JPS6244728Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6244728Y2 JPS6244728Y2 JP8372981U JP8372981U JPS6244728Y2 JP S6244728 Y2 JPS6244728 Y2 JP S6244728Y2 JP 8372981 U JP8372981 U JP 8372981U JP 8372981 U JP8372981 U JP 8372981U JP S6244728 Y2 JPS6244728 Y2 JP S6244728Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blind plate
- hole
- flange
- holes
- rotating shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 claims description 16
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 6
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000005406 washing Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、ストレーナの洗浄装置、特にスト
レーナを管路から取外すことなく、通過流体を逆
流させてストレーナを洗浄する装置に関する。
レーナを管路から取外すことなく、通過流体を逆
流させてストレーナを洗浄する装置に関する。
従来通過流体を逆流させてストレーナを洗浄す
る装置は、実公昭36−22677号をはじめとして多
く提案されている。しかしながらこれらのもの
は、いずれも管路の口径に比べて洗浄装置が大型
で構造が複雑であるため、大きな取付けスペース
を要するばかりでなく高価となり、また管路の水
平、垂直、傾斜等のすべての配管状態には適用す
ることができないなどの欠点があつた。
る装置は、実公昭36−22677号をはじめとして多
く提案されている。しかしながらこれらのもの
は、いずれも管路の口径に比べて洗浄装置が大型
で構造が複雑であるため、大きな取付けスペース
を要するばかりでなく高価となり、また管路の水
平、垂直、傾斜等のすべての配管状態には適用す
ることができないなどの欠点があつた。
この考案は、前記のような従来のストレーナの
洗浄装置のもつ欠点を排除することができる洗浄
装置を提供することを目的とするものである。
洗浄装置のもつ欠点を排除することができる洗浄
装置を提供することを目的とするものである。
この考案を図面に示す実施例を参照して説明す
る。
る。
1はケーシングであつて、一側に入口2、他側
に出口3を具えている。
に出口3を具えている。
ケーシングのほぼ中央には上部が開口した円筒
状の室12が形成されていて、その中心に回転
軸9が設立され、この回転軸9は上下部がそれぞ
れ上部カバー11及び室12の底壁20を貫通
して外部にまで延びている。
状の室12が形成されていて、その中心に回転
軸9が設立され、この回転軸9は上下部がそれぞ
れ上部カバー11及び室12の底壁20を貫通
して外部にまで延びている。
この回転軸9には回転部材4が取付けられてお
り、この回転部材4はリーマボルト10で回転軸
9に一体的に取付けられたスリーブ13を具え、
このスリーブ13からほぼ直径上反対位置におい
て1対の保持部材5,5′が、またそれらのほぼ
中間に盲板6がそれぞれ放射状に突設され、各板
5,5′,6の先端は室12の内周壁に摺接す
るようになつており、保持部材5,5′には角形
の透孔17,17′が設けられ、この透孔17,
17′には過板16,16′が装着されて取付枠
18,18′で固定されている。
り、この回転部材4はリーマボルト10で回転軸
9に一体的に取付けられたスリーブ13を具え、
このスリーブ13からほぼ直径上反対位置におい
て1対の保持部材5,5′が、またそれらのほぼ
中間に盲板6がそれぞれ放射状に突設され、各板
5,5′,6の先端は室12の内周壁に摺接す
るようになつており、保持部材5,5′には角形
の透孔17,17′が設けられ、この透孔17,
17′には過板16,16′が装着されて取付枠
18,18′で固定されている。
さらにスリーブ13の上下端部には、各板5,
5′,6の上下端部と連接し、かつ外周は室1
2の内周壁に摺接する円板状のフランジ7,8が
取付けられている。
5′,6の上下端部と連接し、かつ外周は室1
2の内周壁に摺接する円板状のフランジ7,8が
取付けられている。
回転軸9の上端には操作レバー31が取付けら
れ、この操作レバー31に設けたねじ孔に固定棒
32がねじ込まれ、カバー11の上面にはこの固
