JP3386684B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP3386684B2 JP06706697A JP6706697A JP3386684B2 JP 3386684 B2 JP3386684 B2 JP 3386684B2 JP 06706697 A JP06706697 A JP 06706697A JP 6706697 A JP6706697 A JP 6706697A JP 3386684 B2 JP3386684 B2 JP 3386684B2
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    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/06Sense amplifiers; Associated circuits, e.g. timing or triggering circuits
    • G11C7/065Differential amplifiers of latching type

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、半導体記憶装置
に関し、特に、低電源電圧で動作する半導体記憶装置に
関するものである。 【0002】 【従来の技術】この種の半導体記憶装置としては、例え
ば図13に示す様なものがある。同図において、1対の
ビット信号線BL,#BL間には、センスアンプ101
を介在させ、このセンスアンプ101と接地間にNチャ
ネルトランジスタ102を挿入し、このセンスアンプ1
01と電源電位Vcc間にPチャネルトランジスタ103
を挿入している。 【0003】ビット信号線BLには、トランジスタ10
4を介して記憶用キャパシタ105を接続し、このトラ
ンジスタ104のゲートにワード信号線106を接続し
ている。 【0004】センスアンプ101は、各Pチャネルトラ
ンジスタ111,112、及び各Nチャネルトランジス
タ113,114を備えている。左側のPチャネルトラ
ンジスタ111とNチャネルトランジスタ113を直列
接続し、これらの間にビット信号線BLを接続し、これ
らのゲートにビット信号線#BLを接続している。同様
に、右側のPチャネルトランジスタ112とNチャネル
トランジスタ114を直列接続し、これらの間にビット
信号線#BLを接続し、これらのゲートにビット信号線
BLを接続している。 【0005】この様な構成において、ワード信号線10
6を通じてトランジスタ104をオンにすると、記憶用
キャパシタ105の信号電荷がビット信号線BLに転送
され、これに伴って各ビット信号線BL,#BL間に電
位差が発生する。この電位差は、微小なものであるが、
Nチャネルトランジスタ102及びPチャネルトランジ
スタ103を後に述べる適宜のタイミングでオンにする
と、センスアンプ101によって各ビット信号線BL,
#BL間の電位差が増幅され、各ビット信号線BL,#
BLのうちの低電位の方が接地電位に引き込まれ、高電
位の方が電源電位Vccに引き込まれる。これによって、
記憶用キャパシタ105の信号電荷を容易に読み出しか
つ再書き込みすることが可能となる。 【0006】ところで、半導体記憶装置においては、記
憶用キャパシタ105、各ビット信号線BL,#BL、
及びセンスアンプ101等を多く備えているので、多数
のセンスアンプ101が同時に動作して、大きな瞬時電
流が発生する。このとき、各センスアンプ101へと電
源電位Vccを供給する配線抵抗の電圧降下が大きくなっ
て、センスアンプ101の電圧降下が小さくなり(セン
スアンプ101の各トランジスタのソースとドレイン間
の電位差が小さくなり)、センスアンプ101による増
幅動作が遅くなってしまう。 【0007】この様なセンスアンプ101の増幅動作の
遅れを解決するには、Nチャネルトランジスタ102及
びPチャネルトランジスタ103をオンにするタイミン
グを調整すれば良い。 【0008】例えば、図14のタイミングチャートに示
す様に、時点t1で、信号SN1をハイレベルに切り換
え、Nチャネルトランジスタ102をオンにして、各ビ
ット信号線BL,#BLのうちの低電位の方をNチャネ
ルトランジスタ102及びセンスアンプ101の各Nチ
ャネルトランジスタ113,114のうちのいずれかを
介して接地電位に引き込み、時点t2で、信号SP1をロ
ーレベルに切り換え、Pチャネルトランジスタ103を
オンにして、各ビット信号線BL,#BLのうちの高電
位の方をPチャネルトランジスタ103及びセンスアン
プ101の各Pチャネルトランジスタ111,112の
うちのいずれかを介して電源電位Vccに引き込むと言う
方法がある。 【0009】この場合、各Nチャネルトランジスタ11
3,114の駆動能力が高いので、ビット信号線を接地
電位に速やかに引き込める。ところが、各Pチャネルト
ランジスタ111,112の駆動能力が低く、つまりし
きい値が高く、かつ電流供給能力が低いため、ビット信
号線を電源電位Vccに引き込むのに時間を費やす。この
ため、時点t1に対する時点t2の遅れと、ビット信号線
が電源電位Vccに達するまでの時間が加算され、センス
