JP3366357B2 - 映像信号処理装置および映像信号処理方法 - Google Patents

映像信号処理装置および映像信号処理方法

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JP3366357B2
JP3366357B2 JP31987292A JP31987292A JP3366357B2 JP 3366357 B2 JP3366357 B2 JP 3366357B2 JP 31987292 A JP31987292 A JP 31987292A JP 31987292 A JP31987292 A JP 31987292A JP 3366357 B2 JP3366357 B2 JP 3366357B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被写体の色を検出する
カラービデオカメラ等の映像信号処理装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】図1は
従来の映像信号処理装置のブロック図である。図1にお
いて、1はR−Y色差信号入力端子、2はB−Y色差信
号入力端子、3は輝度信号入力端子、4はアパーチャ補
正信号入力端子、5はR−Y色差信号出力端子、6はB
−Y色差信号出力端子、7は輝度信号出力端子、8はア
パーチャ補正信号出力端子、9〜12は制御信号入力端
子、13〜16は利得制御回路である。
【0003】次に、動作について説明する。R−Y色差
信号入力端子1及びB−Y色差信号入力端子2より入力
した各色差信号は適切な色再現を行うために利得制御回
路13, 14において、制御信号D1,D2により利得の制
御を行い、R−Y色差信号出力端子5及びB−Y色差信
号出力端子6より出力する。また、輝度信号入力端子3
より入力した輝度信号は利得制御回路15において、制御
信号D3により利得の制御を行い、輝度信号出力端子7
より出力する。また、アパーチャ補正信号入力端子4よ
り入力したアパーチャ補正信号は利得制御回路16におい
て、制御信号D4により利得の制御を行い、アパーチャ
補正信号出力端子8より出力する。
【0004】図2は、従来の他の映像信号処理装置を示
すブロック図である。図2において、図1と同番号を付
した部分は同一または相当部分を示し、17,18は演算回
路である。
【0005】次に、動作について説明する。R−Y色差
信号入力端子1より入力したR−Y色差信号は、演算回
路17及び利得制御回路14に入力される。B−Y色差信号
入力端子2より入力したB−Y色差信号は、演算回路18
及び利得制御回路13に入力される。適切な色再現を行う
ために利得制御回路13, 14において、制御信号D5,D
6により利得の制御が行われる。利得制御回路13の出力
は演算回路17に入力される。利得制御回路14の出力は演
算回路18に入力される。演算回路17, 18では2つの入力
信号を加算し、R−Y色差信号出力端子5及びB−Y色
差信号出力端子6より出力する。
【0006】従来の映像信号処理装置は以上のように構
成されているので、次のような問題点があった。色差信
号はR−Y軸,B−Y軸方向にしか利得が変えられず、
肌色を補正すると他の色に影響を与えるという問題点が
あった。また、肌色領域だけ、輝度信号の利得、アパー
チャ補正信号の利得及び周波数特性を変えることは極め
て困難であるという問題点があった。更に、通常、ライ
トなどを用いず、被写体の化粧が不十分な場合、人の顔
における輝度も低く、γ補正などのカメラ信号処理によ
り人の顔等の皺が強調されてしまうという問題点があっ
た。
【0007】本発明の目的は、簡単な回路構成で特定色
領域(肌色領域)だけを検出できる映像信号処理装置を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る映
像信号処理装置は、度信号および色差信号から被写体
の特定の色を検出する映像信号処理装置であって、上記
色差信号により表される色の色相が、上記特定の色につ
いて予め定められる 範囲内の色相である場合に、前記色
差信号の値から当該色差信号により表される色の飽和度
の値を求めて出力する色信号飽和度出力手段と、上記輝
度信号により表される輝度の値に、予め定められた第1
の係数および第2の係数をそれぞれ乗じることにより上
記特定の色の飽和度の最小値および最大値を求めるとと
もに、この飽和度の最小値および最大値の範囲内に上記
色信号飽和度出力手段により出力される飽和度の値があ
る場合に上記輝度信号および上記色差信号を特定の色を
表す信号として検出する色検出手段とを備えたものであ
【0009】請求項2の発明に係る映像信号処理装置
は、色差信号はR−Y色差信号およびB−Y色差信号か
らなり、飽和度の値を上記R−Y信号およびB−Y信号
の各々の値の二乗の和に基づいて求めるものである
【0010】請求項3の発明に係る映像信号処理装置
は、色信号飽和度出力手段は、色差信号により表される
色の色相が肌色について予め定められる範囲内の色相で
ある場合に前記色差信号の値から当該色差信号により表
される色の飽和度の値を求めて出力し、色検出手段は肌
色を表す信号を検出するものである
【0011】請求項4の発明に係る映像信号処理装置
は、色信号飽和度出力手段を、色差信号の値に対応する
