JP3384497B2 - 集団音声学習装置及び集団音声学習装置の制御方法 - Google Patents

集団音声学習装置及び集団音声学習装置の制御方法

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JP3384497B2
JP3384497B2 JP34530092A JP34530092A JP3384497B2 JP 3384497 B2 JP3384497 B2 JP 3384497B2 JP 34530092 A JP34530092 A JP 34530092A JP 34530092 A JP34530092 A JP 34530092A JP 3384497 B2 JP3384497 B2 JP 3384497B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1及び図6) 作用(図1及び図6) 実施例 (1)全体構成(図1) (2)音声データフオーマツト(図2〜図4) (3)学習装置の基本動作(図1、図2及び図5) (4)ドリルモニタ処理(図6) (5)実施例の動作(図1) (6)実施例の効果 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は学習装置に関し、特に音
声教材を用いる学習装置に適用して好適なものである。
【0003】
【従来の技術】従来、LL(ランゲージラボラトリ)シ
ステムを用いた学習装置においては、教材として音声教
材が用いられ、音声教材の記録再生をする手段としてメ
モリを用いるものがある(特開昭59-129889 号公報、特
開昭59-224892 号公報、特開平3−78783 号公報) 。
【0004】この種の学習装置においては、メモリに記
憶する際に音声教材を所定の音声単位ごとに分割し、記
録順序データを付してそれぞれ順次メモリの所定記憶領
域に記録するようになされている。従つて当該音声教材
は予め決められた再生順序に従つて再生されるようにな
されている。
【0005】また生徒は当該音声教材を一旦再生して聴
いた後、当該音声教材に沿つて発音練習を行なつて当該
練習音声を記録し、これを再生することにより練習結果
を確認するようになされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この種の学
習装置においては、教師が生徒の練習音声を確認しよう
とする場合、生徒が練習している音声を直接モニタする
ようになされており、生徒が一旦記録した練習音声を再
生し得ず、使い勝手が悪い問題があつた。
【0007】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、生徒が記録した練習音声を教師が任意に聴くことが
できる学習装置を提案しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、所定の記録媒体47に対して音声
教材を記録又は記録媒体47から音声教材を再生する教
師用機器16と、記録媒体47から音声教材を再生する
と共に生徒の練習音声を記録媒体47に記録する複数の
生徒用機器15とが通信路BUS1、BUS2を介して
相互に接続された集団音声学習装置10において、教師
用機器16は、複数の生徒用機器15のうち任意の生徒
用機器15からの練習音声をリアルタイムに聞くための
リアルタイムモニタ用指令手段22、23、24と、所
定の操作パネル22上に複数の生徒と1対1に対応して
設けられた選択ボタン90A〜90nの操作に応じて記
録媒体47に記録された全生徒の練習音声のうち、任意
の生徒の練習音声を再生するためのドリルモニタ用指令
手段22、23、24とを有し、リアルタイムモニタ用
指令手段22、23、24からのリアルタイムモニタ用
指令に応じて任意の生徒用機器15からの練習音声を教
師用機器16へリアルタイムに出力しているリアルタイ
ムモニタ中に、選択ボタン90A〜90nの操作に応じ
てドリルモニタ用指令手段22、23、24からの再生
指令があつたときは、当該再生指令に対応した任意の生
徒の練習音声を記録媒体47から再生して教師用機器1
6へ出力するドリルモニタに切り替え、当該ドリルモニ
タ中に選択ボタン90A〜90nの操作に応じた再度の
再生指令があつたときは当該ドリルモニタを中止する主
