JPH06203562A - センスアンプ駆動トランジスタの制御方法および制御回路 - Google Patents

センスアンプ駆動トランジスタの制御方法および制御回路

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JPH06203562A
JPH06203562A JP5297439A JP29743993A JPH06203562A JP H06203562 A JPH06203562 A JP H06203562A JP 5297439 A JP5297439 A JP 5297439A JP 29743993 A JP29743993 A JP 29743993A JP H06203562 A JPH06203562 A JP H06203562A
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sense amplifier
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    • G11C7/06Sense amplifiers; Associated circuits, e.g. timing or triggering circuits
    • G11C7/065Differential amplifiers of latching type

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  • Dram (AREA)
  • Static Random-Access Memory (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ローカルセンスアンプ駆動トランジスタを駆
動するために必要な信号を発生し、センスアンプの読み
出し速度およびピーク電流を制御および制限することが
できる駆動回路を提供する。 【構成】 2つの制御信号LPBおよびLNBを発生し
ローカルセンスアンプ駆動トランジスタを駆動する方
法。これらの制御信号の立ち上がり時間および立ち下が
り時間ならびにこれらのレベルは、特定の電圧および温
度の範囲内において、読み出し速度およびピーク電流を
可能な限り一定に保つ。これは立ち上がり時間/立ち下
がり時間を制御する抵抗に基づいた電流源、電圧レベル
を設定するカレントミラーまたはモデリング回路を用い
ることにより達成される。また、制御信号LPBおよび
LNBが中間値および最終値に到達する時刻を決定する
回路が設けられている。この時刻は、ピーク電流を3つ
の分離された小さなピークに拡散するように制御され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は集積回路に係り、特に
集積回路メモリ内のセンスアンプの制御に関する。本発
明は制御信号を供給して駆動トランジスタの設けられた
センスアンプを駆動するものである。
【0002】
【従来の技術】周知の通り、集積回路メモリは、情報を
記憶するための多数のメモリセルが行列状に配置されて
いる。特定アドレスに対応した1ワード分の情報を読み
出す場合、そのアドレスに対応した行に属する各メモリ
セルから記憶情報が読み出され、これらの各メモリセル
から読み出された情報は各列毎に設けられたビット線に
出力される。ここで、各メモリセルを構成するトランジ
スタは極めてサイズの小さなものであり、ビット線の電
位を僅かに変化させる程度の駆動能力しか持ち合せてい
ない。そこで、メモリセルからの情報の読み出しに先立
って各ビット線をVcc/2(Vccは電源電圧)のレ
ベルにプリチャージしておき、メモリセルからの読み出
しに伴ってこれらのビット線に現れる微小信号を各ビッ
ト線毎に設けたセンスアンプによって増幅するという方
法が採られる。また、センスアンプによって記憶情報を
破壊することなく正常に読み出すためには、プリチャー
ジ期間中はセンスアンプを不活性状態とし、ビット線に
メモリセルの記憶情報が読み出されるのに応じてセンス
アンプを活性状態に移行させる制御が必要となる。この
ため、例えばメモリ集積回路の電源端子と各センスアン
プの電源線との間およびメモリ集積回路の接地端子と各
センスアンプの接地線との間に1対のセンスアンプ駆動
トランジスタが介挿され、これらのセンスアンプ駆動ト
ランジスタのオン/オフ制御により、各センスアンプへ
の給電制御が行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】さて、メモリセルの記
憶情報を破壊することなく正常に読み出すためには、各
センスアンプが不活性状態から活性状態に円滑に移行す
るように上記センスアンプ駆動トランジスタを制御する
必要がある。しかしながら、集積度の高い大容量集積回
路の場合、メモリセルの占有面積を小さくしなければな
らないので、セル内のトランジスタの駆動能力を大きく
することができず、記憶情報を破壊することなく読み出
すための制御が非常に難しいものとなる。また、上記セ
ンスアンプ駆動トランジスタがオン状態となって読み出
し動作が開始されると、これに伴う動作電流が電源線お
よび接地線に流れる。ここで、電源線および接地線は、
多数の列に対応した各センスアンプに行き渡るように長
々と布線されるため、かなり大きな寄生抵抗を有してお
り、上記各センスアンプの動作電流が一度にこれらの線
に流れることにより大きな雑音が生じる。このため、セ
ンスアンプを始めとする読み出し系の回路が誤動作した
り、集積回路メモリの電源端子(または接地端子)に対
して近いセンスアンプと遠いセンスアンプとで読み出し
速度に差が生じるという問題が生じる。
【0004】この発明は上述した事情に鑑みてなされた
ものであり、以上説明したような誤動作および不具合を
起こすことなく適切な速度で各メモリセルから情報を読
み出すことを可能にするセンスアンプ駆動トランジスタ
の制御方法および制御回路を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】センスアンプ駆動トラン
ジスタを動作させるため2種類の制御信号が発生され
る。以後、これらの制御信号はLNBおよびLPBと称
する。これらの呼称はラッチNBARおよびPBARに
関連させると理解し易い(“BAR”は一般的に補信号
を意味する。)。これらの制御信号の立ち上がり時間、
立ち下がり時間およびレベルは、特定の電圧および温度
の範囲において読み出し速度およびピーク電流を可能な
限り一定に保つ。これにより、電流源を使用し抵抗に基
づいて立ち上がり時間/立ち下がり時間、カレントミラ
