JP3389357B2 - 半導体チップ搭載用基板 - Google Patents
半導体チップ搭載用基板Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体チップ搭載用基板
に関する。
に関する。
【0002】
【従来の技術】プラスチックボールグリットアレイ(P
BGA)、プラスチックピングリットアレイ(PPG
A)等の半導体チップ搭載用基板の半導体チップの搭載
部分(以下、ダイパッドという)は、放熱性を高めるた
め、或いは電気的導通、電気的特性向上のため等の理由
から、例えば図6に示すようにメタライズパターン34
により形成される。なお、このメタライズパターン34
および配線パターン36は、例えば基材32に接着した
銅箔をエッチングして形成される。
BGA)、プラスチックピングリットアレイ(PPG
A)等の半導体チップ搭載用基板の半導体チップの搭載
部分(以下、ダイパッドという)は、放熱性を高めるた
め、或いは電気的導通、電気的特性向上のため等の理由
から、例えば図6に示すようにメタライズパターン34
により形成される。なお、このメタライズパターン34
および配線パターン36は、例えば基材32に接着した
銅箔をエッチングして形成される。
【0003】上記のメタライズパターン34は、半導体
チップ搭載用基板の表裏どちらか一方にのみ形成されて
いる場合が多い。その半導体チップ搭載用基板に温度変
化(主に加熱)があった場合には、樹脂材からなる基材
32と、メタライズパターン34との熱膨張或いは熱収
縮には差異があるため、図7に示すようにダイパッド3
0に応力が生じ、半導体チップ搭載用基板に反りが発生
する。特にPBGAの基材32は薄く、変形し易い。こ
の温度変化による半導体チップ搭載用基板の反りは、基
板製造工程、半導体チップのアセンブリ工程、および半
導体装置の使用時等において生じ、半導体装置の製造不
良および信頼性の低下の原因となる。
チップ搭載用基板の表裏どちらか一方にのみ形成されて
いる場合が多い。その半導体チップ搭載用基板に温度変
化(主に加熱)があった場合には、樹脂材からなる基材
32と、メタライズパターン34との熱膨張或いは熱収
縮には差異があるため、図7に示すようにダイパッド3
0に応力が生じ、半導体チップ搭載用基板に反りが発生
する。特にPBGAの基材32は薄く、変形し易い。こ
の温度変化による半導体チップ搭載用基板の反りは、基
板製造工程、半導体チップのアセンブリ工程、および半
導体装置の使用時等において生じ、半導体装置の製造不
良および信頼性の低下の原因となる。
【0004】また、半導体チップ搭載用基板の反り量
は、基材と、その表面に設けられるメタライズパターン
の材料(例えば銅箔)との熱膨張或いは熱収縮の差が大
きい程、面積が広い程、変形の絶対量が増加するため大
きくなる。このため、反りを抑制する方法としては、材
料の選択性が乏しいことから、メタライズパターンの面
積を、設計上許される範囲で小さくすることが考えられ
る。最も単純には格子状、島状(点状)の形状とすれば
よい。
は、基材と、その表面に設けられるメタライズパターン
の材料(例えば銅箔)との熱膨張或いは熱収縮の差が大
きい程、面積が広い程、変形の絶対量が増加するため大
きくなる。このため、反りを抑制する方法としては、材
料の選択性が乏しいことから、メタライズパターンの面
積を、設計上許される範囲で小さくすることが考えられ
る。最も単純には格子状、島状(点状)の形状とすれば
よい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
メタライズパターンを構成する線分が直線的に連続され
た場合(例えば、格子状のパターン)は、その連続性に
よって応力が一方向に連続的に作用するため、反りが発
生し易くなり、反りによる変形を充分に抑制できないと
いう課題がある。また、ダイパッドとなるメタライズパ
ターンは、電解めっきプロセスのため、或いは半導体チ
ップの背面電位の供給のために、そのメタライズパター
ン全部と容易に電気的に接続できる必要性があるが、島
状に形成された際には、その電気的接続が困難であると
いう課題がある。さらに、ダイパッドがメタライズパタ
ーンで形成されることによって反りが生じなくとも、銅
箔等のメタライズパターン上にめっきを施した場合、め
っき層による応力で反りが発生するという課題もある。
メタライズパターンを構成する線分が直線的に連続され
た場合(例えば、格子状のパターン)は、その連続性に
よって応力が一方向に連続的に作用するため、反りが発
生し易くなり、反りによる変形を充分に抑制できないと
いう課題がある。また、ダイパッドとなるメタライズパ
ターンは、電解めっきプロセスのため、或いは半導体チ
ップの背面電位の供給のために、そのメタライズパター
ン全部と容易に電気的に接続できる必要性があるが、島
状に形成された際には、その電気的接続が困難であると
いう課題がある。さらに、ダイパッドがメタライズパタ
ーンで形成されることによって反りが生じなくとも、銅
箔等のメタライズパターン上にめっきを施した場合、め
っき層による応力で反りが発生するという課題もある。
【0006】そこで、本発明の目的とするところは、反
りによる変形を充分に抑制でき、且つ全体が電気的に接
続できるダイパッドを備える半導体チップ搭載用基板を
提供することにある。
りによる変形を充分に抑制でき、且つ全体が電気的に接
続できるダイパッドを備える半導体チップ搭載用基板を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は次の構成を備える。すなわち、本発明は、
基材が樹脂材で形成され、半導体チップが搭載されるダ
