JP3380090B2 - バッテリカバーのロック機構 - Google Patents

バッテリカバーのロック機構

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JP3380090B2
JP3380090B2 JP15264395A JP15264395A JP3380090B2 JP 3380090 B2 JP3380090 B2 JP 3380090B2 JP 15264395 A JP15264395 A JP 15264395A JP 15264395 A JP15264395 A JP 15264395A JP 3380090 B2 JP3380090 B2 JP 3380090B2
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lock pin
butterfly plate
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battery case
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務 藤田
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日本輸送機株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、バッテリ式の荷役車両
において、脱着及び開閉を必要とするバッテリカバーの
ロック機構に関する 【0002】 【従来の技術】従来は、バッテリカバーの開放を維持す
るために、開放専用のロック機構を備えていた。また、
バッテリカバーを脱着するためには、バッテリカバーの
取付ボルトをローレット付きボルト等にし、ボルトの抜
き差しによって行っていた。或いは、バッテリカバーを
抜き差し自在の蝶板で固定し、蝶板の固定専用のロック
機構を備えるようにしていた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】バッテリの交換或いは
メンテナンスを行うために、バッテリカバーを外さなけ
ればならないことがあり、上述の従来の技術では、バッ
テリカバーの取り付けボルトの抜き差しが必要であり作
業が非常に煩わしいものとなっていた。また、抜き差し
自在の蝶板を使った場合でも蝶板の固定専用のロック機
構が必要となり、部品点数が増え、組立時の組立作業も
煩わしかった。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、車体に固定されたバッテリケースと該バッテ
リケースの上面を覆うバッテリカバーとを有するバッテ
リ式の荷役車両において、上記バッテリケースとバッテ
リカバーとの間に軸部を蝶板の穴部に挿入した抜き差し
自在の蝶板を設けることにより上記バッテリケースとバ
ッテリカバーとを開閉及び取り外し自在とする共に、蝶
板穴部の外側面に沿って上下移動可能で水平部と垂直部
とを有する金属製のロックピンを配設し、また該ロック
ピンを上下誘導するためのボスを設け、更に該ロックピ
ンを一定高さで固定するためのマグネットを設け、か
つ、該ロックピンの水平部を上記マグネットの下面に吸
着させて該ロックピンの垂直部を蝶板の穴部高さに位置
させることにより、又は該ロックピンの水平部を上記マ
グネットの上面に吸着させて該ロックピンの垂直部を蝶
板の上面より高く位置させることにより、あるいは該ロ
ックピンの水平部を上記ボスに掛けて該ロックピンの垂
直部を上記バッテリケースの上面よりも下に位置させる
ことにより、上記バッテリカバーが開閉可能な状態、又
は該バッテリカバーが脱着できる状態、あるいは該バッ
テリカバーが解放固定される状態をそれぞれ作り出すこ
とを特徴とするバッテリカバーのロック機構を提供す
る。 【0005】 【実施例】本発明装置の実施例をオーダーピッキング車
の図面にて説明すると、図1はオーダーピッキング車の
前面図、図2はオーダーピッキング車の側面図、図3は
オーダーピッキング車のバッテリカバー開放時前面図、
図4はオーダーピッキング車のバッテリカバー開放時側
面図を示す。また、1はオーダーピッキング車の車体、
2は車体1の後部に立設されたマスト、3はマスト2に
沿って上下動する運転台、4は車体1に固定されたバッ
テリケース、5はバッテリケース4上面に配したバッテ
リカバー、6はバッテリケース4とバッテリカバー5を
開閉、取り外し自在に固定する抜き差し自在の蝶板、ま
た蝶板6は本実施例の場合左右に1個、計2個とする
が、通常、バッテリカバーの重量等に応じた個数とす
る。7は蝶板6の固定及びバッテリカバー5を開放状態
で維持するロックピンとする。 【0006】図5から図7が本実施例の蝶板6の詳細図
である。蝶板6の軸側を61、穴側を62とする。8は
ロックピン7を蝶板62の外側に沿って誘導させるため
のボス、9はロックピン7を一定高さで固定するための
マグネットとする。なお、ロックピン7はマグネットに
吸引される金属とする。また、ロックピン7、マグネッ
ト9等のロック機構は、バッテリカバーの重量に応じた
数量だけ設置する。 【0007】図5はバッテリカバー5通常時、つまり荷
役車両の作業時であり、ロックピン7の垂直部は蝶板6
2の穴部の高さにある。このときロックピン7の水平部
上面がマグネット9の下面に吸引されて固定されてい
る。この状態の時は、バッテリカバー5の脱着はできな
いが、開閉は可能である。 【0008】図6はバッテリカバー5の脱着時であり、
ロックピン7の垂直部は蝶板62の上面よりも高い位置
にある。このときロックピン7の水平部下面がマグネッ
ト9の上面に吸着されて固定されている。 【0009】図7はバッテリカバー5の解放固定時の状
態であり、ロックピン7の垂直部はバッテリケース4の
上面よりも下部の高さにある。このときロックピン7の
水平部は、ボス8に掛かって固定している。 【0010】上述の実施例では、バッテリカバー5に蝶
板61、バッテリケース4に蝶板62を固定している構
造である。上述実施例の他にも、バッテリカバー5に蝶
板62、バッテリケース4に蝶板61を固定する構造と
することも可能である。 【0011】 【発明の効果】本発明は、上述のような構成により、バ
ッテリカバーの脱着及び開閉のためのロック機構を兼用
することが可能であり、バッテリカバー脱着のためにロ
ーレット付きボルト等を抜き差しする必要もなく、ま
た、抜き差し自在の蝶板を固定する専用のロック機構を
取り付ける必要もなくなる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 オーダーピッキング車の前面図を示す。 【図2】 オーダーピッキング車の側面図を示す。 【図3】 オーダーピッキング車のバッテリカバー解放
時前面図を示す。 【図4】 オーダーピッキング車のバッテリカバー解放
時側面図を示す。 【図5】 バッテリカバー通常時蝶板部分を示す。 【図6】 バッテリカバー脱着時蝶板部分を示す。 【図7】 バッテリカバー開放時蝶板部分を示す。 【符号の説明】 1 車体 2 マスト 3 運転台 4 バッテリケース 5 バッテリカバー 6 蝶板 61 蝶板軸側 62 蝶板穴側 7 ロックピン 8 ボス 9 マグネット

