JP3405796B2 - テープの形の記録担体用の、記録および再生の少なくとも一方のための装置 - Google Patents

テープの形の記録担体用の、記録および再生の少なくとも一方のための装置

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JP3405796B2
JP3405796B2 JP01749694A JP1749694A JP3405796B2 JP 3405796 B2 JP3405796 B2 JP 3405796B2 JP 01749694 A JP01749694 A JP 01749694A JP 1749694 A JP1749694 A JP 1749694A JP 3405796 B2 JP3405796 B2 JP 3405796B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、並置された二個の回
転可能なリールハブ間で延在するテープの形の記録担体
用の装置であって、前記二個のリールハブの駆動用の送
り側巻き取り軸および戻し側巻き取り軸と、「通常送
り」モードにてそれを介して該駆動輪が駆動され得る摩
擦輪部分を有するとともに前記送り側巻き取り軸に駆動
結合する送り側駆動輪と、「早戻し」モードにてそれを
介して該駆動輪が駆動され得る歯車部分を有するととも
に前記戻し側巻き取り軸に駆動結合する戻し側駆動輪
と、前記送り側駆動輪と前記戻し側駆動輪とを駆動する
ための駆動手段と、を具え、前記駆動手段が、モーター
で駆動され得るとともに実質的に前記二個の駆動輪の間
の領域内に配置されて異なる作動位置にセットされ得る
駆動軸を有し、前記駆動軸が、その駆動軸が通常送り駆
動位置に位置する状態で前記「通常送り」モードにある
前記送り側駆動輪の前記摩擦輪部分を駆動し得る摩擦輪
駆動部分と、その駆動軸が早戻し駆動位置に位置する状
態で前記「早戻し」モードにある前記戻し側駆動輪の前
記歯車部分を駆動し得る歯車駆動部分と、を有し、前記
駆動手段がさらに、前記送り側駆動輪を「早送り」モー
ドにて駆動し得る、記録および再生の少なくとも一方の
ための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】上述
の如き装置は、本願出願人が LFH0596型という型式で市
販している、いわゆるポケット型口述機として知られて
おり、その既知の装置の「早送り」モードにおいては、
前記送り側駆動輪は、駆動手段の「通常送り」モードで
の部分と同じ部分によって駆動される。すなわちその
「早送り」モードでも、「通常送り」モードにおけると
同様に、モーターで駆動され得る駆動軸が通常送り駆動
位置に移動されて、その駆動軸の摩擦輪駆動部分が送り
側駆動輪の摩擦輪部分と駆動結合されるが、「通常送
り」モードではモーターが、調節された比較的低い供給
電圧に接続されるのに対し、その「早送り」モードで
は、モーターが、電池によって生ずる調節されていない
比較的高い供給電圧に接続される。
【0003】しかしながら上記調節されていない供給電
圧は、上記調節された供給電圧の約二倍の高さに過ぎ
ず、それゆえ上記「早送り」モードでは、モーターひい
ては送り側駆動輪は、「通常送り」モードの約二倍の速
度になるように駆動されるに過ぎず、従ってその送り側
駆動輪の速度は、むしろ限られている。そしてこのこと
は、「早送り」モードでの記録担体の比較的遅い送りを
もたらし、それはさらには、望ましくない長い巻き取り
時間をもたらす。加えて、上述した「早送り」モードで
の駆動軸の摩擦輪駆動部分および早送り側駆動輪の摩擦
輪部分の使用は、その「早送り」モードでは比較的低い
効率しか達成できないという結果をもたらし、このこと
は、モーターが電池で駆動される場合に特に不利益とな
る。というのは、効率が低い場合には、電池では比較的
短い作動時間しか得られないからである。
【0004】
【課題を解決するための手段】それゆえこの発明の目的
は、当初の項で述べた種類の装置を簡単な手段によりそ
の「早送り」モードにて送り側駆動輪が有利な高効率お
よび有利な高速で駆動されるように改良することにあ
り、かかる目的のためこの発明の装置は、前記送り側駆
動輪が、歯車部分を有し、前記駆動手段が、非駆動位置
と早送り駆動位置との間で移動され得る歯車駆動部を有
し、前記歯車駆動部がその早送り駆動位置で、前記送り
側駆動輪を前記「早送り」モードにて駆動するために、
前記通常送り駆動位置にも前記早戻し駆動位置にも位置
していない状態にある前記駆動軸の歯車駆動部分と、前
記送り側駆動輪の前記歯車部分との両方に噛合すること
を特徴としている。
【0005】この発明に基づく上記構成は、その「早送
り」モードにおいて、送り側駆動輪の駆動を高い効率を
保証する歯車駆動部によって行うので、「早送り」モー
ドでも送り側駆動輪が高い効率で駆動され得ることを可
能ならしめることができ、またその「早送り」モードに
おいて、歯車駆動部の変速比に基づき所望の駆動速度を
選択し得るので、「早送り」モードで、送り側駆動輪が
比較的高い速度で駆動され得ることを可能ならしめるこ
とができる。そしてこのことは、装置が電池駆動の場合
に、その装置に、とりわけ簡単な方法で、「早送り」モ
ードでの短い巻き取り時間と、比較的長い作動時間とを
もたらす。
【0006】この発明のもう一つの特別な利点は、この
発明に基づく上記構成では、多くの場合「通常送り」モ
ードにおいて送り側駆動輪の駆動に用いられるとともに
「早戻し」モードにおいて戻し側駆動輪の駆動に用いら
れその目的のため摩擦輪駆動部分と少なくとも一つの歯
車駆動部分とを具えている駆動軸が、「早送り」モード
においても送り側駆動輪の駆動のために駆動手段の歯車
駆動部を駆動するのに用いられるので、数個の付加的部
品のみを具える単純な駆動手段によって所望の目的が達
成され得るということにある。
【0007】なお、前記駆動手段の前記駆動軸は、前記
歯車駆動部を駆動するために別個の歯車駆動部分を具え
ていても良い。しかしながら前記歯車駆動部がその早送
り駆動位置で、前記駆動軸の、その駆動軸が前記早戻し
駆動位置に位置する状態では前記「早戻し」モードにて
前記戻し側駆動輪の前記歯車部分を駆動し得る前記歯車
駆動部分と噛合すれば、極めて有利である、ということ
は証明されている。すなわちこのようにすれば、駆動軸
の上記歯車駆動部分が、「早送り」モードでの送り側駆
動輪の駆動と「早戻し」モードでの戻し側駆動輪の駆動
との二重の目的に供されるという利点があり、さらに、
駆動手段の構成が駆動軸の軸線方向に関して可能な限り
コンパクトなものにされ得るという利点もある。
【0008】前記歯車駆動部は、種々の方法で構成され
ることができる。しかしながら前記歯車駆動部が、互い
