JP3386174B2 - フッ素樹脂成形品の平滑化方法および平滑成形品 - Google Patents

フッ素樹脂成形品の平滑化方法および平滑成形品

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  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フッ素樹脂成形品の平
滑化方法および平滑成形品に関する。より詳しくは、フ
ッ素樹脂成形品の表面粗度(Ra)を500Å以下にす
るフッ素樹脂成形品の平滑化方法に関する。
【0002】
【従来の技術】フッ素樹脂は優れた耐熱性、耐薬品性、
電気絶縁性、高周波特性などをすべて兼ね備えており、
さらにフッ素樹脂特有の非粘着性と低摩擦性をもってい
るがゆえに、化学工業、電気・電子工業、機械工業はも
とより、宇宙開発、航空機産業から家庭用品に至るまで
幅広い分野で用いられている。フッ素樹脂のなかでもポ
リテトラフルオロエチレン(PTFE)およびテトラフ
ルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル
共重合体(PFA)はその耐熱性、耐薬品性がとりわけ
優れていることから、半導体製造分野においてウェハー
キャリア、ボトル、洗浄槽、フィルター、ポンプやチュ
ーブ・継ぎ手などの配管系、あるいは薬品タンク、バル
ブのライニングなどに必要欠くべからざる材料として好
んで使用されている。特に全半導体製造工程中のおよそ
2割を占めるウェットプロセスにおいては、強酸・強ア
ルカリなどの反応性に富むきわめて腐食性の高い薬品を
かなりの高温で使用するので、ポリエチレンやポリ塩化
ビニルといった汎用樹脂やステンレススチールなどの金
属材料はこのような用途に用いることができず、現状で
はPTFEやPFAなどのフッ素樹脂のみが使用可能な
のである。しかるに近年のLSIの高集積化・高密度化
に伴い、このように優れたフッ素樹脂といえどもいくつ
かの問題点を有していることが露呈されてきた。超LS
I製造プロセスにおいては、極微量のパーティクル、金
属汚染、有機物汚染などのコンタミネーションがその歩
留まりに大きく影響するので、ウルトラクリーンな製造
プロセスが要求されている。したがって薬液を介し、シ
リコンウェハーと接する機会の多いこれらフッ素樹脂成
形品にも当然のことながら、超清浄性が要求されてい
る。ところが従来入手しうるこれらフッ素樹脂成形品の
表面にはかなりの凹凸があり、この凹凸にパーティク
ル、金属不純物、有機物不純物、これら樹脂の低分子量
物(オリゴマー)などが付着してしまう。これらの汚染
物は超純水や高純度薬品を用いた洗浄では除去しがた
く、ウェットプロセスにおいて長期に亘り、徐々に超純
水や高純度薬品中に流出していき、シリコンウェハーを
汚染している。またウェット洗浄によりシリコンウェハ
ー上から除去したこれらの不純物がフッ素樹脂表面の凹
凸に再付着し、これが再び超純水や高純度薬品中に流出
してしまうといった不都合も生じている。すなわちフッ
素樹脂成形品表面に凹凸があれば、これらの極微小不純
物は吸着脱離を繰り返すため超純水や高純度薬品ひいて
はシリコンウェハーを汚染してしまう危険性を有してい
る。
【0003】ところでPTFEはその溶融粘度が非常に
高いため(380℃で1011〜1013ポアズ)、その成
形には溶融押出し成形、射出成形などの通常のプラスチ
ック成形は適用できず、原料粉末をあらかじめ適当な圧
力で圧縮したのち、これを融点以上に加熱焼結するとい
う特殊な方法がとられている。そこで圧縮成形、ラム押
出し成形、ペースト押出し成形、カレンダー成形などで
成形されているが、これらの成形法はいずれも溶融によ
る均一化が行なわれないため、成形品中にボイド(空
孔)が生じやすく、その表面は凹凸の多い荒れたものと
