種の電気機器に接続されて給電される。走
行モータ32に通電されると、一般自動車に使用される
周知のディファレンシャルと同じ機能を有するディファ
レンシャル機構31によりホイールタイヤ30は回転
し、ホイールタイヤ30は走行方向に直角な面内で揺動
するようになっている。又、ステアリングモータ22に
通電されると、ステアリングモータ22はステアリング
歯車27と噛み合い遊星歯車状に旋回するう遊星歯車2
6を介して約155°の範囲で遊星運動をしてディファ
レンシャル機構31、ホイールタイヤ30、走行モータ
32、電磁ブレーキ41などを含む非揺動旋回部及び揺
動旋回部を一体に旋回させる。 【0008】 【発明の効果】本発明による搬送車両における走行旋回
装置は、上述のように構成されているので、下記の優れ
た効果を有する。 ステアリングモータを旋回側の空間部に取り付けたの
で走行モータやホイールタイヤと干渉しない。 ステアリング歯車の上部に従来必要とした配線スペー
スが不要となる。 給電ケーブル内蔵旋回型チェーンの使用により限られ
たスペースの中に多数のケーブルを収納できる。 上記〜などにより全体として回転直径を小さく、
全体の高さを低くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による搬送車両における走行旋回装置の
実施例の斜視図である。 【図2】図1の一部断面正面図である。 【図3】図1の一部断面平面図である。 【図4】搬送車両における従来の走行旋回装置の一部断
面正面図である。 【図5】図4の一部断面側面図である。 【図6】搬送車両における車両本体とホイールタイヤと
の関係位置図である。 【図7】従来の搬送車の操舵駆動車輪ユニットの斜視図
である。 【符号の説明】 21:走行旋回装置 22:ステアリングモータ 26:遊星歯車 27:ステアリング歯車 30:ホイールタイヤ 31:ディファレンシャル機構 32:走行モータ 38:スペース 39:給電ケーブル内蔵旋回型チェーン 41:電磁ブレーキ
実施例の斜視図である。 【図2】図1の一部断面正面図である。 【図3】図1の一部断面平面図である。 【図4】搬送車両における従来の走行旋回装置の一部断
面正面図である。 【図5】図4の一部断面側面図である。 【図6】搬送車両における車両本体とホイールタイヤと
の関係位置図である。 【図7】従来の搬送車の操舵駆動車輪ユニットの斜視図
である。 【符号の説明】 21:走行旋回装置 22:ステアリングモータ 26:遊星歯車 27:ステアリング歯車 30:ホイールタイヤ 31:ディファレンシャル機構 32:走行モータ 38:スペース 39:給電ケーブル内蔵旋回型チェーン 41:電磁ブレーキ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
B62D 5/04
B62D 7/06
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 固定部、旋回部及び給電部を有する搬送
車両における走行旋回装置であって、前記固定部は半円
形のステアリング歯車を、前記旋回部は走行モータ、ス
テアリングモータ、電磁ブレーキ、ディファレンシャル
機構及びホイールタイヤを、前記給電部は、各種の電気
機器に給電する給電ケーブルを内蔵保持した給電ケーブ
ル内蔵旋回型チェーンをそれぞれ含み、前記ステアリン
グモータは前記ステアリング歯車と噛み合い遊星歯車状
に旋回する遊星歯車を介して前記旋回部を旋回させ、前
記給電ケーブル内蔵旋回型チェーンは前記半円形のステ
アリング歯車の残りの半周スペースに、二層に折り曲げ
られて配設され、前記給電ケーブル内蔵旋回型チェーン
の二層に折り曲げられた内周側は固定部に固定され、二
層に折り曲げられた外周側は旋回部に取り付けるように
したことを特徴とする搬送車両における走行旋回装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26798894A JP3407430B2 (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | 搬送車両における走行旋回装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26798894A JP3407430B2 (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | 搬送車両における走行旋回装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08108855A JPH08108855A (ja) | 1996-04-30 |
JP3407430B2 true JP3407430B2 (ja) | 2003-05-19 |
Family
ID=17452357
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26798894A Expired - Fee Related JP3407430B2 (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | 搬送車両における走行旋回装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3407430B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019242979A1 (de) * | 2018-06-22 | 2019-12-26 | Ebm-Papst St. Georgen Gmbh & Co. Kg | Radantriebsmodul mit abstützvorrichtung |
WO2019242980A1 (de) * | 2018-06-22 | 2019-12-26 | Ebm-Papst St. Georgen Gmbh & Co. Kg | Radantriebsmodul mit einem in dem radantriebsmodul aufgenommenen rad |
WO2020083538A1 (de) * | 2018-10-25 | 2020-04-30 | Ebm-Papst St. Georgen Gmbh & Co. Kg | Modular aufgebautes radantriebsmodul |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3549421B2 (ja) * | 1998-12-24 | 2004-08-04 | Tcm株式会社 | 旋回式車輪装置を有する産業車両 |
CN103287493A (zh) * | 2013-06-25 | 2013-09-11 | 盐城工学院 | 一种转向驱动轮 |
CN109968311A (zh) * | 2017-12-28 | 2019-07-05 | 沈阳新松机器人自动化股份有限公司 | 一种行走底盘机构及机器人 |
WO2021027572A1 (zh) * | 2019-08-15 | 2021-02-18 | 燕山大学 | 主被动差动混联支腿、基于重力封闭的混联支腿及六自由度调姿机器人平台 |
CN110606142B (zh) * | 2019-08-15 | 2020-09-25 | 燕山大学 | 基于地面封闭的混联支腿及其移动调姿平台 |
KR102474572B1 (ko) * | 2020-12-01 | 2022-12-07 | 한국자동차연구원 | 전기구동체계용 아우터휠 구동기 |
-
1994
- 1994-10-07 JP JP26798894A patent/JP3407430B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019242979A1 (de) * | 2018-06-22 | 2019-12-26 | Ebm-Papst St. Georgen Gmbh & Co. Kg | Radantriebsmodul mit abstützvorrichtung |
WO2019242980A1 (de) * | 2018-06-22 | 2019-12-26 | Ebm-Papst St. Georgen Gmbh & Co. Kg | Radantriebsmodul mit einem in dem radantriebsmodul aufgenommenen rad |
US12030386B2 (en) | 2018-06-22 | 2024-07-09 | Ebm-Papst St. Georgen Gmbh & Co. Kg | Wheel drive module with a wheel received in the wheel drive module |
WO2020083538A1 (de) * | 2018-10-25 | 2020-04-30 | Ebm-Papst St. Georgen Gmbh & Co. Kg | Modular aufgebautes radantriebsmodul |
US12024024B2 (en) | 2018-10-25 | 2024-07-02 | Ebm-Papst St. Georgen Gmbh & Co. Kg | Wheel drive module of modular construction |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08108855A (ja) | 1996-04-30 |
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