JPH07147483A - プリント配線板及びその製造方法 - Google Patents

プリント配線板及びその製造方法

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JPH07147483A
JPH07147483A JP34670093A JP34670093A JPH07147483A JP H07147483 A JPH07147483 A JP H07147483A JP 34670093 A JP34670093 A JP 34670093A JP 34670093 A JP34670093 A JP 34670093A JP H07147483 A JPH07147483 A JP H07147483A
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JP
Japan
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layer
interlayer insulating
printed wiring
wiring board
adhesion
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Application number
JP34670093A
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English (en)
Inventor
Toru Inoue
井上  徹
Honchin En
本鎮 袁
Kota Noda
宏太 野田
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Ibiden Co Ltd
Original Assignee
Ibiden Co Ltd
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Publication date
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  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
  • Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 導体パターン(C2〜C6)を構成している
銅めっき層(L3)の上面と層間絶縁層(I1〜I5)
の下面との間の密着性に優れたプリント配線板を提供す
る。 【構成】 樹脂製の層間絶縁層(I1〜I5)と金属製
の導体パターン(C2〜C6)とを基板上に交互に積層
形成してなるプリント配線板において、前記導体パター
ン(C2〜C6)を構成している銅めっき層(L3)
と、その銅めっき層(L3)の上面に接している前記層
間絶縁層(I1〜I5)の下面との間に、金属からなる
密着層(L4)を形成し、その密着層(L4)を構成す
る金属は、ニッケル、クロム、モリブデン、チタン、タ
ングステンから選ばれる少なくとも一種の金属からな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント配線板及びそ
の製造方法に関し、特には、導体パターンとその導体パ
ターンを被覆して形成される層間絶縁層との密着性に優
れたプリント配線板及びその製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、電子工業の進歩に伴い、電子機器
の小型化や高速化が求められ、この要求に答えるために
プリント配線板に複数個のICやLSI等を直接実装す
る技術(所謂MCM技術)が注目されてきている。従っ
て、この様なプリント配線板に対して、導体パターンの
ファイン化等といった高密度化が要求されている。プリ
ント配線板を製造するときのファインな導体パターンの
形成方法の一つとしては、例えば以下に述べるようなセ
ミアディティブ法が知られている。このプロセスでは、
まずスパッタリング等によって、層間絶縁層上に下地層
としての極薄い導体層が形成される。次いでこの下地層
上にはめっきレジストが形成される。次いでこのめっき
レジストによってマスキングされていない部分には銅め
っきが施される。この後、めっきレジストの剥離及び下
地層のエッチングを経ることによって、所望のファイン
な導体パターンが形成されるのである。
【0003】また、上記の層間絶縁層は、基板上に液状
の絶縁性樹脂を被覆することによって形成される。この
とき、層間絶縁層の各所にはバイアホールを形成するた
めの穴が、下層の導体パターンを露出するように設けら
れる。そして、前述したような層間絶縁層の形成と導体
パターンの形成とを必要に応じて繰り返し行うことによ