イパッドがメタライズパターンにより形成された半導体
チップ搭載用基板において、前記メタライズパターン
が、ダイパッドの中心部を基点にして放射線状に描かれ
る仮想の線分に対してジグザグに形成されている。
め、本発明は次の構成を備える。すなわち、本発明は、
基材が樹脂材で形成され、半導体チップが搭載されるダ
イパッドがメタライズパターンにより形成された半導体
チップ搭載用基板において、前記メタライズパターン
が、ダイパッドの中心部を基点にして放射線状に描かれ
る仮想の線分に対してジグザグに形成されている。
【0008】また、本発明は、基材が樹脂材で形成さ
れ、半導体チップが搭載されるダイパッドがメタライズ
パターンにより形成された半導体チップ搭載用基板にお
いて、前記メタライズパターンが、ダイパッドの中心部
を中心にして同心円状に描かれる仮想の曲線に対してジ
グザグに形成されていることを特徴とする半導体チップ
搭載用基板にもある。
れ、半導体チップが搭載されるダイパッドがメタライズ
パターンにより形成された半導体チップ搭載用基板にお
いて、前記メタライズパターンが、ダイパッドの中心部
を中心にして同心円状に描かれる仮想の曲線に対してジ
グザグに形成されていることを特徴とする半導体チップ
搭載用基板にもある。
【0009】また、本発明は、基材が樹脂材で形成さ
れ、半導体チップが搭載されるダイパッドがメタライズ
パターンにより形成された半導体チップ搭載用基板にお
いて、前記メタライズパターンが、複数の閉ループ状の
枠形同士が角部同士が重ね合わされて連なる形状に形成
されていることを特徴とする半導体チップ搭載用基板に
もある。
れ、半導体チップが搭載されるダイパッドがメタライズ
パターンにより形成された半導体チップ搭載用基板にお
いて、前記メタライズパターンが、複数の閉ループ状の
枠形同士が角部同士が重ね合わされて連なる形状に形成
されていることを特徴とする半導体チップ搭載用基板に
もある。
【0010】また、前記メタライズパターンが、点対称
に形成されていることで、ダイパッドに作用する応力を
均一に分散することができ、ダイパッドの変形を抑制す
ることができる。また、前記メタライズパターンにより
形成されたダイパッドの一部または全部の表面にソルダ
レジストが被覆されていることで、メタライズパターン
を好適に保護することができる。
に形成されていることで、ダイパッドに作用する応力を
均一に分散することができ、ダイパッドの変形を抑制す
ることができる。また、前記メタライズパターンにより
形成されたダイパッドの一部または全部の表面にソルダ
レジストが被覆されていることで、メタライズパターン
を好適に保護することができる。
【0011】また、本発明は、基材が樹脂材で形成さ
れ、半導体チップが搭載されるダイパッドがメタライズ
パターンにより形成された半導体チップ搭載用基板にお
いて、前記メタライズパターンが、ダイパッドの中心部
を基点にして放射線状に描かれる仮想の線分に対してジ
グザグに露出するように、該露出する部分を除いてソル
ダレジストによって被覆されていることを特徴とする半
導体チップ搭載用基板にもある。
れ、半導体チップが搭載されるダイパッドがメタライズ
パターンにより形成された半導体チップ搭載用基板にお
いて、前記メタライズパターンが、ダイパッドの中心部
を基点にして放射線状に描かれる仮想の線分に対してジ
グザグに露出するように、該露出する部分を除いてソル
ダレジストによって被覆されていることを特徴とする半
導体チップ搭載用基板にもある。
【0012】また、本発明は、基材が樹脂材で形成さ
れ、半導体チップが搭載されるダイパッドがメタライズ
パターンにより形成された半導体チップ搭載用基板にお
いて、前記メタライズパターンが、ダイパッドの中心部
を中心にして同心状に描かれる仮想の曲線に対してジグ
ザグに露出するように、該露出する部分を除いてソルダ
レジストによって被覆されていることを特徴とする半導
体チップ搭載用基板にもある。
れ、半導体チップが搭載されるダイパッドがメタライズ
パターンにより形成された半導体チップ搭載用基板にお
いて、前記メタライズパターンが、ダイパッドの中心部
を中心にして同心状に描かれる仮想の曲線に対してジグ
ザグに露出するように、該露出する部分を除いてソルダ
レジストによって被覆されていることを特徴とする半導
体チップ搭載用基板にもある。
【0013】また、本発明は、基材が樹脂材で形成さ
れ、半導体チップが搭載されるダイパッドがメタライズ
パターンにより形成された半導体チップ搭載用基板にお
いて、前記メタライズパターンが、複数の閉ループ状の
枠形同士が角部同士が重ね合わされて連なる形状に露出
するように、その部分を除いてソルダレジストによって
被覆されていることを特徴とする半導体チップ搭載用基
板にもある。
れ、半導体チップが搭載されるダイパッドがメタライズ
パターンにより形成された半導体チップ搭載用基板にお
いて、前記メタライズパターンが、複数の閉ループ状の
枠形同士が角部同士が重ね合わされて連なる形状に露出
するように、その部分を除いてソルダレジストによって
被覆されていることを特徴とする半導体チップ搭載用基
板にもある。
【0014】また、前記ソルダレジストから露出するメ
タライズパターンの露出部分が、点対称に形成されてい
ることでダイパッドに作用する応力を均一に分散するこ
とができ、ダイパッドの変形を抑制することができる。
また、前記閉ループ状の枠形が矩形であることで、閉ル
ープ状の枠形をバランスよく重複させることができ、応
力の分散が可能であり、ダイパッドの変形を好適に抑制
できる。
タライズパターンの露出部分が、点対称に形成されてい
ることでダイパッドに作用する応力を均一に分散するこ