に共軸の位置で互いに回転不能に固定された、互いに異
なる直径を有する二つの歯車を具えていれば、極めて有
利である、ということは証明されている。すなわちこの
ようにすれば、歯車駆動部の構成が極めて単純なものに
なる。
【0009】上述した点との関連で、前記歯車駆動部が
その早送り駆動位置に位置する状態で、大きい方の直径
を持つ前記歯車が前記駆動軸の前記歯車駆動部分と噛合
するとともに、小さい方の直径を持つ前記歯車が前記送
り側駆動輪の前記歯車部分と噛合すれば、極めて有利で
ある、ということも証明されている。すなわちこのよう
にすれば、その歯車駆動部によって、望ましい変速比を
得ることが可能になるので、「早送り」モードにおいて
送り側駆動輪の最大限の速度を得るのに有利である。
【0010】そして上述した実施態様においては、前記
歯車駆動部がその早送り駆動位置に位置する状態で、小
さい方の直径を持つ前記歯車が、カップ状に形成された
前記送り側駆動輪の、内歯によって形成された前記歯車
部分と噛合すれば、極めて有利である、ということもさ
らに証明されている。すなわちこのようにすれば、駆動
手段の構成をその軸線方向に関して極めてコンパクトな
ものとするのに極めて有利である。
【0011】
【実施例】以下に、この発明の実施例を図面に基づき詳
細に説明する。但しこの発明は、その図示の実施例に限
られるものではない。ここに、図1は、この発明の記録
および再生の少なくとも一方のための装置の一実施例を
構成するポケット型口述機を実質的に原寸大で示す平面
図であり、その装置は、テープの形の記録担体を収容し
ているカセットを受容するように適合されている。また
図2は、図1に示す装置用に適したカセットを、その一
部を略図として原寸大より大きく示す平面図である。そ
して図3は、図1に示すポケット型口述機の一部を、図
1よりも拡大するとともに僅かに単純化し、該装置(口
述機)の上部を取り除いて示す平面図であり、この図3
に示す装置部分は、各々巻き取り軸に駆動結合している
二個の駆動輪を駆動するための駆動手段を具え、その装
置部分の可動部品は、「ストップ」モードにおける位置
を占めた状態にて示してある。
【0012】図4は、図1に示す装置の駆動手段を本質
的に示す、図3よりも拡大した平面図であり、この図4
に示す装置部分の可動部品は、「ストップ」モードにお
ける位置を占めた状態にて示してある。また図5は、図
1に示す装置の駆動手段を示す、図4のV−V線に沿う
断面図であり、この図5に示す可動部品も、「ストッ
プ」モードにおける位置を占めた状態にて示してある。
そして図6は、図1に示す装置の駆動手段を図4と同様
の方法で示す平面図であり、この図6に示す可動部品
は、「通常送り」モードにおける位置を占めた状態にて
示してある。また図7は、図1に示す装置の駆動手段を
図4および図6と同様の方法で示す平面図であり、この
図7に示す可動部品は、「早送り」モードにおける位置
を占めた状態にて示してある。さらに図8は、図1に示
す装置の駆動手段を図4、図6および図7と同様の方法
で示す平面図であり、この図8に示す可動部品は、「早
戻し」モードにおける位置を占めた状態にて示してあ
る。
【0013】図1に示す録音再生装置1は、音声信号の
録音および再生のためのポケット型口述機を構成してお
り、この装置1はカバー4を有し、そのカバー4は、磁
気テープの形の記録担体を収容している図2に示す如き
カセット6をその長手方向軸線が装置1の長手方向軸線
と平行になる向きで内部に挿入することができるカセッ
ト室5を閉止するため、図1に示すように、該装置の上
部2に揺動可能に搭載されるとともに、長く狭い装置側
部3まで延在している。
【0014】図1は、該装置1のカセット室5内にカセ
ットが入っていない状態を示し、カセット室5内には、
その装置の下部から、送り側巻き取り軸7および戻し側
巻き取り軸8が突出しており、それらの巻き取り軸は、
カバー4の透明窓9を通して見ることができる。装置1
はその上部2にさらに、音声伝達スロットの列10と、略
図で示す音声伝達開口部の網目11とを有しており、装置
1内の、上記音声伝達スロットの後方には、組み込み式
マイクが配置され、また装置1内の、上記音声伝達開口
部の後方には、組み込み式スピーカーが配置されてい
る。装置1はまた図1に示すように、その長く狭い装置
側部3に、装置1のテープ送りモードを開始させるため
にその狭い装置側部3に沿って摺動され得るスライドボ
タン12を有し、このスライドボタン12は、四つの作動位
置の間で前後に摺動されることができ、それらの作動位
置はその順で、「早戻し」、「停止」、「通常送り」お
よび「早送り」の四つのテープ送りモードにそれぞれ対
応している。
【0015】この一方カセット6は、図2で見得る第1
のカセット主部14と、図2では見得ない第2のカセット
主部15と、長く狭い前部16と、長く狭い後部17と、図2
では左側の短く狭い側部18と、図2では右側の短く狭い
側部19とを具える長方形のハウジング13を有しており、
またカセット6は、音声信号を記録するために磁気テー
プ20の形の記録担体を収容するとともに、その磁気テー
プ20を巻き取るために二つの回転駆動可能なリールハブ
21,22を収容して上記二つの主部14および15の間に回転
可能に並列に搭載しており、磁気テープ20は、その両端
部にて上記リールハブ21,22に装着されて、図2に示す
カセット6内ではテープ巻回23を形成するため全てリー
ルハブ21上に巻き付けられている。
【0016】上記磁気テープ20は、リールハブ21上のテ
ープ巻回23から他方のリールハブ22まで、三本の円柱状
のテープガイド24, 25, 26を介して延在しており、それ
らのテープガイド24, 25, 26によって磁気テープ20は、
二つの開口部27,28が設けられた上記長く狭い前部16に
沿うように案内されている。そしてこれら二つの開口部
27,28の位置には、二つの押圧フェルト29,30が図示し
ない方法で移動可能に配置されており、それらの押圧フ
ェルト29,30によって磁気テープ20は、上記二つの開口
部27,28を通って磁気テープ20に対する走査接触状態に
され得る該装置の二個の磁気ヘッド31, 32のヘッド表面
に対し押圧されることができる。なお、上記二個の磁気
ヘッド31, 32は、図3に略図にて示す、磁気テープ20上
の音声信号を消去するための磁気消去ヘッド31および、
磁気テープ20上に音声信号を録音するためおよび磁気テ
ープ20から音声信号を再生するための録音再生ヘッド32
である。
【0017】上記カセット6は、装置1内に、互いに逆
向きの二つの位置にて挿入されることができ、その挿入
の際、この装置の巻き取り軸7, 8は、カセット6の上
記位置に応じ二つのカセット主部14,15の一つを通って
リールハブ21, 22と駆動結合する。それゆえ、装置1内
