JP3691990B2 - 流量調節具用アダプタ及び流量調節構造体 - Google Patents

流量調節具用アダプタ及び流量調節構造体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は流量調節具を流体配管に設けるための流量調節具用アダプタを用いた流量調節構造体に関する。更に詳しくは、既存の流体配管から構成される任意の流体経路の吐出側に、流体の速さを低下させずに流量を制御することができる流量調節具を設けることができ、様々な径や形状の流体配管においても同一の流量調節具を用いることができ、且つ、流量調節具の紛失や盗難を防止するための流量調節具用アダプタを用いた流量調節構造体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、流体配管内に設置して流量を調節する流量調節具が開発され使用されている。このような流量調節具としては、実開平5−19743号公報、及び実用新案登録第3010894号公報等に示された、水道水の節水を行うための流量調節具がある。
これらの流量調節具Rは、図15に示すように、流体配管の蛇口3のバルブ部31と胴部32との継ぎ目3に配設したり、シャワーヘッドを設けたシャワーホースの根元に配設する等して使用される。この様に使用することで、水道水の勢いを減じることなく水量を減らすことができ、使用感を損ねることなく水道水の節約を行うことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、継ぎ目が設けられていなかったり、管の断面形状が楕円や方形である蛇口等には、流量調節具Rを配設することができなかった。また、様々な管径を備える蛇口があるため、管径に合った流量調節具Rを配設する必要があった。
図15に示すように、流量調節具Rを配設した継ぎ目33と吐水口322との間の距離が長かったり、屈折があったりすると、吐水されるまでに水道水の勢いが落ちてしまうことで使用感が損なわれることがあった。
また、流量調節具Rの配設は、流量調節具R自身が備えるフランジ部R2を継ぎ目33に掛止して行うため、フランジ部R2の径が流体配管の内径以下であったり、流体配管の外径以上であったりすると流量調節具Rの配設が行えなかった。このため、流体配管の内外径に応じて、適した大きさの流量調節具Rを用意する必要があった。
【0004】
更に、蛇口やシャワーホース等の流体配管を修理等のために分解した場合、配設されていた流量調節具Rを紛失したり、再び配設し忘れることがある。また、流量調節具Rが盗難されることがある。
しかし、外見上では流量調節具Rが失われているかどうかを判別することは困難であり、水道料金の請求額が増加することで失われていることに気づくことが多々ある。
【0005】
本発明は、このような問題点を解決するものであり、流体の速さを低下させずに流量を制御することができる流量調節具をより吐出口側で用いることができ、様々な径や形状の流体配管においても同一の流量調節具を用いることができるとともに、流量調節具の紛失や盗難等を防止することができる流量調節具用アダプを用いた流量調節構造体を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本第1、2又は3発明の流量調節具構造体において、流量調節具用アダプタは、流体の流量を調整する流量調節具を、流体配管と該流体配管の端部側に具備される吐水器との間に介設するための流量調節具用アダプタであって、該流量調節具用アダプタは、連通した空洞を形成するための内壁を具備するアダプタ本体と、該流体配管と接続するために該アダプタ本体の上流側に設けられる継手手段と、該アダプタ本体の下流側に設けられる吐水器接続手段とを備え、該内壁は上記流量調節具を載置して配設するための切欠部が形成されていることを特徴とする。
【0007】
本第発明の流量調節具構造体において、上記吐水器は泡沫器、又はシャワーヘッドを設けたシャワーホースとすることができる。
本第発明の流量調節具構造体において、上記継手手段は雄ねじ又は雌ねじによって構成され、上記アダプタ本体の表面形状は略円筒形状であり、上記流体配管及び上記継手手段を専用工具によって互いに脱着するための掛止穴を備えるものとすることができる。
