JP3295509B2 - 駐車場管理システム - Google Patents

駐車場管理システム

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JP3295509B2
JP3295509B2 JP248794A JP248794A JP3295509B2 JP 3295509 B2 JP3295509 B2 JP 3295509B2 JP 248794 A JP248794 A JP 248794A JP 248794 A JP248794 A JP 248794A JP 3295509 B2 JP3295509 B2 JP 3295509B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、月極めなどの契約車及
び一時駐車などのための時間利用車の両方の車両の入庫
を受け付ける駐車場の管理システムに関する。
【0002】自動車台数の増大にともなって、都市部に
おける駐車場不足による交通の混雑は大きな社会問題と
なっている。少ない駐車スペースの有効利用を図って駐
車台数を増大させるために、契約制と時間利用制の併用
運用を行っている駐車場が多いが、駐車場の一層の効率
化と省力化又は無人化が望まれている。
【0003】
【従来の技術】従来において、契約制と時間利用制の併
用運用を行うとともに、契約車用のスペース(車庫)が
空いているときには時間利用車用に流用するように運用
される駐車場管理システムが提案されている(特開平5
−89141号)。
【0004】この従来の駐車場管理システムは、暗号コ
ードの入力を行わない限り入庫を不可能とするガード装
置を各スペース毎に設けておき、駐車場に入った時間利
用車が受け取ったカードに印刷された番号のスペースま
で行き、そこに設置された入力部から運転者又は搭乗者
がカードに印刷された暗号コードを入力し、その暗号コ
ードが所定の暗号コードと一致した場合にガード装置を
解除して使用可能としたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の駐車場管理システムでは、駐車場に入った時間利用車
は、決められた特定のスペースのみしか使用することが
できないため、多数のスペースの中から該当するスペー
スを探さなければならず、さらに探した後で暗号コード
を入力しなければならず、そのための時間と労力を要
し、運転者にとって不便であるという問題がある。
【0006】また、各スペース毎にガード装置が必要で
あるため、その設備コストが大きくなるとともに、保守
のための要員が必要となって運用コストの増大を招くと
いう問題もあった。
【0007】本発明は、上述の問題に鑑みてなされたも
ので、駐車場に入った車は特定のスペースに限定される
ことなく、空いたスペースの中から任意のスペースを選
択することができ、設備コストが低く、しかも自動運転
による無人化を行うことも可能な駐車場管理システムを
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るシ
ステムは、上述の課題を解決するため、図1及び図2に
示すように、入口に設置された入庫ゲート装置14、出
口に設置された出庫ゲート装置22、及び駐車のための
複数のスペースSPを有し、契約車及び時間利用車の両
方の車両の入庫を受け付ける駐車場の管理システム1で
あって、入口付近に設置され、入庫する車が契約車であ
るか時間利用車であるかの車種を検知する手段13,1
4aと、入口付近に設置され、契約車に対してスペース
に関する案内を行う契約スペース案内装置12と、入口
付近に設置され、時間利用車の駐車が可能なスペースを
表示するための時間利用スペース案内表示装置15と、
前記各スペースSPの使用状態を検知する手段31と、
前記各スペースSPについて、契約車のみが使用する契
約専用スペースSPA、契約車及び時間利用車の両方が
使用する兼用スペースSPB、時間利用車のみが使用す
る時間利用スペースSPCのいずれであるかを示すスペ
ース種別KDS、及び、兼用スペースSPBについての
時間利用車の使用する時間利用時間帯RTMを記録する
スペース管理テーブル53と、前記各スペースSPの使
用状態に基づき、前記スペース管理テーブル53を参照
して時間利用車の駐車が可能なスペースを前記時間利用
スペース案内表示装置15に表示するための処理を行う
表示処理手段56と、入庫する車が契約車であり、且つ
当該契約車のためのスペースに他の車が駐車している場
合に、他のスペースへの駐車の案内を前記契約スペース
案内装置12により行うための処理を行う案内処理手段
