JP3374011B2 - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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JP3374011B2
JP3374011B2 JP18176896A JP18176896A JP3374011B2 JP 3374011 B2 JP3374011 B2 JP 3374011B2 JP 18176896 A JP18176896 A JP 18176896A JP 18176896 A JP18176896 A JP 18176896A JP 3374011 B2 JP3374011 B2 JP 3374011B2
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俊也 白倉
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光 尾崎
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株式会社ハーマンプロ
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、設定ビット時間間
隔の設定数のビットを備え、且つ、各ビットにおいて信
号レベルを変化させることにより構成される通信情報を
受信する通信制御手段が備えられ、この通信制御手段
は、受信した通信情報のスタートビットのデータ入力開
始に伴うスタート外部割り込みに基づいて、その時点か
らスタートビットのデータの読み込み時点までの初期時
間間隔を設定する外部割り込み処理と、前記初期時間間
隔の経過に伴う時間割り込みに基づいて、その時点から
次のデータの読み取り時点までの割り込み時間間隔の設
定、及び、その時点でのデータの読み込みを行い、その
後、前記割り込み時間間隔の経過に伴う時間割り込みに
基づいて、その時点から次のデータの読み取り時点まで
の割り込み時間間隔の設定、及び、その時点でのデータ
の割り込みを行う時間割り込み処理とを、実行するよう
に構成されている通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記構成の通信装置は、通信情報のスタ
ートビットのデータ入力開始に伴う外部割り込み処理に
より、前記時間割り込み処理の実行が開始されて、割り
込み時間間隔の経過毎にデータの読み取りを行うように
して、通信情報の設定ビット時間間隔に同期して適正に
各ビットにおけるデータの読み取りを行えるようにした
ものであり、しかも、スタートビットのデータ入力開始
時点からスタートビットのデータを読み込む時点までの
遅れ時間(初期時間間隔に相当)を設定して、データの
読み取りタイミングを各ビットの入力開始時点からずら
せることで、例えば、ビットの入力開始と同時に読み取
ることによる不具合、つまり、装置を構成する部品の特
性のバラツキや経年変化等に起因して通信情報における
各ビットの入力開始が時間的にわずかにズレて、データ
の読み取りミスを起こすような不具合を極力少なくする
ようにしたものである。
【0003】ところで、この種の通信装置において、従
来では、前記通信情報のスタートビットのデータ入力開
始に伴う外部割り込み処理が実行された後は、このよう
なデータ入力開始に伴う外部割り込み処理を禁止して、
前記時間割り込み処理によって、通信情報に同期させた
状態でデータの読み取りを行うようになっており、通信
情報の全てのビットデータの読み取りが終了すると、前
記外部割り込み処理が可能な状態で待機し、次回の通信
情報のスタートビットのデータ入力に備えるように構成
されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記構成の通
信装置においては、前記通信制御手段として、例えばマ
イクロコンピュータが利用され、受信した通信情報に基
づいて別の処理を実行したり、あるいは別の情報を別の
装置に送信したりする等の処理を実行する場合があり、
このような別の処理を実行するにあたって、前記通信情
報の読み取りに関する時間割り込みとは異なる別の時間
割り込み処理を実行する、所謂、多重時間割り込み構成
が用いられるのが一般的である。
【0005】従って、同時に2つの処理を実行すること
が出来ない構成を採用している場合においては、前記別
の時間割り込み処理が実行されると、その処理が実行さ
れる間、データ読み取りの為の前記時間割り込み処理が
待機させられて、その待機させられる時間だけ、設定時
間間隔毎に実行されるべきデータの読み取りタイミング
が適正タイミングからずれてしまうことがあった。しか
も、このようなタイミングのずれが、通信情報の受信を
開始してから終了するまでの間に、複数回発生すると、
そのようなずれが積算されてしまい大きなずれになって
しまうことになる。その結果、データの読み取りが正確
に行えないものとなるおそれがあった。
【0006】そこで、上述したような割り込み処理を同
時に並行して実行することが可能な制御構成を用いるこ
とも考えられるが、このような高度な処理を実行可能な
通信制御手段は構成が複雑でコスト高になる不利があ
る。
【0007】本発明はかかる点に着目してなされたもの
であり、その目的は、比較的低コストでありながら、通
信情報を適正に読み取ることができて、通信の信頼性を
向上することが可能となる通信装置を提供する点にあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の特徴構