本第6発明の流量調節具構造体において、上記流量調節具は、上記ノズルユニットと、流入量調節ユニットとからなり、上記流入量調節ユニットは、上記流入穴に挿入されて上記ノズルユニットに入る流体の流量を制限する略筒状の挿入部を有することができる。
【0008】
本第7、8又は9発明の流量調節具構造体において、流量調節具用アダプタは、流体の流量を調整する流量調節具を流体配管の先端側に配設するための流量調節具用アダプタであって、該流量調節具用アダプタは、連通した空洞を形成するための内壁を具備するアダプタ本体と、該流体配管と配設するために該アダプタ本体の上流側に設けられる継手手段とを備え、該内壁は上記流量調節具を載置して配設するための切欠部が形成されていることを特徴とする。
【0009】
本第10発明の流量調節具構造体において、上記継手手段は雄ねじ又は雌ねじによって構成され、上記アダプタ本体の表面形状は略円筒形状であり、上記流体配管及び上記継手手段を専用工具によって互いに脱着するための掛止穴を備えるとすることができる。
本第11発明の流量調節具構造体において、上記流量調節具は、上記ノズルユニットと、流入量調節ユニットとからなり、上記流入量調節ユニットは、上記流入穴に挿入されて上記ノズルユニットに入る流体の流量を制限する略筒状の挿入部を有することができる。
【0010】
本流量調節具用アダプタは流体配管の任意の部位に介設するように設けることができるが、流量調節具を通過した流体の勢いを失いにくい吐水口側に近接するよう、又は先端側に設けるのが好ましい。
【0011】
上記アダプタ本体の表面形状を「略円筒形状」とするのは、配管工事等で一般に用いられる工具(例えば、プライヤー、ペンチ、レンチ、及びスパナ等)によって本流量調節具用アダプタを把持することを困難にすることで、本流量調節具用アダプタの脱着を困難とし、流量調節具用アダプタ内の流量調節具用アダプタを取り出すことができないようにするためである。
また、上記「掛止穴」は、図11に例示するような上記「専用工具」である脱着工具8の掛止突起81を掛止するための穴であり、脱着工具8によって本流量調節具用アダプタを回動させて、雄ねじ又は雌ねじである継手手段をゆるめ、本流量調節具用アダプタの脱着を行う。
【0012】
本流量調節具用アダプタに収納して用いる流量調節具は、流体の流量を調整するものであれば任意に選択することができる。このうち、以下に記す流量調節具が特に好ましい。
【0013】
本発明の流量調節構造体は、流体の流量を調整する以下の流量調節具と、該流量調節具を具備可能な流量調節具用アダプタとを備えることを特徴とする。
【0014】
本第1又は7発明の流量調節構造体において、上記流量調節具は、略柱状のノズル部と、該ノズル部の後に設けられるフランジ部と、からなるノズルユニットであって、該ノズル部は、該後端から前端に向かって設けられる流入穴と、該ノズル部の前端面又は前端近辺の側面からノズル中心軸に向かって設けられ該流入穴の先端部と連通する吐出孔と、を有しており、上記吐出孔は、ノズル中心軸方向の前方に対して90度以下の所定の角度をもって設けられており、上記流入穴の先端部は、略球面状に形成された複数の先端内面を有しており、該吐出孔は、複数設けられているとすることができる。
【0015】
本第2又は8発明の流量調節構造体において、上記流量調節具は、略柱状のノズル部と、該ノズル部の後端に設けられるフランジ部と、からなるノズルユニットであって、該ノズル部は、該後端から前端に向かって設けられる流入穴と、該ノズル部の前端面又は前端近辺の側面からノズル中心軸に向かって設けられ該流入穴の先端部と連通する吐出孔と、を有しており、上記吐出孔は、ノズル中心軸方向の前方に対して90度以下の所定の角度をもって設けられており、上記ノズル部側面には、該ノズル部の後端近辺から上記吐出孔の開口に至る排出溝が設けられており、上記排出溝は、上記吐出孔の開口の位置において吐出孔の開口の幅と略同様の幅に、上記ノズル部の後端近辺において吐出孔の開口の幅よりも狭く設けられているノズルユニットとすることができる。
