JP3401370B2 - 筆記具用キャップ - Google Patents

筆記具用キャップ

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JP3401370B2 JP19644495A JP19644495A JP3401370B2 JP 3401370 B2 JP3401370 B2 JP 3401370B2 JP 19644495 A JP19644495 A JP 19644495A JP 19644495 A JP19644495 A JP 19644495A JP 3401370 B2 JP3401370 B2 JP 3401370B2
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    • B43K23/00Holders or connectors for writing implements; Means for protecting the writing-points
    • B43K23/08Protecting means, e.g. caps
    • B43K23/12Protecting means, e.g. caps for pens
    • B43K23/122Protecting means, e.g. caps for pens with means for preventing choking
    • B43K23/124Protecting means, e.g. caps for pens with means for preventing choking comprising an air passage
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T24/00Buckles, buttons, clasps, etc.
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    • Y10T24/1321Pencil
    • Y10T24/1324Clasp attached
    • Y10T24/1347Flexible shank pencil holder

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  • Clips For Writing Implements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、シャープペンシ
ル、ボールペン等の筆記具のキャップに係り、特に好奇
心がおおせいな幼児等が誤って飲み込み、万一喉に詰ま
ったとしても空気の流通が確保されるように安全対策を
施した筆記具用キャップに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から安全対策を施した筆記具用キャ
ップは当該技術分野で周知である。一般にキャップは物
理的損傷が加わらないように保護する目的や商品として
のデザイン(装飾性等)の向上を図る目的で設計され、
筆記具の先端(ペン先)或いは後端に着脱可能に装着さ
れている。例えば、シャープペンシルのキャップ、所謂
ノックキャップの場合は芯タンク(替芯)を装填する軸
筒の後端等に装着されている消しゴムを保護するように
設計されて、消しゴムを使用する時や消しゴムを取り外
して芯タンクにシャープ芯を補充する時には引き抜くと
言った操作で簡単に取り外すことができるように装着さ
れている。
【0003】この様に安全対策を施した筆記具用キャッ
プは、例えば実開平4−77489 号、実開平4−104485
号、実開平4−104486号等の公開公報に開示されおり、
種々の通気構造が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら、上記した
従来のキャップはいずれのものもキャップ自体に設けた
通気孔などの通気構造により万一誤って飲み込んだ場合
でも空気の流通が確保される安全なキャップではある
が、外観的(輪郭)形状が損なわれ、ひいては商品とし
てのデザインの低下を招く結果になっている。例えば実
