JP3383204B2 - 横架材の支柱への取付構造 - Google Patents

横架材の支柱への取付構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、停留所、駐輪場、
渡り廊下、アプローチ等の屋根を構成する、いわゆるシ
ェルター形式の組立屋根において、横架材である梁材
(腕木)を支柱に取り付けるための横架材の支柱への取
付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の横架材の支柱への取付構
造として、組立屋根に適用した特開平7−238623
号公報に記載のものが知られている。この組立屋根で
は、屋根本体を支持する各腕木(梁材)が、その中間部
で補強接合材を介して支柱の上端に取り付けられてい
る。同公報の例えば図14の補強接合材は、支柱の上端
部に装着した腕木受けと、腕木受けに装着した腕木補強
部材とで構成され、また腕木受けは、内側に腕木補強部
材が嵌合する断面「U」字状の腕木受け本体と、内側に
腕木受け本体が嵌合する本体支持部材と、本体支持部材
を支持すると共に下部で支柱に装着されるキャップと
で、一体的に形成されている。
【0003】この場合、腕木の支柱への取付は、先ず支
柱の上端部に腕木受けに装着し、次に腕木受けの腕木受
け本体に腕木補強部材を嵌合固定し、最後に2つに切断
した腕木を、両側から挿入しそれぞれ装着固定する。こ
の状態では、装着した腕木の内部に、腕木補強部材、腕
木受け本体および本体支持部材が隠ぺいされた状態で、
腕木が支柱に取り付けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような横架材の支
柱への取付構造では、2つに切断した各腕木が、片持ち
で支柱に支持される構造となるため、腕木補強部材を介
在させても、腕木の支持強度が低下する問題があった。
しかも、腕木同士の突当て部分が外部に露出するため、
意匠的にも好ましくない。
【0005】本発明は、取付部分の意匠性を損なうこと
なく、横架材の支持強度を高めることができる横架材の
支柱への取付構造を提供することをその目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の横架材の支柱へ
の取付構造は、両外端部に上側から荷重を受ける横架材
を、その中間部で支柱の上端部に取り付ける横架材の支
柱への取付構造であって、支柱と横架材とを、支柱に係
合する支柱係合部と横架材に係合する横架材係合部とを
有する補強接合材により接合し、且つ支柱係合部を、支
柱の内部に下側から挿入した支柱補強部材とオーバーラ
ップするように挿入したものにおいて、支柱係合部は、
上部で横架材係合部を挟み込むようにしてこれに溶着し
た断面「コ」字状の一対の係合部片を向き合わせて成
り、支柱補強部材は、断面方形の角パイプ状に形成さ
れ、支柱補強部材と一対の係合部片とは、それぞれ相互
のオーバーラップ部分で支柱に共締め固定され、横架材
の両外端部には、上側からの荷重を直接受けるブラケッ
トが取り付けられ、横架材係合部の両端部は、ブラケッ
トを直接的に支持する位置までそれぞれ延在しているこ
とを特徴とする。
【0007】この構成によれば、両外端部に荷重を受け
る横架材は、補強接合材の横架材係合部に支持され、横
架材係合部は支柱係合部を介して支柱に支持される。こ
の場合、横架材係合部の両端部が、横架材の荷重を受け
る部位までそれぞれ延在しているため、横架材に加わる
荷重を、横架材が受け更にこれを別の位置で横架材係合
部が受けるのではなく、横架材係合部が直接的に受ける
ことになる。したがって、横架材の支持強度が低くて
も、横架材に加わる荷重を適切に支持することができ、
また横架材に意匠的な機能を優先して持たせることが可
能になる。また、支柱を補強する支柱補強部材と、補強
接合材の支柱係合部とを、支柱の内部でオーバーラップ
させ、この部分で支柱に共締め固定しているため、支柱
による横架材の支持強度をより一層高めることができる
と共に、横架材と支柱との接合強度も高めることができ
る。このため、横架材を支柱から引き離そうとする外力
に対しても、十分な強度を持たせることができる。
【0008】この場合、横架材は、略逆「U」字状断面
に形成した横架材本体を有しており、横架材係合部は、
横架材本体の内部に装着されていることが、好ましい。
【0009】この構成によれば、横架材係合部の支持強
度を損なうことなく、横架材係合部を横架材本体で隠す
ことができると共に、横架材と横架材係合部とを相互に
簡単に装着することができる。また、この装着に際し、
従来のように横架材を2つに切断する必要がなく、横架
材自体の支持強度も生かすことができ、且つ意匠上もす
っきりしたものとなる。
【0010】またこの場合、横架材本体の下端部には、