55と、を有して構成される。
【0009】請求項2の発明に係るシステムは、前記ス
ペースSPを使用している車又は使用しようとしている
車が契約車であるか時間利用車であるかの車種を検知す
る手段31と、時間利用車が契約専用スペースSPA又
は時間利用時間帯でない兼用スペースSPBに駐車しよ
うとした場合に、他のスペースへの駐車の案内を行うた
めのローカル案内装置33と、を有して構成される。
【0010】請求項3の発明に係るシステムは、入庫し
た車を個別に識別するための手段31と、入庫した車
出庫するときに、その車が契約車であり且つ前記時間利
用時間帯にかかっていない場合は、その車がそのまま出
場できるように前記出庫ゲート装置22を開ける手段と
24、を有して構成される。
【0011】請求項4の発明に係るシステムは、スペー
スSPの近辺に設置され、時間利用車の駐車が可能な付
近のスペースを表示するためのローカルスペース案内表
示装置32を有して構成される。
【0012】
【作用】カードシステムを用いた駐車場管理システム1
における駐車の手順例を説明すると、まず、車が入口に
停車すると、カードリーダ又はループコイルなどによっ
て車種が検知され、契約車でない場合には時間利用車の
ためのカードが発行される。契約車ではあるが時間利用
時間帯RTMである場合には、スピーカなどの契約スペ
ース案内装置12から有料の案内が放送される。時間利
用時間帯RTMではないが当該契約車のスペースSPを
他の車が使用している場合には、スピーカからその旨と
他のスペースSPを使用するようにとの案内が放送され
る。
【0013】それらの後に、時間利用スペース案内表示
装置15に使用可能なスペースSPが表示される。契約
車でスペースSPを他の車に使用されてしまった車は、
適当なスペースSPの見当をつけて駐車場内に入場す
る。
【0014】駐車場内に入場した車は目標のスペースS
Pへ自走し、そこが時間利用スペースSPCである場合
にはそのスペースSPを使用して駐車する。時間利用ス
ペースSPCでない場合には、当該スペースSPの適正
な契約車である場合に、そのスペースSPを使用して駐
車する。
【0015】時間利用車である場合には、当該スペース
SPが兼用スペースSPBであり且つ時間利用時間帯R
TMである場合に、そのスペースSPを使用して駐車す
る。時間利用時間帯RTMでない場合には、そのスペー
スSPの使用が不可である旨の案内がスピーカから放送
され、放送による案内又はローカルスペース案内表示装
置32による案内によって他の適当なスペースSPへ自
走する。
【0016】
【実施例】図1は本発明に係る駐車場管理システム1の
概略の構成を示す図である。駐車場管理システム1は、
入口付近に設置された空満表示器11、スピーカ12、
カードリーダ13、前後に車検知用のループコイル14
a,14bを有したゲート装置14、案内表示器15、
及び自動発券機16、出口付近に設置されたカードリー
ダ21、ループコイル22aを有したゲート装置22、
出庫警告灯23、料金精算機24、駐車のためのスペー
スSP毎に設置されたカードリーダ31、いくつかのス
ペースSP毎に設けられたローカル表示器32、スピー
カ33、事務所などに設置されたホストコンピュータ4
1、アダプタ42、音声出力装置43、カード発行機4
4などから構成されている。
【0017】スペースSPには、契約車のみが使用する
契約専用スペースSPA、契約車及び時間利用車の両方
が使用する兼用スペースSPB、時間利用車のみが使用
する時間利用スペースSPCが設けられている。契約専
用スペースSPA及び兼用スペースSPBは、駐車場の
利用者が駐車場と予め契約を交わすことにより割り当て
られる。兼用スペースSPBは、契約車が特定の曜日又
は時間帯にそのスペースSPBを使用しないこととした
場合に割り当てられ、契約車が使用する契約使用時間帯
と契約車が使用しない時間利用時間帯とが定められる。
これらの内容は、図3に示すスペース管理テーブル53
に記録される。なお、同じ時間利用時間帯を有する兼用
スペースSPBは可能な限り同一区画に配置される。
【0018】空満表示器11は、ホストコンピュータ4
1からの信号によって、駐車場が満杯であるか否かを表
示するものである。満杯であるか否かは、時間利用スペ
ースSPCの数と時間利用時間帯に入っている兼用スペ
ースSPBの数の和に係数を掛けた値と、駐車場内にあ
る車の数との比較により決定される。
【0019】スピーカ12は、音声出力装置43からの
音声信号によって音を発するものであり、契約車が入庫
しようとする際に、その契約車のスペースSPを他の車
