JP3397353B2 - 学習装置 - Google Patents

学習装置

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JP3397353B2
JP3397353B2 JP36134392A JP36134392A JP3397353B2 JP 3397353 B2 JP3397353 B2 JP 3397353B2 JP 36134392 A JP36134392 A JP 36134392A JP 36134392 A JP36134392 A JP 36134392A JP 3397353 B2 JP3397353 B2 JP 3397353B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術(図9) 発明が解決しようとする課題(図9) 課題を解決するための手段(図7) 作用(図7) 実施例 (1)全体構成(図1) (2)音声データフオーマツト(図2) (3)練習状態の確認(図3〜図7) (4)他の実施例(図8) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は学習装置に関し、特に音
声教材を用いる学習装置に適用して好適なものである。
【0003】
【従来の技術】従来、LL(ランゲージラボラトリ)シ
ステムを用いた学習装置においては、教材として音声教
材が用いられ、音声教材の記録再生をする手段としてメ
モリを用いるものがある(特開昭59-129889 号公報) 。
【0004】この種の学習装置においては、メモリに記
憶する際に音声教材を所定の音声単位ごとに分割し、記
録順序データを付してそれぞれ順次メモリの所定記憶領
域に記録するようになされている。従つて当該音声教材
は予め決められた再生順序にしたがって再生されるよう
になされている。
【0005】また生徒は当該音声教材を一旦再生して聴
いた後、当該音声教材に沿つて発音練習を行なつて当該
練習音声を記録し、これを再生することにより練習結果
を確認するようになされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところでこの種の学習
装置においては、教師側の表示部に各生徒ごとの子機の
練習状態を、ヒストグラムによつて表すことにより、現
在各生徒が練習しているセンテンスを当該ヒストグラム
によつて確認し得るようになされている。
【0007】すなわち図9は教師側の表示部において表
示されるヒストグラムを示し、各センテンス(文番号)
を練習している生徒数が棒グラフ状に表示される。従つ
て図9において例えば現在第3のセンテンスを練習して
いる生徒数が8名であることを確認することができる。
【0008】ところがこのようなヒストグラムを用いて
生徒の練習状態を確認しようとすると、その瞬間の練習
状態を確認することはできるが、各生徒が練習している
センテンスの順序及び練習ペースを確認することが困難
であり、生徒の練習状態を確認するという点で未だ不十
分であつた。
【0009】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、生徒の練習状態を一段と詳細に確認することができ
る学習装置を提案しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、所定のメモリ47に対して音声教
材を記録する主制御部11、16と、メモリ47から音
声教材を単位センテンスごとに所定のデータフオーマツ
トによつて順序づけられた再生順序で順次再生し、生徒
によつて音声教材における任意の単位センテンスが指定
されたときには当該任意の単位センテンスを再生する複
数の子機15とを有し、複数の生徒がそれぞれ対応する
子機15を介して音声教材を単位センテンスごとに学習
する学習装置10において、生徒による音声教材の学習
中、複数の子機15のそれぞれにおいて再生されている
単位センテンスの文番号を所定の時間間隔で子機15ご
とに順次記憶する記憶手段41と、かかる再生順序に従
つて単位センテンスの文番号が順次対応付けられた縦軸
と学習中の時間経過を表す横軸とからなる表示領域に対
して、記憶手段41の記憶結果に基づき、子機15にお
ける単位センテンスの再生が進行した場合には横軸に対
して上昇して延長し、子機における単位センテンスの再
生が停滞又は後退した場合には横軸に対して平行又は下
降して延長する学習履歴曲線L1を子機15ごとに表示
する表示手段21とを設けるようにする。
【0011】また本発明においては、学習装置10は、
生徒の単位センテンスの学習順序を可視表示するように
する。
