JP3787662B2 - 画像データの色変換装置および画像データの色変換方法 - Google Patents

画像データの色変換装置および画像データの色変換方法 Download PDF

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Description

技術分野
この発明は、例えば、ビデオ信号をスイッチャーにより合成する際の画像の色変換に用いる画像データの色変換装置および画像データの色変換方法に関する。
背景技術
従来、映像信号の編集過程において、カメラ等から供給された映像信号は、色変換回路に供給される。色変換回路は、映像信号に色変換を施す回路である。
色変換回路により色変換を施された映像信号は、スイッチャーに供給される。スイッチャーにより合成されたビデオ出力信号を、記録VTRに供給されてビデオテープに記録することにより、色変換を施したビデオ信号を記録したビデオテープを得ることができる。
スイッチャーは、色変換を施された映像信号に、ワイプ、ミックス等により映像信号を合成するものである。ここで、ワイプは、ある画像を特定のパターンでぬぐい去るように消しながら、あるいは画面から押し出しながら、同時に他の画像を挿入していくものである。ミックスは、ある画像をフェードアウトさせながら、同時に他の画像をフェードインさせるものである。スイッチャーにより合成された映像信号は図示しない記録VTRに供給される。
ここで、前述の色変換回路には、大きく分けて2つの色変換が存在する。1つは、入力映像信号の全域に対して、全て同じ色変換を行う第1の色変換回路である。例えば、入力映像信号に対して、全体的に赤みがかった色に補正したいときなどが、この色変換に当てはまる。他方は、入力映像信号における特定の色を指定して、その特定色に対してのみ、色変換を行う第2の色変換回路である。例えば、入力映像信号における赤みがかった色(特定の色)を領域として、その領域の色をより彩度の高い赤い色に補正したいときなどがこの変換に当てはまる。
このような、2つの色変換を行うためには、第1の色変換回路の後段に第2の色変換回路を接続することが考えられる。この場合、第1の色変換回路によって色変換が施された出力信号は、入力映像信号に対して色変換が行われている信号である。しかし、その第1の色変換回路の出力信号には既に色変換が行われているので、第2の色変換回路によって特定の色を指定したときに、その特定の色を正確に指定することができない。言い換えると、第2の色変換回路における特定の色の指定が、第1の色変換回路の出力結果に影響されて、正確に行うことができないことになる。
以下に、一例として上述の例で説明する。第1の色変換回路の出力信号は、入力映像信号に対して全体的に赤みがかった信号となっている。その赤みがかった信号を入力した第2の色変換回路において、特定の色となる赤みがかった色を指定すると、本来指定されるべき領域でなかった領域までも、指定されることになってしまう。
また、さらに分かり易く説明するために以下に特殊な例を考える。例えば、第1の色変換回路において、色成分を無くして白黒の映像信号となるように色変換する。すると、後段の第2の色変換回路に入力される映像信号は、色成分が含まれていないので、第2の色変換回路によって、特定の色を指定することができない。すなわち、第2の色変換回路によって、色変換ができないことになる。
このように、入力映像信号に対して全体的な色変換を行う第1の色変換回路と特定の色に色変換を行う第2の色変換回路を備えた場合、第1の色変換回路の後段に第2の色変換回路を接続すると、後段の第2の色変換回路によって正確な色変換が行えないことがあった。
この発明は、前段の第1の色変換回路による色変換の影響を受けずに、後段の第2の色変換回路によって、第1の色変換回路から出力された画像データに対して正確に色変換を行うことのできる色変換装置の提供を目的とする。
発明の開示
この第1の発明の画像データの色変換装置は、画像データの色補正または色変換を行う画像データの色変換装置であって、入力画像データに対して第1の色変換を行う第1の色変換手段と、第1の色変換手段により出力された画像データの特定の領域に対して、第1の色変換手段により行われる第1の色変換を相殺するように補正された補正信号を加算することにより、第2の色変換を行う第2の色変換手段と、キー信号を第1の色変換手段に供給される画像データから生成するキー信号発生手段とを有するものである。
この第1の発明によれば、第1の色変換手段により画像データに対して第1の色変換を行い、第2の色変換手段により、第1の色変換手段から出力された画像データに特定の領域に対して、第1の色変換手段により行われる第1の色変換を相殺するように補正された補正信号を加算することにより、第2の色変換を行い、キー信号発生手段によりキー信号を第1の色変換手段に供給される画像データから生成するので、後段の特定色の色変換手段の出力結果が前段の画像全体の色変換手段の出力結果に影響されないようにすることができる。
また、この第2の発明の画像データの色変換装置は、第1の色変換手段により行われる画像データの第1の色変換を相殺するように補正された補正信号を第2の色変換手段で使用することにより、第1の色変換手段により行われる画像データの色変換の影響を受けないようにするものである。
また、この第2の発明によれば、第1の色変換手段により生れれる画像データの第1の色変換を相殺するように補正された補正信号を第2の色変換手段で使用することにより、第1の色変換手段により行われる画像データの色変換の影響を受けないようにするので、画像全体の色変換と、特定の色に対する色変換を同時に行うことができ、しかも、互いに影響を与えないようにすることができる。
また、この第3の発明の画像データの色変換装置は、キー信号発生手段は、キー信号を生成する色の座標方向を指定する色座標回転手段を有するものである。
また、この第3の発明によれば、キー信号発生手段は、キー信号を生成する色の座標方向を指定する色座標回転手段を有するので、キー信号を発生させたい色の方向に、色空間を表す座標軸を合わせるように回転させることができる。
また、この第4の発明の画像データの色変換方法は、画像データの色補正または色変換を行う画像データの色変換方法であって、入力画像データに対して第1の色変換を施し、第1の色変換により出力された画像データからキー信号を生成し、第1の色変換をされた画像データに特定の領域に対して、第1の色変換手段により行われる第1の色変換を相殺するように補正された補正信号を加算することにより第2の色変換を行い、特定の色の領域のみの色変換を施すようにしたものである。
また、この第4の発明によれば、後段の特定色の色変換の出力結果が前段の画像全体の色変換の出力結果に影響されないようにすることができる。
また、この第5の発明の画像データの色変換方法は、補正信号は、特定の色の画像データから変換画像データを引いた色の領域を示す画像データをキー信号に乗算するものである。
また、この第5の発明によれば、特定の色の画像データから変換画像データを引いた色の領域を示す画像データを生成することにより、容易に補正信号を生成することができる。