アンプ101の動作速度としては遅くなる。 【0010】また、図15のタイミングチャートに示す
様に、時点t1で、信号SP1をローレベルに切り換え、
Pチャネルトランジスタ103をオンにして、一方のビ
ット信号線を電源電位Vccに引き込み、時点t2で、信
号SN1をハイレベルに切り換え、Nチャネルトランジ
スタ102をオンにして、他方のビット信号線を接地電
位へと速やかに引き込むと言う方法がある。 【0011】この場合、Pチャネルトランジスタ103
を先にオンにして、駆動能力の低い各Pチャネルトラン
ジスタ111,112を優先させているので、図12の
方法と比べると、動作速度が改善される。 【0012】また、図16のタイミングチャートに示す
様に、時点t1で、信号SP1を切り換え、Pチャネルト
ランジスタ103をオンにして、一方のビット信号線を
電源電位Vccに引き込み、同時に、信号SN1を切り換
え、Nチャネルトランジスタ102をオンにして、他方
のビット信号線を接地電位に引き込むと言う方法があ
る。 【0013】この場合、図14及び図15の方法と比べ
ると、時点t1から時点t2までの間隔を省略することが
できるものの、センスアンプ101の各Pチャネルトラ
ンジスタ111,112による駆動と、各Nチャネルト
ランジスタ113,114による駆動を同時に開始する
ので、センスアンプ101を流れる貫通電流が発生し
て、接地電位が上昇する。このため、ビット信号線の電
位が速やかに下降せず、センスアンプ101の動作速度
の改善の程度は低い。 【0014】この様にNチャネルトランジスタ102及
びPチャネルトランジスタ103をオンにするタイミン
グの設定に応じて、センスアンプ101の増幅動作の遅
れを調整することができる。 【0015】あるいは、図17に示す様にセンスアンプ
101と電源電位Vcc間に、小さな電流供給能力を有す
る第1Pチャネルトランジスタ121と大きな電流供給
能力を有する第2Pチャネルトランジスタ122を並列
に挿入したものがある。そして、図18のタイミングチ
ャートに示す様に時点t1で、各信号SN1,SP1を共
に切り換え、Nチャネルトランジスタ102及び第1P
チャネルトランジスタ121を共にオンにして、一方の
ビット信号線を接地電位に引き込みつつ、他方のビット
信号線の電位の低下を防止し、時点t2で、信号SP2を
切り換え、第2Pチャネルトランジスタ122をオンに
して、他方のビット信号線を電源電位Vccへと速やかに
引き込むと言う方法がある。 【0016】この場合は、図16の方法と比べると、セ
ンスアンプ101を流れる貫通電流が減少し、図15の
方法と同程度に、動作速度を改善することができる。 【0017】 【発明が解決しようとする課題】ところが、近年、半導
体記憶装置の消費電力の低減を実現するために、電源電
位を低下させる傾向にあり、例えば電源電位を5Vから
3.3V程度まで低下させている。 【0018】この様に電源電位を低下させると、センス
アンプ101と電源電位Vcc間に挿入されたトランジス
タによる電流供給量が低下するので、ビット信号線を電
源電位Vccに引き込むためのセンスアンプ101の増幅
動作が益々遅くれ、図14、図15、図16及び図18
に示すいずれの方法を用いても、センスアンプ101の
増幅動作を十分に高速化することはできない。 【0019】そこで、図19に示す様に電源電位とし
て、電源電位Vccだけでなく、この電源電位Vccを昇圧
することによって高い電源電位Vppを設定したものがあ
る。また、低い電源電位Vccとセンスアンプ101間
に、Nチャネルトランジスタ123を挿入すると共に、
高い電源電位Vppとセンスアンプ101間に、Pチャネ
ルトランジスタ124を挿入している(特開平4−28
1291号公報を参照)。 【0020】ここでは、図20のタイミングチャートに
示す様に時点t1で、各信号SN1,SN2を共に切り換
え、Nチャネルトランジスタ102及び低い電源電位V
cc側のNチャネルトランジスタ123をオンにして、一
方のビット信号線を接地電位に引き込みつつ、他方のビ
ット信号線の電位の低下を防止し、各ビット信号線間の
電位差がある程度拡がった時点t2で、信号SP2を切り
換え、Pチャネルトランジスタ124をオンにして、他
方のビット信号線を高い電源電位Vppへと引き込んでい
る。 【0021】この場合、高電位のビット信号線が高い電
源電位Vppに到達しようとするので、このビット信号線
の電位が少なくとも低い電源電位Vccを越えるまで、P
チャネルトランジスタ124による電流供給が衰えず、
このビット信号線の電位が低い電源電位Vcc(記憶用キ
ャパシタ105の信号電荷の読み出しと再書き込みに必
要な電位)に速やかに達する。ただし、Nチャネルトラ
ンジスタ102の電流供給能力が大きく、センスアンプ
101を流れる貫通電流を無視できないので、接地電位
が上昇して、ビット信号線の電位の下降が遅れる。 【0022】同様に、図21に示す様に電源電位とし
て、低い電源電位Vccと高い電源電位Vppを設定し、低
い電源電位Vccとセンスアンプ101間に、第1Pチャ
ネルトランジスタ125を挿入すると共に、高い電源電
位Vppとセンスアンプ101間に、第2Pチャネルトラ
ンジスタ126を挿入し、第1及び第2Pチャネルトラ
ンジスタ125,126間に逆電流防止用のダイオード
