JP3383253B2 - 合成セグメント用型枠装置及び合成セグメントの製造方法 - Google Patents
合成セグメント用型枠装置及び合成セグメントの製造方法Info
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- JP3383253B2 JP3383253B2 JP2000008087A JP2000008087A JP3383253B2 JP 3383253 B2 JP3383253 B2 JP 3383253B2 JP 2000008087 A JP2000008087 A JP 2000008087A JP 2000008087 A JP2000008087 A JP 2000008087A JP 3383253 B2 JP3383253 B2 JP 3383253B2
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- Manufacturing Of Tubular Articles Or Embedded Moulded Articles (AREA)
- Lining And Supports For Tunnels (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はトンネルの覆工に使
用する合成セグメントを作るための型枠装置と、合成セ
グメントの製造方法とに関する。
用する合成セグメントを作るための型枠装置と、合成セ
グメントの製造方法とに関する。
【0002】
【従来の技術】トンネル覆工用の合成セグメントは、分
解斜視状態の図5及び図11に示すように、鋼殻20
と、鋼殻20内に打設されたコンクリート22とからな
る。鋼殻20は、トンネルの軸線方向Aに位置する、正
面形状が円弧状に形成された2つの側面24,25と、
トンネルの周方向Bに位置する2つの端面26,27
と、トンネルの径方向Cに位置する外側面及び内側面の
一方、図示では外側面28との5面を鋼板で作られてお
り、1面に相当する開口部分からコンクリートを打設し
て製造される。鋼殻20内には必要な鉄筋やジベル、継
ぎ手金物などが収容されている。
解斜視状態の図5及び図11に示すように、鋼殻20
と、鋼殻20内に打設されたコンクリート22とからな
る。鋼殻20は、トンネルの軸線方向Aに位置する、正
面形状が円弧状に形成された2つの側面24,25と、
トンネルの周方向Bに位置する2つの端面26,27
と、トンネルの径方向Cに位置する外側面及び内側面の
一方、図示では外側面28との5面を鋼板で作られてお
り、1面に相当する開口部分からコンクリートを打設し
て製造される。鋼殻20内には必要な鉄筋やジベル、継
ぎ手金物などが収容されている。
【0003】一方、鋼殻20内にコンクリートを打設す
るとき使用する型枠装置30は、図11に示すように、
形鋼を連結して作られたベース31と、ベース31から
直立している4本の柱32と、2本の柱32にそれぞれ
溶接された2つの側部材33と、これら側部材33にボ
ルト止めされる2つの端部材34と、底部材35とを備
える。
るとき使用する型枠装置30は、図11に示すように、
形鋼を連結して作られたベース31と、ベース31から
直立している4本の柱32と、2本の柱32にそれぞれ
溶接された2つの側部材33と、これら側部材33にボ
ルト止めされる2つの端部材34と、底部材35とを備
える。
【0004】コンクリートの打設に先立って、2つの端
部材34を除いた状態の型枠装置30に鋼殻20を導い
て鋼殻20の外側面28を底部材35に載せ、鋼殻20
の2つの側面24,25を側部材33間に配置し、側面
24,25と側部材33をボルト止めする。さらに、2
つの端部材34をそれぞれ側部材33にボルト止めする
と共に、鋼殻20の2つの端面26,27と端部材34
をボルト止めする。
部材34を除いた状態の型枠装置30に鋼殻20を導い
て鋼殻20の外側面28を底部材35に載せ、鋼殻20
の2つの側面24,25を側部材33間に配置し、側面
24,25と側部材33をボルト止めする。さらに、2
つの端部材34をそれぞれ側部材33にボルト止めする
と共に、鋼殻20の2つの端面26,27と端部材34
をボルト止めする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】型枠装置の2つの側部
材33と2つの端部材34と底部材35とが、いわば箱
状となっているため、全体が大規模なものとなり、重
い。そのため作業性が悪く、コスト高の原因となってい
る。
材33と2つの端部材34と底部材35とが、いわば箱
状となっているため、全体が大規模なものとなり、重
い。そのため作業性が悪く、コスト高の原因となってい
る。
【0006】前記作業性とは直接関係はないが、鋼殻2
0を型枠装置30に固定した状態では、鋼殻20の開口
部分を拘束するものが存在しないため、コンクリートの
打設作業中又は打設後の硬化中、コンクリートの縁部が
変形し易く、製品の寸法精度を確保することが難しい。
0を型枠装置30に固定した状態では、鋼殻20の開口
部分を拘束するものが存在しないため、コンクリートの
打設作業中又は打設後の硬化中、コンクリートの縁部が
変形し易く、製品の寸法精度を確保することが難しい。
【0007】本発明は、作業性を高めることができ、製
品の寸法精度を確保できる型枠装置と合成セグメントの
製造方法を提供する。
品の寸法精度を確保できる型枠装置と合成セグメントの
製造方法を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】本発明
は、トンネルの軸線方向に位置する2つの側面と、トン
ネルの周方向に位置する2つの端面と、トンネルの径方
向に位置する外側面及び内側面の一方との5面を鋼板で
作った鋼殻内にコンクリートを打設して合成セグメント
を製造するとき使用する型枠装置である。この型枠装置
は、前記鋼殻が載る受け台を有するベースと、このベー
スから立ち上がっている複数の柱と、前記鋼殻の2つの
側面それぞれの縁部に分離可能に連結される第1の縁治
