JPH11236720A - 水 栓 - Google Patents

水 栓

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Publication number
JPH11236720A
JPH11236720A JP3885698A JP3885698A JPH11236720A JP H11236720 A JPH11236720 A JP H11236720A JP 3885698 A JP3885698 A JP 3885698A JP 3885698 A JP3885698 A JP 3885698A JP H11236720 A JPH11236720 A JP H11236720A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spindle
handle
faucet
water
water supply
Prior art date
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Pending
Application number
JP3885698A
Other languages
English (en)
Inventor
Akimitsu Umemoto
明光 梅本
Hiroyuki Sakurai
博幸 櫻井
Nobue Iwanaka
信枝 岩中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toto Ltd filed Critical Toto Ltd
Priority to JP3885698A priority Critical patent/JPH11236720A/ja
Publication of JPH11236720A publication Critical patent/JPH11236720A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Domestic Plumbing Installations (AREA)
  • Lift Valve (AREA)
  • Mechanically-Actuated Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハンドルを着脱するだけで、一般家庭用とし
てまたパブリックトイレ用として使用可能な水栓を提供
する。 【解決手段】 水栓本体1には、給水の入口部2、給水
の出口部3、スピンドル挿入部4が設けられ、スピンド
ル挿入部4にはスピンドル8を螺合し、また、スピンド
ル挿入部4の外端開口は内側にシール部材11を保持し
たキャップ12を螺着することで閉塞され、このキャッ
プ12を貫通してスピンドル8のハンドル取付け部13
が外部に突出し、更に、スピンドル8のハンドル取付け
部13の端面には径方向にドライバ差込み溝が形成され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は止水栓や給水栓など
として用いる水栓に関し、特に流路を開閉するスピンド
ルとハンドルに特徴を持たせた水栓に関する。
【0002】
【従来の技術】キッチン、洗面化粧台、便器のロータン
ク等に水道水や湯を供給する配管の途中には従来から止
水栓を設け、必要な時、例えば止水栓の下流側に設けた
バルブの弁体を交換する時などには止水栓を閉めて作業
するようにしている。或いは、給水圧力が高い場合には
止水栓を絞って、バルブから必要以上の勢いで湯水が吐
出することを防止している。
【0003】図10に従来の一般的な止水栓の構造を示
す。止水栓本体100には給水の入口部101、給水の
出口部102、スピンドル挿入部103が設けられ、給
水の入口部101には上流側配管104が接続し、給水
の出口部102には下流側配管105が接続し、また、
止水栓本体100内は隔壁106にて上流側室107と
下流側室108に画成され、これら上流側室107と下
流側室108を弁座部を形成した連通穴109で連通
し、またスピンドル挿入部103にはスピンドル110
を螺合し、このスピンドル110の止水栓本体100か
ら突出した端部にはハンドル111をスプライン係合に
よって両者が空回りしないように取付け、このハンドル
111を操作することでスピンドル110を進退動さ
せ、スピンドル110先端に取付けた弁体112で連通
穴109を開閉するようにしている。
【0004】また、水栓の構造としては、上記の他に、
実公昭61−23102号公報或いは実開昭1−843
61号公報に開示されるように、ハンドルを設けずにス
ピンドル挿入部の開口をキャップにて閉塞するととも
に、キャップからスピンドルの端部を突出せしめ、この
スピンドルの外端面にドライバの差込み溝を形成してス
ピンドルを回転操作可能としたものもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図10に示す構造の止
水栓は、ハンドルが大きいため操作性は確かに良いので
あるが、キッチンや洗面化粧台などのキャビネット内に
設置した場合には、キャビネット内に物を収納する際、
このハンドルが邪魔になる上、止水栓下流側に設けられ
るバルブにハンドスプレーを備えたものにおいては、ハ
ンドスプレー用のホースがハンドルに引っ掛かってホー
スを傷めることもある。また、パブリックトイレに使用