なっている。したがってPTFE成形品の表面粗度は他
の熱可塑性樹脂のそれに比べかなり大きく、表面粗度
(Ra)は2000Å以上になってしまう。
【0004】一方、PFAはその溶融粘度が380℃で
104 〜106 ポアズと低く、射出成形、押出し成形、
ブロー成形、圧縮成形などの通常のプラスチック成形が
用いられている。そして溶融による均一化が行なわれる
ため、その成形品の表面はPTFEよりも平滑になるも
のの、直径20〜50μm程度の球晶構造が残存しやす
く、表面粗度(Ra)は700Å以上である。
【0005】このように従来のフッ素樹脂成形品表面は
詳細にみれば荒れており、半導体用途として満足しうる
ものではない。従来から成形品の表面粗度低減のため、
成形金型の内表面を平滑化したり、原料樹脂そのものの
改良などの検討がなされてきたが、Raが700Å以下
の表面はえられなかった。またセラミックスの分野にお
いては、その高密度化、高均質化をねらった成形法とし
て温度1000℃以上、圧力600kg/cm2 以上も
の高温高圧で成形する方法(いわゆるHIP法)が知ら
れているが、このような苛酷な成形条件ではフッ素樹脂
は分解劣化してしまうため、適用しえない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は半導体製造プ
ロセスへの用途として満足しうるその表面粗度(Ra)
を500Å以下にたらしめうるフッ素樹脂成形品の平滑
化方法、および表面粗度500Å以下のフッ素樹脂平滑
成形品を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のフッ素樹脂成形
品の平滑化方法は、フッ素樹脂成形品を表面粗度(R
a)50Å以下の平滑な成形型に挟み込み、成形温度2
70〜340℃、成形圧力10kg/cm2 以上、加圧
時間2分間以上からなる成形条件で圧縮成形することに
より、フッ素樹脂成形品の表面粗度(Ra)を500Å
以下にすることを特徴とする。
【0008】
【作用および実施例】本発明では、フッ素樹脂成形品を
きわめて平滑な(Ra 50Å以下)成形型に挟み込
み、しかもその結晶化度を上げ、その結晶子の大きさを
小さくするのに最適な加熱加圧条件で圧縮成形するた
め、緻密な表面構造をうることができ、その結果、その
表面粗度(Ra)を500Å以下にすることができる。
【0009】本発明が対象とするフッ素樹脂としては、
ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、テトラフル
オロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共
重合体(PFA)、テトラフルオロエチレン−ヘキサフ
ルオロプロピレン共重合体(FEP)、ポリクロロトリ
フルオロエチレン(PCTFE)、ポリビニリデンフル
オライド(PVdF)、テトラフルオロエチレン−エチ
レン共重合体(ETFE)、ポリビニルフルオライド
(PVF)、クロロトリフルオロエチレン−エチレン共
重合体(ECTFE)などがあげられる。PTFEに
は、パーフルオロビニルエーテル、ヘキサフルオロプロ
ピレン、クロロトリフルオロエチレン、ビニリデンフル
オライド、トリフルオロエチレンなどの他の共単量体を
1重量%まで含んだものも含まれる。これらのフッ素樹
脂は溶融成形できないか、できても表面の荒れた成形品
しかえられないものである。
【0010】本発明の平滑化方法に供するフッ素樹脂成
形品は、どのような成形法で成形されたものでもよい。
フッ素樹脂の成形法としては、前記のように、PTFE
については圧縮成形のほかラム押出し成形、ペースト押
出し成形、カレンダー成形などがあり、溶融成形可能な
PFAなどについては、圧縮成形、射出成形、押出し成
形、ブロー成形、トランスファー成形などがある。PT
