JPH0658439A - ゴミ除去機能を備えた切換弁 - Google Patents
ゴミ除去機能を備えた切換弁Info
- Publication number
- JPH0658439A JPH0658439A JP20831292A JP20831292A JPH0658439A JP H0658439 A JPH0658439 A JP H0658439A JP 20831292 A JP20831292 A JP 20831292A JP 20831292 A JP20831292 A JP 20831292A JP H0658439 A JPH0658439 A JP H0658439A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- valve
- wash water
- dust
- valve body
- Prior art date
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- Pending
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- Multiple-Way Valves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 配管送水ラインにおいてメンテナンス弁をな
くし、しかもフィルターに溜まったゴミを簡単な操作
で、短時間に除去する。 【構成】 配水が流入する配水入口ポート2と流出する
配水出口ポート3を有する弁箱1に、洗浄水が流入する
洗浄水入口ポート6と流出する洗浄水出口ポート7を設
け、弁箱1内に配置する弁体8に各々入口ポート2,6 と
出口ポート3,7 を連通する弁体流路9を形成し、この弁
体流路9にゴミ除去用のフィルターを10設け、前記弁体
8は、配水入口ポート2と配水出口ポート3を連通する
状態と、洗浄水入口ポート6と洗浄水出口ポート7を連
通する状態とに切り換え可能に設けられている。
くし、しかもフィルターに溜まったゴミを簡単な操作
で、短時間に除去する。 【構成】 配水が流入する配水入口ポート2と流出する
配水出口ポート3を有する弁箱1に、洗浄水が流入する
洗浄水入口ポート6と流出する洗浄水出口ポート7を設
け、弁箱1内に配置する弁体8に各々入口ポート2,6 と
出口ポート3,7 を連通する弁体流路9を形成し、この弁
体流路9にゴミ除去用のフィルターを10設け、前記弁体
8は、配水入口ポート2と配水出口ポート3を連通する
状態と、洗浄水入口ポート6と洗浄水出口ポート7を連
通する状態とに切り換え可能に設けられている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、簡易水道や農水用パイ
プラインなどの配管送水ラインにおけるゴミ除去機能を
備えた切換弁に関するものである。
プラインなどの配管送水ラインにおけるゴミ除去機能を
備えた切換弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の配管送水ラインにおける
ゴミ除去装置の概略図である。この従来のゴミ除去装置
は、配管11の途中にゴミを除去するストレーナ12が
設けられ、このストレーナ12の両サイドにメンテナン
ス弁13,14が設けられている。そして、ストレーナ
12の内にはゴミをとるためのフィルターカゴ15が設
けられている。
ゴミ除去装置の概略図である。この従来のゴミ除去装置
は、配管11の途中にゴミを除去するストレーナ12が
設けられ、このストレーナ12の両サイドにメンテナン
ス弁13,14が設けられている。そして、ストレーナ
12の内にはゴミをとるためのフィルターカゴ15が設
けられている。
【0003】この従来のゴミ除去装置を使用している
と、フィルターカゴ15にゴミが溜まり目詰まりをおこ
す。その場合は、上流側と下流側のメンテナンス弁1
3,14を弁閉するとともに、蓋体16を取り外してフ
ィルターカゴ15を洗浄する。
と、フィルターカゴ15にゴミが溜まり目詰まりをおこ
す。その場合は、上流側と下流側のメンテナンス弁1
3,14を弁閉するとともに、蓋体16を取り外してフ
ィルターカゴ15を洗浄する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ゴミ除去装置では、ストレーナ12の前後にメンテナン
ス弁13,14を設ける必要がある。また、ストレーナ
12のフィルターカゴ15が目詰まりを起こして洗浄す
る必要がある場合は、蓋体16を取り外し、フィルター
カゴ15を取り出して洗浄しなければならず、メンテナ
ンスに手間がかかるという問題点があった。また、その
間、配管11の通水ができず、断水が長くなるという問
題点もあった。
ゴミ除去装置では、ストレーナ12の前後にメンテナン
ス弁13,14を設ける必要がある。また、ストレーナ
12のフィルターカゴ15が目詰まりを起こして洗浄す
る必要がある場合は、蓋体16を取り外し、フィルター
カゴ15を取り出して洗浄しなければならず、メンテナ
ンスに手間がかかるという問題点があった。また、その
間、配管11の通水ができず、断水が長くなるという問
題点もあった。
