JP4617592B2 - 樹脂容器搬送システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は樹脂容器搬送システムに係り、特に、樹脂容器の首部に形成されたフランジを基準にして搬送する、いわゆるネック搬送を行う樹脂容器搬送システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、液体を充填する容器として樹脂製のPETボトル等が広く用いられている。このような樹脂製の容器は、軽量できわめて不安定なため、通常のコンベヤ等によって高速搬送することが困難なので、容器の首部に形成されたフランジ部を下面側から支持し、または、開閉式のグリッパにより首部を把持して搬送するネック搬送が行われている。
【0003】
前記ネック搬送による樹脂容器搬送システムでは、容器の首部に形成されたフランジの高さを基準にして保持搬送しているので、異なるサイズの容器に兼用する場合にも、各容器処理装置や搬送コンベヤ、搬送ホイール等の高さを調整する必要がなく、兼用性に優れている。
【0004】
ところで、容器を連続的に搬送しつつ処理を行う容器搬送システムでは、処理装置が故障したり停止した場合に、その処理装置内から容器を払い出さなければならないため、容器搬送ラインの途中にリジェクト装置を設けて容器をリジェクトできるようにしている。
【0005】
前記のようなネック搬送を行う容器搬送システムで、搬送経路の途中から容器をリジェクトする場合に、リジェクト位置でグリッパを開いて把持していた容器を離し、この容器を回転テーブル上に落下させて排出するようにした構成が従来から知られている(特公昭56−52256号公報参照)。
【0006】
しかしながら、前記公報に記載された従来の構成のように、容器を直接搬送コンベヤや回転テーブル等の上に下ろして排出する構成では、コンベヤ高さの調整等をしない限りサイズの異なる容器に対応することは不可能であり、各種容器に兼用する容器搬送システムには適用することができないという問題があった。
【0007】
そこで、本発明の発明者は、樹脂容器をネック搬送によって搬送する容器搬送システムにおいて、容器の搬送経路から容器をリジェクトする場合にも、容器の首部を保持または支持して受け渡しを行うことにより、サイズの異なる各種容器に兼用することを可能にした容器搬送システムを発明し、すでに出願した(特願2000ー119935号)。
【0008】
前記出願に開示された発明に係る容器搬送システムは、弾性力によって容器を把持する弾性把持手段が回転体の外周に円周方向等間隔で設けられた容器処理装置のリジェクト位置に、開閉動作によって容器を把持解放可能な開閉把持手段が回転体の外周に円周方向等間隔で設けられたリジェクト機構が設置されており、リジェクト時には、前記リジェクト位置で開閉把持手段を閉じることにより容器を把持して、前記容器処理装置の弾性把持手段から取り出しリジェクトするようになっている。そして、取り出した容器は、そのフランジ部下面側を支持する一対の平行な支持部材からなるガイド手段(排出シュート)に引き渡して排出するようになっている。
【0009】
前記のようなリジェクト装置を備えた容器搬送システムとして、例えば、無菌チャンバー内でPETボトル等の樹脂容器をリンサーでリンスし、乾燥機で乾燥させた後、無菌チャンバー内から排出して、充填装置等の次の工程に送るようにした樹脂容器の処理ラインが知られている。このような無菌チャンバー内で容器の処理を行う容器処理ラインでは、機械がトラブル等で停止した場合でも、チャンバー内の圧力バランスが崩れることを防止するため、乾燥エアを止めないようにしているので、機械が長時間停止した場合には、すでに乾燥機等の処理装置内に導入されている容器は、熱により変形してしまう。そこで、機械が所定時間以上停止した場合には、前記リジェクト装置によって搬送経路の途中から一定区間の容器を連続して外部に排出するようにしている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、ラインの停止が長時間におよぶと、PETボトル等の樹脂容器は肉厚の薄い胴体部分だけではなく、ネック搬送を行う首部まで大きく変形してしまう場合がある。このように首部が大きく変形してしまうと、前述の開閉把持手段等の容器グリッパによって容器を掴むことができなくなってしまうためリジェクト装置によって排出することができない。リジェクト装置によって排出できなかった容器はそのまま正常ラインを搬送されてしまうので、機械を停止させて人手により除去しなければならないという問題が生じる。