【0012】また本発明においては、学習装置10は、
生徒の単位センテンスの学習ペースを可視表示するよう
にする。
【0013】また本発明においては、学習装置10は、
生徒が現在学習中の単位センテンスの文番号を所定の表
示形態で表示するようにする。
【0014】また本発明においては、生徒が現在学習中
の単位センテンスの文番号をすべての生徒について所定
の表示形態で表示するようにする。
【0015】
【作用】生徒の学習履歴を時間の経過に沿つて可視表示
することにより、生徒の単位センテンスの学習順序及び
学習ペースを容易に確認することができる。
【0016】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0017】(1)全体構成 図1において10は全体として学習装置を示し、教師が
操作するコンソール部16及び当該コンソール部16か
らの指令に基づいて当該学習装置10全体を制御する主
制御部11、音声を記憶するための音声記憶部12、外
部記憶装置52(光磁気デイスク装置)を制御するため
の外部記憶装置制御部13、生徒側に設けられ当該生徒
が操作する子機15及び当該子機15を制御するための
子機インタフエイス14によつて構成され、主制御部1
1、音声記憶部12、外部記憶装置制御部13及び子機
インタフエイス14はそれぞれ制御データ転送用バスB
US1及び音声データ転送用バスBUS2に接続されて
いる。
【0018】コンソール部16においては、教師が操作
する入力装置22から制御データが制御部23及び制御
回路24を介して主制御部11の直列入出力インタフエ
イス33に送出される。主制御部11は制御回路24か
らの制御データを直列入力インタフエイス33を介して
制御回路41に送出する。
【0019】制御回路41は共有RAM(random acces
s memory) 42を介して制御データ転送用バスBUS1
との間で制御データを送受するようになされている。ま
た制御データ転送用バスBUS1の制御データは共有R
AM42、制御回路41、直列入出力インタフエイス3
3、制御回路24、制御部23を介してコンソール部1
6の表示部21に入力される。
【0020】またコンソール部16にはヘツドフオンセ
ツト25が設けられており、教師の音声は当該ヘツドフ
オンセツト25のマイクロフオンから増幅回路26を介
して主制御部11のアナログデイジタル変換回路(A/
D)36に送出され、デイジタル化された音声データと
して音声データ転送用バスBUS2に送出される。
【0021】また音声データ転送用バスBUS2の音声
データは、主制御部11のデイジタルアナログ変換回路
(D/A)37を介してアナログ音声信号に変換され、
コンソール部16の増幅回路27を介してヘツドフオン
セツト25のスピーカ部に送出される。
【0022】従つて主制御部11はコンソール部16か
らの制御データに基づいて、音声記憶部12への音声デ
ータの記憶及び当該音声記憶部12からの音声データの
再生を指示し得るようになされている。
【0023】また主制御部11は外部に設けられた再生
装置32の再生信号を増幅回路34を介してアナログデ
イジタル変換回路38に入力し、これをデイジタル音声
データに変換した後、音声転送用バスBUS2に送出す
ると共に、音声転送用バスBUS2の音声データをデイ
ジタルアナログ変換回路39を介してアナログ音声信号
に変換し、増幅回路35を介して外部拡声装置31に送
出する。
【0024】また音声記憶部12は、音声データ転送用
バスBUS2の音声データをタイムスイツチ(TSW)
48を介して音声記憶メモリ(RAM)47に入力する
と共に、制御データ転送用バスBUS1の制御データを
共有RAM49を介してタイムスイツチ48及び制御回
路45に入力する。
【0025】タイムスイツチ48は共有RAM49を介
して入力される制御データに基づいて、音声データ転送
用バスBUS2及び音声記憶メモリ47間で音声データ
の送受を行うようになされている。また制御回路45は
共有RAM49を介して入力される制御データに基づい
て音声記憶メモリ47に対する音声データの格納及び読
出しを制御するようになされており、アドレス計算部4
6において音声記憶メモリ47の記憶領域を算出するよ
うになされている。
【0026】また外部記憶装置制御部13は、音声デー
タ転送用バスBUS2の音声データを音声記憶メモリ
(RAM)56及び外部記憶装置駆動部54に入力する
と共に、制御データ転送用バスBUS1の制御データを
共有RAM51を介してアドレス計算部55、制御回路
53及び外部記憶装置駆動部54に入力する。
【0027】制御回路45は共有RAM51を介して入