成によれば、前記スタート外部割り込み、又は、前記初
期時間間隔の経過に伴って実行される時間割り込みの時
点からの経過時間を計測する時間計測手段が設けられ、
前記通信制御手段は、前記スタートビットのデータ入力
開始に伴うスタート外部割り込みの後において、前記通
信情報におけるビットの存在タイミングに対応するビッ
トタイミングを検出して、前記時間割り込み処理におけ
る時間割り込みタイミングを補正する時間割り込み補正
処理を実行するように構成され、且つ、前記時間割り込
み補正処理において、前記スタート外部割り込み又は前
記初期時間間隔の経過に伴う時間割り込みの時点から、
その後において前記割り込み時間間隔の経過に伴い時間
割り込みを実行すべき適正時点までの適正経過時間を予
測し、前記時間割り込み処理の時間割り込みのときに、
前記適正経過時間と、前記時間計測手段における計測値
との比較により、前記時間割り込みを実行すべき適正時
点を前記ビットタイミングとして、そのビットタイミン
グのずれを検出し、そのずれに基づいて、その時点から
次のデータの読み取り時点までの割り込み時間間隔を、
次回に時間割り込みを実行すべき適正時点になるように
補正するように構成されている。
【0009】従って、例えば、別の割り込み処理等に起
因して、設定時間間隔毎にデータの読み取りの為に実行
されるべき時間割り込みのタイミングが適正タイミング
からずれてしまったような場合であっても、通信情報に
おけるビットの存在タイミングに対応するビットタイミ
ングを検出すると共に、そのビットタイミングに基づい
て前記時間割り込み処理における時間割り込みタイミン
グを補正することにより、常に、適正なタイミングで時
間割り込みが実行されることになり、適正に各ビットの
データを読み込むことができるものとなる。
【0010】その結果、別の割り込み処理等を同時に並
行して実行可能な高度な制御構成を備えることなく、通
信情報におけるビットの存在タイミングに基づいて時間
割り込みタイミングを補正する構成とすることで、制御
構成を複雑にさせることなく、比較的低コストな簡素な
制御構成で済ませることができるものでありながら、適
正なタイミングで各ビットのデータを読み込むことが可
能となる通信装置を提供できるに至った。又、このよう
に読み取りタイミングのずれを補正できることから、例
えば、通信情報における設定ビット数を増やすことによ
り、通信内容をより高度化させた場合であっても、適正
に通信情報の読み取りを行うことが可能で、通信機能の
向上を図ることも可能となる。しかも、通信情報のデー
タの読み取り開始の基準となる時点から、時間割り込み
が実行されるべき時点までの適正経過時間を予測すると
共に、前記基準時点からの実際の経過時間を時間計測手
段にて計測するようにして、実際の計測された経過時間
(計測値)と、予測した適正経過時間との比較により、
ビットタイミングのずれを検出して、そのずれに基づい
てその時点から次のデータの読み取り時点までの割り込
み時間間隔を、次回に時間割り込みを実行すべき適正時
点になるように補正することで、スタート外部割り込み
に基づく時間割り込み処理の時間割り込みタイミング
が、種々の要因によって適正タイミングよりも遅れてい
る(時間的に後方向にずれている)場合だけでなく、適
正タイミングよりも早くなっている(時間的に前方向に
ずれている)ような場合であっても、常に適正なタイミ
ングになるように補正することができるのである。
【0011】請求項2に記載の特徴構成によれば、前記
通信制御手段は、前記スタートビットのデータ入力開始
に伴うスタート外部割り込みの後において、前記通信情
報におけるビットの存在タイミングに対応するビットタ
イミングを検出して、前記時間割り込み処理における時
間割り込みタイミングを補正する時間割り込み補正処理
を実行するように構成され、且つ、前記時間割り込み補
正処理において、前記ビットタイミングを、前記ビット
における信号レベルの変化に伴う次データ外部割り込み
により検出し、その次データ外部割り込みを実行した時
点から、次の時間割り込みを実行すべき適正時点までの
適正経過時間を予測し、前記次の時間割り込みのとき
に、前記適正経過時間と時間計測手段における計測値と
の比較により、次回の前記時間割り込みを実行すべき適
正時点を前記ビットタイミングとして、そのビットタイ
ミングのずれを検出し、そのずれに基づいて、その時点
から次のデータの読み取り時点までの割り込み時間間隔
を、次回の時間割り込みを実行すべき適正時点になるよ
うに補正するように構成されている。
【0012】従って、例えば、別の割り込み処理等に起
因して、設定時間間隔毎にデータの読み取りの為に実行
されるべき時間割り込みのタイミングが適正タイミング
からずれてしまったような場合であっても、通信情報に
おけるビットの存在タイミングに対応するビットタイミ
ングを検出すると共に、そのビットタイミングに基づい
て前記時間割り込み処理における時間割り込みタイミン
グを補正することにより、常に、適正なタイミングで時
間割り込みが実行されることになり、適正に各ビットの
データを読み込むことができるものとなる。
【0013】その結果、別の割り込み処理等を同時に並
行して実行可能な高度な制御構成を備えることなく、通
信情報におけるビットの存在タイミングに基づいて時間
割り込みタイミングを補正する構成とすることで、制御
構成を複雑にさせることなく、比較的低コストな簡素な
制御構成で済ませることができるものでありながら、適
正なタイミングで各ビットのデータを読み込むことが可