具と、前記鋼殻の2つの端面それぞれの縁部に分離可能
に連結される第2の縁治具と、前記第1の縁治具及び前
記第2の縁治具の一方と前記各柱とを分離可能にがたつ
きなく連結するアタッチメントとを備える。
は、トンネルの軸線方向に位置する2つの側面と、トン
ネルの周方向に位置する2つの端面と、トンネルの径方
向に位置する外側面及び内側面の一方との5面を鋼板で
作った鋼殻内にコンクリートを打設して合成セグメント
を製造するとき使用する型枠装置である。この型枠装置
は、前記鋼殻が載る受け台を有するベースと、このベー
スから立ち上がっている複数の柱と、前記鋼殻の2つの
側面それぞれの縁部に分離可能に連結される第1の縁治
具と、前記鋼殻の2つの端面それぞれの縁部に分離可能
に連結される第2の縁治具と、前記第1の縁治具及び前
記第2の縁治具の一方と前記各柱とを分離可能にがたつ
きなく連結するアタッチメントとを備える。
【0009】アタッチメントによって第1の縁治具及び
第2の縁治具の一方と柱とを連結すると、鋼殻は正確な
位置となり、コンクリートを打設する準備が完了する。
第2の縁治具の一方と柱とを連結すると、鋼殻は正確な
位置となり、コンクリートを打設する準備が完了する。
【0010】アタッチメントによって第1の縁治具及び
第2の縁治具の一方と柱とを連結するだけで鋼殻をベー
スに対して支持できることと、アタッチメントが縁治具
と柱とをがたつきなく連結することから、速やかにコン
クリートの打設準備が完了する。これによって、作業性
を高めることができる。
第2の縁治具の一方と柱とを連結するだけで鋼殻をベー
スに対して支持できることと、アタッチメントが縁治具
と柱とをがたつきなく連結することから、速やかにコン
クリートの打設準備が完了する。これによって、作業性
を高めることができる。
【0011】鋼殻を取り囲む箱状のものが存在しないた
め、型枠装置の全体を軽量化することができる。これに
よって、型枠装置の操作性が高まり、作業性を高めるこ
とができる。
め、型枠装置の全体を軽量化することができる。これに
よって、型枠装置の操作性が高まり、作業性を高めるこ
とができる。
【0012】鋼殻の2つの側面それぞれの縁部に連結さ
れる第1の縁治具によって打設されたコンクリートの側
面を、また鋼殻の2つの端面それぞれの縁部に連結され
る第2の縁治具によって打設されたコンクリートの端面
を拘束するため、製品合成セグメントの縁部が変形する
ことがなく、製品の寸法精度を確保できる。
れる第1の縁治具によって打設されたコンクリートの側
面を、また鋼殻の2つの端面それぞれの縁部に連結され
る第2の縁治具によって打設されたコンクリートの端面
を拘束するため、製品合成セグメントの縁部が変形する
ことがなく、製品の寸法精度を確保できる。
【0013】別の発明では、前記アタッチメントは、前
記第1の縁治具と前記各柱とを連結している。
記第1の縁治具と前記各柱とを連結している。
【0014】第1の縁治具は鋼殻の軸線方向の側面に連
結されるところ、鋼殻の側面の寸法は端面の寸法と比べ
て一般に大きい。そのため、鋼殻の側面で鋼殻を拘束す
る方が、端面で拘束するより効果的であり、鋼殻を堅固
に連結できる。
結されるところ、鋼殻の側面の寸法は端面の寸法と比べ
て一般に大きい。そのため、鋼殻の側面で鋼殻を拘束す
る方が、端面で拘束するより効果的であり、鋼殻を堅固
に連結できる。
【0015】さらに別の発明では、前記第1の縁治具及
び前記第2の縁治具は、前記鋼殻内に打設したコンクリ
ートの露出した内面又は外面を仕上げる基準となる面を
有する。
び前記第2の縁治具は、前記鋼殻内に打設したコンクリ
ートの露出した内面又は外面を仕上げる基準となる面を
有する。
【0016】縁治具の基準面を基準としてコンクリート
の露出面を仕上げるため、製品合成セグメントの仕上げ
が容易である。
の露出面を仕上げるため、製品合成セグメントの仕上げ
が容易である。
【0017】さらに別の発明では、前記第1の縁治具及
び前記第2の縁治具は、前記鋼殻内に打設したコンクリ
ートの周囲に面取りを形成する。
び前記第2の縁治具は、前記鋼殻内に打設したコンクリ
ートの周囲に面取りを形成する。
【0018】複数の合成セグメントを周方向に連結して
リング状覆工とし、このようなリング状覆工を軸線方向
へ連ねてトンネル全体の覆工とする場合、周方向及び軸
線方向で隣り合って位置する合成セグメントのコンクリ
ート部分が接触してこすり合うのを避けることができ
る。
リング状覆工とし、このようなリング状覆工を軸線方向
へ連ねてトンネル全体の覆工とする場合、周方向及び軸
線方向で隣り合って位置する合成セグメントのコンクリ
ート部分が接触してこすり合うのを避けることができ
る。
【0019】本発明はまた、トンネルの軸線方向に位置
する2つの側面と、トンネルの周方向に位置する2つの
端面と、トンネルの径方向に位置する外側面及び内側面
の一方との5面を鋼板で作った鋼殻内にコンクリートを
打設して合成セグメントを製造する方法である。まず、
前記合成セグメントに模したゲージセグメントであって
前記合成セグメントと比べて高い精度のゲージセグメン
トを予め作っておく。そして、前記鋼殻及び前記ゲージ
セグメントが載ることができる受け台と複数の柱とを有
するベースの前記受け台に前記ゲージセグメントを載せ
る。この状態で、前記鋼殻の2つの側面それぞれの縁部
に着脱可能な縁治具を、この縁治具及び前記各柱と着脱
可能なアタッチメントであって前記縁治具の位置調整が
可能に形成されたアタッチメントによって前記柱に連結
し、前記縁治具を前記ゲージセグメントに当て、前記縁
治具の前記柱に対する正確位置を定める。そして、前記
縁治具を前記柱から除き、前記ゲージセグメントを前記
ベースから除く。その後、前記縁治具を連結した前記鋼
殻を前記ベースの受け台に載せ、前記縁治具を前記アタ
ッチメントによって前記柱に連結して前記鋼殻を正確位
置に固定し、前記鋼殻にコンクリートを打設する。
する2つの側面と、トンネルの周方向に位置する2つの
端面と、トンネルの径方向に位置する外側面及び内側面