って、多層プリント配線板が得られるようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述の様な
従来の方法によって形成されるプリント配線板の場合、
導体パターン11を構成している銅めっき層12の上面
とその上側に位置している層間絶縁層13の下面との間
の密着性が不充分であるという欠点があった。このよう
な密着性の不充分さに起因して、絶縁性樹脂を塗布した
後に露光・現像を行う際に、バイアホール形成用穴14
を介して層間絶縁層13の下面に現像液が入り込み、そ
こに空隙が形成されるのである。ゆえに、銅めっき層1
2−層間絶縁層13間のプル強度も低くなり、図3に示
されるように層間に剥離が生じてしまうことがあった。
更には、この空隙には前述の現像液や導体パターンを形
成する際のめっき液などが残留し、絶縁信頼性を大きく
低下させる原因とも成るのである。
【0005】この種の問題を解決する方策としては、例
えば通常のプリント配線板においてなされているよう
に、銅めっき層12の機械的研磨またはエッチングや黒
化処理によって銅めっき層12の表面を粗化しておくこ
となどが考えられる。しかし、導体パターン11の肉薄
化や細線化が著しい近年のプリント配線板の場合、上記
のような機械的研磨やエッチング等を行うことが極めて
困難であるという問題があった。
【0006】また、下地層15と銅めっき層12との厚
みの差が小さい場合、従来の方法であると、下地層15
をエッチングする際に図4に示されるように銅めっき層
12もエッチングされて銅めっき12の上面が必要以上
に粗くなり、導体パターン11の外観が損なわれるばか
りでなく、高速信号処理を要求される導体パターンとし
ての性能をも得られないという問題が生じていた。この
問題点は、前述した層間絶縁層に関してのみ発生するも
のではなく、導体パターン上に形成する最外層保護膜で
ある所謂ソルターレジストと導体パターンとの密着につ
いても同様であることは、言うまでもない。
【0007】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、導体パターンを構成している銅め
っき層の上面と層間絶縁層の下面との間の密着性に優れ
たプリント配線板を提供することにある。また、本発明
のもう一つの目的は、導体パターンを構成している銅め
っき層の上面と層間絶縁層の下面との間の密着性を向上
させると共に、高速信号処理のために充分な性能をもっ
た、外観に優れたプリント配線板の製造方法を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明では、樹脂製の層間絶縁層
と金属製の導体パターンとを基板上に交互に積層形成し
てなるプリント配線板において、前記導体パターンを構
成している銅めっき層と、その銅めっき層の上面に接し
ている前記層間絶縁層の下面との間に、金属からなる密
着層を形成すること、更に、その密着層を構成する金属
は、ニッケル、クロム、モリブデン、チタン、タングス
テンから選ばれる少なくとも一種の金属からなることを
その要旨としている。請求項2に記載の発明では、前記
請求項1に記載の発明において、前記層間絶縁層を形成
するための樹脂を感光性エポキシ樹脂とし、前記密着層
を形成するための金属をニッケルとしている。
【0009】また、請求項3に記載の発明では、樹脂製
の層間絶縁層と金属製の導体パターンとを基板上に交互
に積層形成するプリント配線板の製造工程において、
(a)前記基板上に感光性樹脂を塗布した後に露光・現
像を行い層間接続用の凹部を形成する工程、(b)前記
層間絶縁層上に銅めっき層用の密着向上層を形成する工
程、(c)前記密着向上層の所定部分に銅めっき層を形
成する工程、(d)前記銅めっき層上に、ニッケル、ク
ロム、モリブデン、チタン、タングステンから選ばれる
少なくとも一種の金属からなる密着層を形成する工程、
少なくとも以上(a)〜(d)の工程を含んで成ること
をその要旨としたプリント配線板の製造方法である。更
に、請求項4に記載の発明では、前記請求項3における
層間絶縁層を形成するための樹脂を感光性エポキシ樹脂
とし、そして密着向上層がニッケル、クロム、モリブデ
ン、チタン、タングステンから選ばれる少なくとも一種
の金属をスパッタリングして形成されること、及び、密
着層はニッケルめっきであることその要旨としたプリン
ト配線板の製造方法である。
【0010】
【作用】本発明のプリント配線板によれば、銅めっき層
の上面と層間絶縁層の下面との間に介在される密着層に
よって、銅めっき層と層間絶縁層とが強固に接合された
状態になる。このため、両者間の密着性に優れたプリン
ト配線板が得られることとなる。密着層を構成する金属
材料としては、ニッケル、クロム、モリブデン、チタ
ン、タングステンから選ばれる少なくとも一種の金属か
らなる事が好ましいのであるが、これは、上記の金属材