とができ、ダイパッドの変形を抑制することができる。
また、前記閉ループ状の枠形が矩形であることで、閉ル
ープ状の枠形をバランスよく重複させることができ、応
力の分散が可能であり、ダイパッドの変形を好適に抑制
できる。
【0015】また、前記メタライズパターンが半導体チ
ップに電気的に接続可能であることで、半導体チップへ
の背面電位の供給が可能になる。また、前記メタライズ
パターンの一部または全部の表面にめっき処理がなされ
ていることで、メタライズパターンを好適に保護するこ
とができる。
ップに電気的に接続可能であることで、半導体チップへ
の背面電位の供給が可能になる。また、前記メタライズ
パターンの一部または全部の表面にめっき処理がなされ
ていることで、メタライズパターンを好適に保護するこ
とができる。
【0016】
【作用】請求項1および2にかかる発明によれば、メタ
ライズパターンがジグザクに設けられているため、ダイ
パッドの反りを発生させる応力が一方向に連続的に作用
せず、応力が分散されるため、ダイパッドの反りによる
半導体チップ搭載用基板の反りを抑制することができ
る。また、メタライズパターンはジグザグではあるが、
連続的に設けられているため、そのメタライズパターン
全体へは電気的に容易に接続できる。
ライズパターンがジグザクに設けられているため、ダイ
パッドの反りを発生させる応力が一方向に連続的に作用
せず、応力が分散されるため、ダイパッドの反りによる
半導体チップ搭載用基板の反りを抑制することができ
る。また、メタライズパターンはジグザグではあるが、
連続的に設けられているため、そのメタライズパターン
全体へは電気的に容易に接続できる。
【0017】また、請求項3にかかる発明によっても、
メタライズパターンが、複数の閉ループ状の枠形同士が
角部同士が重ね合わされて連なる形状を備えているた
め、ダイパッドの反りを発生させる応力が一方向に連続
的に作用せず、応力が分散されるため、ダイパッドの反
りによる半導体チップ搭載用基板の反りを抑制すること
ができる。また、メタライズパターンは複数の閉ループ
状の枠形同士が角部同士が重ね合わされて連なる形状に
設けられているため、そのメタライズパターン全体へは
電気的に容易に接続できる。
メタライズパターンが、複数の閉ループ状の枠形同士が
角部同士が重ね合わされて連なる形状を備えているた
め、ダイパッドの反りを発生させる応力が一方向に連続
的に作用せず、応力が分散されるため、ダイパッドの反
りによる半導体チップ搭載用基板の反りを抑制すること
ができる。また、メタライズパターンは複数の閉ループ
状の枠形同士が角部同士が重ね合わされて連なる形状に
設けられているため、そのメタライズパターン全体へは
電気的に容易に接続できる。
【0018】また、請求項6〜8にかかる発明によれ
ば、メタライズパターンが、好適な形状に露出する部分
を除いてソルダレジストによって被覆されているため、
メタライズパターンの露出する部分にめっき処理で形成
されるめっき層の応力による反りの発生を抑制できる。
ば、メタライズパターンが、好適な形状に露出する部分
を除いてソルダレジストによって被覆されているため、
メタライズパターンの露出する部分にめっき処理で形成
されるめっき層の応力による反りの発生を抑制できる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について添付図
面と共に詳述する。図1は本発明にかかる半導体チップ
搭載用基板のダイパッドのメタライズパターンの一実施
例を示す平面図である。一点鎖線で囲われた部分は、ダ
イパッド10であり、半導体チップ搭載用基板の半導体
チップが搭載される部分である。このダイパッド10
は、樹脂材で形成された板状の基材12の表面に接着さ
れた銅箔等のメタライズパターン14により形成されて
いる。なお、このメタライズパターン14は、例えば基
材12に接着した銅箔をエッチングして形成される。な
お、メタライズパターン14の形成法としては、アディ
ティブ法等のめっき層によりパターンを形成する方法を
用いても良い。また、メタライズパターン14は、ダイ
パッド10の中心部を基点にして略放射状の線分に設け
られていると共に、メタライズパターン14を構成する
線分がジグザグに形成されている。本実施例では、メタ
ライズパターン14の線分が、複数の部分で直角にX軸
またはY軸方向に細かく折れ曲がって、全体的には放射
状に延びている。従って、X軸またはY軸方向へ直線的
に延びる線分長は短かく形成されている。
面と共に詳述する。図1は本発明にかかる半導体チップ
搭載用基板のダイパッドのメタライズパターンの一実施
例を示す平面図である。一点鎖線で囲われた部分は、ダ
イパッド10であり、半導体チップ搭載用基板の半導体
チップが搭載される部分である。このダイパッド10
は、樹脂材で形成された板状の基材12の表面に接着さ
れた銅箔等のメタライズパターン14により形成されて
いる。なお、このメタライズパターン14は、例えば基
材12に接着した銅箔をエッチングして形成される。な
お、メタライズパターン14の形成法としては、アディ
ティブ法等のめっき層によりパターンを形成する方法を
用いても良い。また、メタライズパターン14は、ダイ
パッド10の中心部を基点にして略放射状の線分に設け
られていると共に、メタライズパターン14を構成する
線分がジグザグに形成されている。本実施例では、メタ
ライズパターン14の線分が、複数の部分で直角にX軸
またはY軸方向に細かく折れ曲がって、全体的には放射
状に延びている。従って、X軸またはY軸方向へ直線的
に延びる線分長は短かく形成されている。
【0020】このようにメタライズパターン14が形成
