JP3389336B2 - シート状加工物搬送装置 - Google Patents
シート状加工物搬送装置Info
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
- B65G17/00—Conveyors having an endless traction element, e.g. a chain, transmitting movement to a continuous or substantially-continuous load-carrying surface or to a series of individual load-carriers; Endless-chain conveyors in which the chains form the load-carrying surface
- B65G17/30—Details; Auxiliary devices
- B65G17/32—Individual load-carriers
- B65G17/323—Grippers, e.g. suction or magnetic
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C17/00—Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating
- C03C17/001—General methods for coating; Devices therefor
- C03C17/002—General methods for coating; Devices therefor for flat glass, e.g. float glass
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はシート状加工物搬送装置
に関するものである。
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】偏平な板状態の加工物、例えばシートガ
ラス、鍍金前の小鉄板、セラミックス基板の類のもの
を、積重ねた状態より、一枚ずつ取出して、搬送装置に
装荷し、順次自動的に加工装置（例えばメッキ槽、洗浄
液槽等）の液槽に浸漬しつつ移動させ、一定時間の経過
後、液槽より搬出して搬送装置から取外し、一枚ずつ集
積位置に集めるラインは、幾つか開示されている。
ラス、鍍金前の小鉄板、セラミックス基板の類のもの
を、積重ねた状態より、一枚ずつ取出して、搬送装置に
装荷し、順次自動的に加工装置（例えばメッキ槽、洗浄
液槽等）の液槽に浸漬しつつ移動させ、一定時間の経過
後、液槽より搬出して搬送装置から取外し、一枚ずつ集
積位置に集めるラインは、幾つか開示されている。
【０００３】例えば、特公平１−４２６３２号公報に
は、半導体素子をフレーム上に合成樹脂で封止したリー
ドフレームを収納治具より１枚ずつ分離して取り出し、
連続的に移動するコンベアの爪により直接クランプして
メッキを行い、終了したものを再び収納治具に収納する
メッキ方法が開示されている。
は、半導体素子をフレーム上に合成樹脂で封止したリー
ドフレームを収納治具より１枚ずつ分離して取り出し、
連続的に移動するコンベアの爪により直接クランプして
メッキを行い、終了したものを再び収納治具に収納する
メッキ方法が開示されている。
【０００４】又、特開平２−２７７８００号公報及び米
国特許第４７７５０４６号明細書には、連続した板状の
帯状ベルト上に、薄板材料を締付けるための弾力的締結
手段の一端が固定され、他端にある自由締付手段は帯状
ベルトとの間で板材を挾持できるような構成を有する帯
状材料処理装置は開示されている。
国特許第４７７５０４６号明細書には、連続した板状の
帯状ベルト上に、薄板材料を締付けるための弾力的締結
手段の一端が固定され、他端にある自由締付手段は帯状
ベルトとの間で板材を挾持できるような構成を有する帯
状材料処理装置は開示されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】前記の各種搬送装置に
おいては、移動コンベアの爪に装着する場合には、コン
ベア速度とコンベアの運動方向に停止した状態にある加
工物を誤りなく確実にコンベアの爪に装着する手段につ
いて開示されていない。又、加工物把握部分に処理用薬