開平4−104485号、実開平4−104486号の両公報に開示
されているキャップの場合は外観的形状がキャップ本来
の円筒で球面形状を成すように通気孔を穿設した軸方向
途中の段部の外周縁からキャップの尾端(後端)に向け
たリブを周方向に設けている。
【0005】本発明はこの様な従来事情に鑑みてなされ
たもので、その目的とする処は、好奇心がおおせいな幼
児等が誤って飲み込み、万一喉に詰まったとしても空気
の流通が確保されることは勿論、商品としてのデザイン
(装飾性等)の低下を招く虞れがなく、しかも通気構造
が恰も模様的に現出して更なるデザインの向上を図った
安全な筆記具用キャップを提供する。
【0006】
【課題を達成するための手段】課題を達成するために本
発明が講じる技術的手段は、有底筒状のキャップ本体
と、球面状に湾曲するその閉鎖尾端部に適宜の開口形状
にて設けた装着口に嵌着する駒体とを備え、前記装着口
をキャップ本体の閉鎖尾端部から軸方向両周面に向けて
適宜の開口幅で平面並びに軸方向に平行に開口させた縦
断面略U字状に設ける一方、駒体を前記装着口の平行な
開口幅と同一幅で且つ同一断面形状を呈する縦断面略U
字状に形成し、その湾曲突端部位において幅方向の相反
する両辺縁の対称位置に、該縁部から幅方向に向けて且
つ該縁部に沿わせた湾曲方向に一定の間隔をおいて並列
的に空気流通凹欠部を複数設けたことを特徴とする。斯
る技術的手段によれば、キャップ本体に設けた装着口の
開口縁に適合合致する駒体の辺縁に、該縁部に沿わせて
キャップ本体内に通じる複数の空気流通凹欠部を並列的
に設けて、誤って飲み込み、万一喉に詰まったとしても
キャップ本体内を通して空気の流通が確保されるように
構成してなる。即ち、空気の流通を確保する通気構造が
キャップ本体の装着口の開口縁と、該開口縁に適合合致
し且つ該開口縁に沿って一定の間隔をおいて並列する駒
体の複数の空気流通凹欠部の開口縁とにより恰も線模様
的に現出する。
【0007】又、請求項2は、縦断面略U字状に開口す
る装着口の湾曲突端の開口部位におけるその開口縁の内
側に、装着口の開口幅より狭い架橋幅で駒体の湾曲突端
部位を支持させる駒受け部を架橋状に設けて、この駒受
け部と、装着口の平行に相対する開口縁壁面との間にキ
ャップ本体内に通じる空気流通空隙を設けたことを特徴
とする。斯る技術的手段によれば、空気の流通を確保す
る通気構造がキャップ本体の軸方向に向けた縦断面略U
字状に開口する装着口の湾曲突端の開口縁と、該開口縁
に適合合致し且つ該開口縁に沿って湾曲方向に一定の間
隔をおいて並列する駒体の複数の空気流通凹欠部の開口
縁とにより恰も線模様的に現出する。
【0008】又、請求項3は、装着口の平行に相対する
両開口縁壁面において、その湾曲突端近傍から軸方向の
開口縁に沿わせた連設壁部を前記両開口縁壁面に亘り対
称に設けて、この両連設壁部の上端間に亘り駒受け部を
架橋状に設けると共に、同連設壁部の下部に前記装着口
の開口幅にて掛止口を設ける一方、駒体の解放するその
両端部の内側には前記掛止口に嵌合掛止させる掛止爪を
設けたことを特徴とする。斯る技術的手段によれば、キ
ャップ本体内に通じる空気流通凹欠部を具備する駒体は
キャップ本体の装着口に嵌着された状態において該装着
口の駒受け部によりしっかり受け止められる。それによ
り、シャープペンシルのように芯を繰り出す時に行われ
るノックキャップの押圧操作時や、或いはキャップ本体
がその尾端側から床などに落下して駒体に衝撃が加わっ
た場合でも駒体が装着口から外れる虞れはない。そし
て、誤って飲み込み、万一喉に詰まったとしても空気流
通空隙を介して空気流通凹欠部と連通するキャップ本体
内を通して空気の流通が確保される。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明筆記具用キャップの実施の
具体例を図面に基づいて説明する。図1乃至図4はシャ
ープペンシルの消しゴム5を被嵌するように設計されて
いるキャップ、所謂ノックキャップの例を示し、キャッ
プ本体1は合成樹脂材料等により有底筒状に成形された
一体成形品であり、消しゴム5を遊嵌状に被嵌し得る内
径で且つ前端開口側に軸筒6内に装填されている芯タン
ク7の環状リブ8を有する後端開口の外周に着脱自在に
