JPH06121332A - 映像信号処理装置及びカラービデオカメラ - Google Patents

映像信号処理装置及びカラービデオカメラ

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JPH06121332A
JPH06121332A JP4319872A JP31987292A JPH06121332A JP H06121332 A JPH06121332 A JP H06121332A JP 4319872 A JP4319872 A JP 4319872A JP 31987292 A JP31987292 A JP 31987292A JP H06121332 A JPH06121332 A JP H06121332A
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signal
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博明 杉浦
Takeshi Yamada
武 山田
Tetsuya Kuno
徹也 久野
Kazuaki Kojima
和昭 小嶋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 映像信号中から、肌色領域または人の顔の領
域を検出し、その検出領域のみ、輝度補正,色補正,ア
パーチャ補正を行う。またこの検出領域を、オートフォ
ーカス,アイリス制御,自動利得制御,自動シャッタに
用いる測光領域とする。リモコン撮影中に人が映ってい
ない場合の誤録画を防止する。 【構成】 R−Y,B−Y色差信号の位相及び振幅に基
づくメモリ105 の出力と輝度信号のレベルとに応じて、
肌色領域を示す肌色検出信号を比較器106 から出力し、
その肌色検出信号によって、R−Y,B−Y色差信号の
利得を利得制御回路135, 136にて制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラービデオカメラの
映像信号処理に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】図1は
従来の映像信号処理装置のブロック図である。図1にお
いて、1はR−Y色差信号入力端子、2はB−Y色差信
号入力端子、3は輝度信号入力端子、4はアパーチャ補
正信号入力端子、5はR−Y色差信号出力端子、6はB
−Y色差信号出力端子、7は輝度信号出力端子、8はア
パーチャ補正信号出力端子、9〜12は制御信号入力端
子、13〜16は利得制御回路である。
【0003】次に、動作について説明する。R−Y色差
信号入力端子1及びB−Y色差信号入力端子2より入力
した各色差信号は適切な色再現を行うために利得制御回
路13, 14において、制御信号D1,D2により利得の制
御を行い、R−Y色差信号出力端子5及びB−Y色差信
号出力端子6より出力する。また、輝度信号入力端子3
より入力した輝度信号は利得制御回路15において、制御
信号D3により利得の制御を行い、輝度信号出力端子7
より出力する。また、アパーチャ補正信号入力端子4よ
り入力したアパーチャ補正信号は利得制御回路16におい
て、制御信号D4により利得の制御を行い、アパーチャ
補正信号出力端子8より出力する。
【0004】図2は、従来の他の映像信号処理装置を示
すブロック図である。図2において、図1と同番号を付
した部分は同一または相当部分を示し、17,18は演算回
路である。
【0005】次に、動作について説明する。R−Y色差
信号入力端子1より入力したR−Y色差信号は、演算回
路17及び利得制御回路14に入力される。B−Y色差信号
入力端子2より入力したB−Y色差信号は、演算回路18
及び利得制御回路13に入力される。適切な色再現を行う
ために利得制御回路13, 14において、制御信号D5,D
6により利得の制御が行われる。利得制御回路13の出力
は演算回路17に入力される。利得制御回路14の出力は演
算回路18に入力される。演算回路17, 18では2つの入力
信号を加算し、R−Y色差信号出力端子5及びB−Y色
差信号出力端子6より出力する。
【0006】従来の映像信号処理装置は以上のように構
成されているので、次のような問題点があった。色差信
号はR−Y軸,B−Y軸方向にしか利得が変えられず、
肌色を補正すると他の色に影響を与えるという問題点が
あった。また、肌色領域だけ、輝度信号の利得、アパー
チャ補正信号の利得及び周波数特性を変えることは極め