されているため、ダイパッド10の基材12面上を通る
任意の仮想直線を想定したとき、その仮想直線上にはメ
タライズパターン14が不連続に形成されることにな
る。このため、ダイパッド10の反りを発生させる応力
が一方向に連続的に作用することはなく、応力が分散さ
れるため、半導体チップ搭載用基板の反りを抑制するこ
とができる。また、メタライズパターン14はジグザグ
ではあるが、連続的に設けられているため、そのメタラ
イズパターン14は全体的に電気的に接続されている。
従って、メタライズパターン14の表面全面に亘って容
易に電解めっきをすることが可能である。また、メタラ
イズパターン14と半導体チップとを電気的に接続すれ
ば、半導体チップへ背面電位を供給することができる。
また、上記のように反りの発生を抑える形状にメタライ
ズパターン14を形成すれば、メタライズパターン14
の面積を単に減少させて反りの発生を抑える場合と比較
して、メタライズパターン14の面積を広く設定するこ
とが可能であり、必要な放熱性を容易に確保することも
できる。
されているため、ダイパッド10の基材12面上を通る
任意の仮想直線を想定したとき、その仮想直線上にはメ
タライズパターン14が不連続に形成されることにな
る。このため、ダイパッド10の反りを発生させる応力
が一方向に連続的に作用することはなく、応力が分散さ
れるため、半導体チップ搭載用基板の反りを抑制するこ
とができる。また、メタライズパターン14はジグザグ
ではあるが、連続的に設けられているため、そのメタラ
イズパターン14は全体的に電気的に接続されている。
従って、メタライズパターン14の表面全面に亘って容
易に電解めっきをすることが可能である。また、メタラ
イズパターン14と半導体チップとを電気的に接続すれ
ば、半導体チップへ背面電位を供給することができる。
また、上記のように反りの発生を抑える形状にメタライ
ズパターン14を形成すれば、メタライズパターン14
の面積を単に減少させて反りの発生を抑える場合と比較
して、メタライズパターン14の面積を広く設定するこ
とが可能であり、必要な放熱性を容易に確保することも
できる。
【0021】また、本実施例のメタライズパターン14
は、図に明らかなように点対称に形成されており、基材
12とメタライズパターン14との熱膨張或いは熱収縮
の差によってダイパッド10に作用する応力を均一に分
散することができる。これにより、ダイパッド10の反
りによる変形を抑制することができる。
は、図に明らかなように点対称に形成されており、基材
12とメタライズパターン14との熱膨張或いは熱収縮
の差によってダイパッド10に作用する応力を均一に分
散することができる。これにより、ダイパッド10の反
りによる変形を抑制することができる。
【0022】また、メタライズパターン14の一部また
は全部の表面にめっき処理がなされていること、或いは
メタライズパターン14の形成されたダイパッド10の
一部または全部の表面にソルダレジストが塗布されてい
ることで、メタライズパターン14の表面を好適に保護
することができる。めっき処理としては、例えば金めっ
きがあり、メタライズパターン14表面の腐食を防止で
きる。なお、ダイパッド10に塗布されたソルダレジス
トには、メタライズパターン14の保護、半導体チップ
との密着性向上等の作用がある。しかし、メタライズパ
ターン14と同様に、基材12とソルダレジストには熱
膨張或いは熱収縮に差異があり、応力が発生する場合が
ある。また、はんだボール、リードピン等の接合のため
に基材12のダイパッド形成面の反対面にはソルダレジ
ストが塗布されるが、このソルダレジストの塗布厚、塗
布面積の差異によっても応力が発生する場合がある。上
記問題は、メタライズパターン14形状に対応させ、同
様にソルダレジストのパターン形状を設定することによ
り解決できる。
は全部の表面にめっき処理がなされていること、或いは
メタライズパターン14の形成されたダイパッド10の
一部または全部の表面にソルダレジストが塗布されてい
ることで、メタライズパターン14の表面を好適に保護
することができる。めっき処理としては、例えば金めっ
きがあり、メタライズパターン14表面の腐食を防止で
きる。なお、ダイパッド10に塗布されたソルダレジス
トには、メタライズパターン14の保護、半導体チップ
との密着性向上等の作用がある。しかし、メタライズパ
ターン14と同様に、基材12とソルダレジストには熱
膨張或いは熱収縮に差異があり、応力が発生する場合が
ある。また、はんだボール、リードピン等の接合のため
に基材12のダイパッド形成面の反対面にはソルダレジ
ストが塗布されるが、このソルダレジストの塗布厚、塗
布面積の差異によっても応力が発生する場合がある。上
記問題は、メタライズパターン14形状に対応させ、同
様にソルダレジストのパターン形状を設定することによ
り解決できる。
【0023】次に第2の実施例について図2に基づいて
説明する。本実施例では、メタライズパターン16が、
ダイパッド10の中心部を中心にして描かれる任意の仮
想同心円曲線に対してジグザグに形成されている。また
メタライズパターン16は、図に明らかなように点対称
で且つ線対称に形成されている。このようにメタライズ
パターン16が形成されているため、ダイパッド10の
基材12面上を通る上記の任意の仮想同心円曲線或いは
仮想直線を想定したとき、その仮想同心円曲線或いは仮
想直線上にはメタライズパターン16が不連続に形成さ
れることになる。これにより、図1の実施例と同様に、
基材12とメタライズパターン16との熱膨張或いは熱
収縮の差によってダイパッド10に作用する応力が、一