127を挿入したものがある。 【0023】そして、図22のタイミングチャートに示
す様に時点t1で、Nチャネルトランジスタ102及び
低い電源電位Vcc側の第1Pチャネルトランジスタ12
5を共にオンにして、一方のビット信号線を接地電位に
引き込みつつ、他方のビット信号線の電位の低下を防止
し、時点t2で、第2Pチャネルトランジスタ126を
オンにして、他方のビット信号線を高い電源電位Vppへ
と急峻に引き込む。 【0024】しかしながら、図20及び図22に示すい
ずれの方法においても、センスアンプ101全体の動作
速度の改善が未だに十分でなく、更なる動作速度の短縮
化が強く望まれていた。 【0025】そこで、この発明は、この様な従来技術の
課題を解決するものであって、センスアンプの動作速度
の更なる高速化を可能にする半導体記憶装置を提供する
ことを目的とする。 【0026】 【課題を解決するための手段】上記従来の課題を解決す
るために、発明は、1対のビット信号線と、これらの
ビット信号線間に介在するセンスアンプと、このセンス
アンプと接地電位間に挿入された接地電位側トランジス
タと、このセンスアンプと電源電位間に挿入された電源
電位側トランジスタとを備え、接地電位側トランジスタ
をオンにすることによって、各ビット信号線のうちの接
地電位に近い方をセンスアンプを介して接地電位に引き
込むと共に、電源電位側トランジスタをオンにすること
によって、各ビット信号線のうちの電源電位に近い方を
センスアンプを介して電源電位に引き込み、各ビット信
号線間の電位を増幅し、電源電位として、第1電源電
位、及び該第1電源電位よりも接地電位に近い第2電源
電位を設定し、電源電位側トランジスタとして、センス
アンプと第1電源電位間に挿入された第1電源電位側ト
ランジスタ、及びセンスアンプと第2電源電位間に挿入
された第2電源電位側トランジスタを設けた半導体装置
において前記1対のビット信号線、前記センスアン
プ、前記接地電位側トランジスタ、前記第1電源電位側
トランジスタ及び前記第2電源電位側トランジスタを含
むものを1つの増幅単位とし、複数の増幅単位を設け
て、これらの増幅単位を複数のグループに区分けしてお
り、外部から入力された列アドレスのプリデコード信号
に基づいて、前記各グループのうちのいずれかを選択す
るグループ選択制御手段を設け、選択したグループにお
いて、前記グループ選択制御手段を活性化することによ
って、選択したグループに属する増幅単位の第1電源電
位側トランジスタを予め定められた期間だけオンにし、
この期間に接地電位側トランジスタをオンにして、この
接地電位側トランジスタのオンを保持し続け、この期間
の終了に伴い、第2電源電位側トランジスタをオンに
し、選択しないグループにおいて、前記グループ選択制
御手段を活性化しないことによって、選択しないグルー
プに属する増幅単位の第1電源電位トランジスタをオフ
のままで、接地電位側トランジスタをオンにして、この
接地電位側トランジスタのオンを保持し続け、前記予め
定められた期間の終了に伴い、第2電源電位側トランジ
スタをオンにすることを特徴とする。 【0027】この様な構成によれば、最初に、第1電源
電位側トランジスタを一定期間だけオンにするので、各
ビット信号線のうちの電源電位に近い方がセンスアンプ
を介して高い第1電源電位へと急峻に立ち上がってい
く。次に、接地電位側トランジスタをオンにするので、
各ビット信号線のうちの接地電位に近い方をその電位が
電源電位に引きつけられる以前に接地電位に引き込むこ
とができる。最後に、第1電源電位側トランジスタをオ
フにして、これと同時に、第2電源電位側トランジスタ
をオンにしているので、既にその電位が急峻に立ち上が
ったビット信号線を低い第2電源電位に保持することが
できる。 【0028】また、本発明によれば、第1電源電位側ト
ランジスタを予め定められた期間だけオンにし、この期
間の開始時点に接地電位側トランジスタをオンにして、
この接地電位側トランジスタのオンを保持し続け、この
期間の終了に伴い、第2電源電位側トランジスタをオン
にしても良い。つまり、最初に、第1電源電位側トラン
ジスタを一定期間だけオンにするのと同時に、接地電位
側トランジスタをオンにし、この後に第1電源電位側ト
ランジスタをオフにして、第2電源電位側トランジスタ
をオンにする。 【0029】これによっても、各ビット信号線のうちの
電源電位に近い方を高い第1電源電位へと急峻に立ち上
げ、各ビット信号線のうちの接地電位に近い方をその電
位が電源電位に引きつけられる以前に接地電位に引き込
み、既にその電位が急峻に立ち上がったビット信号線を
低い第2電源電位に保持することができる。 【0030】ただし、電流量にかかわらず、第2電源電
位と接地電位が殆ど変動せず、センスアンプに貫通電流
が発生しても、接地電位が殆ど上昇しないときに限る。 【0031】更に、例えば電源電位を接地電位よりも高
くし、接地電位側トランジスタとして、Nチャネルトラ
ンジスタを用いると共に、第1及び第2電源電位側トラ
ンジスタとして、Pチャネルトランジスタを用い、セン
スアンプとして、各ビット信号線のうちの接地電位に近
い方をセンスアンプを介して接地電位に引き込むNチャ
ネルトランジスタと、各ビット信号線のうちの電源電位
に近い方を電源電位に引き込むPチャネルトランジスタ