にあるカセット6に関しては、二本の巻き取り軸7,8
は各々、磁気テープ20を駆動するために、二つのリール
ハブ21,22のうちの一つと駆動結合している。そして磁
気テープ20は、該装置1の全てのテープ送りモードにお
いて、二本の巻き取り軸7, 8のうちの一本のみが駆動
されることよって駆動される。
【0018】次に、図1に示す、装置1のこの発明に関
連する部分について、図3乃至図8を参照しつつ説明す
る。射出成形されたプラスチック製のシャーシー36は、
二つの長い側壁33, 34と装置ハウジングの底壁35との間
の空間に搭載されており、ここで側壁33は、該装置の上
記長く狭い装置側部3の位置に配置されている。そして
そのシャーシー36は、底壁35と平行に延在する板状のシ
ャーシー部分37と、その板状のシャーシー部分37に対し
て実質的に直角に延在する二つの細片状のシャーシー部
分38,39とを具え、上記シャーシー部分37には、二本の
軸40,41が回転不能に固定されており、前記送り側巻き
取り軸7は、上記二本の軸のうちの一方の軸40上に回転
可能に搭載され、また前記戻し側巻き取り軸8は、上記
二本の軸のうちの他方の軸41上に回転可能に搭載されて
いる。
【0019】さらに上記二本の巻き取り軸7,8は各
々、それらの巻き取り軸7,8と共軸の二つの駆動輪4
2,43のうちの一つに、それらの駆動輪42,43と一体化
されることで回転不能に固定されており、ここで送り側
巻き取り軸7に一体化された送り側駆動輪42は、カップ
状をなしていて、図5に示すように、その外周部にゴム
製のリングによって成形されて該駆動輪42の外周溝45内
に嵌め合わされた摩擦輪部分44を有しており、戻し側巻
き取り軸8に一体化された戻し側駆動輪43もまた、カッ
プ状をなしていて、図5に示すように、その外周部に平
歯によって形成された歯車部分46を有している。そして
上記送り側駆動輪42は、「通常送り」モードにおいて、
その摩擦輪部分44を介し、特に安定した静かな方法で駆
動されることができ、その一方上記戻し側駆動輪43は、
「早戻し」モードにおいて、その歯車部分46を介し、高
い効率および高い速度をもたらす有利な方法で駆動され
ることができる。
【0020】装置1は、上記送り側駆動輪42を駆動する
とともに上記戻し側駆動輪43を駆動するための駆動手段
47を有し、その駆動手段47は、装置ハウジングの底壁35
に固定されたモーター48を含んでおり、そのモーターの
モーター軸49は、プーリー50を支持していて、そのプー
リー50と、フライホイールも構成するさらなるプーリー
52との間には、ベルト51が掛け渡されている。そして、
シャーシー部分37の下方に配置されたそのさらなるプー
リー52は、駆動手段47の、シャーシー部分37の開口部53
を通って突出するとともに基本的に二つの駆動輪42,43
の間に位置しつつ異なる作動位置に移動し得る駆動軸54
と共軸に配置されてその駆動軸54に相対回転不能に連結
されており、かくして駆動軸54は、モーター48により、
ベルト51および上記さらなるプーリー52を介して駆動さ
れることができる。
【0021】図5から明らかなように、上記駆動軸54
は、実質的にH字形の支持ブロック57の二つのフランジ
部55, 56の端部内の二個のベアリングブッシュ58, 59に
よって回転可能に支持され、その支持ブロック57は、上
記フランジ部55, 56を連結するブリッジ部60の近くに
て、それら二つのフランジ部55, 56により、軸61の周り
に揺動可能なように搭載されており、その軸61は、シャ
ーシー部分37から突出したL字形のブラケット状支持部
材62内に搭載されて、その支持部材62の、シャーシー部
分37と平行な部分62a から、支持ブロック57の上側フラ
ンジ部55を通って板状シャーシー部分37へ向かい、その
シャーシー部分37の開口部を通って、支持ブロック57
の、シャーシー部分37の下方に位置する下側フランジ部
56まで延在している。そして支持ブロック57の上記ブリ
ッジ部60もまた、シャーシー部分37の開口部53を通っ
て、その支持ブロック57の下側フランジ部56まで下方に
延在している。
【0022】上記軸61上には、スリーブ63が搭載され、
そのスリーブ63は、支持ブロック57のブリッジ部60に平
行に、フランジ部55, 56の、上記駆動軸54から離れた方
の端部の間で延在しており、そのスリーブ63上では、支
持ブロック57のための駆動レバー64が揺動することがで
き、その駆動レバー64は、ブリッジ部60の溝形部分内に
位置している。またスリーブ63上には、捩じりコイルス
プリング65が装着されており、そのスプリング65は、支
持ブロック57と駆動レバー64との間で予圧を与えられ
て、一方の脚部66で支持ブロック57に作用するととも
に、他方の脚部67で上記駆動レバー64に作用する。そし
てその駆動レバー64は、側方に突出する弓形の腕部68を
有しており、その腕部68は、予圧を与えられたスプリン
グ65の影響下での支持ブロック57と駆動レバー64との相
対運動を規制する役割を果たし、図3および図4に示す
「停止」モードに対応する状態では、支持ブロック57の
ブリッジ部60に当接している。
【0023】また上記駆動レバー64は、その自由端部69
に駆動ローラー70を有し、その駆動ローラー70は、駆動
レバー64に回転可能に支持されており、それら駆動レバ
ー64および駆動ローラー70が、図3および図4に示す位
置から図では時計方向へ揺動されると、それら駆動レバ
ー64および駆動ローラー70によって、捩じりコイルスプ
リング65を介し支持ブロック57もまた、図では時計方向
へ揺動されることができ、かかる支持ブロック57の揺動
は、上記さらなるプーリー52に掛け渡されたベルト51に
よって及ぼされる力に対抗して行われる。すなわちベル
ト51は、図4、図5および図8に示すように、上側フラ
ンジ部55からシャーシー部分37へ向かって突出している
L字形の位置決めストッパー71を持つ支持ブロック57
を、そのシャーシー部分37に搭載された支持軸73の頭部
72へ向けて付勢している。
【0024】この装置1の上記支持ブロック57および他
の可動部品は、装置1のテープ送りモードを開始させる
ための、図3ではカセット6内の磁気テープ20が駆動さ
れない「停止」モードに対応する「停止」位置STOPに位
置している上記スライドボタン12の作動に基づいて動か
され、そのスライドボタン12は、図3に示す「停止」位
置STOPから矢印74で示す方向へ、「早戻し」位置SRL ま
で摺動されることができ、その位置ではスライドボタン
12は、装置1の「早戻し」モードを開始させることがで
き、その「早戻し」モードでは、カセット6内の磁気テ
ープ20が戻し側巻き取り軸8を介して駆動され、その戻
