JP3396052B2 - 定期券発行機 - Google Patents
定期券発行機Info
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- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
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Description
特に、定期券の乗車区間中に乗車ルートが複数存在する
ときに好適なものに関する。 【0002】 【従来の技術】従来、この種の定期券発行機は、利用者
(乗客)の定期券申込用紙に記入されている内容を係員
が定期券発行機本体のキーボードに入力するようにして
いる。 【0003】ところで、都市部のように定期券の乗車区
間に複数のルートが存在する場合は、選択されるルート
により料金も異なるため、途中の経由駅も入力するよう
にしている。 【0004】図4の経路図を用いてさらに説明すると、
定期券の乗車区間がa線のA駅からb線のB駅までと
し、また、このa線とb線は、ほぼ平行に布設されてい
て、これら両線(a,b)間にc線,d線及びe線の3
本が交差しているとすると、乗車ルートは、通常、以下
の3ルートがある。なお、「駅」は省略してある。 (1) A→X1 →X4 →B (2) A→X2 →X5 →B (3) A→X3 →X6 →B 【0005】なお、上述のルートの他に、A→X1 →X
4 →X5 →X2 →X3 →X6 →Bも存在するが、特殊な
ケースであるので、以下、上記3ルートについてだけ考
える。 【0006】上記3ルートのうち、どのルートを選択す
るかは、利用者の自由であるが、選択の基準としては、
例えば、最短距離で料金が最も安いとか、大規模なター
ミナル駅を通過でき、途中下車したときに便利が良いと
か、あるいは、始発電車の発車数が多いとか(上記
(1)の場合でX4 駅から始発電車が出る場合)の理由
が挙げられる。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の定期券発行機においては、乗車ルートが複数存在す
る場合は、入力数が多く、係員に負担になる欠点があっ
た。 【0008】このような欠点を解決するものとしては、
2回目以降の定期券発行に際しては、古い定期券のデー
タに基づいて新たな定期券、つまり継続定期券を発行で
きるようにも構成されているが、4月の新学期や新年度
の始まる月には、新たな定期券を発行する枚数が多くな
るために、係員の負担が解消されないという問題を有し
ていた。 【0009】そこで、本発明は、上記問題点を解決する
ためになされたものであって、その目的は、係員の負担
を軽減することのできる定期券発行機を提供することに
ある。 【0010】 【課題を解決するための手段】本発明に係る定期券発行
機は、上記目的を達成するために、定期券の乗車区間を
入力する入力手段と、その入力手段で入力された乗車区
間に対応する乗車ルートを検索する検索手段と、その検
索手段で検索されたルートに対応する過去の記憶されて
いる定期券の発行数を算出する算出手段と、その算出手
段で算出された定期券の発行数の多い乗車ルートが最上
段となるように、その発行数の多い順から順にその定期
券に対応する乗車ルートを表示する表示手段と、その表
示手段で表示された乗車ルートの中から所定の乗車ルー
トを選択する選択手段と、その選択手段で選択された乗
車ルートの定期券を発行するとともに、その乗車ルート
の定期券の発行を記憶させる制御手段と、を有すること
を特徴としている。 【0011】 【作用】上記構成において、表示手段は、過去に発行さ
れた定期券の乗車ルートのうち、最も定期券の発行数の
多い乗車ルートが最上段となるように、その発行数の多
い順に乗車ルートを表示する。そして、制御手段は、表
示された乗車ルートのうちの選択された乗車ルートの定
期券を発行するとともに、その選択された乗車ルートの
定期券の発行を記憶する。 【0012】 【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、定期券発行機の斜視図であって、その定
期券発行機本体(以下、本体という)aの正面には、従
来の本体と同様に、表示部(表示画面)1、テンキーや
駅名等の刻印されたキーボード2及び定期券発行口3が
設けられている。なお、本体aには、継続定期券の挿入
口等が設けられているが、本発明の説明に直接関係しな
いので、省略されている。 【0013】図1中、Cは、本体aを統括的に制御する
制御器であって、その電気的構成は図2に示される。 【0014】制御器Cは、ROM10に格納されている
システムプログラムとRAM11に格納されているワー
キングデータとを用いて演算処理する中央処理部(CP
U)12を有している。このCPU12は、I/Oユニ
ット13を介して、定期券に所定の事項(例えば、乗車
区間等)を印字し、かつ所定の磁気データを書込んだ後
に定期券を発行する周知の発券ユニット14と、表示部
1に表示するための表示ドライバ15と、キーボード2
からの信号を入力するための入力ドライバ16とを接続
している。 【0015】上記RAM11(又はROM10)には、
本体aの設置駅から購入可能な乗車ルートが予め入力さ
れているとともに、過去に発行された定期券のデータが
予め記憶されている。 【0016】次に、図3のフローチャートを用いて、本
実施例に係る定期券発行機の動作について説明する。な
お、本体aはA駅に設置されているものとする。そし
て、今、利用者がA駅からB駅までの定期券を購入しよ
うとしているものとする。 【0017】先ず、係員によって、本体aは発券モード
に設定された後、キーボード2のうちB駅が押下される
(ステップ100肯定。以下、ステップをSとす
る。)。 【0018】CPU12は、B駅の入力に基づいて、R
AM11(又はROM10)に格納されているA駅から
B駅までの乗車ルートを抽出する。つまり、上記従来の
技術の項で記載した(1)〜(3)の乗車ルートを抽出