また、この第6の発明の画像データの色変換方法は、画像データの画像全体に色変換を施す第1の色変換データおよび上記特定の色の画像データは入力手段から入力されるものである。
また、この第6の発明によれば、特定の色の画像データを入力することにより、容易に補正信号を生成するための画像データを生成することができる。
また、この第7の発明の画像データの色変換装置は、入力画像データに色変換を行う画像データの色変換装置において、第1の色変換パラメータ、第2の色変換パラメータ及び色指定パラメータとを夫々入力するパラメータ入力手段と、上記入力画像データに対して上記第1の色変換を行う第1の色変換手段と、上記入力画像データの上記色指定パラメータによって指定された色を有する領域を示すキー信号を発生するキー信号発生手段と、上記第1の色変換手段から出力された出力画像データの上記キー信号で示される領域に対して第2の色変換を行う第2の色変換手段と、上記第1の色変換が上記第1の色変換パラメータに対応した色変換となるように、上記第1の色変換手段に第1の制御信号を供給すると共に、上記第2の色変換が上記第2の色変換パラメータに対応した色変換から上記第1の色変換を相殺した色変換となるように、上記第2の色変換回路に第2の制御信号を供給する制御手段とを備えたものである。
また、この第7の発明によれば、第1の色変換パラメータ、第2の色変換パラメータ及び色指定パラメータとを夫々入力して制御することにより、また第8〜第12の発明も同様に、所望の色を指定して、後段の特定色の色変換の出力結果が前段の画像全体の色変換の出力結果に影響されないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の画像データの色変換装置の一実施例の構成を示すブロック図である。
第2図は、この発明の画像データの色変換装置の一実施例の色変換回路10および色変換回路20の詳細な構成を示す回路図である。
第3図は、この発明の画像データの色変換装置の一実施例のキー信号発生回路30の詳細な構成を示す回路図である。
第4図は、この発明の画像データの色変換装置の一実施例の座標回転回路50の動作を示す図である。
第5図は、この発明の画像データの色変換装置の一実施例のキープロセスのオフセットよび絶対値の動作を示す図である。
第6図は、この発明の画像データの色変換装置の一実施例のキープロセスのオフセットおよびゲインの動作を示す図である。
第7図は、この発明の画像データの色変換装置の一実施例のキープロセスのリミット動作を示す図である。
第8図は、この発明の画像データの色変換装置の一実施例の色空間におけるキー信号を示す図である。
第9図は、この発明の画像データの色変換装置の一実施例の制御例を示す図である。
発明を実施するための最良の形態
この発明の画像データの色変換装置は、この例においては、特に、第1の色変換パラメータ、第2の色変換パラメータ及び色指定パラメータとを夫々入力し、入力画像データに対して第1の色変換を行い、入力画像データの色指定パラメータによって指定された色を有する領域を示すキー信号を発生させ、第1の色変換を施された出力画像データのキー信号で示される領域に対して第2の色変換を行い、第1の色変換が第1の色変換パラメータに対応した色変換となるように第1の色変換を制御すると共に、第2の色変換が第2の色変換パラメータに対応した色変換から第1の色変換を相殺した色変換となるように第2の色変換を制御することにより、後段の特定色の色変換を行う第2の色変換回路の出力結果が前段の画像全体の色変換を行う第1の色変換回路の出力結果に影響されないようにするものである。
第1図は、この発明の画像データの色変換装置の一実施例の構成を示すブロック図である。まず、この画像データの色変換装置の構成を説明する。この画像データの色変換装置は、入力画像データに対して全体的に同じ色変換を施す第1の色変換回路10と、第1の色変換回路10から出力された画像データに特定の色の領域のみの色変換を施す第2の色変換回路20とを有する。また、この画像データの色変換装置は、入力画像データに基づいてキー信号を生成するキー信号発生回路30と、第1の色変換回路10と第2の色変換回路20とキー信号発生回路30とに夫々制御信号を供給する制御回路40と、第1の色変換回路10によって行う色変換を示す第1の色変換パラメータ、第2の色変換回路20による特定の領域のみの色変換を示すための第2の色変換パラメータ及び、キー信号発生回路30によって指定される特定の色を指定するための色指定パラメータ等を入力する操作パネル42を有している。また、制御回路40は、入力画像データ1及び第1の色変換パラメータを記憶するためのメモリ41を有している。
ここで、第1の色変換回路10は第1の色変換手段、第2の色変換回路20は第2の色変換手段、キー信号発生回路30はキー信号発生手段、制御回路40は制御手段、メモリ41は記憶手段、操作パネル42は入力手段をそれぞれ構成する。
次に、このように構成された画像データの色変換装置の動作を説明する。入力画像データ1は、まず最初に第1の色変換回路10に供給される。オペレーターは操作パネル42を操作して第1の色変換回路10に第1の色変換パラメータを入力する。第1の色変換パラメータは制御回路40に供給される。制御回路40から第1の色変換回路10に第1の色変換パラメータに基づく制御信号6が供給される。第1の色変換回路10は、制御信号6により入力画像データ1に対して全体的に色変換を施す。そして、第1の色変換回路10により全体的に色変換を施された画像データ2は第2の色変換回路20に供給される。また、第1の色変換回路10によって行われた色変換を示すために、入力画像データ1、第1の色変換パラメータは、メモリ41に供給される。
次に、オペレーターは操作パネル42を操作して、第2の色変換パラメータ及び色指定パラメータを入力する。オペレータ0は、入力画像データからさらに変換された画像データ3を得るために必要な色変換パラメータとして、この第2の色変換パラメータを入力する。つまり、この第2の色変換パラメータは、入力画像データ1からさらに変換された画像データ3を得るための色変換を示す色変換パラメータであって、第2の色変換回路で行われる第2の色変換を示す色変換、即ち、色変換された画像データ2からさらに色変換された画像データ3得るための色変換を示す色変換パラメータではない。また、オペレーターは、キー信号発生回路30によって発生されるキー信号を決定するための特定の色を示すための色指定パラメータを入力する。
制御回路40は、操作パネル42から入力された色指定パラメータに基づいて、特定の色を示すためのキー制御信号5を発生する。また、制御回路40は、そのキー制御信号をキー信号発生回路30に供給する。
入力画像データは、第1の色変換回路10に供給されると共に、キー信号発生回路30にも供給される。キー信号発生回路30は、制御回路40から供給されるキー制御信号に基づいて、キー信号4を発生する。このキー信号4は、キー制御信号5によって指定された特定の色を有する領域を示す信号である。発生されたキー信号4は、第2の色変換回路20に供給される。
