JPH0225236Y2 - - Google Patents

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JPH0225236Y2
JPH0225236Y2 JP19757387U JP19757387U JPH0225236Y2 JP H0225236 Y2 JPH0225236 Y2 JP H0225236Y2 JP 19757387 U JP19757387 U JP 19757387U JP 19757387 U JP19757387 U JP 19757387U JP H0225236 Y2 JPH0225236 Y2 JP H0225236Y2
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、ピツチ切替用ウエーハ・ホールダに
関し、とくに一連のウエーハを一の保持手段から
他の保持手段へ移す際にウエーハ間のピツチを切
替えるためのウエーハ・ホールダに関する。
従来の技術 第7図及び第8図を参照するに、加工等のため
半導体ウエーハ10を各種ステーシヨンで受入れ
たり送出したりする目的に移載機30が使われ
る。ウエーハ10は、移載機30上ではキヤリ
ア・カセツト(以下カセツトという。)31に保
持される。ステーシヨンから送出されるウエーハ
10は、移載機30の押上機33(第2図)によ
りウエーハ・ホールダ1の位置へ押上げられ、挟
持腕2,3に把持された後ホールダ駆動装置40
により移載位置32へ運ばれ、移送ボート50
(第9図,第10図)に移し替えられこの移送ボ
ート50に載置されたまま他のステーシヨン等へ
送られる。ウエーハ10がステーシヨンに受入れ
られる場合には、上記送出時の手順が逆の順序で
行なわれる。
移送ボート50は例えば全体が石英製であつ
て、横部材51により2本の側杆52が適当間隔
で結合され、両側杆上にピツチPで刻設された溝
53によりウエーハ10を保持する。典型的な移
送ボート50は約150枚のウエーハ10を約4.76
mmのピツチPで保持する。このような移送ボート
50と併用されるウエーハ・ホールダ1及びカセ
ツト31は25枚程度のウエーハ10を同様なピツ
チPで保持する。
処理工程によつては、移送ボート50又はカセ
ツト31上でのウエーハ10の間隔を他の処理工
程における標準的なピツチPの整数倍、例えば2
倍又は3倍(2P−3P)とする場合がある。従来
この様なピツチPの切替は手作業で行なつていた
が、手動切替には塵埃付着のおそれ、薄いウエー
ハ10を破損するおそれ、熟練作業員の必要など
の欠点があつた。
このためウエーハ保持のピツチ切替を自動化す
る必要があつたが、適当な自動的ピツチ切替装置
は未だ見当らない。
考案が解決しようとする問題点 従つて、本考案が解決しようとする問題点は、
ウエーハ保持のピツチ切替の自動化にある。本考
案の目的は、そのピツチ切替自動化に適するピツ
チ切替用ウエーハ・ホールダを提供するにある。
問題点を解決するための手段 第1図及び第2図を参照するに、本考案による
ピツチ切替用ウエーハ・ホールダ1は、移送ボー
ト50(第9図)とカセツト31(第7図)との
間にウエーハ10を移載するウエーハ・ホールダ
1において、1対の可動挟持腕2,3に結合され
たばね11、そのばね11と共働して挟持腕2,
3間の間隔を増減するカム装置、挟持腕2,3の
対向面にピツチPで形成された複数の直線状溝
4、及びこれらの直線状溝4のうちピツチnP(n
は自然数)ごとの溝の下端部分にウエーハ10が
保持される支承突部5を備えてなる構成を用い
る。
図示例のカム装置は、軸15に固定されたカム
17、連結部材7,9に枢支されカム17に駆動
されるカム・フオロア18、及び挟持腕2,3を
連結部材7,9に結合するロツド6,8からな
る。また図示例のばね11は、ロツド6,8及び
連結部材7,9を介して可動支持腕2,3に結合
される。
本考案によれば、ピツチPで保持されたウエー
ハ列からピツチnPでウエーハを取り出してピツ
チnPの保持に切替え移載する。また、ピツチnP
で保持されたウエーハ列からピツチnPでウエー
ハを取り出し順次1ピツチづつずらして移載する
ことによりピツチPの保持に切替え移載する。
作 用 図示実施例によりウエーハ10をカセツト31
から移送ボート50へ移す場合のピツチ切替作用
を説明する。第6A図のカセツト31は9枚のウ