方向に連続的に作用することはなく、均一に分散するこ
とができ、ダイパッド10の反りによる半導体チップ搭
載用基板の変形を抑制することができる。
説明する。本実施例では、メタライズパターン16が、
ダイパッド10の中心部を中心にして描かれる任意の仮
想同心円曲線に対してジグザグに形成されている。また
メタライズパターン16は、図に明らかなように点対称
で且つ線対称に形成されている。このようにメタライズ
パターン16が形成されているため、ダイパッド10の
基材12面上を通る上記の任意の仮想同心円曲線或いは
仮想直線を想定したとき、その仮想同心円曲線或いは仮
想直線上にはメタライズパターン16が不連続に形成さ
れることになる。これにより、図1の実施例と同様に、
基材12とメタライズパターン16との熱膨張或いは熱
収縮の差によってダイパッド10に作用する応力が、一
方向に連続的に作用することはなく、均一に分散するこ
とができ、ダイパッド10の反りによる半導体チップ搭
載用基板の変形を抑制することができる。
【0024】次に第3の実施例について図3に基づいて
説明する。本実施例では、メタライズパターン18が、
複数の閉ループ状の枠形20同士が角部同士が重ね合わ
されて連なる形状を備えている。また、閉ループ状の枠
形20は矩形に形成されており、その角部同士を重ね合
わせることで閉ループ状の枠形20を好適に重複させる
ことができ、メタライズパターン18をダイパッド10
上にバランス良く形成できる。また、メタライズパター
ン18は、図に明らかなように点対称で且つ線対称に形
成されている。このようにメタライズパターン18が形
成されているため、ダイパッド10の基材12面上を通
る任意の仮想直線を想定したとき、その仮想直線上には
メタライズパターン18が不連続に形成されることにな
る。これにより、上記の実施例と同様に、ダイパッド1
0の反りによる半導体チップ搭載用基板の変形を抑制す
ることができる。なお、閉ループ状の枠形は、矩形に限
らず、円、楕円、多角形、或いは種々の形状の組み合わ
せでもよい。また、22は接点部であり、メタライズパ
ターン18表面にめっき処理(例えば金めっき)がなさ
れた部分であって、メタライズパターン18を被覆する
ソルダレジストより露出している。このようにメタライ
ズパターン18の一部分にめっきを施し、その部分を露
出させるには、少なくともメタライズパターン18のめ
っき処理がなされない部分をソルダレジストで被覆し、
メタライズパターン18に電気的に接続して電解めっき
処理を行えばよい。なお、本実施例では基材12の表面
も、ソルダレジストが塗布されて保護されている。そし
て、この接点部22が半導体チップの背面に接触されて
電気的に接続されることで、半導体チップへ背面電位を
供給できる。
説明する。本実施例では、メタライズパターン18が、
複数の閉ループ状の枠形20同士が角部同士が重ね合わ
されて連なる形状を備えている。また、閉ループ状の枠
形20は矩形に形成されており、その角部同士を重ね合
わせることで閉ループ状の枠形20を好適に重複させる
ことができ、メタライズパターン18をダイパッド10
上にバランス良く形成できる。また、メタライズパター
ン18は、図に明らかなように点対称で且つ線対称に形
成されている。このようにメタライズパターン18が形
成されているため、ダイパッド10の基材12面上を通
る任意の仮想直線を想定したとき、その仮想直線上には
メタライズパターン18が不連続に形成されることにな
る。これにより、上記の実施例と同様に、ダイパッド1
0の反りによる半導体チップ搭載用基板の変形を抑制す
ることができる。なお、閉ループ状の枠形は、矩形に限
らず、円、楕円、多角形、或いは種々の形状の組み合わ
せでもよい。また、22は接点部であり、メタライズパ
ターン18表面にめっき処理(例えば金めっき)がなさ
れた部分であって、メタライズパターン18を被覆する
ソルダレジストより露出している。このようにメタライ
ズパターン18の一部分にめっきを施し、その部分を露
出させるには、少なくともメタライズパターン18のめ
っき処理がなされない部分をソルダレジストで被覆し、
メタライズパターン18に電気的に接続して電解めっき
処理を行えばよい。なお、本実施例では基材12の表面
も、ソルダレジストが塗布されて保護されている。そし
て、この接点部22が半導体チップの背面に接触されて
電気的に接続されることで、半導体チップへ背面電位を
供給できる。
【0025】次に、図4および図5に基づいて、メタラ
イズパターンが、好適な形状に露出する部分を除いてソ
ルダレジストによって被覆されることによって、めっき
処理がなされても反りを抑制することのできる半導体チ
ップ搭載用基板の一実施例を説明する。図4はその実施
例の平面図であり、図5は図4の実施例の断面図であ
る。基材12は樹脂材で形成され、ダイパッド10は、
本実施例では基材12の半導体チップが搭載される表面
全面に形成されたメタライズパターンからなる。このメ
タライズパターンが、ダイパッド10の中心部を基点に
して放射線状に描かれる仮想の線分に対してジグザグ状
の線状に露出するように、その露出する部分を除いてソ
ルダレジスト24によって被覆されている。従って、ソ
ルダレジスト24のパターンをメタライズパターン上に
形成した後、めっき処理を施せば、露出したメタライズ
パターンの部分のみにめっき層26が形成される。この
ように、めっき層26がジグザク状の線状に形成できる
ため、応力が一方向に連続的に作用することがなく、均
一に分散でき、半導体チップ搭載用基板の変形を抑制で
きる。
イズパターンが、好適な形状に露出する部分を除いてソ
ルダレジストによって被覆されることによって、めっき