制御回路40は、メモリ41に記憶された入力画像データ及び第1の色変換パラメータと操作パネル42から入力された第2の色変換パラメータとに基づいて、第2の制御信号7を生成する。ここで、この第2の制御信号7は、第2の色変換パラメータに対応した色変換を示す制御信号ではない点を注意すべきである。つまり、この第2の制御信号7は、第2の色変換パラメータに対応した色変換から第1の色変換を相殺した色変換を示す制御信号である。
第2の色変換回路20には、第1の色変換回路10から出力された色変換された画像データ2と、キー信号発生回路30から出力されたキー信号4とが供給される。また、制御回路40からは、第2の制御信号7が供給される。この第2の色変換回路20は、キー信号4によって指定される領域に対して、第2の制御信号によって指定される色変換で(Y0,U0,V0)を乗算することによって補正信号を生成する。つまり、この補正信号は、キー信号によって指定される領域のみに、第2の制御信号によって指定される色変換データ(Y0,U0,V0)を有している平面状のデータである。次に、この補正信号は、第1の色変換回路10から供給された色変換された画像データ2に加算される。
これによって、キー信号4で示される領域にのみ第2の色変換を行うことができる。また、この第2の色変換は、第2の色変換パラメータに対応した色変換から第1の色変換を相殺した色変換である。従って、第1の色変換回路10の影響をうけずに、第2の色変換パラメータで指定した色変換を行うことができる。
第2図は、この発明の画像データの色変換装置の一実施例の第1の色変換回路10および第2の色変換回路20の詳細な構成を示す回路図である。なお、第2図においては、第1図に示した制御回路40は省略する。まず、この第1の色変換回路10および第2の色変換回路20の構成を説明する。第1の色変換回路10は、ゲイン係数αのゲインを有するゲインレジスタ111と、ゲイン係数βと色変換データsinθをかけたゲインを有するゲインレジスタ112と、ゲイン係数βと色変換データcosθをかけたゲインを有するゲインレジスタ113と、ゲイン係数βと色変換データ−sinθをかけたゲインを有するゲインレジスタ114と、ゲイン係数βと色変換データsinθをかけたゲインを有するゲインレジスタ115とを有する。
また、第1の色変換回路10は、コンポーネント信号Y1の画像データとゲインレジスタ111のゲインとを乗算する乗算器11と、コンポーネント信号V1の画像データとゲインレジスタ112のゲインとを乗算する乗算器12と、コンポーネント信号U1の画像データとゲインレジスタ113のゲインとを乗算する乗算器13と、コンポーネント信号U1の画像データとゲインレジスタ114のゲインとを乗算する乗算器14と、コンポーネント信号V1の画像データとゲインレジスタ115のゲインとを乗算する乗算器15と、乗算器12の出力と乗算器13の出力とを加算する加算器16と、乗算器14の出力と乗算器15の出力とを加算する加算器17とを有する。なお、ゲインレジスタ111、ゲインレジスタ112、ゲインレジスタ113、ゲインレジスタ114およびゲインレジスタ115の各ゲインデータは、制御回路40によって、操作パネル42から入力された第1の色変換パラメータに基づいてそれぞれ演算され、制御回路40によって各ゲインデータがそれぞれ供給される。
第2の色変換回路20は、Y0で示される色変換データが供給されるゲインレジスタ121と、U0で示される色変換データが供給されるゲインレジスタ122と、V0で示される色変換データが供給されるゲインレジスタ123とを有する。なお、ゲインレジスタ121、ゲインレジスタ122およびゲインレジスタ123に供給される色変換データ(Y0、U0、V0)は、メモリ41に記憶された入力画像データ及び第1の色変換パラメータと操作パネル42から入力された第2の色変換パラメータとに基づいて生成された第2の制御信号7による色変換を示すデータである。
また、第2の色変換回路20は、キー信号4とゲインレジスタ121のゲインY0とを乗算する乗算器21と、キー信号4とゲインレジスタ122のゲインU0とを乗算する乗算器22と、キー信号4とゲインレジスタ123のゲインV0とを乗算する乗算器23とを有する。また、第2の色変換回路20は、第1の色変換回路10から出力されるコンポーネント信号Y2と乗算器21の出力とを加算する加算器24と、コンポーネント信号U2と乗算器22の出力とを加算する加算器25と、コンポーネント信号V2と乗算器23の出力とを加算する加算器26とを有する。
次に、このように構成された第1の色変換回路10および第2の色変換回路20の動作を説明する。第2図において、画像データとしてのコンポーネント信号Y1,U1,V1は、第1の色変換回路10の乗算器11、13、15に供給される。コンポーネント信号Y1,U1,V1は、Y,R−Y,B−Yで表される信号である。この信号は、R,G,Bの信号でもよい。
ゲインレジスタ111はコンポーネント信号Y1のゲインαを乗算器11に供給する。ゲインレジスタ113はコンポーネント信号U1のゲインβcosθを乗算器13に供給する。ゲインレジスタ115はコンポーネント信号V1のゲインβsinθを乗算器15に供給する。
また、コンポーネント信号V1は乗算器12に供給される。ゲインレジスタ112はコンポーネント信号U1およびV1のゲインβsinθを乗算器12に供給する。乗算器12および13の出力は加算器16に供給され、加算される。コンポーネント信号U1は乗算器14に供給される。ゲインレジスタ114はコンポーネント信号V1およびU1のゲイン−βsinθを乗算器14に供給する。乗算器14および15の出力は加算器17に供給され、加算される。
ここで、色変換行列Aを
Figure 0003787662
とすると、この第1の色変換回路10によって示される色変換は、
Figure 0003787662
という式で表現することができる。この式(1)は、輝度成分に関する変換であって、係数αを乗算することによってコンポーネント信号の輝度成分(Y)のゲインを変更していることを意味している。また、この式(2)は、明度、彩度及び色相の各軸から構成される3次元色座標における色点を、色相平面上でθだけ回転することによってコンポーネント信号の色成分(クロマ)を回転して色相を変更し、βを乗算することによって色成分のゲインを変えて彩度を変更していることを意味している。
なお、第1の色変換回路10における色変換に用いられる色変換行列Aは、オペレーターが第1図に示した操作パネル42を操作することにより、第1の色変換回路10に対して指定された第1の色変換パラメーターに基づいて制御回路40によって演算される。
すなわち、乗算器11およびゲインレジスタ111によって輝度成分Y1のゲインの変更を行う。また、乗算器12、13、14、15および加算器16、17によって、上述した2×2の行列演算Aを色成分U1およびV1に施すことで、色成分のゲインの調整を行うことができる。
即ち、この第1の色変換回路10は、このコンポーネント信号の輝度成分Y1とコンポーネント信号の色成分U1およびV1のゲインをそれぞれ変更することによって第1の色変換を行う。
次に、第1の色変換回路10において、第1の色変換が行われたコンポーネント信号Y2,U2,V2は、第2の色変換回路20の加算器24、25、26に供給される。