FEの成形品のばあい、前記の成形法で成形したのち焼
成したものを用いるのが好ましい。成形品の形状、大き
さは、単純表面または単純曲面をもつものであれば任意
である。
【0011】本発明は、かかるフッ素樹脂成形品を平滑
な表面を有する成形型に挟み込み、特定の条件で圧縮成
形する方法である。
【0012】成形型は、その表面粗度(Ra)が50Å
以下でなければならない。Raが50Åを超えるばあい
目的とする平滑化効果がえられない。好ましいRaは3
0Å以下である。成形型の表面粗度を50Å以下にする
方法は、たとえば機械研磨法、化学研磨法、電解研磨法
などがあるが、これらに限られるものではない。成形型
の好ましい材料としては、たとえばシリコン(シリコン
ウェハーを含む)、電解研磨されたステンレススチー
ル、ハステロイ、X−アロイ、硬質クロムメッキ鋼など
があげられ、特にシリコンが表面粗度が低く好ましい。
この成形型は圧縮成形時に直接成形品に接するものであ
り、成形品がシート、フィルム、パッキン、丸棒、丸
槽、角槽などの単純形状品のばあいは、形状としては単
純平面または単純曲面を有する板状のものが好ましい。
成形品がウェハーキャリア、フィルターハウジング、ボ
ールバルブなどの複雑形状品のばあいは、硬質クロムメ
ッキ鋼製の通常の射出成形金型の内面にシリコン板をは
りつけたものなどを用いればよい。
【0013】成形型で挟まれたフッ素樹脂成形品はつい
で圧縮成形される。単純形状品のばあいは、通常の圧縮
成形機などを用いて圧縮成形することができる。一方複
雑形状品のばあいは、成形品を所望の形状の成形型に挟
んだのち、圧縮成形機にセットし、1方向からでなく複
数の方向から圧縮することにより圧縮成形される。ある
いは、1度ある方向に圧縮された成形を取り出し再び別
の方向から圧縮するという操作を繰り返して、1面ずつ
を順番に平滑化していくことも可能である。チューブ、
パイプなどの中空の成形品に対しては、内側に平滑な丸
棒成形型を挿入し、外側から平滑な円筒型成形型で圧縮
成形するという方法も可能である。
【0014】成形温度はフッ素樹脂が軟化し始める温度
以上で熱分解温度以下であり、フッ素樹脂の種類や分子
量などにより、270〜340℃、好ましくは280〜
300℃の範囲内で選定する。成形温度が低すぎると溶
融および軟化が起らず平滑化が困難となり、高すぎると
フッ素樹脂が分解・劣化してしまう。
【0015】成形圧力は10kg/cm2 以上、好まし
くは50〜150kg/cm2 である。圧力が小さすぎ
ると冷却過程で成形品が収縮するため、その表面と成形
型との接触が不充分となり、目的とする平滑化表面がえ
られない。
【0016】成形時間は成形温度、成形圧力、フッ素樹
脂の種類、分子量などに合わせて決められるが、2分間
以上、通常5分間以上、好ましくは30〜120分間で
ある。短かすぎると溶融および熱軟化が不充分となり目
的とする表面粗度がえられない。
【0017】加圧加熱後、成形品は冷却されるが、この
冷却は徐冷でも急冷でもよい。冷却過程において成形品
が不均一に収縮するため、冷却は加圧状態のまま常温ま
で行なうのが好ましい。
【0018】えられる平滑成形品は、結晶化度が高めら
れかつ結晶子が小さくなっており、またその表面に球晶
成長による亀甲模様状の凹凸を有するものはこの凹凸が
平滑化されており、表面粗度(Ra)が500Å以下、
好ましくは400Å以下のものである。
【0019】平滑成形品の形状は、原料成形品の形状お
よび成形型の形状により決まるが、通常シート状、フィ
ルム状、円筒状などとすることができる。
【0020】本発明のフッ素樹脂平滑成形品は、従来え
られなかった小さな表面粗度を有しており、平滑な表面
が要求される分野、特に半導体製造の分野の治具、装
置、設備などの材料として極めて有用である。また、表