エーハ10をピツチPの位置F1−F9で保持
し、これら9枚のウエーハ10が第1図の押上機
33により第2図に示されるように2本の挟持腕
2,3の間へ各挟持腕の9本の溝4に位置合わせ
されて押上げられる。ただし、本発明は9枚のウ
エーハ10を同時に処理するウエーハ・ホールダ
1、カセツト31及び押上機33に限定されるも
のではない。
ウエーハ10が押上げられた後、図示例では軸
15に固定されたカム17、連結部材7,9に枢
支されカム17に駆動されるカム・フオロア1
8、及び挟持腕2,3を連結部材7,9に結合す
るロツド6,8からなるカム装置が、両挟持腕
2,3を第1図の矢印Aのように相互に弾性的に
引寄せる。ウエーハ10の両側部分が、引寄せら
れた挟持腕2,3の溝4に進入する。第3図ない
し第5図は、引寄せられた挟持腕2,3とウエー
ハ10との関係を示す。ただし、支承突部5が設
けられた溝4に一部進入した1枚のウエーハ10
と支承突部5のない溝4に一部進入した1枚のウ
エーハ100のみが示され、他のウエーハ10は
省略されている。第4図から明らかなように支承
突部5はウエーハ10を溝4内に保持する。しか
し、支承突部5がない場合には、第5図から明ら
かなように押上機33の下降とともにウエーハ1
0が溝4を離脱して下降する。
従つて、9枚のウエーハ10をウエーハ・ホー
ルダ1内へ押上げた押上機33が両挟持腕2,3
の相互引寄の後に下降すると、ウエーハ・ホール
ダ1は第6A図に示されるように3枚のウエーハ
10をピツチ3Pで保持することとなる。このウ
エーハ・ホールダ1をカセツト31の位置から移
送ボート50の位置へ移動し、第6A図でウエー
ハ・ホールダ1内の左端のウエーハ10を移送ボ
ート50の左端の溝53に位置合わせした後、両
挟持腕2,3を相互に引離せば、3枚のウエーハ
10がピツチ3Pで移送ボート50上に移され、
これら3枚のウエーハ10についてピツチ切替の
目的が達成される。
つぎに第6B図において、ウエーハ・ホールダ
1の左端の溝4をカセツト31内の残りのウエー
ハ10の左端のものに位置合わせした上で押上機
33の上記昇降及び両挟持腕2,3の相互引寄せ
を行なえば、ウエーハ・ホールダ1は再び3枚の
ウエーハ10をピツチ3Pで保持する。このウエ
ーハ・ホールダ1をカセツト31の上から移送ボ
ート50の位置へ移動し、第6B図でウエーハ・
ホールダ1内の左端のウエーハ10を移送ボート
50上の右端のウエーハ10からピツチ3Pの溝
53に位置合わせした後、両挟持腕2,3を相互
に引離せば、上記既存右端のウエーハ10からピ
ツチ3Pをおいて後続の3枚のウエーハ10が相
互にピツチ3Pで移送ボート50上に移される。
さらに第6C図において、ウエーハ・ホールダ
1の左端の溝4をカセツト31内の残りのウエー
ハ10の左端のものに位置合わせした上で押上機
33の上記昇降及び両挟持腕2,3の相互引寄せ
を行なえば、ウエーハ・ホールダ1は最後の3枚
のウエーハ10をピツチ3Pで保持する。このウ
エーハ・ホールダ1をカセツト31の位置から移
送ボート50の位置へ移し、第6C図でウエー
ハ・ホールダ1内の左端のウエーハ10を移送ボ
ート50上の右端のウエーハ10からピツチ3P
の溝53に位置合わせした後、両挟持腕2,3を
相互に引離せば、上記既存右端のウエーハ10か
らピツチ3Pをおいて最後の3枚のウエーハ10
が相互にピツチ3Pで移送ボート50上に移され
る。
こうしてカセツト31上の9枚のウエーハ10
の全てに対するピツチ切替の目的が達成される。
移送ボート50に標準ピツチPで保持されてい
るウエーハ10をピツチnPでカセツト31へ移
すピツチ切替操作、移送ボート50にピツチnP
で保持されているウエーハ10を標準ピツチPで
カツセト31へ移すピツチ切替操作その他のピツ
チ切替操作は、以上詳細に説明したピツチ切替態
様から当業者には明らかである。
実施例 第1図及び第2図の実施例では、ウエーハ・ホ
ールダ1の開閉のため、一方の挟持腕2が一対の
ロツド6により連結部材7へ一体的に結合され、
他方の挟持腕3が一対のロツド8を介して連結部
材9へ一体的に結合される。両連結部材7,9は
ばね11により常時相互に引寄せられる。ウエー
ハ・ホールダ1の本体1a上に案内ロツド12を
設け、その案内ロツド12に対する挿通孔13を
連結部材7,9の下端部分に穿つ。挟持腕2のロ
ツド6を遊嵌するための挿通孔14を、挟持腕3
の連結部材9の上端部分に穿つ。
