JP2660904B2 - 節水器具 - Google Patents

節水器具

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JP2660904B2
JP2660904B2 JP6011347A JP1134794A JP2660904B2 JP 2660904 B2 JP2660904 B2 JP 2660904B2 JP 6011347 A JP6011347 A JP 6011347A JP 1134794 A JP1134794 A JP 1134794A JP 2660904 B2 JP2660904 B2 JP 2660904B2
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貢 杉山
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SHIRUBAA MEDEIKARU KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば水栓の蛇口、
シャワーヘッドあるいはシャワーホースなどの接続部位
内に装着される節水器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の節水器具としては、例えば水栓の
バルブ部内にゴム等の駒体を設けて、この駒体により弁
体の開度を規制し、これによって、節水効果を得てい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の節水器具にあっては、水栓のバルブ部内に駒
体が設けられているために、駒体を装着する際、水道の
元栓を閉弁しなければならず、装着作業が面倒であるば
かりでなく、頻繁なバルブの開閉操作によって駒体の摩
耗が激しいために、長期に亘って節水効果を持続させる
ことができないという問題があった。
【0004】
【発明の目的】この発明の目的は、装着作業が容易に行
なえ、かつ、長期に亘って節水効果を持続させることが
できるようにした節水器具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、この発明は水栓の蛇口等に継手部材を介して着
脱自在に接続された吐出管の接続部位内に嵌挿される器
具本体を備え、この器具本体は、前記吐出管の内径とほ
ぼ等しい外径を有する円筒体からなり、この円筒体の流
通孔を前記吐出管の内径よりも約1/2程度の小さな孔
径に形成し、かつその両端開口部をテーパ面に形成し、
円筒体の一方の外周端縁に吐出管の内径よりも大きくか
つその外径とほぼ等しい径からなる係止鍔部を形成する
とともに、円筒体の流通孔を螺旋溝に形成した
【0006】
【作用】すなわち、この発明は、上記の構成を採用する
ことにより、器具本体を水栓の蛇口等に継手部材を介し
て着脱自在に接続される吐出管の接続部位内に嵌挿する
ようになっているために、器具本体を装着する際、従前
のような水道の元栓を閉弁する必要がない。
【0007】しかも、器具本体が吐出管の内径とほぼ等
しい外径を有する円筒体にて形成され、かつ、この円筒
体の流通孔を吐出管の内径よりも約1/2程度の小さな
孔径に形成してなるために、蛇口の水栓バルブを全開し
ても、吐出管からの流出量が半減し、約50%の節水が
可能になる。
【0008】また、流通孔の両端開口部をテーパ面に形
成してなるために、流通孔への流入及び流通孔からの流
出が円滑になり、安定した流水効果が得られ、これによ
って、異音の発生が防止され、消音効果が高められる。
【0009】さらに、円筒体の一方の外周端縁に吐出管
の内径よりも大きくかつその外径とほぼ等しい径からな
る係止鍔部を形成してなるために、吐出管の接続部位内
への装着状態が安定する。
【0010】また、円筒体の流通孔を螺旋溝に形成する
ことにより、流出抵抗が大きくなるために、流出量が減
少し、これによって、節水効果がより高められる。
【0011】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照しなが
ら詳細に説明すると、図1はこの発明に係る節水器具の
第1実施例を示すもので、図中1は器具本体である。
【0012】この器具本体1は、図2及び図3に示すよ
うに、例えば水道の配管系に設けた水栓10の蛇口11
にフクロナットからなる継手部材12を介して着脱自在
にかつ回転自在に接続された吐出管13の接続部位内に
嵌挿される円筒体2からなるとともに、この円筒体2
は、例えば金属または硬質ゴムあるいは合成樹脂等にて
成形されているとともに、前記吐出管13の内径D1と
ほぼ等しい外径d1を有する。
【0013】そして、前記器具本体1を形成する円筒体
2の流通孔3は、前記吐出管13の内径D1よりも約1
/2程度の小さな孔径d2に形成され、その両端開口部
3a,3bをテーパ面に形成してなる構成を有する。
【0014】また、前記円筒体2の一方の外周端縁2a
には、係止鍔部4が形成され、この係止鍔部4は、前記
吐出管13の内径D1よりも大きくかつその外径D2と
ほぼ等しい径d3からなっている。
【0015】しかして、上記の構成によれば、前記器具
本体1が水道の配管系に設けた水栓10の蛇口11に接