面にパーティクル、金属不純物、有機物不純物などが付
着しにくく、洗浄によりそれらを大幅に除去することが
できる。また洗浄した後のそれらの再吸着も防ぐことが
できる。さらにガス透過性、薬液浸透性、耐薬品性も改
良される。
【0021】本発明のフッ素樹脂平滑成形品としては、
たとえばウェハーキャリア、ウェハーボックス、キャリ
ア用ハンドル、ボトル、ビーカー、フラスコ、丸槽、角
槽、タンク、角バット、トレー、フィルターハウジン
グ、ピンセット、真空ピンセット、スパチュラ、アスピ
レーター、流量計、ポンプ、パイプ、チューブ、フレキ
シブルパイプ、熱収縮パイプ、ボールバルブ、ニードル
バルブ、コック、接続ジョイント、コネクター、ナッ
ト、フィルム、シート、パッキン、丸棒、あるいは薬品
タンク、コンテナー、パイプ、バルブ、ポンプなどのラ
イニングなどがあげられる。
【0022】つぎに本発明の方法および平滑成形品を実
施例に基づいて説明するが、本発明はかかる実施例のみ
に限定されるものではない。
【0023】実施例1 厚さ1mmの市販のPTFEシート(Ra 2095
Å)を100mmφ円形に切り抜き、その上下を4イン
チシリコンウェハー(100mmφ円形、鏡面側、Ra
20Å。(株)大阪チタニウム製のP型(100)タ
イプ)に挟んだ。これをクロムメッキを施したステンレ
ススチール製100mmφの圧縮成形用金型にセット
し、あらかじめ表1に示す所定温度に昇温しておいた圧
縮成形機(ヒートプレス、(株)神藤金属工業所製)の
加熱部に置いた。5分間の予備加熱ののち、同温度を保
持したまま50kg/cm2 の圧力で1時間加圧した。
直ちに冷却部に移し、加圧時の圧力を保持したまま15
分間冷却した。ほぼ室温まで冷却されたPTFEシート
を取り出し、接触式段差計(日本真空技術(株)製、D
EKTAK 3030ST)にて表面粗度(Ra)を測
定した。成形温度を変化させたときのRa測定結果を表
1に示す。なお、Raの値はシートの上下面任意の各1
0点ずつ合計20点を測定し、それらの平均値とした
(以下の実施例も同様)。
【0024】
【表1】
【0025】実施例2 実施例1のPTFEシートに代えて、厚さ1mmの市販
のPFAシート(Ra923Å)を用いた。また加圧時
間は5分間とし、表2に示す成形温度としたほかは実施
例1と同様にして平滑シートをえた。これらのシートの
Ra測定結果を表2に示す。
【0026】
【表2】
【0027】実施例3 280℃で5分間加熱したのち、同温度を保持したまま
表3に示す圧力で1時間加圧したほかは実施例1と同様
にして平滑シートをえた。これらのシートのRa測定結
果を表3に示す。
【0028】
【表3】
【0029】実施例4 実施例2と同じPFAシートを用いたほかは実施例3と
同様にして平滑シートをえた。これらのシートのRa測
定結果を表4に示す。
【0030】
【表4】
【0031】実施例5 280℃で5分間加熱したのち、同温度を保持したまま
50kg/cm2 の圧力で表5に示す時間加圧したほか
は実施例1と同様にして平滑シートをえた。これらのシ
ートのRa測定結果を表5に示す。
【0032】
【表5】
【0033】実施例6 実施例2と同じPFAシートを用い、表6に示す加圧時
間としたほかは実施例5と同様にして平滑シートをえ
た。これらのシートのRa測定結果を表6に示す。
【0034】
【表6】
【0035】またこのようにして平滑化したPFAシー
トのX線回折分析を行なった。測定にはモノクロメータ
付きX線ディフラクトメータ(理学電機(株)製)を用
いた。X線管球の管電圧および管電流はそれぞれ35k
V、40mAとし、ターゲットにはコバルト(Co)を
用いたが、Co−Kβ線除去のためFeフィルターを併
用した。ゴニオメータの発散スリット(DS)、受光ス
リット(RS)、散乱スリット(SS)はそれぞれ1.