制御部11を設けるようにする。
【0009】また本発明においては、所定の記録媒体4
7に対して音声教材を記録又は記録媒体47から音声教
材を再生する教師用機器16と、記録媒体47から音声
教材を再生すると共に生徒の練習音声を記録媒体47に
記録する複数の生徒用機器15とが通信路BUS1、B
US2を介して相互に接続された集団音声学習装置10
の制御方法において、複数の生徒用機器15の中から選
択された任意の生徒用機器15による練習音声を教師用
機器16からのリアルタイムモニタ用指令に応じて教師
用機器16へリアルタイムに出力するリアルタイムモニ
タステツプと、所定の操作パネル22上に複数の生徒と
1対1に対応して設けられた選択ボタン90A〜90n
の操作に応じた教師用機器16からの再生指令に応じて
任意の生徒用機器が当該再生指令に対応した任意の生徒
の練習音声を再生して教師用機器16へ出力するドリル
モニタステツプと、リアルタイムモニタ中に、選択ボタ
ン90A〜90nの操作に応じて教師用機器16からの
再生指令があつたときは、任意の生徒用機器が当該再生
指令に対応した任意の生徒の練習音声を記録媒体47か
ら再生して教師用機器16へ出力するドリルモニタに切
り替え、当該ドリルモニタ中に選択ボタン90A〜90
nの操作に応じた再度の再生指令があつたときは当該ド
リルモニタを中止する制御ステツプとを設けるようにす
る。
【0010】
【0011】
【作用】教師用機器16からのリアルタイムモニタ指令
に応じて任意の生徒用機器15を選択し、当該任意の生
徒用機器15からの練習音声を教師用機器16へリアル
タイムに出力しているリアルタイムモニタ中に、選択ボ
タン90A〜90nの操作に応じた教師用機器16から
の再生指令があつたときは、当該再生指令に対応した任
意の生徒の練習音声を記録媒体47から再生して教師用
機器16へ出力するドリルモニタに切り替え、当該ドリ
ルモニタ中に当該選択ボタン90A〜90nの操作に応
じた再度の再生指令があつたときは当該ドリルモニタを
中止することにより、生徒用機器15を介して生徒が練
習している練習音声をその場でリアルタイムにモニタリ
ングしながら、選択ボタン90A〜90nの操作に応じ
て任意に指定した生徒の練習音声の再生出力に切り替え
ると共に、当該選択ボタン90A〜90nの操作に応じ
た再度の再生指令によつて再生出力を停止することがで
きるので、生徒の練習音声を記録媒体47に記録するこ
とを妨げることなく任意のタイミングでリアルタイムモ
ニタからドリルモニタへ瞬時且つ容易に切り替えること
ができると共に、記録媒体47に記録済みの練習音声の
再生又は停止を自在に制御することができる。
【0012】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0013】(1)全体構成 図1において10は全体として学習装置を示し、教師が
操作するコンソール部16及び当該コンソール部16か
らの指令に基づいて当該学習装置10全体を制御する主
制御部11、音声を記憶するための音声記憶部12、外
部記憶装置52(光磁気デイスク装置)を制御するため
の外部記憶装置制御部13、生徒側に設けられ当該生徒
が操作する子機15及び当該子機15を制御するための
子機インタフエイス14によつて構成され、主制御部1
1、音声記憶部12、外部記憶装置制御部13及び子機
インタフエイス14はそれぞれ制御データ転送用バスB
US1及び音声データ転送用バスBUS2に接続されて
いる。
【0014】コンソール部16においては、教師が操作
する入力装置22から制御データが制御部23及び制御
回路24を介して主制御部11の直列入出力インタフエ
イス33に送出される。主制御部11は制御回路24か
らの制御データを直列入力インタフエイス33を介して
制御回路41に送出する。
【0015】制御回路41は共有RAM(random acces
s memory) 42を介して制御データ転送用バスBUS1
との間で制御データを送受するようになされている。ま
た制御データ転送用バスBUS1の制御データは共有R
AM42、制御回路41、直列入出力インタフエイス3
3、制御回路24、制御部23を介してコンソール部1
6の表示部21に入力される。
【0016】またコンソール部16にはヘツドフオンセ
ツト25が設けられており、教師の音声は当該ヘツドフ