し側巻き取り軸8は、上記駆動手段47を介しモーター48
によって駆動され、該装置1のそのモーター48は、比較
的高い調節されていない供給電圧に接続され、それゆえ
そのモーター軸49は、図3では時計方向へ比較的高い速
度で駆動される。
【0025】上記スライドボタン12はまた、その図3に
示す「停止」位置STOPから矢印75で示す上記と反対の方
向へ、「通常送り」位置NVL まで摺動されることがで
き、その位置ではスライドボタン12は、装置1の「通常
送り」モードを開始させることができ、その「通常送
り」モードでは、カセット6内の磁気テープ20が送り側
巻き取り軸7を介して駆動され、その送り側巻き取り軸
7は、上記駆動手段47を介しモーター48によって駆動さ
れ、該装置1のそのモーター48は、比較的低い調節され
た一定の供給電圧に接続され、それゆえそのモーター軸
49は、図3では時計方向へ比較的低い速度で駆動され
る。
【0026】そして上記スライドボタン12は、その「通
常送り」位置NVL から上記矢印75で示す方向へ、さらに
「早送り」位置NVL まで摺動されることができ、その位
置ではスライドボタン12は、装置1の「早送り」モード
を開始させることができ、その「早送り」モードでは、
カセット6内の磁気テープ20が送り側巻き取り軸7を介
して駆動され、その送り側巻き取り軸7は、上記駆動手
段47を介しモーター48によって駆動され、該装置1のそ
のモーター48は、図示しないモータースイッチを介し
「早戻し」モードにおけると同様の比較的高い調節され
ていない供給電圧に接続され、それゆえそのモーター軸
49は、図3では時計方向へ比較的高い速度で駆動され、
これによりカセット6内の磁気テープ20は、「通常送
り」モードの場合よりも高い送り速度で駆動される。
【0027】ここで上記スライドボタン12は、装置1の
側壁33に平行に移動可能に案内された駆動スライド76に
連結されており、その駆動スライド76は、スライドボタ
ン12から離間した方のその端部に側方突部77を有してい
て、その側方突部77の位置で装置1の制御機構79に、連
結機構78を介して連結されている。そして、その連結機
構78は、ピン−溝結合として構成されて、駆動スライド
76の側方突部77の溝部80と、制御機構79からシャーシー
部分37へ向かって突出したピン81とを具えており、その
制御機構79は、ゴム製のリング44と同じ外径を持つ実質
的に扇形の内方部分と、その内方部分に連結された扇形
の外方部分とを有している。
【0028】上記制御機構79は、前記軸40と共軸の位置
にあり、その制御機構79の内方部分は、軸40上に揺動可
能に搭載されており、その内方部分は、上記スライドボ
タン12および駆動スライド76の摺動が連結機構78を介し
て制御機構79の揺動運動に変換されることで、スライド
ボタン12によって四つの作動位置に揺動されることがで
き、この制御機構79は、スライドボタン12によってセッ
トされ得る該装置1の作動モードに基づいて装置1の可
動部品の作動を制御する役割を果たし、上記支持ブロッ
ク57の作動もまた、この制御機構79によって、以下に詳
述するように制御される。
【0029】上記制御機構79は、掛止機構82によって、
前記「停止」モードおよび「通常送り」モードに対応す
る作動位置に掛止されることができ、前記「早戻し」モ
ードおよび「早送り」モードにそれぞれ対応する制御機
構79の作動位置では、掛止機構82は、それらの作動位置
にそれぞれ隣接する、前記「停止」モードおよび「通常
送り」モードに対応する作動位置へ向けて制御機構79を
付勢する。すなわち掛止機構82は、シャーシー36のシャ
ーシー部分37に連結された搭載ブロック83を介してその
シャーシー部分37に揺動可能に連結された掛止レバー85
と、その掛止レバーに一体化されたヒンジ84とを具え、
その掛止レバー85は、シャーシー36の細片状のシャーシ
ー部分39に寄り掛かった圧縮スプリング86によって付勢
されるともに、その自由端部87に掛止ローラー88を支持
している。
【0030】そして掛止レバー85に圧縮スプリング86に
よって及ぼされているばね力は、掛止ローラー88を、装
置1が「停止」モードにある状態では制御機構79の第1
の掛合凹部89内に押圧し、装置1が「通常送り」モード
にある状態では制御機構79の第2の掛合凹部90内に押圧
し、装置1が「早送り」モードにある状態ではその第2
の掛合凹部90に隣接する第1のリセット面91へ向けて押
圧し、装置1が「早戻し」モードにある状態では上記第
1の掛合凹部89に隣接する第2のリセット面92へ向けて
押圧する。
【0031】上記制御機構79はさらに、送り側駆動輪42
を停止させる制動機構94の制御のための第1の制御カム
93を具え、その制動機構94は、直角に曲がった板状スプ
リング96を具えており、その板状スプリング96は、シャ
ーシー36のシャーシー部分37に固定された一本の脚部95
と、ブレーキ腕98に連結されたもう一本の脚部97とを有
し、そのブレーキ腕98は脚部97から側方へ突出し、その
ブレーキ腕98の自由端部99はブレーキシュー100 を支持
しており、そのブレーキシュー100 は、送り側駆動輪42
のゴム製のリング44と共働するために、上記制御機構79
の通路134 を通って、そのゴム製のリング44と同じ高さ
まで上方へ延在している。また上記板状スプリング96の
脚部97の自由端部101 は、V字形に形成されており、そ
のV字形の端部101 は、制御機構79の上記第1の制御カ
ム93と共働するように構成されかつ配置されている。
【0032】そして、上記第1の制御カム93は、「停
止」モードにおいて送り側駆動輪42を継続的に固定する
ためにその「停止」モードにて制動機構94を作動させる
第1の作動凹部102 と、特に「早送り」モードから「通
常送り」モードへの切換えの際にテープが弛むのを防止
すべく送り側駆動輪42を一時的に制動するために「早送
り」モードと「通常送り」モードとの間の切換えの際に
制動機構94を短時間作動させる第2の作動凹部103 とを
有するとともに、装置1の「通常送り」モードにおいて
制動機構94を持ち上げる第1のリフト面104 と、装置1
の「早送り」モードにおいて制動機構94を持ち上げる第
2のリフト面105 と、装置1の「早戻し」モードにおい
て制動機構94を持ち上げる第3のリフト面106 とを有し
ている。
【0033】上記制御機構79はさらに、前記駆動ローラ
ー70と共働するように適合された第2の制御カム107 を
具え、その駆動ローラー70は、前記支持ブロック57を駆
動してその支持ブロック57の作動を制御するために前記
駆動レバー64上に回転可能に支持されており、上記第2
の制御カム107 は、「停止」モードおよび「早戻し」モ