本第3又は9発明の流量調節構造体において、上記流量調節具は、略柱状のノズル部と、該ノズル部の後端に設けられるフランジ部と、からなるノズルユニットであって、該ノズル部は、該後端から前端に向かって設けられる流入穴と、該ノズル部の前端面又は前端近辺の側面からノズル中心軸に向かって設けられ該流入穴の先端部と連通する吐出孔と、を有しており、上記吐出孔は、ノズル中心軸方向の前方に対して90度以下の所定の角度をもって設けられており、上記ノズル部側面には、該ノズル部の後端近辺から上記吐出孔の開口に至る排出溝が設けられており、該吐出孔のノズル部表面側の開口の上記ノズル中心軸側の部分は、該ノズル中心軸方向前方に対して該吐出孔の角度よりも小さい所定の角度をもって該ノズル中心軸に向かう仮想円筒の曲面によって、該ノズル中心軸寄りにえぐられているノズルユニットとすることができる。
【0016】
なお、流量調節構造体において、上記流量調節具はノズルユニットと、流入量調節ユニットとからなり、該ノズルユニットは、略柱状のノズル部と、該ノズル部の後端に設けられるフランジ部とからなり、該ノズル部は、該後端から前端に向かって設けられる流入穴と、該ノズル部の前端面又は前端近辺の側面からノズル中心軸に向かって設けられ該流入穴の先端部と連通する吐出孔と、を有しており、上記流入量調節ユニットは、上記流入穴に挿入されて上記ノズルユニットに入る流体の流量を制限する略筒状の挿入部を有することができる。
【0017】
ここで、「ノズル部の前端面又は前端近辺の側面」からノズル中心軸に向かって設けられる吐出孔は、その表面側の開口がノズル部の前端面及び側面の両方にかかるように設けられるものであってもよい。また、「ノズル中心軸」とは、略柱状に設けられるノズル部の中心軸である。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図14を用いて本発明である流量調節具用アダプタ及びそれを用いた流量調節構造体の実施の形態を説明する。
〔実施例1〕
(1)流量調節具用アダプタの構成
本実施例1は図3に示すように、泡沫器付き蛇口3に予め設けられている泡沫器と取り替えて設ける流量調節具用アダプタ1Aと、流量調節具Rとを備えた流量調節構造体である。
流量調節具用アダプタ1Aはクロムメッキが施された真鍮製であり、図1及び2に示すように、アダプタ本体11、給水側継手手段121、接続手段122、及び掛止穴13を備える。また、流量調節構造体に用いる流量調節具用アダプタ1A内には泡沫器2及び流量調節具Rが配設されている。
【0019】
アダプタ本体11は略円筒形状であり、流量調節具Rを収納し、流体を通過させるための空洞を有する。この空洞を形成するアダプタ本体11の内壁111には、流量調節具Rのフランジ部(図4及び図5におけるフランジ部62、72、並びに図6及び図7におけるフランジ部62を参照。)を引っ掛けて載置するための切欠部112が設けられている。
給水側継手手段121は雌ねじが形成され、図3に示す蛇口3の胴部32の吐水口322に螺合することができる。また、吐水器接続手段である接続手段122は泡沫器2を載置するための溝が設けられている。
掛止穴13はアダプタ本体11の外側表面に設けられており、図11に示すような上記「専用工具」である脱着工具8の掛止突起81を掛止することができる大きさとなっている。
上記「吐水器」である泡沫器2は既存の泡沫器と同様の構成を備え、周囲に設けられている吐水器フランジ部21によって接続手段122の溝に係止して配設される。
【0020】
(2)流量調節具の態様
流量調節具用アダプタ1A内に載置する流量調節具Rは、上記「課題を解決するための手段」において説明したような任意の形態とすることができるが、更に、以下のようなものを使用することができる。
【0021】
即ち、図4及び図8に示すように、吐出孔612が、ノズル中心軸を中心として互いに略均等の角度をあけて4個設けられている流量調節具とすることができる。
かかる態様においては、十分な孔の面積、即ち流体の流出量を確保することができる。そして、吐出孔612は、互いに略均等の角度をあけて複数設けられているため、各吐出孔612から放出される流体は、互いに干渉しあうことなく、放出時の速さを保ったまま流れる。
