JPH0794865A - 多層配線板の製造方法 - Google Patents

多層配線板の製造方法

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JPH0794865A
JPH0794865A JP23511793A JP23511793A JPH0794865A JP H0794865 A JPH0794865 A JP H0794865A JP 23511793 A JP23511793 A JP 23511793A JP 23511793 A JP23511793 A JP 23511793A JP H0794865 A JPH0794865 A JP H0794865A
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thin
sputtering
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JP23511793A
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Honchin En
本鎮 袁
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Ibiden Co Ltd
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Ibiden Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 導体パターンの形状及び密着性を向上させ、
パターンめっき前の検査を容易にかつ効率良く行える多
層配線板の製造方法を提供すること。 【構成】 感光性樹脂の塗布後に露光現像及び硬化処理
を行い、基板1上に層間絶縁層I1 を形成する。導体パ
ターンC2 の密着性を向上し得る金属をスパッタリング
し、層間絶縁層I1 上に第1層めの金属薄層であるCr
薄層L1 を形成する。スパッタリングにより、Cr薄層
L1 上に第2層めの金属薄層であるCu薄層L2 を形成
する。スパッタリングにより、Cu薄層L2 上に第3層
めの金属薄層であるCr薄層L3 を形成する。Cr薄層
L3 上にめっきレジスト3を配置しかつCr薄層L3 を
除去し、Cu薄層L2 を部分的に露出させる。露出した
Cu薄層L2 上に銅めっき層L4 を形成する。めっきレ
ジスト3及び各金属薄層L1〜L3 を除去する。以上の
工程を繰り返す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多層配線板の製造方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】大規模かつ高速度のコンピュータシステ
ム等を実現する場合、通常、小型で高速・高集積のLS
Iチップ等を使用し、それらを高速化に適した構造にし
て配線板に実装することが重要な課題となる。そして、
特に近年においては、多層化や導体パターンの細線化・
薄膜化を図ることなどによって、より高密度実装が可能
な配線板を作製することが盛んに試みられている。
【0003】多層配線板は、例えば次のような手順を経
て作製される。まず、セラミックスや樹脂等からなる基
板に感光性樹脂を塗布し、露光・現像することによっ
て、絶縁層を形成する。Cr,Cuを続けてスパッタリ
ングすることにより、絶縁層上にCr薄層及びCu薄層
を順次形成する。Cu薄層上に液状の感光性レジストを
塗布し、プリベーク、露光・現像及びポストベークを行
うことにより、チャンネル状のめっきレジストを形成す
る。Cuめっきによって導体パターンを形成した後、不
要になっためっきレジストとCr薄層及びCu薄層とを
エッチングする。そして、以上の工程を必要に応じて繰
り返すことにより、絶縁層と導体パターンとが交互に積
層された構成を有する所望の多層配線板が作製される。
【0004】このような構成の多層配線板において、C
r薄層及びCu薄層は、導体パターンと絶縁層との密着
性を向上させるための、いわゆる下地層として形成され
る。そして、多層配線板の低コスト化を図るためには、
スパッタリングによって形成される下地層をできるかぎ
り薄く(トータルで0.5μm以下に)することが良い
とされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な多層配線板の製造方法には次のような問題があった。
通常のアディティブプロセスでは、めっきの析出不良等
