JP3113166U - 水質浄化装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 フィルタ材を交換する必要が無く、多量の水を処理することが可能な水質浄化装置を提供すること。
【解決手段】 第1濾過器10及び第2濾過器10aの一端に接続された分岐管は、一方の分岐部が弁12,13を介して原水進水管11に接続され、他方の分岐部は弁14,15を介して廃水排出管16に接続され、第1濾過器10及び第2濾過器10aの他端に接続された分岐管は、一方の分岐部が弁20,22を介して浄水貯水槽42へ通ずる浄水出水管23に接続され、他方の分岐部が弁19,21を介して、浄水出水管23から分岐した逆向洗浄水管24に接続され、濾過器10,10aの他端に流量測定器17,18を設置し、原水進水管11に、原水を濾過器10,10aへ送る第1モータ40を設置し、逆向洗浄水管24に浄水を濾過器10,10aへ送る第2モータ41を設置する。
【選択図】 図1
【解決手段】 第1濾過器10及び第2濾過器10aの一端に接続された分岐管は、一方の分岐部が弁12,13を介して原水進水管11に接続され、他方の分岐部は弁14,15を介して廃水排出管16に接続され、第1濾過器10及び第2濾過器10aの他端に接続された分岐管は、一方の分岐部が弁20,22を介して浄水貯水槽42へ通ずる浄水出水管23に接続され、他方の分岐部が弁19,21を介して、浄水出水管23から分岐した逆向洗浄水管24に接続され、濾過器10,10aの他端に流量測定器17,18を設置し、原水進水管11に、原水を濾過器10,10aへ送る第1モータ40を設置し、逆向洗浄水管24に浄水を濾過器10,10aへ送る第2モータ41を設置する。
【選択図】 図1
Description
本考案は、多量の水を消費する工場等で使用するのに好適な水質浄化装置に関する。
一般的な簡易型の濾過器は、フィルタ材の上方から水を注ぎ、フィルタ材の下方に出水口を設け、重力によって水がフィルタ材を通過する間に、フィルタ材の空隙で水中に含まれる汚泥等の浮遊粒子をからめ取り、浄水を得るようになっている。
このような濾過器では、一定期間使用すると、フィルタ材の空隙が浮遊粒子で詰まってしまい、濾過能力が著しく低下するので、定期的にフィルタ材を交換しなければならず、フィルタ材を交換している間は水を流すことができないという欠点があった。
また、従来、フィルタ材交換の為に濾過作業を停止する必要のない水質浄化装置が公知であるが(特許文献1参照)、この水質浄化装置は、処理水量の少ない家庭等で使用するのに適しており、消費水量が多い工場等では十分な浄水を供給することができない。
このような濾過器では、一定期間使用すると、フィルタ材の空隙が浮遊粒子で詰まってしまい、濾過能力が著しく低下するので、定期的にフィルタ材を交換しなければならず、フィルタ材を交換している間は水を流すことができないという欠点があった。
また、従来、フィルタ材交換の為に濾過作業を停止する必要のない水質浄化装置が公知であるが(特許文献1参照)、この水質浄化装置は、処理水量の少ない家庭等で使用するのに適しており、消費水量が多い工場等では十分な浄水を供給することができない。
本考案の目的は、フィルタ材を交換する必要が無く、多量の水を処理することが可能な水質浄化装置を提供することにある。
本考案の水質浄化装置は、第1濾過器、第2濾過器及び浄水貯水槽を備え、前記第1濾過器及び第2濾過器の両端に、先端が二股に分岐した分岐管の基端部をそれぞれ接続し、前記第1濾過器及び第2濾過器の一端に接続された分岐管は、一方の分岐部がそれぞれ弁を介して原水進水管に接続されると共に、他方の分岐部はそれぞれ弁を介して廃水排出管に接続され、前記第1濾過器及び第2濾過器の他端に接続された分岐管は、一方の分岐部がそれぞれ弁を介して、前記浄水貯水槽へ通ずる浄水出水管に接続されると共に、他方の分岐部がそれぞれ弁を介して、前記浄水出水管から分岐した逆向洗浄水管に接続され、前記第1濾過器及び第2濾過器の他端にそれぞれ第1流量測定器及び第2流量測定器を設置し、前記原水進水管に、処理すべき原水を第1濾過器及び第2濾過器へ向かって送る第1モータを設置し、前記逆向洗浄水管に、前記浄水出水管及び浄水貯水槽内の浄水を前記第1濾過器及び第2濾過器へ向かって送る第2モータを設置してある。
