JPS632704Y2 - - Google Patents

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JPS632704Y2
JPS632704Y2 JP16587585U JP16587585U JPS632704Y2 JP S632704 Y2 JPS632704 Y2 JP S632704Y2 JP 16587585 U JP16587585 U JP 16587585U JP 16587585 U JP16587585 U JP 16587585U JP S632704 Y2 JPS632704 Y2 JP S632704Y2
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JP
Japan
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valve
ball valve
fluid
cleaning
fluid passage
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JP16587585U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は、流体の流入口および流出口をもつバ
ルブボデー内に、該流入口および流出口と連通し
得る流体通路をもつボール弁子を回転自在に内嵌
し、該ボール弁子の回転軸線と同軸に該バルブボ
デーに支承され先端において該ボール弁子に係合
する弁棒を備えたボールバルブに関するものであ
る。
〔考案の背景〕
ボールバルブは、ボール弁子内の流体通路を、
流体を通す管の内径と同一とすることによつて、
極めて低い損失で流体を流すことができ、また、
高圧流体を開閉する際にも軽い力で開閉できるも
のであるが、その欠点の1つは、バルブを開閉操
作する作業工程において、流体、特に液体がバル
ブボデーの内壁とボール弁子との間に入り込ん
で、この空隙内に溜ることにある。特に、高粘度
或いは即乾性または付着性の高い流体を搬送する
パイプラインに使用されるバルブにおいては、流
体がバルブボデーとボール弁子との間の空隙に入
つて固着し、バルブの作動を不可能とすることも
ある。また、バルブを固着させないまでも、上記
の空隙に流体が溜まつていると、次に異なる流体
を流す場合に流体を混合させるという品質管理上
好ましくない結果を生じたり、場合によれば危険
を生ずる恐れもある。
このような事態を防止するために、従来、流体
流出後に種々の手段によつてボールバルブ内部の
洗滌を行なつているが、これは作業能率を著しく
阻害し、生産性を低化させる。また、上記の如く
高粘度、即乾性、高付着性の液体を搬送する管系
の場合には、洗滌用流体の選択も大切であるが、
なによりも、洗滌を出来るだけ迅速に、且つ完全
に行なうことが要求される。さらに、タンクに取
り付けたボールバルブにおいては、理想的には、
バルブを閉弁し、タンク内の作業工程を進行させ
ている間に、バルブの洗滌を行うようにすれば、
時間的な損失を生ずることがなく、生産性を著し
く向上できる。
〔考案の目的〕
本考案は上記の点を勘案し、効率よく且つ完全
にボールバルブ内部を洗滌できる洗滌装置を内蔵
した洗滌装置付ボールバルブを提供することを目
的とするものである。
〔考案の概要〕
本考案に係る洗滌装置付ボールバルブは、流体
の流入口および流出口をもつバルブボデー内に、
該流入口および流出口と連通し得る流体通路をも
つボール弁子を回転自在に内嵌し、該ボール弁子
の回転軸線と同軸に該バルブボデーに支承され且
つ先端において該ボール弁子に係合する弁棒を備
えたボールバルブにおいて、バルブを洗滌するた
めに該ボール弁子内の流体通路内に洗滌用流体を
吐出する洗滌ノズルを、上記の弁棒に対して直径
方向に相対する位置で該ボール弁子に遊嵌せし
め、該洗滌ノズルはボール弁子の回転軸線と同軸
にバルブボデー内に摺動自在に嵌合して、バルブ
の開弁状態においてボール弁子の流体通路を通る
流体の流れを妨げないように該流体通路から引込
んだ引込位置と、バルブの閉弁状態においてボー
ル弁子の流体通路内に洗滌用流体を吐出するため
に該流体通路内に突出する突出位置との間に移動
可能とし、且つ閉弁状態においてボール弁子の流
体通路内に吐出された洗滌用流体をバルブの外部
に排出させるドレン孔をボール弁子またはバルブ
ボデーに設けたことを特徴とするものである。
〔考案の実施例〕
以下、第1図および第2図を参照して本考案の
一実施例について説明する。
図中、1は本考案に係るボールバルブを示す。
図示のボールバルブはタンクの底壁2に取り付け
られて、タンクの内容物の供給をコントロールす
るもので、タンクの底壁2に取り付けられた環状
の取付座3にスタツドその他の適宜の手段(図示
せず)によつて取り付けられる。ボールバルブ1
は、タンクに収容されている流体(液体、粉粒状
固体、粘性体等)の流入口4および流出口5をも
つバルブボデー6内に、該流入口および流出口と
連通し得る流体通路7をもつボール弁子8を一対
のシートリング9によつて回転自在に挾持し、該
ボール弁子8の回転軸線と同軸に該バルブボデー
6に支承され且つ先端において該ボール弁子8に
係合する弁棒10を備えたものである。弁棒10
の外端にはハンドル11が取り付けられていて、
周知の如くハンドル11によりボール弁子をその
回転軸線の周りに回転することによつて、バルブ
を開閉できる。
バルブを洗滌するために、該ボール弁子8内の
流体通路7内に洗滌用流体例えば洗滌液を吐出す
る洗滌ノズル12が弁棒10に対して直径方向に
相対する位置でボール弁子8に遊嵌し、この洗滌
ノズルはボール弁子の回転軸線と同軸にバルブボ
デー6内に摺動自在に嵌合している。この洗滌ノ
ズル12には、洗滌用流体(通常、洗滌液)を吐
出するためのノズル孔13および洗滌ノズルの移
動を制限するストツパ14,15が設けられてい
る。
上記の洗滌ノズル12は、第1図に示すように
バルブが開弁状態にある時にボール弁子8の流体
通路7を通る流体の流れを阻害しないように該流
体通路7から引込んでストツパ15が流体通路7
の内壁にあたつて停止した引込位置と、第2図に
