JP3399616B2 - オシレータ回路、そのオシレータ回路を用いたセルフリフレッシュ用オシレータ及び基板バイアス回路 - Google Patents

オシレータ回路、そのオシレータ回路を用いたセルフリフレッシュ用オシレータ及び基板バイアス回路

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JP3399616B2
JP3399616B2 JP00998594A JP998594A JP3399616B2 JP 3399616 B2 JP3399616 B2 JP 3399616B2 JP 00998594 A JP00998594 A JP 00998594A JP 998594 A JP998594 A JP 998594A JP 3399616 B2 JP3399616 B2 JP 3399616B2
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mos transistor
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はオシレータ回路に係り、
詳しくは半導体記憶装置に内蔵されその動作に応じた基
準信号(クロック)を生成することのできるオシレータ
回路に関するものである。
【0002】近年、半導体記憶装置においては、高集積
化,高速化が進められている。また、駆動電源の低電圧
化にともなって低消費電力化が要求されている。一方、
半導体記憶装置はその動作温度によってデータの記憶時
間等の特性が変化し、基準信号(クロック信号)による
消費電力が増加する傾向にある。そのため、動作温度の
変化に応じて基準信号の周波数を変化させ、消費電流を
抑えることが要求されている。
【0003】
【従来の技術】従来、半導体記憶装置にはその動作のタ
イミングをとるためのオシレータ回路が内蔵されている
ものがある。例えば、ダイナミックランダムアクセスメ
モリ(以下、DRAMという)はそのメモリセルに記憶
されたデータを保持するために定期的にデータの再書き
込み(リフレッシュ)を行う必要がある。そのため、D
RAMには一定時間毎にリフレッシュを行うための基準
信号(クロック信号)を生成するためのオシレータ回路
が内蔵されたものがある。そのDRAMを図17に示
す。
【0004】図17はDRAM50の一部ブロック回路
図であって、nビットのメモリセルアレイSA1〜SA
nが設けられている。メモリセルアレイSA1〜SAn
は二次元的に配列されたメモリセルから構成され、各メ
モリセルには1ビットのデータが記憶される。そのメモ
リセルアレイSA1〜SAnにはロウ・デコーダ51、
センスアンプ52及びコラム・デコーダ53がそれぞれ
設けられている。又、メモリセルアレイSA1〜SAn
のロウ・デコーダ51はロウアドレスバッファ・プリデ
コーダ54に接続されている。更に、メモリセルアレイ
SA1〜SAnのコラム・デコーダ53はコラムアドレ
スバッファ・プリデコーダ55に接続されている。そし
て、コラムアドレスバッファ・プリデコーダ55には図
示しない制御装置からアドレスADD及びコラム選択信号
バーCASが入力される。
【0005】又、DRAM50はアドレスマルチプレク
ス方式であって、CBR検出回路56、マルチプレクサ
(MPX)57,58、CBR用カウンタ59が設けら
れている。MPX57には制御装置からロウ選択信号バ
ーRASが入力される。そして、このMPX57は前記
ロウアドレスバッファ・プリデコーダ54に接続されて
いる。MPX58には制御装置からアドレスADDが入力
される。CBR検出回路56にはロウ選択信号バーRA
Sとコラム選択信号バーCASとが入力される。
【0006】所定のタイミングでアドレスADD、両選択
信号バーRAS,バーCASがDRAM50に入力され
ると、CBR検出回路56は両選択信号バーRAS,バ
ーCASの入力に応じた信号をMPX58とCBR用カ
ウンタ59に出力する。すると、MPX58は入力した
アドレスADDをロウアドレスとしてロウアドレスバッフ
ァ・プリデコーダ54を介してロウ・デコーダ51に出
力する。そして、ロウ・デコーダ51によってメモリセ
ルアレイSA1〜SAnの図示しない1本のワード線が
選択される。
【0007】また、コラムアドレスバッファ・プリデコ
ーダ55は入力したアドレスADDとコラム選択信号バー
CASとに基づいてコラムアドレスをコラム・デコーダ
53に出力する。そして、コラム・デコーダ53によっ
てメモリセルアレイSA1〜SAnの図示しないビット
線を選択する。この選択されたワード線とビット線とに
よりその交点に接続されたメモリセルが決定され、読み
出し及び書き込み動作の対象となる。その決定されたメ
モリセルに記憶されたデータがセンスアンプ52によっ
て増幅され、図示しない出力回路に出力される。このと
き、決定されたメモリセルのデータはセンスアンプ52
で増幅されると同時にその決定されたメモリセルに再書
き込みが行われる。