00、0.15、1.00mmとし、走査速度1.5°
/minで、10〜30°の2θ走査範囲を測定した。
図1に実験例6−5でえられた平滑PFAシートの測定
結果を示す。
【0036】図1に示されているように、PFAは半結
晶性の樹脂のため、結晶による2θ約20.8°のシャ
ープなピークとその低角度側の非晶質によるブロードな
ピークをもつ。このシャープなピークの両端の変曲点を
直線で結ぶと、結晶によるピーク面積aと非晶質による
ピーク面積bに分けられる。そして、PFAの結晶化度
を簡易的につぎの式にて求めた。
【0037】
【数1】
【0038】さらに結晶子の大きさはつぎのScher
rerの式にて求めた。
【0039】
【数2】
【0040】ここで、λは測定X線波長(Co−Kα、
1.78892Å)、βは結晶ピークの半値幅(ラジア
ン)、θは結晶ピークのブラッグ角(ラジアン)、Kは
定数で今はβに半値幅を用いているのでK=0.9であ
る。上式にて結晶化度および結晶子の大きさを求めた結
果を表7に示す。
【0041】
【表7】
【0042】このようにシリコンウェハーで挟み込み圧
縮成形したPFAシートは、原料シートに比べ結晶化度
が上昇し、結晶子のサイズが小さくなる傾向がある。す
なわち、本発明により成形されたPFAシートは、より
小さな結晶が数多く表面に形成され、緻密な表面構造が
えられるため、表面が平滑化されていると考えられる。
【0043】実施例7 原料のPFAシート(Ra 760Å)と実験例6−5
でえられたPFA平滑シート(Ra 94Å)を用い
て、PFA表面上の金属不純物の除去試験を行なった。
【0044】表面金属濃度測定には、全反射蛍光X線分
析装置((株)テクノス製、TREX610)を用いた
が、蛍光X線強度から単位面積当たりの金属濃度への換
算には、PFAの標準汚染試料作成が困難なため、標準
汚染シリコンウェハーに対する検量線を借用した。これ
らのシートを超純水で10分間オーバーフローリンスし
たのち、表面金属濃度を測定した。測定後、これらのシ
ートを半導体製造グレードの硫酸:過酸化水素水混合液
(体積比4:1)800mlに10分間浸漬し(シリコ
ンウェハー洗浄で通常用いられているいわゆるSPM洗
浄)、さらに超純水で10分間オーバーフローリンスし
た。このSPM洗浄後、再度表面金属濃度を測定した。
SPM洗浄前後のFe、Ni、CuのPFAシート表面
の濃度変化を表8に示す。なお、表8中、金属除去率は
つぎの式にて算出した。
【0045】除去率(%)=(洗浄前濃度−洗浄後濃
度)/洗浄前濃度×100
【0046】
【表8】
【0047】このように平滑化したPFAシート上の金
属不純物は、原料シートよりも除去しやすい。
【0048】実施例8 実施例7にて予めSPM洗浄を施したPFAの原料シー
トと平滑シートを用いて金属不純物の再吸着試験を行な
った。これらSPM洗浄済みのシートを各1ppmのF
e、Ni、Cuで汚染された800mlの超純水中に4
日間浸漬した。浸漬後これらを10分間超純水でオーバ
ーフローリンスしたのち、シート表面の金属濃度を全反
射蛍光X線分析装置で測定した。この浸漬前後のFe、
Ni、CuのPFAシート表面の濃度変化を表9に示
す。
【0049】このように表面粗度の大きい原料シートは
金属不純物が再吸着するのに比べ、平滑シートには再吸
着は起こらない。
【0050】
【表9】
【0051】ここに示したように平滑化したPFA表面
には金属不純物は吸着しない。さらにたとえ何らかの原
因で成形過程、包装過程、使用過程で金属汚染したとし
ても、実施例7で示したように、SPM洗浄などで容易
に洗浄除去できる。
【0052】従来よりフッ素樹脂表面には(特にボトル
など)金属不純物が微量ながら吸着するといわれていた
が、それはRaが700Å以上の粗い表面に起因すると
考えられる。本実施例のように平滑化されたフッ素樹脂
成形品表面には金属不純物が吸着することはなく、これ
がフッ素樹脂の本来の性質である。
【0053】実施例9 実施例7にて予めSPM洗浄を施したPFAの原料シー
トと平滑シートを用いて、これらシートからシリコンウ
ェハーへの金属不純物移転試験を行なった。これらSP
M洗浄済みのシートを予めRCA洗浄を行ない酸化膜お
よび金属不純物を充分に除去しておいたシリコンウェハ
ー(鏡面側、小松電子金属(株)のN型(100)タイ
プ)と面と面が合うように接触させ、800mlの超純
水に10分間浸漬した。この浸漬前後のFe、Ni、C
uのシリコンウェハー表面の濃度変化を表10に示す。