ー(モデリング)回路を制御し電圧レベルを設定するこ
とができる。
【0006】好適な態様において、タイミング回路はL
NBおよびLPBが中間レベルおよび最大電圧レベルに
達するタイミングを決定する。このタイミングは電流の
ピークを小さな3つのピークに分散するように設定され
る。
【0007】好適な態様において、信号LPBはプリチ
ャージ時において一方の電源電圧に一致する。第1の時
刻T1において、信号LPBはある制御レートに従いそ
の変域内の最大値に向って変化する。そして、信号LP
Bは第2の時刻T2において中間値に達し、第3の時刻
になるまでその値を維持する。第4の時刻になると、信
号LPBは上記と同じ制御レートに従いその変域内の最
大値に変化する。そして、第5の時刻になるとプリチャ
ージ状態に変化し始め、第6の時刻においてプリチャー
ジ状態に致る。
【0008】第2の制御信号LNBは信号LPBと相補
対称な信号であり、信号LPBと同様な変化の態様であ
るが、しかし、逆方向の変化をする。好適な態様におい
て、第2の制御信号LNBは、時刻T1において、ある
制御レートに従い完全に不活性な状態または電圧から能
動状態へ向って変化し始め、時刻T2において中間値に
至り、時刻T3までその値を維持した後、完全な活性状
態に向って変化し、時刻T4において完全な活性状態に
至る。その後、時刻T5において不活性状態に向って変
化し始め、時刻T6において不活性状態に至る。
【0009】構造的には、本発明に係る駆動回路の好適
な構成は、タイマ回路、該タイマ回路に応答し得るよう
に接続された2個のセンスアンプ電流モニタ回路および
これらのモニタ回路のうち対応するものによって制御さ
れる2個の定電流源を有している。回路は、制御信号が
中間値へ到達したタイミングを検知し、タイマ回路をス
タートさせ、タイマが所定の状態になった後、制御信号
LPBおよびLNBを完全な活性状態に至らしめる。
【0010】
【実施例】図1は集積回路メモリ内の1組のセンスアン
プ100A,100B,…,100Nを示している。こ
のような組はさらに設けられているが図示は省略されて
いる。この図1に示すように、各CMOSセンスアンプ
100は一組のpチャネルFET(電界効果トランジス
タ)112,114および一組のnチャネルFET11
8,120を有している。FET114および120の
各ゲート電極は共通接続されて節点104を形成してお
り、一方、FET112および118は共通接続されて
節点102を形成している。節点102および104は
屡々ラッチまたはフリップフロップの“内部節点”と呼
ばれる。そして、これらの内部節点を、通常、選択的に
1本のビット線または各々に対応するビット線の組に接
続する回路がある。ただし、高速動作を要求されるメモ
リの場合、ビット線1本当たり容量を減少させるべく1
列分の各メモリセルを2分割し(すなわち、本来は1本
であったビット線を2分割する。なお、以下ではこのよ
うに分割された各ビット線を右側ビット線および左側ビ
ット線と呼ぶ)、メモリセルのグループを1個のセンス
アンプによって読み出すように構成することがある。こ
の場合、選択回路はこれらの左側のビット線の組または
右側のビット線の組のいずれが対応するセンスアンプを
使用することになるかを決定する。さらに複数の列があ
り、各列は各々に対応した1個のセンスアンプを有して
いる。ただし、各センスアンプの各々が対応する2列間
で共用される範囲についてはこの限りではない。図示を
容易にするため、センスアンプ100Aのみ内部のラッ
チ回路が示されているが、N個のセンスアンプのうちの
1つである他のセンスアンプ100Bについても同様の
構成である。16MビットDRAMのような大容量のメ
モリにあっては、このようなセンスアンプおよび列から
なるサブアレイまたはブロックを多数有していることが
理解されよう。図1においてはビット線は図示されてい
ないが、一般的にこのビット線はライン102および1
04と直交する向きに布線される。図には、センスアン
プの回路構成の好ましい例が示されているが、本発明の
範囲内に属するセンスアンプとしては他の回路が代替さ
れる。図示の通り、各センスアンプは1個のフリップフ
ロップを有している。
【0011】センスアンプ100は、FET112およ
び114の各ソースが動作電圧Vccの電源に接続され
ることにより電力が供給されるようになっている。な
お、以後、電圧Vccについては第1の電圧と呼ぶ。ま
た、FET118および120の各ソースは通常第2の
電源Vssまたはグランドに接続される。上側に図示さ
れたFET112および114はVccおよびVss間
で変化する信号LATCHPが入力されるように接続さ
れている。140および142はローカルセンスアンプ
駆動トランジスタである。ここで、駆動FET140は
pチャネルデバイスであり、駆動FET142はnチャ
ネルデバイスであることが好ましい(ただし、必ずしも
そうである必要はない)。pチャネルFET140のソ
ース−ドレイン経路は電源線184とフリップフロップ
との間に接続されており、nチャネルFET142のソ
ース−ドレイン経路はフリップフロップと電源Vssに
接続された電源線に接続されている。さらに制御信号L
PBおよびLNBが各々FET140および142の各
ゲートに入力される。
【0012】線181,184,186および190が
寄生抵抗を呈するものであることはは図示されていない
が当業者であれば理解し得よう。
【0013】本発明は制御信号LPBおよびLNBが線
181および186へ各々供給されるように考慮されて
いる。制御信号LNBがアクティブ(ハイレベル)にな
るとnチャネルトタンジスタ142がオン状態となり、
制御信号LPBがアクティブ(ローレベル)になるとp
チャネルFET140がオン状態となる。FET140
および142の構造が各々pチャネルおよびnチャネル
である場合、制御信号LPBおよびLNBは、各々がア
クティブである場合に電源Vccの電源線184からフ
リップフロップまでの接続および電源Vssの電源線1
90からフリップフロップまでの接続がなされるように
レベルが決定される。全FET140,142,180
および188に関し、pチャネルおよびnチャネルのト
ランジスタ構成を異なったものにすることも可能であ
る。
【0014】制御信号LPBおよびLNBにおける“L
PB”および“LNB”は各々“latch P BA
R”および“latch N BAR”の意であること
が理解されよう。
【0015】<ブロックダイアグラム>図2は本発明の
趣旨に従った回路200を表した簡単なブロックダイア