飽和度の値が格納されたルックアップテーブルにより構
成するものである
【0012】請求項5の発明に係る映像信号処理装置
は、色差信号はR−Y色差信号およびB−Y色差信号か
らなり、色検出手段により検出される上記R−Y色差信
号およびB−Y色差信号の各々の利得を独立に制御する
手段をさらに備えたものである
【0013】請求項6の発明に係る映像信号処理装置
は、色検出手段により検出される輝度信号の利得を上げ
る手段をさらに備えたものである
【0014】請求項7の発明に係る映像信号処理装置
は、輝度信号の所定の周波数成分を強調するアパーチャ
補正を行う手段と、色検出手段により検出される輝度信
号に対して前記アパーチャ補正を行う際の利得を制限す
る手段とをさらに備えたものである
【0015】請求項8の発明に係る映像信号処理装置
は、色検出手段により検出される輝度信号の高周波成分
を制限する手段をさらに備えたものである
【0016】請求項9の発明に係る映像信号処理方法
は、輝度信号および色差信号から被写体の特定の色を検
出する映像信号処理方法であって、上記色差信号により
表される色の色相が、上記特定の色について予め定めら
れる範囲内の色相である場合に、前記色差信号の値から
当該色差信号により表される色の飽和度の値を求めて出
力する第1の工程と、上記輝度信号により表される輝度
の値に、予め定められた第1の係数および第2の係数を
それぞれ乗じることにより上記特定の色の飽和度の最小
値および最大値を求めるとともに、この飽和度の最小値
および最大値の範囲内に上記第1の工程において出力さ
れる飽和度の値がある場合に上記輝度信号および上記色
差信号を特定の色を表す信号として検出する第2の工程
とを備えたものである
【0017】請求項10の発明に係る映像信号処理方法
は、第1の工程において、色差信号により表される色の
色相が肌色について予め定められる範囲内の色相である
場合に前記色差信号の値から当該色差信号により表され
る色の飽和度の値を求めて出力し、第2の工程におい
て、肌色を表す信号を検出するものである
【0018】請求項11の発明に係る映像信号処理方法
は、色差信号はR−Y色差信号およびB−Y色差信号か
らなり、第2の工程において検出される上記R−Y色差
信号およびB−Y色差信号の各々の利得を独立に制御す
る工程をさらに備えたものである
【0019】請求項12の発明に係る映像信号処理方法
は、第2の工程において検出される輝度信号の利得を上
げる工程をさらに備えたものである
【0020】請求項13の発明に係る映像信号処理方法
は、第2の工程において検出される輝度信号の高周波成
分を制限する工程をさらに備えたものである
【0021】
【作用】請求項1および9の発明の映像信号処理装置
よび映像信号処理方法、輝度信号により表される輝度
の値に予め定められた第1の係数および第2の係数をそ
れぞれ乗じることにより求めた特定の色の飽和度の最小
値および最大値の範囲内に、上記特定の色について予め
定められる範囲内の色相を表す色差信号から求めた飽和
度の値がある場合に、上記輝度信号および上記色差信号
を特定の色を表す信号として検出する。
【0022】請求項2の発明の映像信号処理装置は、飽
和度の値をR−Y信号およびB−Y信号の各々の値の二
乗の和に基づいて求める
【0023】請求項3および10の発明の映像信号処理
装置および映像信号処理方法、色差信号により表され
る色の色相が肌色について予め定められる範囲内の色相
である場合に当該色差信号により表される色の飽和度の
値を求める
【0024】請求項4の発明の映像信号処理装置は、色
差信号の値に対応する飽和度の値が格納されたルックア
ップテーブルにより、特定の色について予め定められる
範囲内の色相を表す色差信号の飽和度の値を求める
【0025】請求項5および11の発明の映像信号処理
装置および映像信号処理方法、色検出手段により検出
されるR−Y色差信号およびB−Y色差信号の各々の利
得を独立に制御する
【0026】請求項6および12の発明の映像信号処理
装置および映像信号処理方法は、特定の色を表す輝度信
号の利得を上げる
【0027】請求項7の発明の映像信号処理装置は、
定の色を表す輝度信号に対してアパーチャ補正を行う際
の利得を制限する
【0028】請求項8および13の発明の映像信号処理
装置および映像信号処理方法は、特定の色を表す輝度信
号の高周波成分を制限する
【0029】
【実施例】以下、本発明をその実施例を示す図面に基づ
いて詳述する。
【0030】(第実施例) 図は、第実施例における肌色領域を検出する肌色検
出回路101 の構成を示すブロック図である。肌色検出回
路101 は、ディジタルの輝度信号, B−Y色差信号,R
−Y色差信号を入力し、映像信号中から肌色領域を検出
する回路である。肌色検出回路101 は、R−Y色差信号
入力端子102 とB−Y色差信号入力端子103 と輝度信号
入力端子104 とメモリ105 と比較器106 と肌色検出信号
出力端子107 とで構成されている。肌色領域は図に示
すように色相及び色信号飽和度で限定され、式1,式2
で表される領域である。また、式1,式2で表される肌
色領域は、式3,式4で表されるように輝度信号のレベ
ルに応じて変化し、輝度信号のレベルが大きくなるにつ
れて肌色領域は図,図,図に示すように色信号飽
