JPH10143692A - 有料道路の料金収受システム - Google Patents
有料道路の料金収受システムInfo
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- JPH10143692A JPH10143692A JP8296450A JP29645096A JPH10143692A JP H10143692 A JPH10143692 A JP H10143692A JP 8296450 A JP8296450 A JP 8296450A JP 29645096 A JP29645096 A JP 29645096A JP H10143692 A JPH10143692 A JP H10143692A
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- Japan
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- vehicle
- button
- road
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Abstract
(57)【要約】
【課題】種類の異なる2つの有料道路を車両が連続走行
する場合に、合併料金所における2道路分の料金徴収操
作を簡易化し、サービスタイムを短縮する。 【解決手段】車両が均一区間である2つの有料道路を連
続走行する場合、合併料金所における収受員は、進入車
両に対し、車種に応じて2つの有料道路の合併通行料金
を受取り、キーボード31上の該当する車種釦33を押
下する。例えば進入車両17が普通車であれば、普通車
釦K35を押下する。ブース収受機は、車種釦33が押
下されると、A道路及びB道路の車種に応じた通行料金
を求め、その通し金額を表示部に表示し、領収金額の集
計処理を行なうと共に、領収書発行機により領収書を発
行させる。収受員は、上記発行された領収書の内容を確
認してドライバに渡す。ドライバは、収受員から領収書
を受け取ると、車両を発進させる。
する場合に、合併料金所における2道路分の料金徴収操
作を簡易化し、サービスタイムを短縮する。 【解決手段】車両が均一区間である2つの有料道路を連
続走行する場合、合併料金所における収受員は、進入車
両に対し、車種に応じて2つの有料道路の合併通行料金
を受取り、キーボード31上の該当する車種釦33を押
下する。例えば進入車両17が普通車であれば、普通車
釦K35を押下する。ブース収受機は、車種釦33が押
下されると、A道路及びB道路の車種に応じた通行料金
を求め、その通し金額を表示部に表示し、領収金額の集
計処理を行なうと共に、領収書発行機により領収書を発
行させる。収受員は、上記発行された領収書の内容を確
認してドライバに渡す。ドライバは、収受員から領収書
を受け取ると、車両を発進させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2種類の有料道路
を連続して通過する車両に対する料金収受を行なう有料
道路の料金収受システムに関する。
を連続して通過する車両に対する料金収受を行なう有料
道路の料金収受システムに関する。
【0002】
【従来の技術】管理者の異なる2種類の有料道路を車両
が連続して通過する場合、例えば図14に示すように車
両がA道路1とB道路2を連続して通過する場合、最近
では、利用者の利便性を考慮して1つの料金所、すなわ
ち、合併料金所3で2道路分の料金収受が可能な料金収
受システムが導入されている。
が連続して通過する場合、例えば図14に示すように車
両がA道路1とB道路2を連続して通過する場合、最近
では、利用者の利便性を考慮して1つの料金所、すなわ
ち、合併料金所3で2道路分の料金収受が可能な料金収
受システムが導入されている。
【0003】以下、上記A道路1とB道路2が共に均一
区間、即ち、車種別にそれぞれ一定の通行料金が設定さ
れている場合に、A道路1とB道路2の通行料金を合併
料金所3で徴収する場合の処理について説明する。
区間、即ち、車種別にそれぞれ一定の通行料金が設定さ
れている場合に、A道路1とB道路2の通行料金を合併
料金所3で徴収する場合の処理について説明する。
【0004】合併料金所3における従来のブース収受機
のキーボードは、図15に示すように構成されている。
主なキー(釦)としては、メンテナンス用テンキー5、
保守釦K1、登録釦K2、日/時釦K3、クリヤ釦K
9、訂正釦K10、身障者釦K12、回数券釦K17、
A道路1用の車種釦6、及びB道路2用の車種釦7が設
けられている。上記A道路1用の車種釦6としては、軽
自(軽自動車)釦K22、特大車釦K23、大型車釦K
24、普通車釦K25がある。B道路2用の車種釦7と
しては、A道路1の同様に軽自釦K32、特大車釦K3
3、大型車釦K34、普通車釦K35がある。
のキーボードは、図15に示すように構成されている。
主なキー(釦)としては、メンテナンス用テンキー5、
保守釦K1、登録釦K2、日/時釦K3、クリヤ釦K
9、訂正釦K10、身障者釦K12、回数券釦K17、
A道路1用の車種釦6、及びB道路2用の車種釦7が設
けられている。上記A道路1用の車種釦6としては、軽
自(軽自動車)釦K22、特大車釦K23、大型車釦K
24、普通車釦K25がある。B道路2用の車種釦7と
しては、A道路1の同様に軽自釦K32、特大車釦K3
3、大型車釦K34、普通車釦K35がある。
【0005】そして、A道路1及びB道路2共に現金に
て利用する場合、通行車両が普通車であれば、収受員は
ブース収受機に対して 1回目 「普通車」(A道路1用の車種釦6) 2回目 「普通車」(B道路2用の車種釦7) のように2回の釦操作を行なう。
て利用する場合、通行車両が普通車であれば、収受員は
ブース収受機に対して 1回目 「普通車」(A道路1用の車種釦6) 2回目 「普通車」(B道路2用の車種釦7) のように2回の釦操作を行なう。
【0006】一方、ブース収受機は、上記の釦操作に対
して図16のフローチャートに示す処理を実行する。す
なわち、収受員がブース収受機の勤務スイッチ(図示せ
ず)を操作し、勤務動作モードを指定して勤務を開始す
ると、ブース収受機の表示部に「ブレート? ハイカ?
釦?」の表示がなされる(ステップS1)。上記表示
部は、3段の表示部からなり、上段にA道路1の通行料
金、中段にB道路2の通行料金、下段に「ブレート?
ハイカ? 釦?」の表示がなされる。
して図16のフローチャートに示す処理を実行する。す
なわち、収受員がブース収受機の勤務スイッチ(図示せ
ず)を操作し、勤務動作モードを指定して勤務を開始す
ると、ブース収受機の表示部に「ブレート? ハイカ?
釦?」の表示がなされる(ステップS1)。上記表示
部は、3段の表示部からなり、上段にA道路1の通行料
金、中段にB道路2の通行料金、下段に「ブレート?