液が残留し、加工面に過度の侵蝕やかげりを与えること
がある。
おいては、移動コンベアの爪に装着する場合には、コン
ベア速度とコンベアの運動方向に停止した状態にある加
工物を誤りなく確実にコンベアの爪に装着する手段につ
いて開示されていない。又、加工物把握部分に処理用薬
液が残留し、加工面に過度の侵蝕やかげりを与えること
がある。
【０００６】又、板製の帯状ベルトを主体とした手段に
おいては、ベルトの寿命が比較的短く、且つその交換保
守の費用が高価である欠点があった。
おいては、ベルトの寿命が比較的短く、且つその交換保
守の費用が高価である欠点があった。
【０００７】そこで、本発明においてはローラチェーン
を用いることにより、安価で確実に搬送できる装置を提
供するのが目的である。
を用いることにより、安価で確実に搬送できる装置を提
供するのが目的である。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するために、環状に連なって運行するローラチェーンの
隣接するローラを連結するリンクプレートに断面がＬ字
形をなる固定部を設け、両側の固定部に跨って取付板を
固定し、取付板の複数個所に夫々垂直方向に３個のスリ
ットを設けてコイルスプリング状の保持部材の巻状部を
中央のスリットに上下の係止部と挾持部を夫々上下のス
リットから突出させて取付板の反対側に位置にさせて、
取付板と挾持部とで被加工物を保持できるようにしたシ
ート状加工物搬送装置を構成する。
するために、環状に連なって運行するローラチェーンの
隣接するローラを連結するリンクプレートに断面がＬ字
形をなる固定部を設け、両側の固定部に跨って取付板を
固定し、取付板の複数個所に夫々垂直方向に３個のスリ
ットを設けてコイルスプリング状の保持部材の巻状部を
中央のスリットに上下の係止部と挾持部を夫々上下のス
リットから突出させて取付板の反対側に位置にさせて、
取付板と挾持部とで被加工物を保持できるようにしたシ
ート状加工物搬送装置を構成する。
【０００９】又、スリットを中央のスリットが保持部材
の巻状に沿うように傾斜させ、上下のスリットを垂直線
状ではなく位置をずらせて設けることにより保持部材の
上下の係止部と挾持部が垂直線状に位置できるように取
付けたシート状加工物搬送装置を構成する。
の巻状に沿うように傾斜させ、上下のスリットを垂直線
状ではなく位置をずらせて設けることにより保持部材の
上下の係止部と挾持部が垂直線状に位置できるように取
付けたシート状加工物搬送装置を構成する。
【００１０】又取付板の下端に各保持部材の挾持部の下
端が挿入できる挾持用スリットを設け、各挾持用スリッ
ト間に浸漬液面よりやや高い位置まで矩形状に切欠いて
加工液の滞溜を防止する切欠部を設けたシート状加工物
搬送装置を構成する。
端が挿入できる挾持用スリットを設け、各挾持用スリッ
ト間に浸漬液面よりやや高い位置まで矩形状に切欠いて
加工液の滞溜を防止する切欠部を設けたシート状加工物
搬送装置を構成する。
【００１１】取付板を固定部に取付けるボルトの固定部
側に絶縁体で構成した絶縁套を設け、固定部と取付板と
の間にボルトを通す絶縁物で構成した絶縁套筒を設けて
絶縁状態を保持するシート状加工物搬送装置を構成す
る。
側に絶縁体で構成した絶縁套を設け、固定部と取付板と
の間にボルトを通す絶縁物で構成した絶縁套筒を設けて
絶縁状態を保持するシート状加工物搬送装置を構成す
る。
【００１２】
【作用】本発明は前記のように構成したもので、取付板
に取付けた複数個のコイルスプリング状の保持部材の下
端の挾持部に取付板との間に被加工物を弾性的に保持す
る。そして、取付板の下端に設けた矩形状切欠部で加工
液を滞留させないで流下させ、スリットの位置及び形状
により各保持部材を確実に取付ける。又、ボトルを通し
ての通電に際し、絶縁体により取付板以外には電流が流
れないようになっている。
に取付けた複数個のコイルスプリング状の保持部材の下
端の挾持部に取付板との間に被加工物を弾性的に保持す
る。そして、取付板の下端に設けた矩形状切欠部で加工
液を滞留させないで流下させ、スリットの位置及び形状
により各保持部材を確実に取付ける。又、ボトルを通し
ての通電に際し、絶縁体により取付板以外には電流が流
れないようになっている。
【００１３】
【実施例】本発明の実施例を図面に基いて詳細に説明す
る。被加工物１を搬送するローラチェーン２を駆動する