料が導体としても特性も持ち合わせていることはもちろ
ん、比較的硬度が高いために形成された微細な凹凸が破
壊されること無く層間絶縁層やソルダーレジストを被覆
形成できるからであると考えられる。また、層間絶縁層
やソルダーレジストがエポキシ樹脂である場合において
は、接着層はニッケルによって形成することが、密着性
向上のためには好ましいのである。
【0011】本発明のプリント配線板の製造方法によれ
ば、銅めっき層の上面と層間絶縁層の下面との間に介在
される密着層によって、銅めっき層と層間絶縁層とが強
固に接合された状態となる。この密着層は、ニッケル、
クロム、モリブデン、チタン、タングステンから選ばれ
る少なくとも一種の金属からなる事が好ましいのである
が、これは、上記の金属材料が導体としても特性も持ち
合わせていることはもちろん、比較的硬度が高いために
形成された微細な凹凸が破壊されること無く層間絶縁層
やソルダーレジストを被覆形成できるからであると考え
られる。従って、両者間の密着性が向上する。しかも、
本発明によると密着層によって銅めっき層が保護される
ことになるため、金属薄層のエッチングを行ったとして
も、エッチャントによって銅めっき層が不規則なエッチ
ングによって粗くなることはない。よって、外観に優れ
た導体パターンを得ることができる。
【0012】ここで本発明のプリント配線板の製造方法
を工程順に詳細に説明する。本発明では、セラミック
ス、金属あるいは樹脂を主材料とする基板が用いられ
る。セラミックス基板としては、例えば窒化アルミニウ
ム(AlN)基板、アルミナ(Al2 3 )基板、窒化
ホウ素(BN)基板、窒化珪素(Si3 4 )基板、ム
ライト(3Al2 3 ・2SiO2 )基板、炭化珪素
(SiC)基板等がある。金属基板としては、例えばり
ん青銅基板、アルミニウム基板、アルマイト処理基板、
ほうろう基板等がある。樹脂基板としては、例えば紙フ
ェノール基板、ガラスエポキシ基板やガラスポリイミド
基板等がある。基板の表面には、従来公知の方法によっ
て導体パターンが形成され、かつその上には感光性樹脂
製の層間絶縁層が形成される。そして、これらは本発明
のプリント配線板において、第1層目の導体パターン及
び層間絶縁層(あるいは、最外層の導体パターン及びソ
ルダーレジスト層)となる。
【0013】層間絶縁層は、感光性樹脂を塗布した後に
その樹脂をプリベーク、露光・現像、ポストベークする
ことによって形成される。このとき、層間絶縁層の各所
にはバイアホールを形成するための穴が、下層の導体パ
ターンを露出するように設けられる。本発明において使
用される感光性樹脂としては、例えばポリイミド(P
I)、ビスマレイミド−トリアジン(BT)、ジビニル
シロキサンビスベンゾシクロブテン(BCB)、エポキ
シ(EP)、変成PI、変成BT、変成EP等が挙げら
れる。なかでも感光性エポキシ樹脂を用いることは、プ
リント配線板のコストを下げるうえで好ましい。
【0014】前記感光性樹脂の塗布厚は10μm〜70
μm程度であることが良い。この厚さを前記範囲内とし
ておくことは、塗布膜にピンホールを形成しない厚みで
あって、かつ、好適な諸電気特性(層間絶縁抵抗値、誘
電率など)を保持しつつプリント配線板全体の薄層化を
図るうえで好ましいからである。また、樹脂を薄くかつ
平滑に塗布したい場合には、スピンコータを用いること
が好ましい。このような層間絶縁層には、フォトリソグ
ラフィ技術またはエッチング法等の手段によって、各層
間の電気的導通を図るバイアホールを形成するための穴
が形成される。
【0015】次に、第2層目以降の導体パターン及び層
間絶縁層を形成する手順について説明する。第1層目の
層間絶縁層上には、銅めっき層の下地層となる金属薄層
がスパッタリングによって形成される。成膜手段として
スパッタリングを採用する理由は、前記方法によると薄
くかつ密着性及び緻密性等に優れた皮膜を比較的容易に
形成することができるからである。また、前記下地層は
2種以上の異なる金属を順次スパッタリングすることに
よって、厚さ0.1μm〜0.7μm程度となるように
形成される。この厚さが上記の値未満であると、下地層
としての機能を充分に果たさなくなる虞れがある。一
方、この厚さが上記の値を越えると、スパッタリングに
時間やコストがかかってしまう。
【0016】銅めっき層の下地層を形成する方法は、上
記の薄膜法に限るものではなく、第1層目の層間絶縁層
表面に無電解めっき用接着剤を形成し、その表面を酸に
よって粗化するか、或いは層間絶縁層表面を化学的手段
や機械的手段によって粗化し、次いで無電解めっき触媒
(パラジウムなど)を付加した後に、無電解めっき処理
を施す方法であってもかまわないが、無電解めっきの密
着性や緻密性を考慮するとスパッタリングが好ましい。
【0017】金属薄層上の所定部分には、感光性樹脂よ