を防止するために、めっきレジスト工程によって発生し
た有機分や異物等をめっき析出部分から除去した後にパ
ターンめっき工程を行っていた。このため、アディティ
ブプロセスでは、その除去手段として比較的弱い処理条
件でのエッチング(ソフトエッチング)を実施してい
た。
【0006】しかし、上記の多層配線板の場合、下地層
(とりわけ第2層めのCu薄層)が極めて薄いものであ
るため、エッチングの制御が難しく、オーバーエッチン
グになり易かった。このため、ソフトエッチングを実施
することができず、Cuめっき層と下地層との密着性の
悪化や、めっき未析出の発生などといった不具合が生じ
ていた。
【0007】図3(a)には、絶縁層10上に設けられ
た下地層(Cr薄層11+Cu薄層12)13にめっき
レジスト14を塗布し、プリベーク及び露光・現像を行
った直後の状態が示されている。しかしながら、このよ
うに形成されためっきレジスト14をポストベークする
と、図3(b)に示されるようにめっきレジスト14が
型崩れしてしまう。また、めっきレジスト14とCu薄
層11との密着性が低いため、図3(c)に示されるよ
うにCu薄層11がオーバーエッチングされ易くなり、
結果として形状の良い導体パターンを得ることが困難で
あった。
【0008】また、パターンめっき前に検査を行う場
合、めっきレジスト14の厚さが薄くなるほど、Cu薄
層11上におけるめっきレジスト14の残留の有無を識
別することが難しくなるという問題があった。つまり、
めっきレジスト14が薄くなると、透けてその下のCu
薄層11が見えてしまうからである。そのため、検査に
時間がかかり、効率が非常に悪かった。
【0009】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、導体パターンの形状及び密着性を
向上させることができ、かつパターンめっき前の検査を
容易にかつ効率良く行うことができる多層配線板の製造
方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明では、樹脂製の層間絶縁層と金属製の導体
パターンとを基板上に交互に積層形成する多層配線板の
製造方法において、少なくとも下記(a) 〜(g) の工程、
即ち、(a) 感光性樹脂を塗布した後、露光現像及び硬化
処理を行うことにより、基板上に層間絶縁層を形成する
工程、(b) 導体パターンの密着性を向上し得る金属をス
パッタリングすることにより、前記層間絶縁層上に第1
層めの金属薄層を形成する工程、(c) スパッタリングに
より前記第1層めの金属薄層上に第2層めの金属薄層を
形成する工程、(d) スパッタリングにより前記第2層め
の金属薄層上に第3層めの金属薄層を形成する工程、
(e) 前記第3層めの金属薄層上の所定部分にレジストを
配置してから前記第3の金属薄層を除去することによ
り、前記第2層めの金属薄層を部分的に露出させる工
程、(f) 露出した第2層めの金属薄層上に銅めっき層を
形成する工程、(g) 前記レジスト及びそのレジスト下に
位置している各金属薄層を除去する工程を順次行うこと
を特徴とする多層配線板の製造方法をその要旨としてい
る。
【0011】この場合、前記層間絶縁層が透明または半
透明であるとき、前記第3層めの金属薄層として、前記
第2層めの金属薄層の色彩と識別し得る程度に異なる色
彩を有するものを選択しても良い。
【0012】
【作用】この方法によると、まず第1層めから第3層め
の金属薄層が形成された後、最外層にレジストが形成さ
れる。そして、この状態で例えばソフトエッチングが行
われると、レジスト非形成部分にあたる第3層めの金属
薄層のみが除去されることになる。このため、オーバー
エッチングになることによって第2層め以下の金属薄層
も同時に除去されてしまうというような心配がない。よ
って、パターンめっき工程前のソフトエッチングが可能
になり、かつその制御も容易なものとなる。そして、レ
ジストの残渣が確実に除去され、銅めっき層の密着性が
向上しかつめっき未析出が発生しなくなる。
【0013】また、第2層めの金属薄層と第3層めの金
属薄層とでは異なる金属が使用されることから、両者の
反射率等の違い等によって容易に識別することができ
る。ゆえに、従来方法とは異なり、パターンめっき前の
検査を容易にかつ効率良く行うことができる。
【0014】本発明の多層配線板の製造方法を工程順に
詳細に説明する。本発明では、セラミックス、金属及び
樹脂を主材料とする基板が用いられる。セラミックス基
板としては、例えば窒化アルミニウム(AlN)基板、