続された吐出管13の接続部位内に嵌挿されるようにな
っていることから、装着時、水道の元栓を閉弁する必要
がない。
【0016】また、前記吐出管13の内径D1とほぼ等
しい外径d1を有する円筒体2からなる器具本体1の流
通孔3が、前記吐出管13の内径D1よりも約1/2程
度の小さな孔径d2に形成されているために、蛇口11
の水栓バルブを全開しても、吐出管13からの流出量を
半減させることが可能になる。
【0017】さらに、前記器具本体1の流通孔3の両端
開口部3a,3bをテーパ面に形成してなるために、流
通孔3への流入及び流通孔3からの流出が円滑になる。
【0018】さらにまた、前記器具本体1を構成する円
筒体2の一方の外周端縁2aには、前記吐出管13の内
径D1よりも大きくかつその外径D2とほぼ等しい径d
3からなる係止鍔部4が形成されているために、前記吐
出管13の接続部位内への装着を安定して行なえる。
【0019】図4はこの発明に係る節水器具の第2実施
例を示すもので、前記器具本体1の流通孔3に螺旋溝3
1を形成してなる構成を有するものである。
【0020】ところで、前記器具本体1を吐出管13の
接続部位内に装着するにあたっては、図2及び図3に示
すように、吐出管13側に嵌挿させる場合には、円筒体
2の係止鍔部4が上流側に位置するように嵌挿され、ま
た、蛇口11側に嵌挿させる場合には、円筒体2の係止
鍔部4が下流側に位置するように嵌挿される。
【0021】なお、上記した実施例においては、器具本
体1を水栓の蛇口に接続される吐出管の接続部位内に装
着して説明したが、例えばシャワーヘッドあるいはシャ
ワーホースなどの接続部位内に装着することも可能であ
る。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明は、器具本体を水栓の蛇口等に継手部材を介して着脱
自在に接続される吐出管の接続部位内に嵌挿するように
なっていることから、器具本体を装着する際、従前のよ
うな水道の元栓を閉弁する必要がないために、装着作業
を簡便にかつ容易に行なうことができるとともに、耐久
性の向上を図ることができ、これによって、長期に亘っ
て節水効果を持続させることができる。
【0023】しかも、器具本体が吐出管の内径とほぼ等
しい外径を有する円筒体にて形成され、かつ、この円筒
体の流通孔を吐出管の内径よりも約1/2程度の小さな
孔径に形成してなるために、蛇口の水栓バルブを全開し
ても、吐出管からの流出量を半減させることができ、約
50%の節水効果を図ることができる。
【0024】また、流通孔の両端開口部をテーパ面に形
成してなるために、流通孔への流入及び流通孔からの流
出が円滑になり、安定した流水効果を得ることができ、
これによって、異音の発生を防止することができるとと
もに、消音効果を高めることができる。
【0025】さらに、円筒体の一方の外周端縁に吐出管
の内径よりも大きくかつその外径とほぼ等しい径からな
る係止鍔部を形成してなるために、吐出管の接続部位内
への装着状態を安定させることができる。
【0026】また、円筒体の流通孔を螺旋溝に形成する
ことにより、流出抵抗が大きくなるために、流出量を減
少させることができ、これによって、節水効果をより高
めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る節水器具の第1実施例を示す
断面図。
【図2】 同じく節水器具の水栓への装着状態を示す説
明図。
【図3】 図2のA部における要部拡大断面図。
【図4】 この発明に係る節水器具の第2実施例を示す
断面図。
【符号の説明】
1・・・器具本体、2・・・円筒体、3・・・流通孔、
3a,3b・・・開口端部、31・・・螺旋溝、4・・
・係止鍔部、10・・・水栓、11・・・蛇口、12・
・・継手部材、13・・・吐出管、d1・・・円筒体の
外径、d2・・・流通孔の孔径、d3・・・係止鍔部の
径、D1・・・吐出管の内径、D2・・・吐出管の外
径。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水栓の蛇口等に継手部材を介して着脱自在
    に接続された吐出管の接続部位内に嵌挿される器具本体
    を備え、 この器具本体は、前記吐出管の内径とほぼ等しい外径を
    有する円筒体からなり、 この円筒体の流通孔を前記吐出管の内径よりも約1/2
    程度の小さな孔径に形成し、かつその両端開口部をテー
    パ面に形成し、 円筒体の一方の外周端縁に吐出管の内径よりも大きくか
    つその外径とほぼ等しい径からなる係止鍔部を形成する
    とともに、円筒体の流通孔を螺旋溝に形成した ことを特
    徴とする節水器具。
JP6011347A 1994-01-07 1994-01-07 節水器具 Expired - Lifetime JP2660904B2 (ja)

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JPH07197496A JPH07197496A (ja) 1995-08-01
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