JP3308168B2 - 湯水混合栓における取付機構 - Google Patents
湯水混合栓における取付機構Info
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Description
おける取付機構に関するものである。
ットバスの壁面部72に設置するための従来の取付機構
の一例を示す。図3において、給湯および給水用の各配
管取出し金具71が、例えば、ユニットバスの壁面部7
2に形成された給湯の取出口aおよび給水の取出口(図
示せず)に固着された状態で給湯配管73および給水配
管(図示せず)にそれぞれねじ止めされており、さら
に、各配管取出し金具71に各偏心管74a,74bを
ねじ込んだ後、湯水混合栓本体75の湯・水導入口にそ
れぞれ偏心管74a,74bが接続されている。なお、
76,77,78,79および80は、それぞれ、座
金、流量調整栓、蛇口、吐水量の調節が行われるレバー
および温度調節用レバーである。また、ストレーナ付き
逆止弁も偏心管74a,74bに具備されている。
は壁面部72との間に左右2個の偏心管74a,74b
を介して設置されるので、その分、前出しが大きくな
り、コンパクト化に問題があるとともに、湯側の偏心管
74aが高温になるため、やけどのおそれがあった。
金具71に接続するのに偏心管74a,74bを回転さ
せる必要があるから、特殊な環境下や設置場所により、
作業性が容易ではないという問題が生じる。
で、その目的は、容易な取り付け作業で、湯水混合栓本
体を給湯、給水各配管に取り付けることができるととも
に、取り付けスペースを縮小化でき、さらに、やけど等
が生じることのないよう安全性を確保できる湯水混合栓
における取付機構を提供することを目的としている。
に、この発明は、湯水混合栓本体を壁面部に設置して、
給湯配管および給水配管からそれぞれ供給される湯およ
び水を、湯水混合栓本体の湯導入口および水導入口か
ら、湯水の混合室に連通する湯室および水室に導くため
の湯水混合栓における取付機構において、ストレーナ付
き逆止弁および流量調整栓を一体に具備してなり、一端
が給湯配管および給水配管にそれぞれ螺着された状態
で、かつ、他端が前記壁面部に形成された取付用開口に
挿通・固定された状態で、湯水混合栓本体に取り付けら
れる一対の配管取出し金具と、湯水混合栓本体の湯導入
口および水導入口のねじ連結部に螺着されて湯室および
水室にそれぞれ連通する湯の導入路および水の導入路を
形成する貫通孔を有するとともに、前記各配管取出し金
具の前記他端にそれぞれナットを介して連結される湯導
入部材および水導入部材とを備え、更に、前記各配管取
出し金具の前記一端における筒状給湯路形成部分および
筒状給水路形成部分に、給湯配管および給水配管の雌ね
じ連結部にそれぞれ螺着される雄ねじ体を、抜け止め状
態で回転自在に設ける一方、前記湯導入部材の前記貫通
孔に嵌め込まれ、よって、給湯配管から湯側の前記配管
取出し金具を介して前記湯の導入路を通過する湯による
前記湯導入部材および湯側の前記ナットへの熱伝導を阻
止しうる断熱機能を有する材料からなる嵌込リング部材
を有し、しかも湯側の前記配管取出し金具を前記壁面部
に固定するよう湯側の前記配管取出し金具の前記他端を
湯水混合栓本体側から被覆する断熱機能を有する材料か
らなるカバー体を設けてある。
た取出し金具を固定し、その取出し金具にストレーナ付
き逆止弁や流量調整栓を有する偏心管をねじ込み、偏心
管を介して取出し金具と湯水混合栓本体を対向設置して
いたのに対し、この発明では、ストレーナ付き逆止弁お
よび流量調整栓を有する配管取出し金具を配管と湯水混
合栓本体に接続できるように構成して前出しを無くし、
更に、湯水混合栓本体および配管取出し金具の接続箇所
や、壁面部への配管取出し金具の固定箇所において露出
部分を少なくして、高温になっても断熱できるように構
成して壁面部の前面においてやけど等が生じるのを防止
し、しかも取出し金具の配管への取り付けを、取出し金
具に設けた雄ねじ体を配管の雌ねじ連結部に螺着するだ
けで行えるように構成して偏心管を回転させる場合に比
して施工し易くしたものである。
面に基づいて説明する。なお、それによってこの発明は
限定を受けるものではない。図1は、壁面部に固定され
た配管取出し金具を介して配管と湯水混合栓本体を対向
設置したこの発明の一実施形態を示し、図2は、その分
解斜視図を示す。なお、この実施形態では、湯水混合栓
Aを、ユニットバスの壁面部9に設置するための取付機
構の一例を示している。
水管2を備えた湯水混合栓本体で、その長手方向におけ
る一端に吐水量の調節が行われるレバー3が設けられ、