和度が大きくなる。上記のように肌色領域を輝度信号の
レベルに応じて図→図→図と変化させることによ
って肌色領域を正確に検出することができる。
【0031】 (式1) (B−Y)・tan(θ+β)≦(R−Y)≦(B−Y)・tan(θ−β) (式2) r−s≦{(R−Y)2 +(B−Y)21/2 ≦r+s (式3) r=K1・Y 但しK1≧0,K1は定数 (式4) s=K2・Y 但しK2≧0,K2は定数
【0032】次に、図に示す肌色検出回路101 の動作
について説明する。R−Y色差信号入力端子102 からR
−Y色差信号を、B−Y色差信号入力端子103 からB−
Y色差信号を入力する。これらの色差信号はアドレスと
してメモリ105 に入力される。メモリ105 には図のよ
うなテーブルが書き込まれている。このテーブルは特定
領域のみ数字が書き込まれており、上記領域以外は0の
データが書き込まれている。この数字は色信号飽和度を
表す。また、輝度信号入力端子104 に輝度信号を入力す
る。比較器106 は、メモリ105 の出力信号の値が、輝度
信号入力端子104 から入力された輝度信号レベルの制限
された範囲内であるか検出する。
【0033】例えば図のテーブルにおいて、メモリ10
5 の出力が輝度信号レベルの1/2〜1/8の範囲内で
あるとき肌色と判別されるとすると、輝度信号入力端子
104から入力された輝度信号レベルが14の場合、上記範
囲内のメモリ105 の出力信号の値は7〜1であり、図
に示す枠内の範囲を満たすR−Y色差信号及びB−Y色
差信号が入力されたとき、上記R−Y色差信号及びB−
Y色差信号は肌色領域内の信号として比較器106 は“Hi
gh”を出力する。比較器106 の出力信号は肌色検出信号
として肌色検出信号出力端子107 へ出力される。上記の
構成により式1,式2,式3,式4を満たす肌色領域を
検出することができる。このような肌色検出回路101 に
よって、図のような人物を撮影したとき肌色検出信号
出力端子107 から出力される肌色検出信号は図10(a) に
示す斜線を付した領域(R1,R2,R3)となり、図
10(a) に示すC−Dの位置での水平走査方向の信号波形
は図10(b) に示すようになる。なお、色差信号がI軸,
Q軸による信号処理であっても上記と同様の信号処理に
よって実現できることはいうまでもない。
【0034】(第実施例) 図11は、第実施例における肌色領域を検出する肌色検
出回路201 の構成を示すブロック図であり、図11におい
て、図と同一番号を付した部分は同一または相当部分
を示す。また図11において、108 はローパスフィルタ
(LPF)、109はスライス回路である。スライス回路1
09 はLPF108 の出力信号を予め定められた定数kの
値だけスライスする回路であり、その具体的な構成例を
13に示す。図13において、202 はLPF108 から出力
された信号を入力する入力端子、203 は加算器、204 は
スイッチ、205 はコンパレータ、206 はスライスする定
数kの値を入力する入力端子、207 はデコーダ、208 は
出力端子である。次に、動作について説明する。R−Y
色差信号, B−Y色差信号, 輝度信号がそれぞれ各入力
端子102,013,104 に入力された後、比較器106 までの動
作は、第実施例と同様であるので、その説明は省略す
る。比較器106 の出力をLPF108 に通して低域成分だ
けを取り出す。この波形は図12(a) のようになる。この
信号をスライス回路109 でスライスする。
【0035】つまり、設定された既定値以下は全てその
既定値にして、この信号の既定値が0となるように全体
をレベルダウンする。入力端子202 から入力されたLP
F108 の出力信号は加算器203 によって定数kの値分差
し引かれる。コンパレータ205 は、LPF108 の出力信
号と定数kとを比較し、この出力信号が定数kより大き
いときスイッチ204 が加算器203 の出力信号を選択する
ようにスイッチ204 へ選択信号を出力する。スイッチ20
4 はこの出力信号が定数kより小さいとき“ Low”を選
択する。デコーダ207 はそのまま信号をスルーする。よ
ってデコーダ207 から出力端子208 を介して出力される
信号は図12(b) の信号波形のようになる。そして、この
信号が肌色検出信号として肌色検出信号出力端子107 に
出力される。
【0036】(第実施例) 図14は、第実施例における肌色領域を検出する肌色検
出回路301 の構成を示すブロック図であり、図14におい
て、図11と同一番号を付した部分は同一または相当部分
を示す。また図14において、110 は定数比較回路であ
る。次に動作について説明する。R−Y色差信号, B−
Y色差信号, 輝度信号がそれぞれ各入力端子102,103,10
4 に入力された後、比較器106 までの動作は、第実施
例と同様であるので、その説明は省略する。比較器106
の出力をLPF108に通して低域成分だけを取り出す。
この波形は図15(a) のようになる。そして、定数比較回
路110 でその出力に応じて信号を数段階のレベルに分割
し、これを肌色検出信号として肌色検出信号出力端子10
7 に出力する。この肌色検出信号は図15(b) の信号波形
のようになる。
【0037】なお、上述の第実施例では肌色
領域を検出する場合について説明したが、メモリ105 内
