JP2704961B2 - 浄水装置 - Google Patents
浄水装置Info
- Publication number
- JP2704961B2 JP2704961B2 JP13601988A JP13601988A JP2704961B2 JP 2704961 B2 JP2704961 B2 JP 2704961B2 JP 13601988 A JP13601988 A JP 13601988A JP 13601988 A JP13601988 A JP 13601988A JP 2704961 B2 JP2704961 B2 JP 2704961B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- pipe
- filter
- porous member
- flowing
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Domestic Plumbing Installations (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は浄水装置に関する。
従来の技術 近年、河川の水質悪化により、浄水施設において投入
する薬品量を増加させても消臭しきれない臭いや味が上
水道水に残り、飲用時に不快感を与える上水道水が増え
ている。このために、従来は給水口近くの配管に連通し
て浄水器を設け、この浄水器に上水を通してフィルター
部で微粒子、コロイド、イオンなどを吸着し、ろ過され
た浄水を取り出していた。
する薬品量を増加させても消臭しきれない臭いや味が上
水道水に残り、飲用時に不快感を与える上水道水が増え
ている。このために、従来は給水口近くの配管に連通し
て浄水器を設け、この浄水器に上水を通してフィルター
部で微粒子、コロイド、イオンなどを吸着し、ろ過され
た浄水を取り出していた。
発明が解決しようとする課題 しかし、上記した従来の浄水器は、配管内を流れる全
ての流水をろ過するために、ろ過を必要としないときに
も流水をろ過することとなり、不要な流水のろ過によっ
てフィルター部の寿命を縮める問題があった。
ての流水をろ過するために、ろ過を必要としないときに
も流水をろ過することとなり、不要な流水のろ過によっ
てフィルター部の寿命を縮める問題があった。
本発明は上記課題を解決するもので、不要な流水のろ
過をなくして、フィルター部の延命を図った浄水装置を
提供することを目的とする。
過をなくして、フィルター部の延命を図った浄水装置を
提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために、本発明は、流水をろ過す
るフィルター材で筒状のフィルター部を形成し、このフ
ィルター部の複数を、配水管路内に配水管路を横切って
配置するとともに、各フィルター部の両端開口を管壁内
に位置させ、一方の開口を閉塞するとともに、他端開口
を、管壁内に埋込まれた透水可能な多孔質部材に当接さ
せて設け、一端開口が多孔質部材に当接して開口すると
ともに、他端開口が配水管路外に連通する取水口部を設
けた構成としたものである。
るフィルター材で筒状のフィルター部を形成し、このフ
ィルター部の複数を、配水管路内に配水管路を横切って
配置するとともに、各フィルター部の両端開口を管壁内
に位置させ、一方の開口を閉塞するとともに、他端開口
を、管壁内に埋込まれた透水可能な多孔質部材に当接さ
せて設け、一端開口が多孔質部材に当接して開口すると
ともに、他端開口が配水管路外に連通する取水口部を設
けた構成としたものである。
作用 上記構成により、配水管路内を上流側から下流側に流
れる流水によってフィルター部が洗い流されて洗浄され
る。そして、フィルター部で微粒子やバクテリヤをろ過
された流水の一部がフィルター部の内部に浄水として流
入し、各フィルター部の内部に流入した浄水は多孔質部
材を透過して取水口部から排水管路外に取り出される。
したがって、フィルター部を洗浄しながら、必要量の流
水だけをろ過して浄水を取出すことができ、フィルター
部の延命が図られる。
れる流水によってフィルター部が洗い流されて洗浄され
る。そして、フィルター部で微粒子やバクテリヤをろ過
された流水の一部がフィルター部の内部に浄水として流
入し、各フィルター部の内部に流入した浄水は多孔質部
材を透過して取水口部から排水管路外に取り出される。
したがって、フィルター部を洗浄しながら、必要量の流
水だけをろ過して浄水を取出すことができ、フィルター
部の延命が図られる。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第１図〜第２図において、配水管路の一部を形成する配
管１の両端にはフランジ部２が設けられており、配管１
の内部には複数のフィルター部３が配管１の軸心と直交
する方向に配置されている。このフィルター部３は流水
４中の微粒子などをろ過するセラミック膜よりなるフィ
ルター材で筒状に形成されている。そして、フィルター
部３は配管１の周部に設けた穴６から配管１の内部に挿
入配置されている。また、フィルター部３の一端開口3a
は穴６に螺合するプラグ７でパッキン８を介して閉塞さ
れており、他端開口3bは配管１の周面に配置した多孔質
部材９に当接している。この多孔質部材９は透水性を有
している。そして、配管１の内面はモルタル10よりライ
ニングされており、多孔質部材９およびフィルター部３
の両端周部はモルタル10に覆われている。このことによ
り、フィルター部３の両端開口3a,3bは管壁内に位置す
ることとなる。そして、配管１の周部には、多孔質部材
９に覆われるように位置して取水孔11が形成されてお
り、この取水孔11に螺合してニップル12が設けられてい
る。したがって、取水孔11とニップル12とで構成される
取水口部は、一端開口が多孔質部材９に当接して開口す
るとともに、他端開口が配管１の外部に連通して設けら
れている。また、フィルター部３は配管１の軸心方向に
列をなして配置されており、単列に配置してもよいし、
複数の列に配置してもよい。そして、第２図に示すよう
に、配管１は配水管13の途中に介装され、ニップル12を
介してタンク14に連通して設けられている。また、タン
ク14には取水管15が連通して設けられており、取水管15
の先端、および配管１よりも下流側の配水管13aには、
それぞれ蛇口16a,16bが設けられている。
第１図〜第２図において、配水管路の一部を形成する配