処理がなされても反りを抑制することのできる半導体チ
ップ搭載用基板の一実施例を説明する。図4はその実施
例の平面図であり、図5は図4の実施例の断面図であ
る。基材12は樹脂材で形成され、ダイパッド10は、
本実施例では基材12の半導体チップが搭載される表面
全面に形成されたメタライズパターンからなる。このメ
タライズパターンが、ダイパッド10の中心部を基点に
して放射線状に描かれる仮想の線分に対してジグザグ状
の線状に露出するように、その露出する部分を除いてソ
ルダレジスト24によって被覆されている。従って、ソ
ルダレジスト24のパターンをメタライズパターン上に
形成した後、めっき処理を施せば、露出したメタライズ
パターンの部分のみにめっき層26が形成される。この
ように、めっき層26がジグザク状の線状に形成できる
ため、応力が一方向に連続的に作用することがなく、均
一に分散でき、半導体チップ搭載用基板の変形を抑制で
きる。
【0026】さらに、前記メタライズパターンが、ダイ
パッドの中心部を中心にして描かれる任意の仮想の同心
円曲線に対してジグザグに露出するように、その露出す
る部分を除いてソルダレジストによって被覆されている
こと、或いは、前記メタライズパターンが、複数の閉ル
ープ状の枠形同士が角部同士が重ね合わされて連なる形
状に露出するように、その露出する部分を除いてソルダ
レジストによって被覆されていることによっても、上記
の半導体チップ搭載用基板の実施例と同等の効果を得る
ことができる。以上、本発明の好適な実施例について種
々述べてきたが、本発明は上述の実施例に限定されるの
ではなく、発明の精神を逸脱しない範囲で多くの改変を
施し得るのはもちろんである。
パッドの中心部を中心にして描かれる任意の仮想の同心
円曲線に対してジグザグに露出するように、その露出す
る部分を除いてソルダレジストによって被覆されている
こと、或いは、前記メタライズパターンが、複数の閉ル
ープ状の枠形同士が角部同士が重ね合わされて連なる形
状に露出するように、その露出する部分を除いてソルダ
レジストによって被覆されていることによっても、上記
の半導体チップ搭載用基板の実施例と同等の効果を得る
ことができる。以上、本発明の好適な実施例について種
々述べてきたが、本発明は上述の実施例に限定されるの
ではなく、発明の精神を逸脱しない範囲で多くの改変を
施し得るのはもちろんである。
【0027】
【発明の効果】本発明の半導体チップ搭載用基板によれ
ば、メタライズパターンが一定の方向に連続しないジグ
ザク等の形態に設けられているため、ダイパッドの反り
を発生させる応力が一方向に連続的に作用せず、応力が
分散され、ダイパッドの反りによる半導体チップ搭載用
基板の変形を抑制することができると共に、メタライズ
パターンはジグザグ等の形態ではあるが、連続的に設け
られているため、そのメタライズパターン全体へは電気
的に容易に接続できるという著効を奏する。また、メタ
ライズパターンが、一定の方向に連続しないジグザク等
の形態に露出する部分を除いてソルダレジストによって
被覆されることで、そのメタライズパターンの露出する
部分にめっき処理で形成されるめっき層の応力による反
りの発生を抑制できるという著効を奏する。
ば、メタライズパターンが一定の方向に連続しないジグ
ザク等の形態に設けられているため、ダイパッドの反り
を発生させる応力が一方向に連続的に作用せず、応力が
分散され、ダイパッドの反りによる半導体チップ搭載用
基板の変形を抑制することができると共に、メタライズ
パターンはジグザグ等の形態ではあるが、連続的に設け
られているため、そのメタライズパターン全体へは電気
的に容易に接続できるという著効を奏する。また、メタ
ライズパターンが、一定の方向に連続しないジグザク等
の形態に露出する部分を除いてソルダレジストによって
被覆されることで、そのメタライズパターンの露出する
部分にめっき処理で形成されるめっき層の応力による反
りの発生を抑制できるという著効を奏する。
【図1】本発明にかかるダイパッドのメタライズパター
ンの一実施例を示す平面図。
ンの一実施例を示す平面図。
【図2】本発明にかかるダイパッドのメタライズパター
ンの他の実施例を示す平面図。
ンの他の実施例を示す平面図。
【図3】本発明にかかるダイパッドのメタライズパター
ンの他の実施例を示す平面図。
ンの他の実施例を示す平面図。
【図4】本発明の他の実施例を示す平面図。
【図5】図4の実施例の断面図。
【図6】従来技術を説明する平面図。
【図7】図6に示した従来技術の拡大断面図。
10 ダイパッド
12 基材
14 メタライズパターン
16 メタライズパターン
18 メタライズパターン
20 閉ループ状の枠形
22 接点部
24 ソルダレジスト
26 めっき層
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平1−198058(JP,A)
特開 平3−284858(JP,A)
特開 平6−5729(JP,A)
実開 昭57−44570(JP,U)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H01L 23/12,23/50,21/52
Claims (13)
- 【請求項1】 基材が樹脂材で形成され、半導体チップ
が搭載されるダイパッドがメタライズパターンにより形
成された半導体チップ搭載用基板において、 前記メタライズパターンが、ダイパッドの中心部を基点
にして放射線状に描かれる仮想の線分に対してジグザグ
に形成されていることを特徴とする半導体チップ搭載用
基板。 - 【請求項2】 基材が樹脂材で形成され、半導体チップ
が搭載されるダイパッドがメタライズパターンにより形