【0011】
本発明は、前記課題を解決するためになされたもので、容器を把持して排出するリジェクト装置によって排出できない容器を、その搬送経路から確実に排出することができるリジェクト手段を備えた樹脂容器搬送システムを提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る樹脂容器搬送システムは、弾性力によって樹脂容器を把持する弾性把持手段を円周方向等間隔に設け、これら弾性把持手段によって前記樹脂容器に形成されたフランジの上または下を把持して搬送する回転式搬送手段と、開閉動作によって樹脂容器を把持解放可能な開閉把持手段を円周方向等間隔に設けた回転式のリジェクト手段とを備えた樹脂容器搬送システムにおいて、前記樹脂容器の搬送経路上における前記リジェクト手段の下流側に、この搬送経路上に出没可能なリジェクトアームを配置するとともに、リジェクト信号が入力された際、前記リジェクトアームを搬送経路上に突出させることにより、前記リジェクト手段が前記回転搬送手段から取り出さなかった、前記開閉把持手段に把持されて搬送されている樹脂容器と係合して搬送経路外へ取り出すことを特徴とするものである。
【0013】
本発明に係る樹脂容器搬送システムでは、樹脂容器をリジェクトする際に、回転式リジェクト手段によって樹脂容器を把持して取り出すが、変形のひどい樹脂容器の場合には、回転式リジェクト手段の開閉把持手段がその樹脂容器を把持できない場合がある。このような場合には、不良の樹脂容器が、回転搬送手段の弾性把持手段によって把持されたままリジェクト位置を通過して下流側へ送られてしまう。そこで、リジェクト位置の下流側にリジェクトアームを設け、回転式リジェクト手段が掴めなかった容器をこのリジェクトアームによって確実に排出する。
【0014】
また、請求項2に記載の発明は、前記リジェクトアームが、前記リジェクト手段によって樹脂容器を取り出すことによって生じた搬送経路の空間内に突出されることを特徴とするものである。
【0015】
樹脂容器をリジェクトする際に、リジェクトアームを直ちに容器の搬送経路内に入れると、回転搬送手段の弾性把持手段に把持されている容器に干渉してしまうので、請求項2に記載の発明では、回転式リジェクト手段によって樹脂容器が取り出されてできた空間内に、リジェクトアームを突出させるようにした。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す実施の形態により本発明を説明する。図1は本発明の一実施の形態に係る樹脂容器搬送システムの概略構成を示す平面図である。この樹脂容器搬送システムは、PETボトル等の樹脂容器をエア搬送コンベヤ2によって搬送し、処理室4内に設置されたリンサ6および乾燥機8に順次搬入し、それぞれ処理を行った後再びエア搬送コンベヤ2に引き渡して、図示しない次の工程に送るようになっている。なお、この樹脂容器搬送システムによって搬送される容器10は、後に説明する図4に示すように、樹脂製のPETボトルであり、その首部10aの外周にフランジ10bが形成され、このフランジ10bの高さを基準としてネック搬送が行われる。また、前記リンサ6および乾燥機8が設置された処理室4は開放された通常の室であり大気圧になっている。
【0017】
前記処理室4内には、リンサ用の無菌チャンバー12および乾燥機用の無菌チャンバー14が連続して設けられ、これら各チャンバー12、14内にそれぞれ樹脂容器10の洗浄を行うリンサ6と、洗浄後の樹脂容器10を乾燥させる乾燥機8とが設けられている。前記エア搬送コンベヤ2は処理室4の上流側に連結されている無菌チャンバー16内を通ってこの処理室4内に入り、さらに、前記リンサ用チャンバー12、乾燥機用チャンバー14内を通り、さらに処理室4の下流側に連結されている無菌チャンバー18内を通って、下流側の次の工程に接続されている。
【0018】
前記リンサ用無菌チャンバー12内に設置されているリンサ6には、前記エア搬送コンベヤ2によって搬送されてきた樹脂容器10が、入口ホイール20を介して導入される。リンサ6内に導入された樹脂容器10は、図示しないグリッパによって保持されて回転搬送される間に洗浄され、水切りが行われた後、出口ホイール22を介して排出され再びエア搬送コンベヤ2に引き渡される。