他端には温度調整用のレバー4が設けられ、この回動操
作により、湯水混合栓本体1の湯水の混合室(図示せ
ず)に連通する湯室5、水室(図示せず)内の湯・水の
混合比を調整する。6は、湯水混合栓本体1の長手方向
における後面側に設けられた湯導入口である。なお、以
下は湯側に限って説明を行う。水側の構成も湯側と同じ
である。
部8に螺着されており、湯室5に連通する湯の導入路h
を形成する断面略六角形の貫通孔iを有する。31は、
ねじ連結部8に螺着するねじ部である。
取付用開口10,11が形成されている。
出し金具で、ストレーナ13付き逆止弁14を内蔵した
上部金具部分15と、流量調整栓16を備えた下部金具
部分17とを一体に並設して構成されている。そして、
給湯配管20に連通する給湯路bを形成する給湯孔18
が下部金具部分17から上部金具部分15にわたって形
成されている。15aおよび17aは、それぞれ、ねじ
部である。
に螺着される雄ねじ体で、下部金具部分17の筒状給湯
路形成部分23に抜け止め状態で回転自在に設けられて
いる。つまり、雄ねじ体21は、筒状給湯路形成部分2
3に形成された段差24およびフランジ25によって抜
け止め状態で回転できる。なお、雄ねじ体21の頭21
aは、六角形状に形成されており、工具で回転し易くな
っている。26はシール用パッキンである。したがっ
て、配管取出し金具12の雄ねじ体21を給湯配管20
の雌ねじ連結部22に挿入した後、工具を用いて雄ねじ
体21を雌ねじ連結部22にねじ込むだけの容易な作業
で給湯配管20と配管取出し金具12を接続することが
でき、偏心管を回転させる従来例に比して省施工を実現
できる。要するに、配管取出し金具12の一端には、雄
ねじ体21が設けられ、他端にはねじ部15aおよび1
7aが上下一対設けられている。
まれる樹脂製の嵌込リング部材で、湯の導入路hのため
の湯孔34が穿設されている。よって、給湯配管20か
ら配管取出し金具12を介して記湯の導入路hを通過す
る湯による湯導入部材7への熱伝導を阻止できる。
金具12と湯水混合栓本体1を接続するためのナット
で、湯導入部材7のねじ部31と、上部金具部分15の
ねじ部15aに螺着する。よって、給湯配管20から配
管取出し金具12を介して記湯の導入路hを通過する湯
によるナット33への熱伝導を阻止できる。
等の機能を有する水導入部材(図示せず)は、湯水混合
栓本体1の水導入口のねじ連結部(図示せず)に螺着さ
れているだけで、この水導入部材の貫通孔には、湯導入
部材7に嵌め込まれる嵌込リング部材30に相当するも
のは不要である。
aおよび17aを湯水混合栓本体側から被覆する樹脂製
のカバー体で、上下に開口35a,35bを有し、配管
取出し金具12を壁面部9に固定する。
配管取出し金具12を、ねじ部15aおよび17aを壁
面部9の取付用開口10,11に挿通した後、湯水混合
栓本体側からねじ部15aおよび17aそれぞれに、す
べりパッキン40,41を通し、これらをナット42で
締めつけ、その後、カバー体35の開口35a,35b
をねじ部15aおよび17aに通してカバー体35を壁
面部9に当接し、さらに、カバー体止めリング43でカ
バー体35を壁面部9に締めつけ、最後に、湯水混合栓
本体1とのシール用接続パッキン44をねじ部15aお
よび湯導入部材7間に介挿し、ナット33によって湯導
入部材7と上部金具部分15を連結する。これにより、
湯水混合栓Aを、ユニットバスの壁面部9に設置でき
る。
2個の取付用開口10,11を形成し、この取付用開口
10,11にそれぞれ上部金具部分15および下部金具
部分17を挿通した状態で、配管取出し金具12を壁面
部9に固定するようにし、水側においても同様の構成で
あるので、配管取出し金具の挿通開口が湯側と水側にお
いてそれぞれ1つである従来の取り付けに比して、この
実施形態の方が安定性を有する。
ストレーナ付き逆止弁および流量調整栓を有する配管取
出し金具を配管と湯水混合栓本体に接続できるように構
成し、湯水混合栓本体および配管取出し金具の接続箇所
や、壁面部への配管取出し金具の固定箇所において露出
部分を少なくして、高温になっても断熱できるように構
成し、更に、取出し金具の配管への取り付けを、取出し
金具に設けた雄ねじ体を配管の雌ねじ連結部に螺着する
だけで行えるように構成してあるので、以下の効果を奏
する。
短くすること、つまり、偏心管を不要にできた分、前出
しを小さくできてコンパクト化が可能になるとともに、
コンパクト化に伴う取付スペースの縮小化が可能であ
る。2.従来では湯側の偏心管が高温になるからやけど
のおそれがあったけれども、この発明では、壁面部の前