ードにおいて駆動ローラー70および支持ブロック57を解
放するための第1の解放面108 と、装置1の「通常送
り」モードにおいて駆動ローラー70および支持ブロック
57を作動状態に維持するための第1の駆動面109 と、
「通常送り」モードと「早送り」モードとの間の切換え
の際に駆動ローラー70および支持ブロック57の作動を制
御するための第2の駆動面135 と、装置1の「早送り」
モードにおいて駆動ローラー70および支持ブロック57を
解放するための第2の解放面110 とを有している。
【0034】図3、図4、図6、図7および図8の平面
図では、上記第1の解放面108 は、前記通路134 を画成
している壁面と重なっており、それゆえそれらの図で
は、第1の解放面108 は部分的にのみ見ることができ
る。ところで、図4および図8に示す「停止」モードお
よび「早戻し」モードにそれぞれ対応する作動位置で
は、駆動ローラー70には前記さらなるプーリー52、駆動
軸54、支持ブロック57、捩じりコイルスプリング65およ
び駆動レバー64を介しベルト51が、その駆動ローラー70
を第2の制御カム107 に当接させるように力を及ぼして
いるにもかかわらず、駆動ローラー70は、第2の制御カ
ム107 に対向し、その第1の解放面108 から離れて持ち
上げられている。
【0035】すなわち装置1の「停止」モードおよび
「早戻し」モードでは、図4および図8から明らかなよ
うに、支持ブロック57の位置決めストッパー71が、支持
軸73の頭部72に当接することによって、第2の制御カム
107 に対する駆動ローラー70の当接が妨げられている。
しかしながら「早送り」モードでは、図7から明らかな
ように、駆動ローラー70の、第2の制御カム107 への当
接すなわちその第2の解放面110 に対する当接は、以下
に述べるようにして妨げられる。
【0036】図3乃至図8に示され、特に図5から明ら
かなように、駆動軸54は、「通常送り」モードにおいて
駆動軸54が図6に示す如く通常送り駆動位置に位置する
状態で送り側駆動輪42の摩擦輪部分44を駆動し得る摩擦
輪駆動部分111 を有するとともに、この場合には上記さ
らなるプーリー52と一体化されてそのさらなるプーリー
52からシャーシー部分37の開口部53を通り上方へ延在す
るピニオン112 により構成された歯車駆動部分112 を有
しており、そのピニオン112 は、「早戻し」モードにお
いて、駆動軸54が図8に示す如く早戻し駆動位置に位置
する状態で、戻し側駆動輪43の歯車部分46を駆動するこ
とができ、この目的のためシャーシー部分37上には、互
いに共軸の位置にて互いに回転不能に固定された二つの
歯車113および114 が、支持軸73によって回転可能に支
持されている。
【0037】そして上記二つの歯車113, 114のうちの、
小さい方の外径を持つ歯車113 は、戻し側駆動輪43の歯
車部分46に常時噛合しており、大きい方の外径を持つ他
方の歯車114 は、駆動軸54が上記早戻し駆動位置に位置
する状態で、図8に示すように、その駆動軸54上のピニ
オン112 と噛合する。この駆動軸54の早戻し駆動位置
は、「停止」モードにおける駆動軸54の位置とも対応し
ており、それゆえ上記他方の歯車114 は、図3および図
4に示すように、装置1の「停止」モードでもピニオン
112 と噛合している。ここで、関連する装置部品の配置
および構成は、ピニオン112 を歯車114 へ向けて付勢す
ることで歯車114 とピニオン112 との間で噛合作用が得
られて、ベルト51により及ぼされる力が増幅されるよう
に、選択されている。
【0038】加えて前記駆動手段47は、「早送り」モー
ドにおいて、送り側駆動輪42を駆動することができ、こ
の目的のためこの装置1における送り側駆動輪42は、上
記摩擦輪部分44に加えて歯車部分115 を具えており、こ
の装置1では、その歯車部分115 は、カップ状の送り側
駆動輪42の内歯によって形成されている。この装置1の
駆動手段47はさらに、図3〜図6および図8に示す非駆
動位置と図7に示す早送り駆動位置との間で移動し得る
歯車駆動部116 を具えており、「早送り」モードにおい
て送り側駆動輪42を駆動するために、その早送り駆動位
置で上記歯車駆動部116 は、駆動軸54がその通常送り駆
動位置にもその早送り駆動位置にも位置していない状態
にて、駆動軸54の歯車駆動部分すなわちピニオン112 お
よび送り側駆動輪42の歯車部分すなわち内歯歯車115 の
両方と噛合する。
【0039】この装置1に用いられている構成は、上記
歯車駆動部116 がその早送り駆動位置にて駆動軸54の上
記ピニオン112 と噛合し、それゆえ駆動軸54がピニオン
112と共にその駆動軸54の早送り駆動位置に位置し、そ
のピニオン112 が「早戻し」モードにおいて、駆動軸54
が早戻し駆動位置に位置する状態で、戻し側駆動輪43の
歯車部分46を駆動することができる、というような好ま
しいものである。
【0040】この装置1の歯車駆動部116 は、互いに共
軸の二つの歯車117 および118 を具えた極めて簡易なも
のであり、それらの歯車117, 118は、高いに異なる外径
を有するとともに互いに回転不能に固定され、この二つ
の共軸の歯車117, 118は、軸120 の周りに回転可能なよ
うに支持レバー119 上に支持されている。そしてその支
持レバー119 は、シャーシー36のシャーシー部分37上
に、軸121 の周りに揺動可能なように支持され、その軸
121 の周りに共軸に嵌装された捩じりコイルスプリング
122 は、シャーシー部分37から突出しているストッパー
124 に作用する脚部123 と、支持レバー119 に作用する
他方の脚部125 とを有している。従ってそのスプリング
122 は、支持レバー119 を図4では反時計方向へ揺動さ
せて、歯車駆動部116 を非駆動位置に維持しようとし、
その非駆動位置では、大きい方の外径を持つ歯車117
が、軸40用の支持ブッシュ126 に支持され、その支持ブ
ッシュ126 は、軸40と共軸の位置に位置してシャーシー
36と一体化されている。
【0041】上記制御機構79は、歯車駆動部116 をその
非駆動位置と早送り駆動位置との間で揺動させるべく支
持レバー119 の作動を制御するために、該制御機構79か
ら軸40へ向かって突出している角張った弾性腕部127 を
有し、かかる制御機構79が、図3および図4に示す位置
から図7に示す位置まで図3,4では反時計方向へ揺動
されると、その腕部127 は、支持レバー119 の切欠部12
8 に掛合し、この結果支持レバー119 は歯車駆動部116
と共に、図4に示す非駆動位置から図7に示す早送り駆
動位置まで揺動され、その早送り駆動位置では、支持レ
バー119 の位置決め腕部129 が、シャーシー部分37から