スプロケットホイル３，３は基台４の両側に設置されて
いる。即ち、両スプロケットホイル３，３は図１に示す
ように基台４の両側壁５，５´の上部に対向して固定し
た２枚の支持盤６，６´間で回転自在に支持され、一方
のスプロケットホイル３（図２において左側）を駆動源
７で駆動するようになっている。
る。被加工物１を搬送するローラチェーン２を駆動する
スプロケットホイル３，３は基台４の両側に設置されて
いる。即ち、両スプロケットホイル３，３は図１に示す
ように基台４の両側壁５，５´の上部に対向して固定し
た２枚の支持盤６，６´間で回転自在に支持され、一方
のスプロケットホイル３（図２において左側）を駆動源
７で駆動するようになっている。
【００１４】又、ローラチェーン２は隣り合うローラ
８，８（図５，６参照）をリンクプレート９，９´で挾
持し、リンクピン１０で連結する。そして、他方の隣り
合うローラ８，８はリンクプレート９，９´にリンクプ
レート１１，１１´を重ねるようにして連結する。この
際、下側に位置するリンクプレート１１´の連結部を除
いて下方にＬ字形を形成するように突出させて固定部１
２を形成する。
８，８（図５，６参照）をリンクプレート９，９´で挾
持し、リンクピン１０で連結する。そして、他方の隣り
合うローラ８，８はリンクプレート９，９´にリンクプ
レート１１，１１´を重ねるようにして連結する。この
際、下側に位置するリンクプレート１１´の連結部を除
いて下方にＬ字形を形成するように突出させて固定部１
２を形成する。
【００１５】前記固定部１２の隣接する端部に跨って方
形状の取付板１３の両端をボルト１４，１４で固定す
る。この両ボルト１４，１４は図４に示すように、波形
したを電通板１５を取付板の反対側に絶縁套１６を介し
て固定部１２に固定し、取付板１３は固定部１２に絶縁
套筒１７を介して固定するようになっており、別工程に
おける電極棒１８（図６参照）に通電板１５を接触させ
て取付板１１３にのみ電通できるようになっている。
形状の取付板１３の両端をボルト１４，１４で固定す
る。この両ボルト１４，１４は図４に示すように、波形
したを電通板１５を取付板の反対側に絶縁套１６を介し
て固定部１２に固定し、取付板１３は固定部１２に絶縁
套筒１７を介して固定するようになっており、別工程に
おける電極棒１８（図６参照）に通電板１５を接触させ
て取付板１１３にのみ電通できるようになっている。
【００１６】取付板１３には図４，５に示すように、被
加工物１を支持するための保持部材１９を複数列に取付
けるスリット２０，２１，２２を垂直方向の３個所に設
けている。保持部材１９はコイルスプリングで形成し、
巻状部２３の一部を中央のスリット２１に挿入し、上端
の係止部２４を上側のスリット２０に挿入して取付板１
３の反対面に係止し、下端の挾持部２５を下側のスリッ
ト２２に挿入して反対側に係止する。
加工物１を支持するための保持部材１９を複数列に取付
けるスリット２０，２１，２２を垂直方向の３個所に設
けている。保持部材１９はコイルスプリングで形成し、
巻状部２３の一部を中央のスリット２１に挿入し、上端
の係止部２４を上側のスリット２０に挿入して取付板１
３の反対面に係止し、下端の挾持部２５を下側のスリッ
ト２２に挿入して反対側に係止する。
【００１７】なお、中央のスリット２１は保持部材１９
の巻状に合せて傾斜させ、上下のスリット２０，２２は
垂直線上ではなく位置をずらせることにより上下の係止
部２４と挾持部２５とを一直線上に位置させる。又、挾
持部２５の下端は取付板１３の下端に設けた幅広の挾持
用スリット２６内に位置するようになっている。
の巻状に合せて傾斜させ、上下のスリット２０，２２は
垂直線上ではなく位置をずらせることにより上下の係止
部２４と挾持部２５とを一直線上に位置させる。又、挾
持部２５の下端は取付板１３の下端に設けた幅広の挾持
用スリット２６内に位置するようになっている。
【００１８】尚、各保持部材１９を取付けた取付板１３
の各挾持用スリット２６，２６間には加工液の滞留を防
止するために、浸漬液面より高い位置まで切欠いた矩形
状の切欠部２７を設けている。
の各挾持用スリット２６，２６間には加工液の滞留を防
止するために、浸漬液面より高い位置まで切欠いた矩形
状の切欠部２７を設けている。
【００１９】前記基台４の両側壁５，５´に跨って天板
２８（図１，２参照）を固定し、進行方向に平行な２本