りなる厚さ2μm〜10μm程度のめっきレジストが形
成される。そして、めっきレジスト非形成部分には、電
解銅めっきまたは無電解銅めっきによって、銅めっき層
が形成される。この場合、成膜速度が速くかつめっき設
備等も簡単なもので足りるという理由から、電解銅めっ
きを実施することが好ましい。この場合、銅めっき層は
前記金属薄層に比べて厚く(3μm〜15μm程度)形
成される。
【0018】前記銅めっき層の上面には、銅めっき層の
上面と層間絶縁層の下面との間の密着性を改善し得る金
属が電解めっきまたは無電解めっきされることによっ
て、密着層が形成される。このような金属としては、例
えばニッケルがある。ニッケルの介在による密着性の改
善には、ニッケルめっき層の表面に形成される硬くて薄
い酸化膜が何らかのかたちで関与しているものと推測さ
れている。なお、密着層となり得る金属としては、ニッ
ケルのほかにクロム、モリブデン、チタン、タングステ
ン等がある。なお、プリント配線板の低コスト化を図る
上からも、前記金属としてニッケルを選択することが望
ましい。
【0019】密着層の厚さは0.5μm〜2.0μm程
度であることが良い。密着層が0.5μm未満である
と、銅めっき層の上面と層間絶縁層の下面との間の密着
性を充分に改善することができなくなる虞れがある。一
方、密着層が2.0μmを越えると、銅との熱膨張差が
ある場合に剥離し易くなる虞れがあるからである。銅め
っき及び密着層(好ましくはニッケルめっき)の後に不
要となっためっきレジストは剥離される。そして、更に
その下に位置していた金属薄層も、エッチングによって
除去される。この処理の結果、複数種の金属からなる第
2層目の導体パターンが得られる。このような場合、上
述した密着層は、金属薄層を除去するためのエッチャン
トに不要または難溶であることが望ましい。その理由
は、密着層がエッチャントに可溶であると、銅めっき層
を充分に保護することができなくなる虞れがあるからで
ある。また、密着層がエッチャントに可溶である場合に
は、密着層の厚さを少なくとも下地層となる金属薄層の
厚さよりもいくぶん(5μm以上)厚くしておくことが
望ましい。
【0020】
【実施例】
〔実施例1〕まず、実施例1のプリント配線板を製造方
法を図1(a)〜図1(f)に基づき詳細に説明する。 工程(1):本実施例では、図1(a)に示されるよう
に、第1層目の導体パターンC1 (厚さ18μm)が形
成された厚さ1.0mmの銅張ガラスエポキシ基板1を出
発材料とした。そして、スピンコータを用いることによ
って、層間絶縁層I1 となる感光性エポキシ樹脂(イビ
デン株式会社製)を基板1に厚さが26μmになるよう
に塗布した。 工程(2):前記感光性エポキシ樹脂を75℃で30分
間プリベークした後、露光・現像を行い、更に150℃
で60分間の硬化処理を行った。以上の処理によって、
図1(b)に示されるように、層間接続用の凹部である
直径30μmのバイアホール形成用穴2を備える第1層
目の層間絶縁層(厚さ20μm)I1 を得た。
【0021】工程(3):真空スパッタ装置(徳田製作
所製:CFS−8EP)を用い、層間絶縁層I1 に対す
るCr,Cuのスパッタリングを行った。このスパッタ
リングにより、図1(c)に示されるように、第1層目
の金属薄層である0.1μmのCr薄層L1 と、第2層
目の金属薄層である0.2μmのCu薄層L2 とからな
る下地層ULを形成した。また、本実施例において、第
1回目のCrのRFスパッタリングではアルゴンのガス
圧を0.8Paとし、スパッタリング時間を10分とし
た。CuのDCスパッタリングでは前記ガス圧を0.8
Paとし、スパッタリング時間を10分とした。
【0022】工程(4):スピンコータによってCu薄
層L2 上にネガ型の液状フォトレジスト(東京応化株式
会社製:OMR83)を塗布した後、その乾燥を行っ
た。この後、プリベーク、露光・現像及びポストベーク
を行うことによって、図1(d)に示されるように、チ
ャンネル状のめっきレジスト(厚さ4μm,L/S=2
0μm/20μm)3を形成した。 工程(5):光学顕微鏡下でめっきレジスト3の検査を
行った後、基板1を10%硫酸水溶液に2分間浸漬する
ことによって、Cu薄層L2 の表面を活性化させた。
【0023】工程(6):基板1を水洗した後、下記の
硫酸銅電解めっき浴による電解銅めっきを実施した。そ
して、めっきレジスト3から部分的に露出しているCu
薄層L2 上に、図1(e)に示されるような厚さ3.0
μmのCuめっき層L3 を析出させた。 硫酸:160g/l 〜200g/l , 硫酸銅:50g/l 〜
70g/l ,塩素イオン:30mg/l〜60mg/l, 光沢
剤:4ml/l〜10ml/l,カソード電流密度:2.0A/dm
2 , 浴温:24℃〜26℃,めっき時間:6分間,
空気攪拌.