グラムである。図1および図2に示すように、制御信号
LPBは線181へ出力され、制御信号LNBは線18
6へ出力される。なお、FET180および188は図
2には示されていない。制御信号LPBに関与している
のは、電源Vccおよび節点204間に接続されたpチ
ャネルFET202と、節点204および定電流源20
8間に接続されたnチャネルFET206と、定電流源
および接地線間に接続されたnチャネルFET210で
ある。nチャネルFET206のゲート電極はセンスア
ンプ電流モニタ(モデリング)回路212に接続されて
いる。制御信号LPBは回路212へ入力信号として帰
還される。また、制御信号LPBはタイマ回路214へ
の入力信号となっており、このタイマ回路214の出力
信号は回路212に対しさらに別の入力信号として与え
られる。
【0016】同様に、制御信号LNBは、電源Vccお
よび第2の定電流源222間に接続されたpチャネルF
ET220と関連している。さらにpチャネルFET2
24が定電流源222および節点226間に接続されて
いる。節点226は線186に接続され、nチャネルF
ET228はそのソース−ドレイン経路が節点226お
よび接地間に接続されている。第2のセンスアンプ電流
モニタ(モデリング)回路はその入力端が節点226に
接続されており、かかる入力端を介して制御信号LNB
を受信する。また、回路230からの出力信号はFET
224のゲート電極に入力される。
【0017】集積回路メモリにおいて、ビット線の電圧
の調整ないし設定はプリチャージ期間に行われる。そし
て、プリチャージ期間の後は、活性状態の(読み出し)
期間となる。FET202のゲート電極に印加される信
号は、プリチャージ期間においてはローレベルとなり、
読み出し期間においてはハイレベルとなる。FET20
2は、pチャネルデバイスであるため、プリチャージ期
間においてオン状態となり、電源Vccを線181へ接
続せしめる。従って、不活性状態(プリチャージ期間)
において制御信号LPBはハイレベルとなる。読み出し
期間においては、FET202がオフ状態となり、従っ
て節点204の電圧はFET206および210とこれ
らの間の定電流源208の動作により制御される。これ
に対し、プリチャージ期間においてFET220はオフ
状態、FET228はオン状態となり、節点226およ
び線186は接地される。従って、プリチャージ期間に
おいて制御信号LPBはローレベルとなる。センスアン
プ電流モニタ(モデリング)回路212の出力信号は、
制御信号LNBがローレベル(アクティブレベル)に駆
動されるべき時にはハイレベルとなるが、電流制限が働
く時にはローレベルとなる。センスアンプ電流モニタ
(モデリング)回路212の出力信号がハイレベルであ
る場合、FET206はオン状態となる。同様にFET
210のゲート電極に印加される電圧は、FET210
が読み出し期間においてオン状態、プリチャージ期間に
おいてオフ状態となるように制御される。
【0018】節点204は線215を介してタイマ21
4に接続されている。このタイマの出力は、制御信号L
PBがその中間レベルへ変化してから一定時間経過した
後、ローレベルとなり、制御信号LPBおよびLNBを
完全なアクティブレベルへと駆動する。本発明によれ
ば、ある時刻T1において、制御信号LPBは、ある制
御レートに従ってVssへ向って変化し始める。そし
て、制御信号LPBは、ある時刻T2において中間値に
達し、その後、時刻T3になるまでその値を維持するよ
うに制御される。そして、時刻T3において、制御信号
LPBは、ある制御レートに従い、完全なアクティブレ
ベル(理想的なアクティブレベル)である0Vへ向って
変化し、時刻T4においてそのアクティブレベルに到達
する。そして、アクティブレベルとなった制御信号LP
Bは、時刻T5において不活性レベルへ戻り始め、時刻
T6において不活性レベルへ到達する。
【0019】図3(B)は本発明における制御信号LN
Bの振舞を示している。同図に示すように、制御信号L
NBは、制御信号LPBと相補対称であり、制御信号L
PBと同じタイミングにおいてほぼ同じレートで相対的
に変化するものであり、また、制御信号LPBにおける
ものに対応した中間値を有している。図3(A)および
(B)において、制御信号LPBおよびLNBの時刻T
1からT2までの電圧の変化のレートは、時間的に緩や
かな初期読み出し動作をもたらし、かつ、Vccおよび
Vss間の電流スパイクを最小にするように制御され
る。これらの信号の各々の中間値(時刻T2からT3)
は電流スパイクを安定化するように制御される。時刻T
3からT4までの変化レートも同様に電流スパイクを安
定化するように制御される。中間値および上述のように
制御される変化レートは、オンチップ抵抗を用いて設定
されるものであり、Vccおよび温度の変化によって変
動しないように設定される。
【0020】<詳細な回路構成>図4は回路200の詳
細な構成を示す回路図である。図4において、図2にお
けるものに対応したデバイスおよび小回路は、図2にお
いて付したものと同一の符号が付されている。タイマ2
14は、図4の左上にある各nチャネルFETおよび各
pチャネルFETによって構成されている。電流モデリ
ング回路212および230は、図4のほぼ中央に示さ
れている。定電流源208および222は図4の右側に
示されている。
【0021】図4に示すように、入力端402および4
04を介してアレイ選択信号を受信し、入力端406お
よび408を介して読み出し信号を受信する。回路20
0は、出力端410から制御信号LNBを、出力端41
2から制御信号LPBを、出力端414からアイソレー
ションイネーブル信号ISOENを、出力端416から
列選択遅延信号YDELBを各々出力すると共に、ここ
ではさほど重要でない他のタイミング回路のために使用
されるアレイ選択信号を出力端418および420から
出力する。
【0022】<プリチャージ期間における状態>プリチ
ャージ期間(時刻T0)において、各入力信号は以下の
状態にある。 入力信号 符号 プリチャージ期間での値 読み出し(i) 406 ローレベル 読み出し(j) 408 ローレベル アレイ選択(i) 402 ハイレベル アレイ選択(j) 404 ハイレベル
【0023】図4の下方左側に示された入力回路は、F
ET422〜434を有している。アレイ選択入力端4
02および404が共にハイレベルである場合、各ソー
スが電源Vccに接続されたpチャネルFET422お
よび424は共にオフ状態となる。これに対し、このプ
リチャージ期間において、nチャネルFET426およ