【0008】又、DRAM50にはセルフリフレッシュ
回路60が設けられている。セルフリフレッシュ回路6
0はセルフリフレッシュモード検出回路61とセルフリ
フレッシュ用オシレータ62とにより構成されている。
セルフリフレッシュモード検出回路61にはロウ選択信
号バーRASとコラム選択信号バーCASとが入力され
る。読み出し又は書き込みが行われない間、メモリセル
のデータはセルフリフレッシュ回路60によりそのデー
タが保持される。即ち、セルフリフレッシュ検出回路6
1に所定のタイミングで両選択信号バーRAS,バーC
ASが入力されるとセルフリフレッシュが行われるよう
になっている。
【0009】即ち、コラム選択信号バーCASが立ち下
がってからロウ選択信号バーRASが立ち下がった後、
所定の時間(例えば100μ秒)経過すると、セルフリ
フレッシュモード検出回路61はセルフリフレッシュを
行うべく、Hレベルとなるモード検出信号をCBR検出
回路56、セルフリフレッシュ用オシレータ62及びM
PX57に出力する。すると、MPX57はセルフリフ
レッシュ用オシレータ62から所定時間毎に出力される
クロック信号CKに基づいて内部バーRAS信号をロウ
アドレスバッファ・プリデコーダ54及びCBR検出回
路56に出力する。
【0010】そして、CBR検出回路56はアドレスア
ップカウンタ信号をCBR用カウンタ59に出力する。
そのため、CBR用カウンタ59はアドレスをアップカ
ウントし、アップカウントされた内部ロウアドレスをM
PX58及びロウアドレスバッファ・プリデコーダ54
を介してロウ・デコーダ51に出力する。すると、ロウ
・デコーダ51は内部ロウアドレスに基づいてワード線
を選択する。そして、選択されたワード線に接続される
メモリセルのデータはセンスアンプ52によって増幅さ
れ、そのデータは再びメモリセルに書き込まれリフレッ
シュされる。
【0011】そして、再び内部バーRAS信号の立ち上
がりがロウアドレスバッファ・プリデコーダ54及びC
BR検出回路56に入力されると、その内部バーRAS
信号に基づいてアップカウントされた内部ロウアドレス
がMPX57及びロウアドレスバッファ・プリデコーダ
54を介してロウ・デコーダ51に出力される。ロウ・
デコーダ51は内部ロウアドレスに基づいて次のワード
線を選択する。選択されたワード線に接続されるメモリ
セルのデータはセンスアンプ52によって増幅され、そ
のデータは再びメモリセルに書き込まれる。
【0012】従って、セルフリフレッシュ用オシレータ
62から出力されるクロック信号CKに基づいて内部ロ
ウアドレスが順次アップカウントされ、その内部ロウア
ドレスにより選択されたワード線に接続されたメモリの
データがリフレッシュされることになる。即ち、DRA
M50のリフレッシュのタイミングはセルフリフレッシ
ュ用オシレータ62により決定される。そのセルフリフ
レッシュ用オシレータ62の回路の一例を図13に示
す。
【0013】図13はセルフリフレッシュ用オシレータ
62の一部回路図であって、リングオシレータ回路70
である。リングオシレータ回路70はインバータ回路I
NV1〜INV3、PチャネルMOSトランジスタ(以
下、PMOSトランジスタという)TP1〜TP3及び
NチャネルMOSトランジスタ(以下、NMOSトラン
ジスタという)TN1〜TN3により構成されている。
インバータ回路INV1〜INV3は縦列に接続され、
リングを構成している。インバータ回路INV1〜IN
V3と高電位側電源Vccとの間にはPMOSトランジス
タTP1〜TP3がそれぞれ接続されている。また、イ
ンバータ回路INV1〜INV3と低電位側電源Vssと
の間にはNMOSトランジスタTN1〜TN3がそれぞ
れ接続されている。
【0014】各PMOSトランジスタTP1〜TP3の
ゲート端子は低電位側電源Vssに接続され、各NMOS
トランジスタTN1〜TN3のゲート端子は高電位側電
源Vccに接続されている。従って、各MOSトランジス
タTP1〜TP3,TN1〜TN3は常にオンとなって
いる。各MOSトランジスタTP1〜TP3,TN1〜
TN3を介してインバータ回路INV1〜INV3に電
流が流れ、その電流に基づいた周波数fOSC のクロック
信号CKが出力される。そして、そのクロック信号CK
に基づいてDRAM50のセルフリフレッシュが行われ
る。
【0015】ところで、一般にDRAM50のメモリセ
ルは、図14に示すように、その動作温度が常温RTか
ら高温HTになるほど記憶されたデータの保持時間tm
が短くなる傾向にある。一方、リングオシレータ回路7
0の周波数fOSC はそのパルス間隔が高温HTほど長く
なる傾向にある。そのため、クロック信号CKの周波数
OSC はその高温HTにおける動作においても確実にリ
フレッシュすることができる値に設定されている。
【0016】即ち、セルフリフレッシュの間隔は高温H
Tにおけるデータ保持時間tmより短い間隔で行われる
ようにクロック信号の周波数fOSC が設定されている。
従って、常温RTにおいては、メモリセルのデータ保持