【0024】工程(7):基板1を水洗した後、下記の
硫酸ニッケル電解めっき浴による電解ニッケルめっきを
実施した。そして、Cuめっき層L3 上に、密着層とし
ての厚さ1.0μmのNiめっき層L4 を析出させた。 硫酸ニッケル:130g/l 〜150g/l , ほう酸:3
0g/l ,塩化ニッケル25g/l 〜40g/l , pH=
4.0〜4.5/l,カソード電流密度:2.0A/dm2
浴温:35℃〜40℃,めっき時間:2.5分間,
空気攪拌.
【0025】工程(8):専用のレジスト剥離液(東京
応化株式会社製)を用いて、基板1からめっきレジスト
3を剥離した。この後、Cuを溶解し得るエッチャント
としてNH3 (4.5N)+CuCl2 (150g/
l)を用いて、Cu薄層L2 をエッチングした。処理時
における温度は25℃とし、時間は15秒とした。更
に、Crを溶解し得るエッチャントとして50%のHC
l水溶液を用いて、Cr薄層L1 をエッチングした。処
理時における温度は25℃とし、時間は25秒とした。
その結果、図1(f)に示されるように、Cr薄層L1
,Cu薄層L2 ,Cuめっき層L3 及Niめっき層L4
の合計4層からなる導体パターンC2 を得た。 工程(9):前記工程(2)から工程(8)を繰り返し
行い、最終的に図2に示されるような、基板1上に6層
の導体パターンC1 〜C6 と5層の層間絶縁層I1 〜I
5 とを持つ多層構造のプリント配線板4を得た。
【0026】上記の一連の工程によって得られたプリン
ト配線板4に対して各種の調査を行った結果を表2に示
す。調査項目は、感光性エポキシ樹脂を現像したとき
の剥がれの発生状況、導体パターンとその導体パター
ンの上面に位置している層間絶縁層との間のプル強度
(kg/mm2)、導体パターン表面の外観の良否(即ち、
表面の粗れの有無)、導体パターンの形状の良否、
導体パターンの断線及び短絡の発生状況の5項目とし
た。なお、のプル強度については、島津製作所製「オ
ートグラフAGS−50A型」によって測定した。
【0027】その結果、感光性エポキシ樹脂を現像した
ときでも層間絶縁層I2 〜I5 が剥がれるというような
ことはなかった。また、導体パターンC2 〜C6 表面の
外観も、導体パターンC2 〜C6 の形状もともに良好で
あった。更に、導体パターンC2 〜C6 には断線も短絡
も全く発生していなかった。そして、プル強度を測定し
たところ1.3kg/mm2 という好適な値が得られた。
【0028】以上のように、実施例1によれば、導体パ
ターンC2 〜C6 を構成しているCuめっき層L3 の上
面と層間絶縁層I2 〜I5 の下面との間の密着性を確実
に向上させることができるという結論に達する。また、
実施例1によれば、外観や形状に優れたファインな導体
パターンC2 〜C6 を得ることができるという結論にも
達する。しかも、実施例1では、感光性エポキシ樹脂、
電解銅めっき及び電解ニッケルめっき等のような比較的
安価な材料が用いられているため、プリント配線板4の
低コスト化を図ることが可能であった。
【0029】〔実施例2〕次に、実施例2のプリント配
線板の製造方法について詳細に説明する。なお、本実施
例のプリント配線板も基本的には前記実施例1とほぼ同
様の手順を経て作製されるものであるため、前図1を流
用して説明する。
【0030】工程(1):本実施例では、図1(a)に
示されるように、第1層めの導体パターンC1 が形成さ
れたAlN基板1を出発材料とした。そして、スピンコ
ータを用いることによって、層間絶縁層I1 となる感光
性エポキシ樹脂(イビデン株式会社製)を基板1に厚さ
が40μmになるように塗布した。 工程(2):前記感光性エポキシ樹脂を75℃で30分
間プリベークした後、露光・現像を行い、更に180℃
で30分間の硬化処理を行った。以上の処理によって、
図1(b)に示されるように、層間接続用の凹部である
直径50μmのバイアホール形成用穴2を備える第1層
目の層間絶縁層(厚さ25μm)I1 を得た。
【0031】工程(3):真空スパッタ装置(徳田製作
所製:CFS−8EP)を用い、層間絶縁層I1 に対す
るCr,Cuのスパッタリングを行った。このスパッタ