すると、せっかく止水栓を絞って適正流量が流れるよう
に調整しても、ハンドルがあるがために悪戯し易く、悪
戯により止水栓を閉じて用便後に水が流れなかったり、
逆に止水栓を全開にして用便後に水勢が強すぎて洗浄水
が飛び散ったりする。
【0006】一方、実公昭61−23102号公報或い
は実開昭1−84361号公報に開示される水栓にあっ
ては、弁を開閉するのに常にドライバ等の治具が必要な
ので、パブリックトイレに使用しても悪戯され難いので
あるが、一般家庭においてはハンドルが無いことによ
り、物の収納やホースの引き出しに邪魔にならない反
面、狭いキャビネット内でドライバを使って開閉するの
は極めて困難である。
【0007】上述したように、従来にあっては、使用箇
所に応じて水栓の構造が決ってしまい、共用することが
できない。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく本
発明では、給水の入口部、給水の出口部、スピンドル挿
入部を備え、スピンドルを回転せしめることで進退動せ
しめ、この進退動によって流路を開閉するようにした水
栓において、前記スピンドル端部に、ハンドル取付部
と、工具等によってスピンドルを回転させるための差込
部とを共に形成した。このような構成とすることで、ハ
ンドルを取付けた状態で一般家庭向きとなり、ハンドル
を外した状態でパブリックトイレ向きになる。
【0009】ここで、工具としては、プラスドライバ
ー、マイナスドライバー、六角レンチ等が考えられ、し
たがって、差込部の形状としては、+、−或いは六角穴
等が考えられる。
【0010】前記ドライバ差込み溝をハンドル取付け部
の外端面に形成した場合には、当該ドライバ差込み溝は
ハンドル取付け用のネジ穴と交差する構成にすることが
でき、また、ハンドルの外径寸法を水栓本体のスピンド
ル挿入部の外径寸法に略等しくすることで、キャビネッ
ト内に物を収納する際、このハンドルが邪魔にならない
上、止水栓下流側に設けられるバルブにハンドスプレー
を備えたものにおいては、ハンドスプレー用のホースが
ハンドルに引っ掛かり難く、しかも操作性を損うことも
ない。
【0011】更に、ハンドルの一部に、スピンドルに取
付けた状態で前記ドライバ差込み溝に係合する凸部を形
成することで、ハンドルでスピンドルを廻す際の空廻り
等を防止している。
【0012】尚、本発明の水栓は鋳造によって製造する
ことも可能であるが、鍛造による製造も可能である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。ここで、図1は本発明に係る
水栓のハンドルを付けた状態の断面図、図2は本発明に
係る水栓のハンドルを外した状態の断面図、図3は水栓
内に組み込むスピンドルの側面図、図4は同スピンドル
の端面図、図5はハンドルの底面図、図6はハンドルの
一部を切り欠いた側面図である。
【0014】アングル状をなす水栓本体1には、給水の
入口部2、給水の出口部3、スピンドル挿入部4が設け
られ、給水の入口部2には上流側配管5が螺合し、給水
の出口部3には下流側配管6が挿入され外側にナット部
材7を螺合することで下流側配管6を固定している。こ
の下流側配管6としては例えばフレキシブルチューブを
用いることが可能である。
【0015】また、スピンドル挿入部4にはスピンドル
8を螺合し、スピンドル8を廻すことでスピンドル8は
図において左右方向に進退動する構造になっている。そ
して、このスピンドル8の先端には連通穴9を開閉する
弁体10を取付けている。
【0016】また、スピンドル挿入部4の外端開口は内
側にシール部材11を保持したキャップ12を螺着する
ことで閉塞され、このキャップ12を貫通してスピンド
ル8のハンドル取付け部13が外部に突出し、このハン
ドル取付け部13には軸方向にネジ穴14が刻設され、
ハンドル取付け部13にハンドル15を外嵌した後、ネ
ジ穴14にネジ16を締め込むことで、ハンドル15が
ハンドル取付け部13に固定される。
【0017】ところで、図3及び図4に示すように、ス
ピンドル8のハンドル取付け部13の端面には径方向に
ネジ穴14と交差するようにドライバ差込み溝17が形
成されている。
【0018】したがって、図1に示すように、ハンドル
15がハンドル取付け部13に固定されている状態で
は、ハンドル15を介してスピンドル8を廻すことで弁
を開閉し、図2に示すように、ハンドル15を外した状
態では、ドライバで直接スピンドル8を廻すことで弁を
開閉する。
【0019】尚、図5、図6に示すように、ハンドル1
5の一部にはドライバ差込み溝17に係合する凸部18
を形成しているので、ハンドル15でスピンドル8を廻
す際にガタつきや空廻りが生じることがない。従って、
必ずしもハンドル15をネジ16でスピンドル8に固定
することなしに、ハンドル15をスピンドル8に外嵌す
るだけでスピンドル8を回転操作することが出来る。ま
た、開口19はネジ16を挿通するためのものである。
【0020】図7乃至図9は別実施例に係る水栓の断面
図であり、ハンドルを取付けた状態を示しているが、い
ずれの実施例もハンドルを外した状態でも使用できるの
は、前記実施例と同様である。
【0021】先ず図7に示す実施例にあっては、図1に
示したアングルタイプをストレートタイプにしたもので
あり、図8に示す実施例にあっては、図1に示した実施
例とハンドル15の形状を異ならせ、更に図9に示す実
施例にあっては、図8に示したアングルタイプをストレ