のテーブルを書き換えることによって、他の所定色領域
の検出に用いることも可能である。
【0038】(第実施例) 肌色領域を検出した際に色差信号の利得を制御する第
実施例について説明する。図16は第実施例の構成を示
すブロック図であり、図16において、図と同一番号を
付した部分は同一または相当部分を示す。また図16にお
いて111, 112は利得制御回路、113 はR−Y色差信号出
力端子、114 はB−Y色差信号出力端子である。
【0039】次に、動作について説明する。R−Y色差
信号入力端子102 及びB−Y色差信号入力端子103 より
入力した色差信号は、肌色検出回路101 及び利得制御回
路111, 112に入力する。肌色検出回路101 は輝度信号入
力端子104 より入力した輝度信号と上記の色差信号とに
より、第実施例に従って肌色領域を検出する。肌色検
出回路101 は映像信号が肌色領域内にあるとき、利得制
御回路111, 112に制御信号を出力する。R−Y色差信号
は利得制御回路111 にて利得が制御された後、R−Y色
差信号出力端子113 より出力される。B−Y色差信号は
利得制御回路112 にて利得が制御された後、B−Y色差
信号出力端子114 より出力される。具体的には、肌色領
域を検出した場合に、R−Y色差信号の利得を上げ、B
−Y色差信号の利得を下げる。図17のaは肌色検出回路
101 により検出した肌色領域であり、上記のように色差
信号の利得を制御することにより図17のbに示す領域へ
変換する。このため、肌色領域の色が赤っぽくなり人間
の記憶色に近い肌色に補正できる。
【0040】(第実施例) 肌色領域を検出した際に輝度信号の利得を制御する第
実施例について説明する。図18は第実施例の構成を示
すブロック図であり、図18において、図と同一番号を
付した部分は同一または相当部分を示す。また図18にお
いて115 は利得制御回路、116 は輝度信号出力端子であ
る。次に、動作について説明する。R−Y色差信号入力
端子102 及びB−Y色差信号入力端子103 より入力した
色差信号は、肌色検出回路101 に入力する。輝度信号入
力端子104 より入力した輝度信号は、肌色検出回路101
及び利得制御回路115 に入力する。肌色検出回路101 は
輝度信号と色差信号とにより、第実施例に従って肌色
領域を検出する。肌色検出回路101 は映像信号が肌色領
域内にあるとき、利得制御回路115 に制御信号を出力
し、利得制御回路115 は制御信号により、輝度信号の利
得を上げ、輝度信号出力端子116 より輝度信号を出力す
る。このため、肌色領域の輝度が高くなり人間の記憶色
に近い肌色に補正できる。
【0041】(第実施例) 肌色領域を検出した際にアパーチャ補正信号の利得を制
御する第実施例について説明する。図19は第実施例
の構成を示すブロック図であり、図19において、図
同一番号を付した部分は同一または相当部分を示す。ま
た図19において、117 はアパーチャ補正信号入力端子、
118 は利得制御回路、119 はアパーチャ補正信号出力端
子である。
【0042】次に、動作について説明する。R−Y色差
信号入力端子102 及びB−Y色差信号入力端子103 より
入力した色差信号と、輝度信号入力端子104 より入力し
た輝度信号とは肌色検出回路101 に入力する。アパーチ
ャ補正信号入力端子117 より入力したアパーチャ補正信
号は、利得制御回路118 に入力する。肌色検出回路101
は輝度信号と色差信号とにより、第実施例に従って肌
色領域を検出する。肌色検出回路101 は映像信号が肌色
領域内にあるとき、利得制御回路118 に制御信号を出力
し、利得制御回路118 は制御信号により、アパーチャ補
正信号の利得を下げ、アパーチャ補正信号出力端子119
よりアパーチャ補正信号を出力する。このため、肌の皺
を抑制できる。
【0043】(第実施例) 肌色領域を検出した際にアパーチャ補正信号の周波数特
性を制御する第実施例について説明する。図20は第
実施例の構成を示すブロック図であり、図20において、
19と同一番号を付した部分は同一または相当部分を示
す。また図20において、120 はアパーチャ信号を作成
し、周波数特性を変えることができるアパーチャ補正回
路である。
【0044】次に、動作について説明する。R−Y色差
信号入力端子102 及びB−Y色差信号入力端子103 より
入力した色差信号と、輝度信号入力端子104 より入力し
た輝度信号とは肌色検出回路101 に入力する。肌色検出
回路101 は輝度信号と色差信号とにより、第実施例に
従って肌色領域を検出する。また、輝度信号はアパーチ
ャ補正回路120 へ入力されて、アパーチャ補正信号が作
成される。肌色検出回路101 は映像信号が肌色領域内に
あるとき、アパーチャ補正回路120 に制御信号を出力
し、アパーチャ補正回路120 は、制御信号により、作成
するアパーチャ補正信号の周波数特性を変えて、アパー
チャ補正信号出力端子119 よりアパーチャ補正信号を出
力する。このため、自然な肌の皺を得ることができる。
【0045】図21は、図20におけるアパーチャ補正回路
120 の内部構成を示すブロック図である。図21におい
て、121, 122は1ラインメモリ、123, 124, 125 はそれ
ぞれ周波数特性が異なるバンドパスフィルタ(BP