アルミナ(Al2 3 )基板、窒化ホウ素(BN)基
板、窒化珪素(Si3 4 )基板、ムライト(3Al2
3 ・2SiO2 )基板等がある。金属基板としては、
例えばりん青銅基板、アルミニウム基板、アルマイト基
板等がある。樹脂基板としては、例えばガラスエポキシ
基板やガラスポリイミド基板等がある。
【0015】基板の表面には、従来公知の方法によって
導体パターンが形成され、かつその上には感光性樹脂製
の層間絶縁層が形成される。そして、これらは本発明の
多層配線板において、第1層めの導体パターン及び層間
絶縁層となる。
【0016】層間絶縁層は、感光性樹脂を塗布した後に
その樹脂をプリベーク、露光・現像、ポストベークする
ことによって形成される。本発明において使用される感
光性樹脂としては、例えばポリイミド、ビスマレイミド
−トリアジン(BT)、ジビニルシロキサンビスベンゾ
シクロブテン(BCB)、エポキシ、変成ポリイミド、
変成BT、変成エポキシ等がある。また、前記感光性樹
脂の塗布厚は10μm〜70μm程度であることが良
い。この厚さを前記範囲内としておくことは、好適な諸
電気特性を保持しつつ多層配線板全体の薄層化を図るう
えで好ましいからである。また、樹脂を薄くかつ平滑に
塗布したい場合には、スピンコータを用いることが好ま
しい。そして、層間絶縁層には、フォトリソグラフィ技
術またはエッチング法等の手段によって、各層間の電気
的導通を図るバイアホールが形成される。
【0017】次に、第2層め以降の導体パターン及び層
間絶縁層の形成手順を述べる。第1層めの層間絶縁層上
には、スパッタリングによって第1層めの金属薄層及び
第2層めの金属薄層が順次形成される。成膜にスパッタ
リングを採用する理由は、前記方法によると薄くかつ密
着性及び緻密性等に優れた皮膜を比較的容易に形成する
ことができるからである。
【0018】第1層めの金属薄層を形成するための金属
材料としては、例えばCr,Ni,Ti,Mo,W等が
挙げられる。ここに列挙した金属は、銅めっき層−層間
絶縁層間の密着性を向上させる役割や、層間絶縁層への
銅の拡散を防止する役割等を果たすものである。
【0019】第1層めの金属薄層の厚さは0.05μm
〜0.1μmであることが好ましい。この厚さが0.0
5μm未満であると、拡散防止作用等を充分に得ること
ができなくなる虞れがある。一方、この厚さが0.1μ
mを越えると、スパッタリングに時間やコストがかかる
ことになり、好適ではない。
【0020】第2層めの金属薄層は、第1層めの金属薄
層−銅めっき層間の密着性を向上させる役割を果たすも
のである。第2層めの金属薄層を形成するための金属材
料としては、例えばCu,Ni,Fe,Au,Ag,P
t,Pd等が挙げられる。この場合、貴金属でないC
u,Ni,Feを選択すると、貴金属を使用したときに
比べてコスト的に安くすることができ、かつエッチング
も比較的容易になる。なかでも特にCuを選択すること
が好ましい。
【0021】第2層めの金属薄層の厚さは0.05μm
〜0.2μmであることが望ましい。この厚さが0.0
5μm未満であると、銅めっき層の密着性を充分に向上
させることができなくなる虞れがある。一方、この厚さ
が0.2μmを越えると、スパッタリングに時間やコス
トがかかることになり、好適ではない。
【0022】第2層めの金属薄層上には、第3層めの金
属薄層が形成される。第3層めの金属薄層を形成するた
めの金属材料としては、例えばCr,Ni,Ti,F
e,Al,Cu,Mo,Sn等が挙げられる。なお、こ
れらの金属のうちCrを選択した場合の利点は、レジス
トとの密着性が良いことである。また、Fe,Snを選
択した場合の利点は、エッチングし易いことである。ま
た、Cu以外の金属を選択した場合の利点は、レジスト
との密着性が良くなることに起因してパターン形成精度
が向上することである。
【0023】第3層めの金属薄層は、スパッタリング等
によって0.1μm〜0.3μm程度の厚さに形成され
ることが望ましい。この厚さが0.1μm未満である
と、エッチングによる残渣の除去効果が充分に得られな
くなる虞れがある。一方、この厚さが0.3μmを越え
ると、特にスパッタリングの場合には時間やコストがか
かることになってしまう。また、第3層めの金属薄層
は、めっきなどの湿式法によって0.5μm〜3.0μ
m程度の厚さに形成することもできる。湿式法による形
成が可能な金属の例としては、Ni,Fe,Cu,Sn
がある。なお、湿式法によるとコスト的に安くなるとい
う利点がある。