従って、このような流量調節具Rを使用して節水を行う場合にも、良好な使用感と十分な節水効果の両立を得ることができる。
【0022】
また、図4及び図6に示すように、排出溝614を、上記吐出孔612の開口の位置において吐出孔612の開口の幅と略同様の幅に、上記ノズル部61の後端近辺において吐出孔612の開口の幅よりも狭く設けることもできる。
かかる態様とすれば、吐出孔612から吐出される流体が排出溝614内の流体に働いて排出溝614内の流体を引き出す力に対して、排出溝614内の流体の量が十分少なく、効果的に排出溝614内の流体を引き出すことができる。従って、ノズルユニット6の外周と配管内壁との間に溜まる液体を、順次、排出溝614を通じて効果的に前方に排出することができる。
【0023】
即ち、この態様のノズルユニット6を使用する場合は、蛇口3を開いた直後からより効果的に一定の吐出量(節水量)が保たれる。
従って、このような流量調節具Rを使用して節水を行う場合にも、蛇口3の開閉頻度等によって節水効果が影響を受けることが少なく、より安定して節水を行うことができる。
【0024】
そして、吐出孔612は図4〜図7に示すように、そのノズル部61表面側であり、且つ上記ノズル中心軸側である開口部分を、ノズル中心軸方向前方に対して吐出孔612の角度よりも小さい所定の角度をもってノズル中心軸に向かう仮想円筒の曲面612Cによって、ノズル中心軸寄りにえぐられているように構成することもできる。
【0025】
かかる態様とすれば、吐出孔612の向き(角度)については、その吐出孔612から排出される流体がその後部において排出溝614内の流体を引き出すという作用の点からも好適な角度としつつ、更に、開口しているノズル中心軸側の内壁612Cの角度はよりノズル中心軸に対して浅い角度に設定して、流体の前方への勢いを失わせずに流体を前方に向けて吐出することができる。
従って、本流量調節具Rによる連続使用を行う場合にも、良好な使用感と十分な節水効果の両立を図りやすい。
【0026】
また、略柱状のノズル部61と、ノズル部61の後端に設けられるフランジ部62と、からなるノズルユニット6であって、ノズル部61は、後端61Rから前端61Fに向かって設けられる流入穴611と、ノズル部61の前端面61R又は前端61F近辺の側面からノズル中心軸に向かって設けられ流入穴611の先端部と連通する吐出孔612と、を有しており、上記吐出孔612は、ノズル中心軸方向の前方に対して90度以下の所定の角度をもって設けられており、上記ノズル部61は、図6〜図8に示すように、その前端面の外周の角が落とされている(61C)態様とすることもできる。
【0027】
一方、流入量調節ユニット7は樹脂製であり、図9及び図10に示すように、略円筒状の挿入部71と、挿入部71後端に設けられるフランジ部72と、からなる。挿入部71は円筒形状であって、その中心孔711は、任意の径で設けることができる。また、フランジ部72は、挿入部71後端の外周に設けられる。
【0028】
本流量調節具Rは、図4及び図5に示すように、流入量調節ユニット7の挿入部71がノズルユニット6の後方から流入穴611内に挿入され、両者が組み合わされて構成される。このような流入量調節ユニット7をノズルユニット6の後方に設けることで、安価に作製可能な流入量調節ユニット7の中心孔711の径を任意に替えたものを使用することができ、吐水する流量を容易に調節することができる。
【0029】
(3)流量調節構造体の効果
本流量調節構造体はこのような流量調節具用アダプタ1A及び流量調節具Rを組合わせて用いることで、以下に示す効果が得ることができる。つまり、図3に示すように、流量調節具用アダプタ1Aの内壁111の切欠部112に載置された流量調節具Rと、吐出口である泡沫器2とが近接しており、流量調節具Rを通過した水道水が、その勢いが大きく減ずる前に泡沫器2によって泡沫となって吐出される。これによって、吐出する泡沫となった水道水の勢いは、水量が少ないにも関らず大きいものとなり、使用感を損ねることがない。
【0030】