力される制御データに基づいて音声記憶メモリ56に対
する音声データの格納及び読出しを制御するようになさ
れており、アドレス計算部55において音声記憶メモリ
56の記憶領域を算出するようになされている。また外
部記憶装置駆動部54は制御データに基づいて外部記憶
装置52及び音声データ転送用バスBUS2間で音声デ
ータを送受するようになされいる。
【0028】また子機15は、生徒が操作する入力装置
62から制御データが制御部63及び制御回路64を介
して子機インタフエイス14の直列入出力インタフエイ
ス68に送出される。子機インタフエイス14は制御回
路64からの制御データを直列入力インタフエイス68
を介して制御回路72に送出する。
【0029】制御回路72は共有RAM73を介して制
御データ転送用バスBUS1との間で制御データを送受
するようになされている。また制御データ転送用バスB
US1の制御データは共有RAM73、制御回路72、
直列入出力インタフエイス68、制御回路64、制御部
63を介して子機15の表示部61に入力される。
【0030】また子機15にはヘツドフオンセツト65
が設けられており、生徒の音声は当該ヘツドフオンセツ
ト65のマイクロフオンから増幅回路67を介して子機
インタフエイス14のアナログデイジタル変換回路(A
/D)71に送出され、デイジタル化された音声データ
として音声データ転送用バスBUS2に送出される。
【0031】また音声データ転送用バスBUS2の音声
データは、子機インタフエイス14のデイジタルアナロ
グ変換回路(D/A)69を介してアナログ音声信号に
変換され、子機15の増幅回路66を介してヘツドフオ
ンセツト65のスピーカ部に送出される。
【0032】従つて子機インタフエイス14は子機15
又はコンソール部16からの制御データに基づいて、音
声記憶部12への音声データの記憶及び当該音声記憶部
12からの音声データの再生を指示し得るようになされ
ている。
【0033】(2)音声データフオーマツト 図2は学習装置10の音声記憶メモリ47、56及び外
部記憶装置52への音声データの記憶フオーマツトを示
し、センテンス単位でなる音声データ間の相互の関係を
示すリストデータDATA1、DATA2、……(図2
(A))及び、当該リストデータのセルナンバと音声デ
ータの対応付けを行うセルデータAD(図2(B))及
び、音声データSD(図2(C))及び、無音圧縮情報
を記述した無音圧縮データND(図2(D))によつて
構成され、音声データSDは音声記憶メモリ47、56
に記憶されると共にリストデータDATA1、DATA
2、……、セルデータAD、無音圧縮データNDはそれ
ぞれ主制御部11の制御回路41に記憶される。
【0034】すなわちリストデータDATA1は当該リ
ストデータDATA1を表すリストナンバLN1と、当
該リストデータDATA1についてそれぞれ固有のフア
イル名FN1と、当該リストデータDATA1によつて
指定される音声データ領域のアドレスを指定するセルナ
ンバSN1と、当該リストデータDATA1に対応した
5つのコメント音声データのリストナンバをそれぞれ指
定する第1リストナンバLN11、第2リストナンバL
N12、第3リストナンバLN13、第4リストナンバ
LN14、第5リストナンバLN15と、音声データの
記憶順として当該リストデータDATA1の前に記憶さ
れている音声データを指定するリストナンバを表す第6
リストナンバLN16と、当該リストデータDATA1
の次に記憶されている音声データを指定するリストナン
バを表す第7リストナンバLN17とによつて構成され
る。
【0035】従つて当該リストデータDATA1のセル
ナンバSN1によつてセルデータADのスタートアドレ
スデータAD1を指定し、さらに当該スタートアドレス
データAD1によつて音声記憶メモリ47及び56のア
ドレスを指定するようになされている。
【0036】また音声データとして無音データがある場
合、当該無音データは音声記憶メモリ47及び56のア
ドレスNDA1及び無音時間NDN1を表す無音圧縮デ
ータNDとして記憶され、これにより音声記憶メモリ4
7及び56の指定されたアドレスを所定の無音時間分だ
け指定するようになされている。
【0037】ここで一連の連続した音声データは、単位
センテンスごとに音声記憶メモリ47及び56に記憶さ
れるようになされているがこの記憶アドレスは単位セン
テンスごとにランダムに指定することができる。
【0038】また当該音声データの記憶アドレスを指定
するリストデータについても同様にして音声データの順
番にしたがって順次記憶されることなく、ランダムに記
憶されるようになされている。従つて当該リストデータ