を有するものを用いる。 【0032】あるいは、第2電源電位を与えられ、この
第2電源電位から第1電源電位を形成する電源手段を更
に備えても構わない。 【0033】また、電源電位を接地電位よりも高くし、
接地電位側トランジスタとして、Nチャネルトランジス
タを用いると共に、電源電位側トランジスタとして、P
チャネルトランジスタを用い、センスアンプとして、各
ビット信号線のうちの電位の低い方をセンスアンプを介
して接地電位に引き込むNチャネルトランジスタと、各
ビット信号線のうちの電位の高い方を電源電位に引き込
むPチャネルトランジスタを有するものを用い、電源電
位側トランジスタをオンにし、この後に接地電位側トラ
ンジスタをオンにする様にしても構わない。 【0034】ここでは、1つの電源電位のみを用い、第
1及び第2電源電位側トランジスタを1つのPチャネル
トランジスタに一本化している。この場合、電源電位を
高く設定しておけば、各ビット信号線のうちの高電位の
方を電源電位へと急峻に立ち上げることができる。そし
て、各ビット信号線のうちの低電位の方をその電位が電
源電位に引きつけられる以前に接地電位に引き込み、電
源電位へと急峻に立ち上がったビット信号線を該電源電
位に保持する。 【0035】一方、上記の半導体記憶装置においては、
1対のビット信号線、センスアンプ、接地電位側トラン
ジスタ、第1及び第2電源電位側トランジスタを含むも
のを1つの増幅単位とし、複数の増幅単位を設けて、こ
れらの増幅単位を複数のグループに区分けしておき、第
1電源電位を供給する電源手段と、各グループのうちの
いずれかを選択し、選択したグループに属する増幅単位
の第1電源電位側トランジスタをオンにする制御手段と
を更に備えても良い。 【0036】ここでは、各グループのうちのいずれかを
選択し、選択したグループに属する増幅単位の第1電源
電位側トランジスタをオンにするので、第1電源電位が
全ての各増幅単位に同時に供給されることはない。これ
によって、第1電源電位の供給時に大電流が発生するこ
とを防止して、電流の供給不足状態を避けることができ
る。 【0037】部から入力された列アドレスのプリデコ
ード信号に基づいて、各グループのうちのいずれかを選
択し、選択したグループに属する増幅単位の第1電源電
位側トランジスタをオンにしても構わない。 【0038】 【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を添付
図面を参照して説明する。図1は、この発明の半導体記
憶装置の第1実施形態を示している。この第1実施形態
では、電源電位として、第2電源電位Vccだけでなく、
この第2電源電位Vccを昇圧することによって第1電源
電位Vppを設定し、また図13に示すPチャネルトラン
ジスタ103の代わりに、第1電源電位Vppとセンスア
ンプ101間に、第1Pチャネルトランジスタ11を挿
入すると共に、第2電源電位Vccとセンスアンプ101
間に、第2Pチャネルトランジスタ12を挿入してい
る。 【0039】図2のタイミングチャートに示す様に、時
点t1から時点t3に至るまでの期間Aだけ、信号SP1
をローレベルに切り換え、第1Pチャネルトランジスタ
11をオンにして(第1電源電位Vppをオン)、各ビッ
ト信号線BL,#BLのうちの高電位の方をセンスアン
プ101を介して第1電源電位Vppへと引き込んで行
く。また、期間Aの途中の時点t2で、信号SN1をハイ
レベルに切り換え、Nチャネルトランジスタ102をオ
ンにして、各ビット信号線の低電位の方をその電位が上
昇する以前に接地電位に引き込む。そして、期間Aの終
了の時点t3で、信号SP1をハイレベルに切り換え、第
1Pチャネルトランジスタ11をオフにして、第1電源
電位Vppの供給を停止すると共に、信号SP2をローレ
ベルに切り換え、第2Pチャネルトランジスタ12をオ
ンにして(第2電源電位Vccをオン)、高電位のビット
信号線をセンスアンプ101を介して第2電源電位Vcc
に引き込む。この結果、高電位のビット信号線が第2電
源電位Vccとなり、低電位のビット信号線が接地電位と
なる。 【0040】ここで、第2電源電位Vccは、記憶用キャ
パシタ105の信号電荷の読み出しと再書き込みに必要
な電位に設定される。また、第1電源電位Vppは、第2
電源電位Vccよりも適宜に高く設定されている。 【0041】このため、時点t1で、第1Pチャネルト
ランジスタ11をオンにして、ビット信号線を第1電源
電位Vppに引き込むと、第2電源電位Vccに引き込むと
きよりも、このビット信号線の電位が急峻に立ち上が
り、短時間のうちに、ビット信号線が必要な電位(第2
電源電位Vcc)に到達する。これに対して、従来の装置
では、ビット信号線の電位の立ち上がり時点で、ビット
信号線を低い電源電位Vccに引き込もうとしており、こ
の後に高い電源電位Vppを供給するので、ビット信号線
が必要な電位に到達するまでに、時間を費やしてしま
う。 【0042】また、時点t1から僅かに遅れる時点t2
で、Nチャネルトランジスタ102をオンにし、各ビッ
ト信号線の低電位の方をその電位が上昇する以前に接地
電位に引き込んでいるので、このビット信号線の電位を
速やかに接地電位まで下降させることができる。このN
チャネルトランジスタ102は、Pチャネルトランジス