【0005】また、上記従来のゴミ除去装置では、管路
途中にオープンスタンドがあって木の葉が入るとか、農
水ライン上流のゴミ量が多く、頻繁にゴミ除去が必要な
場合にストレーナ12にバイパスを設けたり、メンテナ
ンスを省略していた。
途中にオープンスタンドがあって木の葉が入るとか、農
水ライン上流のゴミ量が多く、頻繁にゴミ除去が必要な
場合にストレーナ12にバイパスを設けたり、メンテナ
ンスを省略していた。
【0006】本発明は、このような従来の問題点を解決
するためになされたもので、上流側や下流側にメンテナ
ンス弁を必要とせず、しかもゴミが簡単な操作で、短時
間に除去でき、メンテナンスも容易なゴミ除去機能を備
えた切換弁を提供することを目的としている。
するためになされたもので、上流側や下流側にメンテナ
ンス弁を必要とせず、しかもゴミが簡単な操作で、短時
間に除去でき、メンテナンスも容易なゴミ除去機能を備
えた切換弁を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のゴミ除去機能を
備えた切換弁は、弁箱に洗浄水が流入する洗浄水入口ポ
ートと流出する洗浄水出口ポートを設け、弁箱内に配置
する弁体に各々入口ポートと出口ポートを連通する弁体
流路を形成し、この弁体流路にゴミ除去用のフィルター
を設け、前記弁体は配水入口ポートと配水出口ポートを
連通する状態と、洗浄水入口ポートと洗浄水出口ポート
を連通する状態とに切り換え可能に設けられている。
備えた切換弁は、弁箱に洗浄水が流入する洗浄水入口ポ
ートと流出する洗浄水出口ポートを設け、弁箱内に配置
する弁体に各々入口ポートと出口ポートを連通する弁体
流路を形成し、この弁体流路にゴミ除去用のフィルター
を設け、前記弁体は配水入口ポートと配水出口ポートを
連通する状態と、洗浄水入口ポートと洗浄水出口ポート
を連通する状態とに切り換え可能に設けられている。
【0008】
【作用】上記した構成により、弁体を回転することによ
って、配管の通水状態とゴミ除去状態の切り換えをワン
タッチで行なうことができる。弁体をゴミ除去状態に切
り換えて、フィルターの背後から洗浄水を流すことによ
り、フィルターに溜まったゴミを弁体流路から押し流
す。
って、配管の通水状態とゴミ除去状態の切り換えをワン
タッチで行なうことができる。弁体をゴミ除去状態に切
り換えて、フィルターの背後から洗浄水を流すことによ
り、フィルターに溜まったゴミを弁体流路から押し流
す。
【0009】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明のゴミ除去機能を備えた切換弁の
断面図を示しており、この図において、1は弁箱であっ
て、この弁箱1には配水用の配水入口ポート2と配水出
口ポート3を備えている。なお、この配水用の配水入口
ポート2と配水出口ポート3には配水用の配管4が接続
している。
明する。図1は本発明のゴミ除去機能を備えた切換弁の
断面図を示しており、この図において、1は弁箱であっ
て、この弁箱1には配水用の配水入口ポート2と配水出
口ポート3を備えている。なお、この配水用の配水入口
ポート2と配水出口ポート3には配水用の配管4が接続
している。
【0010】弁箱1にはさらにゴミ5を流し去るための
洗浄水用の洗浄水入口ポート6と洗浄水出口ポート7を
備えている。なお、図示していないが、洗浄水入口ポー
ト6と洗浄水出口ポート7にも洗浄水用配管が接続して
いる。
洗浄水用の洗浄水入口ポート6と洗浄水出口ポート7を
備えている。なお、図示していないが、洗浄水入口ポー
ト6と洗浄水出口ポート7にも洗浄水用配管が接続して
いる。
【0011】弁箱1内には弁体8が回転自在に嵌め込ま
れている。この弁体8は、弁体流路9が貫通形成され、
この弁体8を回転することによって配水入口ポート2と
配水出口ポート3を連通する状態と、洗浄水入口ポート
6と洗浄水出口ポート7を連通する状態とに切り換えが
可能である。さらに、弁体流路9の一端側にフィルター
10が設けられている。ただし、フィルター10の位置
は、一端側に限定されない。
れている。この弁体8は、弁体流路9が貫通形成され、
この弁体8を回転することによって配水入口ポート2と
配水出口ポート3を連通する状態と、洗浄水入口ポート
6と洗浄水出口ポート7を連通する状態とに切り換えが
可能である。さらに、弁体流路9の一端側にフィルター
10が設けられている。ただし、フィルター10の位置
は、一端側に限定されない。
【0012】次に、上記構成の作用を説明する。図1で
は、弁体流路9によって配水入口ポート2と配水出口ポ
ート3が連通し、配管4内を配水が流れるようになって
いる。この状態で配水を流し続けると、弁体流路9に設
けられたフィルター10に配水中のゴミ5が溜まってく
る。
は、弁体流路9によって配水入口ポート2と配水出口ポ
ート3が連通し、配管4内を配水が流れるようになって
いる。この状態で配水を流し続けると、弁体流路9に設
けられたフィルター10に配水中のゴミ5が溜まってく
る。
【0013】そこで、弁体8を回転し、洗浄水入口ポー
ト6と洗浄水出口ポート7を弁体流路9によって連通さ
せ、弁体流路9内に洗浄水が流れるようにする。フィル
ター10の背後から洗浄水を流すことにより、フィルタ