オンセツト25のマイクロフオンから増幅回路26を介
して主制御部11のアナログデイジタル変換回路(A/
D)36に送出され、デイジタル化された音声データと
して音声データ転送用バスBUS2に送出される。
【0017】また音声データ転送用バスBUS2の音声
データは、主制御部11のデイジタルアナログ変換回路
(D/A)37を介してアナログ音声信号に変換され、
コンソール部16の増幅回路27を介してヘツドフオン
セツト25のスピーカ部に送出される。
【0018】従つて主制御部11はコンソール部16か
らの制御データに基づいて、音声記憶部12への音声デ
ータの記憶及び当該音声記憶部12からの音声データの
再生を指示し得るようになされている。
【0019】また主制御部11は外部に設けられた再生
装置32の再生信号を増幅回路34を介してアナログデ
イジタル変換回路38に入力し、これをデイジタル音声
データに変換した後、音声転送用バスBUS2に送出す
ると共に、音声転送用バスBUS2の音声データをデイ
ジタルアナログ変換回路39を介してアナログ音声信号
に変換し、増幅回路35を介して外部拡声装置31に送
出する。
【0020】また音声記憶部12は、音声データ転送用
バスBUS2の音声データをタイムスイツチ(TSW)
48を介して音声記憶メモリ(RAM)47に入力する
と共に、制御データ転送用バスBUS1の制御データを
共有RAM49を介してタイムスイツチ48及び制御回
路45に入力する。
【0021】タイムスイツチ48は共有RAM49を介
して入力される制御データに基づいて、音声データ転送
用バスBUS2及び音声記憶メモリ47間で音声データ
の送受を行うようになされている。また制御回路45は
共有RAM49を介して入力される制御データに基づい
て音声記憶メモリ47に対する音声データの格納及び読
出しを制御するようになされており、アドレス計算部4
6において音声記憶メモリ47の記憶領域を算出するよ
うになされている。
【0022】また外部記憶装置制御部13は、音声デー
タ転送用バスBUS2の音声データを音声記憶メモリ
(RAM)56及び外部記憶装置駆動部54に入力する
と共に、制御データ転送用バスBUS1の制御データを
共有RAM51を介してアドレス計算部55、制御回路
53及び外部記憶装置駆動部54に入力する。
【0023】制御回路53は共有RAM51を介して入
力される制御データに基づいて音声記憶メモリ56に対
する音声データの格納及び読出しを制御するようになさ
れており、アドレス計算部55において音声記憶メモリ
56の記憶領域を算出するようになされている。また外
部記憶装置駆動部54は制御データに基づいて外部記憶
装置52及び音声データ転送用バスBUS2間で音声デ
ータを送受するようになされている。
【0024】また子機15は、生徒が操作する入力装置
62から制御データが制御部63及び制御回路64を介
して子機インタフエイス14の直列入出力インタフエイ
ス68に送出される。子機インタフエイス14は制御回
路64からの制御データを直列入力インタフエイス68
を介して制御回路72に送出する。
【0025】制御回路72は共有RAM73を介して制
御データ転送用バスBUS1との間で制御データを送受
するようになされている。また制御データ転送用バスB
US1の制御データは共有RAM73、制御回路72、
直列入出力インタフエイス68、制御回路64、制御部
63を介して子機15の表示部61に入力される。
【0026】また子機15にはヘツドフオンセツト65
が設けられており、生徒の音声は当該ヘツドフオンセツ
ト65のマイクロフオンから増幅回路67を介して子機
インタフエイス14のアナログデイジタル変換回路(A
/D)71に送出され、デイジタル化された音声データ
として音声データ転送用バスBUS2に送出される。
【0027】また音声データ転送用バスBUS2の音声
データは、子機インタフエイス14のデイジタルアナロ
グ変換回路(D/A)69を介してアナログ音声信号に
変換され、子機15の増幅回路66を介してヘツドフオ
ンセツト65のスピーカ部に送出される。
【0028】従つて子機インタフエイス14は子機15
又はコンソール部16からの制御データに基づいて、音
声記憶部12への音声データの記憶及び当該音声記憶部
12からの音声データの再生を指示し得るようになされ