【0054】このように原料シートに接触させたシリコ
ンウェハーはこのシートにより著しく金属汚染されるの
に比べ、平滑シートに接触させたシリコンウェハーの表
面金属濃度はほとんど変化せず、汚染されない。
【0055】
【表10】
【0056】実施例10 原料のPFAシート(Ra 760Å)と実験例6−6
でえられたPFA平滑シート(Ra 144Å)を用い
て、ヘリウムガス透過性試験を行なった。各々のシート
を外径65mmφ、内径30mmφのパッキンに切り抜
き、これを図2に示したステンレス・スチール製のフラ
ンジ式試験治具にセットし、フランジをボルト・ナット
で締め付けた(締め付けトルクは400kg・cm)。
試験治具の上側バルブは閉めておき、下側バルブはヘリ
ウムリークディテクター(ANELVA社製、ALCA
TEL ASM 110 TURBO CL)にステン
レス・スチール製チューブでつないだ。ヘリウムリーク
ディテクターにより真空引きを行ない、下側バルブを開
いた。試験治具内を充分に真空引きしたのち、試験治具
全体にビニール袋をかぶせ、このビニール袋内をヘリウ
ムガスで満たした。ヘリウムガスを導入した時点(測定
開始点)から、ヘリウムリークディテクターによりヘリ
ウムリーク速度を飽和状態になるまで測定した。ヘリウ
ムリーク速度の経時変化を図3に示す。平滑シートは原
料シートに比べ、ヘリウムリーク速度の立ち上がりが遅
くヘリウムガス透過性が小さくなっていることがわかっ
た。
【0057】実施例11 実施例10で用いたものと同じPFAの原料シート(R
a 760Å)と平滑シート(Ra 144Å)を用い
て、酸素ガス放出試験を行なった。各々のシートをAS
TM−D638記載のTypeVダンベルに打ち抜き、
試験片とした。この試験片1枚を片端をAPI−MS
(日立東京エレクトロニクス(株)製、超高感度ガス分
析装置 UG−302P)につながれたステンレス・ス
チール製チューブ(内径10.2mm)内に入れた。こ
のチューブの他端からキャリアガスであるアルゴンガス
(含有酸素ガス濃度1ppb以下)を1.2リットル/
minの流量で流し、チューブ内をアルゴンガスで3分
間パージした。このパージ後アルゴンガスをAPI−M
Sの検出器側に流し始めた時点を測定開始点として、1
0分おきにこのキャリアガス中の酸素濃度を測定した。
この酸素濃度の経時変化を図4に示す。なおこのチュー
ブの外側にはリボンヒーターを巻き、図4に示すように
室温から150℃まで昇温したのち、再び室温まで冷却
した。図4より、平滑シートからの放出酸素ガス量は原
料シートのそれに比べ、半分以下に減少していることが
わかった。
【0058】実施例12 実施例7で用いたものと同じPFAの原料シート(Ra
760Å)と平滑シート(Ra 94Å)を用いて、
SPM洗浄時の耐薬品性試験を行なった。各々のシート
をASTM−D638記載のTypeVダンベルに打ち
抜き、試験片とした。まずこれら試験片を40℃で12
時間真空乾燥したのち、この重量を精密天秤にて測定し
た(この値をxとする)。つぎにこれらの試験片各3枚
を半導体製造グレードの硫酸:過硫化水素水混合液(体
積比4:1)800mlに10分間浸漬し、さらに超純
水で2分間オーバーフローリンスした(この操作をSP
M洗浄という)。このSPM洗浄を何回か繰り返したの
ち、これら試験片を再び40℃で12時間真空乾燥し、
この重量を精密天秤にて測定した(この値をyとす
る)。この際の重量変化率をつぎの式にて求めた。
【0059】 重量変化率(%)=(y−x)/x×100 SPM洗浄回数による重量変化率の変化(試験片3枚の
平均値)を図5に示す。
【0060】図5より、原料シートはSPM洗浄5回時
に重量減少が認められた。一方平滑シートは重量変化が
ほとんどなく、SPM洗浄時における耐薬品性が優れて
いることがわかった。
【0061】実施例13 実施例12のSPM洗浄をAPM洗浄に代えて、APM
洗浄時の耐薬品性試験を行なった。浸漬薬品を実施例1
2の硫酸:過酸化水素水混合液からアンモニア水:過酸
化水素水:超純水混合液(体積比1:1:5)に代えた
(この洗浄をAPM洗浄という)ほかは実施例12と同
様にして重量変化率を求めた。APM洗浄回数による重
量変化率の変化を図6に示す。
【0062】図6より、原料シートはAPM洗浄10回
時に重量減少が認められた。一方平滑シートは重量変化
がほとんどなく、APM洗浄時における耐薬品性が優れ
ていることがわかった。