タと比較すると、しきい値が低く電流供給能力も高いの
で、信号SN1の電位が低くても、その動作が遅れず、
ビット信号線の電位の速やかなる下降を可能にする。 【0043】更に、時点t3で、第1Pチャネルトラン
ジスタ11をオフにして、第1電源電位Vppの供給を停
止すると共に、第2Pチャネルトランジスタ12をオン
にして、高電位のビット信号線を第2電源電位Vccに引
き込むので、このビット信号線の電位を無駄に高く設定
せずに済む。これは、低消費電力化を可能にする。 【0044】この様に一方のビット信号線の電位を急峻
に立ち上げて、短時間のうちに、この一方のビット信号
線を必要な電位に到達させ、かつ他方のビット信号線を
その電位が上昇する以前に接地電位に引き込んで、この
他方のビット信号線の電位を速やかに接地電位まで下降
させているので、各ビット信号線間の電位差の増幅を終
了するまでの時間が極めて短い。 【0045】ところで、この第1実施形態では、第1P
チャネルトランジスタ11をオンにする時点t1と、N
チャネルトランジスタ102をオンにする時点t2をず
らしており、このためにセンスアンプ101に貫通電流
が流れて、接地電位が上昇する様なことはないものの、
この貫通電流が流れても、第1電源電位Vppと接地電位
が殆ど変動しない場合は、図3のタイミングチャートに
示す様に、時点t1で、信号SP1及び信号SN1を共に
切り換え、第1Pチャネルトランジスタ11をオンにす
ると共に(第1電源電位Vppをオン)、Nチャネルトラ
ンジスタ102をオンにしても構わない。以降は、図2
のタイミングチャートと同様に、期間Aの終了の時点t
3で、信号SP1をハイレベルに切り換え、第1Pチャネ
ルトランジスタ11をオフにすると共に、信号SP2を
ローレベルに切り換え、第2Pチャネルトランジスタ1
2をオンにする(第2電源電位Vccをオン)。 【0046】図4は、この発明の半導体記憶装置の第2
実施形態を示している。この第2実施形態では、図1の
装置における第2Pチャネルトランジスタ12の代わり
に、Nチャネルトランジスタ13を適用している。 【0047】ここでも、図5のタイミングチャートに示
す様に、時点t1から時点t3に至るまでの期間Aだけ、
信号SP1をローレベルに切り換え、第1Pチャネルト
ランジスタ11をオンにして(第1電源電位Vppをオ
ン)、高電位のビット信号線を第1電源電位Vppへと引
き込んで、このビット信号線の電位を急峻に立ち上げ、
期間Aの途中の時点t2で、信号SN1をハイレベルに切
り換え、Nチャネルトランジスタ102をオンにして、
低電位のビット信号線をその電位が上昇する以前に接地
電位に引き込み、期間Aの終了の時点t3で、信号SP1
をハイレベルに切り換え、第1Pチャネルトランジスタ
11をオフにして、第1電源電位Vppの供給を停止する
と共に、信号SN2をハイレベルに切り換え、Nチャネ
ルトランジスタ13をオンにして(第2電源電位Vccを
オン)、高電位のビット信号線を第2電源電位Vccに引
き込む。これによって、高電位のビット信号線が第2電
源電位Vccとなり、低電位のビット信号線が接地電位と
なる。 【0048】図6は、この発明の半導体記憶装置の参考
を示している。この参考例では、第1電源電位Vpp
のみを用い、この第1電源電位Vppとセンスアンプ1
01間に、Pチャネルトランジスタ14のみを挿入して
いる。 【0049】ここでは、図7のタイミングチャートに示
す様に、時点t1で、信号SP1をローレベルに切り換
え、Pチャネルトランジスタ14をオンにして(第1電
源電位Vppをオン)、高電位のビット信号線を第1電源
電位Vppへと引き込んで、このビット信号線の電位を急
峻に立ち上げ、時点t2で、信号SN1をハイレベルに切
り換え、Nチャネルトランジスタ102をオンにして、
低電位のビット信号線をその電位が上昇する以前に接地
電位に引き込み、これによって高電位のビット信号線を
第1電源電位Vppに設定し、低電位のビット信号線を接
地電位に設定する。 【0050】したがって、第2電源電位Vccよりも高い
第1電源電位Vppを記憶用キャパシタ105に印加し
て、信号電荷を記憶することになり、このために記憶用
キャパシタ105によるデータの保持時間を向上させる
ことができる。また、第1及び第2実施形態と比較する
と、第1電源電位Vppとセンスアンプ101間に、1つ
のトランジスタのみを挿入するので、回路の実装面積を
減少させることができる。ただし、記憶用キャパシタ1
05やトランジスタ104の耐圧性を向上させる必要が
ある。 【0051】図8は、この発明の半導体記憶装置の第
実施形態を示すブロック図である。この第実施形態の
半導体記憶装置では、図1に示す各ビット信号線BL,
#BL、センスアンプ101、Nチャネルトランジスタ
102、第1及び第2Pチャネルトランジスタ11,1
2を1つの増幅単位とすると、複数の増幅単位を設け
て、これらの増幅単位を複数のグループG1,G2,…
…に区分けしている。 【0052】ただし、各グループG1,G2,……毎に、
Nチャネルトランジスタ102、第1及び第2Pチャネ
ルトランジスタ11,12を各増幅単位間で共用してい
る。 【0053】各増幅単位毎に、各ビット信号線BL,#
BLを各トランジスタ104を介して各記憶用キャパシ