び428はオン状態となり、FET424および426
間の節点430は接地される。この節点430は、出力
信号ASELCを出力すべく出力端418へ接続されて
いる。
【0024】FET432〜434によってインバータ
が構成されており、このインバータは節点436から出
力端420に反転出力信号ASELCBを出力する。プ
リチャージ期間において節点430がローレベルである
と、nチャネルのプルダウンFET434がオフ状態、
pチャネルのプルアップFET432がオン状態とな
り、節点436は電源Vccにプルアップされる。節点
436は、定電流源222に関わるnチャネルFET4
38のゲート電極に接続されている。プリチャージ期間
においてFET438がオン状態になると、制御信号L
NBは、図3(B)に示すように、時刻T0において電
源Vssに引き込まれる。
【0025】節点430は、FET442および450
を有する入力回路に接続されている。さらに詳述する
と、節点430はpチャネルFET442およびnチャ
ネルFET450のゲート電極に入力されている。そし
て、プリチャージ期間において、節点430の電圧がロ
ーレベルになると、FET442がオン状態、FET4
50がオフ状態となる。また、プリチャージ期間におい
て、入力端406における読み出し入力信号はローレベ
ルであるため、pチャネルFET440はオン状態、n
チャネルFET444はオフ状態となる。また、他の入
力端408の読み出し入力信号もまたローレベルである
ため、pチャネルFET446がオン状態、nチャネル
FET448がオフ状態となる。このため、電源Vcc
がFET440および446のソース−ドレイン経路を
介して節点452に接続される。ここで、節点452
は、FET448および450がオフ状態となっている
ためローレベルとなることが妨げられている。
【0026】従って、プリチャージ期間において節点4
52はハイレベルとなり、FET220はオフ状態、n
チャネルFET454(図4右側)はオン状態、FET
228はオン状態となる。そして、FET228がオン
状態であるため、節点186が接地され、プリチャージ
期間において制御信号LNBはローレベルとなる。
【0027】また、節点436(信号ASELCB)は
図4の中央上部に示されたFET456および458に
よって構成されたインバータのゲート電極に接続されて
いる。節点436がハイレベルになると、FET456
はオフ状態、FET458はオン状態となる。これによ
り各FETの間の節点460はローレベルとなる。節点
460はpチャネルFET462および464に接続さ
れており、これらのFETは節点460がローレベルと
なることによりオン状態となる。
【0028】節点452はFET466および468に
より構成されるインバータに接続されている。プリチャ
ージ期間において、節点452はハイレベルであり、こ
の節点はpチャネルFET466およびnチャネルFE
T468のゲート電極に接続されているため、pチャネ
ルFET466はオフ状態、nチャネルFET468は
オン状態となる。この結果、各FETの間の節点470
のレベルがローレベルとなる。節点470はFET21
0のゲート電極に接続されている。このFET210は
nチャネルFETであるため、節点470からローレベ
ルが印加されることにより図2と関連して説明したよう
にオフ状態となる。
【0029】また、節点470はpチャネルFET20
2に接続されており、このFET202はオン状態とな
る。FET202のソース−ドレイン経路は電源Vcc
を線181および出力412に接続せしめ、制御信号L
PBはプリチャージ期間においてハイレベルを維持す
る。制御信号LPBはハイレベルであり、この制御信号
は線215を介してタイマ214におけるFET472
に入力されるので、FET472はオフ状態になる。こ
の時点において、電源Vccからの電流はFET472
からタイマ214へ流れ込まない。
【0030】センスアンプ電流モデリング回路212も
センスアンプ電流モデリング回路230と同様である。
回路212はpチャネルFET474に関連しており、
pチャネルFET476、nチャネルFET478、n
チャネルFET480および抵抗482を有している。
回路212は、pチャネルFET484およびnチャネ
ルFET486により構成されたインバータと、pチャ
ネルFET488およびnチャネルFET490に接続
されている。
【0031】プリチャージ期間において、節点181は
上述のようにFET202を介してハイレベルとされ
る。この節点181がFET474のゲート電極に接続
されているため、FET474はオフ状態となる。FE
T476のゲート電極は接地され、かかるFETはソー
ス電圧に依存しオン状態となる。節点436(信号AS
ELCB;プリチャージにおいてハイレベル)はFET
480のゲート電極に接続されている。このFET48
0はオン状態となるが、FET474,476,478
および抵抗482を介した電流が流れないため、この時
点においてモデリング回路212は不活性状態となる。
節点436がハイレベル、FET484がオフ状態、F
ET486がオン状態となるため、各FET間の節点4
92がFET486のソース−ドレイン経路を介してロ
ーレベルとなる。このため、pチャネルFET488が
オン状態となる。
【0032】図4の上方右側に示すpチャネルFET4
94はそのゲートが節点470に接続されている。プリ
チャージ期間において、節点470がローレベルとなる
ためFET494はオン状態となり、電源Vccが節点
496に接続される。nチャネルFET498はそのゲ
ート電極が節点470に接続されているためプリチャー
ジ期間においてオフ状態となる。
【0033】以上、プリチャージ期間での状態を要約す
ると次のようになる。 (プリチャージ状態) 節点181/215(LPB) ハイレベル 節点186(LNB) ローレベル 節点436 ハイレベル 節点430 ローレベル 節点452 ハイレベル 節点460 ローレベル 節点496 ハイレベル
【0034】<読み出し動作>読み出し動作は、読み出
し入力信号406または408のいずれかがハイレベル
となり、かつ、アレイ選択入力信号402または404
のいずれかがローレベルとなるのに応答し行われる。入
力端406および408に入力される読み出し信号は、
読み出し動作を何時開始させるかを決定するタイミング
回路によって出力される。これらの信号は別々に立ち上
がる。入力端402および404における信号ASEL
2Bは符号化された信号である。これらは一方のみがロ
ーレベルとなることによりアクティブアレイが選択さ