て困難であるという問題点があった。更に、通常、ライ
トなどを用いず、被写体の化粧が不十分な場合、人の顔
における輝度も低く、γ補正などのカメラ信号処理によ
り人の顔等の皺が強調されてしまうという問題点があっ
た。
【0007】図3は、従来のカラービデオカメラの信号
処理信号処理装置のブロック図である。図3において、
21はフォーカスレンズ、22は固体撮像素子、23はCDS
回路、24は自動利得制御回路(AGC)、25はA/Dコ
ンバータ、26は信号処理回路、27はウィンドウ発生回
路、28はデータセレクト回路、29はバンドパスフィルタ
(BPF)、30は積分回路、31はマイクロコンピュー
タ、32はフォーカスレンズドライブ回路、33はモータ、
34は輝度信号出力端子、35はR−Y色差信号出力端子、
36はB−Y色差信号出力端子、37はデータセレクト回
路、38は積分回路、39はアイリス、40はモータ、41はア
イリスドライブ回路、42は固体撮像素子駆動のためのタ
イミングジェネレータ(TG)、43は固体撮像素子ドラ
イブ回路、44はズームレンズ、45はモータ、46はズーム
レンズドライブ回路、47はデータセレクト回路、48は積
分回路である。
【0008】次に、動作について説明する。固体撮像素
子22は、ズームレンズ44及びフォーカスレンズ21によっ
て結像された光学像を光電変換する。TG42は、固体撮
像素子読み出しパルスを出力し、固体撮像素子ドライブ
回路43を介して、固体撮像素子22から映像信号を出力さ
せる。映像信号はCDS回路23によって信号成分だけ取
り出され、AGC24によって利得制御された後、信号処
理回路26によって色分離、マトリクス等の信号処理を施
され、輝度信号,R−Y色差信号,B−Y色差信号が出
力される。
【0009】データセレクト回路37はウィンド発生回路
27によって決められる画枠内の映像信号を選択する。デ
ータセレクト回路37によって選択された映像信号は積分
回路38で1垂直走査期間毎に積分される。アイリスドラ
イブ回路41は、積分回路38の出力信号によりモータ40を
介してアイリス39の開度を制御する。
【0010】データセレクト回路47はウィンド発生回路
27によって決められる画枠内のデータを選択する。デー
タセレクト回路47によって選択された映像信号は積分回
路48で1フィールド期間毎に積分される。積分回路48の
出力信号によってAGC24の出力信号レベルが一定にな
るようにAGC24の利得を制御する。また、マイクロコ
ンピュータ31は積分回路38の出力信号によって制御信号
をタイミングジェネレータ42に出力し、自動電子シャッ
タスピードを制御する。
【0011】データセレクト回路28はウィンド発生回路
27によって決められる画枠内の映像信号を選択する。デ
ータセレクト回路28によって選択された映像信号はバン
ドパスフィルタ29によって自動合焦に必要な周波数成分
を抜き取り、積分回路30によって1垂直走査期間毎に積
分される。積分回路30の出力信号はマイクロコンピュー
タ31を介してフォーカスレンズドライブ回路32を制御す
る。フォーカスレンズドライブ回路32はマイクロコンピ
ュータ31の制御信号によってモータ33を介してフォーカ
スレンズ21を制御する。また、ズームレンズドライブ回
路46はモータ45を制御して、被写体の拡大倍率を変え
る。
【0012】従来の映像信号処理装置は以上のように構
成されているので、逆光時に主要被写体(人)を正確に
測光できず、映像信号の低輝度部の階調がなくなる、い
わゆる“黒つぶれ”という現象が生じる問題点があっ
た。また、過順光時に主要被写体(人)の正確な測光が
できず、映像信号の高輝度部が飽和する、いわゆる“白
飛び”という現象が生じる問題点があった。また、主に
映像信号領域の中央部をフォーカスエリアとするため、
主要被写体(人)が中央部に無い場合またはフォーカス
エリアから外れると合焦しないという問題点があった。
更にまた、主に映像領域の中央部を測光領域としている
ため、主要被写体(人)に対応した適切なアイリス制
御, 自動利得制御, 自動電子シャッタスピード調整を行
えないという問題点があった。
【0013】図4は、遠隔操作により自分を撮影できる
カラービデオカメラのブロック図、図5は、自分を撮影
している状態を示す模式図である。図4において、図3
と同一番号を付した部分は同一または相当部分を示す。
図4において、49はリモコン、50は受信回路、図5にお
いて、51は遠隔操作によって自分を撮影録画している撮
影者、52はビデオカメラ、53はビデオカメラ52を固定す