成された半導体チップ搭載用基板において、 前記メタライズパターンが、ダイパッドの中心部を中心
にして同心円状に描かれる仮想の曲線に対してジグザグ
に形成されていることを特徴とする半導体チップ搭載用
基板。 - 【請求項3】 基材が樹脂材で形成され、半導体チップ
が搭載されるダイパッドがメタライズパターンにより形
成された半導体チップ搭載用基板において、 前記メタライズパターンが、複数の閉ループ状の枠形同
士が角部同士が重ね合わされて連なる形状に形成されて
いることを特徴とする半導体チップ搭載用基板。 - 【請求項4】 前記メタライズパターンが、点対称に形
成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか
一項記載の半導体チップ搭載用基板。 - 【請求項5】 前記メタライズパターンにより形成され
たダイパッドの一部または全部の表面に、ソルダレジス
トが被覆されていることを特徴とする請求項1〜4のい
ずれか一項記載の半導体チップ搭載用基板。 - 【請求項6】 基材が樹脂材で形成され、半導体チップ
が搭載されるダイパッドがメタライズパターンにより形
成された半導体チップ搭載用基板において、 前記メタライズパターンが、ダイパッドの中心部を基点
にして放射線状に描かれる仮想の線分に対してジグザグ
に露出するように、該露出する部分を除いてソルダレジ
ストによって被覆されていることを特徴とする半導体チ
ップ搭載用基板。 - 【請求項7】 基材が樹脂材で形成され、半導体チップ
が搭載されるダイパッドがメタライズパターンにより形
成された半導体チップ搭載用基板において、 前記メタライズパターンが、ダイパッドの中心部を中心
にして同心円状に描かれる仮想の曲線に対してジグザグ
に露出するように、該露出する部分を除いてソルダレジ
ストによって被覆されていることを特徴とする半導体チ
ップ搭載用基板。 - 【請求項8】 基材が樹脂材で形成され、半導体チップ
が搭載されるダイパッドがメタライズパターンにより形
成された半導体チップ搭載用基板において、 前記メタライズパターンが、複数の閉ループ状の枠形同
士が角部同士が重ね合わされて連なる形状に露出するよ
うに、該露出する部分を除いてソルダレジストによって
被覆されていることを特徴とする半導体チップ搭載用基
板。 - 【請求項9】 前記ソルダレジストから露出するメタラ
イズパターンの露出部分が、点対称に形成されているこ
とを特徴とする請求項6〜8のいずれか一項記載の半導
体チップ搭載用基板。 - 【請求項10】 前記閉ループ状の枠形が、矩形である
ことを特徴とする請求項3または8記載の半導体チップ
搭載用基板。 - 【請求項11】 前記メタライズパターンが、半導体チ
ップに電気的に接続可能であることを特徴とする請求項
1〜10のいずれか一項記載の半導体チップ搭載用基
板。 - 【請求項12】 前記メタライズパターンの一部または
全部の表面に、めっき処理が施されていることを特徴と
する請求項1〜11のいずれか一項記載の半導体チップ
搭載用基板。 - 【請求項13】 前記メタライズパターンが、銅箔また
はめっき層によって形成されていることを特徴とする請
求項1〜12のいずれか一項記載の半導体チップ搭載用
基板。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29463994A JP3389357B2 (ja) | 1994-11-29 | 1994-11-29 | 半導体チップ搭載用基板 |
KR1019950023794A KR960020633A (ko) | 1994-11-29 | 1995-08-02 | 반도체 칩 탑재용 기판 |
US08/550,995 US5744224A (en) | 1994-11-29 | 1995-10-31 | Board for mounting semiconductor chip |
EP19950308276 EP0715353B1 (en) | 1994-11-29 | 1995-11-20 | Board for a semiconductor chip |
DE1995623539 DE69523539T2 (de) | 1994-11-29 | 1995-11-20 | Platte für ein Halbleiter-Chip |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08153823A JPH08153823A (ja) | 1996-06-11 |
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Family
ID=17810375
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP3639226B2 (ja) * | 2001-07-05 | 2005-04-20 | 松下電器産業株式会社 | 半導体集積回路装置、実装基板および実装体 |
US6930257B1 (en) | 2002-05-01 | 2005-08-16 | Amkor Technology, Inc. | Integrated circuit substrate having laminated laser-embedded circuit layers |
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US7750250B1 (en) | 2006-12-22 | 2010-07-06 | Amkor Technology, Inc. | Blind via capture pad structure |