れ、一方のみがローレベルとなることにより回路200
が動作する際のタイミング制御が開始される。
【0035】図4に示す回路の大半は、節点452がプ
リチャージ状態であるハイレベルから読み出し状態であ
るローレベルに落ちるのに応答する。この動作は、入力
端406または408のいずれかの読み出し入力信号が
ハイレベルとなり、入力端402または404のいずれ
かのアレイ選択信号がローレベルに落ちる時刻T1にお
いて起こる。例えば、入力端406の読み出し信号がハ
イレベルになると、FET440がオフ状態となり、F
ET444がオン状態になる。そして、FET444が
オン状態になると、節点452がFET450のドレイ
ンである節点454に接続される。一方、入力端406
の読み出し信号の代りに入力端408の読み出し信号が
ハイレベルになると、FET446がオフ状態となり、
電源VccがFET440のソース−ドレイン経路を介
して節点452に至るのが阻止される。また、入力端4
08の立ち上がりによりFET448がオン状態とな
り、そのソース−ドレイン経路により節点452が節点
454に接続される。このようにいずれかの読み出し信
号がローレベルからハイレベルになることにより、節点
452は低抵抗の経路を介して節点454に接続され
る。すなわち、節点452は選択的に節点454に接続
されることが分かる。
【0036】図4において、節点452がローレベルと
なるためには、FET442を介して電源Vccへと向
う経路が開状態であり、プルダウンFET450がオン
状態でなくてはならないことが理解されよう。この状態
は、入力端402または404のいずれかのアレイ選択
信号がローレベルに落ちたときに生じる。例えば入力端
402がローレベルに落ちると、FET424がオン状
態、FET428がオフ状態となり、節点430が立ち
上がる。そして、節点430がFET450のゲート電
極に接続されているため、このFETがオン状態とな
り、かかるFETのソース−ドレイン経路を介し節点4
52が接地される。また、節点430が立ち上がること
により、FET442がオフ状態となり、節点452か
ら電源Vccに至る経路が断たれる。
【0037】一方、入力端402ではなく入力端404
がローレベルに落ちると、このローレベルによりFET
426がオフ状態となり、節点430から接地線への経
路が断たれる。また、入力端404がローレベルとなる
ことによりFET422がオン状態となり、かかるFE
Tを介し電源Vccが節点430に接続される。このた
め、上述のように節点430がハイレベルになり、FE
T450がオン状態となり、節点454がプルダウンさ
れ、これにより節点452がプルダウンされる。節点4
52は重要な出力信号LNBおよびLPBを安定化する
回路へ接続される。
【0038】節点430がハイレベルになる(時刻T
1)と、この節点の信号はFET432および434に
よって構成されるインバータにより反転され、節点43
6(インバータの出力端)はローレベルになる。節点4
36はタイマ214の一方の入力端に接続され、このタ
イマの他方の入力端には線215を介し信号LPBが入
力される。このように、時刻T1において、上記回路の
動作により節点452および436がハイレベルからロ
ーレベルへ落ちる。なお、上記回路については入力回路
またはデコード回路と呼ぶ。他の応用において、上記入
力回路(デコード回路)として他の回路を構成すること
が可能であり、全部または一部を削除することも可能で
ある。変形例においては、節点436および452は、
仮想的に共通接続され、または分離されたままとされ、
その結果、その(それらの)ある状態から他の状態への
電圧変化は時刻T1において生じ読み出し動作が開始さ
れるようにされていれば良い。
【0039】FET228のゲート電極は、FET22
8(および220,454)のゲート電極に接続された
前述の節点452の動作により、読み出し期間において
ローレベルとなる。時刻T1において節点452がロー
レベルに落ちると、FET228がオフ状態、FET2
20がオン状態となる。また、節点436が時刻T1に
おいてローレベルに落ちるため、プルダウンFET43
8がオフ状態になり、節点186の出力信号LNBはも
はやVssにプルダウンされた状態ではいられなくなる
(信号LNBはFET228および438のみを介し選
択的に接地される)。いま、FET220がオン状態に
なると、定電流源222は該FETを介し給電される。
次いで線186がFET220のソース−ドレイン経路
を介した電源Vccからの電流を受ける。この電流は定
電流であるため、線186の電圧(信号LNB)は、図
3(B)において時刻T1から始る直線によってLNB
を示したように一定レートで上昇する。
【0040】定電流源222は一組の抵抗500および
502を有すると共に一組のpチャネルFET504お
よび224を有している。抵抗502による電圧降下が
生じると、FET504はオン状態となり、FET22
4のゲート電極の電圧をプルアップする。この結果、F
ET224はその導電率が低下し、FET224を通過
する電流が制限され、制御信号LNBの立ち上がり時間
が制限される。この立ち上がり時間は、抵抗502の抵
抗値と、FET504のスレッショルド電圧とによって
決定される。ここで、抵抗は、シート抵抗を厳密に制御
し得るゲートポリシリコンによって構成することが好ま
しい。多くのセンスアンプにおいては制御信号LNBは
プルダウンFETのゲート電極に印加されるので、制御
信号LNBの立ち上がり時間によりこれらのセンスアン
プの動作速度が決定される。
【0041】また、図4の上方右側の部分も節点452
および436の電圧が低下するのに応答する。節点45
2におけるローレベルの信号はFET466および46
8によって反転され、節点452が立ち下がるのに応答
し節点470が立ち上がる。この結果、プルダウンFE
T210がオン状態となる。また、節点470がハイレ
ベルとなることにより、FET202および494がオ
フ状態となり、これらのFETのいずれによっても節点
181(LPB)が電源Vccにプルアップされること
はない。また、節点436も時刻T1においてローレベ
ルとなり、FET456および458からなるインバー
タの出力たる節点460がハイレベルとなる。この結
果、FET464がオフ状態となり、制御信号LPBの
出力節点181の電源Vccへのプルアップ経路が断た
れる。
【0042】また、定電流源208内の抵抗507には
電源電圧Vccが直接印加され、節点508はハイレベ
ルにプルアップされている。この節点508はFET2