の一方との5面を鋼板で作った鋼殻内にコンクリートを
打設して合成セグメントを製造する方法である。まず、
前記合成セグメントに模したゲージセグメントであって
前記合成セグメントと比べて高い精度のゲージセグメン
トを予め作っておく。そして、前記鋼殻及び前記ゲージ
セグメントが載ることができる受け台と複数の柱とを有
するベースの前記受け台に前記ゲージセグメントを載せ
る。この状態で、前記鋼殻の2つの側面それぞれの縁部
に着脱可能な縁治具を、この縁治具及び前記各柱と着脱
可能なアタッチメントであって前記縁治具の位置調整が
可能に形成されたアタッチメントによって前記柱に連結
し、前記縁治具を前記ゲージセグメントに当て、前記縁
治具の前記柱に対する正確位置を定める。そして、前記
縁治具を前記柱から除き、前記ゲージセグメントを前記
ベースから除く。その後、前記縁治具を連結した前記鋼
殻を前記ベースの受け台に載せ、前記縁治具を前記アタ
ッチメントによって前記柱に連結して前記鋼殻を正確位
置に固定し、前記鋼殻にコンクリートを打設する。
【0020】縁治具の位置をアタッチメントによって調
整し、縁治具をゲージセグメントに当てて密接させる
と、縁治具がゲージセグメントに対して正確位置となる
結果、縁治具が柱に対して正確位置となる。従って、そ
の後、鋼殻に連結された縁治具をアタッチメントによっ
て柱に連結すると、鋼殻は正確位置となる。
整し、縁治具をゲージセグメントに当てて密接させる
と、縁治具がゲージセグメントに対して正確位置となる
結果、縁治具が柱に対して正確位置となる。従って、そ
の後、鋼殻に連結された縁治具をアタッチメントによっ
て柱に連結すると、鋼殻は正確位置となる。
【0021】ゲージセグメントによって縁治具の正確位
置を定めてアタッチメントを固定することができ、その
後は、鋼殻に連結された縁治具をアタッチメントによっ
て柱に連結することにより、鋼殻の正確位置決めができ
るため、合成セグメントを製造する際の作業性を大幅に
高めることができる。また、ゲージセグメントは合成セ
グメントより精度高く作られているため、製品合成セグ
メントの寸法精度を確保しやすい。
置を定めてアタッチメントを固定することができ、その
後は、鋼殻に連結された縁治具をアタッチメントによっ
て柱に連結することにより、鋼殻の正確位置決めができ
るため、合成セグメントを製造する際の作業性を大幅に
高めることができる。また、ゲージセグメントは合成セ
グメントより精度高く作られているため、製品合成セグ
メントの寸法精度を確保しやすい。
【0022】別の発明では、前記合成セグメントは正形
の合成セグメントであり、さらに別の発明では、前記合
成セグメントは異形の合成セグメントである。
の合成セグメントであり、さらに別の発明では、前記合
成セグメントは異形の合成セグメントである。
【0023】型枠装置によって作るべき合成セグメント
が正形の合成セグメント、つまり鋼殻の2つの端面にお
ける対応する部分の幅寸法が等しいものであっても、異
形の合成セグメント、つまり鋼殻の2つの端面における
対応する部分の幅寸法が異なるものであっても、アタッ
チメントによる縁治具の位置決めによって簡単に対処で
きる。このようにして作られた正形の合成セグメントは
直線部分のトンネル覆工に、また異形の合成セグメント
は曲線部分のトンネル覆工に使用できる。
が正形の合成セグメント、つまり鋼殻の2つの端面にお
ける対応する部分の幅寸法が等しいものであっても、異
形の合成セグメント、つまり鋼殻の2つの端面における
対応する部分の幅寸法が異なるものであっても、アタッ
チメントによる縁治具の位置決めによって簡単に対処で
きる。このようにして作られた正形の合成セグメントは
直線部分のトンネル覆工に、また異形の合成セグメント
は曲線部分のトンネル覆工に使用できる。
【0024】
【発明の実施の形態】型枠装置40は、図11に示した
鋼殻20と実質的に同じもの、すなわちトンネルの軸線
方向に位置する2つの側面24,25と、トンネルの周
方向に位置する2つの端面26,27と、トンネルの径
方向に位置する外側面及び内側面の一方、図示では外側
面28との5面を鋼板で作った鋼殻20内にコンクリー
ト22を打設して合成セグメント18(図5参照)を製
造するとき使用する。
鋼殻20と実質的に同じもの、すなわちトンネルの軸線
方向に位置する2つの側面24,25と、トンネルの周
方向に位置する2つの端面26,27と、トンネルの径
方向に位置する外側面及び内側面の一方、図示では外側
面28との5面を鋼板で作った鋼殻20内にコンクリー
ト22を打設して合成セグメント18(図5参照)を製
造するとき使用する。
【0025】型枠装置40には、分解斜視状態の図1を
参照すると、鋼殻20が載る受け台42,43,44を
有するベース46が設けられている。ベース46は、図
示の実施例では、平面形状が長方形状を呈するように形
鋼を溶接して作られた基盤45を有し、受け台42,4
3,44は基盤45の上側に溶接されている。中央の受
け台42は、他の2つの等しい高さの受け台43,44
より高さが低く、3つの受け台42,43,44の上端
は鋼殻20の外側面28と実質的に等しい円弧上に位置
する。
参照すると、鋼殻20が載る受け台42,43,44を
有するベース46が設けられている。ベース46は、図
示の実施例では、平面形状が長方形状を呈するように形
鋼を溶接して作られた基盤45を有し、受け台42,4
3,44は基盤45の上側に溶接されている。中央の受
け台42は、他の2つの等しい高さの受け台43,44
より高さが低く、3つの受け台42,43,44の上端
は鋼殻20の外側面28と実質的に等しい円弧上に位置
する。
【0026】複数の柱48,49がベース46の基盤4
5から立ち上がっている。図示の実施例では、4本の柱
48が基盤45の4つの隅部から直立し、柱48より低
い2本の柱49が隅部間の中間の基盤45から直立して
いる。実際には、合計4本の柱48と、合計4本の柱4
9とが対称的に設けられているが、図示の2本の柱49
とは反対側に位置する別の2本の柱は、図面の複雑化を
避けるため、省略してある。