【0024】なお、第2層めの金属薄層と第3層めの金
属薄層との組み合わせ例を表1に示す。本発明では、表
中において○で示される組合せにする必要がある。
【0025】
【表1】
【0026】次いで、第3層めの金属薄層上には、感光
性レジストにより厚さ2μm〜10μm程度のチャンネ
ル状の配線パターンが形成される。そして、エッチング
によりレジストパターンから露出している第3層めの金
属薄層を除去すると、第2層めの金属薄層が部分的に露
出した状態となる。
【0027】この場合、第3層めの金属薄層を溶解し得
るエッチャントとして、例えばH2SO4 +H2 2
2 SO4 ,HCl,HF,CuCl2 +NH3 ,Fe
Cl 3 +HCl,NaOH等が使用される。前述の表1
には、特定の組合せにした場合において使用可能なエッ
チャントが例示されている。即ち、第2層めの金属薄層
を溶解させることなく、第3層めの金属薄層を溶解させ
るものをエッチャントとして選択する必要があるという
ことである。
【0028】ところで、層間絶縁層が透明または半透明
であるとき、第3層めの金属薄層として第2層めの金属
薄層の色彩と識別し得る程度に異なる色彩を有するもの
を選択することが望ましい。その理由は、色彩が異なる
金属同士を組み合わせると、例えば反射率のみが異なり
色彩がほぼ同じ金属同士を組み合わせた場合に比べて、
パターンめっき工程前の検査が容易になるからである。
なお、上記のような組合せの例としては、Cu(銅色)
とCr(銀色)、Cu(銅色)とSn(銀色)、Ag
(銀色)とCu(銅色)、Au(金色)とCr(銀色)
等がある。
【0029】レジスト非形成部分には、電解銅めっきま
たは無電解銅めっきによって銅めっき層が形成される。
この場合、成膜速度が速く、めっき設備等も簡単なもの
で足りるという理由から、電解銅めっきを実施すること
が好ましい。なお、銅めっき層は、導体パターンにおい
て実質的な導体層として機能する金属層であることか
ら、各金属薄層に比べて厚めに(3μm〜15μm程
度)形成される。
【0030】次いで、レジストは剥離され、更にその下
に位置していた各金属薄層も前述のエッチャントによっ
て除去される。この処理によって、金属層において不要
な部分が除去され、その結果として複数種の金属からな
る第2層めの導体パターンが得られる。
【0031】以上のようなプロセスを必要に応じて繰り
返し行い、第3層め以降の導体パターン及び層間絶縁層
を形成することにより、所望の多層配線板が製造され
る。
【0032】
【実施例】〔実施例1〕まず、実施例1の多層配線板を
製造方法を図1(a)〜図1(g)に基づき詳細に説明
する。
【0033】工程(1):本実施例では、図1(a)に
示されるように、第1層めの導体パターンC1 が形成さ
れた厚さ0.5mmの銅張ガラスエポキシ基板1を出発材
料とした。そして、スピンコータを用いることによっ
て、層間絶縁層I1 となる感光性エポキシ樹脂(イビデ
ン株式会社製)を基板1に厚さが32μmになるように
塗布した。
【0034】工程(2):前記感光性エポキシ樹脂を7
5℃で30分間プリベークした後、露光・現像を行い、
更に150℃で60分間の硬化処理を行った。以上の処
理によって、図1(b)に示されるように、直径30μ
mのバイアホール2を備える厚さ20μmの第1層めの
層間絶縁層I1 を得た。
【0035】工程(3):真空スパッタ装置(徳田製作
所製:CFS−8EP)を用い、絶縁層I1 上に対して
Cr,Cu,Crの順にスパッタリングを行った。この
スパッタリングにより、図1(c)に示されるように、
第1層めの金属薄層である0.1μmのCr薄層L1 、
第2層めの金属薄層である0.2μmのCu薄層L2 、
第3層めの金属薄層である0.2μmのCr薄層L3 を
形成した。
【0036】また、本実施例において、第1回めのCr
のRFスパッタリングではアルゴンのガス圧を0.8P
aとし、スパッタリング時間を10分とした。CuのD
Cスパッタリングでは前記ガス圧を0.8Paとし、ス
パッタリング時間を10分とした。第2回めのCrのス
パッタリングでは前記ガス圧を0.8Paとし、スパッ
タリング時間を20分とした。
【0037】工程(4):図1(d)に示されるよう
に、スピンコータによってCr薄層L3 上に液状フォト
レジスト(ヘキストジャパン株式会社製:AZ421
0)3aを厚さが10μmになるように塗布した。
【0038】液状フォトレジスト3aを乾燥した後、プ
リベーク、露光・現像及びポストベークを行うことによ
って、図1(e)に示されるように、L/S=30μm