定棒32の先端が嵌入する孔33,34,35を
具えた突部が形成され、固定棒32をねじ込むこ
とによつてその先端を孔33に嵌入した第1〜4
図に示す場合は、回転部材4は非洗浄位置にあ
り、固定棒32の先端を孔34に嵌入した際は、
盲板6と過板16′が流れに対向する第5図の
状態となり、また固定棒32の先端を孔35に嵌
入した際は、盲板6と過板16が流れに対向す
る第6図の状態となり、これらの状態は固定棒3
2が孔33,34,35に嵌入することにより固
定的に保持される。これら第5,6図の位置を以
下それぞれ第1、第2洗浄位置という。
れ、この操作レバー31に設けたねじ孔に固定棒
32がねじ込まれ、カバー11の上面にはこの固
定棒32の先端が嵌入する孔33,34,35を
具えた突部が形成され、固定棒32をねじ込むこ
とによつてその先端を孔33に嵌入した第1〜4
図に示す場合は、回転部材4は非洗浄位置にあ
り、固定棒32の先端を孔34に嵌入した際は、
盲板6と過板16′が流れに対向する第5図の
状態となり、また固定棒32の先端を孔35に嵌
入した際は、盲板6と過板16が流れに対向す
る第6図の状態となり、これらの状態は固定棒3
2が孔33,34,35に嵌入することにより固
定的に保持される。これら第5,6図の位置を以
下それぞれ第1、第2洗浄位置という。
回転軸9の下端には凹部が設けられ、この凹部
に調整ボルト22の頭部23が嵌入され、この頭
部23は固定リング25で外部に抜出さないよう
になつている。ボルト22はケーシング1に取付
けられた下部カバー26のねじ孔にねじ込まれて
いて、このボルト22を回動することにより、回
転軸9を介してフランジ8と底壁20との間の間
隙を調整するようになつている。なお27はボル
ト22のロツクナツトである。
に調整ボルト22の頭部23が嵌入され、この頭
部23は固定リング25で外部に抜出さないよう
になつている。ボルト22はケーシング1に取付
けられた下部カバー26のねじ孔にねじ込まれて
いて、このボルト22を回動することにより、回
転軸9を介してフランジ8と底壁20との間の間
隙を調整するようになつている。なお27はボル
ト22のロツクナツトである。
盲板6と過板16,16′との中間におい
て、フランジ8に透孔19,19′を穿設し、回
転部材4を第1洗浄位置(第5図)に移動したと
き、透孔19に符合する位置の底壁20に透孔2
1を、また回転部材4を第2洗浄位置(第6図)
に移動したとき、透孔19′に符合する位置の底
壁20に透孔21′をそれぞれ穿設する。
て、フランジ8に透孔19,19′を穿設し、回
転部材4を第1洗浄位置(第5図)に移動したと
き、透孔19に符合する位置の底壁20に透孔2
1を、また回転部材4を第2洗浄位置(第6図)
に移動したとき、透孔19′に符合する位置の底
壁20に透孔21′をそれぞれ穿設する。
ケーシング1の下方には、仕切弁29を設置し
た放出管28が配置され、この放出管28は分岐
管24,24′によつてそれぞれ透孔21,2
1′に接続されている。
た放出管28が配置され、この放出管28は分岐
管24,24′によつてそれぞれ透孔21,2
1′に接続されている。
前記のものの作用について説明する。
非洗浄時は第1〜4図に示すようであつて、盲
板6は流れ方向に平行となつている一方、過板
16,16′はこれと直角となつていて水路を遮
つており、仕切弁29は閉鎖しておく。この際水
は過板16,16′を通過して流れ、通過でき
ない異物は、その上流側に付着することとなる。
板6は流れ方向に平行となつている一方、過板
16,16′はこれと直角となつていて水路を遮
つており、仕切弁29は閉鎖しておく。この際水
は過板16,16′を通過して流れ、通過でき
ない異物は、その上流側に付着することとなる。
つぎに前記のような異物を洗浄することとなる
が、過板16を洗浄したい場合には、操作レバ
ー31の操作によつて回転部材4を第5図の第1
洗浄位置に移動する。この位置では入口2から流
入した流れは、盲板6に遮られて過板16の上
流側へは流れずに、反対側の過板16′をとお
つて過板16の下流側を経て出口3から流出す
る。ここで仕切弁29を開放すると、盲板6と
過板16との間に形成された室部分14は透孔
19,21及び放出管28で大気に連通して圧力
が低下するので、過板16の下流側の流体の一
部が過板16をとおつて室部分14内に流入
し、その際過板16に付着した異物を洗浄して
いつしよに放出管28へ排出することとなる。
が、過板16を洗浄したい場合には、操作レバ
ー31の操作によつて回転部材4を第5図の第1
洗浄位置に移動する。この位置では入口2から流
入した流れは、盲板6に遮られて過板16の上
流側へは流れずに、反対側の過板16′をとお
つて過板16の下流側を経て出口3から流出す
る。ここで仕切弁29を開放すると、盲板6と
