JP3392601B2 - 分岐水栓 - Google Patents
分岐水栓Info
- Publication number
- JP3392601B2 JP3392601B2 JP28193095A JP28193095A JP3392601B2 JP 3392601 B2 JP3392601 B2 JP 3392601B2 JP 28193095 A JP28193095 A JP 28193095A JP 28193095 A JP28193095 A JP 28193095A JP 3392601 B2 JP3392601 B2 JP 3392601B2
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- Japan
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- port
- spindle
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- Domestic Plumbing Installations (AREA)
- Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に家庭用の既設
の止水栓に装着して水道水等を分岐する分岐水栓に関す
る。 【０００２】 【従来の技術】水道水を温水洗浄便座等へ分岐する場合
には、例えば特開平６−１３６７９５号公報に記載の様
に、便器のロータンクへ水道水を給水する給水管の途中
に設けられた止水栓のキャップを外して、この止水栓内
の弁口を開閉するスピンドルや分岐水路を開閉する止水
弁を備えた分岐水栓を装着し、この分岐水栓より温水洗
浄便座等へ水道水を分岐することで、配管工事を簡素化
したものがある。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】ところが上記構成の場
合、分岐水栓内にスピンドルを軸方向に移動するネジ溝
を設けている為に、分岐水栓が多少大型化するという問
題がある。 【０００４】そこで本発明は、分岐水栓をより小型化す
る事を目的とする。 【０００５】 【課題を解決するための手段】本発明は、水道管等に連
結する流入口と、この流入口から流入した水道水を弁口
を介して給水する流出口と、弁口を開閉する止水弁と、
この止水弁を開閉操作するスピンドルと、弁口に対向し
て開口し、スピンドルを挿入する挿入口とを備えた止水
栓に装着するものにおいて、スピンドルと交換して挿入
口より止水栓内に挿入され、弁口の下流と挿入口外部と
を連通する通水孔を形成した替スピンドルと、一端部を
挿入口に連結し、かつ他端部より替スピンドルの後端を
突出すると共に周壁適所に分岐水流出口を設けた分岐栓
本体と、この分岐栓本体の適所に一体的に形成され、分
岐水流出口に装着してこれを閉塞するキャップを仮止め
装着する装着部とから構成して成るものである。 【０００６】 【０００７】 【発明の実施の形態】本発明の実施例を先ず図１に基づ
き説明すると、１は便器本体で、例えばその後方にロー
タンク２を設置している。 【０００８】３は上記ロータンク２に水道水等を給水す
る給水管で、途中に止水栓４を介在している。 【０００９】上記止水栓４は周知のもので、例えば図２
に示す様に水道管５を連結する流入口６に相対向位置し
て挿入口７を開口し、かつこの挿入口に対向位置して弁
口８を形成していると共に、この弁口と上記挿入口７と
の間に流出口９に連通する水路10を形成し、また上記挿
入口７と水路10との間の周壁にスピンドル11を螺着する
螺子溝12を一体に形成し、上記挿入口７は、上記スピン
ドル11の後端部を貫通して外部に突出する貫通孔13を穿
孔したキャップ14にて閉塞している。 【００１０】図３は上記止水栓４の挿入口７部に本発明
の分岐水栓15を装着した状態を示すもので、16は上記止
水栓４の螺子溝12を用いて挿入口７内に装着した替スピ
ンドルである。 【００１１】又上記替スピンドル16は、その先端に上記
弁口８を開閉する周知の止水弁17を装着していると共
に、上記螺子溝12と螺合する螺子部18に、上記水路10と
挿入口７の外部とを連通する複数の通水孔19・・を穿孔
している。 【００１２】一方上記分岐水栓15は、円筒状分岐栓本体
20の一端部に袋ナット21によって上記止水栓４の挿入口
７に連結するフランジ22を備えた連結管23を螺着してい
ると共に、他端部に上記替スピンドル16の後端部24を貫
通して外部に突出する貫通孔25を穿孔し、かつ周壁適所