突出しているさらなる位置決めストッパー130 に当接す
る。
【0042】上記制御機構79はさらに、爪形のストッパ
ー132 を具え、そのストッパー132は、装置1の「早送
り」モードにおいて、支持ブロック57のフランジ部55か
らシャーシー部分37へ向かって突出している突起133 と
共働する役割を果たす。すなわち「早送り」モードが開
始される際には、制御機構79が、図3,4,6〜8では
反時計方向へ揺動され、ベルト51の引っ張り作用で駆動
ローラー70が、前記第1の駆動面109 上から前記第2の
解放面110 に隣接する前記第2の駆動面135 上まで転動
し、その駆動ローラー70と第2の駆動面135 との共働の
間、ベルト51が支持ブロック57を戻し側駆動軸43へ向け
て揺動させ、それに加えて上記爪形のストッパー132
が、支持ブロック57の突起133 へ向けて揺動される。
【0043】ここでストッパー132 は、駆動ローラー70
が第2の解放面110 に到達する前に突起133 にその上か
ら適当に掛合しているように構成されており、かくし
て、装置1の「早送り」モードにおいて図7に示すよう
にストッパー132 を突起133 にその上から掛合させてお
くことが達成でき、それゆえ、突起133 が、ベルト51か
らさらなるプーリー52および駆動軸54を介し支持ブロッ
ク57に作用する張力の影響下で、制御機構79のストッパ
ー132 により保持されて、ピニオン112 を持つ駆動軸54
がその早送り駆動位置にセットされる。
【0044】上記歯車駆動部116 がその早送り駆動位置
に位置するとともに、上記ピニオン112 を持つ駆動軸54
がその早送り駆動位置に位置する際には、駆動手段47
は、送り側駆動輪42を、その歯車部分115 を介して極め
て簡易かつ有利に、高効率および高速度で駆動すること
ができる。
【0045】なお、注記すると、制御機構79もまた歯車
部分131 を具えており、上述したモータースイッチはそ
の歯車部分131 によって、図示しない歯車を介し、制御
機構79の作動位置に基づき装置1のモーター48に既述し
たように異なる電圧を供給するために切換えられる。
【0046】以下、この装置1の作動の概略を説明す
る。この装置1の「通常送り」モードを開始させるため
には、スライドボタン12が、その「停止」位置STOPから
矢印75で示す方向へ、「通常送り」位置NVL まで摺動さ
れ、この結果、制御機構79が、図4に示す作動位置から
図6に示す作動位置まで揺動し、掛止機構82の掛止ロー
ラー88が、最初は掛合凹部89内から押し出され、次いで
他方の掛合凹部90内に押し込まれる。そしてその制御機
構79の揺動は、第1の制御カム93の第1のリフト面104
を作動させて制動機構94を持ち上げ、この結果、ブレー
キシュー100 は、送り側駆動輪42をその駆動が可能なよ
うに解放する。
【0047】また制御機構79が上記の如く揺動すると、
駆動ローラー70が、第2の制御カム107 の第1の解放面
108 に当たった後にその第1の解放面108 に沿って転動
して第1の駆動面109 に至り、この結果、駆動ローラー
70および、駆動レバー64および捩じりコイルスプリング
65を介し支持ブロック57も揺動されて、駆動軸54の摩擦
輪駆動部分111 が、送り側駆動輪42のゴム製リング44と
駆動結合するに至る。そしてその後は、駆動レバー64が
さらに揺動して、その腕部68が支持ブロック57から離さ
れるとともに、予圧された捩じりコイルスプリング65に
さらに張力が加えられ、この結果、駆動軸54の摩擦輪駆
動部分111 が、その捩じりコイルスプリング65の力によ
ってゴム製リング44に押し付けられる。
【0048】この一方、制御機構79のかかる揺動の結
果、その弾性腕部127 は、支持レバー119 に対しその切
欠部128 の位置で掛合する。しかしながらこのことは、
歯車駆動部116 を持つ支持レバー119 の極めて僅かな揺
動しか引き起こさず、それゆえ大きい方の歯車117 は、
支持ブッシュ126 から少しだけしか離されていない。ま
た制御機構79のかかる揺動により、上述した図示しない
モータースイッチが歯車部分131 を介して切り換えら
れ、これによりモーター48は、「通常送り」モードを実
行するのに必要なモーター電圧に接続され、そしてモー
ター48は、駆動手段47、特に駆動軸54の摩擦輪駆動部分
111 および送り側駆動輪42のゴム製リング44を介し、送
り側巻き取り軸7ひいてはカセット6内の磁気テープ20
を、「通常送り」モードにおいて、特に安定した静かな
状態で駆動する。なお、この「通常送り」モードが開始
された後は、掛止機構82が、その「通常送り」モードに
対応する作動位置に制御機構79を掛止する。
【0049】そして装置1が、もしもその「通常送り」
モードから例えば「早送り」モードにセットされるべき
場合には、スライドボタン12が、その「通常送り」位置
NVLから矢印75で示す方向へ「早送り」位置SVL まで摺
動され、この結果、制御機構79が、図6に示す作動位置
から図7に示す作動位置まで揺動し、掛止機構82の掛止
ローラー88が、第1のリセット面91と共働するようにな
り、圧縮スプリング86によって掛止機構82に及ぼされる
押圧力が掛止ローラー88に、その第1のリセット面91を
押圧させ、このことは、制御機構79を「通常送り」モー
ドに対応する作動位置に戻そうとする。
【0050】しかして制御機構79が図7に示すように
「早送り」モードに対応する作動位置に揺動される際に
は、制動機構94の板状スプリング96のV字形の端部101
が、第1の制御カム93の第2の作動凹部103 と短時間だ
け共働し、この結果、送り側駆動輪42が、この場合は何
の意味もないが短時間だけ制動され、次いで、その第1
の制御カム93の第2のリフト面105 が働いて、制動機構
94が持ち上げられ、従って送り側駆動輪42が駆動可能と
なる。さらに、制御機構79が上記の如く揺動されると、
駆動ローラー70が、第2の制御カム107 の第1の駆動面
109 から第2の駆動面135 を介し第2の解放面110 まで
転動し、この結果、ベルト51が、支持ブロック57を戻し
側駆動輪43へ向けて引っ張るが、この支持ブロック57の
揺動は、支持ブロック57の突起133 と制御機構79のスト
ッパー132 との共働によって規制され、結局、駆動軸54
はその早送り駆動位置にセットされる。
【0051】そして制御機構79の上述した揺動の間、そ
の弾性腕部127 は、支持レバー119のさらなる揺動を生
じさせ、この結果、歯車駆動部116 は、その非駆動位置
から揺動されて駆動位置にセットされ、その駆動位置で
は、大きい方の歯車117 が駆動軸54上のピニオン112 と
噛合するとともに、小さい方の歯車118 が送り側駆動輪