5から立ち上がっている。図示の実施例では、4本の柱
48が基盤45の4つの隅部から直立し、柱48より低
い2本の柱49が隅部間の中間の基盤45から直立して
いる。実際には、合計4本の柱48と、合計4本の柱4
9とが対称的に設けられているが、図示の2本の柱49
とは反対側に位置する別の2本の柱は、図面の複雑化を
避けるため、省略してある。
【0027】第1の縁治具50が鋼殻20の2つの側面
24,25それぞれの縁部に分離可能に連結される。縁
治具50は、断面状態の図2に示した実施例では、側面
24に当たり、側面24と密接する側部52と、側部5
2と一体となった頂部53と、側面24の上端部を差し
込ませる溝部54とを有する。側部52は、径方向では
側面24より短いが、周方向では側面24と実質的に同
じ長さである。
24,25それぞれの縁部に分離可能に連結される。縁
治具50は、断面状態の図2に示した実施例では、側面
24に当たり、側面24と密接する側部52と、側部5
2と一体となった頂部53と、側面24の上端部を差し
込ませる溝部54とを有する。側部52は、径方向では
側面24より短いが、周方向では側面24と実質的に同
じ長さである。
【0028】図示の実施例では、縁治具50はさらに、
側部52を側面24に当て、側面24の上端部を溝部5
4に差し込んだ使用状態において、コンクリート22を
仕上げる基準となる面55と、コンクリート22に面取
り23を形成する傾斜面56とを有する。
側部52を側面24に当て、側面24の上端部を溝部5
4に差し込んだ使用状態において、コンクリート22を
仕上げる基準となる面55と、コンクリート22に面取
り23を形成する傾斜面56とを有する。
【0029】縁治具50を鋼殻20の側面24と分離可
能に連結するには、鋼殻20の側面24に開けた複数の
ボルト穴58(図11参照)に対応するボルト穴を縁治
具50の側部52に開けておき、これらボルト穴にボル
トを通して、ボルト穴58と整合している植え込みナッ
ト(図示せず)にねじ込むようにする。なお、鋼殻20
のボルト穴58及び整合するナットは、軸線方向で隣り
合って位置する合成セグメント相互を連結するため、合
成セグメントに本来設けられるものである。
能に連結するには、鋼殻20の側面24に開けた複数の
ボルト穴58(図11参照)に対応するボルト穴を縁治
具50の側部52に開けておき、これらボルト穴にボル
トを通して、ボルト穴58と整合している植え込みナッ
ト(図示せず)にねじ込むようにする。なお、鋼殻20
のボルト穴58及び整合するナットは、軸線方向で隣り
合って位置する合成セグメント相互を連結するため、合
成セグメントに本来設けられるものである。
【0030】図2に示したのは、鋼殻20の側面24に
連結する縁治具50である。これに対して、鋼殻20の
側面25に連結する縁治具は、縁治具50と同じ形状に
することもでき、対称形状にすることもできる。同じ形
状である場合には、後述するアタッチメントとの連結構
造をわずかに変更する必要がある。これに対して、対称
形状、すなわち鋼殻20の端面26,27の中央を通
り、トンネルの軸線に直交する仮想面に対して対称形状
にする場合、アタッチメントとの同じ連結構造を採用す
ることができる。
連結する縁治具50である。これに対して、鋼殻20の
側面25に連結する縁治具は、縁治具50と同じ形状に
することもでき、対称形状にすることもできる。同じ形
状である場合には、後述するアタッチメントとの連結構
造をわずかに変更する必要がある。これに対して、対称
形状、すなわち鋼殻20の端面26,27の中央を通
り、トンネルの軸線に直交する仮想面に対して対称形状
にする場合、アタッチメントとの同じ連結構造を採用す
ることができる。
【0031】第2の縁治具60は鋼殻20の2つの端面
26,27それぞれの縁部に分離可能に連結される。断
面状態の図3に示した実施例では、第2の縁治具60は
端面26に当たり、端面26と密接する端部62と、端
部62と一体となった、端面26の上端が突き当たる頂
部63とを有し、コンクリート22に面取り64を形成
する傾斜面65が頂部63に設けられている。さらに、
頂部の上面66がコンクリートを打設するときの基準面
となっている。縁治具60の端部62は、径方向では端
面26より短いが、軸線方向では端面26と実質的に同
じ長さである。
26,27それぞれの縁部に分離可能に連結される。断
面状態の図3に示した実施例では、第2の縁治具60は
端面26に当たり、端面26と密接する端部62と、端
部62と一体となった、端面26の上端が突き当たる頂
部63とを有し、コンクリート22に面取り64を形成
する傾斜面65が頂部63に設けられている。さらに、
頂部の上面66がコンクリートを打設するときの基準面
となっている。縁治具60の端部62は、径方向では端
面26より短いが、軸線方向では端面26と実質的に同
じ長さである。
【0032】縁治具60を鋼殻20の端面26と分離可
能に連結するには、鋼殻20の端面26に開けた複数の
ボルト穴68(図11参照)に対応するボルト穴を縁治
具60の端部62に開けておき、これらボルト穴にボル
トを通して、ボルト穴68と整合している植え込みナッ
ト(図示せず)にねじ込むようにする。なお、鋼殻20
のボルト穴68及び整合するナットは、周方向で隣り合
って位置する合成セグメント相互を連結するため、合成
セグメントに本来設けられるものである。
能に連結するには、鋼殻20の端面26に開けた複数の
ボルト穴68(図11参照)に対応するボルト穴を縁治
具60の端部62に開けておき、これらボルト穴にボル
トを通して、ボルト穴68と整合している植え込みナッ
ト(図示せず)にねじ込むようにする。なお、鋼殻20
のボルト穴68及び整合するナットは、周方向で隣り合
って位置する合成セグメント相互を連結するため、合成
セグメントに本来設けられるものである。
【0033】図3に示したのは、鋼殻20の端面26に
連結する縁治具60である。これに対して、鋼殻20の
端面27に連結する縁治具60は、同じ形状又は対称形
状、すなわち鋼殻20の2つの側面24,25の中央を