過板16との間に形成された室部分14は透孔
19,21及び放出管28で大気に連通して圧力
が低下するので、過板16の下流側の流体の一
部が過板16をとおつて室部分14内に流入
し、その際過板16に付着した異物を洗浄して
いつしよに放出管28へ排出することとなる。
このようにして過板16の洗浄がすんだな
ら、操作レバー31の操作によつて回転部材4を
第6図の第2洗浄位置に移動すると、前記と同様
の現象が過板16′に対して起きて過板1
6′の洗浄を行うこととなる。
ら、操作レバー31の操作によつて回転部材4を
第6図の第2洗浄位置に移動すると、前記と同様
の現象が過板16′に対して起きて過板1
6′の洗浄を行うこととなる。
前記の説明は、説明の便宜上水平管路について
なされたが、これ以外の垂直管路又は傾斜管路に
も適用できるものである。垂直管路又は傾斜管路
に適用した場合であつて、流体が自然流下する場
合は、出口3の下流に仕切弁を設け、洗浄時には
この仕切弁を閉鎖して流体を逆流させることとな
るが、それ以外の場合には、入口2及び出口3の
口径に比べて、放出管28の口径を小さくしてい
るので、流れを止めることなく洗浄することがで
きる。
なされたが、これ以外の垂直管路又は傾斜管路に
も適用できるものである。垂直管路又は傾斜管路
に適用した場合であつて、流体が自然流下する場
合は、出口3の下流に仕切弁を設け、洗浄時には
この仕切弁を閉鎖して流体を逆流させることとな
るが、それ以外の場合には、入口2及び出口3の
口径に比べて、放出管28の口径を小さくしてい
るので、流れを止めることなく洗浄することがで
きる。
また透孔19,19′;21,21′をフランジ
8及び底壁20に穿設する代りに、フランジ7と
上部カバー11とを接近させてこれらにそれぞれ
穿設して上部から異物を取出すようにしてもよ
く、さらに回転軸9及び仕切弁29の操作を操作
ハンドル31等による手動操作に代えて、自動駆
動装置によつて自動操作をすることもでき、これ
ら以外にも所定の機能を阻害しない限り適宜設計
変更ができることはいうまでもない。
8及び底壁20に穿設する代りに、フランジ7と
上部カバー11とを接近させてこれらにそれぞれ
穿設して上部から異物を取出すようにしてもよ
く、さらに回転軸9及び仕切弁29の操作を操作
ハンドル31等による手動操作に代えて、自動駆
動装置によつて自動操作をすることもでき、これ
ら以外にも所定の機能を阻害しない限り適宜設計
変更ができることはいうまでもない。
この考案は前記のようであつて、ケーシングの
内部に形成された室内に設けた回転軸に1対の
過板及びその中間に盲板をそれぞれ放射状に突
設し、それらの各板の上下端を連接する1対の円
板状フランジがあり、一方のフランジには過板
を挾んで反対側に透孔が穿設され、このフランジ
に対向するケーシング壁に、いずれか一方の過
板と盲板とが流れに対向する位置となつたとき、
盲板の下流側におけるフランジの透孔と符合する
位置に透孔を穿設した簡単な構造であるから、全
体を小型なものとして大きな据付スペースを要す
ることなく安価に提供できるのに加えて、回転軸
を回転するという簡単な操作によつて確実に過
板に付着した異物の洗浄を行うことができてその
操作に格別の熟練を要することなく、また水平、
垂直、傾斜のいずれの管路にあつても、流体が自
然流下するときを除いて、いずれも流れを停止す
ることなくストレーナの洗浄ができる等幾多の効
果がある。
内部に形成された室内に設けた回転軸に1対の
過板及びその中間に盲板をそれぞれ放射状に突
設し、それらの各板の上下端を連接する1対の円
板状フランジがあり、一方のフランジには過板
を挾んで反対側に透孔が穿設され、このフランジ
に対向するケーシング壁に、いずれか一方の過
板と盲板とが流れに対向する位置となつたとき、
盲板の下流側におけるフランジの透孔と符合する
位置に透孔を穿設した簡単な構造であるから、全
体を小型なものとして大きな据付スペースを要す
ることなく安価に提供できるのに加えて、回転軸
を回転するという簡単な操作によつて確実に過
板に付着した異物の洗浄を行うことができてその
操作に格別の熟練を要することなく、また水平、
垂直、傾斜のいずれの管路にあつても、流体が自
然流下するときを除いて、いずれも流れを停止す
ることなくストレーナの洗浄ができる等幾多の効
果がある。
第1図はこの考案の実施例の平面図、第2図は
同上の縦断正面図、第3図は同上の縦断側面図、
第4図は同上の非洗浄時における横断平面図、第
5,6図は同上の異なる洗浄時における横断平面
図である。 1……ケーシング、2……入口、3……出口、
4……回転部材、6……盲板、7,8……フラン
ジ、9……回転軸、11……上部カバー、12…
…室、13……スリーブ、14……室部分、
16,16′……過板、19,19′……透孔、
20……底壁、21,21′……透孔。