【0019】
リンサ6においてリンスが終了した樹脂容器10は、エア搬送コンベヤ2によって搬送されて次の乾燥機用無菌チャンバー14内に入り、第2入口ホイール24を介して乾燥機8内に搬入される。第2入口ホイール24は、図示はしないが、一対のグリップ部材の一方または双方を揺動させて開閉する開閉把持手段が、その外周側に円周方向等間隔で設けられており、エア搬送コンベヤ2によってフランジ10bの下面側を支持されて搬送されてきた樹脂容器10の、フランジ10bよりも上部を把持して取り出し、乾燥機8に引き渡す。
【0020】
乾燥機8には、ばね等の弾性力によって一対のアームを常時引き付けておき、これら両アーム間に容器10の首部10aを挟み込んで保持する弾性把持手段11が、円周方向等間隔で設けられており、前記第2入口ホイール24の開閉把持手段から引き渡された樹脂容器10を把持して搬送する。この乾燥機8が設けられている無菌チャンバー14内には、加熱された乾燥エアが供給されており、前記リンサ6で洗浄された樹脂容器10は、乾燥機8の弾性把持手段11によって首部10aを把持されて回転搬送される間に乾燥される。
【0021】
この弾性把持手段11の構成について図5により説明する。回転体の外周部に二本の垂直な支点軸94,94が固定されている。これら各支点軸94,94には、それぞれアーム96,96の基部がベアリングを介して回転自在に支持されている。これら両アーム96,96は、引っ張りコイルばね98によって互いに接近する方向に常時引き付けられている。
【0022】
両アーム96,96の先端部には、容器10の首部10aをこれら両アーム96,96間に挿入しやすいようにテーパ状に切り欠いた切欠き部96a,96aが形成されており、さらに、これら先端の切欠き部96a,96aに続いて、容器10の首部10aの外径にほぼ一致する内径を有する円弧状部96b,96bが設けられている。これら両アーム96,96、引っ張りコイルばね98および支点軸94,94等によって容器10を弾性的に把持する弾性把持手段11が構成されている。
【0023】
なお、前記両アーム96,96のやや上方には、弾性把持手段11によって把持された容器10の首部10aに当接してその姿勢を安定させるネック支持プレート100が設けられている。このネック支持プレート100の前面側には、容器10の首部10aの外径とほぼ一致する内径の円弧状凹部100aが形成されている。
【0024】
乾燥機8で乾燥された樹脂容器10は、第2の出口ホイール26を介して前記エア搬送コンベヤ2に引き渡され、次の工程に送られる。この第2出口ホイール26にも第2入口ホイール24と同様の開閉把持手段が円周方向等間隔で設けられており、乾燥機8の弾性把持手段11によって把持されている樹脂容器10を、開閉する把持手段によって掴んで取り出し、エア搬送コンベヤ2に引き渡す。
【0025】
前記乾燥機8の第2出口ホイール26よりもやや上流側に、リジェクトホイール(リジェクト手段)28が設けられている。このリジェクトホイール28にも円周方向等間隔で開閉把持手段が設けられており、前記第2入口ホイール24および第2出口ホイール26の開閉把持手段と同様に、一対のアームを閉じたときに容器10を掴み、アームを開放したときに容器10を解放するようになっているが、リジェクトホイール28の開閉把持手段はロック手段等により開放した状態のままでロックすることができるようになっている。このリジェクトホイール28の開閉把持手段は、通常の生産運転が行われているときには、ロックされて開放した状態のままリジェクト位置R(乾燥機8とリジェクトホイール28とが接する位置)を通過し、トラブル等により機械が停止した後乾燥機8内に滞留していた樹脂容器10をリジェクトするときには、ロックを解除されて開閉可能な状態になり、リジェクト位置Rで樹脂容器10を把持して乾燥機8の弾性把持手段11から取り出すようになっている。
【0026】
前記構成の開閉把持手段を備えたリジェクトホイール28について図6ないし図8により説明する。リジェクトホイール28の回転体128は、中央の回転軸138の上端に固定された回転プレート140を備えており、この回転プレート140の外周部に、円周方向等間隔で複数の開閉把持手段130が設けられている。各開閉把持手段130は、開閉する一対のアーム142a,142bからなるグリッパ142を有している。このグリッパ142は、回転体128の回転プレート140を上下に貫通して回転可能に支持された垂直な支持軸144の上部に固定されて、この支持軸144とともに回転する可動アーム142aと、回転プレート140を貫通する固定軸146(図8参照)の上端に固定された固定アーム142bとを有している。