横架材係合部を横架材本体の内部に隠ぺいするキャップ
部材が装着されていることが、好ましい。
【0011】この構成によれば、キャップ部材により、
横架材係合部を横架材本体の内部に完全に隠ぺいするこ
とができ、横架材の意匠をより一層、良好なものとする
ことができる。
【0012】
【0013】
【0014】またこれらの場合、横架材を挟んで横架材
係合部とブラケットとは、横架材に共締め固定されてい
ることが好ましい。
【0015】この構成によれば、横架材を挟んで横架材
係合部とブラケットとは、横架材に共締め固定されてい
るため、上側からの荷重以外の外力がブラケットに加わ
っても、これを横架材で十分に支えることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して、本
発明の一実施形態に係る横架材の支柱への取付構造を、
シェルター形式の組立建物に適用した場合について説明
する。この組立建物は、停留所、駐輪場、渡り廊下、ア
プローチ等における雨除け・日除けとして設置されるも
のであり、図1および図2の外観図に示すようにアーチ
状の屋根を有している。この組立建物1は、左右一対の
支柱2,2と、各支柱2の上端部に支持した左右一対の
腕木(横架材)3,3と、左右の腕木3,3に支持した
アーチ状の屋根本体4とで構成されている。
【0017】また、屋根本体4は、一対の腕木3,3の
端部間に掛け渡した前桁5aおよび後桁(桁材)5b
と、前桁5aおよび後桁5b間にアーチ状に掛け渡した
複数の垂木部材6と、複数の垂木部材6の頂部間にこれ
らを連結するように渡した母屋7と、複数の垂木部材6
間に装着した屋根葺き材である複数枚のパネル8とで、
構成されている。図示では省略しているが、垂木部材6
は、パネル8を受ける垂木と、パネル8を押さえるパネ
ル押えとで構成され、また両外端に位置する左右の垂木
部材6,6は、前・後両桁5a,5bと共に、屋根本体
4の枠体を兼ねている。
【0018】一方、腕木3と支柱2とを強固に接合する
ため、この接合部分には「T」字状に形成した補強接合
材9が取り付けられ、また支柱2には、コンクリート基
礎11から延びる支柱補強材10が取り付けられている
(図2参照)。そして、詳細は後述するが、この補強接
合材9と支柱補強材10とは、支柱2の内部で連結され
ている。
【0019】図3に示すように、前、後各桁5a,5b
は、中空の桁本体21と、桁本体21の下端から側方に
湾曲して延びる樋部22とを有している。桁本体21の
上部は、アーチ状の屋根本体4に合わせて屋根形に形成
され、この部分から垂木部材(垂木)6を取り付けるた
めの一対の取付片23,23が、斜め上方に延びてい
る。桁本体21の下面には、断面「C」字状のあり溝2
4が形成され、このあり溝24には裏板25が桁本体2
1の長手方向に対しスライド自在に装着されている。な
お、桁本体21の内側面に形成した第2のあり溝26
は、この組立建物1を連棟とする場合に、連結金具を取
り付けるためのものである。
【0020】樋部22は、屋根本体4に降った雨を受け
これを集水する部位であり、集水した雨水を腕木3側に
流下させるべく、長手方向の一方の端部には雨水排水口
27が形成されている。この場合、屋根本体4の降雨面
積が小さく、且つ雨水排水口27の加工箇所を少なくす
るため、実施形態における雨水排水口27は、図1に示
す前、後各桁5a,5bの左側端部に1箇所形成されて
いる。また、雨水排水口27には、樋部22の下面に取
り付けた桁用短パイプ28が連通している。桁用短パイ
プ28の下端部は、後述する第1横樋部32aに臨んで
おり、樋部22で集水された雨水は、雨水排水口27お
よび桁用短パイプ28を通って、腕木3に導かれる。
【0021】図3および図4に示すように、腕木3は、
断面略逆「U」字状に形成されて腕木本体31と、腕木
本体31の両側部にそれぞれ設けた第1横樋部32aお
よび第2横樋部32bと、腕木本体31の下端部に装着
したキャップ部材33と、腕木本体31の上面にねじ止
めしたブラケット34とを、有している。ブラケット3
4は、中間のねじ止め部分が窪んだ厚板状のものであ
り、取付ボルト35により腕木3にねじ止めされた状態
で、腕木3に直交するように延在している。そして、こ
のブラケット34と上記の裏板25とを位置合わせした
後、固定ボルト36をブラケット34を貫通して裏板2
5に螺合することにより、前、後各桁5a,5bが腕木
3に固定される。
【0022】腕木本体31の内側には、上記の補強接合
材9が収容されており、腕木本体31とブラケット34
と補強接合材9とは、補強接合材9の内側に設けた雌ね
じプレート37に、上記の取付ボルト35を螺合するこ
とで、一体的に締結されている。すなわち、詳細は後述
するが、補強接合材9は、その端部がこの前、後各桁5