が使用している場合に、他の適当なスペースSPを使用
してもらうための案内を、また、その契約車のスペース
SPがその時点で時間利用時間帯であったときに現時点
で有料である旨の案内を、それぞれ音声によって自動的
に行う。また、満車の案内、使用可能なスペースSPの
案内、時間利用車に対する使用時間の案内などをも行
う。
【0020】カードリーダ13は、車両のフロント部な
どに載置されているカードの内容(データ)をワイヤレ
スで読み取るための、それ自体は公知のものである。読
み取った内容は自動発券機16を経てホストコンピュー
タ41に転送される。カードの内容として、カード毎の
カードID、定期券、回数券、又は時間利用券などの券
種別が記録されている。契約車に対しては券種別が定期
券として記録されたカードが配付されており、そのカー
ドには、車両ナンバー、契約期間、時間利用時間帯など
が記録されている。
【0021】入口において、カードリーダ13及びルー
プコイル14aによって、停車している車の車種、つま
り契約車であるか時間利用車であるかを検知する。カー
ドリーダ13がカードを読み取り、しかもそのカードが
有効期間中の定期券である場合には、その車は契約車で
あると検知する。カードリーダ13がカードを読み取ら
ず、且つループコイル14aが車の存在を検知した場合
には、その車は時間利用車であると検知し、自動発券機
16によって時間利用車のためのカードを発行する。
【0022】案内表示器15は、駐車場の全体において
時間利用車の駐車が可能なスペースSPを、ホストコン
ピュータ41からの信号によって表示するためのもので
あり、駐車場における全部のスペースSPの見取り図
と、各スペースSPについて当該車の使用の可否が表示
される。この案内表示器15は、ゲート装置14を通っ
て入場する全ての車が容易に見ることができるように設
けられている。
【0023】自動発券機16は、時間利用車に対して、
券種別が時間利用券として記録されたカードを発行する
ための、それ自体は公知のものである。カードの発行時
においては、料金の計算のために発行時刻も記録され
る。自動発券機16は、ホストコンピュータ41からの
信号に基づいてゲート装置14の開閉制御を行う。
【0024】カードリーダ21は、上述のカードリーダ
13と同様のものであるが、このカードリーダ21によ
ってカードを読み取ると、その内容を料金精算機24を
経てホストコンピュータ41に転送し、料金の計算を開
始する。
【0025】料金精算機24は、カードリーダ21が読
み取った内容及びホストコンピュータ41から送られる
データに基づいて、料金の計算を行い、料金を表示す
る。料金が支払われた場合、又は料金が不要であった場
合には、ゲート装置22を開ける。なお、自動発券機1
6により発行されたカードは、出場の際に料金精算機2
4に返却する。
【0026】カードリーダ31は、各スペースSPに車
が接近したときにその車内にあるカードを検知して内容
を読み取り、読み取ったデータをホストコンピュータ4
1に転送する。カードリーダ31によって、車がそのス
ペースSPを使用しようとしていること、及びそのスペ
ースSPを使用していることが検知される。
【0027】ローカル表示器32は、上述の案内表示器
15に表示される内容の内の当該スペースSPの近傍の
部分を表示するものであり、当該スペースSPの近傍に
おいて使用可能なスペースSPが表示される。時間利用
車又は自己のスペースSPを他人に使用された契約車
は、このローカル表示器32を見て、付近の空いている
スペースSPを探して使用することとなる。
【0028】スピーカ33は、時間利用車が使用できな
いスペースSPを使用しようとしている場合に使用不可
の案内を行う他、時間利用車が兼用スペースSPBを使
用する場合において、その使用可能な時間の案内を行
う。
【0029】ホストコンピュータ41は、カードリーダ
13,21,31などから送られたデータに基づいて、
スペース管理テーブル53への書き込み又は読み出し、
駐車場内における車の位置の把握、駐車場内の車の数の
算出、又は満車台数の設定のための処理、各種表示器に
よる表示又はスピーカによる音声出力のための処理、自
動発券機16及び料金精算機24の管理、課金情報又は
利用状況の統計管理などを行い、駐車場管理システム1
の全体を制御する。
【0030】アダプタ42は、ターミナルアダプタ又は
管制盤などと呼称されている公知のものであり、ホスト
コンピュータ41と自動発券機16又は料金精算機24
との間のデータの中継を行い、故障、釣り銭、ジャーナ
ル、カード切れなどの管理を行う。
【0031】音声出力装置43は、ホストコンピュータ