/30μmのチャンネル状のめっきレジスト3とした。
【0039】工程(5):Crを溶解し得るエッチャン
トとして50%のHCl水溶液を用い、その水溶液中に
前記基板1を20分間浸漬した。その結果、Cr薄層L
3 を除去し、図1(e)に示されるように第2層めの金
属薄層であるCu薄層L2 を部分的に露出させた。
【0040】ここで光学顕微鏡下でCu薄層L2 の表面
を観察することにより、エッチング状況、つまりCu薄
層L2 上からCr薄層L3 が完全に除去されているか否
かを検査した。そして、エッチング状況が良好でないも
のについては、必要に応じて修正作業を行った後に次の
工程を行うこととした。エッチング状況が良好であるも
のについてはそのまま次の工程を行うこととした。
【0041】工程(6):基板1を水洗した後、下記の
硫酸銅電解めっき浴による電解銅めっきを実施した。そ
して、めっきレジスト3から部分的に露出しているCu
薄層L2 上に、図1(f)に示されるような厚さ8.0
μmのCuめっき層L4 を析出させた。
【0042】硫酸:160g/l 〜200g/l , 硫酸銅
50g/l 〜70g/l ,塩素イオン:30mg/l〜60mg/
l, 光沢剤:4ml/l〜10ml/l,カソード電流密度:
1.0A/dm2 〜4.0A/dm2 ,浴温:24℃〜26℃,
めっき時間:16分間. 工程(7):基板1をアセトンに浸漬することによっ
て、基板1からめっきレジスト3を剥離した。
【0043】この後、Cuを溶解し得るエッチャントと
してH2 SO4 +H2 2 水溶液を用い、かつCrを溶
解し得るエッチャントとして50%のHCl水溶液を用
いて、Cr薄層L3 ,L1 及びCu薄層L2 を除去し
た。そして、図1(g)に示されるように、Cr薄層L
1 ,Cu薄層L2 ,Cuめっき層L4 の合計3層からな
る導体パターンC2 を得た。
【0044】工程(8):前記工程(2)から工程
(7)を繰り返し行い、最終的に図2に示されるよう
な、基板1上に6層の導体パターンC1 〜C6 と5層の
絶縁層I1〜I5 とを持つ多層配線板を得た。
【0045】上記の一連の工程によって得られた多層配
線板の諸特性(導体パターンの形状の良否、プル強
度(kg/mm2)、導体パターンの断線及び短絡の発生)
を調査した。それらの結果を表2に示す。
【0046】顕微鏡下で観察を行ったところ、各層の導
体パターンC2 〜C6 に断線及び短絡等といった不具合
は全く認められなかった。また、層間絶縁層I1 〜I5
形成用の樹脂としてCuとの密着性の良い感光性エポキ
シ樹脂が使用されているため、導体パターンC2 〜C6
の断面形状も極めて良好であった。そして、プル強度を
測定したところ1.9kg/mm2 という好適な値が得ら
れ、導体パターンC2 〜C6 に優れた密着性が確保され
ていることがわかった。
【0047】以上のように、実施例1の方法に従えば、
導体パターンC2 〜C6 の形状及び密着性を確実に向上
させることができ、もって優れた多層配線板を得ること
ができるという結論に達する。
【0048】また、実施例1の場合、スパッタリングに
よって形成される各金属薄層L1 〜L3 の厚さは、トー
タルで0.5μmと極めて薄い。しかも、この実施例1
の場合、スパッタリングに必要なターゲット材はCr,
Cuの2種類で良い。以上のようなことから実施例1の
製造方法に従えば、多層配線板を比較的低コストに形成
できるということがわかる。
【0049】更に、実施例1の多層配線板の場合、Cu
薄層L2 とCr薄層L3 とでは反射率及び色彩が異なる
ため、顕微鏡下でのパターンめっき工程前の検査が極め
て容易であった。また、実施例1の場合、めっきレジス
ト3及びCr薄層L3 を一旦剥離してから再度、Cr薄
層L3 を形成する工程以降の工程を行えば良いことにな
る。よって、修正が極めて容易であるという利点があっ
た。 〔実施例2〕次に、実施例2の多層配線板の製造方法に
ついて詳細に説明する。なお、本実施例の多層配線板も
基本的には前記実施例1とほぼ同様の手順を経て作製さ
れるものであるため、前図1を流用して説明する。
【0050】工程(1):実施例2ではAl2 3 基板
(Al2 3 =93%)1を選択し、図1(a)に示さ
れるように、その基板1上にスパッタリング及びめっき
によって第1層めの導体パターンC1 を形成した。そし
て、スピンコータを用いることによって、層間絶縁層I
1 となる感光性ポリイミド樹脂(東レ製:UR−314
0)を厚さが32μmになるように塗布した。