ハイカ? 釦?」の表示がなされる。
【0007】通行車両が現金車の場合、収受員は、まず
A道路1用の車種釦6(普通車釦K25)を押下する。
ブース収受機は、上記ステップS1の後、A道路1用の
車種釦6が押下されたか否かを判断しており(ステップ
S2)、上記のようにA道路1用の普通車釦K25が押
下されると、A道路1における普通車に対する現金処理
を行ない(ステップS3)、表示部に通行料金を表示す
る。例えばA道路1及びB道路2共に普通車の通行料金
が350円であるとすれば、表示部の上段に「現金車1
¥350」の表示がなされる(ステップS4)。この
ときブース収受機は、表示部の下段に「ブレート? ハ
イカ? 釦?」の表示を行ない、B道路2用の車種釦7
の操作に備える(ステップS5)。
A道路1用の車種釦6(普通車釦K25)を押下する。
ブース収受機は、上記ステップS1の後、A道路1用の
車種釦6が押下されたか否かを判断しており(ステップ
S2)、上記のようにA道路1用の普通車釦K25が押
下されると、A道路1における普通車に対する現金処理
を行ない(ステップS3)、表示部に通行料金を表示す
る。例えばA道路1及びB道路2共に普通車の通行料金
が350円であるとすれば、表示部の上段に「現金車1
¥350」の表示がなされる(ステップS4)。この
ときブース収受機は、表示部の下段に「ブレート? ハ
イカ? 釦?」の表示を行ない、B道路2用の車種釦7
の操作に備える(ステップS5)。
【0008】この状態で、収受員は、B道路2用の車種
釦7(普通車釦K35)を押下する。ブース収受機は、
B道路2用の普通車釦K35が押下されると、B道路2
における普通車に対する現金処理を行ない(ステップS
6)、その通行料金350円をA道路1の通行料金35
0円に加算し、その合計金額700円を表示部の中段に
表示する。また、ブース収受機は、領収書発行処理を行
ない、通行料金と共にA道路1及びB道路2の管理者名
等を印刷した領収書を発行する(ステップS7)。収受
員は、通行車両のドライバから現金を受取って領収書を
渡す。
釦7(普通車釦K35)を押下する。ブース収受機は、
B道路2用の普通車釦K35が押下されると、B道路2
における普通車に対する現金処理を行ない(ステップS
6)、その通行料金350円をA道路1の通行料金35
0円に加算し、その合計金額700円を表示部の中段に
表示する。また、ブース収受機は、領収書発行処理を行
ない、通行料金と共にA道路1及びB道路2の管理者名
等を印刷した領収書を発行する(ステップS7)。収受
員は、通行車両のドライバから現金を受取って領収書を
渡す。
【0009】その後、ステップS1に戻り、次の進入車
両に備える。また、収受員が勤務を終了する場合は、勤
務スイッチを停止の位置に切換えることにより(ステッ
プS8)、料金収受処理を終了する。
両に備える。また、収受員が勤務を終了する場合は、勤
務スイッチを停止の位置に切換えることにより(ステッ
プS8)、料金収受処理を終了する。
【0010】また、走行車両(普通車)がA道路1に対
して現金、B道路2に対して回数券で通行料金を支払う
場合、合併料金所3の収受員は、 1回目 「普通車」(A道路用普通車釦K25) 2回目 「回数券」(回数券釦K17) の釦操作を行なう。この操作により、上記の場合と同様
にしてA道路1に対しては「普通車・現金処理」、B道
路2に対しては「回数券処理」が実行され、領収書が発
行される。
して現金、B道路2に対して回数券で通行料金を支払う
場合、合併料金所3の収受員は、 1回目 「普通車」(A道路用普通車釦K25) 2回目 「回数券」(回数券釦K17) の釦操作を行なう。この操作により、上記の場合と同様
にしてA道路1に対しては「普通車・現金処理」、B道
路2に対しては「回数券処理」が実行され、領収書が発
行される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにしてA道
路1及びB道路を連続して走行する車両に対し、合併料
金所3で2道路分の料金収受を行なうことができる。し
かし、従来の料金収受システムでは、A道路1及びB道
路についてそれぞれ別個に料金収受操作を行なわなけれ
ばならず、その料金収受操作が非常に面倒であった。
路1及びB道路を連続して走行する車両に対し、合併料
金所3で2道路分の料金収受を行なうことができる。し
かし、従来の料金収受システムでは、A道路1及びB道
路についてそれぞれ別個に料金収受操作を行なわなけれ
ばならず、その料金収受操作が非常に面倒であった。
【0012】本発明は上記の課題を解決するためになさ
れたもので、種類の異なる2つの有料道路を車両が連続
走行する場合に、簡単な操作で2道路分の料金収受を確
実に行なうことができ、サービスタイムを短縮し得る有
料道路の料金収受システムを提供することを目的とす
る。
れたもので、種類の異なる2つの有料道路を車両が連続
走行する場合に、簡単な操作で2道路分の料金収受を確
実に行なうことができ、サービスタイムを短縮し得る有
料道路の料金収受システムを提供することを目的とす
る。
【0013】
[請求項1]この発明は、種類の異なる2つの有料道路
を連続走行する車両の通行料金を合併料金所に設けられ
たブース収受機により収受する有料道路の料金収受シス
テムにおいて、前記合併料金所に設けられブース収受機
は、前記2つの有料道路に共通する車種釦及び分割釦を
備え、料金収受時に最初に前記車種釦が押された際は前
記2つの有料道路の通行料金を通して求める通し設定手
段と、前記分割釦が前記車種釦より先に押された際は前
記2つの有料道路の通行料金をそれぞれの釦操作に応じ
て別個に算出する分割設定手段とを備えたことを特徴と
する。
を連続走行する車両の通行料金を合併料金所に設けられ
たブース収受機により収受する有料道路の料金収受シス
テムにおいて、前記合併料金所に設けられブース収受機
は、前記2つの有料道路に共通する車種釦及び分割釦を
備え、料金収受時に最初に前記車種釦が押された際は前
記2つの有料道路の通行料金を通して求める通し設定手
段と、前記分割釦が前記車種釦より先に押された際は前
記2つの有料道路の通行料金をそれぞれの釦操作に応じ
て別個に算出する分割設定手段とを備えたことを特徴と
する。
【0014】[請求項2]この発明は、2つの均一区間
からなる有料道路を連続走行する車両の通行料金を合併
料金所に設けられたブース収受機により収受する有料道
路の料金収受システムにおいて、前記合併料金所に設け
られブース収受機は、前記2つの有料道路に共通する車
種釦を備え、前記車種釦が押された際に指定車種に応じ
て前記2つの有料道路の通行料金を通して求める通し設
定手段を備えたことを特徴とする。
からなる有料道路を連続走行する車両の通行料金を合併
料金所に設けられたブース収受機により収受する有料道
路の料金収受システムにおいて、前記合併料金所に設け
られブース収受機は、前記2つの有料道路に共通する車
種釦を備え、前記車種釦が押された際に指定車種に応じ
て前記2つの有料道路の通行料金を通して求める通し設
定手段を備えたことを特徴とする。
【0015】[請求項3]この発明は、多区間有料道路
と均一区間有料道路を連続走行する車両の通行料金を合
併料金所に設けられたブース収受機により収受する有料
道路の料金収受システムにおいて、前記合併料金所に設
けられブース収受機は、前記2つの有料道路に共通する
車種釦及び前記多区間有料道路における入口料金所名を
指定する複数の入口料金所釦を備え、前記車種釦と入口
料金所釦の組み合わせ操作に応じて前記多区間有料道路
における車種に応じた通行料金を算出し、この多区間有
料道路の通行料金に前記均一区間の車種別の通行料金を
加算して通し料金を求める通し設定手段を備えたことを
特徴とする。
と均一区間有料道路を連続走行する車両の通行料金を合
併料金所に設けられたブース収受機により収受する有料
道路の料金収受システムにおいて、前記合併料金所に設
けられブース収受機は、前記2つの有料道路に共通する
車種釦及び前記多区間有料道路における入口料金所名を
指定する複数の入口料金所釦を備え、前記車種釦と入口
料金所釦の組み合わせ操作に応じて前記多区間有料道路
における車種に応じた通行料金を算出し、この多区間有
料道路の通行料金に前記均一区間の車種別の通行料金を
加算して通し料金を求める通し設定手段を備えたことを
特徴とする。
【0016】(作用) [請求項1]通し設定により料金収受処理を行なう場
合、合併料金所の収受員は、進入車両の車種を確認し、
該当する車種釦を操作する。ブース収受機は、車種釦が
押下されると、その車種に応じて2つの道路の通行料金
を求め、その通し金額を表示部に表示すると共に領収書
を発行する。収受員は、上記発行された領収書の内容を
確認し、ドライバより通行料金を受け取って領収書をド
ライバに渡す。
合、合併料金所の収受員は、進入車両の車種を確認し、
該当する車種釦を操作する。ブース収受機は、車種釦が
押下されると、その車種に応じて2つの道路の通行料金
を求め、その通し金額を表示部に表示すると共に領収書
を発行する。収受員は、上記発行された領収書の内容を
確認し、ドライバより通行料金を受け取って領収書をド
ライバに渡す。
【0017】また、分割設定により料金収受処理を行な
う場合、収受員は、まず、分割釦を押下し、次いで進入
車両の車種を判断して該当する車種釦を押下する。この
車種釦が押下されると、ブース収受機は、最初の道路に
おける指定車種の通行料金を求めて表示部に表示する。
収受員は、この状態で該当する車種釦を再度押下する。
ブース収受機は、この車種釦の押下により次の道路に対
する通行料金を求め、先に求めた最初の道路の料金に加