41からの信号を増幅してそれぞれのスピーカ12,3
3に出力する。次に、駐車場管理システム1の機能につ
いて、図2及び図3を参照して説明する。
【0032】図2は駐車場管理システム1の機能を説明
するためのブロック図、図3はスペース管理テーブル5
3の構成を示す図である。図2において、ホストコンピ
ュータ41には、入口車種判定部51、スペース車種判
定部52、スペース管理テーブル53、料金算出部5
4、案内処理部55、表示処理部56などが設けられて
いる。なお、これらの機能は、自動発券機16又は料金
精算機24などにわたって設けられることもある。
【0033】入口車種判定部51は、カードリーダ13
及びループコイル14aからの信号に基づいて、入庫し
ようとしている車の車種を判定する。つまり、カードリ
ーダ13が有効期間中の定期券のカードを読み取った場
合には契約車であると判定し、カードリーダ13がカー
ドを読み取らず且つループコイル14aが車の存在を検
知した場合には時間利用車であると判定する。
【0034】スペース車種判定部52は、各スペースS
Pに設置されたカードリーダ31からの信号に基づい
て、そのスペースSPを使用しようとしている車の車種
を判定する。なお、車種の判定と同時に、そのスペース
SPを使用しようとしていること及びそのスペースSP
を使用していることが検知される。
【0035】図3に示されるように、スペース管理テー
ブル53には、スペース番号NSP、スペース種別KD
S、時間利用時間帯RTM、使用中フラグFUS、時間
使用可フラグFPU、使用中の車種SSUなどが記録さ
れる。これらの内容は、スペース車種判定部52からの
データに基づいて、又は図示しないキーボードなどから
の入力によって書き込まれ又は修正される。
【0036】スペース種別KDSにおいて、Aは契約専
用スペースSPA、Bは兼用スペースSPB、Cは時間
利用スペースSPCを示す。使用中フラグFUSには、
当該スペースSPを車が実際に使用しているときに
「1」が設定される。時間使用可フラグFPUには、当
該スペースSPが兼用スペースSPBである場合におい
て時間利用時間帯RTMの時刻であるときに、又は当該
スペースSPが時間利用スペースSPCであるときに、
「1」が設定される。
【0037】料金算出部54は、カードによって識別さ
れる各車について、スペース車種判定部52からのデー
タ及びスペース管理テーブル53の内容に基づいて駐車
料金の算出を行う。算出した料金は料金精算機24にお
いて表示される。
【0038】案内処理部55は、入口車種判定部51の
判定結果、及びスペース管理テーブル53の内容などに
基づいて、各スピーカ12,33から音声出力すべき信
号を作成して出力する。
【0039】表示処理部56は、入口車種判定部51の
判定結果、及びスペース管理テーブル53の内容などに
基づいて、案内表示器15又はローカル表示器32に表
示すべき信号を作成して出力する。
【0040】次に、駐車場管理システム1を使用した入
庫及び出庫の手順について、図5〜図7のフローチャー
トを参照して説明する。図5は入庫時における手順を示
すフローチャート、図6は駐車時における手順を示すフ
ローチャート、図7は出庫時における手順を示すフロー
チャートである。
【0041】図5において、車が入口のゲート装置14
の前に停車すると(#11)、カードリーダ13及びル
ープコイル14aによって車種が検知される(#1
2)。契約車でない場合には(#13でノー)、自動発
券機16により時間利用車のためのカードが発行される
(#16)。契約車ではあるが時間利用時間帯RTMで
ある場合には(#14でイエス)、スピーカ12から有
料である旨の案内が放送される(#17)。時間利用時
間帯RTMではないが当該契約車のスペースSPを他の
車が使用している場合には(#15でノー)、スピーカ
12からその旨と他のスペースSPを使用するようにと
の案内が放送される(#18)。
【0042】それらの後にゲート装置14が開き(#1
9)、案内表示器15に使用可能なスペースSPが表示
される(#20)。契約車でスペースSPを他の車に使
用されてしまった運転手及び時間利用車の運転手は、案
内表示器15を見て適当なスペースSPの見当をつけて
駐車場内に入場する。
【0043】図6において、駐車場内に入場した車は、
目標のスペースSPへ自走し(#31)、そこが時間利
用スペースSPCである場合には(#32でノー)、そ
のままそのスペースSPを使用して駐車する(#3
7)。
【0044】時間利用スペースSPCでない場合には
(#32でイエス)、当該スペースSPの適正な契約車