の移動溝２９，２９´を設けている。この移動溝２９，
２９´の中央で天板２８の下面にガイド３０を両側壁に
跨がるように固定している。そして、両移動溝２９，２
９´内を移動する支持板３１，３１´は上部を天板２８
上において両側端を２個の連結板３２，３２´で連結
し、前記ガイド３０に嵌合する２個の台形をした案内具
３３，３３´で天板２８の下方を連結している。
２８（図１，２参照）を固定し、進行方向に平行な２本
の移動溝２９，２９´を設けている。この移動溝２９，
２９´の中央で天板２８の下面にガイド３０を両側壁に
跨がるように固定している。そして、両移動溝２９，２
９´内を移動する支持板３１，３１´は上部を天板２８
上において両側端を２個の連結板３２，３２´で連結
し、前記ガイド３０に嵌合する２個の台形をした案内具
３３，３３´で天板２８の下方を連結している。
【００２０】両支持板３１，３１´の下端両側には夫々
外側にコ字形をしたシリンダ取付部材３４，３４，３４
´，３４´を対向して設け夫々の内側に取付板クランプ
シリンダ３５，３５，３５´，３５´を取付けている。
そして、各取付板クランプシリンダ３５，３５´…のピ
ストンにリング状の挾持パット３６（図３参照）を取付
け、移動する取付板１３の両側を挾持し、取付板１３の
移動に伴って両支持板３１，３１´を図１において矢印
方向へ移動させるようになっている。
外側にコ字形をしたシリンダ取付部材３４，３４，３４
´，３４´を対向して設け夫々の内側に取付板クランプ
シリンダ３５，３５，３５´，３５´を取付けている。
そして、各取付板クランプシリンダ３５，３５´…のピ
ストンにリング状の挾持パット３６（図３参照）を取付
け、移動する取付板１３の両側を挾持し、取付板１３の
移動に伴って両支持板３１，３１´を図１において矢印
方向へ移動させるようになっている。
【００２１】又、前記一方の側壁５´には取付片３７を
介してローダ戻しシリンダ３８を固定し、そのロッド３
９一方の連結板３２´に固定して、両支持板３１，３１
´を元位置に戻すようになっている。
介してローダ戻しシリンダ３８を固定し、そのロッド３
９一方の連結板３２´に固定して、両支持板３１，３１
´を元位置に戻すようになっている。
【００２２】又、一方の支持板３１´の裏面中央上部に
支持片４０を介してクランプバネ開閉用シリンダ４１
（図３参照）を取付け、そのロッド４２で昇降棒４３の
中央を支持する。この昇降棒４３の両端に夫々ベルクラ
ンク４４，４４の一端を固定し、両ベルクランク４４，
４４の中央を連結した軸４５の両端を夫々支持板３１´
に固定した軸受４６，４６で軸支し、両ベルクランク４
４，４４の自由端に一枚の取付板１３に装着した各保持
部材１９，１９…の巻状部２３の下側に位置した挾持部
２５を押圧して挾持部２５の下端を開放する一本の押圧
部材４７を取付けている。尚、両ベルクランク４４，４
４等は支持板３１に設けた作動穴４８から支持板３１側
に突出するようになっている。
支持片４０を介してクランプバネ開閉用シリンダ４１
（図３参照）を取付け、そのロッド４２で昇降棒４３の
中央を支持する。この昇降棒４３の両端に夫々ベルクラ
ンク４４，４４の一端を固定し、両ベルクランク４４，
４４の中央を連結した軸４５の両端を夫々支持板３１´
に固定した軸受４６，４６で軸支し、両ベルクランク４
４，４４の自由端に一枚の取付板１３に装着した各保持
部材１９，１９…の巻状部２３の下側に位置した挾持部
２５を押圧して挾持部２５の下端を開放する一本の押圧
部材４７を取付けている。尚、両ベルクランク４４，４
４等は支持板３１に設けた作動穴４８から支持板３１側
に突出するようになっている。
【００２３】又、他方の支持板３１の中央下端を切欠い
て作動穴部４９を形成し、支持板３１の両下端に軸受５
０，５０を固定して作動軸５１を回転自在に軸支し、作
動軸５１の一部（背面側）にヘッド昇降用シリンダ５２
を固定する。このヘッド昇降用シリンダ５２には水平な
バキュウムヘッド取付板５３を取付けており、バキュウ
ムヘッド取付板５３に複数個のバキュウムヘッド５４，
５４…を取付け、被加工物１を吸着するようになってい
る。
て作動穴部４９を形成し、支持板３１の両下端に軸受５
０，５０を固定して作動軸５１を回転自在に軸支し、作
動軸５１の一部（背面側）にヘッド昇降用シリンダ５２
を固定する。このヘッド昇降用シリンダ５２には水平な