また、後述するキー信号発生回路30からのキー信号4は乗算器21、22、23にそれぞれ供給される。ゲインレジスタ121はコンポーネント信号Y2の色変換データY0を乗算器21に供給する。ゲインレジスタ122はコンポーネント信号U2の色変換データU0を乗算器22に供給する。ゲインレジスタ123はコンポーネント信号V2の色変換データV0を乗算器23に供給する。キー信号4にそれぞれ色変換データ(Y0、U0、V0)を乗算した乗算器21、22、23の出力は補正信号となる。この補正信号は、それぞれ加算器24、25、26に供給され、コンポーネント信号Y2,U2,V2と加算される。
つまり、第2の色変換回路20においては、キー信号4にY0、U0、V0をそれぞれ乗じて補正信号を生成する。そして、コンポーネント信号Y2,U2,V2にこの補正信号をそれぞれ加えることによって第2の色変換を行う。これにより、キー信号4の存在する色の領域にのみ作用する第2の色変換を行ったコンポーネント信号Y3,U3,V3を出力することができる。
また、この第2の色変換は、第2の色変換パラメータに対応した色変換から第1の色変換を相殺した色変換である。従って、第1の色変換回路10の色変換の影響を受けずに、第2の色変換パラメータで指定した色変換を正確に行うことができる。つまり、入力画像データY1,U1,V1から出力画像データY3,U3,V3への色変換と、第2の色変換パラメータで指定した色変換は一致することになる。
第3図は、この発明の画像データの色変換装置の一実施例のキー信号発生回路30の詳細な構成を示す回路図である。なお、第3図においては、第1図に示した制御回路40は省略する。まず、このキー信号発生回路30の構成を説明する。キー信号発生回路30は、キー信号を発生させたい色の座標軸の方向にコンポーネント信号U1,V1の各座標軸を回転させる座標回転回路50と、キー信号を発生させたい色を原点としてキー信号を発生させたい色の領域の幅や傾きを作成するキープロセス回路31と、キープロセス回路31からの出力のうちの最大値を出力するNAM回路36と、NAM回路36の出力を反転させる反転回路37とを有する。
座標回転回路50は、色変換データsinθ’のゲインが供給されるゲインレジスタ151と、色変換データcosθ’のゲインが供給されるゲインレジスタ152と、色変換データ−sinθ’のゲインが供給されるゲインレジスタ153と、色変換データcosθ’のゲインが供給されるゲインレジスタ154とを有する。
また、座標回転回路50は、コンポーネント信号V1の画像データとゲインレジスタ151のゲインとを乗車する乗算器51と、コンポーネント信号U1の画像データとゲインレジスタ152のゲインとを乗算する乗算器52と、コンポーネント信号U1の画像データとゲインレジスタ153のゲインとを乗算する乗算器53と、コンポーネント信号V1の画像データとゲインレジスタ154のゲインとを乗算する乗算器54と、乗算器51の出力と乗算器52の出力とを加算する加算器55と、乗算器53の出力と乗算器54の出力とを加算する加算器56とを有する。なお、ゲインレジスタ151、ゲインレジスタ152、ゲインレジスタ153およびゲインレジスタ154に供給される各ゲインは、操作パネル42から入力された色指定パラメータに基づいて生成されたキー制御信号5によって指定される。
キープロセス回路31は、コンポーネント信号Y1,U1,V1のそれぞれの系統について同様の回路を有しいる。キープロセス回路31は、コンポーネント信号Y1’について座標軸の原点と指定された色の点とを一致させるオフセット値OLを有するオフセットレジスタ131Aと、コンポーネント信号U1’について座標軸の原点と指定された色の点とを一致させるオフセット値OSを有するオフセットレジスタ131Bと、コンポーネント信号V1’について座標軸の原点と指定された色の点とを一致させるオフセット値OHを有するオフセットレジスタ131Cと、コンポーネント信号Y1’とオフセットレジスタ131Aのオフセット値OLとを加算する加算器31Aと、コンポーネント信号U1’とオフセットレジスタ131Bのオフセット値OSとを加算する加算器31Bと、コンポーネント信号V1’とオフセットレジスタ131Cのオフセット値OHとを加算する加算器31Cとを有する。
また、キープロセス回路31は、オフセットされたコンポーネント信号Y1’について出力がすべて正になるように変換する絶対値回路32Aと、オフセットされたコンポーネント信号U1’について出力がすべて正になるように変換する絶対値回路32Bと、オフセットされたコンポーネント信号V1’について出力かすべて正になるように変換する絶対値回路32Cとを有する。
また、キープロセス回路31は、絶対値に変換されたコンポーネント信号Y1’について指定された色の原点の幅を指定するオフセット値CLを有するオフセットレジスタ133Aと、絶対値に変換されたコンポーネント信号U1’について指定された色の原点の幅を指定するオフセット値CSを有するオフセットレジスタ133Bと、絶対値に変換されたコンポーネント信号V1’について指定された色の原点の幅を指定するオフセット値CHを有するオフセットレジスタ133Cと、絶対値に変換されたコンポーネント信号Y1’とオフセットレジスタ133Aのオフセット値CLとを加算する加算器33Aと、絶対値に変換されたコンポーネント信号U1’とオフセットレジスタ133Bのオフセット値CSとを加算する加算器33Bと、絶対値に変換されたコンポーネント信号V1’とオフセットレジスタ133Cのオフセット値CHとを加算する加算器33Cとを有する。
また、キープロセス回路31は、オフセットされたコンポーネント信号Y1’について指定された色の領域を明確にするために傾きをつけるためのゲインGLを有するゲインレジスタ134Aと、オフセットされたコンポーネント信号U1’について指定された色の領域に傾きをつけるためのゲインGSを有するゲインレジスタ134Bと、オフセットされたコンポーネント信号V1’について指定された色の領域に傾きをつけるためのゲインGHを有するゲインレジスタ134Cと、オフセットされたコンポーネント信号Y1’とゲインレジスタ134AのゲインGLとを乗算する乗算器34Aと、オフセットされたコンポーネント信号U1’とゲインレジスタ134BのゲインGSとを乗算する乗算器34Bと、オフセットされたコンポーネント信号V1’とゲインレジスタ134CのゲインGHとを乗算する乗算器34Cとを有する。
また、キープロセス回路31は、指定された色の領域に傾きをつけられたコンポーネント信号Y1’を0から1の間の値に変換するリミッタ35Aと、指定された色の領域に傾きをつけられたコンポーネント信号U1’を0から1の間の値に変換するリミッタ35Bと、指定された色の領域に傾きをつけられたコンポーネント信号V1’を0から1の間の値に変換するリミッタ35Cとを有する。
次に、このように構成されたキー信号発生回路30の動作を説明する。第3図において、画像データとしてのコンポーネント信号Y1は、そのままコンポーネント信号Y1’としてキー信号発生回路30の加算器31Aに供給される。