06のゲート電極に接続されているため、FET206
はオン状態となっている。FET210がオン状態にな
ると、制御信号LPBの出力節点の電荷はFET206
のソース−ドレイン経路、抵抗512およびFET21
0のソース−ドレイン経路を介して放電する。このた
め、節点181の電圧は時刻T1において一定レートで
低下し始める。
【0043】時刻T2において、定電流源208および
222の両方がオフ状態となり、各々に対応した制御信
号LPBおよびLNBが中間レベルとなる。この動作は
上述した回路212および230によってもたらされ
る。この制御の変形例として、制御信号LPBおよびL
NBが各々異なった時刻に中間レベルに到達するように
してもよい。
【0044】読み出し速度を決定する一つの要素は、図
3に示す制御信号LNBおよびLPBの中間レベルであ
る。この中間レベル(時刻T2からT3まで)はセンス
アンプを流れる電流をモデリングするミラー回路で設定
される。かかる回路は図2においてセンスアンプ電流モ
ニタ(モデリング)回路と呼ばれている。制御信号LP
Bのためのモデリング回路212を制御信号LNBのた
めのモデリング回路230と別に設けることが好まし
い。
【0045】図4における回路230において、nチャ
ネルFET520,522および524は各々のソース
−ドレイン経路が直列接続されており、8個のセンスア
ンプをモデリングしたサイズとなっている(各センスア
ンプに流れる電流を考慮し、センスアンプの個数として
他の数を選択してもよい)。モデリング回路230内の
抵抗526は、電源VccとFET520のドレインと
の間に接続されている。節点226(図2)はFET5
24のゲート電極に接続されている。制御信号LNBが
立ち上がると、これに応じてFET524を通過する電
流が増加し、抵抗526を通過する電流も同じく増加す
る。このため、抵抗526による電圧降下が増加する。
また、制御信号LNBが時刻T1からT2にかけて立ち
上がる。
【0046】抵抗526による電圧降下がVTP(pチャ
ネルFETのスレッショルド電圧)に達すると、pチャ
ネルFET528がオン状態となる(ゲート電極の電圧
がVccから少なくともVTPだけ降下し、かつ、FET
528のソースが電源Vccに直接接続されているた
め)。
【0047】初期状態での電流が流れた後、FET52
8がオン状態になると、nチャネルプルダウンFET5
32が実質的にオフ状態である場合には、節点530は
FET528により電源Vccへプルアップされる。こ
の節点530はpチャネルFET224のゲート電極へ
接続されている。従って、節点530がVccに向って
立ち上がると、この結果、FET224がオフ状態とな
る。電源Vccから制御信号LNBが取り出される節点
186にかけての電圧は、FET224のソース−ドレ
イン経路と関連するので、制御信号LNBの電圧上昇は
時刻T2において終了する。これが図3(B)において
時刻T2からT3にかけて図示された中間レベルであ
る。回路230は電流をモデリングするものであると共
に電流検出回路として動作するものであることが理解さ
れよう。
【0048】制御信号LNBのレベルは、図1における
センスアンプおよびチップ内の他のセンスアンプのプル
ダウンFET142に流れる電流の量を決定する。従っ
て、抵抗526によりセンスアンプを流れる電流量が決
定されることが理解されよう。
【0049】同様に、時刻T2からT3にかけて現れる
制御信号LPBの中間レベルは、モデリング回路212
によって制御される。図4において、pチャネルFET
474,476およびnチャネルFET478は各々の
ソース−ドレイン経路が直列接続されており、8個のセ
ンスアンプをモデル化したサイズとなっている。モデリ
ング回路212の抵抗482は電源VssとFET47
8のソース電極との間に接続されている。節点204
(図2)はFET474のゲート電極に接続されてい
る。制御信号LPBが下降すると、これに応じてFET
474を流れる電流が増加し、抵抗482を流れるも同
じく増加する。このように、時刻T1からT2にかけて
抵抗482による電圧降下が増加すると共に制御信号L
PBが下降する。
【0050】抵抗482の電圧降下がVTN(nチャネル
FETのスレッショルド電圧)に到達すると、nチャネ
ルFET490がオン状態となり、節点508が電源V
ssにプルダウンされる。節点508はFET206の
ゲート電極に接続されている。節点508がVssに向
って下降すると、この結果、FET206がオフ状態と
なる。電源Vssから制御信号LPBが取り出される節
点204にかけての電圧は、FET206のソース−ド
レイン経路と関連するので、制御信号LPBの電圧下降
は時刻T2において終了する。これが図3(A)におい
て時刻T2からT3にかけて図示された中間レベルであ
る。制御信号LPBのレベルにより図1のセンスアンプ
のプルアップFETを流れる電流が決定される。
【0051】図3(A)および(B)を参照して説明し
たように、制御信号LPBおよびLNBは一般的に相補
対称な態様で変化するものであり、制御信号LPBは時
刻T1において電源電圧Vccから0Vに向って減少し
始める。制御信号LPBは線215を介してタイマ21
4へ入力される。このタイマは図2および4に図示され
ている。タイマ214はFET472およびFET54
2〜574を有している。制御信号LPBはプリチャー
ジ期間において電源電圧Vccと同レベルであり、時刻
T1において下降し始めるが、この制御信号LPBはF
ET472および540の両方のゲートに印加される。
このため、これらのFETは制御信号LPBがVTPだけ
下降したときにオン状態となる。FET542および5
44のゲート電極には節点436からの信号ASELC
Bが入力される。
【0052】タイマ回路214は、制御信号LPBが中
間レベルから接地レベルへと変化し始め、制御信号LN
Bが中間レベルから電源電圧Vccへと変化し始める時
刻T3を制御する。制御信号LPBがローレベルへと向
い、FET472がオン状態となる動作については既に
説明した。FET542および544の各々のゲートに
は節点436から信号ASELCBが入力されるもので
あり、この時点において信号ASELCBはローレベル
となっている。そして、制御信号LPBが中間レベルに
あるため、節点546の電圧は立ち上がり始める。節点
546の電圧が立ち上がる速度は、FET472を通過
する電流量を決定する制御信号LPBのレベルによって
決定される。
【0053】節点546は、FET548および550