a,5bが取り付けられる部位まで延びており、腕木本
体31、ブラケット34および補強接合材9が一体化し
て、前、後各桁5a,5b、ひいては屋根本体4を支持
している。したがって、屋根本体4を強固に支持するこ
とができると共に、屋根本体4に作用する風による「あ
おり」に対しても、十分に耐え得る構造となっている。
【0023】腕木本体31の下端部に装着したキャップ
部材33は、例えばアルミニウムや樹脂などで構成さ
れ、腕木本体31の下端部に下側から抜止め状態で、装
着されている。この場合、キャップ部材33は押し込む
ようにして装着する装着形態でもよいし、ねじ止めの
他、小口端からスライドさせるようにして装着させる装
着形態でもよい。キャップ部材33の下面は、第1およ
び第2横樋部32a,32bの下面と面一に配設され、
またこのキャップ部材33により、補強接合材9が腕木
本体31の内部に隠ぺいされている。これにより、腕木
3は、すっきりした外観意匠に仕上げられている。な
お、キャップ部材33は、支柱2の接合部分には存在し
ないため、前後2つの部材で構成されている。
【0024】第1横樋部32aおよび第2横樋部32b
は、腕木本体31を挟んで左右対称に且つ腕木本体31
と一体に形成されている。第1、第2各横樋部32a,
32bは、腕木本体31の下端から側方に且つ上向きに
延びており、上端が開放されている。この場合、第1お
よび第2横樋部32a,32bは、前、後各桁5a,5
bから流下した雨水排水を支柱2に導く導水樋部であ
り、集水のための樋ではないが、上端が開放されている
ことにより、その内部清掃が簡単に行えるようになって
いる。また、第1、第2各横樋部32a,32bの支柱
2に接合される部位には、雨水排水を支柱2に導く排水
口38が形成されていて、いずれの横樋部32a,32
bも使用可能であるが、実際に使用する横樋部(実施形
態では第1横樋部32a)には、その下面に排水口38
に連通する腕木用短パイプ39が取り付けられている。
腕木用短パイプ39の下端部は、後述する第1縦樋部4
5aに臨んでおり、雨水排水は、排水口38および腕木
用短パイプ39を通って、支柱2に導かれる。
【0025】なお、図2の実線で示す支柱2の位置で
は、腕木3の排水口38の位置が腕木3の長手方向の中
間位置となるため、腕木3に左勝手、右勝手は生じない
が、仮想線で示す支柱2の位置では、腕木3に左勝手、
右勝手が生じてしまう(図1参照)。このため、本実施
形態とは逆に、図1の右側の腕木3で雨水排水を受ける
場合には、これを第2横樋部32bで受ける(を使用す
る)ようにする。すなわち、支柱2の前後位置(排水口
38の位置)が規制されるため、右側の腕木3は、左側
の腕木3を平行移動したのと同様な設置形態となる。
【0026】図3、図4および図5に示すように、支柱
2は、中空の支柱本体41と、支柱本体41の左右両側
に装着した一対のカバー体42,42とで構成され、全
体として、四方に帯状の平坦面を有する断面ほぼ円形に
形成されている。支柱本体41の中空内部には、下側か
ら上記の支柱補強材10が挿入され、且つ上側から上記
の補強接合材9が挿入されている。詳細は後述するが、
支柱補強材10と補強接合材9とは、支柱補強材10を
外側にしてオーバーラップしており、このオーバーラッ
プ部分で、支柱2、支柱補強材10および補強接合材9
が、固定ねじ43により一体的に締結されている。
【0027】各カバー体42は、内側に一対の爪片4
4,44を有し、この一対の爪片44,44で支柱本体
41に着脱自在に装着されている。そして、両爪片4
4,44を支柱本体41に装着した状態では、両爪片4
4,44と支柱本体41とで構成される左右の内部空間
に、上記の固定ねじ43が隠ぺいされると共に、上記の
第1横樋部32aに連通する第1縦樋部45aおよび第
2横樋部32bに連通する第2縦樋部45bが、それぞ
れ構成されている。すなわち、第1横樋部32aから流
下した雨水排水は、第1縦樋部45aを通って地表に導
かれる。もっとも、実際には、第1縦樋部45aの下端
には排水パイプが接続され、雨水排水は、排水パイプを
介して排水桝に導かれる。
【0028】補強接合材9は、腕木に係合する腕木係合
部13と、支柱2に係合する支柱係合部14とから成
り、これらは「T」字状に溶着されている。腕木係合部
13は断面方形の角パイプ状に形成され、その両外端部
は前、後両桁5a,5bの取付位置まで延びている。す
なわち、腕木係合部13は、前、後両桁5a,5b、ひ
いては屋根本体4を直接的に支持している。一方、支柱
係合部14は、断面「コ」字状に形成した一対の係合部
片14a,14aを向き合わせて構成され、腕木係合部
13を挟み込むようにしてこれに溶着されている。そし
て、支柱係合部14を支柱2に装着した状態では、支柱
係合部14は、支柱補強部材10の内側に挿入される。