通り、トンネルの軸線を含む仮想面に対して対称の形状
とすることができる。
連結する縁治具60である。これに対して、鋼殻20の
端面27に連結する縁治具60は、同じ形状又は対称形
状、すなわち鋼殻20の2つの側面24,25の中央を
通り、トンネルの軸線を含む仮想面に対して対称の形状
とすることができる。
【0034】第1の縁治具50及び第2の縁治具60の
一方と各柱48,49とを分離可能にがたつきなく連結
するアタッチメント70が設けられている。図2に示し
た実施例では、アタッチメント70は各縁治具50と各
柱48,49とを連結するように形成されている。
一方と各柱48,49とを分離可能にがたつきなく連結
するアタッチメント70が設けられている。図2に示し
た実施例では、アタッチメント70は各縁治具50と各
柱48,49とを連結するように形成されている。
【0035】図2に示したアタッチメント70は、縁治
具50の側部52と頂部53とに溶接されたテーパ穴7
2が開けられた平板と、テーパ穴72に打ち込まれるテ
ーパピンとからなる。テーパ穴72はテーパリーマ加工
によって精度高く開けられている。一方、各柱48,4
9の対応する部位には、テーパリーマ加工によって精度
高く開けられたテーパ穴が開けられている。アタッチメ
ント70の平板と各柱48,49とを接触した状態に保
ち、アタッチメント70のテーパ穴72と各柱48,4
9のテーパ穴とにテーパピンを打ち込むことによって、
縁治具50は柱48,49に連結され、縁治具50は所
定の位置となる。ボルト穴の場合、このボルト穴に差し
込むボルトとボルト穴の穴面との間にすきまができる
が、テーパ穴とテーパピンとの連結ではすきまが全く存
在しないため、がたつきを防ぐことができる。テーパピ
ンをテーパ穴から引き抜くことによって、縁治具50は
各柱48,49から分離される。
具50の側部52と頂部53とに溶接されたテーパ穴7
2が開けられた平板と、テーパ穴72に打ち込まれるテ
ーパピンとからなる。テーパ穴72はテーパリーマ加工
によって精度高く開けられている。一方、各柱48,4
9の対応する部位には、テーパリーマ加工によって精度
高く開けられたテーパ穴が開けられている。アタッチメ
ント70の平板と各柱48,49とを接触した状態に保
ち、アタッチメント70のテーパ穴72と各柱48,4
9のテーパ穴とにテーパピンを打ち込むことによって、
縁治具50は柱48,49に連結され、縁治具50は所
定の位置となる。ボルト穴の場合、このボルト穴に差し
込むボルトとボルト穴の穴面との間にすきまができる
が、テーパ穴とテーパピンとの連結ではすきまが全く存
在しないため、がたつきを防ぐことができる。テーパピ
ンをテーパ穴から引き抜くことによって、縁治具50は
各柱48,49から分離される。
【0036】鋼殻20が3つの受け台42,43,44
に載って所定の位置となったとき、各柱48,49のテ
ーパ穴が鋼殻20の外側面28から等しい距離となるよ
うに、各柱48,49の高さとテーパ穴の位置とを定め
ておくことにより、同じ形状及び同じテーパ穴位置のア
タッチメント70を使用して鋼殻20の周方向の位置決
めをすることができる。さらに、鋼殻20が3つの受け
台42,43,44に載って所定の位置となったとき、
各柱48,49のテーパ穴が鋼殻20の側面24,25
から等しい距離となるように、各柱48,49の高さと
テーパ穴の位置とを定めておくことにより、同じ形状及
び同じテーパ穴位置のアタッチメント70を使用して鋼
殻20の軸線方向の位置決めをすることができる。
に載って所定の位置となったとき、各柱48,49のテ
ーパ穴が鋼殻20の外側面28から等しい距離となるよ
うに、各柱48,49の高さとテーパ穴の位置とを定め
ておくことにより、同じ形状及び同じテーパ穴位置のア
タッチメント70を使用して鋼殻20の周方向の位置決
めをすることができる。さらに、鋼殻20が3つの受け
台42,43,44に載って所定の位置となったとき、
各柱48,49のテーパ穴が鋼殻20の側面24,25
から等しい距離となるように、各柱48,49の高さと
テーパ穴の位置とを定めておくことにより、同じ形状及
び同じテーパ穴位置のアタッチメント70を使用して鋼
殻20の軸線方向の位置決めをすることができる。
【0037】アタッチメント70は、図示の実施例で
は、第1の縁治具50と各柱48,49とを連結してい
る。これに代えて、第2の縁治具60と各柱とを連結す
るアタッチメントを備えることもできる。鋼殻20は、
図11から明らかであるように、トンネルの軸線方向A
に位置する側面24,25の方が周方向Bに位置する端
面26,27より長くなる細長い形状に形成されるた
め、第1の縁治具50と各柱48,49とをアタッチメ
ント70によって連結する構造とすれば、アタッチメン
ト70の数量を増やすことができる。これによって、鋼
殻20を堅固に固定できることから、第1の縁治具50
と各柱48,49とをアタッチメント70によって連結
することが好ましい。
は、第1の縁治具50と各柱48,49とを連結してい
る。これに代えて、第2の縁治具60と各柱とを連結す
るアタッチメントを備えることもできる。鋼殻20は、
図11から明らかであるように、トンネルの軸線方向A
に位置する側面24,25の方が周方向Bに位置する端
面26,27より長くなる細長い形状に形成されるた
め、第1の縁治具50と各柱48,49とをアタッチメ
ント70によって連結する構造とすれば、アタッチメン
ト70の数量を増やすことができる。これによって、鋼
殻20を堅固に固定できることから、第1の縁治具50
と各柱48,49とをアタッチメント70によって連結
することが好ましい。
【0038】鋼殻20内にコンクリートを打設して合成
セグメントを製造するには、断面状態の図4に示すよう
に、製品合成セグメントに模したゲージセグメント80
を予め作っておく。縁治具50に溝54がある場合、ゲ
ージセグメント80に溝54に入る突起を設ける必要は
ない。ゲージセグメント80は製品合成セグメントと比
べて高い精度のもので、例えば、木型として作ることが
できる。その他、中空状の木製又は鋼板製とすることも