である場合、つまり契約専用スペースSPAの契約車で
あるか又は兼用スペースSPBの契約車で時間利用時間
帯RTMでない場合に(#34でイエス)、そのスペー
スSPを使用して駐車する(#37)。
【0045】時間利用車である場合には(#34でノ
ー)、当該スペースSPが兼用スペースSPBであり且
つ時間利用時間帯RTMである場合に(#35イエ
ス)、そのスペースSPを使用して駐車する(#3
7)。時間利用時間帯RTMでない場合には(#35で
ノー)、そのスペースSPの使用が不可である旨の案内
がスピーカ33から放送され(#36)、放送による案
内又はローカル表示器32による案内によって他の適当
なスペースSPへ自走する(#31)。
【0046】図7において、駐車していたスペースSP
から出た車は、出口のゲート装置22の前に停車すると
(#41)、カードリーダ21によって車種が検知され
る(#42)。契約車であり(#43でイエス)、且つ
時間利用時間帯RTMにかかってない場合には(#44
でノー)、ゲート装置22が開き(#47)、そのまま
出場する(#48)。
【0047】時間利用車であるか(#43でノー)、又
は契約車が時間利用時間帯RTMにかかった場合には
(#44でイエス)、料金が表示されるので(#4
5)、それに基づいて精算を行うと(#46)、ゲート
装置22が開く(#47)。
【0048】上述の実施例によると、兼用スペースSP
Bを契約車と時間利用車とによって有効に利用すること
ができ、スペースSPの有効利用を図ることができる。
駐車場に入った車は特定のスペースSPに限定されるこ
となく、空いたスペースSPの中から任意のスペースS
Pを選択することができるので、従来のように特定のス
ペースを探す必要がなく、時間と労力を省略することが
でき、駐車場の利用が容易である。また、契約車であれ
ば入場から出場まで車の窓を開ける必要が全くないた
め、駐車場の利用が一層容易である。
【0049】契約車のスペースSPを他の車が使用して
いる場合であっても、スピーカ12によって適切な案内
が行われるため、空いた時間利用スペースSPCを探し
て混乱なく駐車することができる。
【0050】また、従来のようにスペース毎にガード装
置を必要としないため、設備コストが低く、その保守の
ための要員も不要であり、運用コストを抑えることがで
きる。しかも、駐車場管理システム1によって駐車場の
運用を自動的に行うことができ、完全な無人化を図るこ
ともできる。
【0051】上述の実施例においては、カードとカード
リーダ13,31とによるカードシステムを用いたが、
これに代えて、ビデオカメラと画像認識装置とによる画
像認識システムを用いてもよい。その場合には、ビデオ
カメラを、入口、出口、及び各スペースSPなどに対し
て多数設置しておき、ビデオカメラがとらえた車の車両
ナンバーを画像認識装置により判別する。そして、車両
ナンバーによって車の識別と位置の認識を行い、必要な
処理を行う。
【0052】その場合に、例えば、図4に示すような契
約車管理テーブル61をホストコンピュータ41に格納
しておき、画像認識システムによって認識された車両ナ
ンバーと契約されているスペース番号NSPとを対照す
ればよい。
【0053】上述の実施例において、案内表示器15及
びローカル表示器32として、CRTディスプレイ装
置、液晶ディスプレイ装置、プラズマディスプレイ装
置、発光ダイオードによるディスプレイ装置、ランプに
よるディスプレイ装置など、種々の表示器を用いること
ができる。また、ローカル表示器32としては、ランプ
の点灯する矢印表示灯、点滅ランプなどを用いることも
できる。ホストコンピュータ41の構成、処理内容、処
理順序、その他駐車場管理システム1の各部の構成は、
本発明の主旨に沿って種々変更することができる。
【0054】
【発明の効果】本発明によると、駐車場に入った車は特
定のスペースに限定されることなく、空いたスペースの
中から任意のスペースを選択することができる。しかも
スペース毎のガード装置が不要であるから設備コストが
低くなり、しかも自動運転による無人化を行うことも可
能となる。
【0055】請求項2の発明によると、使用してはいけ
ないスペースの使用が防止され、余計な混乱が可及的に
防止される。請求項4の発明によると、広い駐車場にお
いても適当なスペースを容易に探すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る駐車場管理システムの概略の構成
を示す図である。
【図2】駐車場管理システムの機能を説明するためのブ
ロック図である。
【図3】スペース管理テーブルの構成を示す図である。