する(S102)。そして、抽出された乗車ルートは、
今まで発行された定期券の数に応じて並べ変えられて最
も数の大きい乗車ルートを最上段に、その下には次に大
きい数の乗車ルートとなるように、順序だてて表示部1
に表示される(S104)(図1参照)。 【0019】ここで、過去の定期券の数が多いというこ
とは、利用者は、その乗車ルートが最も有利と考えた結
果であるとともに、今回の利用者も、その数の多い乗車
ルートを選択する可能性が高いことを意味している。し
たがって、表示部1に表示される乗車ルートの順序は、
過去の定期券の発行数が多くなればなるほど今回の利用
者の選択ルートに近づくことができる。 【0020】係員は、図示しない定期券申込書の記載内
容と表示部1の表示内容との一致した乗車ルートをキー
ボード2から入力して、所定の定期券を定期券発行口3
から得ることができる。この場合、発行された定期券の
乗車ルートがRAM11内に格納(記憶)されて、次の
利用者用に供される(S108、S110)。 【0021】上記係員のキーボード2への入力は、表示
部1の最上段に存在することが多いので、係員は、表示
部1の最上段から順に確認するだけで足りるから、極め
て容易に乗車ルートを選択して定期券を発行することが
できる。 【0022】 【発明の効果】本発明に係る定期券発行機は、定期券の
乗車区間を入力する入力手段と、その入力手段で入力さ
れた乗車区間に対応する乗車ルートを検索する検索手段
と、その検索手段で検索された乗車ルートに対応する過
去の記憶されている定期券の発行数を算出する算出手段
と、その算出手段で算出された定期券の発行数の多い乗
車ルートが最上段となるように、その発行数の多い順か
ら順にその定期券に対応する乗車ルートを表示する表示
手段と、その表示手段で表示された乗車ルートの中から
所定の乗車ルートを選択する選択手段と、その選択手段
で選択された乗車ルートの定期券を発行するとともに、
その乗車ルートの定期券の発行を記憶させる制御手段と
からなるので、係員は、過去の定期券発行の実績に基づ
いて順に表示された乗車ルートを参考にできるので、定
期券発行の入力の負担を軽減することができる。しか
も、過去に発行された数の多い乗車ルートが最上段に表
示されるので、乗車ルートの選択が極めて容易になる特
長がある。
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 定期券の乗車区間を入力する入力手段
と、 前記入力手段で入力された乗車区間に対応する乗車ルー
トを検索する検索手段と、 前記検索手段で検索された乗車ルートに対応する過去の
記憶されている定期券の発行数を算出する算出手段と、 前記算出手段で算出された定期券の発行数の多い乗車ル
ートが最上段となるように、その発行数の多い順から順
にその定期券に対応する乗車ルートを表示する表示手段
と、 前記表示手段で表示された乗車ルートの中から所定の乗
車ルートを選択する選択手段と、 前記選択手段で選択された乗車ルートの定期券を発行す
るとともに、その乗車ルートの定期券の発行を記憶させ
る制御手段と、 を有することを特徴とする定期券発行機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8150093A JP3396052B2 (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | 定期券発行機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8150093A JP3396052B2 (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | 定期券発行機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06266914A JPH06266914A (ja) | 1994-09-22 |
JP3396052B2 true JP3396052B2 (ja) | 2003-04-14 |
Family
ID=13748096
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8150093A Expired - Fee Related JP3396052B2 (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | 定期券発行機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3396052B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
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---|---|---|---|---|
JP4674062B2 (ja) * | 2004-07-15 | 2011-04-20 | 株式会社日立製作所 | 券売機の画面表示方法 |
JP2016057692A (ja) * | 2014-09-05 | 2016-04-21 | 株式会社ナビタイムジャパン | 情報処理システム、情報処理プログラム、情報処理装置及び情報処理方法 |
US9946767B2 (en) * | 2016-01-19 | 2018-04-17 | Conduent Business Services, Llc | Smoothed dynamic modeling of user traveling preferences in a public transportation system |
-
1993
- 1993-03-15 JP JP8150093A patent/JP3396052B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06266914A (ja) | 1994-09-22 |
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