【0063】実施例14 実施例12でSPM洗浄された試験片を用いて、これら
試験片からの薬品再放出試験を行なった。これら試験片
1枚を超純水で予め充分に洗浄した内容積1リットルの
ポリエチレン製ボトルに入れた。ここに超純水200m
lを入れ、1カ月間放置した。放置後、この超純水中の
硫酸イオン(SO4 2-)をイオンクロマトグラフ(横河
電機(株)製、IC7000)にて測定した。SPM洗
浄回数による放出硫酸イオン量の変化を図7に示す。
【0064】図7より原料シートは硫酸イオンの放出量
が初期値(SPM洗浄なし)より高くなり、SPM洗浄
中にシート中に浸透した硫酸イオンが超純水中に放出さ
れてしまうことがあるのが認められた。一方平滑シート
はSPM洗浄を何回行なったあとでも、硫酸イオンの放
出量は初期値とほとんど変わることなく、薬品の浸透放
出といった不都合が生じていないのがわかった。
【0065】
【発明の効果】本発明のフッ素樹脂成形品の平滑化方法
によれば、その表面粗度(Ra)を500Å以下に平滑
化することができる。こうしてえられた平滑成形品は、
その表面にパーティクル、金属不純物、有機物不純物な
どが付着にくく、洗浄によりそれらを大幅に除去するこ
とができる。また洗浄したのちのそれらの再吸着も防ぐ
ことができる。さらにガス透過性、薬液浸透性、耐薬品
性も改良される。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例6の実験例6−5でえられた平滑PFA
シートのX線回折チャートである。
【図2】実施例10で用いたヘリウムガス透過性試験用
フランジ式試験治具の模式図である。
【図3】PFAの原料シートおよび平滑シートをパッキ
ンとしたときのヘリウムガスリーク速度の経時変化を示
すグラフである。
【図4】温度を150℃まで上げたときのPFAの原料
シートおよび平滑シートからの放出酸素ガス量を示すグ
ラフである。
【図5】PFAの原料シートおよび平滑シートをSPM
洗浄したときのSPM洗浄回数による重量変化率の変化
を示すグラフである。
【図6】PFAの原料シートおよび平滑シートをAPM
洗浄したときのAPM洗浄回数による重量変化率の変化
を示すグラフである。
【図7】PFAの原料シートおよび平滑シートをSPM
洗浄したのち、超純水中に1カ月間放置したときのSP
M洗浄回数による放出硫酸イオン(SO4 2-)量の変化
を示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−64056(JP,A) 特開 平3−80277(JP,A) 特開 昭56−78941(JP,A) 特開 平4−31030(JP,A) 特開 昭60−34828(JP,A) 特開 平4−239627(JP,A) 米国特許3758649(US,A) 米国特許3790245(US,A) 米国特許5169583(US,A) 欧州特許出願公開496260(EP,A 1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 59/02 B29C 43/52 B29C 71/02

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フッ素樹脂成形品を表面粗度(Ra)5
    0Å以下の平滑な成形型に挟み込み、成形温度270〜
    340℃、成形圧力10kg/cm2 以上、加圧時間2
    分間以上からなる成形条件で圧縮成形することにより、
    成形品の表面粗度を500Å以下にすることを特徴とす
    るフッ素樹脂成形品の平滑化方法。
  2. 【請求項2】 加圧状態のまま常温まで冷却する請求項
    1記載のフッ素樹脂成形品の平滑化方法。
  3. 【請求項3】 フッ素樹脂成形品がポリテトラフルオロ
    エチレンまたはテトラフルオロエチレン−パーフルオロ
    アルキルビニルエーテル共重合体の成形品である請求項
    1記載のフッ素樹脂成形品の平滑化方法。
  4. 【請求項4】 表面粗度(Ra)500Å以下のフッ素
    樹脂平滑成形品。
  5. 【請求項5】 フッ素樹脂がポリテトラフルオロエチレ
    ンまたはテトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキ
    ルビニルエーテル共重合体である請求項4記載のフッ素
    樹脂平滑成形品。
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