ここで、コンポーネント信号U1,V1は座標回転回路50内の乗算器52、54にそれぞれ供給される。ゲインレジスタ152はコンポーネント信号U1についての色変換データcosθ’のゲインを乗算器52に供給する。回転角レジスタ154はコンポーネント信号U1およびV1についての色変換データcosθ’のゲインを乗算器54に供給する。また、コンポーネント信号V1は乗算器51に供給される。回転角レジスタ151はコンポーネント信号V1およびU1についての色変換データsinθ’のゲインを乗算器51に供給する。乗算器51および52の出力は加算器55に供給され、加算されてコンポーネント信号U1’として出力される。コンポーネント信号U1は乗算器53に供給される。回転角レジスタ153はコンポーネント信号V1についての色変換データ−sinθ’のゲインを乗算器53に供給する。乗算器53および54の出力は加算器56に供給され、加算されてコンポーネント信号V1’として出力される。
ここで、色変換行列Kを
Figure 0003787662
とすると、この座標変換回路50によって示される座標変換は、
Figure 0003787662
という式で表現することができる。この式(3)は、明度、彩度および色相の各軸から構成される3次元色座標における、彩度軸及び色相軸の両軸を回転角θ’度だけ彩度−色相平面に平行に回転させることを意味している。また、この回転角θ’は、操作パネル42から入力された色指定パラメータによって指定された色が、変換されたU’軸上に位置するように演算される。つまり、第4図において示されるように、オペレーターによってキー信号として抜き出すために指定された色43の方向にU軸が位置するように、θ’度だけUおよびV軸が回転される。
また、指定した色の点43がU軸上に位置するように回転させる動作を、別の表現で言い換えると、指定した色の点43に対して色相の成分が無くなるようにオフセットを与えるための動作であると言える。よって、第4図においては、Y’U’V’座標系における指定された点43の色相は0で、Y’U’V’座標系における指定された点43の彩度は原点からの距離で表されることになる。
次に、オフセットレジスタ131Aは加算器31Aにコンポーネント信号Y1’のオフセット値OLを供給する。加算器31Aは、オフセット値OLにより、コンポーネント信号Y1’の座標軸の原点を指定された色の点に一致させる。オフセットレジスタ131Bはコンポーネント信号U1’のオフセット値OSを加算器31Bに供給する。加算器31Bは、オフセット値OSにより、コンポーネント信号U1’の座標軸の点を指定された色の原点に一致させる。オフセットレジスタ131Cはコンポーネント信号V1’のオフセット値OHを加算器31Cに供給する。加算器31Cは、オフセット値OHにより、コンポーネント信号V1’の座標軸の原点を指定された色の点に一致させる。
加算器31Aの出力は絶対値回路(ABS)32Aに供給される。加算器31Bの出力は絶対値回路(ABS)32Bに供給される。加算器31Cの出力は絶対値回路(ABS)32Cに供給される。
本実施例においては、Y’U’V’座標系における輝度成分Y1’は、座標回転回路50によって変換を受けていないので、OLを加えることにより輝度成分Y1’を0とすることができる。即ち、第4図で示されるY座標(図面裏面から表面の方向)の原点が、指定された色43を含むU−V面に含まれるようにオフセット動作が行われる。
また、Y’U’V’座標系における色成分U1’は、第4図に示されるように、Y’U’V’座標の原点から点43までの距離で表すことができる。また、Y’U’V’座標系における色成分V1’は、第4図に示されるように、点43がU’軸上に存在するので、0である。従って、この色成分U1’が彩度を表し、この色成分V1’が色相を表すことになる。
よって、色成分U1’にオフセット値OSを加えることによって、色成分U1’を0とすることができる。即ち、第4図で示されるように、指定された点43に、V’軸が変換されたV”軸となるようにオフセット動作が行われる。また、色成分V1’はオフセットを加えるまでもなく既に0となっているので、この実施例におけるオフセット値OHは0である。
ただし、座標回転回路50は省略することが可能であるので、座標回転回路50を省略した場合には、コンポーネント信号Y1,U1,V1の3次元空間となるので、コンポーネント信号V1についてV”軸を指定している色43を原点に含むように移動することを指定するために、加算器31Cおよびオフセットレジスタ131Cを使用する。
第5図は、この発明の画像データの色変換装置の一実施例のオフセットおよび絶対値の動作を示す図である。第5図において、コンポーネント信号Y1’、U1’、V1’について、それぞれ入力に対して出力が0になるようにオフセットを与えた後に、絶対値をとり、負の部分を折り返す。つまり、点線部分からオフセット動作57を与えて実線部分に変換し、さらに絶対値動作(ABS)58を行って出力がすべて正になるように折り返す。
次に絶対値の変換をされたコンポーネント信号Y1’、U1’、V1’について指定された色の点に対する幅および色の領域に対する傾きを指定する動作を説明する。ここで、色に対する幅とは、指定された色の点を中心として、どれだけ近傍の色までをキー信号として使用するかを決定するための幅であり、また、色の領域に対する傾きとは、ディジタル信号1で示されるキー領域とディジタル信号0で示されるそれ以外の領域との境界を決定するための傾きである。絶対値回路(ABS)32A、32B、32Cの出力は加算器33A、33B、33Cにそれぞれ供給される。また、オフセットレジスタ133Aは加算器33Aにコンポーネント信号Y1’のオフセット値CLを供給する。加算器33Aは、オフセット値CLにより、絶対値の変換をされたコンポーネント信号Y1’について指定された色の点に対する幅を指定する。オフセットレジスタ133Bはコンポーネント信号U1’のオフセット値CSを加算器33Bに供給する。加算器33Bは、オフセット値CSにより、絶対値の変換をされたコンポーネント信号U1’について指定された色の点に対する幅を指定する。オフセットレジスタ133Cはコンポーネント信号V1’のオフセット値CHを加算器33Cに供給する。加算器33Cは、オフセット値CHにより、絶対値の変換をされたコンポーネント信号V1’について指定された色の点に対する幅を指定する。
また、加算器33A、33B、33Cの出力は乗算器34A、34B、34Cにそれぞれ供給される。ゲインレジスタ134Aは乗算器34Aにコンポーネント信号Y1’のゲインG1を供給する。乗算器34Aは、ゲインGLにより、オフセットされたコンポーネント信号Y1’に傾きをつける。ゲインレジスタ134Bはコンポーネント信号U1’のゲインGSを乗算器34Bに供給する。乗算器34Bは、ゲインGSにより、オフセットされたコンポーネント信号U1’に傾きをつける。ゲインレジスタ134Cはコンポーネント信号V1’のゲインGHを乗算器34Cに供給する。乗算器34Cは、ゲインGHにより、オフセットされたコンポーネント信号V1’に傾きをつける。