の順番は各リストデータDATA1、DATA2、……
の第7リストナンバLN17、LN27、……によつて
指定されている。
【0039】従つて例えば第1のリストデータDATA
1のセルナンバSN1が指定する音声データを再生した
場合、その再生が終了すると当該リストデータDATA
1の第7リストナンバLN17で示されるリストデータ
を読み出し、続いて当該リストデータのセルナンバが指
定する音声データを再生する。これを順次繰り返して一
連の音声教材が再生される。
【0040】またコメントの再生は、現在再生中のセン
テンスの第1のコメントが指定されると、当該コメント
を指定する第1リストナンバで示されるリストデータを
読み出し、当該リストデータのセルナンバが指定する音
声データを再生する。
【0041】ここで図3は音声記憶メモリ(ボイスメモ
リ)47における音声データSDの記録領域を示し、音
声教材及び教師のコメントを記録する第1の記録領域及
び、各生徒に割り当てられ、当該生徒の練習音声を記録
する練習音声記録領域(ドリル部)STU1、STU
2、……、STUnが形成されている。
【0042】また各生徒に割り当てられた練習音声記録
領域STUxにおいては、それぞれ図4に示すように例
えば記録領域の先頭位置から順次練習音声(SEN1、
SEN2、SEN3)を単位センテンスごとに記録する
ようになされている。ここで第3のセンテンスの練習音
声SEN3を記録中に、当該記録領域が不足すると再び
当該記録領域の先頭位置に戻つて記録を開始するように
なされている。
【0043】従つて当該練習音声記録領域STUxに
は、練習音声が循環式に連続して記録される。このよう
にすれば、新しく記録された練習音声SEN2を消去せ
ずにそれ以前に記録された練習音声SEN1から順次上
書きされることにより、新しく記録された練習音声をす
ぐに消去しないようにしながら、限られた記録領域を有
効に使用することができる。
【0044】(3)練習状態の確認 学習装置10においては各生徒の練習状態を確認し得る
ようになされている。すなわち主制御部11の制御回路
41においては、各生徒に対応した複数の子機15の練
習状態を記憶し得るようになされている。
【0045】ここで図3は、制御回路41における生徒
の練習状態の履歴の格納状態を示し、複数の格納位置0
〜Mに対して、各生徒(1〜N)の練習しているセンテ
ンス(文番号)を5秒ごとに格納するようになされてい
る。この格納処理は図4に示す履歴データの格納処理手
順SP1によつて実行される。
【0046】すなわち主制御部11の制御回路41は、
5秒間隔で履歴データの格納処理手順SP1を実行し、
ステツプSP2において生徒番号Sを0とした後、続く
ステツプSP3において生徒番号SをS+1にインクリ
メントした後、さらにステツプSP4において生徒番号
S及び履歴データを格納する位置Pによつて決定される
格納位置に当該生徒Sの現在の文番号を格納する。
【0047】さらに制御回路41はステツプSP5に移
つてSが最大値(N)であるか否かを判断し、ここで肯
定結果が得られるまで上述のステツプSP3、ステツプ
SP4の処理を繰り返す。
【0048】これに対してステツプSP5において肯定
結果が得られると、このことは現在の格納位置Pについ
てすべての生徒1〜Nの練習中の文番号を格納したこと
を表しており、このとき制御回路41は続くステツプS
P6に移つて格納位置PをP+1にインクリメントす
る。さらに制御回路41はステツプSP7においてこの
ときの格納位置Pが最大値(M)を越えたか否かを判断
する。
【0049】ここで否定結果が得られると、制御回路4
1はステツプSP9に移つて当該処理手順を終了し、5
秒後に再びステツプSP1から当該処理手順を実行す
る。これに対してステツプSP7において肯定結果が得
られると、このことはすべての格納位置Pに文番号(履
歴データ)が格納されたことを表しており、このとき制
御回路41はステツプSP8に移つてPを「0」として
当該処理手順を終了する。従つて続く5秒後において再
び当該処理手順を開始した際、制御回路41は格納位置
0から文番号(履歴データ)を上書きすることになる。
【0050】かくして格納位置0(図3)において各生
徒1〜Nの練習中の文番号をそれぞれ各生徒1〜Nの順
に格納し、さらに5秒後に格納位置1において各生徒1
〜Nの練習中の文番号をそれぞれ各生徒1〜Nの順に格
納する。この格納処理を格納位置0〜Mの順に繰り返す
ことにより各生徒の練習状態の履歴を格納することがで
きる。またすべての格納位置に文番号が格納されると、
制御回路41は再び格納位置0から各生徒の練習中の文
番号を上書きする。