嵌挿し得るように一回り程度大径とした段付き内面形状
を成し、外面形状は軸方向途中から尾端部に向けて徐々
に湾曲させ且つ該尾端部において球面状に連設させた縦
断面略U字状に形成してなる。そして、その閉鎖尾端部
に適宜の開口形状の装着口2を設けると共に、該装着口
2に後述する空気流通凹欠部4を並列的に複数設けた駒
体3を嵌着せしめて、幼児等が誤って飲み込み、万一喉
に詰まったとしてもキャップ本体1内を通して空気の流
通が確保される安全対策を施してなる。
【0010】装着口2は、キャップ本体1の閉鎖尾端部
から適宜の開口幅で軸方向両周面に向けた縦断面略U字
状に設ける。好ましくは開口した状態において相対する
その開口幅方向の開口両縁から連なる開口縁壁面2-1 が
消しゴム5を遊嵌状に被嵌するキャップ本体1内に向け
て平行に形成される開口幅で、尾端部に向けて徐々に湾
曲するキャップ本体1の軸方向途中に至る両周面に向け
て開口させた縦断面略U字状に設ける。そして、この装
着口2の開口湾曲突端の開口部位(キャップ本体1の閉
鎖尾端部)におけるその開口縁の内側に、該装着口2の
開口幅より狭い架橋幅で駒体3の湾曲突端部を支持させ
る駒受け部9を架橋状に設けると共に、この駒受け部9
と装着口2の開口縁壁面2-1 との間にキャップ本体1内
に通じる空気流通空隙10を設ける。
【0011】駒受け部9は、装着口2に駒体3を適合合
致させた状態で嵌着せしめた状態において、該駒体3の
湾曲突端部の裏面を当接載承せしめて、芯11を繰り出す
時に行われるノックキャップの押圧操作時に駒体3がキ
ャップ本体1内に向けて押された場合、或いはキャップ
本体1がその尾端側から床などに落下して駒体3にキャ
ップ本体1内に向けた衝撃が加わった場合でも駒体3が
キャップ本体1内に没入するなどの装着口2から外れる
虞れがないように該駒体3を後述する掛止口12とにより
しっかりと受け止め支持する役目を成すもので、装着口
2の相対する両開口縁壁面2-1 間において、該両開口縁
壁面2-1 との間に空気流通凹欠部4とキャップ本体1内
を流通せしめる空気流通空隙10が確保形成される架橋幅
にて(図2参照)、且つ装着口2の両側の開口縁に沿わ
せた軸方向に向けて屈曲形状にて前記両開口縁壁面2-1
に亘り内側に対称に設けた連設壁部13の上端間に亘り連
設せしめた状態で架橋状に設ける(図3参照)。掛止口
12は、前記両連設壁部13の下部に装着口2の開口幅にて
設けて、駒体3の後述する掛止爪14を嵌合掛止せしめ
る。
【0012】駒体3は、キャップ本体1と同様に合成樹
脂材料等によりキャップ本体1の装着口2の開口形状に
適合合致させた形状に成形された一体成形品であり、着
色等が施されてノックキャップを含む筆記具の装飾性を
図り、そしてノックキャップが誤って飲み込まれ、万一
喉に詰まったとしてもキャップ本体1内を通して空気の
流通が確保される通気構造をキャップ本体1の尾端部に
具備するもので、装着口2の開口幅と同一幅で縦断面略
U字状に開口する該装着口2のU字状開口縁の沿う同一
断面形状を成す略U字状に形成する。そして、その湾曲
突端部位において装着口2の開口湾曲突端の開口縁に沿
う辺縁に、その縁部に沿わせてキャップ本体1内に通じ
る空気流通凹欠部4を並列的に複数設けると共に、解放
するその両端部の内側には装着口2の掛止口12に嵌合掛
止させる掛止爪14を突設して、前述した駒受け部9に対
する当接載承とにより装着口2にしっかり嵌着されるよ
うに形成してある。又、駒体3に湾曲突端部位を内側に
向けて他の部分よりも厚く且つ平面的に突出せしめて、
当該部分に前記駒受け部9に当接載承させる当接部15を
設けてなる。
【0013】空気流通凹欠部4は、駒体3の湾曲突端部
位において幅方向の相反する両辺縁の対称位置に、該縁
部から互いに接近するように幅方向に向けて且つ前記湾
曲突端部位の当接部15に向けて垂直に貫通するように該
縁部に沿わせた湾曲方向に一定の間隔をおいて並列状に
夫々複数設ける。好ましくは対称位置にさほど大きくな
い開口断面積にて夫々3カ所に平面略U字形、或いはV
字形の開口形状にて設ける。即ち、誤って飲み込まれ、
万一喉に詰まったとしても窒息する虞れがない必要十分
な空気流量が片側3カ所、両側で6カ所の空気流通凹欠