バキュウムヘッド取付板５３を取付けており、バキュウ
ムヘッド取付板５３に複数個のバキュウムヘッド５４，
５４…を取付け、被加工物１を吸着するようになってい
る。
【００２４】前記作動軸５１は一端を一方の軸受５０か
ら突出させ、支持板３１の一端に取付片５５を介して取
付けた正反転用シリンダ５６のロッド５７にアーム５８
を介して取付け、ロッド５７の昇降に伴ってアーム５８
を介して作動軸５１を回転させバキュウムヘッド取付板
５３を水平方向と垂直方向とに変位させるようになって
いる。尚、図中５９，５９は被加工物１を搬送するため
の案内部材、６０は搬送部材で、６１はローラチェーン
２の支持ガイド、６２は押圧部材４７が保持部材１９の
下端の挾持部２５を押圧する時に、取付板１３が曲げ力
を受ける時の受板で、挾持パット３６と連動して取付板
１３を挾持するようになっている。
ら突出させ、支持板３１の一端に取付片５５を介して取
付けた正反転用シリンダ５６のロッド５７にアーム５８
を介して取付け、ロッド５７の昇降に伴ってアーム５８
を介して作動軸５１を回転させバキュウムヘッド取付板
５３を水平方向と垂直方向とに変位させるようになって
いる。尚、図中５９，５９は被加工物１を搬送するため
の案内部材、６０は搬送部材で、６１はローラチェーン
２の支持ガイド、６２は押圧部材４７が保持部材１９の
下端の挾持部２５を押圧する時に、取付板１３が曲げ力
を受ける時の受板で、挾持パット３６と連動して取付板
１３を挾持するようになっている。
【００２５】本実施例は前記のように構成したもので、
昇降用シリンダ５２を駆動してバキュウムヘッド取付板
５３を下降させ、案内部材５９，５９（図３参照）によ
り案内されてきた被加工物１を、多数のバキュウムヘッ
ド５４，５４…で吸着保持する。その後、正反転用シシ
リンダ５６を駆動して作動軸５１を回転させてバキュー
ムヘッド取付板５３を垂直方向に反転させ、取付板１３
の下側に被加工物１を垂直状態で待機させる。
昇降用シリンダ５２を駆動してバキュウムヘッド取付板
５３を下降させ、案内部材５９，５９（図３参照）によ
り案内されてきた被加工物１を、多数のバキュウムヘッ
ド５４，５４…で吸着保持する。その後、正反転用シシ
リンダ５６を駆動して作動軸５１を回転させてバキュー
ムヘッド取付板５３を垂直方向に反転させ、取付板１３
の下側に被加工物１を垂直状態で待機させる。
【００２６】次に、取付板１３が矢印方向（図１参照）
に移送されて両支持板３１，３１´の所望位置と移動し
てきた際に各取付板クランプシリンダ３５，３５´…を
駆動して両側から挾持パット３６，３６…で取付板１３
を挾持する。この取付板１３の挾持により両支持板３
１，３１´がガイド３０の案内で取付板１３と共に移動
する。この移動中にクランプバネ開閉用シリンダ４１を
駆動して昇降棒４３を下降させ、ベルクランク４４，４
４を介して押圧部材４７を突出させる。この押圧部材４
９の突出ににより各保持部材１９，１９…の巻状部２３
の下側を押圧し、下端の挾持部２５を取付板１３から離
して開放状態にする。その後、直ちに昇降用シリンダ５
２を入側に作動させて被加工物１を上昇させ、取付板１
３と各挾持部２５との間に被加工物１の一端を挿入す
る。
に移送されて両支持板３１，３１´の所望位置と移動し
てきた際に各取付板クランプシリンダ３５，３５´…を
駆動して両側から挾持パット３６，３６…で取付板１３
を挾持する。この取付板１３の挾持により両支持板３
１，３１´がガイド３０の案内で取付板１３と共に移動
する。この移動中にクランプバネ開閉用シリンダ４１を
駆動して昇降棒４３を下降させ、ベルクランク４４，４
４を介して押圧部材４７を突出させる。この押圧部材４
９の突出ににより各保持部材１９，１９…の巻状部２３
の下側を押圧し、下端の挾持部２５を取付板１３から離
して開放状態にする。その後、直ちに昇降用シリンダ５
２を入側に作動させて被加工物１を上昇させ、取付板１
３と各挾持部２５との間に被加工物１の一端を挿入す
る。
【００２７】次に、クランプバネ開閉用シリンダ４１を
反対方向に駆動して保持部材１９，１９…から押圧部材
４７を離脱させると保持部材１９，１９…の弾性力で挾
持部２５，２５…と取付板１３とで被加工物１を挾持す
る。
反対方向に駆動して保持部材１９，１９…から押圧部材
４７を離脱させると保持部材１９，１９…の弾性力で挾
持部２５，２５…と取付板１３とで被加工物１を挾持す
