JP3400962B2 - 配線基板の製造方法 - Google Patents

配線基板の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は表面に金層およびハ
ンダ層を有する配線基板の製造方法に関するものであ
る。 【0002】 【従来の技術】図4は表面に金層およびハンダ層を有す
る配線基板の一部を示す断面図である。図に示すよう
に、樹脂等からなる絶縁基板1にスルホール用孔2が設
けられ、絶縁基板1の両面に配線層3が設けられ、絶縁
基板1の両面に設けられた配線層3がスルホール4によ
り接続され、絶縁基板1に導体層5が設けられ、導体層
5上に金層である金メッキ層6が設けられ、絶縁基板1
の配線層3、金メッキ層6が設けられない部分にソルダ
レジスト層7が設けられ、配線層3上にハンダ層8が設
けられている。 【0003】図4に示した配線基板においては、表面に
金メッキ層6が設けられており、金メッキ層6の表面は
平坦であるから、表面に平坦な部分を形成することがで
きる。また、配線層3上にハンダ層8が設けられている
から、配線層3を保護することができる。 【0004】図4に示した配線基板を製造するのは、ま
ず図5(a)に示すように、絶縁基板1に配線層3、スル
ホール4、導体層5、金メッキ層6、ソルダレジスト層
7を設け、つぎに図5(b)に示すように、製造中の基板
全体を溶融ハンダ浴に浸漬し、製造中の基板を溶融ハン
ダ浴から引き上げるとともに、製造中の基板に空気を吹
き付けることにより、すなわちレベラー処理により、配
線層3上および金メッキ層6上にハンダ層8を設けたの
ち、金メッキ層6上のハンダ層8のみを除去することが
考えられる。 【0005】しかしながら、金メッキ層6上からハンダ
層8のみを除去することは困難であるから、金メッキ層
6上にハンダが残り、金メッキ層6の表面が平坦でなく
なる。 【0006】そこで、まず図6(a)に示すように、絶縁
基板1に配線層3、スルホール4、導体層5、金メッキ
層6、ソルダレジスト層7を設け、つぎに図6(b)に示
すように、金メッキ層6上にドライフィルム9を設けた
のち、レベラー処理により配線層3上にハンダ層8を設
け、つぎにドライフィルム9を除去することが考えられ
る。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】しかし、ドライフィル
ム9を設けた状態でレベラー処理を行なったときには、
ドライフィルム9は熱に弱いから、製造中の基板全体を
約230°Cの高温の溶融ハンダ浴に浸漬すると、ドラ
イフィルム9が損傷して、金メッキ層6上にもハンダが
付着し、金メッキ層6の表面が平坦でなくなる。とく
に、金メッキ層6の端部と配線層3の端部との距離が小
さいときには、ドライフィルム9の金メッキ層6の端部
から突出した長さを大きくすることができないから、金
メッキ層6の端部のドライフィルム9が損傷して、金メ
ッキ層6の端部上にハンダが付着しやすい。 【0008】本発明は上述の課題を解決するためになさ
れたもので、金層上にハンダが付着することがない配線
基板の製造方法を提供することを目的とする。 【0009】 【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明においては、絶縁基板に配線層が設けられ、
上記配線層上にハンダ層が設けられ、上記絶縁基板の上
記配線層以外の部分の表面に金層が設けられた配線基板
の製造方法において、上記絶縁基板に上記金層を設け、
上記配線層を設けるべき部分上および上記金層上に銅層
およびハンダメッキ層を設け、上記ハンダメッキ層をマ
スクにして上記配線層を設け、レベラー処理により上記
配線層上および上記金層上の上記ハンダメッキ層上にハ
ンダ層を設け、上記配線層上の上記ハンダ層上にマスク
を設けて上記金層上の上記ハンダ層、上記ハンダメッキ
層および上記銅層を除去する。 【0010】 【発明の実施の形態】本発明に係る配線基板の製造方法
を図1〜図3により説明する。まず、図1(a)に示すよ
うに、両面に銅箔11を設けた絶縁基板1にスルホール
用孔2を設ける。つぎに、図1(b)に示すように、銅箔
11の表面およびスルホール用孔2の内面に一次銅メッ
キ層12を設ける。つぎに、図1(c)に示すように、製
造中の基板の表面にドライフィルム13を貼着し、露
光、現像処理により金メッキ層6を設けるべき部分のド
ライフィルム13を除去し、ドライフィルム13をマス
クにして金メッキを行なうことにより、金メッキ層6を
設けたのち、ドライフィルム13を除去する。つぎに、
図2(a)に示すように、製造中の基板の表面にドライフ
ィルム14を貼着し、露光、現像処理により配線層3を
設けるべき部分および金メッキ層6の部分のドライフィ
ルム14を除去し、ドライフィルム14をマスクにして
銅メッキおよびハンダメッキを行なうことにより、配線