部4相互の開口総断面積により確保される通気構造とし
て、キャップ本体1内を通して空気が流通が成されるよ
うにしてある。
【0014】因みに、クリップ16が具備される軸筒6の
外面形状を、クリップ16の付根からその先端に至る全長
範囲で、クリップ16の幅方向中心部を基点に周方向双方
に向けて断面形状を平坦17に形成して、例えば図6に示
したようにノート18等に差した際にクリップ16とにより
ノート18を挟むその挟持力(固定力)を大きく発揮し得
るようにしてなる。
【0015】而して、以上の如く構成したノックキャッ
プによれば、好奇心がおおせいな幼児等が誤って飲み込
み、万一喉に詰まったとしてもキャップ本体1の尾端部
に施した片側3カ所の各空気流通凹欠部4が夫々内部の
空気流通空隙10を介して連通する合計6カ所の空気流通
凹欠部4、キャップ本体1内を通して空気の流通が確保
されることから、安全である。そして、キャップ本体1
の尾端部に施した湾曲方向に一定の間隔をおいて並列す
る空気流通凹欠部4相互の開口縁と、該開口縁に適合合
致する装着口2の湾曲突端の開口縁とにより恰も線模様
的に現出することから、従来のキャップのように外観的
(輪郭)形状が損なわれて商品としてのデザインの低下
を招く虞れがなく、逆に通気構造が恰も模様的に現出し
て更なるデザインの向上を図り得る。又、駒体3は装着
口2の駒受け部9にしっかり受け止められた状態で尚且
つ掛止爪14を装着口2の掛止口12に嵌合掛止せしめた状
態で該装着口2に嵌着されることから、芯11を繰り出す
時に行われるノックキャップの押圧操作時や、或いはキ
ャップ本体1がその尾端側から床などに落下して駒体3
に衝撃が加わった場合でも駒体3が装着口2から外れる
虞れはない。
【0016】図5乃至図6はボールペンのペン先(チッ
プ)19側を被嵌するように設計されているキャップの例
を示し、キャップ本体1-1 の尾端部に上記した実施例詳
述のように、空気流通凹欠部4を並列的に複数設けた駒
体3を嵌着せしめる装着口2を設けて、誤って飲み込
み、万一喉に詰まったとしてもキャップ本体1-1 内を通
して空気の流通が確保される安全対策を施してなる。斯
る実施例は上記した実施例詳述の構成と基本的には同じ
であることから同じ構成部分に同じ符号を用いることで
その構成説明は省略する。
【0017】キャップ本体1-1 は、ペン先19を含む軸筒
20の先端側を被嵌し得る長さと太さに合成樹脂材料等に
より有底筒状に成形され、その外面にクリップ21を一体
に成形具備してなる。
【0018】又、本実施例では上記した実施例詳述の如
く、クリップ21が具備されるキャップ本体1-1 の外面形
状を、クリップ21の付根からその先端に至る全長範囲
で、クリップ21の幅方向中心部を基点に周方向双方に向
けて断面形状を平坦22に形成して(図6参照)、ノート
18等に差した際にクリップ21とによりノート18を挟むそ
の挟持力(固定力)を大きく発揮し得るようにしてな
る。即ち、ノート18等に差した際にキャップ本体1-1 が
ノート18等に対して広い面接触にて接触せしめて、抜け
防止を図り、筆記具が簡単に抜け外れて落下しないよう
にしてある。
【0019】従って、本発明は他の目的として、筆記具
が簡単に抜け外れて落下しないようにノート等にしっか
りと挟持し得るように改良した筆記具用キャップを提供
することである。
【0020】
【発明の効果】本発明の筆記具用キャップは叙上の如く
構成してなるから、下記の作用効果を奏する。 .キャップ本体に設けた装着口の開口縁に適合合致す
る駒体の辺縁に、該縁部に沿わせてキャップ本体内に通
じる複数の空気流通凹欠部を並列的に設けて、幼児等が
誤って飲み込み、万一喉に詰まったとしてもキャップ本
体内を通して空気の流通が確保されるように構成してな
る。即ち、空気の流通を確保する通気構造がキャップ本
体の装着口の開口縁と、該開口縁に適合合致し且つ該開
口縁に沿って一定の間隔をおいて並列する駒体の複数の
空気流通凹欠部の開口縁とにより恰も線模様的に現出す
る。
【0021】.空気の流通を確保する通気構造がキャ
ップ本体の軸方向に向けた縦断面略U字状に開口する装
着口の湾曲突端の開口縁と、該開口縁に適合合致し且つ
該開口縁に沿って湾曲方向に一定の間隔をおいて並列す