管１の両端にはフランジ部２が設けられており、配管１
の内部には複数のフィルター部３が配管１の軸心と直交
する方向に配置されている。このフィルター部３は流水
４中の微粒子などをろ過するセラミック膜よりなるフィ
ルター材で筒状に形成されている。そして、フィルター
部３は配管１の周部に設けた穴６から配管１の内部に挿
入配置されている。また、フィルター部３の一端開口3a
は穴６に螺合するプラグ７でパッキン８を介して閉塞さ
れており、他端開口3bは配管１の周面に配置した多孔質
部材９に当接している。この多孔質部材９は透水性を有
している。そして、配管１の内面はモルタル10よりライ
ニングされており、多孔質部材９およびフィルター部３
の両端周部はモルタル10に覆われている。このことによ
り、フィルター部３の両端開口3a,3bは管壁内に位置す
ることとなる。そして、配管１の周部には、多孔質部材
９に覆われるように位置して取水孔11が形成されてお
り、この取水孔11に螺合してニップル12が設けられてい
る。したがって、取水孔11とニップル12とで構成される
取水口部は、一端開口が多孔質部材９に当接して開口す
るとともに、他端開口が配管１の外部に連通して設けら
れている。また、フィルター部３は配管１の軸心方向に
列をなして配置されており、単列に配置してもよいし、
複数の列に配置してもよい。そして、第２図に示すよう
に、配管１は配水管13の途中に介装され、ニップル12を
介してタンク14に連通して設けられている。また、タン
ク14には取水管15が連通して設けられており、取水管15
の先端、および配管１よりも下流側の配水管13aには、
それぞれ蛇口16a,16bが設けられている。
以下、上記構成における作用について説明する。ま
ず、蛇口16bを開栓した状態において、配管１の内部を
上流側から下流側に流れる流水４によってフィルター部
３は洗い流されて洗浄される。そして、フィルター部３
で微粒子などをろ過された流水４の一部がフィルター部
３の内部に浄水17として流入し、各フィルター部３の内
部に流入した浄水17は多孔質部材９を透過してニップル
12からタンク14に流出する。そして、タンク14に貯留さ
れた浄水17は蛇口14aの開栓によって取出される。した
がって、フィルター部３を洗浄しながら、必要量の流水
４だけをろ過して浄水17を取出せるので、フィルター部
の延命を図ることができる。また、浄水17には圧力が加
えられているのでタンク14を高所に設けることもでき
る。
ず、蛇口16bを開栓した状態において、配管１の内部を
上流側から下流側に流れる流水４によってフィルター部
３は洗い流されて洗浄される。そして、フィルター部３
で微粒子などをろ過された流水４の一部がフィルター部
３の内部に浄水17として流入し、各フィルター部３の内
部に流入した浄水17は多孔質部材９を透過してニップル
12からタンク14に流出する。そして、タンク14に貯留さ
れた浄水17は蛇口14aの開栓によって取出される。した
がって、フィルター部３を洗浄しながら、必要量の流水
４だけをろ過して浄水17を取出せるので、フィルター部
の延命を図ることができる。また、浄水17には圧力が加
えられているのでタンク14を高所に設けることもでき
る。
発明の効果 以上述べたように、本発明によれば、フィルター部を
流水によって常に洗浄しながら、必要量の流水だけをろ
過して、微粒子などを除去した浄水を取出すことがで
き、フィルター部の延命を図ることができる。
流水によって常に洗浄しながら、必要量の流水だけをろ
過して、微粒子などを除去した浄水を取出すことがで
き、フィルター部の延命を図ることができる。
第１図は本発明の一実施例を示す全体断面図、第２図は
第１図における配管の設置状態を示す図である。 １……配管、３……フィルター部、４……流水、５……
混入物、７……プラグ、９……多孔質部材、10……モル
タル、12……ニップル、17……浄水。
第１図における配管の設置状態を示す図である。 １……配管、３……フィルター部、４……流水、５……
混入物、７……プラグ、９……多孔質部材、10……モル
タル、12……ニップル、17……浄水。
フロントページの続き (72)発明者 辻野 充 兵庫県尼崎市浜１丁目１番１地 久保田 鉄工株式会社技術開発研究所内
Claims (1)
- 【請求項１】流水をろ過するフィルター材で筒状のフィ
ルター部を形成し、このフィルター部の複数を配水管路
内に配水管路を横切って配置するとともに、各フィルタ
ー部の両端開口を管壁内に位置させ、一方の開口を閉塞
するとともに、他端開口を、管壁内に埋込まれた透水可
能な多孔質部材に当接させて設け、一端開口が多孔質部
材に当接して開口するとともに、他端開口が配水管路外
に連通する取水口部を設けたことを特徴とする浄水装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13601988A JP2704961B2 (ja) | 1988-06-01 | 1988-06-01 | 浄水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13601988A JP2704961B2 (ja) | 1988-06-01 | 1988-06-01 | 浄水装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01304012A JPH01304012A (ja) | 1989-12-07 |
| JP2704961B2 true JP2704961B2 (ja) | 1998-01-26 |
Family
ID=15165285
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13601988A Expired - Lifetime JP2704961B2 (ja) | 1988-06-01 | 1988-06-01 | 浄水装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2704961B2 (ja) |
-
1988
- 1988-06-01 JP JP13601988A patent/JP2704961B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01304012A (ja) | 1989-12-07 |
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