算して合計金額を求め、これを収受すべき合計金額とし
て表示部に表示すると共に、領収書を発行する。収受員
は、上記発行された領収書の内容を確認し、ドライバよ
り通行料金を受け取って領収書を渡す。
う場合、収受員は、まず、分割釦を押下し、次いで進入
車両の車種を判断して該当する車種釦を押下する。この
車種釦が押下されると、ブース収受機は、最初の道路に
おける指定車種の通行料金を求めて表示部に表示する。
収受員は、この状態で該当する車種釦を再度押下する。
ブース収受機は、この車種釦の押下により次の道路に対
する通行料金を求め、先に求めた最初の道路の料金に加
算して合計金額を求め、これを収受すべき合計金額とし
て表示部に表示すると共に、領収書を発行する。収受員
は、上記発行された領収書の内容を確認し、ドライバよ
り通行料金を受け取って領収書を渡す。
【0018】(請求項2)合併料金所の収受員は、進入
車両の車種を確認し、ドライバより2つの均一区間道路
の通行料金を受け取ると共に、該当する車種釦を操作す
る。ブース収受機は、車種釦が押下されると、その車種
に応じて2つの均一区間道路の通行料金を求め、その通
し金額を表示部に表示すると共に領収書を発行する。収
受員は、上記発行された領収書の内容を確認してドライ
バに渡す。
車両の車種を確認し、ドライバより2つの均一区間道路
の通行料金を受け取ると共に、該当する車種釦を操作す
る。ブース収受機は、車種釦が押下されると、その車種
に応じて2つの均一区間道路の通行料金を求め、その通
し金額を表示部に表示すると共に領収書を発行する。収
受員は、上記発行された領収書の内容を確認してドライ
バに渡す。
【0019】(請求項3)合併料金所の収受員は、車両
が進入すると、ドライバより入口券を受取り、車種に応
じた車種釦を押下すると共に、入口券に記載されている
入口料金所名を確認して該当する入口料金所釦を押下す
る。ブース収受機は、入力された車種と入口料金所名か
ら多区間有料道路の通行料金を算出し、均一区間の通行
料金に加算し、その通し金額を表示部に表示すると共に
領収書を発行する。収受員は、上記発行された領収書の
内容を確認し、ドライバより通行料金を受け取って領収
書を渡す。
が進入すると、ドライバより入口券を受取り、車種に応
じた車種釦を押下すると共に、入口券に記載されている
入口料金所名を確認して該当する入口料金所釦を押下す
る。ブース収受機は、入力された車種と入口料金所名か
ら多区間有料道路の通行料金を算出し、均一区間の通行
料金に加算し、その通し金額を表示部に表示すると共に
領収書を発行する。収受員は、上記発行された領収書の
内容を確認し、ドライバより通行料金を受け取って領収
書を渡す。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。 (第1実施形態)図1は本発明の第1実施形態に係る有
料道路の料金収受システムにおける合併料金所のシステ
ム構成図である。この合併料金所は、管理者の異なる2
つの均一区間有料道路に対して通行料金を合併して徴収
する機能を有する。
施形態を説明する。 (第1実施形態)図1は本発明の第1実施形態に係る有
料道路の料金収受システムにおける合併料金所のシステ
ム構成図である。この合併料金所は、管理者の異なる2
つの均一区間有料道路に対して通行料金を合併して徴収
する機能を有する。
【0021】図1において、11は合併料金所における
道路12の側部に設置されるブースで、このブース11
内にブース収受機13、ハイウェイカード処理機14、
領収書発行機15、ジャーナルプリンタ16が設置され
る。また、料金所の進入路の上方には、車両17の進入
許可、あるいは進入禁止を示す信号灯18が設けられ
る。更に、ブース11を通過した位置には、車両台数計
測機20が設けられる。この車両台数計測機20は、道
路12に埋設される踏板21及び路側部に設けられる車
両分離器22からなり、その計測信号はブース収受機1
3へ送られる。上記車両台数計測機20の上方には、車
両の逆方向からの進入を禁止する信号灯23が設けられ
る。
道路12の側部に設置されるブースで、このブース11
内にブース収受機13、ハイウェイカード処理機14、
領収書発行機15、ジャーナルプリンタ16が設置され
る。また、料金所の進入路の上方には、車両17の進入
許可、あるいは進入禁止を示す信号灯18が設けられ
る。更に、ブース11を通過した位置には、車両台数計
測機20が設けられる。この車両台数計測機20は、道
路12に埋設される踏板21及び路側部に設けられる車
両分離器22からなり、その計測信号はブース収受機1
3へ送られる。上記車両台数計測機20の上方には、車
両の逆方向からの進入を禁止する信号灯23が設けられ
る。
【0022】上記ブース収受機13には、ハイウェイカ
ード処理機14、領収書発行機15、ジャーナルプリン
タ16及び車両台数計測機20等が接続される。また、
上記ブース収受機13は、料金機械室に設置されている
集計処理装置24に接続される。この集計処理装置24
は、プリンタ25を備え、複数の車線に設けられる各ブ
ース収受機13の集計処理を自動的に行なうと共に、そ
の集計処理結果、収受員の勤務表等、各種帳票を作成し
て上記プリンタ25より出力する。
ード処理機14、領収書発行機15、ジャーナルプリン
タ16及び車両台数計測機20等が接続される。また、
上記ブース収受機13は、料金機械室に設置されている
集計処理装置24に接続される。この集計処理装置24
は、プリンタ25を備え、複数の車線に設けられる各ブ
ース収受機13の集計処理を自動的に行なうと共に、そ
の集計処理結果、収受員の勤務表等、各種帳票を作成し
て上記プリンタ25より出力する。
【0023】上記ブース収受機13は、図2に示すよう
なキーボード31を備えている。キーボード31に設け
られる主なキー(釦)としては、例えばメンテナンス用
テンキー32、保守釦K1、登録釦K2、日/時釦K
3、分割釦K4、クリヤ釦K6、訂正釦K7、身障者釦
K12、回数券釦K20、車種釦33がある。この車種
釦33としては、軽・二釦(軽自動車・自動二輪車釦)
K21、特大車釦K22、大型車釦K23、中型車釦K
24、普通車釦K25がある。また、上記キーボード3
1には、勤務スイッチ35及び照明スイッチ36が設け
られている。上記勤務スイッチ35は、「停止」、「勤
務」、「保守」の動作モードを切換えるもので、収受員
が勤務を開始する際に「勤務」の動作モードを指定す
る。また、照明スイッチ36は、照明をON/OFFを
するためのスイッチである。
なキーボード31を備えている。キーボード31に設け
られる主なキー(釦)としては、例えばメンテナンス用
テンキー32、保守釦K1、登録釦K2、日/時釦K
3、分割釦K4、クリヤ釦K6、訂正釦K7、身障者釦
K12、回数券釦K20、車種釦33がある。この車種
釦33としては、軽・二釦(軽自動車・自動二輪車釦)
K21、特大車釦K22、大型車釦K23、中型車釦K
24、普通車釦K25がある。また、上記キーボード3
1には、勤務スイッチ35及び照明スイッチ36が設け
られている。上記勤務スイッチ35は、「停止」、「勤
務」、「保守」の動作モードを切換えるもので、収受員
が勤務を開始する際に「勤務」の動作モードを指定す
る。また、照明スイッチ36は、照明をON/OFFを
するためのスイッチである。
【0024】次に上記実施形態1における動作を説明す
る。図14に示したように車両が均一区間である2つの
道路、即ち、A道路1とB道路2を連続して通行する場
合の料金収受処理について説明する。
る。図14に示したように車両が均一区間である2つの
道路、即ち、A道路1とB道路2を連続して通行する場
合の料金収受処理について説明する。
【0025】合併料金所3に車両が進入した場合、収受
員の操作としては、図3のフローチャートに示すように
A道路1及びB道路2の通行料金を通して処理する通し
設定41と、A道路1とB道路2の通行料金をそれぞれ
別々に処理する分割設定42がある。
員の操作としては、図3のフローチャートに示すように
A道路1及びB道路2の通行料金を通して処理する通し
設定41と、A道路1とB道路2の通行料金をそれぞれ
別々に処理する分割設定42がある。
【0026】通し設定41は、A道路1及びB道路2の
通行料金を現金で徴収する場合に使用するもので、単に
車種釦33のみを押下する。また、分割設定42は、A
道路1とB道路2の通行料金の支払い形態が異なる場合
に使用するもので、最初に分割釦K4を押下し、次いで
支払い形態及び車種を指定する。
通行料金を現金で徴収する場合に使用するもので、単に
車種釦33のみを押下する。また、分割設定42は、A
道路1とB道路2の通行料金の支払い形態が異なる場合
に使用するもので、最初に分割釦K4を押下し、次いで
支払い形態及び車種を指定する。
【0027】まず、通し設定41により料金収受処理を
行なう場合について、図3のフローチャート及び図4を
参照して説明する。図4は、通し設定41により現金車
処理を行なう場合の通し操作及び表示例を示す図であ
る。
行なう場合について、図3のフローチャート及び図4を
参照して説明する。図4は、通し設定41により現金車
処理を行なう場合の通し操作及び表示例を示す図であ
る。
【0028】収受員がブース収受機の勤務スイッチ35
を操作し、「勤務」の動作モードを指定して勤務を開始
すると、ブース収受機13の表示部に「プレート? ハ
イカ? 釦?」の表示がなされる(ステップA1)。上
記表示部は、例えば図4(a)に示すように3段の表示
部からなり、進入車両に対する収受操作を行なう場合、