能となる通信装置を提供できるに至った。又、このよう
に読み取りタイミングのずれを補正できることから、例
えば、通信情報における設定ビット数を増やすことによ
り、通信内容をより高度化させた場合であっても、適正
に通信情報の読み取りを行うことが可能で、通信機能の
向上を図ることも可能となる。しかも、ビットにおける
信号レベルの変化に伴う次データ外部割り込みがあった
時点から、次の時間割り込みを実行すべき適正時点まで
の経過時間、即ち、ビットのデータ入力開始時点からビ
ットのデータを読み込む時点までの遅れ時間(初期時間
間隔に相当する)の適正値を予測して、その予測値と実
際の計測値との比較に基づいて、その時点から次のデー
タの読み取り時点までの割り込み時間間隔を、次回の時
間割り込みを実行すべき適正時点になるように補正する
ことにより、ビットのデータ入力開始時点からビットの
データを読み込むまでの遅れ時間(初期時間間隔)を適
正に確保することができるので、装置を構成する部品の
特性のバラツキや経年変化等に起因して通信情報におけ
る各ビットの入力開始が時間的にわずかにズレて、デー
タの読み取りミスを起こすというような不具合を回避さ
せるために予め設定された前記初期時間間隔が、通信情
報の受信が継続している間も適正に確保できて、データ
の読み取りを確実に行えるものとなる。
【0014】請求項3に記載の特徴構成によれば、前記
スタート外部割り込み、又は、前記初期時間間隔の経過
に伴って実行される時間割り込みの時点からの経過時間
を計測する時間計測手段が設けられ、前記通信制御手段
は、前記スタートビットのデータ入力開始に伴うスター
ト外部割り込みの後において、前記通信情報におけるビ
ットの存在タイミングに対応するビットタイミングを検
出して、前記時間割り込み処理における時間割り込みタ
イミングを補正する時間割り込み補正処理を実行するよ
うに構成され、且つ、前記時間割り込み補正処理におい
て、前記スタート外部割り込み又は前記初期時間間隔の
経過に伴う時間割り込みの時点から、その後において前
記割り込み時間間隔の経過に伴い時間割り込みを実行す
べき適正時点までの適正経過時間を予測し、前記時間割
り込み処理の時間割り込みのときに、前記適正経過時間
と、前記時間計測手段における計測値との比較により、
前記時間割り込みを実行すべき適正時点を前記ビットタ
イミングとして、そのビットタイミングのずれを検出
し、そのずれに基づいて、その時点から次のデータの読
み取り時点までの割り込み時間間隔を、次回に時間割り
込みを実行すべき適正時点になるように補正するように
構成され、更に、前記時間割り込み補正処理において、
前記ビットタイミングを、前記ビットにおける信号レベ
ルの変化に伴う次データ外部割り込みにより検出し、そ
の次データ外部割り込みを実行した時点から、次の時間
割り込みを実行すべき適正時点までの適正経過時間を予
測し、前記次の時間割り込みのときに、前記適正経過時
間と前記時間計測手段における計測値との比較により、
次回の前記時間割り込みを実行すべき適正時点を前記ビ
ットタイミングとして、そのビットタイミングのずれを
検出し、そのずれに基づいて、その時点から次のデータ
の読み取り時点までの割り込み時間間隔を、次回の時間
割り込みを実行すべき適正時点になるように補正するよ
うに構成されている。
【0015】従って、例えば、別の割り込み処理等に起
因して、設定時間間隔毎にデータの読み取りの為に実行
されるべき時間割り込みのタイミングが適正タイミング
からずれてしまったような場合であっても、通信情報に
おけるビットの存在タイミングに対応するビットタイミ
ングを検出すると共に、そのビットタイミングに基づい
て前記時間割り込み処理における時間割り込みタイミン
グを補正することにより、常に、適正なタイミングで時
間割り込みが実行されることになり、適正に各ビットの
データを読み込むことができるものとなる。 その結果、
別の割り込み処理等を同時に並行して実行可能な高度な
制御構成を備えることなく、通信情報におけるビットの
存在タイミングに基づいて時間割り込みタイミングを補
正する構成とすることで、制御構成を複雑にさせること
なく、比較的低コストな簡素な制御構成で済ませること
ができるものでありながら、適正なタイミングで各ビッ
トのデータを読み込むことが可能となる通信装置を提供
できるに至った。又、このように読み取りタイミングの
ずれを補正できることから、例えば、通信情報における
設定ビット数を増やすことにより、通信内容をより高度
化させた場合であっても、適正に通信情報の読み取りを
行うことが可能で、通信機能の向上を図ることも可能と
なる。 しかも、通信情報のデータの読み取り開始の基準
となる時点から、時間割り込みが実行されるべき時点ま
での適正経過時間を予測すると共に、前記基準時点から
の実際の経過時間を時間計測手段にて計測するようにし
て、実際の計測された経過時間(計測値)と、予測した
適正経過時間との比較により、ビットタイミングのずれ
を検出して、そのずれに基づいてその時点から次のデー
タの読み取り時点までの割り込み時間間隔を、次回に時
間割り込みを実行すべき適正時点になるように補正する
ことで、スタート外部割り込みに基づく時間割り込み処
理の時間割り込みタイミングが、種々の要因によって適
正タイミングよりも遅れている(時間的に後方向にずれ
ている)場合だけでなく、適正タイミングよりも早くな
っている(時間的に前方向にずれている)ような場合で
あっても、常に適正なタイミングになるように補正する
ことができるのである。 更には、ビットにおける信号レ
ベルの変化に伴う次データ外部割り込みがあった時点か