リングにより、図1(c)に示されるように、第1層目
の金属薄層である0.1μmのCr薄層L1 と、第2層
目の金属薄層である0.5μmのCu薄層L2 とからな
る下地層ULを形成した。また、本実施例において、第
1回目のCrのRFスパッタリングではアルゴンのガス
圧を0.8Paとし、スパッタリング時間を10分とし
た。CuのDCスパッタリングでは前記ガス圧を0.8
Paとし、スパッタリング時間を25分とした。
【0032】工程(4):スピンコータによってCu薄
層L2 上にポジ型の液状フォトレジスト(ヘキストジャ
パン株式会社製:AZ4400)を塗布した後、その乾
燥を行った。この後、プリベーク、露光・現像及びポス
トベークを行うことによって、図1(d)に示されるよ
うに、チャンネル状のめっきレジスト(厚さ6μm,L
/S=30μm/30μm)3を形成した。 工程(5):光学顕微鏡下でめっきレジスト3の検査を
行った後、基板1を10%硫酸水溶液に2分間浸漬する
ことによって、Cu薄層L2 の表面を活性化させた。
【0033】工程(6):基板1を水洗した後、下記の
硫酸銅電解めっき浴による電解銅めっきを実施した。そ
して、めっきレジスト3から部分的に露出しているCu
薄層L2 上に、図1(e)に示されるような厚さ5.0
μmのCuめっき層L3 を析出させた。 硫酸:160g/l 〜200g/l , 硫酸銅:50g/l 〜
70g/l ,塩素イオン:30mg/l〜60mg/l, 光沢
剤:4ml/l〜10ml/l,カソード電流密度:2.0A/dm
2 , 浴温:24℃〜26℃,めっき時間:11分間,
空気攪拌.
【0034】工程(7):基板1を水洗した後、下記の
硫酸ニッケル電解めっき浴による電解ニッケルめっきを
実施した。そして、Cuめっき層L3 上に、密着層とし
ての厚さ1.0μmのNiめっき層L4 を析出させた。 硫酸ニッケル:130g/l 〜150g/l , ほう酸:3
0g/l ,塩化ニッケル25g/l 〜40g/l , pH=
4.0〜4.5/l,カソード電流密度:2.0A/dm2
浴温:35℃〜40℃,めっき時間:2.5分間,
空気攪拌.
【0035】工程(8):基板1をアセトンに浸漬する
ことによって、基板1からめっきレジスト3を剥離し
た。この後、Cuを溶解し得るエッチャントとしてNH
3 (4.5N)+CuCl2 (150g/l)を用い
て、Cu薄層L2 をエッチングした。処理時における温
度は25℃とし、時間は25秒とした。更に、Crを溶
解し得るエッチャントとして50%のHCl水溶液を用
いて、Cr薄層L1 をエッチングした。処理時における
温度は25℃とし、時間は25秒とした。その結果、図
1(f)に示されるように、Cr薄層L1 ,Cu薄層L
2 ,Cuめっき層L3 及Niめっき層L4 の合計4層か
らなる導体パターンC2 を得た。 工程(9):前記工程(2)から工程(8)を繰り返し
行い、基板1上に4層の導体パターンC1 〜C6 と3層
の層間絶縁層I1 〜I5 とを持つプリント配線板を得
た。
【0036】得られたプリント配線板に対して調査を行
ったところ、表2に示されるように、感光性エポキシ樹
脂を現像したときでも層間絶縁層I2 〜I5 が剥がれる
というようなことはなかった。また、導体パターンC2
〜C6 表面の外観も、導体パターンC2 〜C6 の形状も
ともに良好であった。更に、導体パターンC2 〜C6に
は断線も短絡も全く発生していなかった。プル強度を測
定したところ、前記実施例1よりも更に優れた1.4kg
/mm2 という値が得られた。
【0037】以上のように、実施例2によれば、導体パ
ターンC2 〜C6 を構成しているCuめっき層L3 の上
面と層間絶縁層I2 〜I5 の下面との間の密着性を確実
に向上させることができるという結論に達する。また、
実施例2によれば、外観や形状に優れたファインな導体
パターンC2 〜C6 を得ることができるという結論にも
達する。加えて、実施例2も実施例1と同じく感光性エ
ポキシ樹脂、電解銅めっき及び電解ニッケルめっき等が
用いられているため、プリント配線板の低コスト化を図
ることができるという利点があった。
【0038】〔実施例3〜実施例6〕表1に示されるよ