に分岐水流出口26を穿孔し、この流出口に、例えば上記
図１中に示す便器本体１に装着された温水洗浄装置27に
給水する分岐給水管28を接続している。 【００１３】而して、例えば便器本体１に温水洗浄装置
23を装着する準備として、止水栓４に分岐水栓15を装着
する場合には、図２において先ず給水管３への給水を止
めた後止水栓４のキャップ14とスピンドル11を取り外
し、代わりに止水栓４の挿入口７内に図３にて示す様に
替スピンドル16を螺着する。 【００１４】次いで分岐水栓15をその連結管23にて挿入
口７に連結した後、分岐栓本体20の分岐水流出口26に袋
ナット29にて分岐給水管28の一端を連結し、その他端を
温水洗浄装置27に連結すれば、給水管３の切断等を行う
ことなく比較的簡単に配管を行うことが出来るものであ
る。 【００１５】又上記配管が終了すれば、給水管３へ給水
することで弁口８−通水孔19−挿入口７−分岐水流出口
26−分岐給水管28を経て温水洗浄装置27に給水を行う。 【００１６】尚、弁口８の開閉に際しては、替スピンド
ル16の後端部に形成した−溝30にドライバー等を係合し
て替スピンドル16を回転すれば、この替スピンドルの先
端にて止水栓17を移動して弁口８を開閉操作出来る。 【００１７】図４は本発明の要部の実施例を示すもの
で、分岐栓本体２０の外周壁適所に円柱或るいは円柱状
の装着部３１を一体的に形成すると共に、この装着部の
外周囲にネジ溝３２を刻設し、かつこのネジ溝にてキャ
ップ３３を着脱自在に仮止めしている。 【００１８】上記キャップ33は、分岐水流出口26から分
岐給水管28を取り外した後分岐水流出口26に装着してこ
れを閉塞するもので、例えば上記温水洗浄装置27の修理
等を行う為に上記分岐給水管28を分岐栓本体20より取り
外しても、これを分岐水流出口26に装着して閉塞すれ
ば、弁口８を開いてロータンク２に給水を行う事がで
き、これにより便器本体１を支障なく使用出来るもので
ある。 【００１９】 【発明の効果】本発明の構成により、止水栓に設けられ
た弁口を開閉する替スピンドルを、止水栓本体に既に形
成されているネジ溝を用いて止水栓本体内に装着すると
共に、分岐栓本体の適所に、分岐水流出口に適宜装着し
てこれを閉塞するキャップを仮止めする装着部を一体的
に形成したことで、分岐栓本体内に分岐水流出口への給
水を停止する止水弁を内蔵する必要がなく、分岐水流出
口からの給水を停止しながら止水栓を介してロータンク
等へ給水を行う事が出来、分岐水栓の小型化によるコス
トダウンや、設置必要スペースの縮小による配管工事時
の施行性を向上する事が出来るものである。 【００２０】
の止水栓に装着して水道水等を分岐する分岐水栓に関す
る。 【０００２】 【従来の技術】水道水を温水洗浄便座等へ分岐する場合
には、例えば特開平６−１３６７９５号公報に記載の様
に、便器のロータンクへ水道水を給水する給水管の途中
に設けられた止水栓のキャップを外して、この止水栓内
の弁口を開閉するスピンドルや分岐水路を開閉する止水
弁を備えた分岐水栓を装着し、この分岐水栓より温水洗
浄便座等へ水道水を分岐することで、配管工事を簡素化
したものがある。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】ところが上記構成の場
合、分岐水栓内にスピンドルを軸方向に移動するネジ溝
を設けている為に、分岐水栓が多少大型化するという問
題がある。 【０００４】そこで本発明は、分岐水栓をより小型化す
る事を目的とする。 【０００５】 【課題を解決するための手段】本発明は、水道管等に連
結する流入口と、この流入口から流入した水道水を弁口
を介して給水する流出口と、弁口を開閉する止水弁と、
この止水弁を開閉操作するスピンドルと、弁口に対向し
て開口し、スピンドルを挿入する挿入口とを備えた止水
栓に装着するものにおいて、スピンドルと交換して挿入
口より止水栓内に挿入され、弁口の下流と挿入口外部と
を連通する通水孔を形成した替スピンドルと、一端部を
挿入口に連結し、かつ他端部より替スピンドルの後端を
突出すると共に周壁適所に分岐水流出口を設けた分岐栓
本体と、この分岐栓本体の適所に一体的に形成され、分
岐水流出口に装着してこれを閉塞するキャップを仮止め
装着する装着部とから構成して成るものである。 【０００６】 【０００７】 【発明の実施の形態】本発明の実施例を先ず図１に基づ
き説明すると、１は便器本体で、例えばその後方にロー
タンク２を設置している。 【０００８】３は上記ロータンク２に水道水等を給水す
る給水管で、途中に止水栓４を介在している。 【０００９】上記止水栓４は周知のもので、例えば図２