ー10に溜まったゴミ5を弁体流路9から押し流す。な
お、弁体8を図1の状態に戻せば配管4内が通水状態に
戻る。このようなゴミ除去の操作が弁体8を90°回動
する操作のみで簡単に行なうことができる。
ト6と洗浄水出口ポート7を弁体流路9によって連通さ
せ、弁体流路9内に洗浄水が流れるようにする。フィル
ター10の背後から洗浄水を流すことにより、フィルタ
ー10に溜まったゴミ5を弁体流路9から押し流す。な
お、弁体8を図1の状態に戻せば配管4内が通水状態に
戻る。このようなゴミ除去の操作が弁体8を90°回動
する操作のみで簡単に行なうことができる。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、上記構成
により、メンテナンス弁が不要となって構造が簡単にな
る。しかも、切換弁の弁体を回転するだけでゴミが除去
できるのでゴミ除去の操作が簡単で、かつメンテナンス
も容易である。
により、メンテナンス弁が不要となって構造が簡単にな
る。しかも、切換弁の弁体を回転するだけでゴミが除去
できるのでゴミ除去の操作が簡単で、かつメンテナンス
も容易である。
【図1】本発明の一実施例のゴミ除去用切換弁の通水時
の断面図である。
の断面図である。
【図2】本発明の一実施例のゴミ除去用切換弁のゴミ除
去時の断面図である。
去時の断面図である。
【図3】従来のゴミ除去装置の断面図である。
1 弁箱 2 配水入口ポート 3 配水出口ポート 4 配管 6 洗浄水入口ポート 7 洗浄水出口ポート 8 弁体 9 弁体流路 10 フィルター
Claims (1)
- 【請求項1】 配水が流入する配水入口ポートと流出す
る配水出口ポートを有する弁箱に、洗浄水が流入する洗
浄水入口ポートと流出する洗浄水出口ポートを設け、弁
箱内に配置する弁体に各々入口ポートと出口ポートを連
通する弁体流路を形成し、この弁体流路にゴミ除去用の
フィルターを設け、前記弁体は配水入口ポートと配水出
口ポートを連通する状態と、洗浄水入口ポートと洗浄水
出口ポートを連通する状態とに切り換え可能に設けられ
たことを特徴とするゴミ除去機能を備えた切換弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20831292A JPH0658439A (ja) | 1992-08-05 | 1992-08-05 | ゴミ除去機能を備えた切換弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20831292A JPH0658439A (ja) | 1992-08-05 | 1992-08-05 | ゴミ除去機能を備えた切換弁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0658439A true JPH0658439A (ja) | 1994-03-01 |
Family
ID=16554176
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20831292A Pending JPH0658439A (ja) | 1992-08-05 | 1992-08-05 | ゴミ除去機能を備えた切換弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0658439A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101284444B1 (ko) * | 2010-12-28 | 2013-07-09 | 권진철 | 역삼투막 필터 유닛 |
JP2015132273A (ja) * | 2014-01-09 | 2015-07-23 | Jfeスチール株式会社 | オリフィス付きバルブ |
CN108862738A (zh) * | 2018-08-17 | 2018-11-23 | 重庆工业职业技术学院 | 污水处理系统 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5744144U (ja) * | 1980-08-21 | 1982-03-11 |
-
1992
- 1992-08-05 JP JP20831292A patent/JPH0658439A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5744144U (ja) * | 1980-08-21 | 1982-03-11 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101284444B1 (ko) * | 2010-12-28 | 2013-07-09 | 권진철 | 역삼투막 필터 유닛 |
JP2015132273A (ja) * | 2014-01-09 | 2015-07-23 | Jfeスチール株式会社 | オリフィス付きバルブ |
CN108862738A (zh) * | 2018-08-17 | 2018-11-23 | 重庆工业职业技术学院 | 污水处理系统 |
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