原水進水管から第1濾過器及び第2濾過器へ送り込まれた原水が、第1濾過器及び第2濾過器を通過する間に濾過されて浄水となり、浄水出水管を通して浄水貯水槽へ貯蔵される。
いずれかの濾過器内が汚れると、その濾過器から出水する浄水量を測定する流量測定器の測定値により検知し、他方の濾過器によって濾過を継続すると共に、逆向洗浄水管を通して汚れた濾過器へ浄水を送り、その内部のフィルタ材を洗浄する。戦場跡の廃水は廃水排出管から排出される。
いずれかの濾過器内が汚れると、その濾過器から出水する浄水量を測定する流量測定器の測定値により検知し、他方の濾過器によって濾過を継続すると共に、逆向洗浄水管を通して汚れた濾過器へ浄水を送り、その内部のフィルタ材を洗浄する。戦場跡の廃水は廃水排出管から排出される。
以下の構成を採用しても良い。
前記弁の開閉を制御する制御回路を設けた構成。
前記第1流量測定器及び第2流量測定器の測定した流量が予め設定した正常範囲にあるとき、前記第1濾過器及び第2濾過器の一端と前記原水進水管とを接続する分岐部に設置した弁を開状態とした構成。
前記第1流量測定器及び第2流量測定器の測定した流量が予め設定した正常範囲にあるとき、前記第1濾過器及び第2濾過器の一端と前記廃水排出管とを接続する分岐部に設置した弁を閉状態とした構成。
前記弁の開閉を制御する制御回路を設けた構成。
前記第1流量測定器及び第2流量測定器の測定した流量が予め設定した正常範囲にあるとき、前記第1濾過器及び第2濾過器の一端と前記原水進水管とを接続する分岐部に設置した弁を開状態とした構成。
前記第1流量測定器及び第2流量測定器の測定した流量が予め設定した正常範囲にあるとき、前記第1濾過器及び第2濾過器の一端と前記廃水排出管とを接続する分岐部に設置した弁を閉状態とした構成。
前記第1流量測定器及び第2流量測定器の測定した流量が予め設定した正常範囲にあるとき、前記第1濾過器及び第2濾過器の他端と前記逆向洗浄水管とを接続する分岐部に設置した弁を閉状態とした構成。
前記第1流量測定器及び第2流量測定器の測定した流量が予め設定した正常範囲にあるとき、前記第1濾過器及び第2濾過器の他端と前記浄水出水管とを接続する分岐部に設置した弁を開状態とした構成。
前記各分岐管の分岐部に設置した弁を、独立した2個の電磁弁とした構成。
前記各分岐部の分岐部に設置した弁を単一の三方弁とした構成。
前記廃水排出管を廃水槽に接続し、該廃水槽の底部の汚泥排出制御弁を設け、前記廃水槽の上部に、前記原水進水管と接続する溢流管を開口し、該溢流管の管口に、前記廃水槽の貯水量が所定以上になった時に開く浮きボール弁を設置した構成。
前記浄水貯水槽の下流側に、吸着濾材を充填したフィルタ室が接続された構成。
前記第1流量測定器及び第2流量測定器の測定した流量が予め設定した正常範囲にあるとき、前記第1濾過器及び第2濾過器の他端と前記浄水出水管とを接続する分岐部に設置した弁を開状態とした構成。
前記各分岐管の分岐部に設置した弁を、独立した2個の電磁弁とした構成。
前記各分岐部の分岐部に設置した弁を単一の三方弁とした構成。
前記廃水排出管を廃水槽に接続し、該廃水槽の底部の汚泥排出制御弁を設け、前記廃水槽の上部に、前記原水進水管と接続する溢流管を開口し、該溢流管の管口に、前記廃水槽の貯水量が所定以上になった時に開く浮きボール弁を設置した構成。
前記浄水貯水槽の下流側に、吸着濾材を充填したフィルタ室が接続された構成。
本考案によれば、いずれかの濾過器が目詰まりを起こすと、流量測定器が測定した浄水の流量によってこれを知ることができ、この場合、他方の濾過器で濾過を行いながら、目詰まりした濾過器へ逆向洗浄水管から浄水を送り込んでフィルタ材を洗浄できるので、フィルタ材を交換する必要が無く、絶え間なく濾過を継続することが可能である。