る。
【００２８】次に、バキュウムヘッド５４，５４…の吸
着を開放し、取付板クランプシリンダ５５，５５´…を
逆方向に作動させて取付板１３を開放する。その後、ロ
ーダ戻しシリンダ３８を駆動して両支持板３１，３１´
を元に戻し、正反転用シリンダ５６を逆方向に駆動して
バキュラムヘッド取付板５３を水平方向に戻す。取付板
１３は被加工物１を保持したまま、ローラチェーン２の
移動に伴い所定場所に搬送され、各種の薬液処理を行
う。尚、図６に示すように、取付板１３が搬送されて、
電極棒１８に通電板１５を接触させて、通電板１５に通
電して取付板１３を介して被加工物１に通電するように
なっている。
着を開放し、取付板クランプシリンダ５５，５５´…を
逆方向に作動させて取付板１３を開放する。その後、ロ
ーダ戻しシリンダ３８を駆動して両支持板３１，３１´
を元に戻し、正反転用シリンダ５６を逆方向に駆動して
バキュラムヘッド取付板５３を水平方向に戻す。取付板
１３は被加工物１を保持したまま、ローラチェーン２の
移動に伴い所定場所に搬送され、各種の薬液処理を行
う。尚、図６に示すように、取付板１３が搬送されて、
電極棒１８に通電板１５を接触させて、通電板１５に通
電して取付板１３を介して被加工物１に通電するように
なっている。
【００２９】尚、被加工物１を取付板１３に挾持させる
手段は前記実施例に限定するものではなく、各種の手段
を用いることができるものである。
手段は前記実施例に限定するものではなく、各種の手段
を用いることができるものである。
【００３０】
【発明の効果】本発明は前記のように構成したもので、
構造が簡単なので、被加工物の取付け、取外しを簡単に
行うことができ、メンテナンスが容易である。又、薬液
浸漬に使用する場合であっても薬液の滞留を防ぐことが
できる。
構造が簡単なので、被加工物の取付け、取外しを簡単に
行うことができ、メンテナンスが容易である。又、薬液
浸漬に使用する場合であっても薬液の滞留を防ぐことが
できる。
【００３１】又、例えば電気メッキに用いて通電する場
合でも、被加工物に流れる電気密度が一様になり均一な
加工を行うことができる。
合でも、被加工物に流れる電気密度が一様になり均一な
加工を行うことができる。
【００３２】
【図１】本発明に係るシート状加工物搬送装置の一実施
例の正面図。
例の正面図。
【図２】その平面図。
【図３】拡大縦断面図。
【図４】取付板チェーンローラの側面図。
【図５】その正面図。
【図６】他の工程での取付板と電通板との関係を示す平
面図。
面図。
１ 被加工物
２ ローラチェーン
３ スプロケットホイル
４ 基台
５ 側壁
５´ 側壁
６ 支持盤
６´ 支持盤
７ 駆動源
８ ローラ
９ リンクプレート
９´ リンクプレート
１０ リンクピン
１１ リンクプレート
１１´ リンクプレート
１２ 固定部
１３ 取付板
１４ ボルト
１５ 通電板
１６ 絶縁套
１７ 絶縁套筒
１８ 電極棒
１９ 保持部材
２０ スリット
２１ スリット
２２ スリット
２３ 巻状部
２４ 係止部
２５ 挾持部
２６ 挾持用スリット
２７ 切欠部
２８ 天板
２９ 移動溝
２９´ 移動溝
３０ ガイド
３１ 支持板
３１´ 支持板
３２ 連結板
３２´ 連結板
３３ 案内具
３３´ 案内具
３４ シリンダ取付部材
３４´ シリンダ取付部材
３５ 取付板クランプシリンダ
３５´ 取付板クランプシリンダ
３６ 挾持パット
３７ 取付片
３８ ローダ戻しシリンダ
３９ ロッド
４０ 支持片
４１ クランプバネ開閉用シリンダ
４２ ロッド
４３ 昇降棒
４４ ベルクランク
４５ 軸
４６ 軸受
４７ 押圧部材
４８ 作動穴
４９ 作動穴部
５０ 軸受
５１ 作動軸
５２ ヘッド昇降用シリンダ
５３ バキュウムヘット取付板
５４ バキュウムヘッド
５５ 取付片
５６ 正反転用シリンダ
５７ ロッド
５８ アーム
５９ 案内部材
６０ 搬送部材
６１ 支持ガイド
６２ 受板
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
B65G 17/46
B65G 49/02
Claims (4)
- 【請求項１】 環状に連なって運行するローラチェーン
の隣接するローラを連結するリンクプレートに断面がＬ
字形をなる固定部を設け、両側の固定部に跨って取付板
を固定し、取付板の複数個所に夫々垂直方向に３個のス