タ105に接続し、各トランジスタ104のゲートを各
ワード信号線106を通じて行アドレスデコーダ21に
接続している。また、各ビット信号線BL,#BLを各
トランジスタ22,23を介して各データ信号線DB,
#DBに接続し、各トランジスタ22,23のゲートを
列アドレスデコーダ24に接続している。 【0054】また、各グループG1,G2,……毎に、ア
ンド回路25を設けている。このアンド回路25は、グ
ループ選択信号YPAi及び信号SP1を入力し、これ
らの信号の論理積を第1Pチャネルトランジスタ11に
加える。また、信号SP2を第2Pチャネルトランジス
タ12に加え、信号SN1をNチャネルトランジスタ1
02に加えている。 【0055】第2電源電位Vccは、第2Pチャネルトラ
ンジスタ12に加えられる。また、昇圧回路26は、第
2電源電位Vccを昇圧して第1電源電位Vppを形成し、
この第1電源電位Vppを第1Pチャネルトランジスタ1
1に加える。 【0056】この様な構成において、行アドレスデコー
ダ21は、各ワード信号線106のうちのいずれかを選
択して、選択したワード信号線106を通じて各トラン
ジスタ104をオンにし、これらのトランジスタ104
を通じて各記憶用キャパシタ105の信号電荷を各増幅
単位の各ビット信号線BL,#BLのうちのいずれかに
転送させる。これによって、各増幅単位毎に、各ビット
信号線BL,#BL間に電位差が発生する。 【0057】このとき、各グループG1,G2,……のう
ちのいずれかが選択され、選択されたグループのアンド
回路25にのみ、ハイレベルのグループ選択信号YPA
iが加えられ、これに応答して該グループのアンド回路
25は、信号SP1を第1Pチャネルトランジスタ11
に加える。このため、選択されたグループにおいては、
第1電源電位Vppが第1Pチャネルトランジスタ11を
通じて各センスアンプ101に供給される状態にあり、
各センスアンプ101毎に、先に述べた図2のタイミン
グチャートに示す様に各信号SP1,SN1,SP2に応
答して、第1及び第2Pチャネルトランジスタ11,1
2及びNチャネルトランジスタ102がそれぞれのタイ
ミングでオンとなり、各ビット信号線BL,#BL間の
電位差が速やかに増幅される。 【0058】引き続いて、列アドレスデコーダ24は、
選択されたグループの各増幅単位の各トランジスタ2
2,23を順次オンにし、これらの増幅単位の各ビット
信号線BL,#BL間の電位差を各データ信号線DB,
#DBへと順次送出させる。 【0059】一方、選択されなかった他の各グループに
おいては、それらのアンド回路25にハイレベルのグル
ープ選択信号YPAiが加えられることはない。このた
め、低い第2電源電位Vccのみがセンスアンプ101に
供給され、各ビット信号線BL,#BL間の電位差の増
幅が遅れることになるものの、先に選択されたグループ
の各記憶用キャパシタ105の信号電荷の読み出し及び
再書き込みを終了するまでに、十分な時間を費やすの
で、各ビット信号線BL,BL間の電位差の増幅を余裕
を持って行うことができる。したがって、先に選択され
たグループの各記憶用キャパシタ105の信号電荷の読
み出し及び再書き込みに引き続いて、選択されなかった
他の各グループの各記憶用キャパシタ105の信号電荷
の読み出し及び再書き込みを直ちに行うことができる。 【0060】この様に各グループG1,G2,……のうち
のいずれかを選択し、選択されたグループについての
み、第1電源電位Vppを各センスアンプ101に供給し
ているので、第1電源電位Vppの供給に伴う電流量の増
加を抑えて、昇圧回路26の負担を軽減することができ
る。 【0061】図9は、図2のタイミングチャートに示す
各信号SP1,SN1,SP2を形成するための回路を示
している。この回路において、タイミングジェネレータ
31は、行アドレスストローブ信号#RAS及び列アド
レスストローブ信号#CAS(図10のタイミングチャ
ートに示す)を入力して、各タイミング信号YEN,R
AS1,SE(図10のタイミングチャートに示す)を
出力する。 【0062】タイミングジェネレータ31は、図11に
示す様に構成されており、行アドレスストローブ信号#
RASを反転回路32に入力し、この反転回路32の出
力を第1遅延回路33を介して遅延させることによっ
て、タイミング信号RAS1を形成する。また、この反
転回路32の出力を第1及び第2遅延回路33,34を
介して遅延させることによって、タイミング信号SEを
形成する。更に、この反転回路32の出力と列アドレス
ストローブ信号#CASをナンド回路35に加え、この
ナンド回路35の出力を反転回路36を介して反転させ
ることによって、タイミング信号YEを形成する。 【0063】更に、図9に示す様にタイミング信号SE
は、反転回路37によって反転され、第4遅延回路38
によって遅延されてからナンド回路39に加えられる。
ナンド回路39は、第4遅延回路38の出力とタイミン
グ信号SEを入力して、これらの論理積を求め、この論
理積を反転したものを図2のタイミングチャートに示す
信号SP1として出力する。第3遅延回路40は、タイ
ミング信号SEを遅延し、この遅延したものを図2のタ
イミングチャートに示す信号SN1として出力する。ま
た、この第3遅延回路40の出力は、反転回路41を介
