JP3383589B2 - 光ファイバ心線余長収納ケース - Google Patents

光ファイバ心線余長収納ケース

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JP3383589B2 JP22560798A JP22560798A JP3383589B2 JP 3383589 B2 JP3383589 B2 JP 3383589B2 JP 22560798 A JP22560798 A JP 22560798A JP 22560798 A JP22560798 A JP 22560798A JP 3383589 B2 JP3383589 B2 JP 3383589B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、剛性の大きい光フ
ァイバ心線と剛性の小さい光ファイバ心線が導入される
光ファイバ余長収納ケースに関するものである。 【0002】 【従来の技術】図4に従来の光ファイバ心線余長収納ケ
ースの概略構成を示す。図において、1は平らな底板、
2は外周壁、3は内周壁である。光ファイバ心線の余長
は外周壁2と内周壁3の間に巻き込まれる。4は外周壁
2の上部から内向きに張り出させた光ファイバ心線の飛
び出し防止片、5は内周壁3の上端から外向きに張り出
させた光ファイバ心線の飛び出し防止片、6は一方の光
ファイバ心線7の導入部、8は他方の光ファイバ心線9
の導入部である。 【0003】この例では、一方の光ファイバ心線7は例
えば加入者用屋外線のような光ケーブル7Aからシース
と抗張力線を除去して露出させた外径0.25mmφ程度の剛
性の小さい光ファイバ心線である。これに対し他方の光
ファイバ心線9は光コードのような太くて剛性の大きい
光ファイバ心線である。なお余長収納ケース内には光フ
ァイバ心線7と9の接続部を収納する部分があるが、こ
こでは図示を省略してある。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】上記のように、剛性の
大きい光ファイバ心線8と剛性の小さい光ファイバ心線
7が収納される光ファイバ余長収納ケースでは、剛性の
大きい光ファイバ心線8と剛性の小さい光ファイバ心線
7が交差する部分Xが生じる場合が多い。このような交
差部分Xでは、剛性の小さい光ファイバ心線7は、剛性
の大きい光ファイバ心線8によって圧迫されたり、曲げ
られたりして、ロス増を生じるという問題がある。 【0005】本発明の目的は、以上のような問題点に鑑
み、剛性の大きい光ファイバ心線と剛性の小さい光ファ
イバ心線の交差部分で、ロス増が発生することのない光
ファイバ心線余長収納ケースを提供することにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は、剛性の大きい光ファイバ心線と剛性の小さい
光ファイバ心線が収納される光ファイバ余長収納ケース
において、剛性の大きい光ファイバ心線と剛性の小さい
光ファイバ心線が交差する部分の近くに、剛性の大きい
光ファイバ心線を剛性の小さい光ファイバ心線より上に
浮き上がらせるように支持する支持部を設けたことを特
徴とするものである。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して詳細に説明する。 〔実施形態1〕図1は本発明の一実施形態を示す。図1
において、先に説明した図4の各部と同じ部分には同じ
符号を付してある。すなわち、1は底板、2は外周壁、
3は内周壁、4、5は飛び出し防止片、6は剛性の小さ
い光ファイバ心線7の導入部、7Aは光ファイバ心線7
を含む光ケーブル、8は剛性の大きい光ファイバ心線9
の導入部、Xは光ファイバ心線7と9の交差部分であ
る。 【0008】光ファイバ心線7の導入部6には光ケーブ
ル7Aを把持するプラスチック製クランプ11が組み込ま
れており、光ファイバ心線9の導入部8には光ファイバ
心線9を把持するスリット入りゴム製クランプ12が組み
込まれている。また外周壁2の長辺部の内側には底板1
から立ち上がる複数の突片13が形成され、これらの突片
13は、光ファイバ心線7と9の接続部14を収納する接続
部収納部を構成している。光ファイバ心線9は途中から
被覆が除去されて光ファイバ心線9と同じ太さになって
いる。突片13の上端には光ファイバ心線の飛び出し防止
片15が内向きに形成されている。なお16はこの余長収納
ケースをネジ等によって固定体に取り付けるための穴で
ある。 【0009】この余長収納ケースの特徴は、剛性の大き
い光ファイバ心線9と剛性の小さい光ファイバ心線7が
交差する部分Xの近くの外周壁2の、高さ方向の中間部