【0051】ここで例えば図3において生徒1は始めに
文番号1の練習センテンスを15秒間聞き、現在まで文番
号2の練習センテンスを聞いていることになる。また生
徒4は25秒間文番号1の練習センテンスを聞いているこ
とになる。また生徒5はコンスタントに5秒間ずつ文番
号1〜5の練習センテンスを聞いていることになる。
【0052】ここで図5は制御回路41に格納された履
歴データをコンソール部16(図1)の表示部21にお
いて表示する履歴データ出力処理手順SP11を示し、
また図6は当該履歴データを表示部21に表示させるた
めに操作するメインコンソール16の入力部22を示
す。
【0053】すなわち入力部22の表示キー81を操作
すると、当該メインコンソール16の制御回路24は主
制御部11の制御回路41から履歴データを読出し、表
示部22に図9において上述したヒストグラムを表示す
る。この状態において、教師が入力部22の操作キー8
4によつて生徒を指定すると、指定された生徒は図9の
ヒストグラムにおいてX1で示すような表示形態に変化
すると共に、当該生徒のデータが表示領域85に表示さ
れる。この状態において教師が入力部22の履歴表示キ
ー83を操作することにより、当該表示部21の表示画
面は図7に示すような履歴表示画面に変化する。
【0054】ここで主制御部11の制御回路41は図5
に示す履歴データ出力処理手順SP11のステツプSP
12において履歴表示を指定されたか否かを判断するよ
うになされており、ここで肯定結果が得られるとこのこ
とは教師が入力部22の履歴表示キー83を操作したこ
とを表しており、このとき制御回路41は続くステツプ
SP13に移つて入力部22の操作キー84によつて指
定された生徒の履歴データを取り出した後、ステツプS
P14において取り出したデータを基に図7に示す履歴
表示画面を表示部21において表示する。
【0055】さらに制御回路41は続くステツプSP1
5においてこのとき取り出した履歴データを外部記憶装
置52に保存するか否かを教師の入力指定に基づいて判
断する。ここで肯定結果が得られると、制御回路41は
続くステツプSP16に移つて当該履歴データを外部記
憶装置52に記憶し、ステツプSP17において当該処
理手順を終了する。
【0056】これに対してステツプSP15において否
定結果が得られると、制御回路41はステツプSP17
において当該処理手順を終了する。また制御回路41は
上述のステツプSP12において否定結果が得られる
と、このことは教師が履歴表示を指定していないことを
表しており、このとき制御回路41はステツプSP15
に移つて上述の場合と同様の処理を実行する。
【0057】以上の構成において、教師がコンソール1
6の入力部22において履歴データの表示を指定する
と、表示部21には図7に示す履歴表示画面が表示され
る。この履歴表示画面において、履歴曲線L1は当該履
歴データによつて表される生徒が現在までに練習したセ
ンテンスの文番号及び練習(学習)ペースを時間の経過
に沿つて表すようになされている。
【0058】すなわち履歴曲線L1の傾斜θは当該生徒
の練習ペースを表し、傾斜θが小さいほど練習ペースが
遅く、例えば曲線領域AR1においては同一のセンテン
スを繰り返し重点的に練習していることを表しており、
曲線領域AR2は文番号が連続した2つのセンテンスを
繰り返し重点的に練習していることを表しており、曲線
領域AR3及びAR4は文番号が大きく離れているセン
テンスを練習したことを表している。またこれら曲線領
域AR1、曲線領域AR2、曲線領域AR3及び曲線領
域AR4以外の部分においては、比較的スムーズに練習
していることを表している。従つて教師は表示部21の
履歴表示画面によつて、当該履歴表示画面に表示される
生徒(85)の練習履歴を容易に確認することができ
る。
【0059】以上の構成によれば、生徒の練習状態を時
間の経過に沿つて視覚的に表示するようにしたことによ
り、当該生徒の練習(学習)状態を一段と容易に確認す
ることができる。
【0060】(4)他の実施例 なお上述の実施例においては、図7に示すような履歴表
示画面を表示部21に表示させるようにした場合につい
て述べたが、本発明はこれに限らず、例えば図9に示す
ように、複数の生徒がそれぞれ現在練習しているセンテ
ンスの文番号を棒グラフ状に表示するようにしても良
い。このようにすれば、すべての生徒の現在の練習状態
を容易に確認することができる。
【0061】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、複数の生
徒のそれぞれが音声教材中のどのセンテンスを重点的又
はスムーズに練習したのかを容易に把握することができ