からなるインバータの入力端に接続される。このインバ
ータの出力は節点546が立ち上がることによって立ち
下がる。そして、このインバータの出力信号(ローレベ
ル)はFET554および556からなるインバータへ
入力される。そして、このインバータの出力端たる節点
558(ISOEN;アイソレーションイネーブル信
号)はハイレベルとなる。信号ISOENは、その時点
においてVccを越えた電圧である適切なアイソレーシ
ョン信号ISO-leftまたはISO-rightを出力する回
路ISOGEN(図示略)へ入力される。
【0054】節点558におけるアイソレーションイネ
ーブル信号ISOENは回路214内のFET560お
よび562からなるインバータへ入力される。このイン
バータの出力(節点564)はローレベルとなる。節点
564はFET566(pチャネル)および568(n
チャネル)からなる他のインバータに入力され、従っ
て、この時点においてFET568はオフ状態、FET
566はオン状態となる。FET566はpチャネルF
ET540を直列に介して電源Vccに接続されてい
る。FET540のゲート電極は制御信号LPBを受信
し得るように節点215に接続されており、この制御信
号LPBはこの時点において中間レベルである。そし
て、FET540および566は共にpチャネルFET
であるため、FET540もオン状態となり、その導電
率は制御信号LPBのレベルによって決定される。節点
567は電源Vccに向けてプルアップされ、ハイレベ
ルとなる。このハイレベルにプルアップされる速度は制
御信号LPBのレベルおよびFET570の容量値によ
って決定される。そして、この速度により回路のタイミ
ングが決定される。節点567の電圧はハイレベルへと
立ち上がるが、この電圧は、FET572および574
からなり、出力節点575を有する他のインバータへと
入力される。
【0055】節点575はローレベルとなり、この節点
の電圧はFET476,478,474および抵抗48
2を有する電流モデリング(ミラー)回路212へと入
力される。nチャネルFET478のゲートには、ロー
レベルへと変化する節点575の電圧が入力されるた
め、電流モデリング回路内の電流が遮断される。この電
流は、FET474,476,478および抵抗482
を介して接地線に流れるものであり、抵抗482による
電圧降下により制御信号LPBの中間レベルが設定され
る。FET478がオフ状態になると、抵抗482によ
る電圧降下が0となり、nチャネルFET490のゲー
ト電圧が0Vとなる。従って、この時点において、節点
508は抵抗507を介し電源Vccへプルアップされ
る。
【0056】時刻T3においてこの節点508の電圧が
立ち上がり、中間レベルが終了する。この立ち上がりに
より定電流源208が駆動され、この定電流源により制
御信号LPBが接地電位に向って一定レートでプルダウ
ンされる。この一定レートは定電流源208を流れる電
流によって制御される。時刻T4になると、制御信号L
PBは接地電位(完全なアクティブ状態)に達し、プリ
チャージまで、そのレベルを維持する(時刻T5)。
【0057】タイマ214に対する同様な応答が制御信
号LNBを出力する回路において行われる。節点575
(タイマ214の出力)はタイマ214による上述した
動作が終了した後、ローレベルとなる。この節点575
はモデリング回路230に接続されており、より詳しく
はnチャネルFET520のゲートへ接続されている。
この節点575がローレベルとなると、FET520,
522および524を介して接地線へ流れる電流がオフ
となる。また、抵抗526に流れる電流も同様にオフと
なる。従って、抵抗526による電圧降下は0となる。
このため、FET528のゲートはVccにプルアップ
され、このFET528はpチャネルFETであるため
オフ状態となる。そして、FET528のドレインに接
続された節点530は接地レベルに向う。
【0058】この結果、定電流源222がオン状態とな
り、制御信号LNBがこの定電流源を流れる電流によっ
て決定される一定レートで中間レベルからVccに向っ
て変化する。制御信号LNBは時刻T4においてVcc
に達し、プリチャージまでそのレベルを維持する。
【0059】本実施例において使用されるセンスアンプ
のアレイにおける電流スパイクの制御においては、制御
信号LPBおよびLNBに関連する信号ISOLおよび
ISORのタイミングが重要である。これらの信号は図
5および図6に示されている。各センスアンプ100
(図1)は左右のビット線に接続されており、信号IS
OLおよびISORによってスイッチングされるFET
による制御の下、左側のビット線の組または右側のビッ
ト線の組のいずれかにより使用される。活性サイクルの
始め(時刻T1前)、非選択アレイの信号ISOはVc
cからVssへと低下している。最初、選択されたアレ
イのための信号ISOはVccと同一レベルとなってい
る。制御信号LNBおよびLPBが中間レベルに到達
(時刻T2)した後、選択されたアレイのためのアイソ
レーション信号ISOは時刻T3より前にVcc以上に
駆動され、ビット線がVccレベルまで充電される。そ
して、時刻T4において、信号LPBおよびLNBは完
全にアクティブな状態(LPBについてはVss、LN
BについてはVcc)まで駆動される。この動作により
センスアンプの電流スパイクが分散され、電流ピークが
減少する。
【0060】図4に示す回路はローカル駆動FETを用
いたセンスアンプとの使用を想定して構成されたもので
あるが、ランプ駆動FETを有するセンスアンプと共に
使用することも可能である。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、センスアンプ駆動トランジスタを適切に駆動する制
御信号を発生することができ、センスアンプの読み出し
速度およびピーク電流を制御および制限を適切に行うこ
とができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明に係る図であり、各々一組の分
散された駆動FETを有するセンスアンプの構成を示す
図である。
【図2】 図1に示す構成に適用される制御信号LPB
およびLNBを発生する本発明に係る回路のブロック図
である。
【図3】 制御信号LPBおよびLNBの電圧変化を示
す図である。
【図4】 図2に示す回路のうち1つを示す回路図であ
る。
【図5】 本発明の実施例により発生される信号の波形
図である。
【図6】 本発明の実施例により発生される信号の波形
図である。
【符号の説明】
214……タイマ、 212,230……センスアンプ電流モニタ(モデリン