第6図は、この発明の画像データの色変換装置の一実施例のキー信号として指定された色の原点の幅および傾きを指定する動作を示す図である。第6図において上述したキープロセスのオフセットおよびゲインの動作を示す。第6図において、点線部分をオフセット動作60を付与することにより実線部分に変換して、入力軸を横切る幅を指定し、さらにゲイン動作61を付与することにより出力軸方向に引き延ばされ、傾きがつけられる。
次に、乗算器34A、34B、34Cの出力はリミッタ35A、35B、35Cにそれぞれ供給される。第7図はキープロセスのリミット動作を示す図である。第7図において、第6図に示したゲイン動作により得られた点線部分は、実線部分で示すように、0から1の間の値を持つようなキー信号に変換される。キー信号62は第5図に示した絶対値の動作により求めた中心63と、第6図に示したオフセットおよびゲインの動作により求めた幅64および傾き65を有する。
このようにして、キープロセス回路を構成する加算器31A、31B、31C、絶対値回路32A、32B、32C、加算器33A、33B、33C、乗算器34A、34B、34C、リミッタ35A、35B、35Cによって、コンポーネント信号Y1’、U1’、V1’がそれぞれ第7図に示すキー信号62に変換される。次に、リミッタ35A、35B、35Cの出力はNAM回路36に供給される。NAM回路36は、リミッタ35A、35B、35Cから供給されたキー信号62を合成する。NAM回路36は、リミッタ35A、35B、35Cから供給されたキー信号62のうちの最大値を出力する回路である。
従って、NAM回路36により合成されたキー信号は、色空間のL,S,Hまたは第3図に示すようにコンポーネント信号Y,U,Vの3次元空間において、指定された色66を中心に持つ直方体67として表すことができる。つまり、この直方体67の一辺の長さが、指定された色に対する幅となっている。また、NAM回路36からの出力によって示される領域は、この直方体67の外部で示される領域である。
NAM回路36により合成されたキー信号は、反転回路37に供給される。反転回路37は、キー信号の0と1の部分とを入れ替える回路である。つまり、入力をk、出力をk’とすると、k’=1−kの関係となる。反転回路37から出力されるキー信号4は第2図に示した第2の色変換回路20に供給される。これにより、色変換を行いたい部分の色の領域で0から1の値を有するキー信号を発生させて、第2の色変換回路20に供給することができる。
このように、キー信号4は、第1の色変換回路10に供給される色変換が施されていないコンポーネント信号Y1,U1,V1から作られているので、第1の色変換回路10の影響を受けることがない。従って、第1の色変換回路10において、どんな色変換を行っても、第2の色変換回路20で行う色変換の色の領域が変わることがない。このように構成することにより、色変換の制御を変えることで異なった画面効果を得ることができるようになった。
第9図は、この発明の画像データの色変換装置の一実施例の制御例を示す図である。この例においては、特に、第2の色変換回路20において、キー信号4に乗じる色変換データY0、U0、V0をそれぞれ、第1の色変換回路10において行われている色変換を相殺するように演算する。これによって、キー信号で示される領域の色だけ、前段の第1の色変換回路10の影響を受けないようにすることができる。
第9図において、一例として、キー信号を作り出す色を円の領域(Y1,U1,V1)70、それ以外の領域を(YD,UD,VD)75としたとき、第1の色変換回路10によって例えば円の領域は(Y2,U2,V2)71、それ以外の領域は(YE,UE,VE)76に変換される。なお、この円の領域71及びそれ以外の領域76は共に、第1の色変換回路10によって同じ第1の色変換がされる。また、(Y1,U1,V1)70からキー信号発生回路30によって斜線部分の0以外の円の領域の1で示すキー信号4が生成される。このキー信号4が点線で示す第2の色変換回路20の乗算器21〜23に供給される。ここで、色変換データとして(Y0、U0、V0)=(Y3−Y2,U3−U2,V3−V2)72を付与すれば、キー信号4で示される領域に対して、この色変換データが乗算器21、22、23により乗算される。
これにより、キー信号で指定された円の領域に指定された色を有する平面状の補正信号(Y3−Y2,U3−U2,V3−V2)73が生成される。補正信号(Y3−Y2,U3−U2,V3−V2)73はキー信号によって領域が指定されているので、加算器24、25、26において円の領域の(Y2、U2、V2)71と加算される。従って、本来(Y1,U1,V1)70であった円の領域は、補正信号によって円の領域(Y3,U3,V3)74となる。それ以外の領域(YE,UE,VE)76はそのまま出力される。従って、この円の領域は第1の色変換回路10の影響を受けないことになる。
以下に、オフセットデータ(Y0、U0、V0)の値を求める。第1の色変換回路10における(Y1,U1,V1)70から(Y2,U2,V2)71への第1の色変換に用いられる色変換行列Aを、
Figure 0003787662
とすると、この第1の色変換回路10によって示される色変換は、
Figure 0003787662
と表すことができる。
なお、このゲイン係数α、ゲイン係数β及び色変換行列Aの各値は、操作パネル43から入力された第1の色変換パラメータに基づいて決定される。
次に、第1の色変換回路10および第2の色変換回路20による(Y1,U1,V1)70から(Y3,U3,V3)74への第2の色変換に用いられる色変換行列Bを、
Figure 0003787662
とすると、第2の色変換回路20によって行われる第2の色変換は以下の数式で表される。
Figure 0003787662
なお、このゲイン係数α’、ゲイン係数β’及び色変換行列Bの各値は、操作パネル43から入力された第2の色変換パラメータに基づいて決定される。また、第1の色変換が行われると、メモリ41には、ゲイン係数α’、ゲイン係数β’及び色変換行列Bの各値及び入力画像データY1,U1,V1が記憶されている。
つぎに、制御回路40は、操作パネルから入力されたゲイン係数αとメモリに記憶されたゲイン係数α及び入力画像データY1とから色変換データY0を演算する。この色変換データY0の値は、数式(4)及び(6)より、
0=Y3−Y2
=α’Y1−αY1
=(α’−α)Y1
となる。従って、制御回路40は、この演算された色変換データY0をゲインレジスタ121に供給する。
同様に、制御回路40は、操作パネルから入力されたゲイン係数α、ゲイン係数β、色変換行列Aの各値とメモリ41に記憶されたゲイン係数α、ゲイン係数β、色変換行列Aの各値及び入力画像データU1,V1とから色変換データU0を演算する。この色変換データU0の値は、数式(5)および(7)より、
0=U3−U2
=U1β’cosφ−V1β’sinφ−U1βcosθ−V1βsinθ
=U1(β’cosφ−βcosθ)−V1(β’sinφ−βsinθ)
となる。従って、制御回路40は、この演算された色変換データU0をゲインレジスタ122に供給する。