F)、126, 131は加算器、127, 128, 129, 130, 132 は
乗算器である。
【0046】次に、動作について説明する。輝度信号入
力端子104 より入力した輝度信号は1ラインメモリ121
を通り、各BPF123, 124, 125 へ出力される。周波数
特性が異なるBPFはそれぞれ周波数特性が異なる水平
方向のアパーチャ補正信号を作成する。各BPF123, 1
24, 125 を通過した信号は各乗算器127, 128, 129 に
て、それぞれC1,C2,C3の定数が掛けられる。よ
ってC1,C2,C3の値によって水平方向のアパーチ
ャ補正信号の利得を変え、加算器131 によりそれぞれの
乗算器の出力信号を加算することにより周波数特性が異
なるアパーチャ補正信号を作ることができる。また、1
ラインメモリ121, 122、加算器126 、乗算器130 、加算
器131 により垂直方向のアパーチャ補正信号が作られ
る。
【0047】以上のように周波数特性が異なる複数のB
PFを具備したアパーチャ補正回路によれば制御信号C
1,C2,C3によりアパーチャ補正の周波数特性を変
えることができる。肌色検出回路101 は映像信号が肌色
領域内にあるとき、制御信号C1,C2,C3,C4,
C5を出力する。制御信号により、アパーチャ補正信号
の周波数特性が変えられて、アパーチャ補正出力端子11
9 よりアパーチャ補正信号が出力される。
【0048】(第実施例) 前述の第実施例において、図16における肌色検出回路
101を図11に示す前述の第実施例による肌色検出回路2
01により構成し、肌色領域を検出するようにした例が、
実施例である。この例では、利得制御回路111, 112
において肌色検出信号の波形に合わせてR−Y色差信
号, B−Y色差信号の利得が変化するので、肌色と他の
色との境界線付近で徐々に各色差信号の利得が変化して
不自然な変化がない。
【0049】(第9実施例) 前述の第実施例において、図16における肌色検出回路
101を図14に示す前述の第実施例による肌色検出回路3
01により構成し、肌色領域を検出するようにした例が、
実施例である。この例でも、利得制御回路111, 112
において肌色検出信号の波形に合わせてR−Y色差信
号, B−Y色差信号の利得が変化するので、肌色と他の
色との境界線付近で徐々に各色差信号の利得が変化して
不自然な変化がない。
【0050】(第10実施例) 前述の第実施例において、図18における肌色検出回路
101を図11に示す前述の第実施例による肌色検出回路2
01により構成し、肌色領域を検出するようにした例が、
10実施例である。この例では、利得制御回路115 にお
いて肌色検出信号の波形に合わせて輝度信号の利得が変
化するので、肌色と他の色との境界線付近で徐々に輝度
信号の利得が変化して不自然な変化がない。
【0051】(第11実施例) 前述の第実施例において、図18における肌色検出回路
101を図14に示す前述の第実施例による肌色検出回路3
01により構成し、肌色領域を検出するようにした例が、
11実施例である。この例でも、利得制御回路115 にお
いて肌色検出信号の波形に合わせて輝度信号の利得が変
化するので、肌色と他の色との境界線付近で徐々に輝度
信号の利得が変化して不自然な変化がない。
【0052】(第12実施例) 前述の第実施例において、図19における肌色検出回路
101を図11に示す前述の第実施例による肌色検出回路2
01により構成し、肌色領域を検出するようにした例が、
12実施例である。この例では、利得制御回路118 にお
いて肌色検出信号の波形に合わせてアパーチャ補正信号
の利得が変化するので、肌色と他の色との境界線付近で
徐々にアパーチャ補正信号の利得が変化して不自然な変
化がない。
【0053】(第13実施例) 前述の第実施例において、図19における肌色検出回路
101を図14に示す前述の第実施例による肌色検出回路3
01により構成し、肌色領域を検出するようにした例が、
13実施例である。この例でも、利得制御回路118 にお
いて肌色検出信号の波形に合わせてアパーチャ補正信号
の利得が変化するので、肌色と他の色との境界線付近で
徐々にアパーチャ補正信号の利得が変化して不自然な変
化がない。
【0054】(第14実施例) 肌色領域を検出した際に輝度信号の周波数特性を制御す
る第14実施例について説明する。図22は第14実施例の構
成を示すブロック図であり、図22において、図3と同一
番号を付した部分は同一または相当部分を示す。また図
22において、133 はLPF、134 は混合回路である。
【0055】次に、動作について説明する。R−Y色差
信号入力端子102 及びB−Y色差信号入力端子103 より
入力した色差信号と、輝度信号入力端子104 より入力し
た輝度信号とは肌色検出回路101 に入力する。肌色検出
回路101 は輝度信号と色差信号とにより、第実施例に
従って肌色領域を検出する。また、輝度信号はLPF13
3 と混合回路134 へも入力される。肌色検出回路101 は
映像信号が肌色領域内にあるとき、混合回路134 に制御
信号を出力し、制御信号により混合率が変化して、LP
F133 の出力と元の輝度信号とが混合され、輝度信号出
力端子116 より輝度信号が出力される。肌色領域では、
LPF133 の出力が混合する割合を多くする。このた