また、濾過を経た浄水が浄水出水管を通して浄水貯水槽に貯水されるので、濾過器の洗浄を行っているときでも、十分な量の浄水を提供することができる。
さらに、廃水排出管に廃水槽を接続して、廃水槽に設けた溢流管を原水進水管へ接続すれば、廃水を回収して再利用でき、大幅に排水量を減らすことが可能となる。
また、浄水貯水槽の下流側にフィルタ室を設置すると、いっそう良質の浄水を得ることができる。
また、濾過を経た浄水が浄水出水管を通して浄水貯水槽に貯水されるので、濾過器の洗浄を行っているときでも、十分な量の浄水を提供することができる。
さらに、廃水排出管に廃水槽を接続して、廃水槽に設けた溢流管を原水進水管へ接続すれば、廃水を回収して再利用でき、大幅に排水量を減らすことが可能となる。
また、浄水貯水槽の下流側にフィルタ室を設置すると、いっそう良質の浄水を得ることができる。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
本考案の水質浄化装置は、図1〜図3に示すように、第1濾過器10、第2濾過器10a、第1モータ40、第2モータ41、制御回路30、浄水貯水槽42及び廃水槽43を備える。
第1濾過器10及び第2濾過器10aは、ほぼ同じ内部構造を有し、その一端には、先端が二股に分岐した分岐管の基端部がそれぞれ接続されている。
本考案の水質浄化装置は、図1〜図3に示すように、第1濾過器10、第2濾過器10a、第1モータ40、第2モータ41、制御回路30、浄水貯水槽42及び廃水槽43を備える。
第1濾過器10及び第2濾過器10aは、ほぼ同じ内部構造を有し、その一端には、先端が二股に分岐した分岐管の基端部がそれぞれ接続されている。
これら分岐管の一方の分岐部は原水進水管11の一端に接続され、他方の分岐部は廃水槽43に通ずる廃水排出管16に接続されている。
原水進水管11には、汚れた原水を分岐管へ送る第1モータ40が設置されている。
また、第1濾過器10の一端から原水進水管11に至る分岐部には第1電磁弁12が、第2濾過器10aの一端から原水進水管11に至る分岐部には第2電磁弁13が、第1濾過器10の一端から廃水排出管16に至る分岐部には第3電磁弁14が、第2濾過器10aの一端から廃水排出管16に至る分岐部には第4電磁弁15がそれぞれ設置されている。
原水進水管11には、汚れた原水を分岐管へ送る第1モータ40が設置されている。
また、第1濾過器10の一端から原水進水管11に至る分岐部には第1電磁弁12が、第2濾過器10aの一端から原水進水管11に至る分岐部には第2電磁弁13が、第1濾過器10の一端から廃水排出管16に至る分岐部には第3電磁弁14が、第2濾過器10aの一端から廃水排出管16に至る分岐部には第4電磁弁15がそれぞれ設置されている。
廃水槽43の一端には汚泥排出制御弁45が設置され、この汚泥排出制御弁45を開けることにより、廃水槽43に沈殿した汚泥を排出することができる。
また、廃水槽43の上部には溢流管46の一端が開口し、ここに浮きボール弁47が設置されている。溢流管46の他端は、モータ40よりも上流において、原水進水管11に接続されている。
従って、廃水槽43に一定量以上の廃水が貯留された場合は、自動的に浮きボール弁47が開き、廃水を溢流管46から原水進水管11へ流すことができる。
また、廃水槽43の上部には溢流管46の一端が開口し、ここに浮きボール弁47が設置されている。溢流管46の他端は、モータ40よりも上流において、原水進水管11に接続されている。
従って、廃水槽43に一定量以上の廃水が貯留された場合は、自動的に浮きボール弁47が開き、廃水を溢流管46から原水進水管11へ流すことができる。
第1濾過器10及び第2濾過器10aの他端には、先端が二股に分岐した分岐管の基端部がそれぞれ接続されると共に、第1濾過器10の他端には第1流量測定器17が設置され、第2濾過器10aの他端には第2流量測定器18が設置されている。