できる。ゲージセグメント80は、軽量で扱い易いこと
が好ましい。
セグメントを製造するには、断面状態の図4に示すよう
に、製品合成セグメントに模したゲージセグメント80
を予め作っておく。縁治具50に溝54がある場合、ゲ
ージセグメント80に溝54に入る突起を設ける必要は
ない。ゲージセグメント80は製品合成セグメントと比
べて高い精度のもので、例えば、木型として作ることが
できる。その他、中空状の木製又は鋼板製とすることも
できる。ゲージセグメント80は、軽量で扱い易いこと
が好ましい。
【0039】ゲージセグメント80を作った後、鋼殻2
0及びゲージセグメント80が載ることができる受け台
42,43,44(図4には受け台42を示してある)
と複数の柱とを有するベースの受け台42,43,44
にゲージセグメント80を載せる。
0及びゲージセグメント80が載ることができる受け台
42,43,44(図4には受け台42を示してある)
と複数の柱とを有するベースの受け台42,43,44
にゲージセグメント80を載せる。
【0040】そして、鋼殻20の2つの側面24,25
それぞれの縁部に着脱可能な縁治具50を、この縁治具
50及び各柱48,49と着脱可能なアタッチメントで
あって縁治具50の位置調整が可能に形成されたアタッ
チメントによって柱48,49に連結し、縁治具50を
ゲージセグメント80に当て、縁治具50の柱48,4
9に対する正確位置を定める。
それぞれの縁部に着脱可能な縁治具50を、この縁治具
50及び各柱48,49と着脱可能なアタッチメントで
あって縁治具50の位置調整が可能に形成されたアタッ
チメントによって柱48,49に連結し、縁治具50を
ゲージセグメント80に当て、縁治具50の柱48,4
9に対する正確位置を定める。
【0041】アタッチメント82は、図4に示した実施
例では、周方向位置決め材84と、軸線方向位置決め材
86とからなる。周方向位置決め材84は、前述のアタ
ッチメント70と実質的に同じ構造であり、縁治具50
に溶接されているが、テーパ穴88は周方向の位置決め
機能を果たし、軸線方向の正確な位置決め機能を果たさ
ない。軸線方向位置決め材86は、周方向位置決め材8
4と一部を重ね合わせて配置されるもので、その重なり
部分にテーパ穴88と整合するテーパ穴を有し、さら
に、柱48,49と連結するための2つのボルト穴を上
下に有する。一方、柱48,49は2つの長穴90をボ
ルト穴に整合するように上下に有する。長穴90の長軸
は軸線方向Aへ水平に伸びている。アタッチメント82
の軸線方向位置決め材86と各柱48,49とを、ボル
ト92をボルト穴及び長穴90に通し、ボルト92にナ
ットをねじ込んで予め仮に連結しておく。
例では、周方向位置決め材84と、軸線方向位置決め材
86とからなる。周方向位置決め材84は、前述のアタ
ッチメント70と実質的に同じ構造であり、縁治具50
に溶接されているが、テーパ穴88は周方向の位置決め
機能を果たし、軸線方向の正確な位置決め機能を果たさ
ない。軸線方向位置決め材86は、周方向位置決め材8
4と一部を重ね合わせて配置されるもので、その重なり
部分にテーパ穴88と整合するテーパ穴を有し、さら
に、柱48,49と連結するための2つのボルト穴を上
下に有する。一方、柱48,49は2つの長穴90をボ
ルト穴に整合するように上下に有する。長穴90の長軸
は軸線方向Aへ水平に伸びている。アタッチメント82
の軸線方向位置決め材86と各柱48,49とを、ボル
ト92をボルト穴及び長穴90に通し、ボルト92にナ
ットをねじ込んで予め仮に連結しておく。
【0042】受け台42,43,44にゲージセグメン
ト80を載せ、縁治具50をアタッチメント82の周方
向位置決め材84によって軸線方向位置決め材86に連
結し、軸線方向位置決め材86と各柱48,49との仮
の連結を緩める。そして、縁治具50がゲージセグメン
ト80に当たるように、軸線方向位置決め材86の位置
を調整する。縁治具50がゲージセグメント80に当た
って密接したとき、縁治具50の柱48,49に対する
正確位置が定まるため、ボルト92を締めて軸線方向位
置決め材86を各柱48,49にしっかり固定する。
ト80を載せ、縁治具50をアタッチメント82の周方
向位置決め材84によって軸線方向位置決め材86に連
結し、軸線方向位置決め材86と各柱48,49との仮
の連結を緩める。そして、縁治具50がゲージセグメン
ト80に当たるように、軸線方向位置決め材86の位置
を調整する。縁治具50がゲージセグメント80に当た
って密接したとき、縁治具50の柱48,49に対する
正確位置が定まるため、ボルト92を締めて軸線方向位
置決め材86を各柱48,49にしっかり固定する。
【0043】図1に示すように、複数の柱48,49が
基盤45の2つの軸線方向側面に設けられる場合、すべ
ての柱48,49に対する縁治具50の正確位置を前述
のように定める必要はなく、例えば、各側面において2
つの柱のそれぞれに対して縁治具50の正確位置を定め
るだけで十分である。
基盤45の2つの軸線方向側面に設けられる場合、すべ
ての柱48,49に対する縁治具50の正確位置を前述
のように定める必要はなく、例えば、各側面において2
つの柱のそれぞれに対して縁治具50の正確位置を定め
るだけで十分である。
【0044】縁治具50の正確位置が定まった後、縁治
具50を柱48,49から除く。この実施例では、アタ
ッチメント80は2つの位置決め材84,86からなる
ため周方向位置決め材84を軸線方向位置決め材86か
ら除き、軸線方向位置決め材86は柱48,49に固定
した状態に保つ。
具50を柱48,49から除く。この実施例では、アタ
ッチメント80は2つの位置決め材84,86からなる
ため周方向位置決め材84を軸線方向位置決め材86か
ら除き、軸線方向位置決め材86は柱48,49に固定
した状態に保つ。
【0045】縁治具50を柱48,49から除いた後、
ゲージセグメント80をベースから除く。
ゲージセグメント80をベースから除く。
【0046】そして、縁治具50及び縁治具60を連結