め、肌色領域の高周波成分が抑圧され肌の皺を抑制でき
る。
【0056】(第15実施例) 上述の第14実施例において、図22における肌色検出回路
101を図11に示す前述の第実施例による肌色検出回路2
01により構成し、肌色領域を検出するようにした例が、
15実施例である。この例では、混合回路134 において
肌色検出信号の波形に合わせて混合割合が変化するの
で、肌色と他の色との境界線付近で徐々にこの混合割合
が変化して不自然な変化がない。
【0057】(第16実施例) 上述の第14実施例において、図22における肌色検出回路
101を図14に示す前述の第実施例による肌色検出回路3
01により構成し、肌色領域を検出するようにした例が、
16実施例である。この例でも、混合回路134 において
肌色検出信号の波形に合わせて混合割合が変化するの
で、肌色と他の色との境界線付近で徐々にこの混合割合
が変化して不自然な変化がない。
【0058】(第17実施例) 図23は、第17実施例の構成を示すブロック図であり、図
23において、図及び図16と同番号を付した部分は同一
または相当部分を示す。また図23において、135, 136は
利得制御回路、137, 138は演算回路である。
【0059】次に動作について説明する。R−Y色差信
号入力端子102,B−Y色差信号入力端子103 からR−Y
色差信号, B−Y色差信号がそれぞれ肌色検出回路101
内のメモリ105 に入力され、輝度信号入力端子104 から
輝度信号が肌色検出回路101内の比較器106 に入力され
る。そして、肌色検出回路101 にて、第実施例に従っ
て肌色領域が検出され、肌色検出信号が利得制御回路13
5, 136へ出力される。また、R−Y色差信号は利得制御
回路136 及び演算回路137 へ出力され、B−Y色差信号
は利得制御回路135 及び演算回路138 へ出力される。
【0060】利得制御回路135, 136において、肌色検出
信号により利得の制御が行われる。利得制御回路135 の
出力は演算回路137 に入力され、利得制御回路136 の出
力は演算回路138 に入力される。演算回路137, 138では
2つの入力信号が加算または減算され、R−Y色差信号
出力端子113,B−Y色差信号出力端子114 より出力す
る。演算回路137, 138は、肌色領域では、R−Y色差信
号から利得制御回路135により利得制御されたB−Y色
差信号を減算し、B−Y色差信号に利得制御回路136に
より利得制御されたR−Y色差信号を加算する。このた
め、色相が黄色から赤方向に移動し、人間の記憶色に近
い肌色に補正できる。
【0061】(第18実施例) 図24は、第18実施例の構成を示すブロック図であり、図
24において、図11及び図23と同番号を付した部分は同一
または相当部分を示す。
【0062】次に動作について説明する。前述した第
実施例に従って、入力されたR−Y色差信号,B−Y色
差信号輝度信号に基づいて肌色領域が検出され、肌色
検出回路201(スライス回路109)から肌色検出信号が利得
制御回路135, 136へ出力される。以下の動作は上述の第
17実施例と同じであるのでその説明は省略する。本実施
例でも、人間の記憶色に近い肌色に補正でき、肌色と他
の色との境界線付近で補正量が徐々に変化するため、こ
の付近で不自然な変化にはならない。
【0063】(第19実施例) 図25は、第19実施例の構成を示すブロック図であり、図
25において、図14及び図23と同番号を付した部分は同一
または相当部分を示す。
【0064】次に動作について説明する。前述した第
実施例に従って、入力されたR−Y色差信号,B−Y色
差信号輝度信号に基づいて肌色領域が検出され、肌色検
出回路301(定数比較回路110)から肌色検出信号が利得制
御回路135, 136へ出力される。以下の動作は上述の第18
実施例と同じであるのでその説明は省略する。本実施例
でも、人間の記憶色に近い肌色に補正でき、肌色と他の
色との境界線付近で補正量が徐々に変化するため、この
付近で不自然な変化にはならない。なお、上記第17, 1
8, 19の各実施例では演算回路137, 138にて加算または
減算処理を行うこととしたが、利得制御回路135, 136に
おける利得をプラスマイナス設定できるように制御を行
ってもよい。
【0065】また、上述の第419実施例では肌色領域
を補正する場合について説明したが、メモリ105 内のテ
ーブルを書き換えることによって、他の所定色領域の補
正に用いることができる。
【0066】
【発明の効果】請求項1および9の発明の映像信号処理
装置および映像信号処理方法では、輝度信号により表さ
れる輝度の値に予め定められた第1の係数および第2の
係数をそれぞれ乗じることにより求めた特定の色の飽和
度の最小値および最大値の範囲内に、上記特定の色につ
いて予め定められる範囲内の色相を表す色差信号から求
めた飽和度の値がある場合に、上記輝度信号および上記
色差信号を特定の色を表す信号として検出するので、被
写体の特定の色を正確に検出することができる
【0067】請求項2の発明の映像信号処理装置では、
飽和度の値をR−Y信号およびB−Y信号の各々の値の
二乗の和に基づいて求めるので、色差信号の値を用いて
正確に色飽和度を求めることができる
【0068】請求項3および10の発明の映像信号処理