同様に、制御回路40は、操作パネルから入力されたゲイン係数α、ゲイン係数β、色変換行列Aの各値とメモリ41に記憶されたゲイン係数α、ゲイン係数β、色変換行列Aの各値及び入力画像データU1,V1とから色変換データV0を演算する。この色変換データV0の値は、数式(5)および(7)より、
0=V3−V2
=−U1β’sinφ+V1β’cosφ+U1βsinθ−V1βcosθ
=U1(−β’sinφ+βsinθ)+V1(β’cosφ−βcosθ)
となる。従って、制御回路40は、この演算された色変換データV0をゲインレジスタ122に供給する。
また、上例において、第2図における後段の第2の色変換回路20におけるキー信号4に乗じる色変換データY0、U0、V0をそれぞれ、前段の第1の色変換回路10において行われている第1の色変換を盛り込んだ値にするように制御することにより、前段の第1の色変換回路10および後段の第2の色変換回路20の物理的な位置が入れ替わったように動作させるようにして良い。すなわち、特定の色を変換した後に、あたかもそれを含めた全体の画像の色変換を行っているようにすることができる。
また、第2図に示したゲインレジスタ111、112、113、114、115、121、122、123、第3図に示したゲインレジスタ151、152、153、154、オフセットレジスタ131A、131B、131C、133A、133B、133C、ゲインレジスタ134A、134B、134Cは、それぞれ第1図に示した制御回路40によってコントロールされていることはいうまでもない。
また、上例では、第2図において、第1の色変換回路10における第1の色変換は、線形変換としたが、例えば、ガンマ補正等の非線形変換としても良い。
また、上例では、第2図および第3図において、画像データとしてコンポーネント信号Y1,U1,V1を用いる例を示したが、RGB信号やコンポジット信号を用いても同様の構成で同様の作用をすることができる。
上例によれば、第1図において、第1の色変換手段としての第1の色変換回路10により入力画像データに対して第1の色変換を行い、第2の色変換手段としての第2の色変換回路20により第1の色変換手段により出力された画像データの特定の領域に対して、第1の色変換手段により行われる第1の色変換を相殺するように補正された補正信号を加算することにより第2の色変換を行い、キー信号発生手段としてのキー信号発生回路30によりキー信号4を第1の色変換手段としての第1の色変換回路10に供給される画像データから生成するので、後段の特定色の色変換手段としての第2の色変換回路20の出力結果が前段の画像全体の色変換手段としての第1の色変換回路10の出力結果に影響されないようにすることができる。
また、上例によれば、第6図において、第1の色変換手段としての第1の色変換回路10により行われる第1の色変換を相殺するように補正された補正信号を第2の色変換手段としての第2の色変換回路20で使用することにより、第1の色変換手段としての第1の色変換回路10により行われる画像データの色変換の影響を受けないようにするので、画像全体の色変換と、特定の色に対する色変換を同時に行うことができ、しかも、互いに影響を与えないようにすることができる。
また、上例によれば、第3図において、キー信号発生手段としてのキー信号発生回路30は、キー信号4を生成する色の座標方向を指定する色座標回転手段としての座標回転回路50を有するので、第4図に示したように、キー信号4を発生させたい色の方向に、色空間を表す座標軸を合わせるように回転させることができる。
また、上例によれば、第9図に示すように、画像データの色補正または色変換を行う画像データの色変換方法であって、入力画像データに対して第1の色変換を施し、入力画像データからキー信号を生成し、第1の色変換を施された画像データの特定の領域に対して、第1の色変換を相殺するように補正された補正信号を加算することにより第2の色変換を施し、入力画像データからキー信号4を生成し、第1の色変換を施された画像データに特定の色の領域を示すキー信号4を乗じた補正信号73を加算することにより、特定の色の領域74のみの第2の色変換を施すようにするので、後段の特定色の第2の色変換の出力結果が前段の画像全体の第1の色変換の出力結果に影響されないようにすることができる。
また、上例によれば、第9図に示すように、補正信号73は、特定の色の画像データから第1の色変換を施された画像データを引いた色の領域を示す画像データをキー信号4に乗算したものであるので、特定の色の画像データから第1の色変換を施された画像データを引いた色の領域を示す画像データを生成することにより、容易に補正信号73を生成することができる。
また、上例によれば、第1図に示すように、画像データの画像全体に第1の色変換を施す第1の色変換パラメータおよび特定の色の第2の色変換を施す第2の色変換パラメータは入力手段としての操作パネル42から入力されるので、第1の色変換パラメータおよび第2の色変換パラメータを入力することにより、容易に補正信号を生成するための画像データを生成することができる。
また、上例によれば、第1図に示すように、第1の色変換パラメータ、第2の色変換パラメータ及び色指定パラメータとを夫々入力して制御することにより、所望の色を指定して、後段の特定色の色変換の出力結果が前段の画像全体の色変換の出力結果に影響されないようにすることができる。
この発明によれば以下の効果を奏する。
この発明の画像データの色変換装置によれば、第1の色変換手段により入力画像データに対して第1の色変換を行い、第2の色変換手段により第1の色変換手段により出力された画像データの特定の領域に対して、第1の色変換手段により行われる第1の色変換を相殺するように補正された補正信号を加算することにより、第2の色変換を行い、キー信号発生手段によりキー信号を第1の色変換手段に供給される画像データから生成するので、後段の特定色の色変換を行う第2の色変換手段の出力結果が前段の画像全体の色変換を行う第1の色変換回路の出力結果に影響されないようにすることができる。
また、この発明の画像データの色変換装置によれば、上述において、第1の色変換手段により行われる第1の色変換を相殺するように補正された補正信号を第2の色変換手段で使用することにより、第1の色変換手段により行われる画像データの色変換の影響を受けないようにするので、画像全体の色変換と、特定の色に対する色変換を同時に行うことができ、しかも、互いに影響を与えないようにすることができる。
また、この発明の画像データの色変換装置によれば、上述において、キー信号発生手段は、キー信号を生成する色の座標方向を指定する色座標回転手段を有するので、キー信号を発生させたい色の方向に、色空間を表す座標軸を合わせるように回転させることができる。
また、この発明の画像データの色変換方法は、画像データの色補正または色変換を行う画像データの色変換方法であって、入力画像データに対して第1の色変換を施し、入力画像データからキー信号を生成し、第1の色変換を施された画像データの特定の領域に対して、第1の色変換を相殺するように補正された補正信号を加算することにより第2の色変換を施し、特定の色の領域のみの色変換を施すようにするので、後段の特定色の色変換の出力結果が前段の画像全体の色変換の出力結果に影響されないようにすることができる。