これら分岐管の一方の分岐部は、浄水貯水槽42に通ずる浄水出水管23へそれぞれ接続されると共に、他方の分岐部は、浄水出水管23から分岐した逆向洗浄水管24へ接続される。
これら分岐管の一方の分岐部は、浄水貯水槽42に通ずる浄水出水管23へそれぞれ接続されると共に、他方の分岐部は、浄水出水管23から分岐した逆向洗浄水管24へ接続される。
第1濾過器10の他端から逆向洗浄水管24に至る分岐部には第5電磁弁19が、第1濾過器10の他端から浄水出水管23に至る分岐部には第6電磁弁20が、第2濾過器10aの他端から逆向洗浄水管24に至る分岐部には第7電磁弁21が、第2濾過器10aの他端から浄水出水管23に至る分岐部には第8電磁弁22がそれぞれ設置されている。
また、逆向洗浄水管24には、浄水出水管23からの分岐部と、濾過器10,10aに対する接続部との間において、第2モータ41が設置されている。
さらに、浄水貯水槽42の下流側に、吸着濾材を充填したフィルタ室44が設置され、浄水貯水槽42に貯蔵された浄水から、濾過しにくい金属元素等を取り除いて、更に水質の良い浄水を提供できるようになっている。
また、逆向洗浄水管24には、浄水出水管23からの分岐部と、濾過器10,10aに対する接続部との間において、第2モータ41が設置されている。
さらに、浄水貯水槽42の下流側に、吸着濾材を充填したフィルタ室44が設置され、浄水貯水槽42に貯蔵された浄水から、濾過しにくい金属元素等を取り除いて、更に水質の良い浄水を提供できるようになっている。
制御回路30は、図4に示すように、制御プログラムを内蔵した単チップ31で構成され、第1流量測定器17及び第2流量測定器18が測定した流量によって、第1〜第8電磁弁12,13,14,15,19,20,21,22の開閉を制御する。
第1電磁弁12,第2電磁弁13,第6電磁弁20及び第8電磁弁22は常開型であり、第3電磁弁14,第4電磁弁15,第5電磁弁19及び第7電磁弁21は常閉型であり、流量測定器17,18の検出した流量が予め設定された正常範囲内であれば、常開型の電磁弁は開状態とし、常閉型の電磁弁は閉状態とする。
第1電磁弁12,第2電磁弁13,第6電磁弁20及び第8電磁弁22は常開型であり、第3電磁弁14,第4電磁弁15,第5電磁弁19及び第7電磁弁21は常閉型であり、流量測定器17,18の検出した流量が予め設定された正常範囲内であれば、常開型の電磁弁は開状態とし、常閉型の電磁弁は閉状態とする。
図1に示すように、正常な状況(第1電磁弁12,第2電磁弁13,第6電磁弁20及び第8電磁弁22が開き、第3電磁弁14,第4電磁弁15,第5電磁弁19及び第7電磁弁21は閉じた状態)では、第1モータ40が原水を原水進水管11へ吸い上げ、第1電磁弁12を通して第1濾過器10へ送ると共に、第2電磁弁13を通して第2濾過器10aへ送る。
第1濾過器10及び第2濾過器10aで濾過された浄水は、それぞれ流量測定器17,18を経て、第6電磁弁20及び第8電磁弁22から浄水出水管23へ送られ、浄水貯水槽42に容れられ、最終的にフィルタ室44における濾過手順を経て排出される。
第1濾過器10及び第2濾過器10aで濾過された浄水は、それぞれ流量測定器17,18を経て、第6電磁弁20及び第8電磁弁22から浄水出水管23へ送られ、浄水貯水槽42に容れられ、最終的にフィルタ室44における濾過手順を経て排出される。
一定時間経過して第2濾過器10a内のフィルタ材が詰まると、第2流量測定器18の測定する流量が減少する。すると、図2に示すように、制御回路30が第2電磁弁13及び第8電磁弁22を閉状態に切り換えると共に、第4電磁弁15及び第7電磁弁21を開状態に切り換える。また、同時に第2モータ41が作動する。
この結果、原水進水管11に送られた原水が全て第1濾過器10に導入され、第1濾過器10を通過して浄水となり、浄水出水管23へ送られる。
