JP2636887B2 - 浄水装置 - Google Patents
浄水装置Info
- Publication number
- JP2636887B2 JP2636887B2 JP13601588A JP13601588A JP2636887B2 JP 2636887 B2 JP2636887 B2 JP 2636887B2 JP 13601588 A JP13601588 A JP 13601588A JP 13601588 A JP13601588 A JP 13601588A JP 2636887 B2 JP2636887 B2 JP 2636887B2
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- JP
- Japan
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- water
- valve body
- pipe
- flowing
- filter
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- Domestic Plumbing Installations (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は浄水装置に関する。
従来の技術 近年、河川の水質悪化により、浄水施設において投入
する薬品量を増加させても消臭しきれない臭いや味や上
水道水に残り、飲用時に不快感を与える上水道水が増え
ている。このために、従来は給水口近くの配管に連通し
て浄水路を設け、この浄水器に上水を通してフィルター
部で微粒子、コロイド、イオンなどを吸着し、ろ過され
た浄水を取り出していた。
する薬品量を増加させても消臭しきれない臭いや味や上
水道水に残り、飲用時に不快感を与える上水道水が増え
ている。このために、従来は給水口近くの配管に連通し
て浄水路を設け、この浄水器に上水を通してフィルター
部で微粒子、コロイド、イオンなどを吸着し、ろ過され
た浄水を取り出していた。
発明が解決しようとする課題 しかし、上記した従来の浄水路は、配管内を流れる全
ての流水をろ過するために、ろ過を必要としないときに
も流水をろ過することとなり、不要な流水のろ過によっ
てフィルター部の寿命を縮める問題があった。
ての流水をろ過するために、ろ過を必要としないときに
も流水をろ過することとなり、不要な流水のろ過によっ
てフィルター部の寿命を縮める問題があった。
本発明は上記課題を解決するもので、不要な流水をろ
過をなくして、フィルター部の延命を図った浄水装置を
提供することを目的とする。
過をなくして、フィルター部の延命を図った浄水装置を
提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために、本発明は、配水管路内に
配水管路を閉塞可能な弁体を、この弁体の支軸を回動自
在に管壁で支持して設け、弁体を空洞状に形成し、かつ
支軸を、一端で弁体の内部に連通するとともに他端で配
水管路の外部に連通する中空状に形成し、配水管路を閉
塞した状態において配水管路の上流側に対応する弁体の
一側面を、流水をろ過するフィルター部に形成した構成
としたものである。
配水管路を閉塞可能な弁体を、この弁体の支軸を回動自
在に管壁で支持して設け、弁体を空洞状に形成し、かつ
支軸を、一端で弁体の内部に連通するとともに他端で配
水管路の外部に連通する中空状に形成し、配水管路を閉
塞した状態において配水管路の上流側に対応する弁体の
一側面を、流水をろ過するフィルター部に形成した構成
としたものである。
作用 上記構成により、取水時には弁体を回動させて配水管
路を閉塞する。このとき、配水管路内を上流側から流れ
てきた流水は、フィルター部にろ過されて後にフィルタ
ー部の内部に流入し、支軸を通って配水管路の外部に浄
水して取り出される。そして、通常時には弁体を回動さ
せて配水管路の閉塞を解除し、フィルター部に沿って流
れる流水によってフィルター部を洗い流して洗浄する。
したがってフィルター部は、ろ過を必要とする流水に対
してのみ作用し、しかも流水によって洗浄されるので、
フィルター部の延命が図られる。
路を閉塞する。このとき、配水管路内を上流側から流れ
てきた流水は、フィルター部にろ過されて後にフィルタ
ー部の内部に流入し、支軸を通って配水管路の外部に浄
水して取り出される。そして、通常時には弁体を回動さ
せて配水管路の閉塞を解除し、フィルター部に沿って流
れる流水によってフィルター部を洗い流して洗浄する。
したがってフィルター部は、ろ過を必要とする流水に対
してのみ作用し、しかも流水によって洗浄されるので、
フィルター部の延命が図られる。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第１図〜第５図において、配管１は配水管路の一部を形
成しており、配管１の内面には球面部２が形成されてい
る。そして、配管１の内部には弁体３が球面部２に位置