上段及び中段には前回の表示が残っており、また、下段
には「プレート? ハイカ? 釦?」の表示がなされ
る。
を操作し、「勤務」の動作モードを指定して勤務を開始
すると、ブース収受機13の表示部に「プレート? ハ
イカ? 釦?」の表示がなされる(ステップA1)。上
記表示部は、例えば図4(a)に示すように3段の表示
部からなり、進入車両に対する収受操作を行なう場合、
上段及び中段には前回の表示が残っており、また、下段
には「プレート? ハイカ? 釦?」の表示がなされ
る。
【0029】上記「プレート」は、「別納プレート」等
の略であり、トラック等による運送業者が通行料金を例
えば後払いにより納める形式のプレートである。ブース
収受機13には、上記プレートを挿入するプレート挿入
口が設けられている。また、「ハイカ」は、「ハイウェ
イカード」の略であり、予め購入するプリペイカードで
ある。この「ハイウェイカード」は、ハイウェイカード
処理機14により処理される。
の略であり、トラック等による運送業者が通行料金を例
えば後払いにより納める形式のプレートである。ブース
収受機13には、上記プレートを挿入するプレート挿入
口が設けられている。また、「ハイカ」は、「ハイウェ
イカード」の略であり、予め購入するプリペイカードで
ある。この「ハイウェイカード」は、ハイウェイカード
処理機14により処理される。
【0030】進入車両が現金車の場合、収受員は車種に
応じてA道路及びB道路の合併通行料金を受取り、キー
ボード31上の該当する車種釦33を操作する(ステッ
プA2)。例えば進入車両17が普通車であれば、普通
車釦K35を押下する。この場合、身障者車両であれ
ば、車種釦33の前に身障者釦K12を押下する(ステ
ップA3)。ブース収受機13は、車種釦33が押下さ
れると、現金車処理を行なう(ステップA4)。
応じてA道路及びB道路の合併通行料金を受取り、キー
ボード31上の該当する車種釦33を操作する(ステッ
プA2)。例えば進入車両17が普通車であれば、普通
車釦K35を押下する。この場合、身障者車両であれ
ば、車種釦33の前に身障者釦K12を押下する(ステ
ップA3)。ブース収受機13は、車種釦33が押下さ
れると、現金車処理を行なう(ステップA4)。
【0031】この現金車処理では、車種釦33に先立っ
て身障者釦K12が押されているか否かを判断し、身障
者釦が押されていなければ、そのままA道路及びB道路
の通行料金を求める。例えばA道路及びB道路の普通車
の通行料金がそれぞれ350円であるとすれば、その合
計金額「700円」を求め、その通し金額を表示部に表
示する。例えば図4(b)に示すように、表示部の上段
に「現金車1 収受現金」を表示し、中段に通し金額
「¥700」を表示する。なお、身障者釦K12が押さ
れている場合は、割引等の処理を実行する。更に、ブー
ス収受機13は、キャンセル操作(クリヤ釦K9の操
作)がなされているか否かを判断し(ステップA5)、
キャンセル操作がなされていなければ、領収書発行管理
を行なう(ステップA6)。すなわち、ブース収受機1
3は、領収書発行機15により領収書を発行させると共
に、領収金額の集計処理等の管理処理を実行する。ま
た、ブース収受機13は、領収書を発行した後、図4
(c)に示すように表示部の下段に「プレート? ハイ
カ? 釦?」を表示し、次の操作に備える。
て身障者釦K12が押されているか否かを判断し、身障
者釦が押されていなければ、そのままA道路及びB道路
の通行料金を求める。例えばA道路及びB道路の普通車
の通行料金がそれぞれ350円であるとすれば、その合
計金額「700円」を求め、その通し金額を表示部に表
示する。例えば図4(b)に示すように、表示部の上段
に「現金車1 収受現金」を表示し、中段に通し金額
「¥700」を表示する。なお、身障者釦K12が押さ
れている場合は、割引等の処理を実行する。更に、ブー
ス収受機13は、キャンセル操作(クリヤ釦K9の操
作)がなされているか否かを判断し(ステップA5)、
キャンセル操作がなされていなければ、領収書発行管理
を行なう(ステップA6)。すなわち、ブース収受機1
3は、領収書発行機15により領収書を発行させると共
に、領収金額の集計処理等の管理処理を実行する。ま
た、ブース収受機13は、領収書を発行した後、図4
(c)に示すように表示部の下段に「プレート? ハイ
カ? 釦?」を表示し、次の操作に備える。
【0032】収受員は、上記発行された領収書の内容を
確認してドライバに渡す。ドライバは、収受員から領収
書を受け取ると、車両を発進させる。また、上記図4に
示す状態において、通行料金の支払い形態としてプレー
トを使用する場合は、収受員はドライバからプレートを
受取って、ブース収受機13のプレート挿入口に挿入
し、車種釦を押下する(ステップA8)。これによりブ
ース収受機13がプレート処理を実行し(ステップA1
0)、上記した領収書発行管理を行なう(ステップA
6)。なお、上記プレートが破損して使用できない場
合、例えば気温の高い時に高温となった車内にプレート
が長時間放置されて破損したような場合には、収受員は
プレート破損釦(プ破釦)K14を押下し、プレートN
o.を入力する(ステップA11)。これによりプレー
ト破損処理が実行される(ステップA12)。
確認してドライバに渡す。ドライバは、収受員から領収
書を受け取ると、車両を発進させる。また、上記図4に
示す状態において、通行料金の支払い形態としてプレー
トを使用する場合は、収受員はドライバからプレートを
受取って、ブース収受機13のプレート挿入口に挿入
し、車種釦を押下する(ステップA8)。これによりブ
ース収受機13がプレート処理を実行し(ステップA1
0)、上記した領収書発行管理を行なう(ステップA
6)。なお、上記プレートが破損して使用できない場
合、例えば気温の高い時に高温となった車内にプレート
が長時間放置されて破損したような場合には、収受員は
プレート破損釦(プ破釦)K14を押下し、プレートN
o.を入力する(ステップA11)。これによりプレー
ト破損処理が実行される(ステップA12)。
【0033】また、通行料金の支払い形態としてハイウ
ェイカード(ハイカ)を使用する場合は、収受員はドラ
イバからハイウェイカードを受取って、ハイウェイカー
ド処理機14に挿入し、車種釦を押下する(ステップA
13)。これによりハイウェイカード処理が実行され
(ステップA14)、上記した領収書発行管理が行なわ
れる(ステップA6)。なお、ハイカの場合は、領収書
の代りに利用証明書が発行される。
ェイカード(ハイカ)を使用する場合は、収受員はドラ
イバからハイウェイカードを受取って、ハイウェイカー
ド処理機14に挿入し、車種釦を押下する(ステップA
13)。これによりハイウェイカード処理が実行され
(ステップA14)、上記した領収書発行管理が行なわ
れる(ステップA6)。なお、ハイカの場合は、領収書
の代りに利用証明書が発行される。
【0034】更に、他の支払い形態が使用される場合に
は、その支払い形態に応じた釦操作を行なう。これらの
支払い形態を指定する釦としては、回数券釦K20、船
車券釦K17、駐留車釦K18、無料釦K19、未納釦
K15がある。これらの釦操作が行なわれた場合は(ス
テップA15)、非現金車処理を実行する(ステップA
16)。
は、その支払い形態に応じた釦操作を行なう。これらの
支払い形態を指定する釦としては、回数券釦K20、船
車券釦K17、駐留車釦K18、無料釦K19、未納釦
K15がある。これらの釦操作が行なわれた場合は(ス
テップA15)、非現金車処理を実行する(ステップA
16)。
【0035】上記プレート処理(ステップA8)、プレ
ート破損処理(ステップA12)、ハイウェイカード処
理(ステップA14)、非現金車処理(ステップA1
6)は、上記現金車処理(ステップA4)の場合と同様
にして、A道路及びB道路について通し処理を行なう。
ート破損処理(ステップA12)、ハイウェイカード処
理(ステップA14)、非現金車処理(ステップA1
6)は、上記現金車処理(ステップA4)の場合と同様
にして、A道路及びB道路について通し処理を行なう。
【0036】次に、分割設定42により料金収受処理を
行なう場合について、図3のフローチャート及び図5を
参照して説明する。図5は、分割設定42により現金車
処理を行なう場合の分割操作及び表示例を示す図であ
る。
行なう場合について、図3のフローチャート及び図5を
参照して説明する。図5は、分割設定42により現金車
処理を行なう場合の分割操作及び表示例を示す図であ
る。
【0037】図3のフローチャートに示すように、進入
車両17に対して分割設定42により料金収受処理を行
なう場合、収受員は車種に応じてA道路及びB道路の合
併通行料金を受取り、キーボード31上の分割釦K4を
押下する(ステップA17)。
車両17に対して分割設定42により料金収受処理を行
なう場合、収受員は車種に応じてA道路及びB道路の合
併通行料金を受取り、キーボード31上の分割釦K4を
押下する(ステップA17)。
【0038】車両進入時、ブース収受機13の表示部に
は、図5(a)に示すように上段及び中段に前回表示が
なされ、下段に「プレート? ハイカ? 釦?」の表示
がなされている。
は、図5(a)に示すように上段及び中段に前回表示が
なされ、下段に「プレート? ハイカ? 釦?」の表示
がなされている。
【0039】この状態で上記分割釦K4が押下される
と、まず、A道路側処理が実行される(ステップA1
8)。このA道路側処理では、ブース収受機13は、ま
ず、図5(b)に示すように表示部の中段に「均一区間
現在時刻××:××」を表示し、下段に「プレート?