両挟持腕2,3を相互に接近又は離隔させウエ
ーハ10を保持又は解放するため、軸15を介し
て本体1a上のモータ16にカム17を連結する
とともに、このカム17と係合するカム・フオロ
ア18を連結部材7,9上に回転自在に取付け
る。
カム17を第1図の矢印Rの方向に回転すれ
ば、カム・フオロア18がばね11の力によりカ
ム面に沿つて同図の矢印Aの方向、即ち両連結部
材7,9を相互に接近させる方向に移動する。こ
れに応じて両挟持腕2,3が相互に接近してウエ
ーハ10の外周部が両挟持腕2,3の溝4に進入
する。
ウエーハ10を把持する位置にあるカム17を
さらに第1図の矢印Rの方向に回転すれば、その
回転に応じるカム・フオロア18の運動により、
両連結部材7,9がばね11の力に抗して相互に
離され、従つて両挟持腕2,3も相互に離されて
第1図の位置へ戻る。
本発明おによれば、ウエーハ10をばね11の
弾性力で把持するので、ウエーハ10に無理な力
が加わるのを防ぐことができる。例えば、何等か
の原因でウエーハ10が挟持腕2,3の溝4に嵌
合せず、溝4以外の面に挟まつて挟持腕2,3の
相互引き寄せ阻害する場合であつても、ばね11
の通性力を適当に選定しておくならば、挟持腕
2,3をその阻害された位置に留め、強制的な引
き寄せ力によりウエーハ10を破壊することがな
い。
考案の効果 以上詳細に説明した如く、本考案によればピツ
チ切替用ウエーハ・ホールダは、1対の可動挟持
腕の対向面にピツチPで形成した直線状溝のうち
ピツチnP(nは自然数)ごとの溝の下端部分にウ
エーハが保持される支承突部を設けてなる構成を
用いるので、次の効果を奏する。
(イ) ウエーハ10を一枚ずつ移載してピツチを切
替える従来方法に比し、一時に数枚のウエーハ
10を移載しながらピツチ切替をするので、ピ
ツチ切替操作を高速化することができる。
(ロ) ウエーハ間ピツチの切替操作中におけるウエ
ーハの汚損及び破損を防止できる。
(ハ) 自動化された装置により移載とピツチ切替と
を同時に遂行するので、ピツチ切替操作を効率
化することができる。
(ニ) 手動切替に比しピツチ誤りのおそれが少な
い。
(ホ) ばね11の弾性力選定により、ウエーハ10
の把持力をウエーハ10の耐力以下とし、把持
腕2,3の強制的な把持力によるウエーハ破損
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるウエーハ・ホールダの平
面図、第2図はその一部切断立面図、第3図,第
4図及び第5図はウエーハ・ホールダの動作説明
図、第6A図,第6B図及び第6C図はピツチ切
替動作の説明図、第7図及び第8図は移載機の説
明図、第9図及び第10図は移送ボートの説明図
である。 1……ウエーハ・ホールダ、2,3……挟持
腕、4……溝、5……支承突部、6,8……ロツ
ド、7,9……連結部材、10……ウエーハ、1
1……ばね、12……案内ロツド、13,14…
…挿通孔、15……軸、16……モータ、17…
…カム、18……カム・フオロア、30……移載
機、31……カセツト、32……移載位置、33
……押上機、40……ホールダ駆動装置、50…
…移送ボート、51……横部材、52……側杆、
53……溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 移送ボートとカセツトとの間にウエーハを移載
    するウエーハ・ホールダにおいて、1対の可動挟
    持腕に結合されたばね、そのばねと共働して前記
    挟持腕間の間隔を増減するカム装置、前記挟持腕
    の対向面にピツチPで形成された複数の直線状
    溝、及び前記直線状溝のうちピツチnP(nは自然
    数)ごとの溝の下端部分にウエーハが保持される
    支承突部を備えてなり、ピツチPで保持されたウ
    エーハ列からピツチnPでウエーハを取り出して
    ピツチnPの保持に切替え移載し、ピツチnPで保
    持されたウエーハ列からピツチnPでウエーハを
    取り出し順次1ピツチづつずらして移載すること
    によりピツチPの保持に切替え移載してなるピツ
    チ切替用ウエーハ・ホールダ。
JP19757387U 1987-12-28 1987-12-28 Expired JPH0225236Y2 (ja)

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