ら、次の時間割り込みを実行すべき適正時点までの経過
時間、即ち、ビットのデータ入力開始時点からビットの
データを読み込む時点までの遅れ時間(初期時間間隔に
相当する)の適正値を予測して、その予測値と実際の計
測値との比較に基づいて、その時点から次のデータの読
み取り時点までの割り込み時間間隔を、次回の時間割り
込みを実行すべき適正時点になるように補正することに
より、ビットのデータ入力開始時点からビットのデータ
を読み込むまでの遅れ時間(初期時間間隔)を適正に確
保することができるので、装置を構成する部品の特性の
バラツキや経年変化等に起因して通信情報における各ビ
ットの入力開始が時間的にわずかにズレて、データの読
み取りミスを起こすというような不具合を回避させるた
めに予め設定された前記初期時間間隔が、通信情報の受
信が継続している間も適正に確保できて、データの読み
取りを確実に行えるものとなる。
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】請求項に記載の特徴構成によれば、互い
に異なる複数の通信方式における夫々の通信情報を送信
可能に構成され、第1外部装置から所定の通信方式によ
って受信した通信情報を、前記所定の通信方式と異なる
通信方式による通信情報に変換して、第2外部装置に送
信するように構成されている。
【0022】第2外部装置に向けて送信するために異な
る通信方式での通信情報に変換さえる為に第1外部装置
より受信された通信情報が、適正なタイミングで読み取
ることができるので、常に適切な情報に変換されること
になり、第2外部装置に対する通信の信頼性が向上する
ことになる。
【0023】請求項に記載の特徴構成によれば、前記
第1外部装置が給湯部の動作情報を指令するリモコン装
置であり、前記第2外部装置が前記給湯部の動作を制御
する給湯器制御部である。
【0024】従って、リモコン装置より指令された動作
情報が適切に受信されると共に、その受信情報が異なる
通信方式による通信情報に変換されて給湯器制御部に通
信され、給湯部の動作を適切に制御することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る通信装置を給
湯装置に適用した場合について説明する。図1に示すよ
うに、給湯装置は、供給される水を加熱して給湯する給
湯部K、この給湯部Kの動作を制御する給湯器制御部と
しての本体制御部HS(第1外部装置の一例)、この本
体制御部HSに動作情報を指令する2つのリモコン装置
R1,R2等を備えて構成されている。
【0026】前記給湯部Kは、燃焼室1内に、水加熱用
の熱交換器2と、この熱交換器2を加熱するガス燃焼式
のバーナ3と、バーナ3に燃焼用空気を通風するファン
4の夫々が備えられ、熱交換器2には給水路5と、出湯
路6が夫々接続されている。前記バーナ3には燃料(ガ
ス)を供給するための燃料供給路7が接続されている。
尚、詳述はしないが、給水路5における通水状態や、入
水温度、出湯温度等を検出する検出手段が備えられてい
る。
【0027】前記本体制御部HSは、マイクロコンピュ
ータを備えて構成され、上述したような各種の検出手段
の検出情報やリモコン装置R1,R2から通信される指
令情報に基づいて、給湯運転の開始・停止の制御や燃料
供給量やファン4の回転数等を調整制御して、出湯温度
を目標温度に維持させる給湯制御等を実行するように構
成されている。
【0028】前記各リモコン装置R1,R2は、同一の
構成であるので、一方の構成について説明する。リモコ
ン装置R1,R2は、人為操作に基づいて、給湯部Kの
給湯動作を指令するための操作部8、出湯温度等を表示
する表示部9、及び、第2外部装置の一例としてのリモ
コン制御部RS等を備えて構成されている。リモコン制
御部RSは、マイクロコンピュータを備えて構成され、
操作部8による操作情報に基づいて給湯動作のための指
令情報を本体制御部HSに通信させるための制御を実行
すると共に、本体制御部HSから通信される給湯部Kに
おける動作情報(給湯温度情報等)を表示部9に表示さ
せる制御等を実行するように構成されている。
【0029】前記本体制御部HS及びリモコン制御部R
Sは、夫々、2本線から成る通信線10を介して上述し
たような情報を互いに通信可能な通信部TUを備えて構
成されているが、夫々の通信部TUにおいて用いられる
通信方式が互いに異なる方式のもので構成されている。
具体的には、本体制御部HSが図2に示す「通信方式
1」で通信が実行され、リモコン制御部RSが図2に示
す「通信方式2」で通信が実行されるように構成されて
いる。このように本体制御部HS及びリモコン制御部R
Sの通信部TUは、夫々、信号電圧、通信ボーレイト、
データ形式等全て異なる構成となっている。
【0030】そして、本体制御部HSと各リモコン装置
R1,R2は、所定の通信方式によって受信した通信情
報を、前記所定の通信方式と異なる通信方式による通信
情報に変換して送信する通信装置としての中継装置Cを
介して、互いに通信可能に接続されるようになってい
る。
【0031】前記本体制御部HSは商用交流電源等の外
部電源GDから電力が供給され、前記リモコン装置R
1,R2に対しては、前記通信線10を通して、前記情
報と共に本体制御部HS側から電力が供給される構成と
なっている。又、本体制御部HS及びリモコン制御部R
Sは、それに供給される電源電圧が、例えば、一時的に
必要最低電圧よりも低い低電圧状態になったような場
合、あるいは、一時的に電源供給が停止されたような場
合等の電力不足状態が発生すると、その電力不足状態が