【0051】工程(2):前記感光性ポリイミド樹脂を
80℃で90分間プリベークした後、露光・現像を行
い、更に380℃で30分間の硬化処理を行った。以上
の処理によって、図1(b)に示されるように、直径2
0μmのバイアホール2を備える厚さ16μmの第1層
めの層間絶縁層I1 を得た。
【0052】工程(3):上述の真空スパッタ装置を用
い、絶縁層I1 上に対してTi,Cu,Snの順にスパ
ッタリングを行った。このスパッタリングにより、図1
(c)に示されるように、第1層めの金属薄層である
0.1μmのTi薄層L1 、第2層めの金属薄層である
0.2μmのCu薄層L2 、第3層めの金属薄層である
0.2μmのSn薄層L3 を形成した。第3層めの金属
薄層を形成するSnは、第2層めの金属薄層を形成する
Cuよりも卑な電位を有する金属である。
【0053】また、本実施例において、Tiのスパッタ
リングではアルゴンのガス圧を0.7Paとし、スパッ
タリング時間を7分とした。Cuのスパッタリングでは
前記ガス圧を0.8Paとし、スパッタリング時間を1
0分とした。Snのスパッタリングでは前記ガス圧を
0.8Paとし、スパッタリング時間を10分とした。
【0054】工程(4):図1(d)に示されるよう
に、スピンコータによってSn薄層L3 上に液状フォト
レジスト(東京応化株式会社製:OMR−83)3aを
厚さが10μmになるように塗布した。
【0055】液状フォトレジスト3aを乾燥した後、プ
リベーク、露光・現像及びポストベークを行うことによ
って、図1(e)に示されるように、L/S=30μm
/30μmのチャンネル状のめっきレジスト3とした。
【0056】工程(5):Snを溶解し得るエッチャン
トとして20%のHCl水溶液を用い、その水溶液中に
前記基板1を40秒間浸漬した。その結果、Sn薄層L
3 を除去し、図1(e)に示されるように第2層めの金
属薄層であるCu薄層L2 を部分的に露出させた。この
後、光学顕微鏡によるCu薄層L2 の表面検査を行っ
た。
【0057】工程(6):基板1を水洗した後、実施例
1にて使用した硫酸銅電解めっき浴による電解銅めっき
を実施した。そして、めっきレジスト3から部分的に露
出しているCu薄層L2 上に、図1(f)に示されるよ
うな厚さ4.0μmのCuめっき層L4 を析出させた。
【0058】工程(7):基板1を専用の剥離液(OM
R剥離液)に浸漬することによって、基板1からめっき
レジスト3を剥離した。次いで、エッチングによってS
n薄層L3 ,Cu薄層L2 及びTi薄層L1 を順に除去
した。その際、Cuを溶解し得るエッチャントとしてH
2 SO4 +H22 水溶液を用い、Tiを溶解し得るエ
ッチャントとしてHF水溶液を用いた。また、Snを溶
解し得るエッチャントとしてHCl水溶液を用いた。
【0059】そして、図1(g)に示されるように、T
i薄層L1 ,Cu薄層L2 ,Cuめっき層L4 の合計3
層からなる導体パターンC2 を得た。 工程(8):前記工程(2)から工程(7)を繰り返し
行い、基板1上に4層の導体パターンC1 〜C4 と3層
の絶縁層I1 〜I3 とを持つ多層配線板を得た。上記の
一連の工程によって得られた多層配線板を調査した結果
を表2に示す。
【0060】顕微鏡下で多層配線板を観察したところ、
各層の導体パターンC2 〜C4 に断線及び短絡等といっ
た不具合は全く認められなかった。また、導体パターン
C2〜C4 の断面形状も良好であった。そして、プル強
度を測定したところ、2.5kg/mm2 という実施例1よ
りも更に好適な値が得られた。よって、導体パターンC
2 〜C4 に優れた密着性が確保されていることがわかっ
た。
【0061】以上のように実施例2の方法に従えば、実
施例1のときと同じく導体パターンC2 〜C4 の形状及
び密着性を確実に向上させることができ、もって優れた
多層配線板を得ることができるという結論に達する。
【0062】また、実施例2の多層配線板の場合、Cu
薄層L2 とSn薄層L3 とでは反射率及び色彩が異なる
ため、顕微鏡下でのパターンめっき工程前の検査が極め
て容易であった。更に、実施例2の場合、めっきレジス
ト3及びSn薄層L3 を一旦剥離してから再度、Sn薄
層L3 を形成する工程以降の工程を行えば良いことにな
る。よって、実施例1の場合と同様に、修正が極めて容
易であるという利点があった。 〔実施例3〜実施例8,比較例〕表2に示されるよう
に、第1〜第3層めの金属薄層L1 〜L3 の種類、層間
絶縁層I1 〜I5 形成用の感光性樹脂の種類及び基板1