グ)回路、 208,222……定電流源、 LPB,LNB……制御信号。
フロントページの続き (72)発明者 マイケル ブイ・コードバ アメリカ合衆国・コロラド州・80906・コ ロラド・スプリングス・#337・クワイ ル・レイク・ロード・3388 (72)発明者 キム シー・ハーディー アメリカ合衆国・コロラド州・80906・コ ロラド・スプリングス・キット・カーソ ン・レーン・9760

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集積回路メモリ内のセンスアンプの電源
    供給経路に介挿されたセンスアンプ駆動トランジスタに
    対し制御信号を出力することにより該センスアンプ駆動
    トランジスタを介した該センスアンプへの給電を制御す
    る方法であり、該制御信号の電圧値をプリチャージ電圧
    値とすることにより該センスアンプ駆動トランジスタを
    遮断状態とし、該制御信号の電圧値を読み出し電圧値と
    することにより該センスアンプ駆動トランジスタを導通
    状態とする制御方法であって、 前記制御信号の電圧値を前記プリチャージ電圧値および
    前記読み出し電圧値の間の中間値に変化させる第1のス
    テップと、 前記中間値を一定時間維持する第2のステップと、 前記制御信号の電圧値を前記読み出し電圧値に変化させ
    る第3のステップとを具備することを特徴とする集積回
    路メモリのセンスアンプ駆動トランジスタの制御方法。
  2. 【請求項2】 集積回路メモリ内のセンスアンプの電源
    供給経路に介挿された第1および第2のセンスアンプ駆
    動トランジスタに対し第1および第2の制御信号を各々
    出力することにより該第1および第2のセンスアンプ駆
    動トランジスタを介した該センスアンプへの給電を制御
    する方法であり、該第1および第2の制御信号の各電圧
    値を各々高レベルおよび低レベルとすることにより該第
    1および第2のセンスアンプ駆動トランジスタの両方を
    遮断状態とし、該第1および第2の制御信号の各電圧値
    を各々低レベルおよび高レベルとすることにより該第1
    および第2のセンスアンプ駆動トランジスタの両方を導
    通状態とする制御方法であって、 前記第1の制御信号の電圧値を前記高レベルから前記低
    レベルおよび前記高レベルの間の第1の中間値に変化さ
    せると共に前記第2の制御信号の電圧値を前記低レベル
    から前記低レベルおよび前記高レベルの間の第2の中間
    値に変化させる第1のステップと、 前記第1および第2の中間値を一定時間維持する第2の
    ステップと、 前記第1の制御信号の電圧値を前記第1の中間値から前
    記低レベルに変化させると共に前記第2の制御信号の電
    圧値を前記第2の中間値から前記高レベルに変化させる
    第3のステップと、 を具備することを特徴とする集積回路メモリのセンスア
    ンプ駆動トランジスタの制御方法。
  3. 【請求項3】 集積回路メモリ内のセンスアンプの電源
    供給経路に介挿されたセンスアンプ駆動トランジスタに
    制御信号を出力することにより該センスアンプ駆動トラ
    ンジスタを介した該センスアンプへの給電を制御する回
    路であり、該制御信号の電圧値をプリチャージ電圧値と
    することにより該センスアンプ駆動トランジスタを遮断
    状態とし、該制御信号の電圧値を読み出し電圧値とする
    ことにより該センスアンプ駆動トランジスタを導通状態
    とする制御回路であって、 前記制御信号の電圧値を前記プリチャージ電圧値から前
    記読み出し電圧値に向けて変化させる電流を出力する電
    流源と、 前記制御信号が変化を開始した後、所定時間経過後に計
    時終了信号を出力するタイマと、 読み出し指令に応答して前記電流源を動作させた後、前
    記制御信号の電圧値が前記プリチャージ電圧値および前
    記読み出し電圧値の間の中間値に至ることにより該電流
    源の動作を停止させ、前記計時終了信号が出力されるこ
    とにより該電流源を動作させるモニタ回路とを具備する
    ことを特徴とする集積回路メモリのセンスアンプ駆動ト
    ランジスタの制御回路。
  4. 【請求項4】 集積回路メモリ内のセンスアンプの電源
    供給経路に介挿された第1および第2のセンスアンプ駆
    動トランジスタに対し第1および第2の制御信号を各々
    出力することにより該第1および第2のセンスアンプ駆
    動トランジスタを介した該センスアンプへの給電を制御
    する方法であり、該第1および第2の制御信号の各電圧
    値を各々高レベルおよび低レベルとすることにより該第
    1および第2のセンスアンプ駆動トランジスタの両方を
    遮断状態とし、該第1および第2の制御信号の各電圧値
    を各々低レベルおよび高レベルとすることにより該第1
    および第2のセンスアンプ駆動トランジスタの両方を導
    通状態とする制御回路であって、 前記第1の制御信号の電圧値を低下させる電流を出力す
    る第1の電流源と、 前記第2の制御信号の電圧値を上昇させる電流を出力す
    る第2の電流源と、 前記第1または第2の制御信号が変化を開始した後、所
    定時間経過後に計時終了信号を出力するタイマと、 読み出し指令に応答して前記第1の電流源を動作させた
    後、前記第1の制御信号の電圧値が前記高レベルおよび
    低レベルの間の第1の中間値に至ることにより該第1の
    電流源の動作を停止させ、前記計時終了信号が出力され
    ることにより該第1の電流源を動作させる第1のモニタ
    回路と前記読み出し指令に応答して前記第2の電流源を
    動作させた後、前記第2の制御信号の電圧値が前記高レ
    ベルおよび低レベルの間の第2の中間値に至ることによ
    り該第2の電流源の動作を停止させ、前記計時終了信号
    が出力されることにより該第2の電流源を動作させる第
    2のモニタ回路とを具備することを特徴とする集積回路
    メモリのセンスアンプ駆動トランジスタの制御回路。
JP29743993A 1992-10-30 1993-11-01 センスアンプ駆動トランジスタの制御方法および制御回路 Expired - Lifetime JP3293984B2 (ja)

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