ている。
【0029】(2)音声データフオーマツト 図2は学習装置10の音声記憶メモリ47、56及び外
部記憶装置52への音声データの記憶フオーマツトを示
し、センテンス単位でなる音声データ間の相互の関係を
示すリストデータDATA1、DATA2、……(図2
(A))及び、当該リストデータのセルナンバと音声デ
ータの対応付けを行うセルデータAD(図2(B))及
び、音声データSD(図2(C))及び、無音圧縮情報
を記述した無音圧縮データND(図2(D))によつて
構成され、音声データSDは音声記憶メモリ47、56
に記憶されると共にリストデータDATA1、DATA
2、……、セルデータAD、無音圧縮データNDはそれ
ぞれ主制御部11の制御回路41に記憶される。
【0030】すなわちリストデータDATA1は当該リ
ストデータDATA1を表すリストナンバLN1と、当
該リストデータDATA1についてそれぞれ固有のフア
イル名FN1と、当該リストデータDATA1によつて
指定される音声データ領域のアドレスを指定するセルナ
ンバSN1と、当該リストデータDATA1に対応した
5つのコメント音声データのリストナンバをそれぞれ指
定する第1リストナンバLN11、第2リストナンバL
N12、第3リストナンバLN13、第4リストナンバ
LN14、第5リストナンバLN15と、音声データの
記憶順として当該リストデータDATA1の前に記憶さ
れている音声データを指定するリストナンバを表す第6
リストナンバLN16と、当該リストデータDATA1
の次に記憶されている音声データを指定するリストナン
バを表す第7リストナンバLN17とによつて構成され
る。
【0031】従つて当該リストデータDATA1のセル
ナンバSN1によつてセルデータADのスタートアドレ
スデータAD1を指定し、さらに当該スタートアドレス
データAD1によつて音声記憶メモリ47及び56のア
ドレスを指定するようになされている。
【0032】また音声データとして無音データがある場
合、当該無音データは音声記憶メモリ47及び56のア
ドレスNDA1及び無音時間NDN1を表す無音圧縮デ
ータNDとして記憶され、これにより音声記憶メモリ4
7及び56の指定されたアドレスを所定の無音時間分だ
け指定するようになされている。ここで一連の連続した
音声データは、単位センテンスごとに音声記憶メモリ4
7及び56に記憶されるようになされているがこの記憶
アドレスは単位センテンスごとにランダムに指定され
る。
【0033】また当該音声データの記憶アドレスを指定
するリストデータについても同様にして音声データの順
番に従つて順次記憶されることなく、ランダムに記憶さ
れるようになされている。従つて当該リストデータの順
番は各リストデータDATA1、DATA2、……の第
7リストナンバLN17、LN27、……によつて指定
されている。
【0034】従つて例えば第1のリストデータDATA
1のセルナンバSN1が指定する音声データを再生した
場合、その再生が終了すると当該リストデータDATA
1の第7リストナンバLN17で示されるリストデータ
を読み出し、続いて当該リストデータのセルナンバが指
定する音声データを再生する。これを順次繰り返して一
連の音声教材が再生される。
【0035】またコメントの再生は、現在再生中のセン
テンスの第1のコメントが指定されると、当該コメント
を指定する第1リストナンバLN11で示されるリスト
データを読み出し、当該リストデータのセルナンバが指
定する音声データを再生する。
【0036】ここで図3は音声記憶メモリ(ボイスメモ
リ)47における音声データSDの記録領域を示し、音
声教材及び教師のコメントを記録する第1の記録領域A
RA及び、各生徒に割り当てられ、当該生徒の練習音声
を記録する練習音声記録領域(ドリル部ARB)STU
1、STU2、……、STUnが形成されている。
【0037】また各生徒に割り当てられた練習音声記録
領域STUxにおいては、それぞれ図4に示すように例
えば記録領域の先頭位置から順次練習音声(SEN1、
SEN2、SEN3)を単位センテンスごとに記録する
ようになされている。ここで第3のセンテンスの練習音
声SEN3を記録中に、当該記録領域が不足すると再び
当該記録領域の先頭位置に戻つて記録を開始するように
なされている。
【0038】従つて当該練習音声記録領域STUxに