の種類を変更して、実施例1,2と同様の多層配線板を
作製した(実施例3〜実施例8)。また、従来の製造方
法に準じて多層配線板を作製したものを比較例とした。
【0063】これらの多層配線板を調査したところ、実
施例3〜実施例8についても実施例1,2と同程度の好
ましい結果が得られることがわかった。逆に、比較例に
ついては、パターン形状及び断線・短絡の発生に関して
実施例1〜実施例8の多層配線板に劣っていた。
【0064】
【表2】
【0065】なお、本発明は上記実施例1〜8のみに限
定されることはなく、次のように変更することが可能で
ある。例えば、 (a)第1層めの金属薄層L1 をNi薄層とし、かつ第
2層めの金属薄層をCu薄層とすると、一種類のエッチ
ャント(例えばHNO3 +H2 2 )によって両者を同
時に剥離することが可能になる。ゆえに、以上のような
金属を組合せれば、製造工程をより簡略化することがで
きる。なお、Ni−Cuのような組合せのほか、例えば
Cu−Fe,Fe−Ni,Ni−Ag等の組合せがあ
る。
【0066】(b)層間絶縁層I1 〜I5 形成用に感光
性ポリイミド樹脂を用いるときには、めっき等によって
Cuめっき層L3 上にNiなど金属層を設けることが良
い。その理由は、Cuめっき層L3 の拡散が前記金属層
によって防止されるからである。
【0067】(c)実施例の多層配線板よりもビルドア
ップ層を増設することにより、多層配線板の更なる多層
化を図っても良い。
【0068】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の多層配線
板の製造方法によれば、導体パターンの形状及び密着性
を向上させることができ、かつパターンめっき前の検査
を容易にかつ効率良く行うことができるという優れた効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(g)は実施例1の多層配線板を製造
する手順を説明するための部分概略断面図である。
【図2】実施例1の多層配線板を示す部分概略断面図で
ある。
【図3】(a)〜(c)は従来の多層配線板の製造方法
における問題点を説明するための要部拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
I1 〜I5 …層間絶縁層、C1 〜C6 …導体パターン、
1…基板、L1 …第1層めの金属薄層としてのCr薄層
またはTi薄層、L2 …第2層めの金属薄層としてのC
u薄層、L3 …第3層めの金属薄層としてのCr薄層ま
たはSn薄層、3…めっきレジスト、L4 …銅めっき
層。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H05K 3/38 B 7011−4E

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】樹脂製の層間絶縁層と金属製の導体パター
    ンとを基板上に交互に積層形成する多層配線板の製造方
    法において、少なくとも下記(a) 〜(g) の工程を順次行
    うことを特徴とした多層配線板の製造方法: (a) 感光性樹脂を塗布した後、露光現像及び硬化処理を
    行うことにより、基板上に層間絶縁層を形成する工程、 (b) 導体パターンの密着性を向上し得る金属をスパッタ
    リングすることにより、前記層間絶縁層上に第1層めの
    金属薄層を形成する工程、 (c) スパッタリングにより前記第1層めの金属薄層上に
    第2層めの金属薄層を形成する工程、 (d) スパッタリングにより前記第2層めの金属薄層上に
    第3層めの金属薄層を形成する工程、 (e) 前記第3層めの金属薄層上の所定部分にレジストを
    配置してから前記第3の金属薄層を除去することによ
    り、前記第2層めの金属薄層を部分的に露出させる工
    程、 (f) 露出した第2層めの金属薄層上に銅めっき層を形成
    する工程、 (g) 前記レジスト及びそのレジスト下に位置している各
    金属薄層を除去する工程。
  2. 【請求項2】前記層間絶縁層が透明または半透明である
    とき、前記第3層めの金属薄層として、前記第2層めの
    金属薄層の色彩と識別し得る程度に異なる色彩を有する
    ものを選択することを特徴とした請求項1に記載の多層
    配線板の製造方法。
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