【0029】支柱補強部材10は、断面方形の角パイプ
状に形成され、下端部をコンクリート基礎11に埋設さ
れると共に、上端が支柱2の上端と同位置まで延びてい
る。すなわち、支柱補強部材10は、支柱2の心材とし
て機能している。また、支柱補強部材10の上端部と補
強接合材9の支柱係合部14とは、支柱2の内部でオー
バーラップし、この状態で上記の固定ねじ43で支柱2
に共締めされている。
【0030】このように、本実施形態によれば、補強接
合材9の腕木係合部13が前、後両桁5a,5bの取付
位置まで延びているため、屋根本体4を直接的に支持す
ることができ、屋根本体4を強固に支持することができ
る。また、補強接合材9の支柱係合部14と支柱補強部
材10とが相互に固定されているため、風の「あおり」
に対しても強固なものとなっている。しかも、腕木3
は、支柱2に装着した補強接合材9の上から装着してね
じ止めする組立形態となるため、組立てを容易に行うこ
とができる。
【0031】なお、補強接合材の断面形状は、この実施
形態に限定されるものではない。例えば、腕木係合部を
断面逆「U」字状に形成してもよいし、支柱接合部を中
空方形断面に形成してもよい。また、腕木係合部と支柱
接合部とをボルト等で連結してもよいし、これを鋳物等
で一体に形成してもよい。
【0032】
【発明の効果】以上のように、本発明の横架材の支柱へ
の取付構造によれば、補強接合材が、横架材の荷重を受
ける部位まで延在しているので、横架材の支持強度を高
めることができる。また、これにより、横架材自体を意
匠性を考慮した形態とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る横架材の支柱への取付
構造を適用した組立建物の正面図である。
【図2】実施形態に係る横架材の支柱への取付構造を適
用した組立建物の側面図である。
【図3】実施形態の腕木廻りの拡大半部断面図である。
【図4】実施形態の腕木廻りの拡大横断面図である。
【図5】実施形態の支柱の拡大横断面図である。
【符号の説明】
1 組立建物、2 支柱、3 腕木、4 屋根本体、5
a 前桁、5b 後桁、9 補強接合材、10 支柱補
強材、13 腕木接合部、14 支柱接合部、31 腕
木本体、33 キャップ部材、34 ブラケット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−312172(JP,A) 特開 平5−156827(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04B 1/343 E04B 7/00 E04H 1/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両外端部に上側から荷重を受ける横架材
    を、その中間部で支柱の上端部に取り付ける横架材の支
    柱への取付構造であって、 前記支柱と前記横架材とを、前記支柱に係合する支柱係
    合部と前記横架材に係合する横架材係合部とを有する補
    強接合材により接合し、且つ前記支柱係合部を、前記支
    柱の内部に下側から挿入した支柱補強部材とオーバーラ
    ップするように挿入したものにおいて、前記支柱係合部は、上部で前記横架材係合部を挟み込む
    ようにしてこれに溶着した断面「コ」字状の一対の係合
    部片を向き合わせて成り、 前記支柱補強部材は、断面方形の角パイプ状に形成さ
    れ、 前記支柱補強部材と前記一対の係合部片とは、それぞれ
    相互のオーバーラップ部分で支柱に共締め固定され、 前記横架材の両外端部には、上側からの荷重を直接受け
    るブラケットが取り付けられ、 前記横架材係合部の両端部は、前記ブラケットを直接的
    に支持する位置までそれぞれ延在していることを特徴と
    する横架材の支柱への取付構造。
  2. 【請求項2】 前記横架材は、略逆「U」字状断面に形
    成した横架材本体を有しており、 前記横架材係合部は、前記横架材本体の内部に装着され
    ていることを特徴とする請求項1に記載の横架材の支柱
    への取付構造。
  3. 【請求項3】 前記横架材本体の下端部には、前記横架
    材係合部を前記横架材本体の内部に隠ぺいするキャップ
    部材が装着されていることを特徴とする請求項2に記載
    の横架材の支柱への取付構造。
  4. 【請求項4】 前記横架材を挟んで前記横架材係合部と
    前記ブラケットとは、当該横架材に共締め固定されてい
    ることを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載
    の横架材の支柱への取付構造。
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