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】車体に固定されたバッテリケースと該バッ
    テリケースの上面を覆うバッテリカバーとを有するバッ
    テリ式の荷役車両において、上記バッテリケースとバッ
    テリカバーとの間に軸部を蝶板の穴部に挿入した抜き差
    し自在の蝶板を設けることにより上記バッテリケースと
    バッテリカバーとを開閉及び取り外し自在とする共に、
    蝶板穴部の外側面に沿って上下移動可能で水平部と垂直
    部とを有する金属製のロックピンを配設し、また該ロッ
    クピンを上下誘導するためのボスを設け、更に該ロック
    ピンを一定高さで固定するためのマグネットを設け、か
    つ、該ロックピンの水平部を上記マグネットの下面に吸
    着させて該ロックピンの垂直部を蝶板の穴部高さに位置
    させることにより、又は該ロックピンの水平部を上記マ
    グネットの上面に吸着させて該ロックピンの垂直部を蝶
    板の上面より高く位置させることにより、あるいは該ロ
    ックピンの水平部を上記ボスに掛けて該ロックピンの垂
    直部を上記バッテリケースの上面よりも下に位置させる
    ことにより、上記バッテリカバーが開閉可能な状態、又
    は該バッテリカバーが脱着できる状態、あるいは該バッ
    テリカバーが解放固定される状態をそれぞれ作り出すこ
    とを特徴とするバッテリカバーのロック機構。
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