【0027】
前記垂直な支持軸144の上端にレバー148の一端が連結されている。このレバー(以下、上方レバー148と呼ぶ)の他端と、回転プレート140の内周寄りに固定されたピン150との間には、引っ張りコイルばね152が取り付けられて、前記上方レバー148を常時引きつけており、上方レバー148と同じ支持軸144に固定されている可動アーム142aを、固定アーム142bに接近する方向、つまりグリッパ142の両アーム142a,142bが閉じる方向に付勢している。
【0028】
回転テーブル140を貫通する前記支持軸144の下端には、別のレバー(以下、下方レバー154と呼ぶ)の一端が固定されており、この下方レバー154は、前記可動アーム142aおよび上方レバー148と一体的に回転する。下方レバー154の他端部の下面側には第1のカムローラ156が、そして、上面側には第2のカムローラ158がそれぞれ取り付けられている。
【0029】
前記回転プレート140の下方の、回転軸138の外周には小径の固定プレート60が配置されており、この固定プレート60上に二個所の開閉カム62、64が固定されている。一方の開閉カム62(以下、第1開閉カムと呼ぶ)は、容器10をリジェクトする際に前記乾燥機8から容器10を取り出すためにグリッパ142を開閉するもので、乾燥機8とリジェクトホイール28とが対向するリジェクト位置R付近に設けられている。また、他方の開閉カム64(以下、第2開閉カムと呼ぶ)は、開閉把持手段130が把持している容器10を、後に説明する排出シュート30内に落下させるために開閉するもので、リジェクトホイール28と排出シュート30とが重なり合う位置(排出位置D)に設けられている。
【0030】
前記第1および第2開閉カム62、64は、全体として円弧状をしており、そのカム面66、68が前記第1のカムローラ156に対応する高さに位置している(図6参照)。そして、カム面66、68の中央が山部66a、68aすなわち、回転体128の外周側に向けて突出し、その両側(上流側と下流側)が前記山部66a、68aよりも低い谷部66b、68b、66c、68cを構成している。前記第1のカムローラ156が谷部66b、68b、66c、68cに係合しているときには、上方レバー148が引っ張りコイルばね152に引き付けられているので、可動アーム142aが固定アーム142bに接近して前記グリッパ142が閉じている。そして、第1のカムローラ156が山部66a、68aに係合すると、下方レバー154が回転体128の外周側に振られて垂直な支持軸144および可動アーム142aが回転してグリッパ142を開放する。
【0031】
前記回転プレート140の、各グリッパ142が設けられている位置よりも内周側に、くの字状のロックレバー70が設けられている。このロックレバー70は、中央の屈曲部70aが、回転プレート140を上下に貫通して回転可能に支持されている取り付け軸72の下端に固定され、この屈曲部70aを中心に往復揺動できるようになっている。ロックレバー70の回転体128の内周側に位置する端部は、引っ張りコイルばね74によって常時引き付けられており、通常は図8中で時計回り方向に回転した状態になっている(同図に実線で示し、符号70(70A)を付したロックレバー参照 )。
【0032】
このロックレバー70の外周側の端部の先端面には、前記下方レバー154の上部に設けられた第2カムローラ158に係合してこの下方レバー154の移動を規制するロック部70bが設けられている。前述のように、ロックレバー70の内周側の端部が引っ張りコイルばね74に引かれている状態では、ロック部70bが第2のカムローラ158から外れており、下方レバー154はロックレバー70に規制されず前記開閉カム62の形状に応じて揺動する。また、ロックレバー70を、引っ張りコイルばね74に抗して強制的に図8の反時計回り方向に回動させると(同図に二点鎖線で示し、符号70(70B)を付したロックレバー参照 )、ロック部70bが第2のカムローラ158に係合し、下方レバー154の内周側端部を回転体128の外周方向へ押し出した状態でロックするようになっている(ロックレバー70のロック部70bが下方レバー154をロックした状態は、図8の上部に符号154(154B)を付した下方レバー参照)。