時間tmに比べてクロック信号のパルス間隔が短くなる
ので、メモリセルのデータが保持されている時間内に複
数回のセルフリフレッシュが行われることになる。その
ため、過度のリフレッシュにより消費電力が大きくな
る。
【0017】そのため、リングオシレータ回路70の周
波数fOSC の温度変動を改善したものが利用されてい
る。そのリングオシレータ回路を図15に示す。図15
に示すように、リングオシレータ回路80はカレントミ
ラー型のオシレータ回路であって、PMOSトランジス
タTP4、NMOSトランジスタTN4及び抵抗Rを備
えている。PMOSトランジスタTP4はドレイン端子
とゲート端子とが互いに接続されるとともに、各PMO
SトランジスタTP1〜TP3のゲート端子に接続され
ている。NMOSトランジスタTN4はそのドレイン端
子とゲート端子とが互いに接続されるとともに、各NM
OSトランジスタTN1〜TN3のゲート端子に接続さ
れている。PMOSトランジスタTP4のソース端子は
高電位側電源Vccに接続され、NMOSトランジスタT
N4のソース端子は低電位側電源Vssに接続されてい
る。また、PMOSトランジスタTP4とNMOSトラ
ンジスタTN4のドレイン端子間には抵抗Rが接続され
ている。抵抗Rはポリシリコンよりなり、その抵抗値の
温度特性は一定である。従って、温度の変化にかかわら
ずPMOSトランジスタTP4とNMOSトランジスタ
TN4に流れる電流は一定となる。その結果、各インバ
ータ回路INV1〜INV3の負荷容量を充放電する電
流が一定となる。従って、リングオシレータ回路80の
周波数fOSC を、図16に示すように温度の変化に対し
てほぼ一定とすることができる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この改
善したリングオシレータ回路80の周波数fOSC であっ
ても常温RTにおけるメモリセルのデータ保持時間tm
に対してその間隔がまだ短くなっている。そのため、過
度のセルフリフレッシュを防ぐことができずにDRAM
50の消費電力を抑えることができないという問題があ
った。
【0019】また、オシレータ回路を備えた基板バイア
ス回路においても同様にその消費電力をおさえることが
できないという問題があった。本発明は上記問題点を解
決するためになされたものであって、その目的は温度特
性に対応した発振周波数を得ることのできるオシレータ
回路を提供することにある。また、その他の目的は温度
特性に対応したセルフリフレッシュタイミングを生成
し、ひいては半導体記憶装置の低消費電力化を図ること
ができるセルフリフレッシュ用オシレータを提供するこ
とにある。更に、他の目的は温度特性に対応した電圧を
得ることができ、ひいては半導体装置の消費電力を抑え
ることができる基板バイアス回路を提供することにあ
る。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、奇数段のインバータ回路INV1〜INV3
を直列接続し、各インバータ回路INV1〜INV3と
高電位側電源Vccとの間にはPチャネルMOSトランジ
スタTP1〜TP3をそれぞれ接続し、各インバータ回
路INV1〜INV3と低電位側電源Vssとの間にはN
チャネルMOSトランジスタTN1〜TN3をそれぞれ
接続し、各PチャネルMOSトランジスタTP1〜TP
3のゲート端子にはゲート端子とドレイン端子とを互い
に接続しカレントミラーを構成するPチャネルMOSト
ランジスタTP4のゲート端子を接続し、各Nチャネル
MOSトランジスタTN1〜TN3のゲート端子にはゲ
ート端子とドレイン端子とを互いに接続しカレントミラ
ーを構成するNチャネルMOSトランジスタTN4のゲ
ート端子を接続し、PチャネルMOSトランジスタTP
4とNチャネルMOSトランジスタTN4とのドレイン
端子間にはその温度上昇に応じて電流を増加させる電流
制御素子DT1を接続したことを要旨とする。
【0021】
【作用】従って、本発明によれば、電流制御素子DT1
は温度上昇に応じて電流を増加させる。この電流はPチ
ャネルMOSトランジスタTP4とNチャネルMOSト
ランジスタTN4とに流れ、それぞれカレントミラーを
構成する各PチャネルMOSトランジスタTP1〜TP
3とNチャネルMOSトランジスタTN1〜TN3とに
流れる。従って、各インバータ回路INV1〜INV3
にもこの電流が流れ、その電流に基づいて各インバータ
回路INV1〜INV3が発振動作を行う。
【0022】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図1〜
図3に従って説明する。尚、説明の便宜上、図13〜図
17と同様の構成については同一の符号を付してその説
明を一部省略する。
【0023】図1は、DRAM50に内蔵されたオシレ
ータ回路の回路図を示している。オシレータ回路10に
はリングオシレータ部11と電源バイアス回路部12と
が設けられている。リングオシレータ部11は奇数段