また、管の断面形状が円形では無かったり、流量調節具Rを配設することができる空間がない蛇口であっても、本流量調節具用アダプタ1Aを用いることで流量調節具Rを配設することができる。
更に、アダプタ本体11は一般の工具では把持が困難である円筒形状であるため、図11に示すような脱着工具8を用いないと容易に脱着ができず、流量調節具用アダプタ1Aの内壁111の切欠部112に載置された流量調節具Rが容易に取り出しできない。また、一般の工具で無理に把持して脱着を行っても、アダプタ本体11に傷がつくために、脱着を行おうとしたことが外観から容易に判別することができる。
【0031】
〔実施例2〕
(1)流量調節具用アダプタの構成
本実施例2は図14に示すように、シャワーヘッド4を設けたシャワーホース5と、蛇口3との間に設ける流量調節具用アダプタ1Bと、流量調節具Rとを備えた流量調節構造体である。
流量調節具用アダプタ1Bはクロムメッキが施された真鍮製であり、図12及び13に示すように、アダプタ本体11、給水側継手手段121、吐水側継手手段123、及び掛止穴13を備える。また、流量調節構造体に用いる流量調節具用アダプタ1B内には流量調節具Rが配設されている。
【0032】
アダプタ本体11は略円筒形状であり、流量調節具Rを収納し、流体を通過させるための空洞を有する。この空洞を形成するアダプタ本体11の内壁111には、流量調節具Rのフランジ部(図4及び図5におけるフランジ部62、72、並びに図6及び図7におけるフランジ部62を参照。)を引っ掛けて載置するための切欠部112が設けられている。
給水側継手手段121は雌ねじが形成され、図14に示す蛇口3の継手に螺合することができる。また、吐水側継手手段123は雄ねじが形成され、シャワーホース5の継手手段51に螺合することができる。
掛止穴13はアダプタ本体11の外側表面に設けられており、図11に示すような上記「専用工具」である脱着工具8の掛止突起81を掛止することができる大きさとなっている。
【0033】
(2)流量調節具の態様
流量調節具用アダプタ内に備える流量調節具Rは、実施例1の「(2)流量調節具の態様」にて例示した流量調節具Rを同様に用いることができる。
【0034】
(3)流量調節構造体の効果
本流量調節構造体はこのような流量調節具用アダプタ1B及び流量調節具Rを組合わせて用いることで、以下に示す効果が得ることができる。つまり、図14に示すように、シャワーホース5と蛇口3との螺合部分を外し、蛇口3の継手には給水側継手手段121、シャワーホース5の継手手段51には吐水側継手手段123を螺合させることで、流量調節具用アダプタ1Bを介設して使用される。
【0035】
また、管の断面形状が円形では無かったり、流量調節具Rを配設することができる空間がないシャワーホースであっても、本流量調節具用アダプタ1Bを用いることで容易に流量調節具Rを配設することができる。更に、配設方法や流体配管の内径等が異なるにも関わらず、実施例1の流量調節具Rと同一の流量調節具Rを使用することができる。
また、アダプタ本体11は一般の工具では把持が困難である円筒形状であるため、図11に示すような脱着工具8を用いないと容易に脱着ができず、流量調節具用アダプタ1Bの内壁111の切欠部112に載置された流量調節具Rが容易に取り出しできない。また、一般の工具で無理に把持して脱着を行っても、アダプタ本体11に傷がつくために、脱着を行おうとしたことが外観から容易に判別することができる。
【0036】
尚、本発明においては、上記実施例に限らず、目的、用途に応じて本発明の範囲内で種々変更した実施例とすることができる。即ち、給水側継手手段121は、実施例に示した形態だけではなく、他の任意の形態とすることができる。例えば、給水側継手手段121を雄ねじ構造とすることもできるし、接着等の手段によって設けることができる。また、泡沫器接続手段122、吐水側継手手段123においても、給水側継手手段121と同様に、他の任意の形態とすることができる。
更に、実施例1に示す流量調節具用アダプタ1Aの下流側に吐水器を設けず、開放した形態とすることができる。
【0037】
【発明の効果】