うに、金属薄層L1 ,L2 の種類及び厚さ、層間絶縁層
I1〜I5 形成用の感光性樹脂の種類、密着層L4 の種
類及び厚さ、並びに基板1の種類等を変更して、実施例
1,2と同様のプリント配線板を作製した。そして、こ
れらを実施例3〜実施例6とした。
【0039】ここで、実施例4については、その基板が
導電材料であることから、その製造方法初期において導
体パターン形成面側を予め絶縁加工する必要があり、他
の実施例と異なることから、その異なる部分のみの説明
を追加する。即ち、第1層目の導体パターンを形成する
以前において、その基板であるりん青銅(Cu95%,
Sn5%,りん0.2%)に対して、多層プリント配線
板製造技術として周知である黒化処理を少なくとも導体
パターン形成面側に施し、次いでその黒化面上にスピン
コート(ミカサ製 1H−DX)法によって熱硬化型エ
ポキシ樹脂を塗布・熱硬化させて、りん青銅表面(特に
は、導体パターン形成予定面側)を絶縁加工するのであ
る。この方法は、他の導電性基板(アルミ、Cu/W、
純Cuなど)をベースの基板として用いる場合にも、略
同様に実施することが出来る。但し、アルミを基板とし
て用いる場合には、黒化処理ではなくアルマイト処理と
なる点が異なる。
【0040】これらのプリント配線板に対して上記の5
項目についての調査を行った。その結果、表2より明ら
かなように、実施例3〜実施例6についても実施例1,
2と同程度の好結果が得られることがわかった。
【0041】〔比較例〕次に、比較例のプリント配線板
の製造方法について説明する。 工程(1):比較例では、第1層めの導体パターンが形
成された銅張ガラスエポキシ基板を出発材料とした。そ
して、スピンコータを用いることによって、層間絶縁層
となる感光性エポキシ樹脂を基板に厚さが40μmにな
るように塗布した。
【0042】工程(2):前記感光性エポキシ樹脂をプ
リベークした後、露光・現像を行い、更に180℃で3
0分間のポストベークを行った。以上の処理によって、
層間接続用の凹部である直径50μmのバイアホール形
成用穴を備える第1層目の層間絶縁層(厚さ25μm)
を得た。 工程(3):実施例1の工程(3)に準拠し、0.1μ
mのCr薄層と0.2μmのCu薄層とからなる下地層
を形成した。 工程(4):実施例2の工程(4)に準拠し、チャンネ
ル状のめっきレジスト(厚さ6μm,L/S=30μm
/30μm)を形成した。
【0043】工程(5):実施例2の工程(5),
(6)に準拠し、検査、表面活性化及び電解銅めっきを
行った。その結果、Cu薄層上に厚さ6.0μmのCu
めっき層を析出させた。 工程(6):実施例1の工程(8)に準拠して、めっき
レジストの剥離と、Cu薄層及びCr薄層のエッチング
とを行った。その結果、Cr薄層,Cu薄層及びCuめ
っき層の合計3層からなる導体パターンを得た。 工程(7):前記工程(2)から工程(6)を繰り返し
行い、最終的に基板上に4層の導体パターンと3層の層
間絶縁層とを持つプリント配線板を得た。
【0044】得られた比較例のプリント配線板に対して
調査を行ったところ、表2に示されるように、感光性エ
ポキシ樹脂の現像によって層間絶縁層に剥がれが生じた
部分がいくつか認められた。このため、比較例のプリン
ト配線板は、導体パターンを構成している銅めっき層の
上面と層間絶縁層の下面との間の密着性に劣るものであ
ることが示唆された。そこで、層間絶縁層の未剥がれ部
においてプル強度を測定したところ、プル強度の測定値
は各実施例1〜6の値よりもかなり低い0.5kg/mm2
という値に留まった。
【0045】また、下地層を持たない比較例のプリント
配線板の場合、銅めっき層がエッチャントによる浸食を
受け易く、それに伴い導体パターン表面が粗くなること
がわかった。更に、導体パターン形状の悪化や、断線及
び短絡の発生も認められた。
【0046】
【表1】
【0047】
【表2】
【0048】なお、本発明は上記実施例1〜6のみに限
定されることはなく、次のように変更することが可能で
ある。例えば、 (a)導体パターンI2 〜I6 を構成する銅めっき層L
3 の上面ばかりでなく、銅めっき層L3 の側面にも密着
層L4 を形成することが良い。このような構成である