した鋼殻20をベースの受け台42,43,44に載
せ、縁治具50をアタッチメント82によって柱48,
49に連結して鋼殻20を正確位置に固定する。アタッ
チメント82の軸線方向位置決め材86が柱48,49
に対して正確位置に固定されていることと、縁治具50
に溶接した周方向位置決め材84と軸線方向位置決め材
86とがテーパピンによってがたつきなく連結されるこ
とから、アタッチメント82によって縁治具50を柱4
8,49に連結すると、鋼殻20は正確位置となる。
した鋼殻20をベースの受け台42,43,44に載
せ、縁治具50をアタッチメント82によって柱48,
49に連結して鋼殻20を正確位置に固定する。アタッ
チメント82の軸線方向位置決め材86が柱48,49
に対して正確位置に固定されていることと、縁治具50
に溶接した周方向位置決め材84と軸線方向位置決め材
86とがテーパピンによってがたつきなく連結されるこ
とから、アタッチメント82によって縁治具50を柱4
8,49に連結すると、鋼殻20は正確位置となる。
【0047】このように、縁治具50を正確位置に導く
と、縁治具50の面55がコンクリートの軸線方向の基
準面となる。一方、縁治具60を鋼殻20に連結したと
き、頂部の面66がコンクリートの周方向の基準面とな
る。
と、縁治具50の面55がコンクリートの軸線方向の基
準面となる。一方、縁治具60を鋼殻20に連結したと
き、頂部の面66がコンクリートの周方向の基準面とな
る。
【0048】従って、鋼殻20にコンクリート22を打
設し、縁治具50の面55を基準としてコンクリート2
2の露出した面のうち軸線方向を仕上げ、また縁治具6
0の面66を基準としてコンクリート22の露出した面
のうち周方向を仕上げる。その後、コンクリートが硬化
すると、斜視状態の図5及び図6に示した合成セグメン
ト18が得られる。合成セグメント18には、縁治具5
0の傾斜面56によって面取り23が、縁治具60の傾
斜面65によって面取り64が形成される。
設し、縁治具50の面55を基準としてコンクリート2
2の露出した面のうち軸線方向を仕上げ、また縁治具6
0の面66を基準としてコンクリート22の露出した面
のうち周方向を仕上げる。その後、コンクリートが硬化
すると、斜視状態の図5及び図6に示した合成セグメン
ト18が得られる。合成セグメント18には、縁治具5
0の傾斜面56によって面取り23が、縁治具60の傾
斜面65によって面取り64が形成される。
【0049】断面状態の図7に示した合成セグメント1
00は、鋼殻102と、鋼殻102内に打設したコンク
リート104とからなり、セグメントの各部の軸線方向
寸法が実質的に等しい、いわゆる正形の合成セグメント
である。この正形の合成セグメントは、トンネルの直線
状の覆工に用いられる。これに対して、断面状態の図8
に示した合成セグメント106は、鋼殻108と、鋼殻
108内に打設したコンクリート110とからなり、セ
グメントの各部の軸線方向寸法が異なった、いわゆる異
形の合成セグメントである。異形の合成セグメント10
6は、トンネルの曲線状の覆工に用いられる。
00は、鋼殻102と、鋼殻102内に打設したコンク
リート104とからなり、セグメントの各部の軸線方向
寸法が実質的に等しい、いわゆる正形の合成セグメント
である。この正形の合成セグメントは、トンネルの直線
状の覆工に用いられる。これに対して、断面状態の図8
に示した合成セグメント106は、鋼殻108と、鋼殻
108内に打設したコンクリート110とからなり、セ
グメントの各部の軸線方向寸法が異なった、いわゆる異
形の合成セグメントである。異形の合成セグメント10
6は、トンネルの曲線状の覆工に用いられる。
【0050】正形の合成セグメント100及び異形の合
成セグメント106のいずれも、アタッチメント82に
よって柱48,49に連結されている。換言すると、い
ずれの形態もアタッチメント82によって鋼殻102,
108を柱48,49に連結し、コンクリート104,
110を打設することにより得られる。
成セグメント106のいずれも、アタッチメント82に
よって柱48,49に連結されている。換言すると、い
ずれの形態もアタッチメント82によって鋼殻102,
108を柱48,49に連結し、コンクリート104,
110を打設することにより得られる。
【0051】異形の合成セグメントの鋼殻108は、斜
視状態の図9を参照すると、2つの端面112,113
を有する。一方の端面112の半径R上に位置する部分
の寸法Bは、他方の端面113の半径R上に位置する部
分の寸法bより大きく、一方の端面112の半径R上に
位置する部分の寸法Bは、同じ端面112の半径R1上
(R1<R)に位置する部分の寸法B1より大きく、さ
らに他方の端面113の半径R上に位置する部分の寸法
bは、同じ端面113の半径R1上に位置する部分の寸
法b1より大きい。
視状態の図9を参照すると、2つの端面112,113
を有する。一方の端面112の半径R上に位置する部分
の寸法Bは、他方の端面113の半径R上に位置する部
分の寸法bより大きく、一方の端面112の半径R上に
位置する部分の寸法Bは、同じ端面112の半径R1上
(R1<R)に位置する部分の寸法B1より大きく、さ
らに他方の端面113の半径R上に位置する部分の寸法
bは、同じ端面113の半径R1上に位置する部分の寸
法b1より大きい。
【0052】図11に示した鋼殻20は、径方向Cの内
周側が開口となっている。これに対して、斜視状態の図
10に示した鋼殻120は、軸線方向Aの2つの側面1
24,125と、周方向Bの2つの端面126,127
と、径方向Cの内側面128との5面を鋼板で形成さ
れ、径方向の外周側が開口となっている。この鋼殻12
0においても図7及び図8の形態で本発明を実施でき
る。この場合、型枠装置40のベース46の受け台4
2,43,44に代えて、1つの受け台と、この受け台
より高さの低い、2つの等しい高さの受け台とをベース
に、1つの受け台が中央となり、2つの低い受け台が両
側となるように取り付ける。3つの受け台それぞれの上
端は、鋼殻120の内側面128の円弧と実質的に同じ