本第1、2又は3発明の流量調節具構造体によれば、既存の流体配管から構成される任意の流体経路の吐出側に、流体の速さを低下させずに流量を制御することができる流量調節具を用いることができる。また、様々な径や形状の流体配管においても同一の流量調節具を用いることができる。また、第発明に示すように、泡沫器やシャワーヘッド等に適している。
また、第発明の流量調節具用アダプタによれば、流量調節具の紛失や盗難等を防止することができる流量調節具用アダプタとすることができる。
【0038】
本第7、8又は9発明の流量調節具構造体によれば、既存の流体配管から構成される任意の流体経路の吐出口に、流体の速さを低下させずに流量を制御することができる流量調節具を用いることができる。また、第10発明の流量調節具構造体によれば、流量調節具の紛失や盗難等を防止することができる流量調節具用アダプタとすることができる。
【0039】
特に、本発明の流量調節具構造体によれば、既存の流体配管から構成される任意の流体経路の吐出側に、流体の速さを低下させずに流量を制御することができる。また、上記流量調節具を用いることで、良好な使用感と十分な節水効果の両立を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例1の流量調節具用アダプタを説明するための正面図である。
【図2】本実施例1の流量調節具用アダプタを説明するための縦断面図である。
【図3】本実施例1の流量調節具用アダプタを使用する状態を示す説明図である。
【図4】本発明に用いられる流量調節具の側面図である。
【図5】本発明に用いられる流量調節具の断面図である。
【図6】本発明に用いられるノズルユニットの側面図である。
【図7】本発明に用いられるノズルユニットの断面図である。
【図8】本発明に用いられるノズルユニットの正面図である。
【図9】本発明に用いられる流入量調節ユニットの側面図である。
【図10】本発明に用いられる流入量調節ユニットの正面図である。
【図11】脱着工具を用いて流量調節具用アダプタを脱着する様子を示す説明図である。
【図12】本実施例2の流量調節具用アダプタを説明するための正面図である。
【図13】本実施例2の流量調節具用アダプタを説明するための縦断面図である。
【図14】本実施例2の流量調節具用アダプタを使用する状態を示す説明図である。
【図15】蛇口内に流量調節具を配設して使用する状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1;流量調節具用アダプタ、11;アダプタ本体、111;内壁、112;切欠部、121;給水側継手手段、122;泡沫器接続手段、123;吐水側継手手段、13;掛止穴、2;泡沫器、3;蛇口、31;バルブ部、32;胴部、321;吐水口、33;継ぎ目、4;シャワーヘッド、42;吐水口、5;シャワーホース、51;継手手段、R;流量調節具、6;ノズルユニット、61;ノズル部、61R;後端面、61F;前端面、61S;側面、61C;面取部、611;流入穴、612;吐出孔、612O;開口、612C;円筒面、613;誘導溝部、613B;境界線、614;排出溝、62;フランジ部、7;流入量調節ユニット、71;挿入部、711;中心孔、72;フランジ部、8;脱着工具、81;掛止突起、C1;吐出孔の中心線、C2;仮想円筒の中心線。

Claims (11)

  1. 流体の流量を調整する流量調節具と、該流量調節具を具備可能な流量調節具用アダプタとを備える流量調節具構造体であって、
    上記流量調節具は、略柱状のノズル部と、該ノズル部の後端に設けられるフランジ部と、からなるノズルユニットであって、該ノズル部は、該後端から前端に向かって設けられる流入穴と、該ノズル部の前端面又は前端近辺の側面からノズル中心軸に向かって設けられ該流入穴の先端部と連通する吐出孔と、を有しており、上記吐出孔は、ノズル中心軸方向の前方に対して90度以下の所定の角度をもって設けられており、上記流入穴の先端部は、略球面状に形成された複数の先端内面を有しており、該吐出孔は、複数設けられており、