【0033】
前記のように、ロックレバー70のロック部70bが、下方レバー154の第2カムローラ158に係合していない状態では、下方レバー154は自由に揺動できるようになっており、前記第1および第2の開閉カム62、64によって揺動されてグリッパ142が開閉する。これが乾燥機8から容器10を取り出して排出するリジェクト時の状態である。また、ロックレバー70のロック部70bが第2カムローラ158に係合して、下方レバー154をロックした状態では、開閉カム62、64に関わりなくグリッパ142が開放した状態を維持する。この状態が容器10をリジェクトしない通常の生産運転時の状態である。
【0034】
第1開閉カム62の内周側には、前記グリッパ142を前記カム面66、68の形状に従って開閉させるリジェクト時の状態と、開放した状態のままに維持する通常運転時の状態とに切り換える切り換えカム76が設けられている。この切り換えカム76は、前記固定プレート60を上下に貫通し、ベアリング78によって回転自在に支持された作動軸80の上端に取り付けられている。この作動軸80の下端には、作動レバー82の一端が固定され、この作動レバー82の他端には、エアシリンダ84のピストンロッド86が連結されている。
【0035】
切り換えカム76は、前記作動軸80に固定されている入口側(上流側)の幅が広く、出口側(下流側)の幅が狭い通路状のカム面76aを有しており、前記ロックレバー70の内部端の下部側に設けられた切り換え用カムローラ88が、この通路状カム面76a内を通過するようになっている。エアシリンダ84の作動によりピストンロッド86が伸張しているときには、切り換えカム76が図8に実線で示す位置にあり、このカム面76aを通過する切り換え用カムローラ88を内周側に引き付けて、下方レバー154のロックを外した状態にする。また、エアシリンダ84のピストンロッド86が収縮した状態では、切り換えカム76が図8に二点鎖線で示す位置に移動し、通路状カム面76aを通過するカムローラ88を外周側に押し出して、ロックレバー70のロック部70bを下方レバー154の第2カムローラ158に係合させることにより下方レバー154をロックさせる。
【0036】
リジェクトホイール28の側部下方には排出シュート30が設けられており、リジェクトホイール28の開閉把持手段によって乾燥機8から取り出された樹脂容器10は、この排出シュート30上に落とされて排出される。図2および図3に示すように、リジェクトホイール28と排出シュート30とが重なり合う位置D(排出位置)には、固定のリジェクトガイド32が設けられており、リジェクトホイール28の開閉把持手段130によって取り出された樹脂容器10は、この排出位置Dで開閉把持手段130が開放するとともに、リジェクトガイド32に係合することにより強制的に排出シュート30上に落とされる。
【0037】
前記排出シュート30は、リジェクトホイール28から落下する樹脂容器10を受け取る前記排出位置D付近までの上流部30aが水平に近い緩やかな傾斜部で、排出位置Dから下流側の部分30bが勾配の大きい急傾斜部になっており、底面と両側壁から構成されるU字状の空間内に樹脂容器10を受け入れて、前記急傾斜部30bを滑らせることにより樹脂容器10を排出する。この排出シュート30の上流端は前記乾燥機8の弾性把持手段11による樹脂容器10の搬送経路の下方まで延びており、この上流端には、下流側を向けてエアを吹き出すノズル34が設けられており、落下した樹脂容器10を下流側に向けて吹き飛ばすようになっている。さらに、前記急傾斜部30bの上方には、樹脂容器10がこの排出シュート30内から飛び出すことを防止する飛びはね防止用レール35が取り付けられている。
【0038】
排出シュート30の上流側の緩やかな傾斜部30aおよび下流側の急傾斜部30bの上部は、前記乾燥機用無菌チャンバー14内に配置されており、急傾斜部30bの下部側はこの無菌チャンバー14から外部に延びている。排出シュート30のこの無菌チャンバー14から外部に延びている部分が、排出シュート30用の別の無菌チャンバー36に囲まれている。排出シュート用無菌チャンバー36には、このチャンバー36の外部から隔離した状態のまま排出シュート30に接触できるようにグローブ38が取り付けられている。