示すようにバルブが閉弁状態にある時にボール弁
子8の流体通路7内に洗滌液を吐出するために該
流体通路7内に突出してストツパ14がボデー6
の外壁にあたつて停止した突出位置との間に移動
可能である。
洗滌ノズル12は、洗滌液供給源に連結され、
洗滌液の供給は開閉バルブ16によつてコントロ
ールされる。
また、閉弁状態において、ボール弁子8の流体
通路7内に吐出された洗滌液をバルブボデー6の
流出口5から外部に排出するために、ボール弁子
8にドレン孔17が形成されている。このような
ドレン孔17をボール弁子8に設ける代りに、閉
弁位置で流体通路7に連通するドレン孔をバルブ
ボデーに設けてもよい。なお、図中、18はブツ
シユを示す。
上記のボールバルブは、開閉バルブ16を閉じ
ておけば通常のボールバルブと同様にハンドル1
1によりボール弁子8を回転することによつてタ
ンクの内容物の流出をコントロールできる。バル
ブの洗滌の必要が生じた時には、ボール弁子8を
閉弁位置とし、開閉バルブ16を開いて洗滌液を
ノズル孔13からボールバルブ内に吐出すること
によつてバルブ内を簡単に洗滌できる。
〔考案の効果〕
本考案の洗滌装置付ボールバルブによれば、ボ
ールバルブにおけるバルブボデー内壁とボール弁
子との間の空隙に溜まる流体を簡単に且つ完全に
清掃することができて、高粘度、即乾性、高付着
性の流体によつてバルブが固着するのを防止する
ことができ、また、上記の空隙に溜まつた流体が
次の別の流体と混合して品質を落したり危険を生
じたりすることは避けられる。また、バルブ内部
の洗滌は閉弁状態で行なわれるるので、閉弁時に
おける作業の進行を妨げることはない。然して、
洗滌のために設けられた洗滌ノズルはボール弁子
の回転軸線と同軸に設けられているので、ボール
弁子の開閉動作に支障をきたすことはなく、且つ
流体流通時には、洗滌ノズルは引込位置にあるの
で、流体の流れを妨げることもない。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案による洗滌装置付
ボールバルブの一実施例を示す断面図で、第1図
は開弁状態、第2図は閉弁状態を示す。 1……ボールバルブ、2……タンクの底壁、3
……取付座、4……流入口、5……流出口、6…
…バルブボデー、7……流体通路、8……ボール
弁子、9……シートリング、10……弁棒、11
……ハンドル、12……洗滌ノズル、13……ノ
ズル孔、14,15……ストツパ、16……開閉
バルブ、17……ドレン孔、18……ブツシユ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 流体の流入口および流出口をもつバルブボデー
    内に、該流入口および流出口と連通し得る流体通
    路をもつボール弁子を回転自在に内嵌し、該ボー
    ル弁子の回転軸線と同軸に該バルブボデーに支承
    され且つ先端において該ボール弁子に係合する弁
    棒を備えたボールバルブにおいて、バルブを洗滌
    するために該ボール弁子内の流体通路内に洗滌用
    流体を吐出する洗滌ノズルを、上記の弁棒に対し
    て直径方向に相対する位置で該ボール弁子に遊嵌
    せしめ、該洗滌ノズルはボール弁子の回転軸線と
    同軸にバルブボデー内に摺動自在に嵌合して、バ
    ルブの開弁状態においてボール弁子の流体通路を
    通る流体の流れを妨げないように該流体通路から
    引込んだ引込位置と、バルブの閉弁状態において
    ボール弁子の流体通路内に洗滌用流体を吐出する
    ために該流体通路内に突出する突出位置との間に
    移動可能とし、且つ閉弁状態においてボール弁子
    の流体通路内に吐出された洗滌用流体をバルブの
    外部に排出させるドレン孔をボール弁子またはバ
    ルブボデーに設けたことを特徴とする洗滌装置付
    ボールバルブ。
JP16587585U 1985-10-29 1985-10-29 Expired JPS632704Y2 (ja)

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JP16587585U JPS632704Y2 (ja) 1985-10-29 1985-10-29

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JP16587585U JPS632704Y2 (ja) 1985-10-29 1985-10-29

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Publication Number Publication Date
JPS6275269U JPS6275269U (ja) 1987-05-14
JPS632704Y2 true JPS632704Y2 (ja) 1988-01-22

Family

ID=31096314

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JP16587585U Expired JPS632704Y2 (ja) 1985-10-29 1985-10-29

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR3006409B1 (fr) * 2013-05-31 2015-12-04 Commissariat Energie Atomique Systeme de regulation d'un liquide dans un circuit
FR3006410B1 (fr) * 2013-05-31 2016-01-01 Commissariat Energie Atomique Systeme de regulation d'un liquide dans un circuit

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JPS6275269U (ja) 1987-05-14

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