して設けられており、弁体３は円形をなし、周縁部で球
面部２に摺接して配管１の管路を閉塞可能に形成されて
いる。また、弁体３の支軸4a,4bは配管１の管壁に回動
自在に支持されるとともに、テーパー状に形成されて管
壁との間をテーパーシールにより水密に保持されてい
る。そして、弁体３は空洞状に形成されており、配管１
の管路を閉塞した状態において管路の上流側に対応する
弁体３の一側面はフィルター部５に形成されている。こ
のフィルター部５はセラミック膜で形成されており、流
水６中の微細を粒子をろ過するようになされている。ま
た、両支軸4a,4bは配管１の外部に突出しており、一方
の支軸4aにはハンドル８が設けられ、他方の支軸4bは中
空状に形成されて一端で弁体３の内部に連通するととも
に他端で配管１の外部に連通している。そして、弁体３
には、フィルター部５から所定間隙をあけた位置に仕切
り板９が設けられており、フィルター部５と仕切り板９
との間は通水路10に形成されている。そして、球面部２
は、弁体３が配管１の軸心に対して一定の角度で傾く状
態においては、弁体３の一側が球面部２に摺接するとと
もに、他側が球面部２より離れた状態となるように、一
部が非球形に形成されている。また、この状態において
は、仕切り板９の周縁部のうち、弁体３の他側に対応す
る部分が球面部２に摺接し、弁体３を境とする配管１の
上流側と下流側とが通水路10でのみ連通するようになさ
れている。そして、第５図に示すように、配管１は配水
管11の途中に介装され、支軸4bがタンク12に連通して設
けられている。また、タンク12には取水管13が連通して
設けられており、取水管13の先端、および配管１よりも
下流側の配水管11aには、それぞれ蛇口14a,14bが設けら
れている。
第１図〜第５図において、配管１は配水管路の一部を形
成しており、配管１の内面には球面部２が形成されてい
る。そして、配管１の内部には弁体３が球面部２に位置
して設けられており、弁体３は円形をなし、周縁部で球
面部２に摺接して配管１の管路を閉塞可能に形成されて
いる。また、弁体３の支軸4a,4bは配管１の管壁に回動
自在に支持されるとともに、テーパー状に形成されて管
壁との間をテーパーシールにより水密に保持されてい
る。そして、弁体３は空洞状に形成されており、配管１
の管路を閉塞した状態において管路の上流側に対応する
弁体３の一側面はフィルター部５に形成されている。こ
のフィルター部５はセラミック膜で形成されており、流
水６中の微細を粒子をろ過するようになされている。ま
た、両支軸4a,4bは配管１の外部に突出しており、一方
の支軸4aにはハンドル８が設けられ、他方の支軸4bは中
空状に形成されて一端で弁体３の内部に連通するととも
に他端で配管１の外部に連通している。そして、弁体３
には、フィルター部５から所定間隙をあけた位置に仕切
り板９が設けられており、フィルター部５と仕切り板９
との間は通水路10に形成されている。そして、球面部２
は、弁体３が配管１の軸心に対して一定の角度で傾く状
態においては、弁体３の一側が球面部２に摺接するとと
もに、他側が球面部２より離れた状態となるように、一
部が非球形に形成されている。また、この状態において
は、仕切り板９の周縁部のうち、弁体３の他側に対応す
る部分が球面部２に摺接し、弁体３を境とする配管１の
上流側と下流側とが通水路10でのみ連通するようになさ
れている。そして、第５図に示すように、配管１は配水
管11の途中に介装され、支軸4bがタンク12に連通して設
けられている。また、タンク12には取水管13が連通して
設けられており、取水管13の先端、および配管１よりも
下流側の配水管11aには、それぞれ蛇口14a,14bが設けら
れている。
以下、上記構成における作用について説明する。ま
ず、通常時には、第１図に示すように通水路10が配管１
の軸心に沿うように弁体３を位置させる。このとき、蛇
口14bを開栓した状態において配管１の内部を上流側か
ら下流側に流れる流水６は、弁体３の両側および通水路
10を通過する。そして、取水時には、第２図に示すよう
に、ハンドル８によって弁体３を回動させ、配管１の管
路を閉塞する。このとき、上流側から流れてきた流水６
は通水路10を流入し、フィルター部５に微粒子などをろ
過されて後にフィルター部５の内部を流入し、支軸4bを
通って配管１の外部に浄水15として取り出され、タンク
12に貯留されて蛇口14aの開栓により使用される。そし
て、洗浄時には蛇口14bを開栓し、第３図に示すよう
に、弁体３の一側を球面部２に摺接させるとともに他側
を球面部２から離間させ、仕切り板９の周縁部を球面部
２に摺接させる。このとき、上流側から流れてくる流水
６は通水路10を通ってのみ下流側に流れる。そして、こ
の通水路10をフィルター部５に沿って流れる流水６によ
ってフィルター部５を洗い流して洗浄する。なお、通常
時の状態においても蛇口14bを開栓することによって、
フィルター部５は流水６によって洗浄されている。ま
た、浄水15には圧力が加わっているのでタンク12を高所
に設けることもできる。