(本実施例では3段)のインバータ回路INV1〜IN
V3と、そのインバータ回路INV1〜INV3の段数
に対応したPチャネルMOSトランジスタ(以下、PM
OSトランジスタという)TP1〜TP3及びNチャネ
ルMOSトランジスタ(以下、NMOSトランジスタと
いう)TN1〜TN3とから構成されている。
【0024】インバータ回路INV1〜INV3は縦列
接続されるとともに、インバータ回路INV3の出力を
インバータ回路INV1の入力に接続したリング状に形
成されている。各インバータ回路INV1〜INV3は
CMOS構造であって、同一に形成されている。従っ
て、各インバータ回路INV1〜INV3の電気的特性
は同じになっている。
【0025】PMOSトランジスタTP1〜TP3及び
NMOSトランジスタTN1〜TN3はそれぞれエンハ
ンスメント型であって、ゲート電圧がゼロのときにソー
ス・ドレイン端子間に電流が流れないノーマルオフとな
っている。各インバータ回路INV1〜INV3と高電
位側電源Vccとの間にはPMOSトランジスタTP1〜
TP3がそれぞれ接続されている。また、各インバータ
回路INV1〜INV3と低電位側電源Vss(高電位側
電源Vccに対して低電位側であって、本実施例ではゼロ
ボルト)との間にはNMOSトランジスタTN1〜TN
3がそれぞれ接続されている。各MOSトランジスタT
P1〜TP3,TN1〜TN3のゲート端子は電源バイ
アス回路部12に接続されている。
【0026】電源バイアス回路部12はPMOSトラン
ジスタTP4、NMOSトランジスタTN4及び電流制
御素子としてのデプレッション型のNチャネルMOSト
ランジスタ(以下DpNMOSトランジスタという)D
T1とから構成されている。PMOSトランジスタTP
4及びNMOSトランジスタTN4は前記MOSトラン
ジスタTP1〜TP3,TN1〜TN3と同様にエンハ
ンスメント型に形成されている。DpNMOSトランジ
スタDT1ゲート電圧がゼロであってもソース・ドレイ
ン端子間に電流が流れるようになっている。
【0027】PMOSトランジスタTP4とNMOSト
ランジスタTN4はそれぞれゲート端子とドレイン端子
とが互いに接続されている。PMOSトランジスタTP
4のソース端子は高電位側電源Vccに接続され、NMO
SトランジスタTN4のソース端子は低電位側電源Vss
に接続されている。
【0028】PMOSトランジスタTP4のゲート端子
は各PMOSトランジスタTP1〜TP3のゲート端子
に接続され、カレントミラーを形成している。また、N
MOSトランジスタTN4のゲート端子は各NMOSト
ランジスタTN1〜TN3のゲート端子に接続され、カ
レントミラーを形成している。従って、PMOSトラン
ジスタTP4及びNMOSトランジスタTN4を流れる
電流と、各PMOSトランジスタTP1〜TP3及びN
MOSトランジスタTN1〜TN3を流れる電流とは同
一となる。
【0029】PMOSトランジスタTP4とNMOSト
ランジスタTN4との間にはDpNMOSトランジスタ
DT1が接続され、そのDpNMOSトランジスタDT
1のゲート端子は低電位側電源Vssに接続されている。
【0030】DpNMOSトランジスタDT1は、図2
に示すようにそのゲート・ソース間の電圧Vgsがしきい
値電圧Vth以下の領域(サブスレッショルド領域であっ
て、以下テーリング領域という)において、ソース・ド
レイン端子間に流れる電流Idの温度特性が逆転してい
る。即ち、通常の使用(ゲート電圧がしきい値電圧Vth
以上)において、DpNMOSトランジスタDT1は常
温RTにおける電流Idより高温HTにおける電流Id
のほうが少なくなっている。一方、テーリング領域にお
いて、常温RTにおける電流Idの方が高温HTにおけ
る電流Idより多く流れるようになっている。尚、テー
リング領域においてDpNMOSトランジスタDT1に
流れる電流は指数関数的に変化する。そのため、図2に
おいて電流Idを対数で示している。
【0031】DpNMOSトランジスタDT1のゲート
端子は低電位側電源Vssに接続され、ゼロボルトになっ
ている。従って、DpNMOSトランジスタDT1とN
MOSトランジスタTN4との間のノードAの電圧はN
MOSトランジスタTN4のしきい値電圧Vthn とな
る。一方、NMOSトランジスタTN4のソース端子は
低電位側電源Vssに接続され、ゼロボルトになってい
る。従って、このノードA、即ち、DpNMOSトラン
ジスタDT1のソース・ゲート端子間の電圧Vgsは電圧
−Vthn となる。その結果、DpNMOSトランジスタ
DT1はテーリング領域で動作することになり、そのと
きの高温HTにおける電流IHTは、常温RTにおける電
流IRTより多く流れることになる。尚、本実施例におい
ては、DpNMOSトランジスタDT1は電圧Vgsが電
圧−Vthn のときにテーリング領域として動作し、常温
RTにおける電流IRTが高温HTにおける電流IHTより
小さくなるように形成されている。
【0032】この電流IRT,IHTはリングオシレータ部
