JPH10259881A - 通水装置 - Google Patents

通水装置

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JPH10259881A
JPH10259881A JP6798697A JP6798697A JPH10259881A JP H10259881 A JPH10259881 A JP H10259881A JP 6798697 A JP6798697 A JP 6798697A JP 6798697 A JP6798697 A JP 6798697A JP H10259881 A JPH10259881 A JP H10259881A
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JP
Japan
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water
opening
partition wall
strainer
partition
Prior art date
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Pending
Application number
JP6798697A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Hashimoto
幸男 橋本
Shingo Mori
慎吾 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ストレーナや弁体を取り外すと自動的に通水
が停止される通水装置を提供する。 【解決手段】 ボディー12の流入口14と流出口16
とを隔てる隔壁18に開口20が設けられている。スピ
ンドル24にストレーナ22が装着され、このスピンド
ル24にロッド26が装着されている。ロッド26は開
口20を通って隔壁18の上流側に突出している。隔壁
18の上流側に、開口20を閉鎖しうるボール32が収
容されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通水装置に係り、特
に水栓、止水栓、ストレーナ付き通水装置などにおいて
弁体やストレーナを取り外したときの水流出を防止する
機構を備えた通水装置に関する。
【0002】
【従来の技術】水栓や止水栓においては、流入口と流出
口とを有したボディー内にこれらを隔てるように隔壁が
設けられ、隔壁の上流側と下流側とを連通する開口が該
隔壁に設けられている。弁体が隔壁下流側から該開口の
縁部に着座することにより止水され、離座することによ
り通水ないし通水可能状態となる。
【0003】ストレーナ付きの通水装置の場合、この隔
壁の下流側にストレーナ保持部材が配置され、このスト
レーナ保持部材にストレーナが設けられている。隔壁の
開口を通った水はこのストレーナを通過して流出口へ到
る。
【0004】このような通水装置において、弁体やスト
レーナの交換、点検などのために弁体やストレーナ保持
部材をボディー外に取り外すことがある。このときに水
が流出しないようにするためには上流側給水配管に設け
られた止水栓や給水元栓を閉める必要があり、面倒であ
る。また、これらを閉め忘れたときにはボディー外に水
が大量に流出してしまう。
【0005】特開平8−326928号公報には、スト
レーナを取り外すのに先立って止水弁を閉弁させない限
りはストレーナの取り外し作業ができないよう構成した
止水栓が記載されているが、構成が複雑である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の従来
技術の問題点を解決し、弁体やストレーナをボディーか
ら取り外すと自ずから隔壁開口を閉鎖する簡易な構成を
有した通水装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1)の通
水装置は、水の流入口、流出口、これらの流入口と流出
口との間に設けられた隔壁、及びこの隔壁に設けられた
開口を有するボディーと、該隔壁の下流側に配置されて
おり、該開口の縁部に対し着座可能な弁体とを有する通
水装置において、該弁体に該開口を通って隔壁よりも上
流側へ突出するロッドを設けると共に、該弁体が該ロッ
ドと共に該ボディーから除去されたときに、該開口の縁
部に対し隔壁上流側から当接して止水する止水部材を設
けたことを特徴とするものである。この通水装置は、水
栓や止水栓に適用するのに好適である。
【0008】本発明(請求項3)の通水装置は、水の流
入口、流出口、これらの流入口と流出口との間に設けら
れた隔壁、及びこの隔壁に設けられた開口を有するボデ
ィーと、該隔壁の下流側に配置されたストレーナ保持部
材及び該ストレーナ保持部材に保持されたストレーナと
を有する通水装置において、該ストレーナ保持部材に該
開口を通って隔壁よりも上流側へ突出するロッドを設け
ると共に、該ストレーナ保持部材が該ロッドと共に該ボ
ディーから除去されたときに、該開口の縁部に対し隔壁
上流側から当接して止水する止水部材を設けたことを特
徴とするものである。
【0009】このような本発明の通水装置においては、
弁体やストレーナ保持部材をボディー外に取り外すと、
止水部材が開口を閉鎖するため、水が流出しない。弁体
やストレーナ保持部材をボディーに装着した状態にあっ
ては、ロッドが開口から上流側へ突出しており、止水部
材が開口を閉鎖することはなく、水は流入口から該開口
を通って流出口へ流通可能である。
【0010】本発明では、止水部材としてはボールが好
適である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態について説明する。第1図は実施の形態に係るス
トレーナ付き通水装置10の断面図である。
【0012】この通水装置10のボディー12は、流入
口14と流出口16とを隔てるように隔壁18が設けら
れており、この隔壁18にその上流側と下流側とを連通
するように開口20が設けられている。
【0013】隔壁18の下流側に、ストレーナ22の保
持部材としてのスピンドル24が設けられており、この
スピンドル24に取り付けられたロッド26が該開口2
0を通って隔壁18の上流側に突出している。
【0014】スピンドル24はその外周面に雄ネジが設
けられており、ボディー12に設けられた雌ネジに対し
この雄ネジが螺合しており、スピンドル24を回転させ
ることにより該スピンドル24をストレーナ22と共に
ボディー12外に取り出すことが可能である。なお、ス
ピンドル24とボディー12との間はOリング28によ
ってシールされている。
【0015】スピンドル24の隔壁18側は筒状となっ
ており、隔壁18の下流側面に突設された段部に嵌合し
ている。このスピンドル24の筒状部分の内外を連通す
るように窓孔30が設けられており、前記ストレーナ2
2はこの窓孔30の外側を取り巻くように設けられてい
る。
【0016】この実施の形態にあっては、止水部材とし
てのボール32が隔壁18の上端側に挿入されている。
このボール32の直径は、流入口14よりも小さく、該
流入口14に装着された給水管34の内径よりも大き
い。また、ボール32の直径は、開口20の直径よりも
大きい。開口20の上流側の縁部は、ボール32が着座
するようにテーパ状のボールシート部となっている。