許容時間経過するまでの間、制御作動を継続するための
内部電源Bが備えられ、且つ、前記許容時間が経過する
に伴って、制御動作が初期化されるように構成されてい
る。
【0032】次に、前記中継装置Cの構成について説明
する。この中継装置Cは、図3に示すように、本体制御
部HSあるいはリモコン制御部RSから通信される情報
を、異なる通信方式に基づく情報に変換するための制御
を実行するマイクロコンピュータを備えた通信制御手段
としての中継制御部CSが備えられ、通信線10を介し
て本体制御部HS側から供給される電力の電圧を中継制
御部CSに必要な定電圧に変換するレギュレータ回路1
1や、前記電力が例えば、一時的に必要最低電圧よりも
低い電圧になったような場合、あるいは、一時的に電源
供給が停止されたような場合等の電力不足状態が発生す
ると、そのような状態を検出する停電検出回路12、及
び、上述したような電力不足状態が発生した場合であっ
ても中継制御部CSに対して供給される電力を許容時間
だけ保持する内部電源としてのバックアップ回路13等
が備えられている。バックアップ回路13としては、例
えば、電力を充電可能な比較的大容量のコンデンサや、
小型のバッテリ等で構成されることになる。このバック
アップ回路13にて電源が保持される許容時間は、本体
制御部HSやリモコン装置R1,R2にて電源が保持さ
れる許容時間よりも長い時間になるように構成されてい
る。
【0033】つまり、上述したような電力不足状態が発
生した場合に、中継制御部CSが本体制御部HSやリモ
コン制御部RSよりも先に初期化されることを未然に防
止する構成となっており、このように先に初期化される
ことによって、本体制御部HSやリモコン制御部RSが
正常に動作を継続維持できる状態であっても、中継制御
部CSから初期化情報が通信されることで、給湯部Kの
動作状態がリモコン装置R1,R2の指令内容と異なる
状態、例えば、目標給湯温度と異なる給湯温度になった
り、給湯中にバーナ3の燃焼が停止したりする等の異常
状態が発生することを未然に防止しているのである。
【0034】又、この中継装置Cには、電力搬送波方式
に基づいて高周波信号に変調された状態で通信される本
体制御部HSからの情報を復調したり、ベースバンド信
号方式に基づいて通信されるリモコン装置R1,R2か
らの情報を高周波信号に変調するための変調・復調回路
14や、リモコン装置R1,R2との通信用の信号電圧
に変換するための電圧レベル変換回路15等が備えられ
ている。説明を加えると、電力搬送波方式では、図4
(イ)に示すように、直流電圧に高周波変調により信号
情報を重畳して電力の伝送と情報の伝送とを同時に行え
るようにしており、ベースバンド信号方式では、図4
(ロ)に示すように、リモコン制御部RSの動作用の最
低必要電圧Vmin よりも高く設定された低レベルと、そ
れよりも高い高レベルとの間で信号を伝送情報に基づい
て切り換えて、情報をそのまま伝送するようにしてい
る。
【0035】前記中継制御部CSは、複数種の外部割り
込み処理、及び、複数種の時間割り込み処理を実行可能
に構成されている。外部割り込み処理とは、メインの制
御ルーチンに対して、外部割り込み検出部に与えられる
外部データの入力に基づいて、割り込み処理を実行する
ことであり、時間割り込み処理とは、基準となる時点に
て設定された後、設定時間経過後にメイン制御ルーチン
に対して割り込み処理を実行することである。尚、この
ような処理は、同時に並行して実行することはできず、
いずれかの処理を実行しているときは他の処理は待機さ
せられることになる。
【0036】次に、前記中継制御部CSにおける通信情
報(データ)の読み込み手順の動作について説明する。
【0037】尚、中継制御部CSに入力される信号は、
その通信方式に基づいて、1パケット内に、予め定めら
れた設定ビット時間間隔の設定数のビットを備え、且
つ、各ビットにおいて信号レベルを変化させることによ
り構成される通信情報、所謂、パルス信号によるシリア
ルデータとして与えられる。
【0038】この中継制御部CSは、通信情報を受信す
る際に、受信した通信情報の1パケットのスタートビッ
トのデータ入力開始に伴うスタート外部割り込みに基づ
いて、その時点からスタートビットのデータの読み込み
時点までの初期時間間隔を設定する外部割り込み処理
と、前記初期時間間隔の経過に伴う時間割り込みに基づ
いて、その時点から次のデータの読み取り時点までの割
り込み時間間隔の設定、及び、その時点でのデータの読
み込みを行い、その後、前記割り込み時間間隔の経過に
伴う時間割り込みに基づいて、その時点から次のデータ
の読み取り時点までの割り込み時間間隔の設定、及び、
その時点でのデータの割り込みを行う時間割り込み処理
とを、実行するように構成されている。
【0039】つまり、1パケットのスタートビットのデ
ータ入力開始に伴うスタート外部割り込みにより、例え
ば、設定ビット時間間隔の1/2に相当する初期時間間
隔を設定し、その初期時間間隔の経過に伴う時間割り込
みに基づいて、スタートビットのデータの読み取りを行
うと共に、設定ビット時間間隔に相当する割り込み時間
間隔を設定する。以降、1パケット分終了するまで、割
り込み時間間隔毎に行われる時間割り込みにおいて、各
ビットデータの読み取りと割り込み時間間隔の設定とを
繰り返すことで、各ビットのデータをその中間位置付近
において読み取るようにしている。
【0040】又、この中継制御部CSは、前記スタート
ビットのデータ入力開始に伴うスタート外部割り込みの
後において、前記通信情報におけるビットの存在タイミ
ングに対応するビットタイミングを検出して、前記時間
割り込み処理における時間割り込みタイミングを補正す
る時間割り込み補正処理を実行するように構成されてい
る。つまり、前記スタート外部割り込み、又は、前記初
期時間間隔の経過に伴って実行される時間割り込みの時
点からの経過時間を計測する時間計測手段としてのフリ
ーカウンタが、中継制御部CSの内部カウンタとして設
けられ、前記スタート外部割り込み又は前記初期時間間
隔の経過に伴う時間割り込みの時点から、その後におい
て前記割り込み時間間隔の経過に伴い時間割り込みを実
行すべき適正時点までの適正経過時間を予測し、時間割
り込み処理の時間割り込みのときに、前記適正経過時間
と、前記フリーカウンタにおける計測値との比較によ
り、前記時間割り込みを実行すべき適正時点を前記ビッ
トタイミングとして、そのビットタイミングのずれを検
出し、そのずれに基づいて、その時点から次のデータの
読み取り時点までの割り込み時間間隔を、次回に時間割
り込みを実行すべき適正時点になるように補正し、更に
は、前記ビットタイミングを、前記ビットにおける信号
レベルの変化に伴う次データ外部割り込みにより検出
し、その次データ外部割り込みを実行した時点から、次
の時間割り込みを実行すべき適正時点までの適正経過時
間を予測し、前記次の時間割り込みのときに、前記適正
経過時間と、前記フリーカウンタにおける計測値との比
較により、次回の前記時間割り込みを実行すべき適正時
点を前記ビットタイミングとして、そのビットタイミン
グのずれを検出し、そのずれに基づいて、その時点から
次のデータの読み取り時点までの割り込み時間間隔を、
次回の時間割り込みを実行すべき適正時点になるように
補正する構成である。
【0041】図6に示す制御フローチャート及び図7に
示すタイムチャートに基づいて具体的な制御動作につい
て説明する。尚、前記フリーカウンタは、図7に示すよ
うに、設定時間毎にカウント値が変化し、データパルス
幅よりも充分長い時間に相当する時間が経過すると、カ
ウント値がリセットされるカウンタで構成されている。
前記スタート外部割り込みにより設定された初期時間間
隔(データパルス幅の1/2に相当する時間)が経過し
て時間割り込みとしてのタイマ割り込みが実行される
と、そのときのフリーカウンタの計測値(図7のa 1
を読み込み、その計測値に対して、次回にタイマ割り込
みを実行すべき時点までの割り込み時間間隔(データパ
ルス幅に相当する適正経過時間)が経過すると予測され
るときのフリーカウンタの計測値を予測する(ステップ
37)。そして、次回のタイマ割り込みのときに、その
予測値と実際の計測値(図7のa 2 )との差によりビッ
トタイミングのずれを検出して、次回のタイマ割り込み
までの割り込み時間間隔を適正な値に補正してその補正
値を設定する(ステップ38,39)。そして、次デー
タ外部割り込みが発生すると、そのときのフリーカウン
タの計測値(図7のa x )を読み込むと共に、次回のタ
イマ割り込みを実行すべき時点までの割り込み時間間隔
(データパルス幅の1/2に相当する適正経過時間)が
経過すると予測されるときのフリーカウンタの計測値を
予測する(ステップ34,35)。尚、このとき、前記
計測値は、前回のタイマ割り込み発生時の積算値a 3
対して、データパルス幅の1/2に相当する計測値(1
/2・P)を加算した値(a 3 +1/2・P)が予測値
として用いられ、その予測値と計測値とがずれていれ
ば、そのずれ分を補正して、次回のタイマ割り込みを実
行すべき時点までの割り込み時間間隔が経過すると予測
されるときのフリーカウンタの計測値を予測することに
なる。そして、予測値と計測値との差に基づいて、ずれ
を補正して、次回のタイマ割り込みを実行すべき割り込
み時間間隔を設定する(ステップ36)。要するに、基
準となる時間計測情報に基づいて実測値を比較しなが
ら、データの読み込みタイミングを補正するのである。
このようにして、常に適正なタイミ ングでデータの読み
込みを行えるものとなる。
【0042】
【0043】
【0044】
【0045】次に、中継制御部CSにおける異なる通信
方式に対する通信ボーレートの整合性をとるための処理
について簡単に説明する。図に通信処理のタイムチャ
ートが示されており、この通信処理は、本体制御部HS
からの信号の受信に基づく外部割り込み(前記データ読
み込みの為の外部割り込みとは異なる)に伴って開始さ
れるように構成されており、設定時間間隔で発生する複
数のタイマ割り込み(前記データ読み込みの為のタイマ
割り込みとは異なる)の積算によって規定される単位通
信サイクルの通信処理時間が経過すると、通信処理が終
了するように構成されている。前記単位通信サイクルと
は、例えば、本体制御部HSからデータが通信されたと
きから、そのデータがリモコン制御部RSに通信され、
且つ、その応答データが中継装置Cを介して本体制御部
HSに通信されるまでの一連の処理のための所要時間に
相当する。具体的には、「通信方式2」の通信周期
(1.4秒間)に規定されている。
【0046】つまり、本体制御部HSから通信データの
送信(図における初回通信に相当する)が行われる
と、前記外部割り込みが実行されて、単位通信サイクル
の通信処理時間を規定するためのタイマ割り込み間隔が
設定され、その時間毎に繰り返されるタイマ割り込みの
回数(カウント値)が予め設定された複数の設定回数に
達する毎に、順次、信号処理を実行する。つまり、上述
したような受信データの読み込み処理や通信方式の変換
処理、データの送信処理等を順次実行するのである。そ
して、タイマ割り込みの回数(カウント値)が単位通信
サイクルの通信処理時間に相当する値になると通信処理
を終了する。尚、図中、斜線データは受信情報を表
し、白抜きデータは送信情報を表している。このように
して、タイマ割り込みの積算にて異なる通信ボーレート
の通信情報の整合性をとりながら、適切にデータ変換処
理を実行するように構成されている。
【0047】〔別実施形態〕 (1)上記実施形態の構成に代えて、前記時間割り込み
補正処理として、次のように構成するものでもよい。
記実施形態では、タイマ割り込み処理だけでなく、次デ
ータ外部割り込みの際にもフリーカウンタに基づく補正
処理を実行するようにしたが、いずれか一方だけの補正
処理を実行する制御形態であってもよい。
【0048】
【0049】
【0050】
【0051】
【0052】
【0053】
【0054】
【0055】()上記実施形態では、互いに異なる複
数の通信方式における夫々の通信情報を送信可能に構成
され、所定の通信方式によって受信した通信情報を、前
記所定の通信方式と異なる通信方式による通信情報に変
換して送信するように構成したが、このような構成に限
らず、所定の通信方式のみを送受信する通信装置であっ
てもよく、あるいは、受信のみを行う通信装置であって
もよい。
【0056】()上記実施形態では、給湯装置に適用
した場合を例示したが、本発明に係る通信装置は給湯装
置に限らず、空調装置やその他の各種装置に適用でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】概略構成を示すブロック図
【図2】通信方式を示す図
【図3】中継装置のブロック図
【図4】通信伝送状態を示す図
【図5】制御動作を示すタイムチャート
【図6】制御動作のフローチャート
【図7】制御動作を示すタイムチャート
【符号の説明】
CS 通信制御手段 HS 給湯器制御部 RS リモコン制御部 K 給湯部 R1,R2 リモコン装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−360334(JP,A) 特開 平3−85043(JP,A) 特開 昭61−7756(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 29/02

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設定ビット時間間隔の設定数のビットを
    備え、且つ、各ビットにおいて信号レベルを変化させる
    ことにより構成される通信情報を受信する通信制御手段
    が備えられ、 この通信制御手段は、 受信した通信情報のスタートビットのデータ入力開始に
    伴うスタート外部割り込みに基づいて、その時点からス
    タートビットのデータの読み込み時点までの初期時間間
    隔を設定する外部割り込み処理と、 前記初期時間間隔の経過に伴う時間割り込みに基づい
    て、その時点から次のデータの読み取り時点までの割り
    込み時間間隔の設定、及び、その時点でのデータの読み
    込みを行い、その後、前記割り込み時間間隔の経過に伴
    う時間割り込みに基づいて、その時点から次のデータの
    読み取り時点までの割り込み時間間隔の設定、及び、そ
    の時点でのデータの割り込みを行う時間割り込み処理と
    を、実行するように構成されている通信装置であって、前記スタート外部割り込み、又は、前記初期時間間隔の
    経過に伴って実行される時間割り込みの時点からの経過
    時間を計測する時間計測手段が設けられ、 前記通信制御手段は、 前記スタートビットのデータ入力開始に伴うスタート外
    部割り込みの後において、前記通信情報におけるビット
    の存在タイミングに対応するビットタイミングを検出し
    て、前記時間割り込み処理における時間割り込みタイミ
    ングを補正する時間割り込み補正処理を実行するように
    構成され、 且つ、前記時間割り込み補正処理において、前記スター
    ト外部割り込み又は前記初期時間間隔の経過に伴う時間
    割り込みの時点から、その後において前記割り込み時間
    間隔の経過に伴い時間割り込みを実行すべき適正時点ま
    での適正経過時間を予測し、前記時間割り込み処理の時
    間割り込みのときに、前記適正経過時間と、前記時間計
    測手段における計測値との比較により、前記時間割り込
    みを実行すべき適正時点を前記ビットタイミングとし
    て、そのビットタイミングのずれを検出し、そのずれに
    基づいて、その時点から次のデータの読み取り時点まで
    の割り込み時間間隔を、次回に時間割り込みを実行すべ
    き適正時点になるように補正 するように構成されている
    通信装置。
  2. 【請求項2】 設定ビット時間間隔の設定数のビットを
    備え、且つ、各ビットにおいて信号レベルを変化させる
    ことにより構成される通信情報を受信する通信制御手段
    が備えられ、 この通信制御手段は、 受信した通信情報のスタートビットのデータ入力開始に
    伴うスタート外部割り込みに基づいて、その時点からス
    タートビットのデータの読み込み時点までの初期時間間
    隔を設定する外部割り込み処理と、 前記初期時間間隔の経過に伴う時間割り込みに基づい
    て、その時点から次のデータの読み取り時点までの割り
    込み時間間隔の設定、及び、その時点でのデータの読み
    込みを行い、その後、前記割り込み時間間隔の経過に伴
    う時間割り込みに基づいて、その時点から次のデータの
    読み取り時点までの割り込み時間間隔の設定、及び、そ
    の時点でのデータの割り込みを行う時間割り込み処理と
    を、実行するように構成されている通信装置であって、 前記通信制御手段は、 前記スタートビットのデータ入力開始に伴うスタート外
    部割り込みの後において、前記通信情報におけるビット
    の存在タイミングに対応するビットタイミングを検出し
    て、前記時間割り込み処理における時間割り込みタイミ
    ングを補正する時間割り込み補正処理を実行するように
    構成され、 且つ、前記時間割り込み補正処理において、前記ビット
    タイミングを、前記ビットにおける信号レベルの変化に
    伴う次データ外部割り込みにより検出し、その次データ
    外部割り込みを実行した時点から、次の時間割り込みを
    実行すべき適正時点までの適正経過時間を予測し、 前記次の時間割り込みのときに、前記適正経過時間と時
    間計測手段における計測値との比較により、次回の前記
    時間割り込みを実行すべき適正時点を前記ビットタイミ
    ングとして、そのビットタイミングのずれを検出し、そ
    のずれに基づいて、その時点から次のデータの読み取り
    時点までの割り込み時間間隔を、次回の時間割り込みを
    実行すべき適正時点になるように補正するように構成さ
    れている 通信装置。
  3. 【請求項3】 設定ビット時間間隔の設定数のビットを
    備え、且つ、各ビットにおいて信号レベルを変化させる
    ことにより構成される通信情報を受信する通信制御手段
    が備えられ、 この通信制御手段は、 受信した通信情報のスタートビットのデータ入力開始に
    伴うスタート外部割り込みに基づいて、その時点からス
    タートビットのデータの読み込み時点までの初期時間間
    隔を設定する外部割り込み処理と、 前記初期時間間隔の経過に伴う時間割り込みに基づい
    て、その時点から次のデータの読み取り時点までの割り
    込み時間間隔の設定、及び、その時点でのデータの読み
    込みを行い、その後、前記割り込み時間間隔の経過に伴
    う時間割り込みに基づいて、その時点から次のデータの
    読み取り時点までの割り込み時間間隔の設定、及び、そ
    の時点でのデータの割り込みを行う時間割り込み処理と
    を、実行するように構成されている通信装置であって、 前記スタート外部割り込み、又は、前記初期時間間隔の
    経過に伴って実行される時間割り込みの時点からの経過
    時間を計測する時間計測手段が設けられ、 前記通信制御手段は、 前記スタートビットのデータ入力開始に伴うスタート外
    部割り込みの後において、前記通信情報におけるビット
    の存在タイミングに対応するビットタイミングを検出し
    て、前記時間割り込み処理における時間割り込みタイミ
    ングを補正する時間割り込み補正処理を実行するように
    構成され、 且つ、前記時間割り込み補正処理において、前記スター
    ト外部割り込み又は前記初期時間間隔の経過に伴う時間
    割り込みの時点から、その後において前記割り込み時間
    間隔の経過に伴い時間割り込みを実行すべき適正時点ま
    での適正経過時間を予測し、前記時間割り込み処理の時
    間割り込みのときに、前記適正経過時間と、前記時間計
    測手段における計測値との比較により、前記時間割り込
    みを実行すべき適正時点を前記ビットタイミングとし
    て、そのビットタイミングのずれを検出し、そのずれに
    基づいて、その時点から次のデータの読み取り時点まで
    の割り込み時間間隔を、次回に時間割り込みを実行すべ
    き適正時点になるように補正するように構成され、 更に、前記時間割り込み補正処理において、前記ビット
    タイミングを、前記ビットにおける信号レベルの変化に
    伴う次データ外部割り込みにより検出し、その次データ
    外部割り込みを実行した時点から、次の時間割り込みを
    実行すべき適正時点までの適正経過時間を予測し、 前記次の時間割り込みのときに、前記適正経過時間と前
    記時間計測手段における計測値との比較により、次回の
    前記時間割り込みを実行すべき適正時点を前記ビットタ
    イミングとして、そのビットタイミングのずれを検出
    し、そのずれに基づいて、その時点から次のデータの読
    み取り時点までの割り込み時間間隔を、次回の時間割り
    込みを実行すべき適正時点になるように補正するように
    構成されている 通信装置。
  4. 【請求項4】 互いに異なる複数の通信方式における夫
    々の通信情報を送信可能に構成され、 第1外部装置から所定の通信方式によって受信した通信
    情報を、前記所定の通信方式と異なる通信方式による通
    信情報に変換して、第2外部装置に送信するように構成
    されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の 通信装
    置。
  5. 【請求項5】 前記第1外部装置が給湯部の動作情報を
    指令するリモコン装置であり、前記第2外部装置が前記
    給湯部の動作を制御する給湯器制御部である請求項4記
    載の通信装置。
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