そして、第2モータ41によって、浄水出水管23及び浄水貯水槽42内の浄水が逆向洗浄水管24へ導入され、第7電磁弁21を通して第2濾過器10aへ送り込まれる。
この結果、原水進水管11に送られた原水が全て第1濾過器10に導入され、第1濾過器10を通過して浄水となり、浄水出水管23へ送られる。
そして、第2モータ41によって、浄水出水管23及び浄水貯水槽42内の浄水が逆向洗浄水管24へ導入され、第7電磁弁21を通して第2濾過器10aへ送り込まれる。
この浄水は第2濾過器10a内のフィルタ材に詰まった砂粒子や汚物を洗浄し、洗浄によって生じた汚水は、第2濾過器10aの一端から第4電磁弁15を通して廃水排出管16へ流入し、廃水槽43へ送り込まれる。
一定の洗浄時間(5〜8秒程度)が経過して第2濾過器10aの洗浄が終了すると、制御回路30は図1に示す正常状態へ戻し、第2電磁弁13及び第8電磁弁22を開状態に切り換えると共に、第4電磁弁15及び第7電磁弁21を閉状態に切り換える。
一定の洗浄時間(5〜8秒程度)が経過して第2濾過器10aの洗浄が終了すると、制御回路30は図1に示す正常状態へ戻し、第2電磁弁13及び第8電磁弁22を開状態に切り換えると共に、第4電磁弁15及び第7電磁弁21を閉状態に切り換える。
一方、第1濾過器10内のフィルタ材が詰まって、第1流量測定器17の検出した流量が減少すると、図3に示すように、制御回路30が第1電磁弁12及び第6電磁弁20を閉状態に切り換えると共に、第3電磁弁14及び第5電磁弁19を開状態に切り換え、同時に第2モータ41が作動する。
すると、原水進水管11に送られた原水が全て第2濾過器10aに導入されて濾過され、第2濾過材10aから出水した浄水は浄水出水管23へ送られる。
また、第2モータ41によって、浄水出水管23及び浄水貯水槽42内の浄水が逆向洗浄水管24から第5電磁弁19を通して第1濾過器10へ送り込まれる。
すると、原水進水管11に送られた原水が全て第2濾過器10aに導入されて濾過され、第2濾過材10aから出水した浄水は浄水出水管23へ送られる。
また、第2モータ41によって、浄水出水管23及び浄水貯水槽42内の浄水が逆向洗浄水管24から第5電磁弁19を通して第1濾過器10へ送り込まれる。
そして、第1濾過器10内のフィルタ材は送り込まれた浄水によって洗浄され、洗浄によって生じた汚水は、第1濾過器10の一端から第3電磁弁14を通して廃水排出管16へ流入し、廃水槽43へ送り込まれる。
第1濾過器10の洗浄が終了すると、制御回路30は図1に示す正常状態へ戻して、第1濾過器10及び第2濾過器10aによる濾過が行われる。
第1濾過器10の洗浄が終了すると、制御回路30は図1に示す正常状態へ戻して、第1濾過器10及び第2濾過器10aによる濾過が行われる。
なお、分岐管の二股に分かれた分岐部に独立して設置された2個の電磁弁は、単一の三方弁に代替することができる。
また、廃水槽43の底部に設けた汚泥排出制御弁45を制御回路30によって定期的に所定時間だけ開き、沈殿した汚泥を排出することができる。勿論、汚泥排出制御弁45を手動で開くことも可能である。
さらに、廃水排出管16に送り込まれた廃水は、原水に含まれる不純物の種類や廃水量によって、廃水槽43に貯水せず、直接排出することも可能である。
また、廃水槽43の底部に設けた汚泥排出制御弁45を制御回路30によって定期的に所定時間だけ開き、沈殿した汚泥を排出することができる。勿論、汚泥排出制御弁45を手動で開くことも可能である。
さらに、廃水排出管16に送り込まれた廃水は、原水に含まれる不純物の種類や廃水量によって、廃水槽43に貯水せず、直接排出することも可能である。
10 第1濾過器
10a 第2濾過器
11原水進水管
12 第1電磁弁
13 第2電磁弁
14 第3電磁弁
15 第4電磁弁
16 廃水排出管
17 第1流量測定器
18 第2流量測定器
19 第5電磁弁
20 第6電磁弁
21 第7電磁弁
22 第8電磁弁
23 浄水出水管
24 逆向洗浄水管
30 制御回路
40 第1モータ