に示す様に水道管５を連結する流入口６に相対向位置し
て挿入口７を開口し、かつこの挿入口に対向位置して弁
口８を形成していると共に、この弁口と上記挿入口７と
の間に流出口９に連通する水路10を形成し、また上記挿
入口７と水路10との間の周壁にスピンドル11を螺着する
螺子溝12を一体に形成し、上記挿入口７は、上記スピン
ドル11の後端部を貫通して外部に突出する貫通孔13を穿
孔したキャップ14にて閉塞している。 【００１０】図３は上記止水栓４の挿入口７部に本発明
の分岐水栓15を装着した状態を示すもので、16は上記止
水栓４の螺子溝12を用いて挿入口７内に装着した替スピ
ンドルである。 【００１１】又上記替スピンドル16は、その先端に上記
弁口８を開閉する周知の止水弁17を装着していると共
に、上記螺子溝12と螺合する螺子部18に、上記水路10と
挿入口７の外部とを連通する複数の通水孔19・・を穿孔
している。 【００１２】一方上記分岐水栓15は、円筒状分岐栓本体
20の一端部に袋ナット21によって上記止水栓４の挿入口
７に連結するフランジ22を備えた連結管23を螺着してい
ると共に、他端部に上記替スピンドル16の後端部24を貫
通して外部に突出する貫通孔25を穿孔し、かつ周壁適所
に分岐水流出口26を穿孔し、この流出口に、例えば上記
図１中に示す便器本体１に装着された温水洗浄装置27に
給水する分岐給水管28を接続している。 【００１３】而して、例えば便器本体１に温水洗浄装置
23を装着する準備として、止水栓４に分岐水栓15を装着
する場合には、図２において先ず給水管３への給水を止
めた後止水栓４のキャップ14とスピンドル11を取り外
し、代わりに止水栓４の挿入口７内に図３にて示す様に
替スピンドル16を螺着する。 【００１４】次いで分岐水栓15をその連結管23にて挿入
口７に連結した後、分岐栓本体20の分岐水流出口26に袋
ナット29にて分岐給水管28の一端を連結し、その他端を
温水洗浄装置27に連結すれば、給水管３の切断等を行う
ことなく比較的簡単に配管を行うことが出来るものであ
る。 【００１５】又上記配管が終了すれば、給水管３へ給水
することで弁口８−通水孔19−挿入口７−分岐水流出口
26−分岐給水管28を経て温水洗浄装置27に給水を行う。 【００１６】尚、弁口８の開閉に際しては、替スピンド
ル16の後端部に形成した−溝30にドライバー等を係合し
て替スピンドル16を回転すれば、この替スピンドルの先
端にて止水栓17を移動して弁口８を開閉操作出来る。 【００１７】図４は本発明の要部の実施例を示すもの
で、分岐栓本体２０の外周壁適所に円柱或るいは円柱状
の装着部３１を一体的に形成すると共に、この装着部の
外周囲にネジ溝３２を刻設し、かつこのネジ溝にてキャ
ップ３３を着脱自在に仮止めしている。 【００１８】上記キャップ33は、分岐水流出口26から分
岐給水管28を取り外した後分岐水流出口26に装着してこ
れを閉塞するもので、例えば上記温水洗浄装置27の修理
等を行う為に上記分岐給水管28を分岐栓本体20より取り
外しても、これを分岐水流出口26に装着して閉塞すれ
ば、弁口８を開いてロータンク２に給水を行う事がで
き、これにより便器本体１を支障なく使用出来るもので
ある。 【００１９】 【発明の効果】本発明の構成により、止水栓に設けられ
た弁口を開閉する替スピンドルを、止水栓本体に既に形
成されているネジ溝を用いて止水栓本体内に装着すると
共に、分岐栓本体の適所に、分岐水流出口に適宜装着し
てこれを閉塞するキャップを仮止めする装着部を一体的
に形成したことで、分岐栓本体内に分岐水流出口への給
水を停止する止水弁を内蔵する必要がなく、分岐水流出
口からの給水を停止しながら止水栓を介してロータンク
等へ給水を行う事が出来、分岐水栓の小型化によるコス
トダウンや、設置必要スペースの縮小による配管工事時
の施行性を向上する事が出来るものである。 【００２０】
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による実施例を示す斜視図である。
【図２】一般的な止水栓を示す側面縦断面図である。
【図３】本発明による実施例を示す側面縦断面図であ
る。 【図４】本発明の要部の実施例を示す側面縦断面図であ
る。 【符号の説明】 ４ 止水栓 ６ 流入口 ７ 挿入口 ８ 弁口 ９ 流出口 １１ スピンドル １５ 分岐水栓 １６ 替スピンドル １７ 止水弁 ２０ 分岐栓本体 ２６ 分岐水流出口 ３１ 装着部 ３３ キャップ
る。 【図４】本発明の要部の実施例を示す側面縦断面図であ