11の各インバータ回路INV1〜INV3にも同じだ
けの電流が流れることになる。その結果、図3に示すよ
うに、常温RTにおける周波数fOSC のほうが高温HT
に於ける周波数fOSC よりもそのパルス間隔がメモリセ
ルのデータ保持時間tmに応じて長くなる。従って、常
温RT時の動作においてメモリセルのデータ保持時間t
mに対応した時間間隔のセルフリフレッシュタイミング
を生成することができ、そのタイミングでセルフリフレ
ッシュを行うことで過度のセルフリフレッシュを抑える
ことができるので、DRAM50の消費電力を抑えるこ
とができる。
【0033】このように、本実施例では、オシレータ回
路10の電源バイアス回路部12を構成するPMOSト
ランジスタTP4とNMOSトランジスタTN4とのド
レイン端子間にデプレッション型のDpNMOSトラン
ジスタDT1を接続する。そして、DpNMOSトラン
ジスタDT1のゲート端子を低電位側電源Vssに接続し
てテーリング領域で動作させるようにした。この時、D
pNMOSトランジスタDT1に流れる電流は高温HT
における電流IHTに比べて常温RTにおける電流IRTが
少なくなる。この電流IRT,IHTに基づいてインバータ
回路INV1〜INV3が発振動作することになる。そ
の結果、オシレータ回路10の周波数f OSC のパルス間
隔は温度の上昇に対応して短くなり、温度特性に対応し
た発振周波数を得ることができる。
【0034】尚、本発明は前記実施例の他、以下の態様
で実施するようにしてもよい。 (1)上記実施例のオシレータ回路10を図4に示すよ
うに構成してセルフリフレッシュ用オシレータ62に実
施してもよい。即ち、各PMOSトランジスタTP1〜
TP4と高電位側電源Vccとの間にPMOSトランジス
タTP11〜TP14をそれぞれ接続し、そのゲート端
子には反転イネーブル信号バーENを入力する。また、
インバータ回路INV1,INV3に変えてナンド回路
N1,N2を接続してリングオシレータ部11を構成す
る。そして、ナンド回路N1,N2の一方の端子にイネ
ーブル信号ENを入力する。
【0035】イネーブル信号EN,バーENはDRAM
50の制御信号であって、DRAM50全体を使用可能
(能動状態:アクティブ)と使用不可能(待機状態:ス
タンバイ)にしている。即ち、イネーブル信号ENがH
レベル(反転イネーブル信号バーENがLレベル)のと
きにDRAM50はアクティブとなり、イネーブル信号
ENがLレベル(反転イネーブル信号バーENがHレベ
ル)のときにDRAM50はスタンバイとなる。
【0036】従って、PMOSトランジスタTP11〜
TP14はDRAM50がアクティブのときにオンとな
り、スタンバイのときにオフとなる。また、ナンド回路
N1,N2はアクティブのときに発振可能となり、スタ
ンバイのときに発振不可能となる。その結果、上記実施
例の効果に加えて、DRAM50がスタンバイのときに
はオシレータ回路10に流れる貫通電流をなくすことが
できるので、更にDRAM50の消費電力を低減するこ
とができる。
【0037】また、図5に示すように、電源バイアス回
路部12とリングオシレータ部11との間にPMOSト
ランジスタとNMOSトランジスタとからなるトランス
ミッションゲートT1,T2をそれぞれ接続する。ま
た、各PMOSトランジスタTP1〜TP3のゲート端
子と低電位側電源Vss間にNMOSトランジスタTN2
1を接続し、各NMOSトランジスタTN1〜TN3の
ゲート端子と高電位側電源Vcc間にPMOSトランジス
タTP21を接続する。
【0038】そして、トランスミッションゲートT1,
T2のPMOSトランジスタ、PMOSトランジスタT
P14及びNMOSトランジスタTN21のゲート端子
に反転イネーブル信号バーENを入力する。トランスミ
ッションゲートT1,T2のNMOSトランジスタ及び
PMOSトランジスタTP21のゲート端子にイネーブ
ル信号ENを入力する。
【0039】その結果、上記実施例の効果に加えて、P
MOSトランジスタTP14によりスタンバイ時のDp
NMOSトランジスタDT1に流れる貫通電流をなくす
ことができ、DRAM50の消費電力を低減することが
できる。一方、リングオシレータ部11のナンド回路N
1,N2及びインバータ回路INV2には各MOSトラ
ンジスタTP21及びTN21により電流が供給され、
イネーブル信号ENによりスタンバイ時においてその発
振のみが停止される。従って、DRAM50がスタンバ
イからアクティブになったときにすぐに発振を開始する
ことができ、周波数fOSC のレベル確定を速くすること
ができる。
【0040】(2)上記実施例のオシレータ回路10
を、図6に示すようにポンピング回路20に接続して基
板バイアス回路を構成し、基板又はウェルに印加する電
圧を温度に対して変更するようにしてもよい。基板バイ
アス回路は基板又はウェルにバイアスを加えてMOSト
ランジスタのカットオフ特性を改善するとともに、接合
容量を小さくして高速化をするために設けている。一般