リットを設けてコイルスプリング状の保持部材の巻状部
を中央のスリットに上下の係止部と挾持部を夫々上下の
スリットから突出させて取付板の反対側に位置にさせ
て、取付板と挾持部とで被加工物を保持できるようにし
たことを特徴とするシート状加工物搬送装置。 - 【請求項２】 請求項１におけるスリットを中央のスリ
ットが保持部材の巻状に沿うように傾斜させ、上下のス
リットを垂直線状ではなく位置をずらせて設けることに
より保持部材の上下の係止部と挾持部が垂直線状に位置
できるように取付けたことを特徴とするシート状加工物
搬送装置。 - 【請求項３】 取付板の下端に各保持部材の挾持部の下
端が挿入できる挾持用スリットを設け、各挾持用スリッ
ト間に浸漬液面よりやや高い位置まで矩形状に切欠いて
加工液の滞溜を防止する切欠部を設けたことを特徴とす
る請求項１，２のいずれかひとつの請求項に記載された
シート状加工物搬送装置。 - 【請求項４】 取付板を固定部に取付けるボルトの固定
部側に絶縁体で構成した絶縁套を設け、固定部と取付板
との間にボルトを通す絶縁物で構成した絶縁套筒を設け
て絶縁状態を保持することを特徴とする請求項１，２，
３のいずれかの請求項記載のシート状加工物搬送装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17162794A JP3389336B2 (ja) | 1994-07-01 | 1994-07-01 | シート状加工物搬送装置 |
| US08/497,462 US5526832A (en) | 1994-07-01 | 1995-06-30 | Carrying apparatus for a thin sheet-like workpiece |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17162794A JP3389336B2 (ja) | 1994-07-01 | 1994-07-01 | シート状加工物搬送装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0812040A JPH0812040A (ja) | 1996-01-16 |
| JP3389336B2 true JP3389336B2 (ja) | 2003-03-24 |
Family
ID=15926693
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17162794A Expired - Lifetime JP3389336B2 (ja) | 1994-07-01 | 1994-07-01 | シート状加工物搬送装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5526832A (ja) |
| JP (1) | JP3389336B2 (ja) |
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| SG108297A1 (en) * | 2002-05-22 | 2005-01-28 | Cem Machinery Pte Ltd | Conveyor for plating system |
| JP2004210440A (ja) * | 2002-12-27 | 2004-07-29 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 板状体の搬送装置 |
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-
1994
- 1994-07-01 JP JP17162794A patent/JP3389336B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1995
- 1995-06-30 US US08/497,462 patent/US5526832A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5526832A (en) | 1996-06-18 |
| JPH0812040A (ja) | 1996-01-16 |
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