してオア回路42に加えられる。このオア回路42は、
第4遅延回路38の出力と反転回路41の出力の論理和
を求め、この論理和を図2のタイミングチャートに示す
信号SP2として出力する。 【0064】図12は、図8の行アドレスデコーダ21
及び列アドレスデコーダ24の概略構成を示している。 【0065】行アドレスデコーダ21において、行アド
レスバッファ43は、タイミングジェネレータ31から
のタイミング信号RAS1を入力し、この入力タイミン
グで行アドレス(図10のタイミングチャートに示す)
をラッチし、この行アドレスをデコーダ部44に加え
る。デコーダ部44は、この行アドレスを復号化し、こ
の行アドレスに対応するワード信号線106をワード信
号線ドライバ45に指示する。ワード信号線ドライバ4
5は、このワード信号線106を通じて各トランジスタ
104をオンにする。 【0066】また、列アドレスデコーダ24において、
列アドレスバッファ46は、タイミングジェネレータ3
1からのタイミング信号YENを入力し、この入力タイ
ミングで列アドレス(図10のタイミングチャートに示
す)をラッチし、この列アドレスをプリデコーダ部47
に加える。プリデコーダ部47は、この列アドレスを信
号YDEに応答して復号化し、各グループG1,G2,…
…のうちのいずれかを示す信号YPAiをデコーダ部4
8に加える。デコーダ部48は、この信号YPAIに対
応するグループの各増幅単位の各トランジスタ22,2
3を順次オンにする。 【0067】 【発明の効果】以上説明した様に、この発明の半導体記
憶装置によれば、最初に、第1電源電位側トランジスタ
を一定期間だけオンにするので、各ビット信号線のうち
の電源電位に近い方がセンスアンプを介して高い第1電
源電位へと急峻に立ち上がっていく。次に、接地電位側
トランジスタをオンにするので、各ビット信号線のうち
の接地電位に近い方をその電位が電源電位に引きつけら
れる以前に接地電位に引き込むことができる。最後に、
第1電源電位側トランジスタをオフにして、これと同時
に、第2電源電位側トランジスタをオンにしているの
で、既にその電位が急峻に立ち上がったビット信号線を
低い第2電源電位に保持することができる。 【0068】あるいは、最初に、第1電源電位側トラン
ジスタを一定期間だけオンにするのと同時に、接地電位
側トランジスタをオンにし、この後に第1電源電位側ト
ランジスタをオフにして、第2電源電位側トランジスタ
をオンにする。 【0069】これによっても、各ビット信号線のうちの
電源電位に近い方を高い第1電源電位へと急峻に立ち上
げ、各ビット信号線のうちの接地電位に近い方をその電
位が電源電位に引きつけられる以前に接地電位に引き込
み、既にその電位が急峻に立ち上がったビット信号線を
低い第2電源電位に保持することができる。 【0070】ただし、この場合は、電流量にかかわら
ず、第2電源電位と接地電位が殆ど変動せず、センスア
ンプに貫通電流が発生しても、接地電位が殆ど上昇しな
いときに限る。 【0071】また、電源電位を接地電位よりも高くし、
接地電位側トランジスタとして、Nチャネルトランジス
タを用いると共に、電源電位側トランジスタとして、P
チャネルトランジスタを用い、センスアンプとして、各
ビット信号線のうちの電位の低い方をセンスアンプを介
して接地電位に引き込むNチャネルトランジスタと、各
ビット信号線のうちの電位の高い方を電源電位に引き込
むPチャネルトランジスタを有するものを用い、電源電
位側トランジスタをオンにし、この後に接地電位側トラ
ンジスタをオンにする。 【0072】ここでは、1つの電源電位を用いると共
に、電源電位側トランジスタとして1つのPチャネルト
ランジスタのみを用いている。この場合、電源電位を高
く設定しておけば、各ビット信号線のうちの高電位の方
を電源電位へと急峻に立ち上げることができる。各ビッ
ト信号線のうちの低電位の方をその電位が電源電位に引
きつけられる以前に接地電位に引き込み、電源電位へと
急峻に立ち上がったビット信号線を該電源電位に保持す
る。 【0073】一方、1対のビット信号線、センスアン
プ、接地電位側トランジスタ、第1及び第2電源電位側
トランジスタを含むものを1つの増幅単位とし、複数の
増幅単位を設けて、これらの増幅単位を複数のグループ
に区分けしておき、第1電源電位を供給する電源手段
と、各グループのうちのいずれかを選択し、選択したグ
ループに属する増幅単位の第1電源電位側トランジスタ
をオンにしている。 【0074】ここでは、各グループのうちのいずれかを
選択し、選択したグループに属する増幅単位の第1電源
電位側トランジスタをオンにするので、この第1電源電
位が全ての各増幅単位に同時に供給されることはなく、
第1電源電位の供給時に大電流が発生することを防止し
て、電流の供給不足状態を避けることができる。 【0075】この場合、外部から入力された列アドレス
のプリデコード信号に基づいて、各グループのうちのい
ずれかを選択し、選択したグループに属する増幅単位の
第1電源電位側トランジスタをオンにしても構わない。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明の半導体記憶装置の第1実施形態を示
す回路図 【図2】図1の装置における各信号のタイミングを示す