同上の縦断正面図、第3図は同上の縦断側面図、
第4図は同上の非洗浄時における横断平面図、第
5,6図は同上の異なる洗浄時における横断平面
図である。 1……ケーシング、2……入口、3……出口、
4……回転部材、6……盲板、7,8……フラン
ジ、9……回転軸、11……上部カバー、12…
…室、13……スリーブ、14……室部分、
16,16′……過板、19,19′……透孔、
20……底壁、21,21′……透孔。
Claims (1)
- ストレーナのケーシングの内部に形成された
室の中央に回転軸を設け、この回転軸から1対の
過板及びその中間に位置する盲板をそれぞれ放
射状に突設し、それらの過板及び盲板の先端が
室の内周壁に摺接するようにし、さらに回転軸
の上下には過板及び盲板の上下端部に連接する
1対の円板状フランジを設け、一方のフランジに
盲板を挾んで両側位置に透孔を穿設し、このフラ
ンジに対向するケーシング壁に、いずれか一方の
過板と盲板とが流れに対向する位置となつたと
き、盲板の下流側におけるフランジの透孔と符合
する位置に透孔を穿設したことを特徴とするスト
レーナの洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8372981U JPS6244728Y2 (ja) | 1981-06-09 | 1981-06-09 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8372981U JPS6244728Y2 (ja) | 1981-06-09 | 1981-06-09 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57195418U JPS57195418U (ja) | 1982-12-11 |
JPS6244728Y2 true JPS6244728Y2 (ja) | 1987-11-27 |
Family
ID=29879130
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8372981U Expired JPS6244728Y2 (ja) | 1981-06-09 | 1981-06-09 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6244728Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-06-09 JP JP8372981U patent/JPS6244728Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57195418U (ja) | 1982-12-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS5920062B2 (ja) | スリ−ブ弁 | |
US3348694A (en) | Strainer valve plug and valve | |
KR100700026B1 (ko) | 상수도 배관용 스트레이너의 플랩밸브구조. | |
US3779388A (en) | Strainer shut-off valve with manual back-flush | |
JPS6244728Y2 (ja) | ||
CN218636750U (zh) | 一种可旁通的多功能前置过滤器 | |
JP3083029B2 (ja) | 流水管内の夾雑物除去装置 | |
JPH03505547A (ja) | 流体濾過方法およびそれを実施するためのフイルタ | |
KR100215395B1 (ko) | 모래집진밸브 | |
JPS634491Y2 (ja) | ||
JPH0389091A (ja) | 水門元締めバルブ修理交換工法 | |
US2019319A (en) | Mixing faucet | |
JP2006082031A (ja) | Y形ストレーナ | |
CN210674409U (zh) | 一种集成刮洗排污式前置过滤器 | |
JPH0134797Y2 (ja) | ||
JPS5813179Y2 (ja) | スリ−ブ弁の洗浄装置 | |
CN214248438U (zh) | 一种防堵塞石油开采用截止阀阀体 | |
JPH1057724A (ja) | ストレーナの清掃装置 | |
JPS628697Y2 (ja) | ||
JP2636887B2 (ja) | 浄水装置 | |
JP3144517B2 (ja) | 双方向流水管の夾雑物除去装置 | |
JPH027621Y2 (ja) | ||
JPH0615707U (ja) | ストレーナ装置 | |
JPH10259881A (ja) | 通水装置 | |
JPS6337574Y2 (ja) |