【0039】
排出シュート30の下流端は無菌チャンバー36の端部壁36aの近くまで延びており、この端部壁36aには、開閉可能な扉40が設けられている。この扉40は、ロータリアクチュエータ42によって回転されて開閉するようになっており、前記排出シュート30によって排出されてきた樹脂容器10は、この扉40を開放して取り出される。さらに、この開閉扉40の周囲にはカバー44が取り付けられている。また、排出シュート用無菌チャンバー36の側壁には、給排気を行うための接続口36b、36cが設けられている。
【0040】
前記乾燥機8の、リジェクトホイール28よりも下流側で出口ホイール26よりも上流側に、このリジェクトホイール28によって排出することができなかった樹脂容器10をリジェクトするリジェクトアーム46が設けられている。このリジェクトアームは、図4に示すように、ほぼくの字状に折り曲げられた一対のアーム46a、46bからなっており、これら両アーム46a、46bが乾燥機用チャンバー14の側壁14aにベアリング47、49を介して回転自在に支持された水平軸48に取り付けられて回動できるようになっている。なお、乾燥機用無菌チャンバー14の側壁14aを貫通している水平軸48の、チャンバー内部側と外部側にオイルシール50、52が嵌着されてこの無菌チャンバー14の内外の気密を保持している。
【0041】
前記水平軸48の、乾燥機用無菌チャンバー14の外部側に突出している端部は、回転レバー54を介してリジェクトアーム回転用シリンダ56のピストンロッド56aに連結されており、回転用シリンダ56の作動によって水平軸48が回転され、前記リジェクトアーム46が上下に回動する。リジェクトアーム46は、下方に回動したときには、乾燥機8の弾性把持手段11に把持されて搬送されている樹脂容器10に干渉しない位置に退避し(図4の二点鎖線参照)、上方に回動したときには、樹脂容器10の搬送経路内に突出して樹脂容器10の胴体部10cに係合可能な状態になり(図4の実線参照)、乾燥機8内を搬送されている樹脂容器10を弾性把持手段11から取り出すことができるようになっている。
【0042】
この実施の形態では、通常の生産運転時には、リジェクトアーム46は下方に退避しており、容器処理ラインが一定時間停止した後、滞留していた樹脂容器10をリジェクトするためのリジェクト信号が入力されると、所定時間経過後に、リジェクトアーム回転用シリンダ56が作動して、リジェクトアーム46(46a、46b)が上方へ向けて回動し、乾燥機8内の樹脂容器10の搬送経路内に突出する。
【0043】
前記構成の樹脂容器搬送システムの作動について説明する。エア搬送コンベヤ2によって、フランジ10bの下面側を支持されて搬送されてきた樹脂容器10は、無菌チャンバー12内のリンサ6に入口ホイール20を介して供給される。リンサ6内で洗浄された樹脂容器10は、出口ホイール22を介して前記エア搬送コンベヤ2に引き渡される。エア搬送コンベヤ2に支持された樹脂容器10は、次の無菌チャンバー14内に設置されている乾燥機8に第2入口ホイール24を介して供給される。第2入口ホイール24は開閉して樹脂容器10を把持する開閉把持手段を有しており、この開閉把持手段によって樹脂容器10を把持して乾燥機8に引き渡す。
【0044】
乾燥機8は、スプリング等の弾性力によって樹脂容器10を挟む弾性把持部材11を備えており、引き渡された樹脂容器10は一本ずつこの弾性把持部材11に把持されて搬送される。この実施の形態では、第2入口ホイール24の開閉把持手段は樹脂容器10のフランジ10bの上方を把持し、乾燥機8の弾性把持手段11は樹脂容器10の首部10aのフランジ10bよりも下側を把持するようになっている。
【0045】
通常の生産運転時は、リジェクトホイール28の開閉把持手段130が常に開放した状態になるようにロックされているので、乾燥機8の弾性把持手段11に把持されている樹脂容器10は、そのままリジェクト位置Rを通過し、第2出口ホイール26を介してエア搬送コンベヤ2に引き渡される。そして、このエア搬送コンベヤ2に支持されて処理室4から搬出されて次の工程に送られる。
【0046】