面側において従来のような露出部分が少ないため、やけ
ど等の心配はない。3.従来偏心管に設けていた水栓部
材を一体に具備させて配管取出し金具を構成したので、
取付に必要な接続部品を減数できる。また、コスト安に
なる。さらに、作業工数を削減できて取付の手間が省
け、省施工を実現できる。
ある。
の分解斜視図である。
8…ねじ連結部、9…壁面部、10,11…取付用開
口、12…配管取出し金具、13…ストレーナ、14…
逆止弁、16…流量調整栓、20…給湯配管、21…雄
ねじ体、22…雌ねじ連結部、23…筒状給湯路形成部
分、30…嵌込リング部材、33…湯側のナット、35
…樹脂製のカバー体、b…給湯路、h…湯の導入路、i
…貫通孔。
Claims (2)
- 【請求項1】 湯水混合栓本体を壁面部に設置して、給
湯配管および給水配管からそれぞれ供給される湯および
水を、湯水混合栓本体の湯導入口および水導入口から、
湯水の混合室に連通する湯室および水室に導くための湯
水混合栓における取付機構において、ストレーナ付き逆
止弁および流量調整栓を一体に具備してなり、一端が給
湯配管および給水配管にそれぞれ螺着された状態で、か
つ、他端が前記壁面部に形成された取付用開口に挿通・
固定された状態で、湯水混合栓本体に取り付けられる一
対の配管取出し金具と、湯水混合栓本体の湯導入口およ
び水導入口のねじ連結部に螺着されて湯室および水室に
それぞれ連通する湯の導入路および水の導入路を形成す
る貫通孔を有するとともに、前記各配管取出し金具の前
記他端にそれぞれナットを介して連結される湯導入部材
および水導入部材とを備え、更に、前記各配管取出し金
具の前記一端における筒状給湯路形成部分および筒状給
水路形成部分に、給湯配管および給水配管の雌ねじ連結
部にそれぞれ螺着される雄ねじ体を、抜け止め状態で回
転自在に設ける一方、前記湯導入部材の前記貫通孔に嵌
め込まれ、よって、給湯配管から湯側の前記配管取出し
金具を介して前記湯の導入路を通過する湯による前記湯
導入部材および湯側の前記ナットへの熱伝導を阻止しう
る断熱機能を有する材料からなる嵌込リング部材を有
し、しかも湯側の前記配管取出し金具を前記壁面部に固
定するよう湯側の前記配管取出し金具の前記他端を湯水
混合栓本体側から被覆する断熱機能を有する材料からな
るカバー体を設けてあることを特徴とする湯水混合栓に
おける取付機構。 - 【請求項2】 湯側の前記配管取出し金具は、ストレー
ナ付き逆止弁を内蔵した上部金具部分と、流量調整栓を
備えた下部金具部分とを一体に並設してなる一方、前記
壁面部に形成された上下2個の取付用開口に前記上部金
具部分および下部金具部分がそれぞれ挿通された状態
で、前記上部金具部分および下部金具部分の各挿通部分
が前記カバー体および湯側の前記ナットによって被覆さ
れている請求項1に記載の湯水混合栓における取付機
構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22055796A JP3308168B2 (ja) | 1996-08-03 | 1996-08-03 | 湯水混合栓における取付機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22055796A JP3308168B2 (ja) | 1996-08-03 | 1996-08-03 | 湯水混合栓における取付機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1046639A JPH1046639A (ja) | 1998-02-17 |
JP3308168B2 true JP3308168B2 (ja) | 2002-07-29 |
Family
ID=16752867
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22055796A Expired - Fee Related JP3308168B2 (ja) | 1996-08-03 | 1996-08-03 | 湯水混合栓における取付機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3308168B2 (ja) |
-
1996
- 1996-08-03 JP JP22055796A patent/JP3308168B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH1046639A (ja) | 1998-02-17 |
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