装置および映像信号処理方法、色差信号により表され
る色の色相が肌色について予め定められる範囲内の色相
である場合に当該色差信号により表される色の飽和度の
値を求めるので、肌色の色検出をより正確に行うことが
できる
【0069】請求項4の発明の映像信号処理装置では、
色差信号の値に対応する飽和度の値が格納されたルック
アップテーブルにより、特定の色について予め定められ
る範囲内の色相を表す色差信号の飽和度の値を求めるの
で、ルックアップテーブルを書き換えることにより検出
色を柔軟に変更することができる
【0070】請求項5および11の発明の映像信号処理
装置および映像信号処理方法では、特定の色を表すR−
Y色差信号およびB−Y色差信号の各々の利得を独立に
制御 するので、特定の色を他の色に影響を与えることな
く調整することができる。
【0071】請求項6および12の発明の映像信号処理
装置および映像信号処理方法では、特定の色を表す輝度
信号の利得を上げるので、特定の色の輝度を、他の色に
影響を与えることなく上げることができる
【0072】請求項7の発明の映像信号処理装置では、
特定の色を表す輝度信号に対してアパーチャ補正を行う
際の利得を制限するので、肌色を表す輝度信号を検出す
ることにより被写体の肌の皺を目立たなくすることがで
きる
【0073】請求項8および13の発明の映像信号処理
装置および映像信号処理方法では、特定の色を表す輝度
信号の高周波成分を制限するので、肌色を表す輝度信号
を検出することにより被写体の肌の皺を目立たなくする
ことができる
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の映像信号処理装置のブロック図であ
る。
【図2】 従来の他の映像信号処理装置のブロック図で
ある。
【図3】 肌色検出回路の構成を示すブロック図であ
る。
【図4】 肌色領域を表す図である。
【図5】 肌色領域を表す図である。
【図6】 肌色領域を表す図である。
【図7】 肌色領域を表す図である。
【図8】 肌色領域検出のためのテーブルを表す図であ
る。
【図9】 撮影する主要被写体を示す図である。
【図10】 図9に示す被写体を撮影した場合の肌色領
域を表す図である。
【図11】 他の肌色検出回路の構成を示すブロック図
である。
【図12】 図11の肌色検出回路における出力波形図で
ある。
【図13】 図11におけるスライス回路の構成を示すブ
ロック図である。
【図14】 更に他の肌色検出回路の構成を示すブロッ
ク図である。
【図15】 図14の肌色検出回路における出力波形図で
ある。
【図16】 本発明の映像信号処理装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図17】 肌色領域における色補正を表す図である。
【図18】 本発明の他の映像信号処理装置の構成を示
すブロック図である。
【図19】 本発明の更に他の映像信号処理装置の構成
を示すブロック図である。
【図20】 本発明の更に他の映像信号処理装置の構成
を示すブロック図である。
【図21】 図20のアパーチャ補正回路の構成を示す図
である。
【図22】 本発明の更に他の映像信号処理装置の構成
を示すブロック図である。
【図23】 本発明の更に他の映像信号処理装置の構成
を示すブロック図である。
【図24】 本発明の更に他の映像信号処理装置の構成
を示すブロック図である。
【図25】 本発明の更に他の映像信号処理装置の構成
を示すブロック図である。
【符号の説明】
101 肌色検出回路、105 メモリ、106 比較器、10
8 ローパスフィルタ(LPF)、109 スライス回
路、111 利得制御回路、112 利得制御回路、115
利得制御回路、118 利得制御回路、120 アパーチャ
補正回路、123,124,125 バンドパスフィルタ(BP
F)、135 利得制御回路、136 利得制御回路、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 特願平4−107451 (32)優先日 平成4年4月27日(1992.4.27) (33)優先権主張国 日本(JP) (31)優先権主張番号 特願平4−161057 (32)優先日 平成4年6月19日(1992.6.19) (33)優先権主張国 日本(JP) (31)優先権主張番号 特願平4−161058 (32)優先日 平成4年6月19日(1992.6.19) (33)優先権主張国 日本(JP) (31)優先権主張番号 特願平4−208929 (32)優先日 平成4年8月5日(1992.8.5) (33)優先権主張国 日本(JP) (31)優先権主張番号 特願平4−208930 (32)優先日 平成4年8月5日(1992.8.5) (33)優先権主張国 日本(JP) (31)優先権主張番号 特願平4−222698 (32)優先日 平成4年8月21日(1992.8.21) (33)優先権主張国 日本(JP) (31)優先権主張番号 特願平4−222699 (32)優先日 平成4年8月21日(1992.8.21) (33)優先権主張国 日本(JP) (72)発明者 久野 徹也 京都府長岡京市馬場図所1番地 三菱電 機株式会社 電子商品開発研究所内 (72)発明者 小嶋 和昭 京都府長岡京市馬場図所1番地 三菱電 機エンジニアリング株式会社 京都事業 所内 (56)参考文献 特開 平3−205991(JP,A) 特開 昭52−44120(JP,A) 特開 昭58−84588(JP,A) 特開 平3−148987(JP,A) 特開 平3−42987(JP,A) 特開 昭61−121683(JP,A)