ハイカ? 釦?」を表示する。現金車処理の場合、収
受員は車両17の車種を判断して該当する車種釦33を
押下する。この車種釦33が押下されると、ブース収受
機13は、A道路における指定車種の通行料金を求めて
表示部に表示する。進入車両17が普通車の場合、例え
ば図5(c)に示すように表示部の上段に「現金車4
収受現金」、中段に「均一区間 ¥350」、下段に
「プレート? ハイカ? 釦?」を表示する。
と、まず、A道路側処理が実行される(ステップA1
8)。このA道路側処理では、ブース収受機13は、ま
ず、図5(b)に示すように表示部の中段に「均一区間
現在時刻××:××」を表示し、下段に「プレート?
ハイカ? 釦?」を表示する。現金車処理の場合、収
受員は車両17の車種を判断して該当する車種釦33を
押下する。この車種釦33が押下されると、ブース収受
機13は、A道路における指定車種の通行料金を求めて
表示部に表示する。進入車両17が普通車の場合、例え
ば図5(c)に示すように表示部の上段に「現金車4
収受現金」、中段に「均一区間 ¥350」、下段に
「プレート? ハイカ? 釦?」を表示する。
【0040】収受員は、この状態で該当する車種釦33
を再度押下する。ブース収受機13は、上記A道路側の
処理を行なった後、キャンセル操作がなされたか否かを
判断し(ステップA19)、キャンセル操作がなされて
いれば上記ステップA5に進み、キャンセル操作がなさ
れずに上記車種釦33が押下された場合は、B道路側処
理を実行する(ステップA20)。
を再度押下する。ブース収受機13は、上記A道路側の
処理を行なった後、キャンセル操作がなされたか否かを
判断し(ステップA19)、キャンセル操作がなされて
いれば上記ステップA5に進み、キャンセル操作がなさ
れずに上記車種釦33が押下された場合は、B道路側処
理を実行する(ステップA20)。
【0041】このB道路側処理では、車種に応じた通行
料金例えば普通車の場合には350円を求め、更にA道
路の料金350円に加算して合計金額700円を求め、
これを収受すべき合計金額として表示部に表示する。例
えば図5(e)に示すように表示部の上段に「収受現
金」を表示し、中段に「現金車1 ¥700」を表示す
る。このときブース収受機13は、キャンセル操作がな
されたか否かを判断し(ステップA21)、キャンセル
操作がなされた場合はステップA18に戻る。キャンセ
ル操作がなされていなければ、ステップA5を経てステ
ップA6に進み、領収書発行機15により領収書を発行
すると共に、表示部の下段に「プレート?ハイカ? 釦
?」を表示して、次の収受処理に備える。収受員は、発
行された領収書の内容を確認してドライバに渡す。
料金例えば普通車の場合には350円を求め、更にA道
路の料金350円に加算して合計金額700円を求め、
これを収受すべき合計金額として表示部に表示する。例
えば図5(e)に示すように表示部の上段に「収受現
金」を表示し、中段に「現金車1 ¥700」を表示す
る。このときブース収受機13は、キャンセル操作がな
されたか否かを判断し(ステップA21)、キャンセル
操作がなされた場合はステップA18に戻る。キャンセ
ル操作がなされていなければ、ステップA5を経てステ
ップA6に進み、領収書発行機15により領収書を発行
すると共に、表示部の下段に「プレート?ハイカ? 釦
?」を表示して、次の収受処理に備える。収受員は、発
行された領収書の内容を確認してドライバに渡す。
【0042】なお、上記分割設定42の動作では、A道
路及びB道路共に現金で利用する場合について説明した
が、その他、例えばA道路を普通車・現金、B道路を普
通車・回数券で利用する場合には、次に示すように (1)「分割」 (2)「普通車」 (3)「回数券」 の順に釦操作する。上記の操作を行なうことにより、A
道路についてはステップA18で現金処理され、B道路
についてはステップA20で回数券処理された後、ステ
ップA6で領収書が発行される。
路及びB道路共に現金で利用する場合について説明した
が、その他、例えばA道路を普通車・現金、B道路を普
通車・回数券で利用する場合には、次に示すように (1)「分割」 (2)「普通車」 (3)「回数券」 の順に釦操作する。上記の操作を行なうことにより、A
道路についてはステップA18で現金処理され、B道路
についてはステップA20で回数券処理された後、ステ
ップA6で領収書が発行される。
【0043】また、その他、プレート、ハイウェイカー
ドを利用する場合においても、同様にして処理される。
上記のようにA道路とB道路で利用形態が異なる場合
は、分割釦K4を押下することによって処理することが
できる。
ドを利用する場合においても、同様にして処理される。
上記のようにA道路とB道路で利用形態が異なる場合
は、分割釦K4を押下することによって処理することが
できる。
【0044】以下、料金所に車両が進入する毎に同様の
処理が繰り返し実行される。また、収受員が勤務を終了
する場合は、勤務スイッチ35を停止の位置に切換える
ことにより、料金収受処理を終了する(ステップA2
2)。
処理が繰り返し実行される。また、収受員が勤務を終了
する場合は、勤務スイッチ35を停止の位置に切換える
ことにより、料金収受処理を終了する(ステップA2
2)。
【0045】(第2実施形態)次に本発明の第2実施形
態について説明する。この第2実施形態は、種類の異な
る2つの道路、すなわち、図6に示すように多区間の道
路と均一区間の道路が連続する場合の料金収受処理を対
象としたものである。図6において、1Aは多区間道
路、2Aは均一区間道路であり、多区間道路1Aには複
数の料金所例えば3つの料金所A,B,Cが設けられ、
多区間道路1Aと均一区間道路2Aとの間に合併料金所
3が設けられている。この合併料金所3は、多区間道路
1Aの通行料金と均一区間道路2Aの通行料金を合併し
て徴収する。合併料金所3との全体的な構成は図1の場
合と同じであるが、ブース収受機13のキーボード31
が図7に示すように構成されている。
態について説明する。この第2実施形態は、種類の異な
る2つの道路、すなわち、図6に示すように多区間の道
路と均一区間の道路が連続する場合の料金収受処理を対
象としたものである。図6において、1Aは多区間道
路、2Aは均一区間道路であり、多区間道路1Aには複
数の料金所例えば3つの料金所A,B,Cが設けられ、
多区間道路1Aと均一区間道路2Aとの間に合併料金所
3が設けられている。この合併料金所3は、多区間道路
1Aの通行料金と均一区間道路2Aの通行料金を合併し
て徴収する。合併料金所3との全体的な構成は図1の場
合と同じであるが、ブース収受機13のキーボード31
が図7に示すように構成されている。
【0046】キーボード31に設けられる主なキー
(釦)としては、例えばメンテナンス用テンキー32、
保守釦K1、登録釦K2、日/時釦K3、分割釦K5、
クリヤ釦K9、訂正釦K10、身障者釦K12、回数券
釦K17、車種釦33、入口料金所名登録用釦34があ
る。
(釦)としては、例えばメンテナンス用テンキー32、
保守釦K1、登録釦K2、日/時釦K3、分割釦K5、
クリヤ釦K9、訂正釦K10、身障者釦K12、回数券
釦K17、車種釦33、入口料金所名登録用釦34があ
る。
【0047】上記車種釦33としては、軽・二釦(軽自
動車・自動二輪車釦)K21、特大車釦K22、大型車
釦K23、中型車釦K24、普通車釦K25がある。ま
た、入口料金所名登録用釦34としては例えば4つの釦
K31〜34が設けられており、これらの釦K31〜3
4には、多区間道路1Aの料金所名A〜Cが登録され
る。なお、上記キーボード31には、第1実施形態同様
に勤務スイッチ及び照明スイッチが設けられるが、図7
では省略している。
動車・自動二輪車釦)K21、特大車釦K22、大型車
釦K23、中型車釦K24、普通車釦K25がある。ま
た、入口料金所名登録用釦34としては例えば4つの釦
K31〜34が設けられており、これらの釦K31〜3
4には、多区間道路1Aの料金所名A〜Cが登録され
る。なお、上記キーボード31には、第1実施形態同様
に勤務スイッチ及び照明スイッチが設けられるが、図7
では省略している。
【0048】次に上記第2実施形態の動作を説明する。
図6に示すように多区間道路1Aと均一区間の道路2A
が連続する場合において、多区間道路1Aの料金所A〜
Cの何れかから有料道路に入り、合併料金所3において
通し操作により料金収受処理を行なう場合について、図
8のフローチャート及び図9を参照して説明する。図9
は、通し設定41により現金車処理を行なう場合の通し
操作及び表示例を示す図である。
図6に示すように多区間道路1Aと均一区間の道路2A