る。 【符号の説明】 ４ 止水栓 ６ 流入口 ７ 挿入口 ８ 弁口 ９ 流出口 １１ スピンドル １５ 分岐水栓 １６ 替スピンドル １７ 止水弁 ２０ 分岐栓本体 ２６ 分岐水流出口 ３１ 装着部 ３３ キャップ
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平８−105084（ＪＰ，Ａ)
特開 平６−136795（ＪＰ，Ａ)
実開 昭58−14554（ＪＰ，Ｕ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
E03C 1/042
E03C 1/02
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項１】 水道管等に連結する流入口と、この流入
口から流入した水道水を弁口を介して給水する流出口
と、上記弁口を開閉する止水弁と、この止水弁を開閉操
作するスピンドルと、上記弁口に対向して開口し、上記
スピンドルを挿入する挿入口とを備えた止水栓に装着す
るものにおいて、上記スピンドルと交換して上記挿入口
より止水栓内に挿入され、上記弁口の下流と挿入口外部
とを連通する通水孔を形成した替スピンドルと、一端部
を上記挿入口に連結し、かつ他端部より上記替スピンド
ルの後端を突出すると共に、周壁適所に分岐水流出口を
設けた分岐栓本体と、この分岐栓本体の適所に一体的に
形成され、上記分岐水流出口に装着してこれを閉塞する
キャップを仮止め装着する装着部とから構成した事を特
徴とする分岐水栓。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28193095A JP3392601B2 (ja) | 1995-10-30 | 1995-10-30 | 分岐水栓 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28193095A JP3392601B2 (ja) | 1995-10-30 | 1995-10-30 | 分岐水栓 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09125475A JPH09125475A (ja) | 1997-05-13 |
| JP3392601B2 true JP3392601B2 (ja) | 2003-03-31 |
Family
ID=17645928
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28193095A Expired - Fee Related JP3392601B2 (ja) | 1995-10-30 | 1995-10-30 | 分岐水栓 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3392601B2 (ja) |
-
1995
- 1995-10-30 JP JP28193095A patent/JP3392601B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09125475A (ja) | 1997-05-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090124 Year of fee payment: 6 |
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| S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
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| S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
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| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090124 Year of fee payment: 6 |
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| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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