この容器処理ラインが故障等により一定時間以上停止した場合には、乾燥機用無菌チャンバー14内のリジェクトホイール28より下流に搬入されている樹脂容器10が熱によって変形してしまうため製品として使用できないので、乾燥機8のリジェクトホイール28より下流の弾性把持手段11に把持されている樹脂容器10を、リジェクトホイール28によってすべてリジェクトする。樹脂容器10のリジェクトを開始するリジェクト信号が入力されると、リジェクトホイール28の開閉把持手段130が開閉できるようにロックが外され、回転体128の回転に伴って所定の位置で開閉するようになる。つまり、リジェクト位置Rに到達するまでは開閉把持手段130の両アーム142a、142bは開放しており、リジェクト位置Rに接近するに従って乾燥機8の弾性把持手段11によって把持されている樹脂容器10が、この両アーム142a、142b間に挿入され、そのときに両アーム142a、142bが開閉カム62によって閉じてその樹脂容器10を把持する。その後、乾燥機8とリジェクトホイール28が回転して、ともに樹脂容器10を把持している乾燥機8の弾性把持手段11とリジェクトホイール28の開閉把持手段130とが次第に離れていくと、樹脂容器10は乾燥機8の弾性把持手段11から取り出されて、リジェクトホイール28の開閉把持手段130に保持される。
【0047】
リジェクトホイール28の開閉把持手段130に保持されている樹脂容器10が排出シュート30の上方(排出位置D)に来ると、開閉把持手段130が開放するとともに、固定のリジェクトガイド32によって排出シュート30上に落とされる。この排出シュート30の上流端にはエア吹き出しノズル34が設けられており、樹脂容器20は排出シュート30の急傾斜部30b方向に吹き飛ばされて排出シュート30内を滑落していく。また、排出シュート30の急傾斜部30bの上部には、飛び出し防止用レール35が設けられており、吹き飛ばされた樹脂容器10が排出シュート30から飛び出さないようになっている。
【0048】
リジェクトを開始するリジェクト信号が入力された後、所定の時間経過後に、リジェクトアーム回転用シリンダ56が作動し、樹脂容器10の搬送経路から外れた位置に後退していたリジェクトアーム46が上方に回動して搬送経路内に突出する。リジェクト信号の入力後直ちにリジェクトアーム46を回転させると、乾燥機8内を搬送されている樹脂容器10に衝突してしまうが、リジェクトホイール28の近くに位置していた樹脂容器10は変形が少ないため、前記のようにリジェクトホイール28の開閉把持手段130によって確実に把持されて排出されるので(図2中に符号10Aで示す樹脂容器参照)、一定時間経過するとリジェクトホイール28の下流側に空間Sができ、この空間S内にリジェクトアーム46が進入することができる(図2参照)。
【0049】
前述のように樹脂容器10は長時間停止して加熱された状態が続くと、胴部10cだけでなく首部10aまで大きく変形してしまう場合がある。このような樹脂容器10は、リジェクトホイール28の開閉把持手段130によって掴むことが出来ないので、乾燥機8の弾性把持手段11に把持されてそのままリジェクトホイール28の下流側に搬送されてきてしまうが、リジェクトアーム46がその搬送経路内に突出しているので、樹脂容器10は弾性把持手段11から強制的に取り出されて排出シュート30内に落下する。排出シュート30内に落下した樹脂容器10はエア吹き出しノズル34に飛ばされて排出シュート30を滑り落ちて排出される。
【0050】
このように本実施例装置では、リジェクトホイール28の下流側にリジェクトアーム46を設けたので、長時間加熱されることにより首部10aまで著しく変形をした樹脂容器10が、リジェクトホイール28のリジェクトミスによりリジェクト位置Rを通過してしまった場合でも、リジェクトアーム46によって必ずリジェクトされるので、不良容器10を連続でリジェクトでき、不良容器10が容器処理ライン内を搬送されてしまうことがなく、また、この不良容器10を人手によって除去する必要もない。
【0051】
しかも、リジェクトされた樹脂容器10を受け取って排出する排出シュート30が、前記出願(特願2000ー119935号)に記載されたようなフランジの下面を支持して搬送するネック支持タイプではなく、かご状の排出シュート30内に落下させて排出する構成なので、首部10aが変形した樹脂容器10でも確実に滑らせて排出することができる。
【0052】