が連続する場合において、多区間道路1Aの料金所A〜
Cの何れかから有料道路に入り、合併料金所3において
通し操作により料金収受処理を行なう場合について、図
8のフローチャート及び図9を参照して説明する。図9
は、通し設定41により現金車処理を行なう場合の通し
操作及び表示例を示す図である。
【0049】多区間道路1Aの料金所A〜Cにおいて、
収受員は車両が進入すると、進入車両の車種を確認し、
該当する車種釦操作により入口券を発行してドライバに
渡す。なお、最遠料金所、この場合の例では料金所Aで
は、入口券なしとすることも可能である。ドライバは、
収受員から入口券を受取り、本線に入って多区間道路1
Aを走行し、多区間道路1Aから均一区間道路2Aに入
る際に合併料金所3にて通行料金を支払う。
収受員は車両が進入すると、進入車両の車種を確認し、
該当する車種釦操作により入口券を発行してドライバに
渡す。なお、最遠料金所、この場合の例では料金所Aで
は、入口券なしとすることも可能である。ドライバは、
収受員から入口券を受取り、本線に入って多区間道路1
Aを走行し、多区間道路1Aから均一区間道路2Aに入
る際に合併料金所3にて通行料金を支払う。
【0050】この合併料金所3において収受処理を開始
する際、図8のフローチャートに示すようにブース収受
機13の表示部に「プレート? ハイカ? 釦?」の表
示がなされる(ステップA1)。すなわち、表示部に
は、図9(a)に示すように上段及び中段には前回の表
示が残っており、また、下段には「プレート? ハイカ
? 釦?」の表示がなされる。
する際、図8のフローチャートに示すようにブース収受
機13の表示部に「プレート? ハイカ? 釦?」の表
示がなされる(ステップA1)。すなわち、表示部に
は、図9(a)に示すように上段及び中段には前回の表
示が残っており、また、下段には「プレート? ハイカ
? 釦?」の表示がなされる。
【0051】進入車両が現金車の場合、収受員はキーボ
ード31上の該当する車種釦33を操作する(ステップ
A2)。例えば進入車両17が普通車であれば、普通車
釦K35を押下する。この場合、身障者車両であれば、
車種釦33の前に身障者釦K12を押下する(ステップ
A3)。ブース収受機13は、車種釦33が押下される
と、現金車処理を開始する(ステップA4)。
ード31上の該当する車種釦33を操作する(ステップ
A2)。例えば進入車両17が普通車であれば、普通車
釦K35を押下する。この場合、身障者車両であれば、
車種釦33の前に身障者釦K12を押下する(ステップ
A3)。ブース収受機13は、車種釦33が押下される
と、現金車処理を開始する(ステップA4)。
【0052】この現金車処理では、まず、図9(b)に
示すように上段に「現金車1」、中段に「現在時刻×
×:××」、下段に「向先?」を表示する。この「向先
?」は、入口料金所名を入力することを収受員に指示し
ている。収受員は、進入車両のドライバから入口券を回
収し、その入口券に印刷されている入口料金所名を見
て、キーボード31上の対応する入口料金所釦34を押
下する。例えば入口料金所が料金所Aであればその料金
所名が表示されている入口料金所釦K34を押下する。
ブース収受機13は、入力された車種と入口料金所名か
ら多区間道路1Aにおける通行料金を算出し、その通行
料金と均一区間道路2Aの通行料金とを加算し、収受す
べき通し金額として表示部に表示する。例えば多区間道
路1Aにおける料金所Aからの普通車通行料金が700
円、均一区間道路2Aの普通車通行料金が350円とす
れば、その合計金額1,050円を表示部に表示する。
例えば図9(c)に示すように表示部の上段に「現金車
1 131 収受現金」を表示し、中段に通し金額「¥
1,050」を表示する。この場合、上段表示される
「131」は、入口料金所名のコードを示している。
示すように上段に「現金車1」、中段に「現在時刻×
×:××」、下段に「向先?」を表示する。この「向先
?」は、入口料金所名を入力することを収受員に指示し
ている。収受員は、進入車両のドライバから入口券を回
収し、その入口券に印刷されている入口料金所名を見
て、キーボード31上の対応する入口料金所釦34を押
下する。例えば入口料金所が料金所Aであればその料金
所名が表示されている入口料金所釦K34を押下する。
ブース収受機13は、入力された車種と入口料金所名か
ら多区間道路1Aにおける通行料金を算出し、その通行
料金と均一区間道路2Aの通行料金とを加算し、収受す
べき通し金額として表示部に表示する。例えば多区間道
路1Aにおける料金所Aからの普通車通行料金が700
円、均一区間道路2Aの普通車通行料金が350円とす
れば、その合計金額1,050円を表示部に表示する。
例えば図9(c)に示すように表示部の上段に「現金車
1 131 収受現金」を表示し、中段に通し金額「¥
1,050」を表示する。この場合、上段表示される
「131」は、入口料金所名のコードを示している。
【0053】更に、ブース収受機13は、キャンセル操
作がなされているか否かを判断し(ステップA5)、キ
ャンセル操作がなされていなければ、領収書発行機15
により領収書を発行し、図9(d)に示すように表示部
の下段に「プレート? ハイカ? 釦?」を表示し、次
の操作に備える。
作がなされているか否かを判断し(ステップA5)、キ
ャンセル操作がなされていなければ、領収書発行機15
により領収書を発行し、図9(d)に示すように表示部
の下段に「プレート? ハイカ? 釦?」を表示し、次
の操作に備える。
【0054】収受員は、上記発行された領収書の内容を
確認してドライバに渡す。ドライバは、収受員から領収
書を受け取ると、車両を発進させる。また、その他、プ
レート、ハイウェイカード等による処理も同様にして行
なわれるものであり、詳細な説明は省略する。
確認してドライバに渡す。ドライバは、収受員から領収
書を受け取ると、車両を発進させる。また、その他、プ
レート、ハイウェイカード等による処理も同様にして行
なわれるものであり、詳細な説明は省略する。
【0055】次に、分割設定42により料金収受処理を
行なう場合について、図8のフローチャート及び図10
を参照して説明する。図10は、分割設定42により現
金車処理を行なう場合の分割操作及び表示例を示す図で
ある。
行なう場合について、図8のフローチャート及び図10
を参照して説明する。図10は、分割設定42により現
金車処理を行なう場合の分割操作及び表示例を示す図で
ある。
【0056】図8のフローチャートに示すように、進入
車両17に対して分割設定42により料金収受処理を行
なう場合は、分割釦K4を押下する(ステップA1
7)。車両進入時、ブース収受機13の表示部には、図
10(a)に示すように上段及び中段に前回表示がなさ
れ、下段に「プレート? ハイカ? 釦?」の表示がな
されている。
車両17に対して分割設定42により料金収受処理を行
なう場合は、分割釦K4を押下する(ステップA1
7)。車両進入時、ブース収受機13の表示部には、図
10(a)に示すように上段及び中段に前回表示がなさ
れ、下段に「プレート? ハイカ? 釦?」の表示がな
されている。
【0057】この状態で分割釦K5が押下されると、多
区間処理が実行される(ステップA31)。この多区間
処理では、ブース収受機13は、まず、図10(b)に
示すように表示部の中段に多区間処理を行なう旨の「多
区間 現在時刻××:××」を表示し、下段に「プレー
ト? ハイカ? 釦?」を表示する。現金車処理の場
合、収受員は車両17の車種を判断して該当する車種釦
33を押下する。この車種釦33が押下されると、ブー
ス収受機13は、図10(c)に示すように表示部の上
段に「現金車1」、中段に「現在時刻××:××」を表
示し、下段に「向先?」を表示する。
区間処理が実行される(ステップA31)。この多区間
処理では、ブース収受機13は、まず、図10(b)に
示すように表示部の中段に多区間処理を行なう旨の「多
区間 現在時刻××:××」を表示し、下段に「プレー
ト? ハイカ? 釦?」を表示する。現金車処理の場
合、収受員は車両17の車種を判断して該当する車種釦
33を押下する。この車種釦33が押下されると、ブー
ス収受機13は、図10(c)に示すように表示部の上
段に「現金車1」、中段に「現在時刻××:××」を表
示し、下段に「向先?」を表示する。
【0058】収受員は、進入車両のドライバから入口券
を回収し、この入口券に印刷されている入口の料金所名
を見て、キーボード31上の対応する入口料金所釦34
を押下する。例えば入口料金所が料金所Aであればその
料金所名が表示されている入口料金所釦K34を押下す
る。ブース収受機13は、入力された車種と入口料金所