から光ファイバ心線の支持片17を内向きに張り出させた
ことである。飛び出し防止片4、5、16の底板1からの
高さはすべて同じであるが、支持片17の高さは図1
(c)のように底板1と飛び出し防止片4の中間に設定
されている。このような支持片17を設けて、その上に剛
性の大きい光ファイバ心線9を支持させれば、交差部分
Xで剛性の大きい光ファイバ心線9が剛性の小さい光フ
ァイバ心線7より上に浮き上がるので、剛性の小さい光
ファイバ心線7が圧迫されたり、曲げられたりすること
がなくなる。 【0010】〔実施形態2〕図2は本発明の他の実施形
態を示す。図2において、図1と同じ部分には同じ符号
を付してある。この余長収納ケースの特徴は、剛性の大
きい光ファイバ心線9と剛性の小さい光ファイバ心線7
が交差する部分Xの近くの底板1に、突条18を形成し
て、交差部分Xで剛性の大きい光ファイバ心線9を剛性
の小さい光ファイバ心線7より上に浮き上がらせるよう
にしたものである。このような構成でも実施形態1と同
様の効果を得ることができる。 【0011】〔実施形態3〕図3は本発明のさらに他の
実施形態を示す。図3において、図1と同じ部分には同
じ符号を付してある。この余長収納ケースの特徴は、剛
性の大きい光ファイバ心線9と剛性の小さい光ファイバ
心線7が交差する部分Xとその付近の底板1bの高さ
を、それ以外の部分の底板1aの高さより低くして、交
差部分Xで剛性の大きい光ファイバ心線9を剛性の小さ
い光ファイバ心線7より上に浮き上がらせるようにした
ものである。この場合は交差部分Xの近くの高さの高い
底板1aが、剛性の大きい光ファイバ心線9を剛性の小
さい光ファイバ心線7より上に浮き上がらせる支持部と
して作用する。このような構成でも実施形態1と同様の
効果を得ることができる。なおこの場合は、底板1aと
1bの間はゆるやかなスロープにしておくことが望まし
い。 【0012】 【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、剛
性の大きい光ファイバ心線と剛性の小さい光ファイバ心
線が交差する部分で、剛性の小さい光ファイバ心線が剛
性の大きい光ファイバ心線によって圧迫されたり曲げら
れたりすることがなくなるため、ロス増の発生を防止で
きる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明に係る余長収納ケースの一実施形態を
示す(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は(a)
のc−c線断面図。 【図2】 本発明に係る余長収納ケースの他の実施形態
を示す(a)は平面図、(b)は(a)のb−b線断面
図。 【図3】 本発明に係る余長収納ケースのさらに他の実
施形態を示す(a)は平面図、(b)は(a)のb−b
線断面図、(c)は(a)のc−c線断面図。 【図4】 従来の余長収納ケースを示す(a)は平面
図、(b)は(a)のb−b線断面図。 【符号の説明】 1:底板 2:外周壁 3:内周壁 4、5:飛び出し防止片 7:剛性の小さい光ファイバ心線 7A:光ケーブル 9:剛性の大きい光ファイバ心線(光コード) X:光ファイバ心線7と9の交差部分 14:光ファイバ心線7と9の接続部 17:支持片(支持部) 18:突条(支持部) 1a:高さの高い底板(支持部) 1b:高さの低い底板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺澤 正雄 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 高野 貞明 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平10−90525(JP,A) 特開 平10−115716(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 6/00 G02B 6/24 G02B 6/36 - 6/40

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】剛性の大きい光ファイバ心線と剛性の小さ
    い光ファイバ心線が収納される光ファイバ余長収納ケー
    スにおいて、剛性の大きい光ファイバ心線と剛性の小さ
    い光ファイバ心線が交差する部分の近くに、剛性の大き
    い光ファイバ心線を剛性の小さい光ファイバ心線より上
    に浮き上がらせるように支持する支持部を設けたことを
    特徴とする光ファイバ心線余長収納ケース。
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