円弧上に位置する。
周側が開口となっている。これに対して、斜視状態の図
10に示した鋼殻120は、軸線方向Aの2つの側面1
24,125と、周方向Bの2つの端面126,127
と、径方向Cの内側面128との5面を鋼板で形成さ
れ、径方向の外周側が開口となっている。この鋼殻12
0においても図7及び図8の形態で本発明を実施でき
る。この場合、型枠装置40のベース46の受け台4
2,43,44に代えて、1つの受け台と、この受け台
より高さの低い、2つの等しい高さの受け台とをベース
に、1つの受け台が中央となり、2つの低い受け台が両
側となるように取り付ける。3つの受け台それぞれの上
端は、鋼殻120の内側面128の円弧と実質的に同じ
円弧上に位置する。
【図1】 本発明に係る合成セグメント用型枠装置の実
施例を示す分解斜視図で、鋼殻20と縁治具50,60
とをベース46に取り付けた状態を仮想線で示してあ
る。
施例を示す分解斜視図で、鋼殻20と縁治具50,60
とをベース46に取り付けた状態を仮想線で示してあ
る。
【図2】 使用状態にある型枠装置の、トンネルの軸線
を含む仮想面で切断した断面図で、一部を示してある。
を含む仮想面で切断した断面図で、一部を示してある。
【図3】 使用状態にある型枠装置の、トンネルの軸線
に直交する仮想面で切断した断面図で、一部を示してあ
る。
に直交する仮想面で切断した断面図で、一部を示してあ
る。
【図4】 本発明に係る合成セグメントを製造する方法
の1過程を示す、図2と同様な断面図である。
の1過程を示す、図2と同様な断面図である。
【図5】 合成セグメントの斜視図である。
【図6】 図6の6部分の拡大斜視図である。
【図7】 正形の合成セグメントを示す、図2と同様な
断面図である。
断面図である。
【図8】 異形の合成セグメントを示す、図2と同様な
断面図である。
断面図である。
【図9】 異形の合成セグメントに使用する鋼殻を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図10】 鋼殻を示す斜視図である。
【図11】 従来の型枠装置と、本発明においても使用
する鋼殻との分解斜視図である。
する鋼殻との分解斜視図である。
18,100,106 合成セグメント
20,102,108,120 鋼殻
22,104,110 コンクリート
24,25,124,125 側面
26,27,126,127 端面
28 外側面
40 型枠装置
46 ベース
48,49 柱
50 第1の縁治具
60 第2の縁治具
70,82 アタッチメント
80 ゲージセグメント
128 内側面
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
B28B 23/02
E21D 11/04
Claims (7)
- 【請求項1】 トンネルの軸線方向に位置する2つの側
面と、トンネルの周方向に位置する2つの端面と、トン
ネルの径方向に位置する外側面及び内側面の一方との5
面を鋼板で作った鋼殻内にコンクリートを打設して合成
セグメントを製造するとき使用する型枠装置であって、 前記鋼殻が載る受け台を有するベースと、 このベースから立ち上がっている複数の柱と、 前記鋼殻の2つの側面それぞれの縁部に分離可能に連結
される第1の縁治具と、 前記鋼殻の2つの端面それぞれの縁部に分離可能に連結
される第2の縁治具と、 前記第1の縁治具及び前記第2の縁治具の一方と前記各
柱とを分離可能にがたつきなく連結するアタッチメント
とを備える、合成セグメント用型枠装置。 - 【請求項2】 前記アタッチメントは、前記第1の縁治
具と前記各柱とを連結する、請求項1に記載の合成セグ
メント用型枠装置。 - 【請求項3】 前記第1の縁治具及び前記第2の縁治具
は、前記鋼殻内に打設したコンクリートの露出した内面
又は外面を仕上げる基準となる面を有する、請求項2に
記載の合成セグメント用型枠装置。 - 【請求項4】 前記第1の縁治具及び前記第2の縁治具
は、前記鋼殻内に打設したコンクリートの周囲に面取り
を形成する、請求項2又は3に記載の合成セグメント用
型枠。 - 【請求項5】 トンネルの軸線方向に位置する2つの側
面と、トンネルの周方向に位置する2つの端面と、トン
ネルの径方向に位置する外側面及び内側面の一方との5
面を鋼板で作った鋼殻内にコンクリートを打設して合成
セグメントを製造する方法であって、 前記合成セグメントに模したゲージセグメントであって
前記合成セグメントと比べて高い精度のゲージセグメン
トを予め作っておくこと、 前記鋼殻及び前記ゲージセグメントが載ることができる
受け台と複数の柱とを有するベースの前記受け台に前記
ゲージセグメントを載せること、 前記鋼殻の2つの側面それぞれの縁部に着脱可能な縁治
具を、この縁治具及び前記各柱と着脱可能なアタッチメ
ントであって前記縁治具の位置調整が可能に形成された
アタッチメントによって前記柱に連結し、前記縁治具を
前記ゲージセグメントに当て、前記縁治具の前記柱に対
する正確位置を定めること、 前記縁治具を前記柱から除くこと、 前記ゲージセグメントを前記ベースから除くこと、 前記縁治具を連結した前記鋼殻を前記ベースの受け台に
載せ、前記縁治具を前記アタッチメントによって前記柱
に連結して前記鋼殻を正確位置に固定すること、 前記鋼殻にコンクリートを打設することを含む、合成セ
グメントの製造方法。 - 【請求項6】 前記合成セグメントは正形の合成セグメ
ントである、請求項5に記載の合成セグメントの製造方
法。 - 【請求項7】 前記合成セグメントは異形の合成セグメ
ントである、請求項5に記載の合成セグメントの製造方
法。
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| JP2000008087A JP3383253B2 (ja) | 2000-01-17 | 2000-01-17 | 合成セグメント用型枠装置及び合成セグメントの製造方法 |
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