【0017】このように構成されたストレーナ付き通水
装置10にあっては、スピンドル24を取り外すと、水
圧によってボール32が開口20を閉鎖するように該開
口20に嵌り込み、ボディー12から水が流出すること
が防止される。スピンドル24を装着した状態にあって
は、ロッド26が開口20を通って隔壁18の上流側に
突出しているため、ボール32が開口20を閉鎖するこ
とがなく、流入口14からの水は開口20、ストレーナ
22を通って流出口16に至る。
【0018】なお、当然ながら、ボール32は給水管3
4を流入口14に装着する前にボディー12内に挿入さ
れる。給水管34を流入口14に装着することにより、
ボール32がボディー12外に抜け出すことが防止され
る。
【0019】なお、流入口14に給水管34を装着する
ことによりボール32の抜け出しを防止する代わりに、
次の第2図の実施の形態のようにボール抜け出し防止用
のストッパリングをボディー12に取り付けても良い。
【0020】第2図は実施の形態に係る通水装置として
の止水栓40を示す断面図である。この止水栓40のボ
ディー42も、流入口44と流出口46とを隔てる隔壁
48を備え、この隔壁48に開口50が設けられてい
る。
【0021】隔壁48の下流側において、ボディー42
にスピンドル52が螺着されており、該スピンドル52
を回すことにより該スピンドル52が隔壁48に向って
進退可能とされている。
【0022】このスピンドル52の先端側に穿設された
ガイド穴54に止水コマ56のガイド軸58が摺動可能
に挿入されている。この止水コマ56は、隔壁48の下
流側から開口50の縁部に着座するコマパッキン60を
備えている。また、この止水コマ56は、開口50を通
って隔壁48の上流側に突出するロッド62を備えてい
る。
【0023】隔壁48の上流側のボディー42内には止
水部材としてのボール64が挿入されている。流入口4
4からボール64が抜け出すことを防止するために、ス
トッパリング66がボディー42の内周に装着されてい
る。
【0024】前記スピンドル52の外周に配置されたキ
ャップナット68がボディー42に螺着され、このキャ
ップナット68とボディー42の先端面との間にパッキ
ン70が介在されている。このパッキン70がスピンド
ル52の外周面に密着することにより、シールが行われ
ている。
【0025】前記流出口46にはサプライ管72がサプ
ライ管取付けナット74により装着されている。76は
シールパッキンを示す。
【0026】このように構成された止水栓40において
は、スピンドル52を前進方向に回転させることによ
り、コマパッキン60が隔壁48に密着し、流入口44
と流出口46とが遮断される。サプライ管72への通水
を行う場合には、スピンドル52を反対方向に回し、コ
マパッキン60を隔壁48から離反させる。スピンドル
52がパッキン70に当接するまで後退した場合におい
ても、ロッド62が開口50を通って隔壁48の上流側
に突出しており、ボール64が開口50を閉鎖すること
はない。
【0027】止水コマ56の点検、交換等のためにスピ
ンドル52をボディー42から取り外す場合、先ずキャ
ップナット68を取り外し、次いでスピンドル52を回
転させる。スピンドル52がボディー42から取り外さ
れると、これと共に止水コマ56もボディー42外に取
り出される。そして、ボール64がロッド62に邪魔さ
れることなく開口50のボールシート部50aに着座
し、該開口50を閉鎖する。このため、スピンドル52
を取り外してもボディー42から水が流出することがな
い。
【0028】この実施の形態にあっては、ストッパリン
グ66を用いてボール64の抜け出しを防止している
が、流入口44に装着される給水管の内径をボール64
の直径よりも小さくすることによってボール64の抜け
出しを防止するようにしても良い。
【0029】また、第2図の実施の形態にあっては、ス
ピンドル52に止水コマ56のみが設けられているが、
第1図と同様にしてストレーナを該スピンドルに装着
し、ストレーナ付き止水栓としても良い。
【0030】第3図は実施の形態に係る水栓(単水栓)
80の縦断面図である。
【0031】この水栓80のボディー82も、流入口8
4と流出口(吐水口)86とを隔てるように隔壁88が
設けられ、この隔壁88に開口90が設けられている。
ボディー82に螺着されたスピンドル92の下端にガイ
ド穴94が穿設されており、止水コマ96のガイド軸9
8がこのガイド穴94に摺動自在に挿入されている。こ
の止水コマ96に設けられたコマパッキン100が開口
90の周縁部に上方から着座可能とされている。
【0032】この止水コマ96は、開口90を通って隔
壁88の上流側に突出するロッド102を備えている。
隔壁88の上流側には、開口90を閉鎖しうる止水部材
としてのボール104が挿入されている。流入口84の
近傍には、このボール104の抜け出しを防止するため
のストッパリング106が装着されている。
【0033】前記スピンドル92を抑えるためにキャッ
プナット108がボディー82に螺着されており、この
キャップナット108とボディー82との間にパッキン
110が介在されている。パッキン110がスピンドル
92の外周面に密着し、シールが行われている。
【0034】スピンドル92の上端にはハンドル112
がボルト114によって固定取付けされている。
【0035】このように構成された水栓80において
は、周知の通り、ハンドル112を回すことにより止水
コマ96が上下動し、流出口86からの吐水、止水及び
吐水流量調節を行うことができる。
【0036】コマパッキン100の点検、交換等のため
にスピンドル92を取り外すには、キャップナット10
8を取り外し、スピンドル92を回してボディー82外
に抜き出す。これに伴って止水コマ96もボディー82
外に取り出される。この場合、ボール104が開口90
に下側から嵌り込み、水が流出することが防止される。
【0037】上記実施の形態においては、いずれも止水
部材としてボール32,64,104が用いられている
が、本発明においては、フラッパー弁や、ボディーに設
けられた回動式のアームに装着された弁体(図示略)等
にてこの止水部材を構成しても良い。
【0038】本発明においては、ボール等の止水部材を
開口に向って付勢するバネ等の付勢部材を設けても良
い。
【0039】また、本発明においては、この付勢部材が
開口に向って移動する際の案内を行う案内部材を設けて
も良い。
【0040】
【発明の効果】以上の通り、本発明の通水装置による
と、弁体やストレーナ等の点検、交換のために弁体やス
トレーナをボディー外に取り出した場合に、止水部材に
よって隔壁開口が自動的に閉鎖され、水がボディー外に
流出することが確実に防止される。本発明の通水装置
は、この止水部材の構成がきわめて簡易であり、コスト
が極めて低廉である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係るストレーナ付き通水装置の断
面図である。
【図2】実施の形態に係る止水栓の断面図である。
【図3】実施の形態に係る水栓の断面図である。
【符号の説明】
10 ストレーナ付き通水装置 12,42,82 ボディー 14,44,84 流入口 16,46,86 流出口 18,48,88 隔壁 20,50,90 開口 26,62,102 ロッド