42の内歯歯車部分115 と噛合する。また制御機構79のこ
の揺動の間、上述した図示しないモータースイッチは、
歯車部分131 を介して切り換えられ、これによりモータ
ー48は、「早送り」モードを実行するのに必要なモータ
ー電圧に接続され、そしてモーター48は、駆動手段47、
特に駆動軸54上のピニオン112 と歯車駆動部116 と送り
側駆動輪42の内歯歯車部分115 とを介し、送り側巻き取
り軸7ひいてはカセット6内の磁気テープ20を、「早送
り」モードにおいて、高い効率および高い速度で駆動す
る。なお、装置1がこの「早送り」モードに維持される
ためには、スライドボタン12が、手で上記「早送り」位
置SVL に維持される必要がある。
【0052】上述した「早送り」モードにおいてスライ
ドボタン12が装置1の使用者によって解放されると、掛
止ローラー88は直ちに、第1のリセット面91を介し制御
機構79を、その「早送り」モードに対応する図7に示す
作動位置から、「通常送り」モードに対応する図6に示
す作動位置へ向けて付勢し、これにより、その制御機構
79によって制御される全ての装置部品は「通常送り」モ
ードに対応する作動位置にリセットされ、スライドボタ
ン12もまた上記矢印75で示す方向と逆の方向へ「通常送
り」位置NVL まで戻される。そして制御機構79のこの揺
動の間、板状スプリング96のV字形の端部101 が、第1
の制御カム93の第2の作動凹部103 と短時間だけ共働
し、それゆえ送り側駆動輪42が短時間だけ制動されて、
「早送り」モードから「通常送り」モードへの切換えの
際にカセット6内のテープ20に好ましくなくかつ煩わし
い弛みが生ずるのを防止する。
【0053】装置1の「通常送り」モードを止めさせる
ためには、掛止機構82により及ぼされている力に打ち勝
ってスライドボタン12を上記矢印75で示す方向と逆の方
向へ摺動させて、制御機構79を、「停止」モードに対応
する図4に示す作動位置まで戻し揺動させる必要があ
り、制御機構79がその「停止」モードに対応する作動位
置に揺動されると、制御機構79によって制御される全て
の装置部品が「停止」モードに対応する作動位置にリセ
ットされるとともに、制御機構79の歯車部分131によっ
て、上述した図示しないモータースイッチが切り換えら
れ、この結果、モーター48には何等の電圧も供給されな
くなって、モーター48は停止する。
【0054】このように制御機構79によって制御される
全ての装置部品が「停止」モードに対応する作動位置に
リセットされると、駆動軸54上のピニオン112 は、共軸
の歯車113 によって戻し側駆動輪43の歯車部分46とも駆
動結合している歯車114 に再度噛合し、それゆえ、短時
間だけ回転し続けているモーター48は、その復帰された
駆動機構を介して短時間だけ戻し側巻き取り軸8を駆動
し、この結果、カセット6内の磁気テープ20には、短時
間の自動的な戻り移動がもたらされる。そしてその「停
止」モードに対応する作動位置に位置した制御機構79で
は、制動機構94用の第1の制御カム93の第1の作動凹部
102 が働いて、送り側駆動輪42が回り止めされる。な
お、これとの関連で注記すると、その第1の作動凹部10
2 により制御される制動作用は、テープ20の弛み防止の
ために、モーター48が上述の如く供給電圧の接続を絶た
れる以前に、既に開始されている。
【0055】さらに、この装置1を「早戻し」モードに
セットするには、スライドボタン12が、その「停止」位
置STOPから矢印74で示す方向へ、「早戻し」位置SRL ま
で摺動される必要があり、この結果、制御機構79は、図
4に示す作動位置から図8に示す作動位置まで時計方向
へ揺動し、掛止機構82の掛止ローラー88が、今度は第2
のリセット面92と共働するようになり、押圧スプリング
86の押圧力下で掛止ローラー88が制御機構79に、その制
御機構79をその「早戻し」モードに対応する図8に示す
作動位置から「停止」モードに対応する図4に示す作動
位置へ戻すように力を及ぼす。しかして制御機構79が
「早戻し」モードに対応する図8に示す作動位置に揺動
されると、第1の制御カム93の第3のリフト面106 が働
いて、制動機構94が持ち上げられ、従って送り側駆動輪
42が解放されて駆動可能となる。
【0056】この一方、制御機構79の上記揺動の間、駆
動ローラー70は第2の制御カム107の第1の解放面108
上に位置しているので、支持ブロック57は揺動されな
い。それゆえこの「早戻し」モードにおいては、支持ブ
ロック57および、その支持ブロック57上に回転可能に支
持された駆動軸54が、「停止」モードにおけると同一の
位置を維持するので、その駆動軸54上のピニオン112
が、歯車114 との噛合状態を維持し、従って戻し側駆動
輪43の歯車部分46に対する駆動結合が、歯車114と共軸
の歯車113 を介して維持される。さらに、制御機構79が
上記の如く揺動されると、上述した図示しないモーター
スイッチが、歯車部分131 を介して、モーター48に「早
戻し」モードを実行するのに必要なモーター電圧を供給
するように切り換えられ、これによりモーター48は、駆
動手段47、特に駆動軸54上のピニオン112 と二個の共軸
の歯車113, 114と戻し側駆動輪43の歯車部分46とを介
し、戻し側巻き取り軸8ひいてはカセット6内の磁気テ
ープ20を、「早戻し」モードにおいて、高い効率および
高い速度で駆動する。なお、装置1がこの「早戻し」モ
ードに維持されるためには、スライドボタン12が、手で
上記「早戻し」位置SRLに維持される必要がある。
【0057】上述した「早戻し」モードにおいてスライ
ドボタン12が装置1の使用者によって解放されると、圧
縮スプリング86によって押圧されている掛止ローラー88
は直ちに制御機構79を、その「早戻し」モードに対応す
る図8に示す作動位置から、「停止」モードに対応する
図4に示す作動位置へ向けて戻し揺動させ、これによ
り、その制御機構79によって制御される全ての装置部品
は「停止」モードに対応する作動位置にリセットされ、
スライドボタン12もまた上記矢印74で示す方向と逆の方
向へ「停止」位置STOPまで戻される。そして制御機構79
が戻し揺動されると、制御機構79の歯車部分131 によっ
て、上述した図示しないモータースイッチも切り換えら
れ、この結果、モーター48には何等の電圧も供給されな
くなって、モーター48は停止する。この「停止」モード
に対応する作動位置に位置した制御機構79では、上述し
たように第1の制御カム93の第1の作動凹部102 が働い
て、送り側駆動輪42が回り止めされ、これとの関連で注
記すると、その第1の作動凹部102 により制御される制
動作用は、テープ20の弛み防止のために、モーター48が
上述の如く供給電圧の接続を絶たれる以前に、既に開始