層3を設けるべき部分上および金メッキ層6上に銅層で
ある二次銅メッキ層15およびハンダメッキ層16を設
けたのち、ドライフィルム14を除去する。つぎに、図
2(b)に示すように、ハンダメッキ層16をマスクにし
て一次銅メッキ層12、銅箔11を選択的にエッチング
することにより、配線層3、導体層5を設ける。つぎ
に、図2(c)に示すように、配線層3および金メッキ層
6が設けられた部分以外の部分すなわち一次銅メッキ層
12、銅箔11を選択的にエッチングした部分にソルダ
レジスト層7を設ける。つぎに、図3(a)に示すよう
に、製造中の基板全体を溶融ハンダ浴に浸漬し、製造中
の基板を溶融ハンダ浴から引き上げるとともに、製造中
の基板に空気を吹き付けることにより、すなわちレベラ
ー処理により、配線層3上および金メッキ層6上の二次
銅メッキ層15上すなわちハンダメッキ層16上にハン
ダ層8を設ける。つぎに、図3(b)に示すように、製造
中の基板の表面にドライフィルム17を貼着し、露光、
現像処理により配線層3上の部分以外の部分のドライフ
ィルム17を除去したのち、すなわち配線層3上のハン
ダ層8上にドライフィルム17を残したのち、ドライフ
ィルム17をマスクにしてハンダ層8、ハンダメッキ層
16および二次銅メッキ層15を選択的にエッチングし
て、金メッキ層6上のハンダ層8、ハンダメッキ層16
および二次銅メッキ層15を除去する。つぎに、図3
(c)に示すように、ドライフィルム17を除去する。 【0011】この配線基板の製造方法においては、金メ
ッキ層6上に二次銅メッキ層15を設けたのちに、レベ
ラー処理によりハンダ層8を設けるから、金メッキ層6
上にハンダが付着することがなく、しかも金メッキ層6
上から二次銅メッキ層15のみを除去することは容易で
あるから、金メッキ層6上に銅が残ることがないので、
金メッキ層6の表面が平坦に保持される。また、レベラ
ー処理を行なう場合にドライフィルムを使用しないか
ら、金メッキ層6の端部と配線層3の端部との距離が小
さいときにも、金メッキ層6の端部上にハンダが付着す
ることがない。また、ドライフィルム17をマスクにし
て金メッキ層6上のハンダ層8、ハンダメッキ層16お
よび二次銅メッキ層15を除去するときに、金メッキ層
6の端部と配線層3の端部との距離が小さいために、ド
ライフィルム17の配線層3の端部から突出した長さを
大きくすることができないとしても、製造中の基板全体
を高温のメッキ浴に浸漬しないから、配線層3の端部の
ドライフィルム17が損傷することはないので、配線層
3の端部上のハンダ層8等が損傷することはない。ま
た、配線層3を設けるべき部分上および金メッキ層6上
にハンダメッキ層16を設け、ハンダメッキ層16をマ
スクにして配線層3、導体層5を設けているから、配線
層3、導体層5を設けるためのマスクを特別に設ける必
要がないので、製造コストが安価である。 【0012】 【0013】 【発明の効果】本発明に係る配線基板の製造方法におい
ては、金層上に銅層を設けたのちに、レベラー処理によ
りハンダ層を設けるから、金層上にハンダが付着するこ
とがなく、しかも金層上から銅層のみを除去することは
容易であるから、金層上に銅が残ることがないので、金
層の表面が平坦に保持される。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係る配線基板の製造方法の説明図であ
る。 【図2】本発明に係る配線基板の製造方法の説明図であ
る。 【図3】本発明に係る配線基板の製造方法の説明図であ
る。 【図4】表面に金層およびハンダ層を有する配線基板の
一部を示す断面図である。 【図5】従来の配線基板の製造方法の説明図である。 【図6】従来の他の配線基板の製造方法の説明図であ
る。 【符号の説明】 1…絶縁基板 3…配線層 6…金メッキ層 8…ハンダ層 15…二次銅メッキ層 17…ドライフィルム

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】絶縁基板に配線層が設けられ、上記配線層
    上にハンダ層が設けられ、上記絶縁基板の上記配線層以
    外の部分の表面に金層が設けられた配線基板の製造方法
    において、上記絶縁基板に上記金層を設け、上記配線層
    を設けるべき部分上および上記金層上に銅層およびハン
    ダメッキ層を設け、上記ハンダメッキ層をマスクにして
    上記配線層を設け、レベラー処理により上記配線層上お
    よび上記金層上の上記ハンダメッキ層上にハンダ層を設
    け、上記配線層上の上記ハンダ層上にマスクを設けて上
    記金層上の上記ハンダ層、上記ハンダメッキ層および上
    記銅層を除去することを特徴とする配線基板の製造方
    法。
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