また、この発明の画像データの色変換方法は、上述において、補正信号は、特定の色の画像データから第1の色変換を施された画像データを引いた色の領域を示す画像データをキー信号に乗算するので、特定の色の画像データから第1の色変換を施された画像データを引いた色の領域を示す画像データを生成することにより、容易に補正信号を生成することができる。
また、この発明の画像データの色変換方法は、上述において、画像データの画像全体に第1の色変換を施す第1の色変換パラメータおよび特定の色に第2の色変換を施す第2の色変換パラメータは入力手段から入力されるものであるので、第1の色変換パラメータおよび第2の色変換パラメータを入力することにより、容易に補正信号を生成するための画像データを生成することができる。
また、この発明の画像データの色変換装置によれば、第1の色変換パラメータ、第2の色変換パラメータ及び色指定パラメータとを夫々入力して制御することにより、所望の色を指定して、後段の特定色の色変換の出力結果が前段の画像全体の色変換の出力結果に影響されないようにすることができる。
産業上の利用可能性
以上のように、この発明の画像データの色変換装置および画像データの色変換方法によれば、画像データに対して色変換を行うカラーコレクターに用いるのに適している。

Claims (12)

  1. 画像データの色補正または色変換を行う画像データの色変換装置であって、
    入力画像データに対して第1の色変換を行う第1の色変換手段と、
    上記第1の色変換手段により出力された画像データの特定の領域に対して、上記第1の色変換手段により行われる上記第1の色変換を相殺するように補正された補正信号を加算することにより、第2の色変換を行う第2の色変換手段と、
    キー信号を上記第1の色変換手段に供給される上記画像データから生成するキー信号発生手段とを有することを特徴とする画像データの色変換装置。
  2. 請求の範囲第1項記載の画像データの色変換装置において、
    上記第1の色変換手段により行われる上記第1の色変換を相殺するように補正された補正信号を上記第2の色変換手段で使用することにより、上記第1の色変換手段により行われる上記画像データの色変換の影響を受けないようにすることを特徴とする画像データの色変換装置。
  3. 請求の範囲第1項記載の画像データの色変換装置において、
    上記キー信号発生手段は、上記キー信号を生成する色の座標方向を指定する色座標回転手段を有することを特徴とする画像データの色変換装置。
  4. 画像データの色補正または色変換を行う画像データの色変換方法であって、
    入力画像データに対して第1の色変換を施し、
    入力画像データからキー信号を生成し、
    第1の色変換を施された画像データの特定の領域に対して、第1の色変換を相殺するように補正された補正信号を加算することにより第2の色変換を施し、
    特定の色の領域のみの色変換を施すようにしたことを特徴とする画像データの色変換方法。
  5. 請求の範囲第4項記載の画像データの色変換方法において、
    上記補正信号は、上記特定の色の画像データから上記第1の色変換を施された画像データを引いた色の領域を示す画像データをキー信号に乗算するものであることを特徴とする画像データの色変換方法。
  6. 請求の範囲第4項記載の画像データの色変換方法において、
    上記第1の色変換を施す第1の色変換パラメータおよび上記特定の色の第2の色変換を施す第2の色変換パラメータは入力手段から入力されることを特徴とする画像データの色変換方法。
  7. 入力画像データに色変換を行う画像データの色変換装置において、
    第1の色変換パラメータ、第2の色変換パラメータ及び色指定パラメータとを夫々入力するパラメータ入力手段と、
    上記入力画像データに対して第1の色変換を行う第1の色変換手段と、
    上記入力画像データの上記色指定パラメータによって指定された色を有する領域を示すキー信号を発生するキー信号発生手段と、
    上記第1の色変換手段から出力された出力画像データの上記キー信号で示される領域に対して第2の色変換を行う第2の色変換手段と、
    上記第1の色変換が上記第1の色変換パラメータに対応した色変換となるように、上記第1の色変換手段に第1の制御信号を供給すると共に、上記第2の色変換が上記第2の色変換パラメータに対応した色変換から上記第1の色変換を相殺した色変換となるように、上記第2の色変換手段に第2の制御信号を供給する制御手段とを備えたことを特徴とする画像データの色変換装置。
  8. 請求の範囲第7項記載の画像データの色変換装置において、
    上記制御手段は、上記入力画像データ及び上記第1の制御信号を記憶する記憶手段を有したことを特徴とする画像データの色変換装置。
  9. 請求の範囲第8項記載の画像データの色変換装置において、
    上記制御手段は、上記記憶手段に記憶された上記入力画像データ及び上記第1の制御信号と、上記操作パネルから入力された上記第2の色変換パラメータに基づいて、上記第2の制御信号を生成することを特徴とする画像データの色変換装置。
  10. 請求の範囲第7項記載の画像データの色変換装置において、
    上記制御手段は、Y3−Y2,U3−U2及びV3−V2でそれぞれ表される複数の色変換データY0,U0,V0を演算する演算手段を備え、上記第2の制御信号は、上記複数の色変換データに基づいて生成されることを特徴とする画像データの色変換装置。
    但し、Y2,U2,V2:第1の色変換手段の出力画像データを示す。
    3,U3,V3:第2の色変換手段の出力画像データを示す。
  11. 請求の範囲第10項記載の画像データの色変換装置において、
    上記第2の色変換手段は、上記キー信号と上記複数の色変換データとを乗算する乗算手段と、上記乗算手段からの出力信号と上記第の色変換手段からの出力画像データを加算する加算手段とを備えたことを特徴とする画像データの色変換装置。
  12. 請求の範囲第10項記載の画像データの色変換装置において、
    上記複数の色変換データY0,U0及びV0は、
    0=(α’−α)Y1
    0=U1(β’cosφ−βcosθ)+V1(β’sinφ−βsinθ)
    0=U1(−β’sinφ+βsinθ)+V1(β’cosφ−βcosθ)
    で表されることを特徴とする画像データの色変換装置。
    但し、Y1,U1,V1:入力画像データ
    α:第1の色変換手段における輝度成分(Y)に対するゲイン係数
    β:第1の色変換手段における色信号成分(U,V)に対するゲイン係数
    θ:U1,V1からU2,V2への色変換における色座標の回転角
    α’:第2の色変換手段における輝度成分(Y)に対するゲイン係数
    β’:第2の色変換手段における色信号成分(U,V)に対するゲイン係数
    φ:U1,V1からU3,V3への色変換における色座標の回転角
    とする。
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