的に、ウェルの基板に対するジャンクションリークは常
温RTに比べて高温HTのほうが大きいので、より高い
バイアスを印加する必要がある。
【0041】ポンピング回路20は、オシレータ回路1
0より入力した信号をインバータ回路INV11とイン
バータ回路INV12,INV13とにより互いに相補
な交流に変換してチャージポンピングキャパシタC1,
C2を駆動してリップルを減少させる。そして、PMO
SトランジスタTP31〜TP34を整流素子として用
いて印加する電圧VBBを生成する。そして、この生成す
る電圧VBBはオシレータ回路10の周波数fOSC のパル
ス間隔が短い(周波数が高い)ほど高くなる。従って、
オシレータ回路10の周波数fOSC によりポンピング回
路20にて温度に対するリーク電圧に応じたバイアス電
圧VBBを生成し、基板又はウェルに印加することができ
る。その結果、基板バイアス回路においても温度に応じ
たバイアス電圧を生成することができ、消費電力を低下
させることができる。
【0042】また、オシレータ回路10をDRAM50
や高速のスタティックランダムアクセスメモリ(SRA
M)のトランスファゲートによる電圧降下や速度の低下
を防ぐためにワード線のHレベルを昇圧するブートスト
ラップ回路に応用してもよい。また、不揮発性メモリ
(例えばEPROM:Erasable Read Only Memory )等
の書き込み電圧を生成する昇圧回路に応用してもよい。
【0043】(3)上記実施例のDpNMOSトランジ
スタDT1に代えて、図7に示すように電流制御素子と
してのエンハンスメント型のNMOSトランジスタTN
41を接続する。NMOSトランジスタTN41はDp
NMOSトランジスタDT1と同様に、そのテーリング
領域において常温RTにおける電流の方が高温HTにお
ける電流より多く流れる。従って、NMOSトランジス
タTN41のゲート電圧をそのテーリング領域となる電
圧に設定することにより上記実施例と同様の効果が得ら
れる。即ち、そのNMOSトランジスタTN41のゲー
ト端子に抵抗とエンハンスメント型のNMOSトランジ
スタとからなるリファレンス電圧発生回路30を接続す
る。そして、リファレンス電圧発生回路30はNMOS
トランジスタTN41のゲートバイアスを行い、NMO
SトランジスタTN41をテーリング領域にて動作させ
る。
【0044】また、図8に示すように、電流制御素子と
してのエンハンスメント型のPMOSトランジスタTP
41をDpNMOSトランジスタDT1に代えて接続す
る。PMOSトランジスタTP41はDpNMOSトラ
ンジスタDT1と同様に、そのテーリング領域において
常温RTにおける電流の方が高温HTにおける電流より
多く流れる。従って、PMOSトランジスタTP41の
ゲート電圧をそのテーリング領域となる電圧に設定する
ことにより上記実施例と同様の効果が得られる。即ち、
そのPMOSトランジスタTP41のゲート端子に抵抗
とエンハンスメント型のPMOSトランジスタとからな
るリファレンス電圧発生回路31を接続する。そして、
リファレンス電圧発生回路31はPMOSトランジスタ
TP41のゲートバイアスを行い、PMOSトランジス
タTP41をテーリング領域にて動作させる。
【0045】(4)上記実施例のDpNMOSトランジ
スタDT1を、図9に示すようにゲート端子とソース端
子とを互いに接続して実施する。DpNMOSトランジ
スタDT1は図10に示すようにソース・ゲート端子間
の電圧Vgsがゼロボルトとなる。即ち、このDpNMO
SトランジスタDT1は電圧Vgsがゼロボルトのときに
テーリング領域として動作し、常温RTにおける電流I
RTが高温HTにおける電流IHTより小さくなるように形
成する必要がある。その結果、DpNMOSトランジス
タDT1はソース・ゲート端子間の電圧Vgsがゼロボル
トのときにテーリング領域にて動作する。
【0046】(5)上記実施例のDpNMOSトランジ
スタDT1を、図11に示すように電流制御素子として
のデプレッション型のPチャネルMOSトランジスタ
(以下、DpPMOSトランジスタという)DT2に代
えて実施する。DpPMOSトランジスタDT2はDp
NMOSトランジスタDT1と同様に、そのテーリング
領域(この場合はソース・ゲート端子間の電圧がしきい
値以上の領域)において常温RTにおける電流の方が高
温HTにおける電流より多く流れる。従って、このDp
PMOSトランジスタDT2はゲート端子が高電位側電
源Vccに接続され、テーリング領域にて動作する。その
結果、上記実施例と同様の効果がある。
【0047】また、図12に示すように、DpPMOS
トランジスタDT2のゲート端子とソース端子とを互い
に接続して実施する。このDpNMOSトランジスタD
T1は電圧Vgsがゼロボルトのときにテーリング領域と
して動作し、常温RTにおける電流IRTが高温HTにお
ける電流IHTより小さくなるように形成する必要があ
る。その結果、DpNMOSトランジスタDT1はソー
ス・ゲート端子間の電圧Vgsがゼロボルトのときにテー