る駒体の複数の空気流通凹欠部の開口縁とにより恰も線
模様的に現出する。
【0022】.キャップ本体内に通じる空気流通凹欠
部を具備する駒体はキャップ本体の装着口に嵌着された
状態において該装着口の駒受け部によりしっかり受け止
められる。それにより、シャープペンシルのように芯を
繰り出す時に行われるノックキャップの押圧操作時や、
或いはキャップ本体がその尾端側から床などに落下して
駒体に衝撃が加わった場合でも駒体が装着口から外れる
虞れはない。そして、幼児等が誤って飲み込み、万一喉
に詰まったとしても空気流通空隙を介して空気流通凹欠
部と連通するキャップ本体内を通して空気の流通が確保
される。
【0023】従って、本発明の筆記具用キャップによれ
ば、幼児等が誤って飲み込み、万一喉に詰まったとして
も空気の流通が確保されることは勿論、キャップ本体の
尾端部に一定の間隔をおいて並列的に空気流通凹欠部を
複数設けてなる通気構造としてなることから、従来のキ
ャップのように商品としてのデザイン(装飾性等)の低
下を招く虞れがない。しかもキャップ本体の尾端部に施
した通気構造が恰も模様的に現出することから、更なる
デザインの向上を図り得、ひいては商品としての価値が
向上する効果が期待出来、有益である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 シャープペンシルの消しゴムを被嵌するよう
に設計された本発明筆記具用キャップの実施の具体例を
示したシャープペンシル全体の斜視図
【図2】 図1のII−II線拡大断面図
【図3】 図1の III−III 線拡大断面図
【図4】 キャップ本体から駒体を取り外した状態の分
解斜視図
【図5】 ボールペンのペン先側を被嵌するように設計
された本発明筆記具用キャップの実施の具体例を示した
要部の断面図
【図6】 図5のVI−VI線拡大断面図
【符号の説明】
1,1-1 …キャップ本体 2…装着口 2-1 …開口縁壁面 3…駒体 4…空気流通凹欠部 5…消しゴム 6,20…軸筒 9…駒受け部 10…空気流通空隙 12…掛止口 14…掛止爪 19…ペン先

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有底筒状のキャップ本体と、球面状に湾
    曲するその閉鎖尾端部に適宜の開口形状にて設けた装着
    口に嵌着する駒体とを備え、前記装着口をキャップ本体
    の閉鎖尾端部から軸方向両周面に向けて適宜の開口幅で
    平面並びに軸方向に平行に開口させた縦断面略U字状に
    設ける一方、駒体を前記装着口の平行な開口幅と同一幅
    で且つ同一断面形状を呈する縦断面略U字状に形成し、
    その湾曲突端部位において幅方向の相反する両辺縁の対
    称位置に、該縁部から幅方向に向けて且つ該縁部に沿わ
    せた湾曲方向に一定の間隔をおいて並列的に空気流通凹
    欠部を複数設けたことを特徴とする筆記具用キャップ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のキャップにおいて、縦断面略U字状に開口する装着口の湾曲突端の開口部位
    におけるその開口縁の内側に、装着口の開口幅より狭い
    架橋幅で駒体の湾曲突端部位を支持させる駒受け部を架
    橋状に設けて、この駒受け部と、装着口の平行に相対す
    る開口縁壁面との間にキャップ本体内に通じる空気流通
    空隙 を設けたことを特徴とする筆記具用キャップ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のキャップにおいて、装着口の平行に相対する両開口縁壁面において、その湾
    曲突端近傍から軸方向の開口縁に沿わせた連設壁部を前
    記両開口縁壁面に亘り対称に設けて、この両連設壁部の
    上端間に亘り駒受け部を架橋状に設けると共に、同連設
    壁部の下部に前記装着口の開口幅にて掛止口を設ける一
    方、駒体の解放するその両端部の内側には前記掛止口に
    嵌合掛止させる掛止爪 を設けたことを特徴とする筆記具
    用キャップ。
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