されている。
【0058】以上、図示例に基づき説明したが、この発
明は上述の例に限定されるものでなく、例えば、前記駆
動軸には、上記実施例における一個のピニオンの代わり
に、「早送り」モードにおいて送り側駆動輪を駆動する
ピニオンと「早戻し」モードにおいて戻し側駆動輪を駆
動するピニオンとの二個の互いに異なる外径のピニオン
が設けられても良い。また「早送り」モードにおいて送
り側駆動輪を駆動する歯車駆動部は、他の構成、例えば
単一の歯車からなる構成のものでも良く、その場合に
は、送り側駆動輪の歯車部分は、その送り側駆動輪の摩
擦輪部分からその駆動輪の軸線方向へオフセットした、
その摩擦輪部分よりも小さい外径の外歯歯車によって構
成されても良い。
【0059】さらに、上述した実施例では戻し側駆動輪
用の制動機構は何も設けられていないが、この発明では
戻し側駆動輪用にも、制御機構によって制御され得る制
動機構が設けられても良く、かかる制動機構は、「早送
り」モードから「通常送り」モードへの切換えの際およ
び「早送り」モードから「停止」モードへの切換えの際
にテープの弛みの発生を確実に防止するのに有利であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の記録および再生の少なくとも一方の
ための装置の一実施例を構成するポケット型口述機を実
質的に原寸大で示す平面図である。
【図2】図1に示す装置用に適したカセットを、その一
部を略図として原寸大より大きく示す平面図である。
【図3】「ストップ」モードにおける図1に示すポケッ
ト型口述機の一部を、図1よりも拡大するとともに僅か
に単純化し、該装置(口述機)の上部を取り除いて示す
平面図である。
【図4】「ストップ」モードにおける図1に示す装置の
駆動手段を本質的に示す、図3よりも拡大した平面図で
ある。
【図5】「ストップ」モードにおける図1に示す装置の
駆動手段を示す、図4のV−V線に沿う断面図である。
【図6】「通常送り」モードにおける図1に示す装置の
駆動手段を図4と同様の方法で示す平面図である。
【図7】「早送り」モードにおける図1に示す装置の駆
動手段を図4および図6と同様の方法で示す平面図であ
る。
【図8】「早戻し」モードにおける図1に示す装置の駆
動手段を図4、図6および図7と同様の方法で示す平面
図である。
【符号の説明】
1 録音再生装置 (ポケット型口述機) 7 送り側巻き取り軸 8 戻し側巻き取り軸 20 磁気テープ 42 送り側駆動輪 43 戻し側駆動輪 44 摩擦輪部分 46 歯車部分 47 駆動手段 54 駆動軸 111 摩擦輪駆動部分 112 歯車駆動部分 115 歯車部分 116 歯車駆動部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 カール フィッシャー オーストリア国 アー2380 パーヒトル ドスドルフ レジェンハルトガッセ 7 (56)参考文献 実開 平4−6833(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 15/44

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 並置された二個の回転可能なリールハブ
    間で延在するテープの形の記録担体用の装置であって、
    前記二個のリールハブの駆動用の送り側巻き取り軸およ
    び戻し側巻き取り軸と、「通常送り」モードにてそれを
    介して該駆動輪が駆動され得る摩擦輪部分を有するとと
    もに前記送り側巻き取り軸に駆動結合する送り側駆動輪
    と、「早戻し」モードにてそれを介して該駆動輪が駆動
    され得る歯車部分を有するとともに前記戻し側巻き取り
    軸に駆動結合する戻し側駆動輪と、前記送り側駆動輪と
    前記戻し側駆動輪とを駆動するための駆動手段と、を具
    え、前記駆動手段が、モーターで駆動され得るとともに
    実質的に前記二個の駆動輪の間の領域内に配置されて異
    なる作動位置にセットされ得る駆動軸を有し、前記駆動
    軸が、その駆動軸が通常送り駆動位置に位置する状態で
    前記「通常送り」モードにて前記送り側駆動輪の前記摩
    擦輪部分を駆動し得る摩擦輪駆動部分と、その駆動軸が
    早戻し駆動位置に位置する状態で前記「早戻し」モード
    にて前記戻し側駆動輪の前記歯車部分を駆動し得る歯車
    駆動部分と、を有し、前記駆動手段がさらに、前記送り
    側駆動輪を「早送り」モードにて駆動し得る、記録およ
    び再生の少なくとも一方のための装置において、 前記送り側駆動輪が、歯車部分を有し、前記駆動手段
    が、非駆動位置と早送り駆動位置との間で移動され得る
    歯車駆動部を有し、前記歯車駆動部がその早送り駆動位
    置で、前記「早送り」モードにて前記送り側駆動輪を駆
    動するために、前記通常送り駆動位置にも前記早戻し駆
    動位置にも位置していない状態にある前記駆動軸の歯車
    駆動部分と、前記送り側駆動輪の前記歯車部分との両方
    に噛合することを特徴とする、記録および再生の少なく
    とも一方のための装置。
  2. 【請求項2】 前記歯車駆動部はその早送り駆動位置
    で、前記駆動軸の、その駆動軸が前記早戻し駆動位置に
    位置する状態では前記「早戻し」モードにて前記戻し側
    駆動輪の前記歯車部分を駆動し得る前記歯車駆動部分と
    噛合することを特徴とする、請求項1記載の記録および
    再生の少なくとも一方のための装置。
  3. 【請求項3】 前記歯車駆動部は、互いに共軸の位置で
    互いに回転不能に固定された、互いに異なる直径を有す
    る二つの歯車を具えていることを特徴とする、請求項1
    または請求項2記載の記録および再生の少なくとも一方
    のための装置。
  4. 【請求項4】 前記歯車駆動部がその早送り駆動位置に
    位置する状態で、大きい方の直径を持つ前記歯車が前記
    駆動軸の前記歯車駆動部分と噛合するとともに、小さい
    方の直径を持つ前記歯車が前記送り側駆動輪の前記歯車
    部分と噛合することを特徴とする、請求項3記載の記録
    および再生の少なくとも一方のための装置。
  5. 【請求項5】 前記歯車駆動部がその早送り駆動位置に
    位置する状態で、小さい方の直径を持つ前記歯車が、カ
    ップ状に形成された前記送り側駆動輪の、内歯によって
    形成された前記歯車部分と噛合することを特徴とする、
    請求項4記載の記録および再生の少なくとも一方のため
    の装置。
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