【図4】契約車管理テーブルの例を示す図である。
【図5】入庫時における手順を示すフローチャートであ
る。
【図6】駐車時における手順を示すフローチャートであ
る。
【図7】出庫時における手順を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 駐車場管理システム 12 スピーカ(契約スペース案内装置) 13 カードリーダ(車種を検知する手段) 14 ゲート装置(入庫ゲート装置) 14a ループコイル(車種を検知する手段) 15 案内表示器(時間利用スペース案内表示装置) 22 ゲート装置(出庫ゲート装置) 31 カードリーダ(スペースの使用状態を検知する手
段、車種を検知する手段、車を個別に識別するための手
段) 32 ローカル表示器(ローカルスペース案内表示装
置) 33 スピーカ(ローカル案内装置) 53 スペース管理テーブル 54 料金算出部(料金を計算する手段) 55 案内処理部(案内処理手段) 56 表示処理部(表示処理手段) SP スペース SPA 契約専用スペース SPB 兼用スペース SPC 時間利用スペース KDS スペース種別 RTM 時間利用時間帯
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−242394(JP,A) 特開 平5−120599(JP,A) 特開 平4−366284(JP,A) 特開 昭49−80775(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08G 1/14 G06F 17/60 G07B 15/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入口に設置された入庫ゲート装置、出口に
    設置された出庫ゲート装置、及び駐車のための複数のス
    ペースを有し、契約車及び時間利用車の両方の車両の入
    庫を受け付ける駐車場の管理システムであって、 入口付近に設置され、入庫する車が契約車であるか時間
    利用車であるかの車種を検知する手段と、 入口付近に設置され、契約車に対してスペースに関する
    案内を行う契約スペース案内装置と、 入口付近に設置され、時間利用車の駐車が可能なスペー
    スを表示するための時間利用スペース案内表示装置と、 前記各スペースの使用状態を検知する手段と、 前記各スペースについて、契約車のみが使用する契約専
    用スペース、契約車及び時間利用車の両方が使用する兼
    用スペース、時間利用車のみが使用する時間利用スペー
    スのいずれであるかを示すスペース種別、及び、兼用ス
    ペースについての時間利用車の使用する時間利用時間
    記録するスペース管理テーブルと、 前記各スペースの使用状態に基づき、前記スペース管理
    テーブルを参照して時間利用車の駐車が可能なスペース
    を前記時間利用スペース案内表示装置に表示するための
    処理を行う表示処理手段と、 入庫する車が契約車であり、且つ当該契約車のためのス
    ペースに他の車が駐車している場合に、他のスペースへ
    の駐車の案内を前記契約スペース案内装置により行うた
    めの処理を行う案内処理手段と、 を有してなることを特徴とする駐車場管理システム。
  2. 【請求項2】前記スペースを使用している車又は使用し
    ようとしている車が契約車であるか時間利用車であるか
    の車種を検知する手段と、 時間利用車が契約専用スペース又は時間利用時間帯でな
    い兼用スペースに駐車しようとした場合に、他のスペー
    スへの駐車の案内を行うためのローカル案内装置と、 を有してなることを特徴とする請求項1記載の駐車場管
    理システム。
  3. 【請求項3】入庫した車を個別に識別するための手
    、 入庫した車が出庫するときに、その車が契約車であり且
    つ前記時間利用時間帯にかかっていない場合は、その車
    がそのまま出場できるように前記出庫ゲート装置を開け
    る手段と、 を有してなることを特徴とする請求項1又は請求項2記
    載の駐車場管理システム。
  4. 【請求項4】スペースの近辺に設置され、時間利用車の
    駐車が可能な付近のスペースを表示するためのローカル
    スペース案内表示装置を有してなる、 ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記
    載の駐車場管理システム。
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