JP2000031612A - 配線基板 - Google Patents

配線基板

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JP2000031612A
JP2000031612A JP10194859A JP19485998A JP2000031612A JP 2000031612 A JP2000031612 A JP 2000031612A JP 10194859 A JP10194859 A JP 10194859A JP 19485998 A JP19485998 A JP 19485998A JP 2000031612 A JP2000031612 A JP 2000031612A
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JP
Japan
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thickness
wiring pattern
wiring
pattern
metal plating
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JP10194859A
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English (en)
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Yasuo Yamazaki
康男 山▲崎▼
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】十分な強度を確保し、なおかつ細密ピッチに対
応する。 【解決手段】基板上に接着した薄い銅箔を用い配線パタ
ーンをエッチング形成した後、配線パターン上に金属メ
ッキ層を形成することにより、細密ピッチの配線パター
ンを形成し、なおかつ厚みを銅箔より厚くすることによ
り、機械的強度を増した配線基板を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配線パターンを有
する基板に関するものであって、更に詳しくは、配線パ
ターン上に配線パターンの厚みの1/3倍から3倍の厚
みの金属メッキを施した配線基板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】今日、例えばTCP(テープ キャリア
パッケージ)やCSP(チップ サイズ パッケー
ジ)等の半導体装置において、配線パターンのピッチが
細密化および狭ピッチ化され、TCPやCSPに用いら
れている配線パターンにおいては、100μmピッチ以
下の配線パターンが実用化されている。従来、100μ
m以上のピッチにおいて多く用いられてきた35μm厚
みの銅箔では、次のような不具合があった。図5,図6
は、従来例による不具合を説明するために模式的に示し
た断面図であり、101は、ガラスエポキシキやポリイ
ミドによる基板、102a,102bは、銅箔をフォト
エッチング加工した配線パターン、Aは配線パターン1
02a,102bの上面幅、Pは配線パターン102a
と102bのピッチ、gは配線パターン102a,10
2b間の間隙。Hは配線パターン102a,102bの
厚み、をそれぞれ示す。図5に示すように、ピッチPが
100μm以下の場合、配線パターン102a,102
bの上面幅Aを確保すると、a部において配線パターン
102,103間がショートする不具合が生じる。また
図6に示した様に、配線パターン102a,102b間
の間隙gを確保すると、配線パターン上面の幅Aを確保
することができない。このため、35μm厚みの銅箔を
100μm以下の細密ピッチに用いることが困難であ
り、通常25μmまたは、18μm厚みの薄い銅箔を用
いている。しかしながら、25,18μmの厚みの銅箔
では、35μm厚みの銅箔に比べ薄いために配線パター
ンの強度が格段に低く、熱応力や機械的曲げの力によ
り、容易に破損・断線する不具合が生じていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述の配線基板におい
ては、細密ピッチ化した場合、薄い銅箔を用いなければ
ならず、その為、機械的強度が弱く、容易に破損する不
具合があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するためのものであって、請求項1あるいは請求項
2あるいは請求項3記載の配線基板では、配線パターン
が少なくとも一方の面側に設けられた基板において、前
記配線パターン上に金属メッキが施され、前記金属メッ
キの厚みと配線パターンの厚みとの比率が、3:1から
1:3の範囲内である事を特徴とする。このような配線
基板をもちいれば、細密な配線パターンを形成できると
共に、機械的強度を十分持たせることが出来る。
【0005】
【発明の実施の形態】図1は、本発明による配線基板の
一実施例を概念的に示す断面図である。図中の記号につ
いて説明を加えると、1はガラスエポキシやポリイミド
による基板であり、2aおよび2bは基板1上に貼り付
けた銅箔をエッチング形成した配線パターンであり、3
aおよび3bは配線パターン上に電気メッキにより析出
形成した金属メッキ層であり、Pは配線パターンのピッ
チであり、Aは金属メッキ層3a,3bを施した配線パ
ターン2a,2bの上面の幅であり、gは配線パターン
2aと配線パターン2bの間隙であり、hは配線パター
ン2a,2bの厚みであり、dは、金属メッキ層3aお
よび3bの厚みであり、Hは金属メッキ層3a,3bを
施した配線パターン2a,2bの金属メッキ層3a,3
bを含む厚みである。
【0006】また、図2〜4は、図1の実施例を形成す
る過程を模式的に示した断面図であり、2は配線パター
ン2aおよび2bを形成する為の銅箔であり、4はフォ
トレジストであり、4a,4bはフォトレジスト4を配
線パターン2a,2bに対応した形状に形成したフォト
レジストであり、eは配線パターン2aと2bの間隙で
ある。
【0007】本実施例による一例を図1〜4を用いて説
明する。