名から多区間道路1Aにおける通行料金を算出し、その
算出金額を表示部に表示する。例えば多区間道路1Aに
おける料金所Aからの普通車通行料金が700円とすれ
ば、その金額700円を表示部に表示する。すなわち、
図10(d)に示すように表示部の上段に「現金車1
131 収受現金」を表示し、中段に「均一区間 ¥7
00」を表示する。この中段に表示される「均一区間」
は、次に均一区間道路2Aの処理を行なうことを示して
いる。
を回収し、この入口券に印刷されている入口の料金所名
を見て、キーボード31上の対応する入口料金所釦34
を押下する。例えば入口料金所が料金所Aであればその
料金所名が表示されている入口料金所釦K34を押下す
る。ブース収受機13は、入力された車種と入口料金所
名から多区間道路1Aにおける通行料金を算出し、その
算出金額を表示部に表示する。例えば多区間道路1Aに
おける料金所Aからの普通車通行料金が700円とすれ
ば、その金額700円を表示部に表示する。すなわち、
図10(d)に示すように表示部の上段に「現金車1
131 収受現金」を表示し、中段に「均一区間 ¥7
00」を表示する。この中段に表示される「均一区間」
は、次に均一区間道路2Aの処理を行なうことを示して
いる。
【0059】収受員は、この状態で該当する車種釦33
を再度押下する。ブース収受機13は、上記ステップA
31の多区間処理を行なった後、キャンセル操作がなさ
れたか否かを判断し(ステップA32)、キャンセル操
作がなされていれば上記ステップA5に進むが、キャン
セル操作がなされずに上記車種釦33が押下された場合
は、均一区間道路2Aに対する均一区間処理を実行する
(ステップA33)。
を再度押下する。ブース収受機13は、上記ステップA
31の多区間処理を行なった後、キャンセル操作がなさ
れたか否かを判断し(ステップA32)、キャンセル操
作がなされていれば上記ステップA5に進むが、キャン
セル操作がなされずに上記車種釦33が押下された場合
は、均一区間道路2Aに対する均一区間処理を実行する
(ステップA33)。
【0060】この均一区間処理では、車種に応じた均一
通行料金例えば普通車の場合には350円を求め、更に
多区間道路1Aに対する通行料金700円に加算して合
計金額1,050円を求め、これを収受すべき合計金額
として表示部に表示する。例えば図10(e)に示すよ
うに表示部の上段に多区間道路1Aの処理内容である
「現金車1 131 収受現金」を表示し、中段に収受
すべき合計金額「現金車1 ¥1050」を表示する。
このときブース収受機13は、キャンセル操作がなされ
たか否かを判断し(ステップA34)、キャンセル操作
がなされた場合はステップA31に戻る。キャンセル操
作がなされていなければ、ステップA5を経てステップ
A6に進み、領収書発行機15により領収書を発行する
と共に、図10(f)に示すように表示部の下段に「プ
レート? ハイカ? 釦?」を表示して、次の収受処理
に備える。収受員は、発行された領収書の内容を確認し
てドライバに渡す。
通行料金例えば普通車の場合には350円を求め、更に
多区間道路1Aに対する通行料金700円に加算して合
計金額1,050円を求め、これを収受すべき合計金額
として表示部に表示する。例えば図10(e)に示すよ
うに表示部の上段に多区間道路1Aの処理内容である
「現金車1 131 収受現金」を表示し、中段に収受
すべき合計金額「現金車1 ¥1050」を表示する。
このときブース収受機13は、キャンセル操作がなされ
たか否かを判断し(ステップA34)、キャンセル操作
がなされた場合はステップA31に戻る。キャンセル操
作がなされていなければ、ステップA5を経てステップ
A6に進み、領収書発行機15により領収書を発行する
と共に、図10(f)に示すように表示部の下段に「プ
レート? ハイカ? 釦?」を表示して、次の収受処理
に備える。収受員は、発行された領収書の内容を確認し
てドライバに渡す。
【0061】なお、上記分割設定42の動作では、多区
間道路1A及び均一区間道路2A共に現金で利用する場
合について説明したが、その他、例えば多区間道路1A
を普通車・現金、均一区間道路2Aを普通車・回数券で
利用する場合には、次に示すように (1)「分割」 (2)「普通車」 (3)「料金所A」 (4)「回数券」 の順に釦操作する。上記の操作を行なうことにより、多
区間道路1AについてはステップA31で現金処理さ
れ、均一区間道路2AについてはステップA23で回数
券処理された後、ステップA6で領収書が発行される。
また、その他、プレート、ハイウェイカードを利用する
場合においても、同様にして処理される。
間道路1A及び均一区間道路2A共に現金で利用する場
合について説明したが、その他、例えば多区間道路1A
を普通車・現金、均一区間道路2Aを普通車・回数券で
利用する場合には、次に示すように (1)「分割」 (2)「普通車」 (3)「料金所A」 (4)「回数券」 の順に釦操作する。上記の操作を行なうことにより、多
区間道路1AについてはステップA31で現金処理さ
れ、均一区間道路2AについてはステップA23で回数
券処理された後、ステップA6で領収書が発行される。
また、その他、プレート、ハイウェイカードを利用する
場合においても、同様にして処理される。
【0062】図11は、上記多区間道路1A及び均一区
間道路2Aに対する料金収受を行なう場合の可能な支払
い形態と領収書発行の関係を示したものである。また、
同図中、黒丸は通しで設定する場合の組み合わせを示し
(分割処理も可能)、白丸は分割機能により設定可能と
なる組み合わせを示している。
間道路2Aに対する料金収受を行なう場合の可能な支払
い形態と領収書発行の関係を示したものである。また、
同図中、黒丸は通しで設定する場合の組み合わせを示し
(分割処理も可能)、白丸は分割機能により設定可能と
なる組み合わせを示している。
【0063】上記のように多区間道路1Aと均一区間道
路2Aで通行料金支払い形態が異なる場合は、分割釦K
5を押下することによって処理することができる。以
下、料金所に車両が進入する毎に同様の処理が繰り返し
実行される。
路2Aで通行料金支払い形態が異なる場合は、分割釦K
5を押下することによって処理することができる。以
下、料金所に車両が進入する毎に同様の処理が繰り返し
実行される。
【0064】一方、上記集計処理装置24は、複数の車
線に設けられる各ブース収受機13の集計処理を自動的
に行なうと共に、その集計処理結果、収受員の勤務表
等、各種帳票を作成して上記プリンタ25より出力す
る。
線に設けられる各ブース収受機13の集計処理を自動的
に行なうと共に、その集計処理結果、収受員の勤務表
等、各種帳票を作成して上記プリンタ25より出力す
る。
【0065】図12は多区間道路1Aに対する勤務表、
図13は均一区間道路2Aに対する勤務表の一例を示し
たものである。上記勤務表の主な記載事項としては、例
えば料金所名、作成日、勤務No.、収受員No.、車線N
o.、勤務時間開始時刻、勤務時間終了時刻、取扱台数
(ブース収受機にて処理した現金/別納/業務/ハイカ
台数/+データ入力機)、通過台数、収受した金額(収
受員がデータ入力機から入力した収受した現金金額)、
機械取扱金額(データ入力機から入力した現金車金額、
+身障者金額+上乗せ金額)、身障者金額(身障者取扱
い金額)、別納金額(別納プレート利用金額)、ハイカ
利用金額(ハイウェイカード利用金額)等がある。
図13は均一区間道路2Aに対する勤務表の一例を示し
たものである。上記勤務表の主な記載事項としては、例
えば料金所名、作成日、勤務No.、収受員No.、車線N
o.、勤務時間開始時刻、勤務時間終了時刻、取扱台数
(ブース収受機にて処理した現金/別納/業務/ハイカ
台数/+データ入力機)、通過台数、収受した金額(収
受員がデータ入力機から入力した収受した現金金額)、
機械取扱金額(データ入力機から入力した現金車金額、
+身障者金額+上乗せ金額)、身障者金額(身障者取扱
い金額)、別納金額(別納プレート利用金額)、ハイカ
利用金額(ハイウェイカード利用金額)等がある。
【0066】図12に示した多区間道路1Aに対する勤
務表では、例えば普通車(現金車)が料金所Aから入っ
た場合、通し設定41及び分割設定42の何れの場合で
も、料金所Aに対する普通車・現金(車種1)のエリア
に台数が加算される。
務表では、例えば普通車(現金車)が料金所Aから入っ
た場合、通し設定41及び分割設定42の何れの場合で
も、料金所Aに対する普通車・現金(車種1)のエリア
に台数が加算される。
【0067】また、図13に示した均一区間道路2Aに
対する勤務表では、例えば普通車の場合、現金車に対す
る通し設定41では普通車・現金エリア(車種1・機械
