JP3397924B2 - 積層板材料の構成方法 - Google Patents

積層板材料の構成方法

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JP3397924B2
JP3397924B2 JP02785195A JP2785195A JP3397924B2 JP 3397924 B2 JP3397924 B2 JP 3397924B2 JP 02785195 A JP02785195 A JP 02785195A JP 2785195 A JP2785195 A JP 2785195A JP 3397924 B2 JP3397924 B2 JP 3397924B2
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義史 下河邊
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日立化成工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、積層板の製造時に、銅
はくのしわ発生を防止する積層板材料の構成方法に関す
るものである。 【0002】 【従来の技術】プリント配線板に用いられる積層板に
は、絶縁層材のプリプレグで構成される積層板材料に銅
はくを施した銅張積層板と、このような銅張積層板を加
工した回路板をプリプレグを介して複数枚重ね、最外層
のプリプレグに銅はくを施した多層板とがある。 【0003】このような積層板の製造にあっては、配置
されたプリプレグの上下両面もしくは片面に、ロール状
や予め所定寸法にカットされた銅はくを、自動機械ある
いは手動により重ね、その銅はく上に鏡板を重ねて加熱
加圧を行って積層板を製造している。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】鏡板を銅はく上に重ね
る際、銅はくがたるんでいると、銅はくにしわが発生す
るため、しわ発生の防止策として、銅はくをチャックな
どの器具でクランプしながら張力を加え、平面状に調整
してから積層板材料に銅はくを重ねるようにしている。 【0005】しかしながら、鏡板を重ねる寸前にチャッ
クなどの器具のクランプを解除するため、鏡板を重ねる
時点では、銅はくには張力が加わっていない。このた
め、積層板材料のたるみや積層板材料と銅はくとの摩擦
などにより銅はくがたるんでしまい、銅しわが発生して
しまう。 【0006】本発明は、このような事情に基づいてなさ
れたものあり、その目的とするところは、積層板の製造
時に、導体層材に発生するしわを低減化できる積層板材
料の構成方法を提供することにある。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、絶縁層材で構成される積層板材料に銅は
くを重ね、この銅はく上に鏡板を重ねて加熱加圧する
際、銅はくに張力を加えながら鏡板が重ねられるように
積層板材料上に引き出し、この銅はく上に鏡板を重ね終
えた後、張力を解除することを特徴としている。 【0008】 【作用】本発明によれば、絶縁層材で構成される積層板
材料に銅はくを重ね、この銅はく上に鏡板を重ね加熱加
圧して積層板を作製する際、銅はくに張力を加えながら
鏡板が重ねられるように積層板材料上に引き出し、重ね
終えた後、張力を解除させるため、銅はくのたるみによ
るしわ発生を防止する。 【0009】 【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は、本発明に係る装置の概略構成を示
す説明図である。 【0010】図1では、プリプレグで構成される積層板
材料1の片面に銅はく2を積層する例について説明す
る。作製される積層板には、上記する銅張積層板と回路
板を備えた多層板の両方を含むものである。 【0011】使用される銅はく2は、ロール状に巻回さ
れた状態とされており、テンションコントローラ(パウ
ダーブラシ)3によって引き出し可能に支持されてい
る。このテンションコントローラ3は、モータ4に連結
されているボールネジ5によって支持されている。 【0012】高さ調整用センサ6は、銅はく2の表面に
対向させて配置され、積層板材料1と銅はく2とが平行
になるようにさせて測定を行う。図示は省略するが、制
御手段と電気的に接続させてモータ4の動作は制御され
ている。 【0013】引張用チャック7は、銅はく2の引き出し
側に配置され、銅はく2の端縁をクランプして銅はく2
を図中矢印方向へ引っ張るとともに、銅はく2に張力
(テンション)を加えている。 【0014】次に、動作を説明する。チャック7により
端縁をクランプさせてロール状に巻回されている銅はく
2を引き出し、引き出された銅はく2は、プリプレグ1
上に配置させる。このとき、モータ4は停止状態にあ
り、制御手段からの指令によりチャック7が作動され、
チャック7の作動に伴ってテンションコントローラ3
は、銅はく2の引き出しを可能としている。 【0015】このようにチャック7は、銅はく2に張力
を加えたまま鏡板8を重ねられるように引き出される。
チャック7が銅はく2を引き出しの終わる寸前に、テン
ションコントローラ3を逆転させ、チャック7による引
き出し力と引き戻し力とにより銅はく2にテンションを
かける。 【0016】この場合、プリプレグ1と銅はく2との間
隔は、0mm〜10mm程度とし、高さ測定センサ6の
測定値に基づいて、プリプレグ1と銅はく2とが平行に
なるように、制御手段がモータ4,テンションコントロ
ーラ5などをコントロールして良好な張力をかける。 【0017】プリプレグ1と銅はく2とが平行になった
とき、積層板材料1の銅はく2に張力をかけたままで鏡
面8を銅はく2に重ね、その後、チャック7を解放して
銅はく2の端縁より解除し、銅はく2に加えられている
張力を解除する。 【0018】このように、本実施例によれば、積層板材
料1に銅はく2を重ね、銅はく2上に鏡板8を重ねて加
熱加圧を行い積層板を作製する。この場合、銅はく2に
張力を加えたまま鏡板8を重ねられるように銅はく2を
引き出し、銅はく2上に鏡板8を重ねた後、銅はく2に
加えられている張力を解除するので、積層板材料1のた
るみ、積層板材料1と銅はく2との摩擦、銅はく2のた
るみを防ぎ、銅しわ発生を防止する。 【0019】なお、本実施例の説明では、ロール状の銅
はく2を引き出す例を説明したが、予め所定寸法にカッ
トしたものを使用してもよい。 【0020】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
積層板の製造時に、積層板材料上に重ねられる銅しわ発
生を低減化することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に用いる装置の概略構成を示す説明図で
ある。 【符号の説明】 2 銅はく 8 鏡板

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 絶縁層材で構成される積層板材料に銅は
    くを重ね、この銅はく上に鏡板を重ねて加熱加圧する
    際、銅はくに張力を加えながら鏡板が重ねられるように
    積層板材料上に引き出し、この銅はく上に鏡板を重ね終
    えた後、上記張力を解除することを特徴とする積層板材
    料の構成方法。
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