【0008】図2において、ポリイミド製の基板1上に
接着剤を用いて厚みhの銅箔2を貼り付ける。接着剤
は、本実施例に影響しないため、繁雑を避けるため、図
上では省略している。本実施例では、銅箔2の厚さh
は、図1のメッキ後の配線パターンの厚みHの概ね1/
2とし、具体的には、18μm厚みの銅箔を用いた。次
に銅箔2上にフォトレジスト4を1〜5μmの厚みで塗
布し、乾燥させることにより、図2の形状を得た。
【0009】次に配線パターン2aおよび2bの形状に
対応したフォトマスクを用い、フォトレジスト4を露光
および現像することにより、配線パターン2aおよび2
bに対応したフォトレジスト4のパターン4aおよび4
bを形成した。形成した形状を図3に示す。
【0010】次に銅箔のエッチング液として、酸化第二
鉄溶液に図3の形状に形成された配線基板を浸すことに
より、銅箔2はフォトレジスト4aおよび4bに覆われ
ていない所からエッチング除去され、図4に示したよう
に配線パターン間のピッチP配線パターン2aおよび2
bが形成される。
【0011】この時、配線パターン2aと2bの間隙e
は、後に述べる様にメッキ層3aおよび3bを形成する
ことにより、間隙eより狭まることを見越し、図1の間
隙gに対し概ね、メッキ層3aおよび3bの厚みdを差
し引いた幅となるようにエッチング形成する。本実施例
においては、g=20μm、d=17μm、e=54μ
mとした。
【0012】次に図4の様に形成した基板をアルカリ水
溶液や有機溶剤に浸し、フォトレジスト4aおよび4b
を溶解除去する。
【0013】次に電解メッキ法により配線パターン2a
および2b上に金属メッキ層3aおよび3bを形成す
る。本実施例では、メッキ層の厚みd=17μmとし、
金属メッキ層として、銅メッキを用いた。この時の配線
パターン上面の幅Aは、35μmであった。
【0014】この時メッキ層3aおよび3bの厚みを配
線パターン2aおよび2bの厚みに比し著しく厚くした
場合には、メッキ層の応力により、クラックや断線等の
不具合が生じる場合がある。ちなみに、本実施例により
メッキ層の厚みdと配線パターンの厚みhとの比(d/
h)によりクラックの発生の有無を調べた結果は次の様
であった。
【0015】 d/h クラック発生率 0.5 0/1000 1.0 0/1000 2.0 0/1000 3.0 0/1000 4.0 1/1000 5.0 2/1000 この結果より、メッキ層の厚みdと配線パターンの厚み
hとの比(d/h)は、0.5から3.0の範囲が望ま
しい。
【0016】上記方法により、図1の構造を得た。
【0017】このようにして形成された配線基板におい
ては、配線パターン間の間隙gを確保し、なおかつ配線
パターンの上面の幅Aを確保することができる。
【0018】
【発明の効果】以上の様に本発明によれば、配線パター
ンを有する基板において、細密ピッチの形成が可能な薄
い金属箔を用いてエッチング形成した後、異種あるいは
同種の金属メッキを配線パターン上に形成し、さらに金
属メッキの厚みと配線パターンの厚みとの比率を、3:
1から1:3の範囲とすることにより、細密ピッチの配
線パターンを形成するとともに、配線パターンの厚みを
厚くすることが可能となり、熱応力や機械的曲げに対
し、クラックや断線の発生を押さえることが出来る。さ
らに、配線パターンと同種の金属による金属メッキ層を
形成することにより、メッキの応力を緩和することがで
きる。さらには、金メッキ層を設けることにより、耐腐
食性を持たせ、電気的抵抗の低い配線基板を容易に得る
ことを可能とするものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明による配線基板の一実施例を概念
的に示す断面図である。
【図2】図2は本発明による配線基板の製造過程を概念
的に示す断面図である。
【図3】図3は本発明による配線基板の製造過程を概念
的に示す断面図である。
【図4】図4は本発明による配線基板の製造過程を概念
的に示す断面図である。
【図5】図5は従来例による配線基板の不具合を概念的
に示す断面図である。
【図6】図6は従来例による配線基板の不具合を概念的
に示す断面図である。
【符号の説明】
1.基板 2.金属箔 2a.配線パターン 2b.配線パターン 3a.金属メッキ層 3b.金属メッキ層 4.フォトレジスト 4a.フォトレジスト 4b.フォトレジスト A.配線パターンの上面の幅 P.配線パターンのピッチ e.配線パターンの間隙 g.金属メッキ層を含んだ配線パターンの間隙 d.金属メッキ層の厚み h.配線パターンの厚み H.金属メッキ層の厚みを含めた配線パターンの厚み 101.基板 102a.配線パターン 102b.配線パターン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】配線パターンが少なくとも一方の面側に設
    けられた基板において、前記配線パターン上に金属メッ
    キが施され、前記金属メッキの厚みと配線パターンの厚
    みとの比率が、3:1から1:3の範囲内である事を特
    徴とする配線基板。
  2. 【請求項2】前記配線パターンが銅であり、前記金属メ
    ッキがニッケルおよび金の2層により形成されてなる請
    求項1記載の配線基板。
  3. 【請求項3】前記配線パターンが銅であり、前記金属メ
    ッキが前記配線パターンと同様に銅により形成されてな
    る請求項1記載の配線基板。
JP10194859A 1998-07-09 1998-07-09 配線基板 Withdrawn JP2000031612A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002344117A (ja) * 2001-05-14 2002-11-29 Cmk Corp 微細パターンの形成法
WO2008087851A1 (ja) * 2007-01-19 2008-07-24 Sharp Kabushiki Kaisha フレキシブル基板及び半導体装置

Cited By (3)

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