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水の流入口、流出口、これらの流入口と
    流出口との間に設けられた隔壁、及びこの隔壁に設けら
    れた開口を有するボディーと、 該隔壁の下流側に配置されており、該開口の縁部に対し
    着座可能な弁体とを有する通水装置において、 該弁体に該開口を通って隔壁よりも上流側へ突出するロ
    ッドを設けると共に、 該弁体が該ロッドと共に該ボディーから除去されたとき
    に、該開口の縁部に対し隔壁上流側から当接して止水す
    る止水部材を設けたことを特徴とする通水装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、該通水装置は水栓又
    は止水栓であることを特徴とする通水装置。
  3. 【請求項3】 水の流入口、流出口、これらの流入口と
    流出口との間に設けられた隔壁、及びこの隔壁に設けら
    れた開口を有するボディーと、 該隔壁の下流側に配置されたストレーナ保持部材及び該
    ストレーナ保持部材に保持されたストレーナとを有する
    通水装置において、 該ストレーナ保持部材に該開口を通って隔壁よりも上流
    側へ突出するロッドを設けると共に、 該ストレーナ保持部材が該ロッドと共に該ボディーから
    除去されたときに、該開口の縁部に対し隔壁上流側から
    当接して止水する止水部材を設けたことを特徴とする通
    水装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか1項におい
    て、前記止水部材はボールであることを特徴とする通水
    装置。
JP6798697A 1997-03-21 1997-03-21 通水装置 Pending JPH10259881A (ja)

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JP6798697A JPH10259881A (ja) 1997-03-21 1997-03-21 通水装置

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JP6798697A JPH10259881A (ja) 1997-03-21 1997-03-21 通水装置

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JP (1) JPH10259881A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011127756A (ja) * 2009-11-19 2011-06-30 Shimizu Tekkosho:Kk 空気弁

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011127756A (ja) * 2009-11-19 2011-06-30 Shimizu Tekkosho:Kk 空気弁

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