は、練習音声が循環式に連続して記録される。このよう
にすれば、新しく記録された練習音声SEN2を消去せ
ずにそれ以前に記録された練習音声SEN1から順次上
書きされることにより、新しく記録された練習音声をす
ぐに消去しないようにしながら、限られた記録領域を有
効に使用することができる。
【0039】(3)学習装置の基本動作 学習装置10において音声教材の準備を行う場合、コン
ソール部16において教材準備の操作がなされると、主
制御部11の制御回路41に当該操作指令が送出され
る。
【0040】主制御部11の制御回路41は外部記憶装
置制御部13の制御回路53に対して音声データ転送用
バスBUS2を介して音声記憶メモリ47に音声データ
を送出するように指示する。またこれと同時に外部記憶
装置52からセルデータAD及びリストデータDATA
1、DATA2、……を制御データ転送用バスBUS1
を介して主制御部11の制御回路41のRAMに格納す
る。
【0041】従つて外部記憶装置制御部13は、外部記
憶装置52に記憶されている音声データを音声記憶メモ
リ47に送出する。
【0042】さらに子機15が音声教材を再生する場
合、子機15において再生スイツチが操作されると、当
該操作指令が子機インタフェイス14に送出される。子
機インタフェイス14は制御データ転送用バスBUS1
を介して当該操作指令を主制御部11の制御回路41に
送出する。
【0043】主制御部11の制御回路41は当該操作指
令に基づいて、リストデータ及びセルデータから音声デ
ータの再生アドレスを読み取り、音声記憶部12に当該
アドレスの再生を指示する。このときタイムスイツチ4
8を当該操作指令を送出した子機15に切り換える。従
つて音声記憶部12は当該指令に基づいてタイムスイツ
チ48を切り換え、指示されたメモリを再生する。
【0044】ここで図5は学習装置10におけるコンソ
ール部16の操作部22の一部を示し、複数の子機15
に対応したドリルモニタキー90A〜90nが設けられ
ている。このドリルモニタキー90A〜90nを操作す
ることにより、対応した子機15の練習音声記録状態を
モニタすることができる。
【0045】(4)ドリルモニタ処理 図6は一旦子機15から音声記憶メモリ47に記録され
た生徒の練習音声を教師側のコンソール部16において
再生するためのドリルモニタ処理手順を示し、主制御部
11はステツプSP1においてキー入力があるか否かを
判断する。ここで肯定結果が得られると主制御部11は
ステツプSP2に移つて当該操作キーがモニタ用のキー
(図示せず)であるか否かを判断する。
【0046】ここでモニタ用のキーは一旦押圧操作する
とモニタ状態となり、再び押圧操作するとモニタ停止状
態となるようないわゆるトグルスイツチでなり、ステツ
プSP2において肯定結果が得られると、主制御部11
はステツプSP3において当該モニタ指定された子機1
5がモニタ中であるか否かを判断する。
【0047】ここで肯定結果が得られると、主制御部1
1はステツプSP4においてタイムスイツチ48の子機
15から主制御部11への接続をオフ状態に制御した
後、ステツプSP5においてモニタフラグをオフ操作
し、上述のステツプSP1に戻る。
【0048】これに対してステツプSP3において否定
結果が得られると、主制御部11はステツプSP6に移
つてタイムスイツチ48の子機15から主制御部11へ
の接続をオン操作した後、ステツプSP7においてモニ
タフラグをオン操作し、上述のステツプSP1に戻る。
従つてコンソール部16のモニタキーを操作したモニタ
状態に制御することにより、現在生徒が練習中の練習音
声を直接モニタすることができる。
【0049】これに対してステツプSP2において否定
結果が得られると、主制御部11は続くステツプSP8
に移つて操作されたキーがドリルモニタキー90A〜9
0n(図5)であるか否かを判断する。ここで肯定結果
が得られると、主制御部11はステツプSP9において
モニタフラグがオン状態であるか否かを判断し、肯定結
果が得られると、続くステツプSP10においてドリル
モニタフラグがオン状態であるか否かを判断する。
【0050】ここでドリルモニタキー90A〜90nは
一旦押圧操作するとドリルモニタ状態となり、再び押圧
操作するとドリルモニタ停止状態となるようないわゆる
トグルスイツチでなり、ステツプSP10において肯定