    上記流量調節具用アダプタは、上記流量調節具を、流体配管と該流体配管の端部側に具備される吐水器との間に介設するためのアダプタであって、該流量調節具用アダプタは、連通した空洞を形成するための内壁を具備するアダプタ本体と、該流体配管と接続するために該アダプタ本体の上流側に設けられる継手手段と、該アダプタ本体の下流側に設けられる吐水器接続手段とを備え、該内壁は上記流量調節具を載置して配設するための切欠部が形成されていることを特徴とする流量調節具構造体
  2. 流体の流量を調整する流量調節具と、該流量調節具を具備可能な流量調節具用アダプタとを備える流量調節具構造体であって、
    上記流量調節具は、略柱状のノズル部と、該ノズル部の後端に設けられるフランジ部と、からなるノズルユニットであって、該ノズル部は、該後端から前端に向かって設けられる流入穴と、該ノズル部の前端面又は前端近辺の側面からノズル中心軸に向かって設けられ該流入穴の先端部と連通する吐出孔と、を有しており、上記吐出孔は、ノズル中心軸方向の前方に対して90度以下の所定の角度をもって設けられており、上記ノズル部側面には、該ノズル部の後端近辺から上記吐出孔の開口に至る排出溝が設けられており、上記排出溝は、上記吐出孔の開口の位置において吐出孔の開口の幅と略同様の幅に、上記ノズル部の後端近辺において吐出孔の開口の幅よりも狭く設けられており、
    上記流量調節具用アダプタは、上記流量調節具を、流体配管と該流体配管の端部側に具備される吐水器との間に介設するためのアダプタであって、該流量調節具用アダプタは、連通した空洞を形成するための内壁を具備するアダプタ本体と、該流体配管と接続するために該アダプタ本体の上流側に設けられる継手手段と、該アダプタ本体の下流側に設けられる吐水器接続手段とを備え、該内壁は上記流量調節具を載置して配設するための切欠部が形成されていることを特徴とする流量調節具構造体
  3. 流体の流量を調整する流量調節具と、該流量調節具を具備可能な流量調節具用アダプタとを備える流量調節具構造体であって、
    上記流量調節具は、略柱状のノズル部と、該ノズル部の後端に設けられるフランジ部と、からなるノズルユニットであって、該ノズル部は、該後端から前端に向かって設けられる流入穴と、該ノズル部の前端面又は前端近辺の側面からノズル中心軸に向かって設けられ該流入穴の先端部と連通する吐出孔と、を有しており、上記吐出孔は、ノズル中心軸方向の前方に対して90度以下の所定の角度をもって設けられており、上記ノズル部側面には、該ノズル部の後端近辺から上記吐出孔の開口に至る排出溝が設けられており、該吐出孔のノズル部表面側の開口の上記ノズル中心軸側の部分は、該ノズル中心軸方向前方に対して該吐出孔の角度よりも小さい所定の角度をもって該ノズル中心軸に向かう仮想円筒の曲面によって、該ノズル中心軸寄りにえぐられており、
    上記流量調節具用アダプタは、上記流量調節具を、流体配管と該流体配管の端部側に具備される吐水器との間に介設するためのアダプタであって、該流量調節具用アダプタは、連通した空洞を形成するための内壁を具備するアダプタ本体と、該流体配管と接続するために該アダプタ本体の上流側に設けられる継手手段と、該アダプタ本体の下流側に設けられる吐水器接続手段とを備え、該内壁は上記流量調節具を載置して配設するための切欠部が形成されていることを特徴とする流量調節具構造体
  4. 上記吐水器は泡沫器、又は先端にシャワーヘッドを設けたシャワーホ ースである請求項1乃至3のいずれか一項に記載の流量調節具構造体
  5. 上記継手手段は雄ねじ又は雌ねじによって構成され、上記アダプタ本体の表面形状は略円筒形状であり、上記流体配管及び上記継手手段を専用工具によって互いに脱着するための掛止穴を備える請求項1乃至4のいずれか一項に記載の流量調節具構造体
  6. 上記流量調節具は、上記ノズルユニットと、流入量調節ユニットとからなり、上記流入量調節ユニットは、上記流入穴に挿入されて上記ノズルユニットに入る流体の流量を制限する略筒状の挿入部を有する請求項1乃至5のいずれか一項に記載の流量調節構造体
  7. 流体の流量を調整する流量調節具と、該流量調節具を具備可能な流量調節具用アダプタとを備える流量調節具構造体であって、
