JP3099660B2 - 搬送車両における2個のディファレンシャルベベルピニオンを取り付けた走行旋回装置 - Google Patents
搬送車両における2個のディファレンシャルベベルピニオンを取り付けた走行旋回装置Info
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Description
旋回装置の改良に関する。
装置のディファレンシャル機構の断面図であり、搬送車
両における従来の走行旋回装置については、後述する図
1によって説明する実施例のものと類似しており、相違
点は、図4に示すように、走行モータの端部に電磁ブレ
ーキがついていた。まず、図1により走行旋回装置の構
造を説明すると、その走行旋回装置は、搬送車両の車体
の下方スペースに取り付けられる固定部及び旋回部を有
する走行旋回装置21であって、前記固定部はステアリ
ング歯車27を含み、前記旋回部は走行モータ32、ス
テアリングモータ22、ディファレンシャル機構31及
びホイールタイヤ30を含み、前記ステアリングモータ
22は、前記ステアリング歯車27と噛み合い遊星歯車
状に旋回する遊星歯車26を介して前記旋回部を旋回さ
せるようにされている。ついで、図4によりディファレ
ンシャル機構を説明すると、ディファレンシャル機構6
1は、走行モータ62の取付用のディファレンシャルベ
ベルピニオンの側に電磁ブレーキ63を取り付けた1個
のディファレンシャルベベルピニオンを取り付けた走行
旋回装置である。又、特開平5−38948号公報に
は、本願の図5(公報の図4と同一)に示されるような
「搬送車の駆動装置」が開示されており、その駆動装置
は、「駆動軸ベベルギヤ3dに走行用親モータ2aのベ
ベルピニオン3aと子モータ2bのベベルピニオン3b
とを2個向かい合って設け、親モータ2a側に電磁ブレ
ーキ4を取り付けたもの」とされ、即ち、走行用親モー
タ2aと電磁ブレーキ4とが1個のベベルピニオン3a
に取り付けられたものである。
の搬送車両における走行旋回装置は次の問題があった。 親モータの後に電磁ブレーキが取り付けられたので
は、同軸上にあるため、全長が延びることになる。 子モータを電磁ブレーキに置き換える場合には、子
モータ、親モータと駆動源が2個有るため間には必ず切
り離し機構(クラッチ)を要し、モータ又は取付部が複
雑になる。
解決するために、搬送車両の車体の下方スペースに取り
付けられる固定部及び旋回部を有する走行旋回装置であ
って、前記固定部はステアリング歯車を含み、前記旋回
部は走行モータ、ステアリングモータ、ディファレンシ
ャル機構及びホイールタイヤを含み、前記ステアリング
モータは、前記ステアリング歯車と噛み合い遊星歯車状
に旋回する遊星歯車を介して前記旋回部を旋回させるよ
うにされ、前記ディファレンシャル機構は、走行モータ
取付用ディファレンシャルベベルピニオンの反対側に電
磁ブレーキ取付用ディファレンシャルベベルピニオンを
取り付けた搬送車両における2個のディファレンシャル
ベベルピニオンを取り付けた走行旋回装置を提供しよう
とするものである。
設けたディファレンシャルベベルピニオンの一方には走
行モータを取り付けると共に、他方には電磁ブレーキを
取り付けることにより、全長が短くなる。このように、
走行モータ取付用ディファレンシャルベベルピニオンの
反対側の空いているスペースを利用して配置した他方の
ディファレンシャルベベルピニオンに電磁ブレーキを取
り付けることにより、回転直径は小さくなる。
のディファレンシャルベベルピニオンを取り付けた走行
旋回装置」の実施例について図1乃至図3を参照して説
明する。図1は、本発明による搬送車両における2個の
ディファレンシャルベベルピニオンを取り付けた走行旋
回装置の斜視図、図2は、図1に含まれるディファレン
シャル機構の断面正面図、図3は、図2のディファレン
シャル機構の詳細を示す断面正面図である。まず、図1
により走行旋回装置の構造を説明すると、「従来の技
術」の項にて述べたように、その走行旋回装置は、搬送
車両の車体の下方スペースに取り付けられる固定部及び
旋回部を有する走行旋回装置21であって、前記固定部
はステアリング歯車27を含み、前記旋回部は走行モー
タ32、ステアリングモータ22、ディファレンシャル
機構31及びホイールタイヤ30を含み、前記ステアリ
ングモータ22は、前記ステアリング歯車27と噛み合
い遊星歯車状に旋回する遊星歯車26を介して前記旋回
部を旋回させるようにされている。ついで、図2及び図
3によりディファレンシャル機構について説明すると、
走行モータ32が取り付けられた走行モータ取付用ディ
ファレンシャルピニオン51と、電磁ブレーキ41が取
り付けられた電磁ブレーキ取付用ディファレンシャルピ
ニオン52とが示されている。
うに走行モータと電磁ブレーキとを切り離し、2個設け
たディファレンシャルベベルピニオンの一方には走行モ
ータを取り付けると共に、他方には電磁ブレーキを取り
付けることにより、全長を短くすることが可能となる。
また、走行モータ取付用ディファレンシャルベベルピニ
オンの反対側の空いているスペースを利用して配置した
他方のディファレンシャルベベルピニオンに電磁ブレー
キを取り付けるようにしたから、回転直径を小さくする
ことが可能となり、搬送車両の車体の下方スペースにコ
ンパクトに収めることが可能となる。
レンシャルベベルピニオンを取り付けた走行旋回装置の
実施例の斜視図である。
正面図である。
面正面図である。
ァレンシャル機構の断面正面図である。
駆動装置の一部切欠正面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 搬送車両の車体の下方スペースに取り付
けられる固定部及び旋回部を有する走行旋回装置であっ
て、前記固定部はステアリング歯車を含み、前記旋回部
は走行モータ、ステアリングモータ、ディファレンシャ
ル機構及びホイールタイヤを含み、前記ステアリングモ
ータは、前記ステアリング歯車と噛み合い遊星歯車状に
旋回する遊星歯車を介して前記旋回部を旋回させるよう
にされ、前記ディファレンシャル機構は、走行モータ取
付用ディファレンシャルベベルピニオンの反対側に電磁
ブレーキ取付用ディファレンシャルベベルピニオンを取
り付けたことを特徴とする搬送車両における2個のディ
ファレンシャルベベルピニオンを取り付けた走行旋回装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33222394A JP3099660B2 (ja) | 1994-12-13 | 1994-12-13 | 搬送車両における2個のディファレンシャルベベルピニオンを取り付けた走行旋回装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33222394A JP3099660B2 (ja) | 1994-12-13 | 1994-12-13 | 搬送車両における2個のディファレンシャルベベルピニオンを取り付けた走行旋回装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08164759A JPH08164759A (ja) | 1996-06-25 |
JP3099660B2 true JP3099660B2 (ja) | 2000-10-16 |
Family
ID=18252554
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33222394A Expired - Fee Related JP3099660B2 (ja) | 1994-12-13 | 1994-12-13 | 搬送車両における2個のディファレンシャルベベルピニオンを取り付けた走行旋回装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3099660B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011051375A (ja) * | 2009-08-31 | 2011-03-17 | Showa Corp | モータ付デファレンシャル装置を搭載した車両 |
JP2019098803A (ja) * | 2017-11-29 | 2019-06-24 | 株式会社シィップ | 台車用車輪装置 |
JP7107202B2 (ja) * | 2018-12-12 | 2022-07-27 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用電気駆動装置 |
-
1994
- 1994-12-13 JP JP33222394A patent/JP3099660B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08164759A (ja) | 1996-06-25 |
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