ず、通常時には、第１図に示すように通水路10が配管１
の軸心に沿うように弁体３を位置させる。このとき、蛇
口14bを開栓した状態において配管１の内部を上流側か
ら下流側に流れる流水６は、弁体３の両側および通水路
10を通過する。そして、取水時には、第２図に示すよう
に、ハンドル８によって弁体３を回動させ、配管１の管
路を閉塞する。このとき、上流側から流れてきた流水６
は通水路10を流入し、フィルター部５に微粒子などをろ
過されて後にフィルター部５の内部を流入し、支軸4bを
通って配管１の外部に浄水15として取り出され、タンク
12に貯留されて蛇口14aの開栓により使用される。そし
て、洗浄時には蛇口14bを開栓し、第３図に示すよう
に、弁体３の一側を球面部２に摺接させるとともに他側
を球面部２から離間させ、仕切り板９の周縁部を球面部
２に摺接させる。このとき、上流側から流れてくる流水
６は通水路10を通ってのみ下流側に流れる。そして、こ
の通水路10をフィルター部５に沿って流れる流水６によ
ってフィルター部５を洗い流して洗浄する。なお、通常
時の状態においても蛇口14bを開栓することによって、
フィルター部５は流水６によって洗浄されている。ま
た、浄水15には圧力が加わっているのでタンク12を高所
に設けることもできる。
発明の効果 以上述べたように、本発明によれば、配水管路の外部
に連通する空洞状をなした弁体で配水管路を閉塞し、上
流側に対応する弁体の一側面をフィルター部とすること
により、ろ過を必要とするときにのみ、流水をフィルタ
ー部でろ過して浄水として取り出すことができ、フィル
ター部の延命を図ることができる。
に連通する空洞状をなした弁体で配水管路を閉塞し、上
流側に対応する弁体の一側面をフィルター部とすること
により、ろ過を必要とするときにのみ、流水をフィルタ
ー部でろ過して浄水として取り出すことができ、フィル
ター部の延命を図ることができる。
第１図は本発明の一実施例を示す全体構成図、第２図お
よび第３図はそれぞれ第１図の動作状態を示す図、第４
図は第２図のＡ−Ａ矢視断面図、第５図は第１図の浄水
装置の設置状態を示す図である。 １……配管、３……弁体、4a,4b……支軸、５……フィ
ルター部、６……流水、９……仕切り板、10……通水
路、15……浄水。
よび第３図はそれぞれ第１図の動作状態を示す図、第４
図は第２図のＡ−Ａ矢視断面図、第５図は第１図の浄水
装置の設置状態を示す図である。 １……配管、３……弁体、4a,4b……支軸、５……フィ
ルター部、６……流水、９……仕切り板、10……通水
路、15……浄水。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 辻野 充 兵庫県尼崎市浜１丁目１番１号 久保田 鉄工株式会社技術開発研究所内 (56)参考文献 特開 昭50−4662（ＪＰ，Ａ)
Claims (1)
- 【請求項１】配水管路内に配水管路を閉塞可能な弁体
を、この弁体の支軸を回動自在に管壁で支持して設け、
弁体を空洞状に形成し、かつ支軸を、一端で弁体の内部
に連通するとともに他端で配水管路の外部に連通する中
空状に形成し、配水管路を閉塞した状態において配水管
路の上流側に対応する弁体の一側面を、流水をろ過する
フィルター部に形成したことを特徴とする浄水装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13601588A JP2636887B2 (ja) | 1988-06-01 | 1988-06-01 | 浄水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13601588A JP2636887B2 (ja) | 1988-06-01 | 1988-06-01 | 浄水装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01304016A JPH01304016A (ja) | 1989-12-07 |
| JP2636887B2 true JP2636887B2 (ja) | 1997-07-30 |
Family
ID=15165190
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13601588A Expired - Lifetime JP2636887B2 (ja) | 1988-06-01 | 1988-06-01 | 浄水装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2636887B2 (ja) |
-
1988
- 1988-06-01 JP JP13601588A patent/JP2636887B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01304016A (ja) | 1989-12-07 |
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