ートタイプにしたものである。
【0022】特に、図8及び図9に示すタイプの水栓に
あっては、ハンドル15の外径を水栓本体、具体的には
キャップ12の外径と略々等しくしているので、キャビ
ネット内に物を収納する際、このハンドルが邪魔になら
ない上、止水栓下流側に設けられるバルブにハンドスプ
レーを備えたものにおいては、ハンドスプレー用のホー
スがハンドルに引っ掛かり難く、しかも操作性を損うこ
ともない。
【0023】以上の実施例においては、止水栓の例を示
したが、本発明に係る水栓は屋外の散水栓等にも適用で
きる。
【0024】
【発明の効果】以上に説明した如く本発明によれば、止
水栓等として使用する水栓の弁体を開閉するスピンドル
にハンドル取付け部とドライバ差込み溝を形成し、ハン
ドルを着脱するだけで、パブリックトイレ向きと一般家
庭向きに対応することができる構成としたので、部品の
共用化を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る水栓のハンドルを付けた状態の断
面図
【図2】本発明に係る水栓のハンドルを外した状態の断
面図
【図3】水栓内に組み込むスピンドルの側面図
【図4】同スピンドルの端面図
【図5】ハンドルの底面図
【図6】ハンドルの一部を切り欠いた側面図
【図7】別実施例に係る水栓の断面図
【図8】別実施例に係る水栓の断面図
【図9】別実施例に係る水栓の断面図
【図10】従来の水栓の構造を示す断面図
【符号の説明】
1…水栓本体、2…給水の入口部、3…給水の出口部、
4…スピンドル挿入部、5…上流側配管、6…下流側配
管、7…ナット部材、8…スピンドル、9…連通穴、1
0…弁体、11…シール部材、12…キャップ、13…
ハンドル取付け部、14…ネジ穴、15…ハンドル、1
6…ネジ、17…ドライバ差込み溝、18…凸部、19
…開口部。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給水の入口部、給水の出口部、スピンド
    ル挿入部を備え、スピンドルを回転せしめることで進退
    動せしめ、この進退動によって流路を開閉するようにし
    た水栓において、前記スピンドル端部に、ハンドル取付
    部と、工具等によってスピンドルを回転させるための差
    込部とを共に形成したことを特徴とする水栓。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の水栓において、水栓本
    体から突出するスピンドル端部がハンドル取付部とさ
    れ、前記差込部はハンドル取付部の外端面にハンドル取
    付用のネジ穴と交差するように形成されていることを特
    徴とする水栓。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の水栓において、前記ハ
    ンドルにはスピンドルに取付けた状態で前記差込部に係
    合する凸部が形成されていることを特徴とする水栓。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の水栓において、前記ハ
    ンドルの外径寸法は水栓本体のスピンドル挿入部の外径
    寸法に略等しいことを特徴とする水栓。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4に記載の水栓にお
    いて、この水栓は止水栓であることを特徴とする水栓。
JP3885698A 1998-02-20 1998-02-20 水 栓 Pending JPH11236720A (ja)

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JP3885698A JPH11236720A (ja) 1998-02-20 1998-02-20 水 栓

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JP3885698A JPH11236720A (ja) 1998-02-20 1998-02-20 水 栓

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ID=12536856

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JP3885698A Pending JPH11236720A (ja) 1998-02-20 1998-02-20 水 栓

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JP (1) JPH11236720A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009287840A (ja) * 2008-05-29 2009-12-10 Mitsubishi Electric Corp 給湯機の貯湯タンクユニット
CN110513495A (zh) * 2018-08-08 2019-11-29 台州尚代洁具科技股份有限公司 一种家用水龙头
CN110594425A (zh) * 2018-08-08 2019-12-20 台州尚代洁具科技股份有限公司 一种漱口方便的水龙头

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