タイミングチャート 【図3】図1の装置における各信号の他のタイミングを
示すタイミングチャート 【図4】この発明の半導体記憶装置の第2実施形態を示
す回路図 【図5】図4の装置における各信号のタイミングを示す
タイミングチャート 【図6】この発明の半導体記憶装置の参考例を示す回路
図 【図7】図6の装置における各信号のタイミングを示す
タイミングチャート 【図8】この発明の半導体記憶装置の第実施形態を示
すブロック図 【図9】図2のタイミングチャートに示す各信号SP
1,SN1,SP2を形成するための回路を示す図 【図10】図9の回路における各信号のタイミングを示
すタイミングチャート 【図11】図9の回路におけるタイミングジェネレータ
を示す回路図 【図12】図8の行アドレスデコーダ及び列アドレスデ
コーダを示すブロック図 【図13】従来の半導体記憶装置の一例を示す回路図 【図14】図13の装置における各信号のタイミングを
示すタイミングチャート 【図15】図13の装置における各信号の他のタイミン
グを示すタイミングチャート 【図16】図13の装置における各信号の別のタイミン
グを示すタイミングチャート 【図17】従来の半導体記憶装置の他の例を示す回路図 【図18】図17の装置における各信号のタイミングを
示すタイミングチャート 【図19】従来の半導体記憶装置の別の例を示す回路図 【図20】図19の装置における各信号のタイミングを
示すタイミングチャート 【図21】従来の半導体記憶装置の更に他の例を示す回
路図 【図22】図21の装置における各信号のタイミングを
示すタイミングチャート 【符号の説明】 11 第1Pチャネルトランジスタ 12 第2Pチャネルトランジスタ 13,102 Nチャネルトランジスタ 14,103 Pチャネルトランジスタ 21 行アドレスデコーダ 22,23 トランジスタ 24 列アドレスデコーダ 25 アンド回路 26 昇圧回路 31 タイミングジェネレータ 32,36,37,41 反転回路 33 第1遅延回路 34 第2遅延回路 35,39 ナンド回路 38 第4遅延回路 40 第3遅延回路 42 オア回路 43 行アドレスバッファ 44,48 デコーダ部 45 ワード信号線ドライバ 46 列アドレスバッファ 47 プリデコーダ部 Vpp 第1電源電位 Vcc 第2電源電位 BL,#BL ビット信号線 101 センスアンプ 104 トランジスタ 105 記憶用キャパシタ 106 ワード信号線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11C 11/409

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 1対のビット信号線と、これらのビット
    信号線間に介在するセンスアンプと、このセンスアンプ
    と接地電位間に挿入された接地電位側トランジスタと、
    このセンスアンプと電源電位間に挿入された電源電位側
    トランジスタとを備え、接地電位側トランジスタをオン
    にすることによって、各ビット信号線のうちの接地電位
    に近い方をセンスアンプを介して接地電位に引き込むと
    共に、電源電位側トランジスタをオンにすることによっ
    て、各ビット信号線のうちの電源電位に近い方をセンス
    アンプを介して電源電位に引き込み、各ビット信号線間
    の電位を増幅、 電源電位として、第1電源電位、及び該第1電源電位よ
    りも接地電位に近い第2電源電位を設定し、 電源電位側トランジスタとして、センスアンプと第1電
    源電位間に挿入された第1電源電位側トランジスタ、及
    びセンスアンプと第2電源電位間に挿入された第2電源
    電位側トランジスタを設けた半導体記憶装置において前記 1対のビット信号線、前記センスアンプ、前記接地
    電位側トランジスタ、前記第1電源電位側トランジスタ
    及び前記第2電源電位側トランジスタを含むものを1つ
    の増幅単位とし、複数の増幅単位を設けて、これらの増
    幅単位を複数のグループに区分けしており、外部から入力された列アドレスのプリデコード信号に基
    づいて、前記各グループのうちのいずれかを選択するグ
    ループ選択制御手段を設け、 選択したグループにおいて、前記グループ選択制御手段
    を活性化することによって、選択したグループに属する
    増幅単位の 第1電源電位側トランジスタを予め定められ
    た期間だけオンにし、この期間に接地電位側トランジス
    タをオンにして、この接地電位側トランジスタのオンを
    保持し続け、この期間の終了に伴い、第2電源電位側ト
    ランジスタをオンにし、選択しないグループにおいて、前記グループ選択制御手
    段を活性化しないことによって、選択しないグループに
    属する増幅単位の第1電源電位トランジスタをオフのま
    まで、接地電位側トランジスタをオンにして、この接地
    電位側トランジスタのオンを保持し続け、前記予め定め
    られた期間の終了に伴い、第2電源電位 側トランジスタ
    をオンにすることを特徴とする 、半導体記憶装置。
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