と、導体パターンI2 〜I6 とその導体パターンI2 〜
I6 の上側に位置する層間絶縁層C2 〜C5 との間の密
着性をより一層高めることが可能になる。 (b)層間接続用の凹部は、必ずしも実施例1〜6のよ
うなバイアホール形成用穴2でなくても良い。 (c)実施例1〜6のプリント配線板よりもビルドアッ
プ層を増設することにより、プリント配線板の更なる多
層化を図っても良い。
【0049】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のプリント
配線板によれば、導体パターンが細線化され、かつ、薄
肉化されているにも係わらず、その導体パターンを構成
している銅めっき層の上面と層間絶縁層の下面との間の
密着性を向上させることができるという優れた効果を奏
する。また、本発明のプリント配線板の製造方法によれ
ば、導体パターンが細線化され、かつ、薄肉化されてい
るにも係わらず、導体パターンの導電特性を損ねること
無く、導体パターンを構成している銅めっき層の上面と
層間絶縁層の下面との間の密着性を向上させることがで
きる、外観に優れた導体パターンを有するプリント配線
板を得ることができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(f)は本発明のプリント配線板の製
造工程を説明するための部分概略断面図である。
【図2】図1の製造工程により作製されたプリント配線
板を示す部分概略断面図である。
【図3】従来の問題点(現像時の剥がれ)を説明するた
めの要部拡大断面図である。
【図4】従来の問題点(銅めっき層の表面の粗れ)を説
明するための要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 基板 2 層間接続用の凹部としてのバイアホール形
成用穴 3 めっきレジスト 4 プリント配線板 I1 〜I5 層間絶縁層 C1 〜C6 導体パターン L1 (第1層めの)金属薄層 L2 (第2層めの)金属薄層 L3 銅めっき層 L4 密着層 UL 下地層
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H05K 3/46 E 6921−4E

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】樹脂製の層間絶縁層と金属製の導体パター
    ンとを基板上に交互に積層形成してなるプリント配線板
    において、 前記導体パターンを構成している銅めっき層と、その銅
    めっき層の上面に接している前記層間絶縁層の下面との
    間に、ニッケル、クロム、モリブデン、チタン、タング
    ステンから選ばれる少なくとも一種の金属からなる密着
    層を設けたことを特徴とするプリント配線板。
  2. 【請求項2】前記層間絶縁層を感光性エポキシ樹脂と
    し、前記密着層をニッケルとしたことを特徴とする請求
    項1に記載のプリント配線板。
  3. 【請求項3】樹脂製の層間絶縁層と金属製の導体パター
    ンとを基板上に交互に積層形成するプリント配線板の製
    造方法において、少なくとも下記(a)〜(d)の工程
    を含んで成ることを特徴とするプリント配線板の製造方
    法;(a)前記基板上に感光性樹脂を塗布した後に露光
    ・現像を行い層間接続用の凹部を形成する工程、(b)
    前記層間絶縁層上に銅めっき層用の密着向上層を形成す
    る工程、(c)前記密着向上層の所定部分に銅めっき層
    を形成する工程、(d)前記銅めっき層上に、ニッケ
    ル、クロム、モリブデン、チタン、タングステンから選
    ばれる少なくとも一種の金属からなる密着層を形成する
    工程。
  4. 【請求項4】前記密着向上層はニッケル、クロム、モリ
    ブデン、チタン、タングステンから選ばれる少なくとも
    一種の金属をスパッタリングして形成し、かつ、前記密
    着層はニッケルめっきであることを特徴とする請求項3
    に記載のプリント配線板の製造方法。
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