結果が得られると、このことはドリルモニタ中のドリル
モニタキー90A〜90nを再び操作してドリルモニタ
停止状態としたことを表しており、このとき主制御部1
1はステツプSP11に移つてタイムスイツチ48を子
機15から主制御部11に接続し、ステツプSP12に
おいてドリルモニタフラグをオフ操作した後、上述のス
テツプSP1に戻る。
【0051】これに対してステツプSP10において否
定結果が得られると、このことはドリルモニタが実行さ
れていない状態においてドリルモニタキー90A〜90
nが操作され、ドリルモニタ状態に制御されることを表
しており、このとき主制御部11はステツプSP13に
おいてタイムスイツチ48を音声記憶メモリ47から主
制御部11に接続した後、ステツプSP14において音
声記憶メモリ47における練習音声記録領域(ドリル
部)STU1、STU2、……、STUnのうちドリル
モニタキー90A〜90nによつて指定された生徒の記
録練習音声を再生し、続くステツプSP15においてド
リルモニタフラグをオン操作した後、上述のステツプS
P1に戻る。
【0052】かくしてコンソール部16において教師
は、操作部のドリルモニタキー90A〜90nを操作す
ることにより、音声記憶メモリ47に記憶されている生
徒の練習音声を任意に聴くことができる。
【0053】(5)実施例の動作 以上の構成において、子機15においてドリル記録キー
(図示せず)が押圧操作されると、当該操作指令が子機
インタフエイス14に送出される。子機インタフエイス
14は当該操作指令を制御データ転送用バスBUS1を
介して主制御部11に送出する。
【0054】主制御部11は音声記憶部12の制御回路
45に対して、タイムスイツチ48を切り換えて子機1
5の音声を音声記憶メモリ47に送出するように指示す
る。この結果子機15から入力される練習音声は音声記
憶メモリ47に記録される。
【0055】さらにコンソール部16の入力部22にお
いてドリルモニタキー90A〜90nが操作されると、
主制御部11の制御回路41は音声記憶部12の制御回
路45に音声記憶メモリ47の練習音声記録領域(ドリ
ル部)を再生するように指示し、これと同時にタイムス
イツチ48を主制御部11側に切り換える。かくして音
声記憶メモリ47のドリル部に記録されている生徒の練
習音声はコンソール部16のドリルモニタキー90A〜
90nを操作することにより、任意に再生することがで
きる。
【0056】(6)実施例の効果 以上の構成によれば、音声記憶メモリ47に記録された
各生徒の練習音声を教師側のコンソール部16において
再生することができることにより、教師は任意かつ生徒
の練習状態から独立して記録済の練習音声を再生するこ
とができる。
【0057】従つて音声記憶メモリ47に記録された練
習音声を再生するにつき、生徒の練習を中断するといつ
た煩雑な手間を回避することができる。
【0058】また音声記憶メモリ47としてICメモリ
を用いたことにより、生徒の記録済練習音声を容易にア
クセスすることができる。因に教師及びコンソール部1
6及び子機15間に通話機能を設けることにより、特定
の生徒の記録された練習音声を他の生徒が再生すること
もできる。
【0059】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、教師用機
器からのリアルタイムモニタ指令に応じて任意の生徒用
機器を選択し、当該任意の生徒用機器からの練習音声を
教師用機器へリアルタイムに出力しているリアルタイム
モニタ中に、選択ボタンの操作に応じた教師用機器から
の再生指令があつたときは、当該再生指令に対応した任
意の生徒の練習音声を記録媒体から再生して教師用機器
へ出力するドリルモニタに切り替え、当該ドリルモニタ
中に当該選択ボタンの操作に応じた再度の再生指令があ
つたときは当該ドリルモニタを中止することにより、生
徒用機器を介して生徒が練習している練習音声をその場
でリアルタイムにモニタリングしながら、選択ボタンの
操作に応じて任意に指定した生徒の練習音声の再生出力
に切り替えると共に、当該選択ボタンの操作に応じた再
度の再生指令によつて再生出力を停止することができる
ので、生徒の練習音声を記録媒体に記録することを妨げ
ることなく任意のタイミングでリアルタイムモニタから