    上記流量調節具は、略柱状のノズル部と、該ノズル部の後端に設けられるフランジ部と、からなるノズルユニットであって、該ノズル部は、該後端から前端に向かって設けられる流入穴と、該ノズル部の前端面又は前端近辺の側面からノズル中心軸に向かって設けられ該流入穴の先端部と連通する吐出孔と、を有しており、上記吐出孔は、ノズル中心軸方向の前方に対して90度以下の所定の角度をもって設けられており、上記流入穴の先端部は、略球面状に形成された複数の先端内面を有しており、該吐出孔は、複数設けられており、
    上記流量調節具用アダプタは、上記流量調節具を流体配管の先端側に配設するためのアダプタであって、該流量調節具用アダプタは、連通した空洞を形成するための内壁を具備するアダプタ本体と、該流体配管と配設するために該アダプタ本体の上流側に設けられる継手手段とを備え、該内壁は上記流量調節具を載置して配設するための切欠部が形成されていることを特徴とする流量調節具構造体
  8. 流体の流量を調整する流量調節具と、該流量調節具を具備可能な流量調節具用アダプタとを備える流量調節具構造体であって、
    上記流量調節具は、略柱状のノズル部と、該ノズル部の後端に設けられるフランジ部と、からなるノズルユニットであって、該ノズル部は、該後端から前端に向かって設けられる流入穴と、該ノズル部の前端面又は前端近辺の側面からノズル中心軸に向かって設けられ該流入穴の先端部と連通する吐出孔と、を有しており、上記吐出孔は、ノズル中心軸方向の前方に対して90度以下の所定の角度をもって設けられており、上記ノズル部側面には、該ノズル部の後端近辺から上記吐出孔の開口に至る排出溝が設けられており、上記排出溝は、上記吐出孔の開口の位置において吐出孔の開口の幅と略同様の幅に、上記ノズル部の後端近辺において吐出孔の開口の幅よりも狭く設けられており、
    上記流量調節具用アダプタは、上記流量調節具を流体配管の先端側に配設するためのアダプタであって、該流量調節具用アダプタは、連通した空洞を形成するための内壁を具備するアダプタ本体と、該流体配管と配設するために該アダプタ本体の上流側に設けられる継手手段とを備え、該内壁は上記流量調節具を載置して配設するための切欠部が形成されていることを特徴とする流量調節具構造体。
  9. 流体の流量を調整する流量調節具と、該流量調節具を具備可能な流量調節具用アダプタとを備える流量調節具構造体であって、
    上記流量調節具は、略柱状のノズル部と、該ノズル部の後端に設けられるフランジ部と、からなるノズルユニットであって、該ノズル部は、該後端から前端に向かって設けられる流入穴と、該ノズル部の前端面又は前端近辺の側面からノズル中心軸に向かって設けられ該流入穴の先端部と連通する吐出孔と、を有しており、上記吐出孔は、ノズル中心軸方向の前方に対して90度以下の所定の角度をもって設けられており、上記ノズル部側面には、該ノズル部の後端近辺から上記吐出孔の開口に至る排出溝が設けられており、該吐出孔のノズル部表面側の開口の上記ノズル中心軸側の部分は、該ノズル中心軸方向前方に対して該吐出孔の角度よりも小さい所定の角度をもって該ノズル中心軸に向かう仮想円筒の曲面によって、該ノズル中心軸寄りにえぐられており、
    上記流量調節具用アダプタは、上記流量調節具を流体配管の先端側に配設するためのア ダプタであって、該流量調節具用アダプタは、連通した空洞を形成するための内壁を具備するアダプタ本体と、該流体配管と配設するために該アダプタ本体の上流側に設けられる継手手段とを備え、該内壁は上記流量調節具を載置して配設するための切欠部が形成されていることを特徴とする流量調節具構造体。
  10. 上記継手手段は雄ねじ又は雌ねじによって構成され、上記アダプタ本体の表面形状は略円筒形状であり、上記流体配管及び上記継手手段を専用工具によって互いに脱着するための掛止穴を備える請求項7乃至9のいずれか一項に記載の流量調節具構造体。
  11. 上記流量調節具は、上記ノズルユニットと、流入量調節ユニットとからなり、上記流入量調節ユニットは、上記流入穴に挿入されて上記ノズルユニットに入る流体の流量を制限する略筒状の挿入部を有する請求項7乃至10のいずれか一項に記載の流量調節構造体。
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