取扱台数)のエリアに台数が加算される。また、分割設
定42により回数券処理した場合には、「回数券・機械
取扱台数」のエリアに台数が加算される。
対する勤務表では、例えば普通車の場合、現金車に対す
る通し設定41では普通車・現金エリア(車種1・機械
取扱台数)のエリアに台数が加算される。また、分割設
定42により回数券処理した場合には、「回数券・機械
取扱台数」のエリアに台数が加算される。
【0068】上記のように合併料金所3での清算業務に
おいては、道路別の各種帳表が自動的に発行される。従
って、合併料金所3により管理者の異なる多区間道路1
Aと均一区間道路2Aの通行料金を合併徴収しても、そ
の清算処理を確実に行なうことができる。
おいては、道路別の各種帳表が自動的に発行される。従
って、合併料金所3により管理者の異なる多区間道路1
Aと均一区間道路2Aの通行料金を合併徴収しても、そ
の清算処理を確実に行なうことができる。
【0069】なお、上記第2実施形態では、車両が多区
間道路1A側から入り、均一区間道路2Aより出る場合
について説明したが、車両が均一区間道路2Aから入
り、多区間道路1A側から出る場合においても、同様に
して処理することができる。
間道路1A側から入り、均一区間道路2Aより出る場合
について説明したが、車両が均一区間道路2Aから入
り、多区間道路1A側から出る場合においても、同様に
して処理することができる。
【0070】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、管
理者の異なる2種類の有料道路、あるいは多区間道路と
均一区間道路のように料金制度の異なる2つの有料道路
を車両が連続走行する場合においても、簡単な操作で2
道路分の料金収受を確実に行なうことができ、料金徴収
を効率的に行なうことが可能となり、サービスタイムを
短縮することができる。
理者の異なる2種類の有料道路、あるいは多区間道路と
均一区間道路のように料金制度の異なる2つの有料道路
を車両が連続走行する場合においても、簡単な操作で2
道路分の料金収受を確実に行なうことができ、料金徴収
を効率的に行なうことが可能となり、サービスタイムを
短縮することができる。
【図1】本発明の第1実施形態に係る多区間制有料道路
の料金収受システムの構成図。
の料金収受システムの構成図。
【図2】同実施形態におけるブース収受機のキーボード
の構成例を示す図。
の構成例を示す図。
【図3】同実施形態における料金収受の処理動作を示す
フローチャート。
フローチャート。
【図4】同実施形態における通し設定による料金収受処
理時の操作及び画面表示例を示す図。
理時の操作及び画面表示例を示す図。
【図5】同実施形態における分割設定による料金収受処
理時の操作及び画面表示例を示す図。
理時の操作及び画面表示例を示す図。
【図6】本発明の第2実施形態における対象となる有料
道路の構成例を示す図。
道路の構成例を示す図。
【図7】同実施形態におけるブース収受機のキーボード
の構成例を示す図。
の構成例を示す図。
【図8】同実施形態における料金収受の処理動作を示す
フローチャート。
フローチャート。
【図9】同実施形態における通し設定による料金収受処
理時の操作及び画面表示例を示す図。
理時の操作及び画面表示例を示す図。
【図10】同実施形態における分割設定による料金収受
処理時の操作及び画面表示例を示す図。
処理時の操作及び画面表示例を示す図。
【図11】同実施形態における多区間道路及び均一区間
道路に対する料金収受を行なう場合の可能な支払い形態
と領収書発行の関係を示した図。
道路に対する料金収受を行なう場合の可能な支払い形態
と領収書発行の関係を示した図。
【図12】同実施形態における多区間道路に対する勤務
表の一例を示す図。
表の一例を示す図。
【図13】同実施形態における均一区間道路に対する勤
務表の一例を示す図。
務表の一例を示す図。
【図14】本発明の対象とする2種類の有料道路が連続
する場合の構成例を示す図。
する場合の構成例を示す図。
【図15】従来の合併料金所におけるブース収受機のキ
ーボードの構成例を示す図。
ーボードの構成例を示す図。
【図16】従来の合併料金所における料金収受の処理動
作を示すフローチャート。
作を示すフローチャート。
1 A道路 1A 多区間道路 2 B道路 2A 均一区間道路 3 合併料金所 11 ブース 12 道路 13 ブース収受機 14 ハイウェイカード処理機 15 領収書発行機 16 ジャーナルプリンタ 17 車両 18 信号灯 20 車両台数計測機 21 踏板 22 車両分離器 23 信号灯 24 集計処理装置 25 プリンタ 31 キーボード 32 メンテナンス用テンキー 33 車種釦 34 入口料金所釦 35 勤務スイッチ 36 照明スイッチ
Claims (3)
- 【請求項1】 種類の異なる2つの有料道路を連続走行
する車両の通行料金を合併料金所に設けられたブース収
受機により収受する有料道路の料金収受システムにおい
て、 前記合併料金所に設けられブース収受機は、前記2つの
有料道路に共通する車種釦及び分割釦を備え、料金収受
時に最初に前記車種釦が押された際は前記2つの有料道
路の通行料金を通して求める通し設定手段と、前記分割
釦が前記車種釦より先に押された際は前記2つの有料道
路の通行料金をそれぞれの釦操作に応じて別個に算出す
る分割設定手段とを備えたことを特徴とする有料道路の
料金収受システム。 - 【請求項2】 2つの均一区間からなる有料道路を連続
走行する車両の通行料金を合併料金所に設けられたブー
ス収受機により収受する有料道路の料金収受システムに
おいて、 前記合併料金所に設けられブース収受機は、前記2つの
有料道路に共通する車種釦を備え、前記車種釦が押され
た際に指定車種に応じて前記2つの有料道路の通行料金
を通して求める通し設定手段を備えたことを特徴とする
有料道路の料金収受システム。 - 【請求項3】 多区間有料道路と均一区間有料道路を連
続走行する車両の通行料金を合併料金所に設けられたブ
ース収受機により収受する有料道路の料金収受システム
において、 前記合併料金所に設けられブース収受機は、前記2つの
有料道路に共通する車種釦及び前記多区間有料道路にお
ける入口料金所名を指定する複数の入口料金所釦を備
え、前記車種釦と入口料金所釦の組み合わせ操作に応じ
て前記多区間有料道路における車種に応じた通行料金を
算出し、この多区間有料道路の通行料金に前記均一区間
の車種別の通行料金を加算して通し料金を求める通し設
定手段を備えたことを特徴とする有料道路の料金収受シ
ステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8296450A JPH10143692A (ja) | 1996-11-08 | 1996-11-08 | 有料道路の料金収受システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8296450A JPH10143692A (ja) | 1996-11-08 | 1996-11-08 | 有料道路の料金収受システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10143692A true JPH10143692A (ja) | 1998-05-29 |
Family
ID=17833712
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8296450A Pending JPH10143692A (ja) | 1996-11-08 | 1996-11-08 | 有料道路の料金収受システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10143692A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021149738A (ja) * | 2020-03-23 | 2021-09-27 | 三菱重工機械システム株式会社 | 料金収受機、料金収受方法、及びプログラム |
-
1996
- 1996-11-08 JP JP8296450A patent/JPH10143692A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021149738A (ja) * | 2020-03-23 | 2021-09-27 | 三菱重工機械システム株式会社 | 料金収受機、料金収受方法、及びプログラム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040406 |