ドリルモニタへ瞬時且つ容易に切り替えることができる
と共に、記録媒体に記録済みの練習音声の再生又は停止
を自在に制御し得る集団音声学習装置及び集団音声学習
装置の制御方法を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による学習装置の一実施例を示すブロツ
ク図である。
【図2】本発明によるデータフオーマツトを示す略線図
である。
【図3】音声記憶メモリの記録領域を示す略線図であ
る。
【図4】ドリル用記録領域を示す略線図である。
【図5】コンソール部の操作部の一部を示す平面図であ
る。
【図6】ドリルモニタ処理手順を示すフローチヤートで
ある。
【符号の説明】
10……学習装置、11……主制御部、12……音声記
憶部、13……外部記憶装置制御部、14……子機イン
タフエイス、15……子機、16……コンソール部、4
7……音声記憶メモリ、81A〜81E……コメント記
録キー、85A〜85E……コメント再生キー、BUS
1……制御データ転送用バス、BUS2……音声データ
転送用バス。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の記録媒体に対して音声教材を記録又
    は上記記録媒体から上記音声教材を再生する教師用機器
    と、上記記録媒体から上記音声教材を再生すると共に生
    徒の練習音声を上記記録媒体に記録する複数の生徒用機
    器とが通信路を介して相互に接続された集団音声学習装
    置において、 上記教師用機器は、上記複数の生徒用機器のうち任意の
    生徒用機器からの上記練習音声をリアルタイムに聞くた
    めのリアルタイムモニタ用指令手段と、所定の操作パネ
    ル上に複数の生徒と1対1に対応して設けられた選択ボ
    タンの操作に応じて上記記録媒体に記録された全生徒の
    練習音声のうち、任意の生徒の練習音声を再生するため
    のドリルモニタ用指令手段とを有し、 上記リアルタイムモニタ用指令手段からのリアルタイム
    モニタ用指令に応じて上記任意の生徒用機器からの上記
    練習音声を上記教師用機器へリアルタイムに出力してい
    るリアルタイムモニタ中に、上記選択ボタンの操作に応
    じて上記ドリルモニタ用指令手段からの再生指令があつ
    たときは、当該再生指令に対応した上記任意の生徒の練
    習音声を上記記録媒体から再生して上記教師用機器へ出
    力するドリルモニタに切り替え、当該ドリルモニタ中に
    上記選択ボタンの操作に応じた再度の上記再生指令があ
    つたときは当該ドリルモニタを中止する主制御部を具え
    ることを特徴とする集団音声学習装置。
  2. 【請求項2】所定の記録媒体に対して音声教材を記録又
    は上記記録媒体から上記音声教材を再生する教師用機器
    と、上記記録媒体から上記音声教材を再生すると共に生
    徒の練習音声を上記記録媒体に記録する複数の生徒用機
    器とが通信路を介して相互に接続された集団音声学習装
    置の制御方法において、 上記複数の生徒用機器の中から選択された任意の生徒用
    機器による練習音声を上記教師用機器からのリアルタイ
    ムモニタ用指令に応じて上記教師用機器へリアルタイム
    に出力するリアルタイムモニタステツプと、 所定の操作パネル上に複数の生徒と1対1に対応して設
    けられた選択ボタンの操作に応じた上記教師用機器から
    の再生指令に応じて上記任意の生徒用機器が当該再生指
    令に対応した任意の生徒の練習音声を再生して上記教師
    用機器へ出力するドリルモニタステツプと、 上記リアルタイムモニタ中に、上記選択ボタンの操作に
    応じて上記教師用機器からの再生指令があつたときは、
    上記任意の生徒用機器が当該再生指令に対応した上記任
    意の生徒の練習音声を上記記録媒体から再生して上記教
    師用機器へ出力するドリルモニタに切り替え、当該ドリ
    ルモニタ中に上記選択ボタンの操作に応じた再度の上記
    再生指令があつたときは当該ドリルモニタを中止する制
    御ステツプとを具えることを特徴とする集団音声学習装
    置の制御方法。
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