41 第2モータ
42 浄水貯水槽
43 廃水槽
44 フィルタ室
45 汚泥排出制御弁
46 溢流管
47 浮きボール弁
10a 第2濾過器
11原水進水管
12 第1電磁弁
13 第2電磁弁
14 第3電磁弁
15 第4電磁弁
16 廃水排出管
17 第1流量測定器
18 第2流量測定器
19 第5電磁弁
20 第6電磁弁
21 第7電磁弁
22 第8電磁弁
23 浄水出水管
24 逆向洗浄水管
30 制御回路
40 第1モータ
41 第2モータ
42 浄水貯水槽
43 廃水槽
44 フィルタ室
45 汚泥排出制御弁
46 溢流管
47 浮きボール弁
Claims (10)
- 第1濾過器、第2濾過器及び浄水貯水槽を備え、前記第1濾過器及び第2濾過器の両端に、先端が二股に分岐した分岐管の基端部をそれぞれ接続し、前記第1濾過器及び第2濾過器の一端に接続された分岐管は、一方の分岐部がそれぞれ弁を介して原水進水管に接続されると共に、他方の分岐部はそれぞれ弁を介して廃水排出管に接続され、前記第1濾過器及び第2濾過器の他端に接続された分岐管は、一方の分岐部がそれぞれ弁を介して、前記浄水貯水槽へ通ずる浄水出水管に接続されると共に、他方の分岐部がそれぞれ弁を介して、前記浄水出水管から分岐した逆向洗浄水管に接続され、前記第1濾過器及び第2濾過器の他端にそれぞれ第1流量測定器及び第2流量測定器を設置し、前記原水進水管に、処理すべき原水を第1濾過器及び第2濾過器へ向かって送る第1モータを設置し、前記逆向洗浄水管に、前記浄水出水管及び浄水貯水槽内の浄水を前記第1濾過器及び第2濾過器へ向かって送る第2モータを設置した水質浄化装置。
- 前記弁の開閉を制御する制御回路を設けた請求項1に記載された水質浄化装置。
- 前記第1流量測定器及び第2流量測定器の測定した流量が予め設定した正常範囲にあるとき、前記第1濾過器及び第2濾過器の一端と前記原水進水管とを接続する分岐部に設置した弁を開状態とした請求項1又は2に記載された水質浄化装置。
- 前記第1流量測定器及び第2流量測定器の測定した流量が予め設定した正常範囲にあるとき、前記第1濾過器及び第2濾過器の一端と前記廃水排水管とを接続する分岐部に設置した弁を閉状態とした請求項1〜3のいずれかに記載された水質浄化装置。
- 前記第1流量測定器及び第2流量測定器の測定した流量が予め設定した正常範囲にあるとき、前記第1濾過器及び第2濾過器の他端と前記逆向洗浄水管とを接続する分岐部に設置した弁を閉状態とした請求項1〜4のいずれかに記載された水質浄化装置。
- 前記第1流量測定器及び第2流量測定器の測定した流量が予め設定した正常範囲にあるとき、前記第1濾過器及び第2濾過器の他端と前記浄水出水管とを接続する分岐部に設置した弁を開状態とした請求項1〜5のいずれかに記載された水質浄化装置。
- 前記各分岐管の分岐部に設置した弁を、独立した2個の電磁弁とした請求項1〜6のいずれかに記載された水質浄化装置。
- 前記各分岐部の分岐部に設置した弁を単一の三方弁とした請求項1〜6のいずれかに記載された水質浄化装置。
- 前記廃水排出管を廃水槽に接続し、該廃水槽の底部の汚泥排出制御弁を設け、前記廃水槽の上部に、前記原水進水管と接続する溢流管を開口し、該溢流管の管口に、前記廃水槽の貯水量が所定以上になった時に開く浮きボール弁を設置した請求項1〜8のいずれかに記載された水質浄化装置。
- 前記浄水貯水槽の下流側に、吸着濾材を充填したフィルタ室が接続された請求項1〜9のいずれかに記載された水質浄化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005003822U JP3113166U (ja) | 2005-05-30 | 2005-05-30 | 水質浄化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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