リング領域にて動作する。その結果、上記実施例と同様
の効果がある。
【0048】(6)上記実施例のオシレータ回路10を
セルフリフレッシュ用オシレータ62以外に、セルフリ
フレッシュ・モード検出回路61に内蔵し、コラム選択
信号バーCAS及びロウ選択信号バーRASの立ち下が
りから所定時間経過するのを検出するようにしてもよ
い。また、セルフリフレッシュ用オシレータ62とセル
フリフレッシュ・モード検出回路61とを兼用して実施
してもよい。
【0049】また、DRAM50にバイナリカウンタを
設け、オシレータ回路10により生成した周波数fOSC
を分周又は逓倍するようにしてもよい。バイナリカウン
タはオシレータ回路10により生成した周波数fOSC
製造のぶれ等によりメモリセルのデータ保持時間tmと
その特性が対応しているにもかかわらず、その周波数f
OSC ではセルフリフレッシュの間隔が短すぎたり長すぎ
たりするのを補正し、適切な時間間隔のセルフリフレッ
シュタイミングを生成し、そのタイミングでセルフリフ
レッシュを行うことができるようにするためのものであ
る。
【0050】(7)上記実施例及び別例において、リン
グオシレータ部11のインバータ回路又はナンド回路の
段数を5段以上の奇数段接続して実施する。
【0051】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
オシレータ回路は温度特性に対応した発振周波数を得る
ことができる。また、セルフリフレッシュ用オシレータ
は温度特性に対応したセルフリフレッシュタイミングを
生成し、ひいては半導体記憶装置の低消費電力化を図る
ことができる。更に、基板バイアス回路は温度特性に対
応したバイアス電圧を生成し、ひいては半導体装置の消
費電力を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のオシレータ回路を説明する
回路図である。
【図2】一実施例のデプレッション型のNチャネルMO
Sトランジスタの常温と高温における特性図である。
【図3】一実施例のオシレータ特性とDRAMのデータ
保持時間を説明する特性図である。
【図4】別例のオシレータ回路を説明する回路図であ
る。
【図5】別例のオシレータ回路を説明する回路図であ
る。
【図6】別例の基板バイアス回路を構成するオシレータ
回路を説明する回路図である。
【図7】別例のエンハンスメント型のNチャネルMOS
トランジスタを用いたオシレータ回路を説明する回路図
である。
【図8】別例のエンハンスメント型のPチャネルMOS
トランジスタを用いたオシレータ回路を説明する回路図
である。
【図9】別例のデプレッション型のNチャネルMOSト
ランジスタを用いたオシレータ回路を説明する回路図で
ある。
【図10】図9のデプレッション型のNチャネルMOS
トランジスタの特性図である。
【図11】別例のデプレッション型のPチャネルMOS
トランジスタを用いたオシレータ回路を説明する回路図
である。
【図12】別例のデプレッション型のPチャネルMOS
トランジスタを用いたオシレータ回路を説明する回路図
である。
【図13】従来のオシレータ回路を説明する回路図であ
る。
【図14】従来のオシレータ回路の温度特性とDRAM
のデータ保持時間を示す特性図である。
【図15】従来の温度特性を改善したオシレータ回路を
説明する回路図である。
【図16】温度特性を改善したオシレータ回路の特性と
DRAMのデータ保持時間を示す特性図である。
【図17】セルフリフレッシュ回路を設けたDRAMの
電気的構成を説明する一部ブロック回路図である。
【符号の説明】
INV1〜INV3 インバータ回路 TP1〜TP4 PチャネルMOSトランジスタ TN1〜TN4 NチャネルMOSトランジスタ DT1 電流制御素子 Vcc 高電位側電源 Vss 低電位側電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03K 3/354

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 奇数段のインバータ回路(INV1〜I
    NV3)を直列接続し、各インバータ回路(INV1〜
    INV3)と高電位側電源(Vcc)との間にはPチャネ
    ルMOSトランジスタ(TP1〜TP3)をそれぞれ接
    続し、各インバータ回路(INV1〜INV3)と低電
    位側電源(Vss)との間にはNチャネルMOSトランジ
    スタ(TN1〜TN3)をそれぞれ接続し、各Pチャネ
    ルMOSトランジスタ(TP1〜TP3)のゲート端子
    にはゲート端子とドレイン端子とを互いに接続したPチ
    ャネルMOSトランジスタ(TP4)のゲート端子を接
    続し、各NチャネルMOSトランジスタ(TN1〜TN
    3)のゲート端子にはゲート端子とドレイン端子とを互
    いに接続したNチャネルMOSトランジスタ(TN4)
    のゲート端子を接続し、PチャネルMOSトランジスタ