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 度信号および色差信号から被写体の特
    定の色を検出する映像信号処理装置であって、 上記色差信号により表される色の色相が、上記特定の色
    について予め定められる範囲内の色相である場合に、前
    記色差信号の値から当該色差信号により表される色の飽
    和度の値を求めて出力する色信号飽和度出力手段と、 上記輝度信号により表される輝度の値に、予め定められ
    た第1の係数および第2の係数をそれぞれ乗じることに
    より上記特定の色の飽和度の最小値および最大値を求め
    るとともに、 この飽和度の最小値および最大値の範囲内に上記色信号
    飽和度出力手段により出力される飽和度の値がある場合
    に上記輝度信号および上記色差信号を特定の色を表す信
    号として 検出する色検出手段とを備えたことを特徴とす
    る映像信号処理装置。
  2. 【請求項2】 色差信号はR−Y色差信号およびB−Y
    色差信号からなり、飽和度の値を上記R−Y信号および
    B−Y信号の各々の値の二乗の和に基づいて求めること
    を特徴とする請求項1に記載の映像信号処理装置。
  3. 【請求項3】 色信号飽和度出力手段は、色差信号によ
    り表される色の色相が肌色について予め定められる範囲
    内の色相である場合に前記色差信号の値から当該色差信
    号により表される色の飽和度の値を求めて出力し、 色検出手段は肌色を表す信号を検出する ことを特徴とす
    る請求項に記載の映像信号処理装置。
  4. 【請求項4】 色信号飽和度出力手段を、色差信号の値
    に対応する飽和度の値が格納されたルックアップテーブ
    ルにより構成することを特徴とする請求項に記載の映
    像信号処理装置。
  5. 【請求項5】 色差信号はR−Y色差信号およびB−Y
    色差信号からなり、色検出手段により検出される上記R
    −Y色差信号およびB−Y色差信号の各々の利得を独立
    に制御する手段をさらに備えたことを特徴とする請求項
    に記載の映像信号処理装置。
  6. 【請求項6】 色検出手段により検出される輝度信号の
    利得を上げる手段をさらに備えたことを特徴とする請求
    に記載の映像信号処理装置。
  7. 【請求項7】 輝度信号の所定の周波数成分を強調する
    アパーチャ補正を行う手段と、 色検出手段により検出される輝度信号に対して前記アパ
    ーチャ補正を行う際の利得を制限する手段とをさらに
    えたことを特徴とする請求項に記載の映像信号処理装
    置。
  8. 【請求項8】 色検出手段により検出される輝度信号の
    高周波成分を制限する手段をさらに備えたことを特徴と
    する請求項に記載の映像信号処理装置。
  9. 【請求項9】 輝度信号および色差信号から被写体の特
    定の色を検出する映像信号処理方法であって、 上記色差信号により表される色の色相が、上記特定の色
    について予め定められる範囲内の色相である場合に、前
    記色差信号の値から当該色差信号により表される色の飽
    和度の値を求めて出力する第1の工程と、 上記輝度信号により表される輝度の値に、予め定められ
    た第1の係数および第2の係数をそれぞれ乗じることに
    より上記特定の色の飽和度の最小値および最大値を求め
    るとともに、 この飽和度の最小値および最大値の範囲内に上記第1の
    工程において出力される飽和度の値がある場合に上記輝
    度信号および上記色差信号を特定の色を表す信号として
    検出する第2の工程とを備えたことを特徴とする映像信
    号処理方法
  10. 【請求項10】 第1の工程において、色差信号により
    表される色の色相が肌色について予め定められる範囲内
    の色相である場合に前記色差信号の値から当該色差信号
    により表される色の飽和度の値を求めて出力し、 第2の工程において、肌色を表す信号を検出する ことを
    特徴とする請求項に記載の映像信号処理方法
  11. 【請求項11】 色差信号はR−Y色差信号およびB−
    Y色差信号からなり、 第2の工程において検出される上記R−Y色差信号およ
    びB−Y色差信号の各々 の利得を独立に制御する工程を
    さらに 備えたことを特徴とする請求項に記載の映像信
    号処理方法
  12. 【請求項12】 第2の工程において検出される輝度信
    号の利得を上げる工程をさらに備えたことを特徴とする
    請求項に記載の映像信号処理方法
  13. 【請求項13】 第2の工程において検出される輝度信
    号の高周波成分を制限する工程をさらに備えたことを特
    徴とする請求項に記載の映像信号処理方法
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