排出シュート30内を下流端まで滑り落ちてきた樹脂容器10は、開閉扉40を開けて外部に取り出される。また、排出シュート30の下流側の急傾斜部30b内で詰まる等のトラブルがあった場合には、グローブ38を使って無菌状態を維持したままアクセスしてトラブルを解消することができる。なお、前記実施の形態では、乾燥機8の弾性把持手段11が樹脂容器10のフランジ10bの下側を把持し、リジェクトホイール28の開閉把持手段130がフランジ10bの上側を掴むようにしているが、逆に、弾性把持手段11がフランジ10bの上側を掴み、開閉把持手段130がフランジ10bの下側を掴むようにしても良い。
【0053】
また、前記実施の形態では、リジェクト信号が入力され、所定時間経過した後に、リジェクトアーム46を樹脂容器10の搬送経路内に突出させるようにしたが、センサによって搬送経路内の空間Sを検出してリジェクトアーム46を突出させるようにしても良い。
【0054】
【発明の効果】
以上説明したように、弾性力によって樹脂容器を把持する弾性把持手段を円周方向等間隔に設け、これら弾性把持手段によって前記樹脂容器に形成されたフランジの上または下を把持して搬送する回転式搬送手段と、開閉動作によって樹脂容器を把持解放可能な開閉把持手段を円周方向等間隔に設けた回転式のリジェクト手段とを備えた樹脂容器搬送システムにおいて、前記樹脂容器の搬送経路上における前記リジェクト手段の下流側に、この搬送経路上に出没可能なリジェクトアームを配置するとともに、リジェクト信号が入力された際、前記リジェクトアームを搬送経路上に突出させることにより、前記リジェクト手段が前記回転搬送手段から取り出さなかった、前記開閉把持手段に把持されて搬送されている樹脂容器と係合して搬送経路外へ取り出すようにしたことにより、回転式リジェクト手段によってリジェクトされなかった樹脂容器も、リジェクトアームによって排出するので、リジェクトしたい一定量の樹脂容器を連続でしかも確実に排出することができ、誤って容器処理ライン内を搬送されてしまうおそれがなく、また、変形した容器を人手によって除去する必要がなくなる。
【0055】
また、請求項2に記載の発明は、前記リジェクトアームを、前記リジェクト手段によって樹脂容器を取り出すことによって生じた搬送経路の空間内に突出させるようにしたので、回転式搬送手段の弾性把持手段によって把持されて搬送されている樹脂容器に干渉することなく、搬送経路内に突出させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る樹脂容器搬送システムの全体の構成を簡略化して示す平面図である。
【図2】前記樹脂容器搬送システムの要部(変形した容器をリジェクトする部分)を拡大して示す平面図である。
【図3】図2の正面図である。
【図4】前記樹脂容器搬送システムのリジェクトアームを示す正面図である。
【図5】弾性把持手段の一例を示す平面図である。
【図6】前記樹脂容器搬送システムに設けられたリジェクト手段の要部の縦断面図である。
【図7】前記リジェクト手段の平面図である。
【図8】図3の要部の拡大図である。
【符号の説明】
R リジェクト位置
S 搬送経路の空間
8 回転式搬送手段(乾燥機)
10 樹脂容器
10b フランジ
11 弾性把持手段
28 回転式リジェクト手段(リジェクトホイール)
46 リジェクトアーム

Claims (2)

  1. 弾性力によって樹脂容器を把持する弾性把持手段を円周方向等間隔に設け、これら弾性把持手段によって前記樹脂容器に形成されたフランジの上または下を把持して搬送する回転式搬送手段と、開閉動作によって樹脂容器を把持解放可能な開閉把持手段を円周方向等間隔に設けた回転式のリジェクト手段とを備えた樹脂容器搬送システムにおいて、
    前記樹脂容器の搬送経路上における前記リジェクト手段の下流側に、この搬送経路上に出没可能なリジェクトアームを配置するとともに、
    リジェクト信号が入力された際、前記リジェクトアームを搬送経路上に突出させることにより、前記リジェクト手段が前記回転搬送手段から取り出さなかった、前記開閉把持手段に把持されて搬送されている樹脂容器と係合して搬送経路外へ取り出すことを特徴とする樹脂容器搬送システム。
  2. 前記リジェクトアームは、前記リジェクト手段によって樹脂容器を取り出すことによって生じた搬送経路の空間内に突出させることを特徴とする請求項1に記載の樹脂容器搬送システム。
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