    (TP4)とNチャネルMOSトランジスタ(TN4)
    とのドレイン端子間にはその温度上昇に応じて電流を増
    加させる電流制御素子(DT1)を接続したオシレータ
    回路。
  2. 【請求項2】 その一方の入力にイネーブル信号(E
    N)を入力した複数のナンド回路(N1,N2)とイン
    バータ回路(INV2)とを奇数段直列に接続し、ナン
    ド回路(N1,N2)及びインバータ回路(INV2)
    と高電位側電源(Vcc)との間にはPチャネルMOSト
    ランジスタ(TP1〜TP3)をそれぞれ接続し、ナン
    ド回路(N1,N2)及びインバータ回路(INV2)
    と低電位側電源(Vss)との間にはNチャネルMOSト
    ランジスタ(TN1〜TN3)をそれぞれ接続し、各P
    チャネルMOSトランジスタ(TP1〜TP3)のゲー
    ト端子にはゲート端子とドレイン端子とを互いに接続し
    たPチャネルMOSトランジスタ(TP4)のゲート端
    子を接続し、そのPチャネルMOSトランジスタ(TP
    4)と高電位側電源(Vcc)との間にはそのゲート端子
    に反転イネーブル信号(バーEN)を入力したPチャネ
    ルMOSトランジスタ(TP14)を接続し、各Nチャ
    ネルMOSトランジスタ(TN1〜TN3)のゲート端
    子にはゲート端子とドレイン端子とを互いに接続したN
    チャネルMOSトランジスタ(TN4)のゲート端子を
    接続し、PチャネルMOSトランジスタ(TP4)とN
    チャネルMOSトランジスタ(TN4)とのドレイン端
    子間にはその温度上昇に応じて電流を増加させる電流制
    御素子(DT1)を接続したオシレータ回路。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のオシレータ回路におい
    て、 各PチャネルMOSトランジスタ(TP1〜TP3)と
    PチャネルMOSトランジスタ(TP4)との間にはP
    チャネルMOSトランジスタとNチャネルMOSトラン
    ジスタとからなるトランスミッションゲート(T1)を
    接続するとともにソース端子を低電位側電源(Vss)に
    接続したNチャネルMOSトランジスタ(TN21)の
    ドレイン端子を接続し、各NチャネルMOSトランジス
    タ(TN1〜TN3)とNチャネルMOSトランジスタ
    (TN4)との間にはPチャネルMOSトランジスタと
    NチャネルMOSトランジスタとからなるトランスミッ
    ションゲート(T2)を接続するとともにソース端子を
    高電位側電源(Vcc)に接続したPチャネルMOSトラ
    ンジスタ(TP21)のドレイン端子を接続し、各トラ
    ンスミッションゲート(T1,T2)のPチャネルMO
    SトランジスタとNチャネルMOSトランジスタ(TN
    21)のゲート端子には反転イネーブル信号(バーE
    N)を入力し、各トランスミッションゲート(T1,T
    2)のNチャネルMOSトランジスタとPチャネルMO
    Sトランジスタ(TP21)のゲート端子にはイネーブ
    ル信号(EN)を入力するようにしたオシレータ回路。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3に記載のオシレータ回路に
    おいて、 前記電流制御素子(DT1)は、サブスレッショルド領
    域で動作させるようにしたMOSトランジスタであるこ
    とを特徴とするオシレータ回路。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のオシレータ回路におい
    て、 前記MOSトランジスタは、デプレッション型のNチャ
    ネルMOSトランジスタであって、そのゲート端子を低
    電位側電源(Vss)に接続し、サブスレッショルド領域
    で動作させるようにしたことを特徴とするオシレータ回
    路。
  6. 【請求項6】 請求項1〜3に記載のオシレータ回路を
    備えたセルフリフレッシュ用オシレータ。
  7. 【請求項7】 請求項1〜3に記載のオシレータ回路に
    ポンピング回路(20)を接続した基板バイアス回路。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載のオシレータ回路におい
    て、 前記電流制御素子(DT1)に高電位側電源(Vcc)か
    ら電源を供給される経路にトランジスタ(TP11〜T
    P14)が備えられ、オシレータの能動状態/ 待機状態
    を制御する信号が待機状態である時、前記トランジスタ
    (TP11〜TP14)を遮断することを特徴とするオ
    シレータ回路。
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