JP4757790B2 (ja) * | 2006-12-22 | 2011-08-24 | 富士通コンポーネント株式会社 | 半導体素子の実装構造及びプリント回路基板 |
JP4963989B2 (ja) | 2007-03-08 | 2012-06-27 | パナソニック株式会社 | 半導体素子搭載用基板およびその製造方法 |
US8323771B1 (en) | 2007-08-15 | 2012-12-04 | Amkor Technology, Inc. | Straight conductor blind via capture pad structure and fabrication method |
JP5692419B2 (ja) | 2012-01-27 | 2015-04-01 | 株式会社村田製作所 | 多層配線基板 |
JP5954013B2 (ja) * | 2012-07-18 | 2016-07-20 | 日亜化学工業株式会社 | 半導体素子実装部材及び半導体装置 |
US9345132B2 (en) * | 2013-02-07 | 2016-05-17 | Global Unichip Corp. | Substrate structure and the process manufacturing the same |
JP2013225711A (ja) * | 2013-08-07 | 2013-10-31 | Dainippon Printing Co Ltd | 部品内蔵配線板 |
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---|---|---|---|---|
US3833838A (en) * | 1972-11-13 | 1974-09-03 | A Christiansen | Electronic component mounting wafers for repeated connection in a variety of circuit designs |
JPS5874059A (ja) * | 1981-10-28 | 1983-05-04 | Toshiba Corp | 配線基板 |
US4495377A (en) * | 1982-12-30 | 1985-01-22 | International Business Machines Corporation | Substrate wiring patterns for connecting to integrated-circuit chips |
JPS61144046A (ja) * | 1984-12-17 | 1986-07-01 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体装置 |
JPH0618220B2 (ja) * | 1988-01-29 | 1994-03-09 | イビデン株式会社 | チップオンボード |
JPH01198058A (ja) * | 1988-02-03 | 1989-08-09 | Matsushita Electron Corp | 半導体装置用リードフレーム |
JPH0246741A (ja) * | 1988-08-09 | 1990-02-16 | Sanyo Electric Co Ltd | 混成集積回路 |
US5012389A (en) * | 1988-12-14 | 1991-04-30 | Hand Held Products, Inc. | Board wiring pattern for a high density memory module |
JPH04133454A (ja) * | 1990-09-26 | 1992-05-07 | Ibiden Co Ltd | リードフレーム |
US5289346A (en) * | 1991-02-26 | 1994-02-22 | Microelectronics And Computer Technology Corporation | Peripheral to area adapter with protective bumper for an integrated circuit chip |
JPH065593A (ja) * | 1992-04-20 | 1994-01-14 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 多層配線基板及びその製造方法 |
US5365409A (en) * | 1993-02-20 | 1994-11-15 | Vlsi Technology, Inc. | Integrated circuit package design having an intermediate die-attach substrate bonded to a leadframe |
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- 1994-11-29 JP JP29463994A patent/JP3389357B2/ja not_active Expired - Fee Related
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- 1995-11-20 DE DE1995623539 patent/DE69523539T2/de not_active Expired - Fee Related
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |