JP2001144886A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001144886A
JP2001144886A JP32473499A JP32473499A JP2001144886A JP 2001144886 A JP2001144886 A JP 2001144886A JP 32473499 A JP32473499 A JP 32473499A JP 32473499 A JP32473499 A JP 32473499A JP 2001144886 A JP2001144886 A JP 2001144886A
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Keiichi Sanada
恵一 真田
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 計時手段がバックアップされていない場合
に、ネットワークシステム内の他の画像形成装置から操
作者が選択した任意の画像形成装置の時刻に一致させる
ように時刻を再設定できる画像形成装置を提供する。 【解決手段】 計時手段18が保持する時刻情報を他の
画像形成装置の計時手段の時刻と合わせる時刻補正手段
10を備え、画像形成装置21の電源15投入時に、コ
ンデンサ20の充電電圧低下により計時手段がバックア
ップされていない場合、時刻補正手段10は、通信手段
10を用いてネットワークと接続する他の画像形成装置
21から得た複数の時刻情報から任意の時刻情報を操作
者に表示手段を備えた入力手段22を用いて選択させ、
選択された時刻情報に基づいて時刻補正手段10を実行
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、時計モジュール等
のように装置内で発生するクロックパルスをカウントす
ることにより時刻情報を得る計時手段とその計時手段の
電源をバックアップするコンデンサを有し、且つ、ネッ
トワークに接続可能な画像形成装置の改良に関し、特
に、コンデンサのバックアップ電圧低下により計時手段
がバックアップされていない場合に、ネットワークシス
テム内の他の画像形成装置の時刻に一致させるように時
刻を再設定することができる画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、画像形成装置の機能を向上さ
せるためにネットワークに接続して他の画像形成装置と
連動できるようにした画像形成装置が知られている。例
えば、ネットワークに接続して他の画像形成装置と連動
させることにより複写動作スピードを高めることができ
る画像形成装置については、特開平5−304575号
公報に開示された画像形成装置が知られている。同公報
に開示された従来の画像形成装置は、他の画像形成装置
が接続されている伝送ケーブルに複写制御信号及びデジ
タル画像信号を出力して、他の画像形成装置に同じ複写
動作を実行させる手段と、他の画像形成装置が接続され
ている伝送ケーブルから、他の画像形成装置の複写制御
信号及びデジタル画像信号を入力して、他の画像形成装
置と同じ複写動作を実行させる手段との一方または双方
を備えて構成されている。同公報に開示された画像形成
装置は、簡単なハードウェアの追加のみで、1つの原稿
を複数の画像形成装置により複写させることができるよ
うに構成されており、一時に大量の複写ができると共に
複写作業時間を短縮できるという利点を有する。しかし
ながら、特開平5−304575号公報に開示された画
像形成装置は、画像データの共有を目的としたものであ
り、ネットワークに接続された各画像形成装置が備える
計時手段の時刻に関する情報を連動させる構成にはなっ
ていない為、画像形成装置の計時手段の電源がバックア
ップされていない場合には、ネットワークに接続された
各画像形成装置に対して個別に操作者が時刻設定を行う
必要があった。このようにネットワークにより接続され
た画像形成装置毎に個別に操作者が時刻設定を行わなけ
ればならないという問題を解決するために、本発明者は
ネットワークに接続された他の画像形成装置の時刻に基
づいて時刻を再設定できる画像形成装置を提案した。こ
の画像形成装置では、例えば、ネットワーク内の任意の
画像形成装置の電源が長期間切断状態になっていたこと
により計時手段のバックアップ機能が停止した場合に、
その状態で再び電源を投入した時に、時刻補正手段が、
ネットワークに接続した他の画像形成装置から時刻情報
を得て時刻を再設定することにより、ネットワークシス
テムにおける画像形成処理の機能低下を防止し、計時手
段がバックアップされていない画像形成装置に対して操
作者が時刻の再設定等を行う手間を不要としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た画像形成装置における時刻補正手段にあっては、画像
形成装置が任意に選択した他の画像形成装置の時刻に合
わせるため、例えば、操作者が意図しない誤った時刻に
一致させてしまう場合があった。すなわち、画像形成装
置が任意に選択した他の画像形成装置に記憶された時刻
が誤った時刻である場合には、その時刻情報を得て設定
する画像形成装置の時刻も誤った時刻に設定されるとい
う不具合があった。本発明は、上述した如き従来の問題
を解決するためになされたものであって、計時手段のバ
ックアップを行うコンデンサのバックアップ電圧低下に
より計時手段がバックアップされない場合に、ネットワ
ークシステム内の他の画像形成装置から操作者が選択し
た画像形成装置が記憶する時刻に一致させて時刻を再設
定できる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、請求項1の本発明の画像形成装置は、クロックパル
スをカウントした時刻情報を得ると共に該時刻情報を記
憶する計時手段と、充電電圧により前記計時手段の電源
をバックアップするコンデンサと、ネットワークと接続
して少なくとも他の2台の画像形成装置と通信するため
の通信手段と、操作者が指示内容を入力するための入力
手段と、操作者へのメッセージを表示する表示手段と、
前記計時手段が保持する時刻情報を他の画像形成装置の
計時手段に記憶された時刻と一致させる時刻合わせ処理
を実行する時刻補正手段と、を備える画像形成装置であ
って、前記画像形成装置の電源投入時に、前記コンデン
サの充電電圧低下により前記計時手段の電源がバックア
ップされていない場合、前記時刻補正手段は、前記通信
手段を用いてネットワークと接続する既に電源が投入さ
れた他の画像形成装置を前記表示手段に表示させ、表示
させた該他の画像形成装置中から前記入力手段を用いて
少なくとも1台の画像形成装置を選択させ、該選択され
た他の画像形成装置が記憶する時刻情報を前記画像形成
装置に送信することにより、該時刻情報に基づいて前記
画像形成処置についての時刻合わせ処理を実行すること
を特徴とする。請求項2の本発明は、請求項1に記載し
た画像形成装置において、前記時刻補正手段は、既に電
源が投入されている他の画像形成装置中から時刻情報を
送信させる画像形成装置を選択する際に、前記表示手段
に選択可能な全ての画像形成装置が記憶する時刻情報を
表示することを特徴とする。請求項3の本発明は、請求
項2に記載した画像形成装置において、前記時刻補正手
段は、既に電源が投入されている他の画像形成装置中か
ら時刻情報を送信させる画像形成装置を選択すること
と、時刻合わせ処理の実行を受ける前記他の画像形成装
置を選択することを各々可能ならしめる構成を備えてい
ることを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示した実施形態
に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態の画
像形成装置の構成を示すブロック図である。本実施形態
の画像形成装置であるデジタル複写機21は、複写動作
を制御する制御手段、ネットワークに接続した他のデジ
タル複写機21との動作コマンドや画像情報の通信等を
制御する通信手段、及び、該通信手段を介して他の既に
電源が投入されているデジタル複写機21の時刻と一致
させる処理を実行する時刻補正手段23を有するメイン
コントローラ10と、メインコントローラ10を補助す
る処理を実行するサブコントローラ11と、複写モード
や時刻の設定等を操作者に指示入力させるための入力手
段および複写機の状態や時刻の表示等を行う表示手段を
備えた操作部22と、商用電源1から受電した電力をメ
インコントローラ10、サブコントローラ11、操作部
22、図示されていないモータ、および、センサ等に供
給するDC電源12と、DC電源12に供給される電力
を機械的に投入/切断する主電源スイッチ15と、メイ
ンコントローラ10と接地との間の接続を投入/切断す
る副電源スイッチ17とを有している。DC電源12は
さらに2つの大きなブロックにより構成されており、1
つのブロックはメインコントローラ10へ電力を供給す
る主電源13であり、残りの1つのブロックはメインコ
ントローラ10以外のサブコントローラ11、操作部2
2、モータ、および、センサ等へ電力を供給する副電源
14である。また、副電源14の電力入力部には入力を
投入/切断するためのリレー16を有している。DC電
源12へ商用電源が供給されるか否かは、主電源スイッ
チ15の投入/切断状態により決定される。また、主電
源スイッチ15は複写機操作者の操作によって投入/切
断が切り替えられる。
【0006】主電源スイッチ15と主電源13の入力部
とは直接に接続されているので、主電源スイッチ15が
投入している状態においては常に主電源部13に電力が
供給されている。しかし、副電源14への商用電源の供
給については、主電源スイッチ15と副電源14の間に
はリレー16が設けられているため、主電源スイッチ1
5が投入した状態で、且つ、リレー16が投入した時の
み電力が供給される。リレー16の投入/切断は、メイ
ンコントローラ10により制御されている。メインコン
トローラ10は、複写機の操作者により副電源スイッチ
17が操作された時、もしくは、ウィークリータイマに
より設定された投入/切断時間になった時の2通りの場
合に、リレー16を投入/切断する。副電源スイッチ1
7の状態は、メインコントローラ10により常に監視さ
れ、副電源14が切断された時に副電源スイッチ17が
操作者により投入されればリレー16をオンすることに
より副電源14を投入し、副電源14が投入された時に
副電源スイッチ17が投入されればリレー16をオフす
ることにより副電源14を切断する。またウィークリー
タイマは、各曜日毎に設定された投入/切断時間に合わ
せ、デジタル複写機21の副電源14を投入/切断する
機能を有する。メインコントローラ10内には、ウィー
クリータイマ機能を実現するために、メインコントロー
ラ10内にて生成されるクロックパルスをカウントする
ことにより時刻情報を得ると共に該時刻情報を記憶する
計時手段としての時計モジュール18を有している。時
計モジュール18は、クロックパルスをカウントするこ
とにより、年、月、日、曜日、時、分、秒の時刻情報を
得て、それらの時刻情報を記憶している。メインコント
ローラ10内にあるCPU19は、例えば、予め操作者
により設定された各曜日毎の投入/切断時刻と時計モジ
ュール18により得られた時刻とを一定時間間隔で比較
し、時計モジュール18の時刻が設定された投入時刻と
一致した時には、リレー16をオンすることにより副電
源14を投入し、時計モジュール18の時間が設定され
た切断時刻と一致した時には、リレー16をオフするこ
とにより副電源14を切断する。
【0007】前述したようにメインコントローラ10の
電力は主電源13から供給されており、メインコントロ
ーラ10内の時計モジュール18の電源電力はこのメイ
ンコントローラ10の電源から得ているため、主電源ス
イッチ15が投入されていれば副電源スイッチ17の投
入/切断に関係なく常に時計モジュール18の電源端子
には電源が供給されている。しかし、主電源スイッチ1
5が切断された状態では時計モジュール18に電源が供
給されなくなる。時計モジュール18は、主電源スイッ
チ15が切断状態であっても、年、月、日、曜日、時、
分、秒をカウント、記憶していなければならないので、
主電源スイッチ15が切断状態にある間の時刻に関する
情報をバックアップするために、バックアップ電源とし
ての大容量コンデンサ20を備えている。バックアップ
電源用の大容量コンデンサ20は、時計モジュール18
の副電源端子に接続されている。この大容量コンデンサ
20は、時計モジュール18に電力が供給されている時
(電源端子の電圧が規定値以上の時)に充電され、時計
モジュール18の電源端子の電圧が規定値以下となった
時には、時計モジュール18が使用する電力を供給す
る。この大容量コンデンサ20に充電された電圧が時計
モジュール18のバックアップ可能電圧以上であれば、
時計モジュール18は、主電源13が切断している時で
あっても、大容量コンデンサ20に充電された電力によ
り、年、月、日、曜日、時、分、秒をカウントし、記憶
することができる。また、時計モジュール18は、その
内部に不図示のバックアップ停止レジスタ18aを有し
ている。このレジスタは、時計モジュール18の副電源
端子を介して大容量コンデンサ20が電力を供給してい
ることを示すレジスタ、即ち、主電源13が切断してい
る時に時計モジュール18のバックアップが行われてい
るか停止したか否かを示すレジスタである。CPU19
は、このレジスタの内容を読み込むことにより、時計モ
ジュール18が正常に年、月、日、曜日、時、分、秒を
カウント、記憶しているかどうかを判断する。
【0008】次に、デジタル複写機21が接続されるネ
ットワークシステムについて説明する。図2は、本実施
形態の画像形成装置であるデジタル複写機21が接続さ
れたネットワークの構成を示した図である。 図2に
は、8台のデジタル複写機21a〜21hを各々ネット
ワークに接続して複数のデジタル複写機21からなるネ
ットワークシステムを構成した例を示した。本実施形態
のネットワークに接続した各デジタル複写機21では、
図2 に示したネットワークを介して、動作コマンド、画
像情報を伝送するだけでなく、各デジタル複写機21a
〜21h内の時計モジュール18に記憶されている年、
月、日、曜日、時、分、秒の時刻に関する情報も伝送す
ることができる。この機能を利用し、例えば、デジタル
複写機21aから他のデジタル複写機21b〜21hに
ついての時刻設定を行う場合には、ネットワークを介し
てデジタル複写機21aに設定された時刻をデジタル複
写機21b〜21hに送信し、デジタル複写機21b〜
21hでは、送信されてきた時刻に一致させるように各
々の内部に設けられた時計モジュール18の時刻を設定
する。このようにして、操作者がネットワークシステム
内の1 台のデジタル複写機21aに時刻設定を行えば、
他のデジタル複写機21b〜21hに対しては個別に時
刻設定を行わなくても、ネットワークシステム内の全デ
ジタル複写機21a〜21hの時刻設定を行うことが可
能となる。図3は、本実施形態の画像形成装置であるデ
ジタル複写機21の電源を投入した時の時刻合わせ動作
を示すフローチャートである。
【0009】以下、図3のフローチャートに従い、図
1、図2を参照しつつ、本実施形態の動作について説明
する。図3に示したように、デジタル複写機21aの主
電源スイッチ15を投入(ON)した時(ステップS
1)には、時計モジュール18に対するバックアップが
停止しているか否かを前記したバックアップ停止レジス
タを読み出することにより判定し(ステップS2)、バ
ックアップが停止していた場合(ステップS2:Ye
s)には、そのデジタル複写機21aの時刻情報は実際
の時刻とずれていると判断して、既に電源が投入されて
いる他のデジタル複写機21b〜21hの何れか1つの
時計モジュール18から時刻情報をネットワークを介し
て送信するように要求し、受信した時刻に一致するよう
に設定する(ステップS3〜ステップS7)。デジタル
複写機21aについてのバックアップが停止していない
場合(ステップS2:No)には、ステップS3〜ステ
ップS7の時刻合わせ処理を中止する。このステップS
3〜ステップS7の処理を行う際に、どのデジタル複写
機21b〜21hの時計モジュール18から時刻情報を
得ることができるかについて、デジタル複写機21aは
操作部22の表示手段に、デジタル複写機21b〜21
hが選択可能である旨を表示し(ステップS3)、操作
者に入力手段からどのデジタル複写機複写機21b〜2
1hを選択するかの指示を入力させて選択させることが
できる。例えば、この選択の際にデジタル複写機21d
が操作者により選択された場合(ステップS4)には、
デジタル複写機21aはデジタル複写機21dに対して
時刻情報の送信を要求し(ステップS5)、その送信要
求を受けたデジタル複写機21dではデジタル複写機2
1aに時刻情報を送信し(ステップS6)、時刻情報を
受信したデジタル複写機21aはデジタル複写機21d
から得られた時刻情報に一致するように自らの時計モジ
ュール18の時刻情報を再設定する(ステップS7)。
このように動作させることにより、意図しない何れかの
デジタル複写機21b〜21hの時刻情報に基づいてデ
ジタル複写機21aの時刻合わせ処理が実行されること
を防止できる。また、上記ステップS4の処理において
は操作者が操作部22の入力手段に、どのデジタル複写
機21b〜21hの時計モジュール18から時刻情報を
得るかの指示を入力して選択する際に、その前のステッ
プS3の処理において、デジタル複写機21aの操作部
22の表示手段に、予め各デジタル複写機21b〜21
hが記憶する時刻情報を表示することにより、本実施形
態のデジタル複写機21の操作性をより向上させること
ができる。
【0010】図4は、デジタル複写機の操作部の表示手
段に各デジタル複写機の時刻情報を表示させた一例を示
す図である。図4中には、各デジタル複写機21a〜2
1hに各々対応するマークa〜hが示され、各マークの
下には各々の複写機21a〜21hの内部に記憶する時
刻情報が示されている。ただし、デジタル複写機21a
については、時刻情報がバックアップされていないため
表示できないので、設定中と示される。図5は、デジタ
ル複写機21の電源を投入した時にデジタル複写機21
aの操作部22の表示手段に図4の表示内容を表示させ
る場合の時刻合わせ動作を示すフローチャートである。
図5のステップS11からステップS14までは、図3
のステップS1からステップS4までと同様であるので
重複する説明を省略する。図5のステップS15では、
図4の表示内容がデジタル複写機21aの操作部22の
表示手段に表示される。操作者がデジタル複写機21b
および21hを時刻合わせ処理を実施する画像形成装置
として選択した場合(ステップS16)には、デジタル
複写機21aはデジタル複写機21dに対して、デジタ
ル複写機21aと共にデジタル複写機21bおよび21
hに対しても時刻情報を送信するように要求し(ステッ
プS17)、その送信要求を受けたデジタル複写機21
dではデジタル複写機21a、21b、および、21h
に時刻情報を送信し(ステップS18)、時刻情報を受
信したデジタル複写機21a、21b、および21hは
デジタル複写機21dから得られた時刻情報に一致させ
るように自らの時計モジュール18の時刻情報を再設定
する(ステップS19)。このように動作させることに
より、本実施形態のデジタル複写機21aでは、操作者
は、デジタル複写機21aの操作部22の表示手段に表
示された各デジタル複写機21a〜21hの時計モジュ
ール18から得た時刻情報を参照しながら、時刻合わせ
を実行するデジタル複写機21b〜21hを選択するこ
とができる。例えば、デジタル複写機21aの操作部2
2の表示手段に表示される内容が図4に示した内容であ
る場合には、デジタル複写機21bおよび21hについ
ての時刻情報は明らかに間違った時刻に設定されている
と判断できるので、操作者は、本実施形態のデジタル複
写機21aの操作部22の入力手段によりデジタル複写
機21bおよび21hについても時刻あわせ処理を実行
するように指定(選択)する。
【0011】従って、本実施形態では、他のデジタル複
写機21b〜21hのうち時刻情報が正確でないデジタ
ル複写機についての時刻情報に一致するようにデジタル
複写機21aの時刻合わせ処理が実行されることを防止
できるだけでなく、デジタル複写機21aの時刻あわせ
処理を操作者が確認してから実行できるように構成した
ことにより、操作者の意図に反した時刻設定や操作者の
指示の誤りがなくなり、時刻合わせの操作性、正確性を
更に向上させることができ、さらに、どのデジタル複写
機についての時刻合わせを実行するかを選択(ステップ
S16)した後に、電源投入された直後に時刻設定を行
おうとしているデジタル複写機21a以外のデジタル複
写機(デジタル複写機21b、21h)に対しても時刻
合わせを行うかどうかを選択可能としたことにより、時
刻情報が明らかに間違っているデジタル複写機21bお
よび21hについても、デジタル複写機21aと同時に
時刻あわせ処理を実行することができる。このため、デ
ジタル複写機21b、21hの時刻再設定処理を不要と
することができ、時刻合わせの操作性を更に向上させる
ことができる。尚、本実施形態は、ネットワークに接続
されるデジタル複写機21の数量を21a〜21hの8
台としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、
ネットワークに接続されるデジタル複写機の台数は2台
以上であれば任意の数量とすることができる。
【0012】
【発明の効果】上記のように請求項1の本発明では、時
刻合わせを実行する画像形成装置を選択することができ
るので、誤った時刻情報を保有する画像形成装置の設定
時刻に一致させる時刻合わせ処理が実行されることを防
止できる。請求項2の本発明は、ネットワークに接続さ
れる各画像形成装置の計時手段の時刻に関する情報を参
照して、時刻合わせを実行する画像形成装置を選択する
ことができるので、明らかに間違った時刻に設定されて
いる画像形成装置に一致させる時刻合わせ処理が実行さ
れることを防止できる。請求項3の本発明は、時刻あわ
せ処理を実行する対象となっている画像形成装置以外の
画像形成装置に対しても、同時に時刻合わせを行うこと
ができるので、時刻合わせの操作性を更に向上させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の画像形成装置の構成を示
すブロック図である。
【図2】本実施形態の画像形成装置であるデジタル複写
機が接続されたネットワークの構成を示した図である。
【図3】本実施形態の画像形成装置であるデジタル複写
機の電源を投入した時の時刻合わせ動作を示すフローチ
ャートである。
【図4】デジタル複写機の操作部の表示手段に各デジタ
ル複写機の時刻情報を表示させた一例を示す図である。
【図5】デジタル複写機の電源を投入した時にデジタル
複写機の操作部の表示手段に図4の表示内容を表示させ
る場合の時刻合わせ動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1・・・商用電源、10・・・メインコントローラ、1
1・・・サブコントローラ、12・・・DC電源、13
・・・主電源、14・・・副電源、15・・・主電源ス
イッチ、16・・・リレー、17・・・副電源スイッ
チ、18・・・時計モジュール、18a・・・バックア
ップ停止レジスタ、19・・・CPU、20・・・大容
量コンデンサ、21、21a〜21h・・・デジタル複
写機(画像形成装置)22・・・操作部、23・・・時
刻補正手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クロックパルスをカウントした時刻情報
    を得ると共に該時刻情報を記憶する計時手段と、充電電
    圧により前記計時手段の電源をバックアップするコンデ
    ンサと、ネットワークと接続して少なくとも他の2台の
    画像形成装置と通信するための通信手段と、操作者が指
    示内容を入力するための入力手段と、操作者へのメッセ
    ージを表示する表示手段と、前記計時手段が保持する時
    刻情報を他の画像形成装置の計時手段に記憶された時刻
    と一致させる時刻合わせ処理を実行する時刻補正手段
    と、を備える画像形成装置であって、 前記画像形成装置の電源投入時に、前記コンデンサの充
    電電圧低下により前記計時手段の電源がバックアップさ
    れていない場合、前記時刻補正手段は、前記通信手段を
    用いてネットワークと接続する既に電源が投入された他
    の画像形成装置を前記表示手段に表示させ、表示させた
    該他の画像形成装置中から前記入力手段を用いて少なく
    とも1台の画像形成装置を選択させ、該選択された他の
    画像形成装置が記憶する時刻情報を前記画像形成装置に
    送信することにより、該時刻情報に基づいて前記画像形
    成処置についての時刻合わせ処理を実行することを特徴
    とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載した画像形成装置におい
    て、前記時刻補正手段は、既に電源が投入されている他
    の画像形成装置中から時刻情報を送信させる画像形成装
    置を選択する際に、前記表示手段に選択可能な全ての画
    像形成装置が記憶する時刻情報を表示することを特徴と
    する画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載した画像形成装置におい
    て、前記時刻補正手段は、既に電源が投入されている他
    の画像形成装置中から時刻情報を送信させる画像形成装
    置を選択することと、時刻合わせ処理の実行を受ける前
    記他の画像形成装置を選択することを各々可能ならしめ
    る構成を備えていることを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006254930A (ja) * 2005-03-15 2006-09-28 Pentax Corp 内視鏡装置
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