る。これにより、生徒の学習状態を一段と詳細に確認し
得る学習装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による学習装置の一実施例を示すブロツ
ク図である。
【図2】本発明による学習装置のデータフオーマツトを
示す図表である。
【図3】履歴データの格納形態を示す図表である。
【図4】履歴データの格納処理手順を示すフローチヤー
トである。
【図5】履歴データの出力処理手順を示すフローチヤー
トである。
【図6】メインコンソールの入力部の構成を示す略線図
である。
【図7】履歴データ表示画面を示す略線図である。
【図8】他の実施例による表示画面を示す略線図であ
る。
【図9】生徒の学習履歴を示すヒストグラムである。
【符号の説明】
10……学習装置、11……主制御部、12……音声記
憶部、13……外部記憶装置制御部、14……子機イン
タフエイス、15……子機、16……コンソール部、2
1……表示部、22……入力部、47……音声記憶メモ
リ、81A〜81E……コメント記録キー、85A〜8
5E……コメント再生キー、BUS1……制御データ転
送用バス、BUS2……音声データ転送用バス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−219276(JP,A) 実開 昭57−28467(JP,U) 廣澤晃一,「個別指導CAL−学習状 況の遠隔管理とファジー論理の応用 −」,FUJITSU Vol.42 N o.5,日本,富士通株式会社,1991年 9月10日,第42巻第5号,第501〜506 頁 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09B 5/00 - 7/12 G09B 19/04 - 19/06

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定のメモリに対して音声教材を記録する
    主制御部と、上記メモリから上記音声教材を単位センテ
    ンスごとに所定のデータフオーマツトによつて順序づけ
    られた再生順序で順次再生し、生徒によつて上記音声教
    材における任意の単位センテンスが指定されたときには
    当該任意の単位センテンスを再生する複数の子機とを有
    し、複数の生徒がそれぞれ対応する上記子機を介して上
    記音声教材を上記単位センテンスごとに学習する学習装
    置において、 上記生徒による上記音声教材の学習中、上記複数の子機
    のそれぞれにおいて再生されている上記単位センテンス
    の文番号を所定の時間間隔で上記子機ごとに順次記憶す
    る記憶手段と、 上記再生順序に従つて上記単位センテンスの上記文番号
    が順次対応付けられた縦軸と上記学習中の時間経過を表
    す横軸とからなる表示領域に対して、上記記憶手段の記
    憶結果に基づき、上記子機における上記単位センテンス
    の再生が進行した場合には上記横軸に対して上昇して延
    長し、上記子機における上記単位センテンスの再生が停
    滞又は後退した場合には上記横軸に対して平行又は下降
    して延長する学習履歴曲線を上記子機ごとに表示する表
    示手段とを具えることを特徴とする学習装置。
  2. 【請求項2】上記学習装置は、 上記生徒の上記単位センテンスの学習順序を可視表示す
    るようにしたことを特徴とする請求項1に記載の学習装
    置。
  3. 【請求項3】上記学習装置は、 上記生徒の上記単位センテンスの学習ペースを可視表示
    するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の学習
    装置。
  4. 【請求項4】上記学習装置は、 上記生徒が現在学習中の上記単位センテンスの文番号を
    所定の表示形態で表示するようにしたことを特徴とする
    請求項1に記載の学習装置。
  5. 【請求項5】上記生徒が現在学習中の上記単位センテン
    スの文番号を上記すべての生徒について所定の表示形態
    で表示するようにしたことを特徴とする請求項4に記載
    の学習装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
廣澤晃一,「個別指導CAL−学習状況の遠隔管理とファジー論理の応用−」,FUJITSU Vol.42 No.5,日本,富士通株式会社,1991年 9月10日,第42巻第5号,第501〜506頁

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