る三脚である。リモコン49は“録画信号”,“録画停止
信号”等の録画機能を制御する信号を発信する。リモコ
ン49によって上記信号をカラービデオカメラ52へ送信す
るために、音波、電波、光等を用いる方法があるが、こ
こでは、例えば赤外線等の光を用いる場合について説明
する。受信回路50は、リモコン49から発信された赤外線
信号の発光パターンを受信し、マイクロコンピュータ31
へ受信信号を出力する。“録画信号”が受信されたとき
は映像信号の録画を開始するための制御信号をマイクロ
コンピュータ31から出力し、“録画停止信号”が受信さ
れたときは映像信号の録画を停止するための制御信号を
マイクロコンピュータ31から出力する。
【0014】従来のカラービデオカメラは以上のように
構成されているので、撮影者が遠隔操作により撮影者自
身を撮影及び録画するときに、ビデオカメラのビューフ
ァインダ等のモニタで確認しないと、撮影者自身が画枠
内に入っているか否かを判別できない問題点があった。
また、遠隔操作により撮影者自らを撮影及び録画してい
るときに、被写体がビデオカメラの画角からはずれても
そのまま録画を続けてしまう問題点があった。更にま
た、遠隔操作により撮影者自らを撮影及び録画している
際は、モニタにより撮影されている画像を確認しない
と、画枠から顔が切れたりして、撮影者自身が中央に位
置する画像が得られない問題点があった。
【0015】ところで、従来より、所定の風景画といっ
た背景画像をあらかじめ決めておき、これにカラービデ
オカメラにより撮像した被写体画像を合成する場合、ク
ロマキー装置と呼ばれる画像合成装置が使用されてい
る。このクロマキー装置では、はめ込むべき被写体画像
を特定の色相の背景の前で撮像し、撮像して得た映像信
号がこの特定の色相と等しいか否かを比較し、この特定
の色相と等しくない部分、つまり被写体画像の範囲の映
像信号のみを出力させるためにキーイング信号を発生す
る。
【0016】図6は、例えば「画像エレクトロニクス講
座8,画像のソフトウェア」、(昭55年8月30日),コ
ロナ社,pp.116〜119 に示された従来の画像合成装置の
構成を示すブロック図である。図6において、54はレン
ズ、55は撮像素子、56はプロセス回路、57はエンコーダ
回路、58は同期回路、59はNOT回路、60, 61はゲート
回路、62は合成回路、63, 64はバッファアンプ、65, 66
は差動増幅器、67, 68はスライス回路、69は基準R−Y
色差信号入力端子、70は基準B−Y色差信号入力端子、
71, 72は可変抵抗、73, 74はレベル変換回路、75はAN
D回路である。
【0017】次に、動作について説明する。まず、はめ
込むべき被写体画像を特定の色相の背景の前で撮像する
と、被写体の光像がレンズ54を通して撮像素子55に結像
され、光像の明るさに応じて電気信号に変換され出力さ
れる。電気信号はプロセス回路56でY信号と、R−Y色
差信号,B−Y色差信号とに処理される。これらの信号
はエンコーダ回路57でビデオの映像信号に変換される。
【0018】また、R−Y色差信号,B−Y色差信号は
バッファアンプ63, 64に入力されてインピーダンス変換
され、差動増幅器65, 66で背景色の色差信号の基準レベ
ルとレベル比較され、スライス回路67, 68に入力され
る。スライス回路67, 68では可変抵抗71, 72によって設
定されたスライスレベルで入力信号がスライスされる。
背景の特定の色相の設定は基準R−Y色差信号入力端子
69, 基準B−Y色差信号入力端子70で行なわれるが、通
常は被写体に人物が選ばれることが多いため、この特定
の色相には肌色の補色として青色が設定される。撮像さ
れた各色差信号がこの特定の色相に等しい場合にはスラ
イス回路67, 68の出力はほとんど変化せず、この特定の
色相と異なる場合にはスライス回路67, 68の出力は大き
く変化する。スライス回路67, 68の出力に応じて、レベ
ル変換回路73, 74にて「0」, 「1」のいずれかの二値
の論理レベル出力が発生される。図7は、ここまでの動
作を示す図であり、画面76中の被写体77のA−B線にお
ける差動増幅器65,スライス回路67及びレベル変換回路
73の出力の一例を示している。そして、AND回路75に
て両レベル変換回路73, 74の出力の論理積がとられて、
キーイング信号が発生される。
【0019】映像信号に同期させて同期回路58から背景
画像信号が、ゲート回路61へ出力される。ゲート回路60
では、AND回路75からのキーイング信号によりエンコ
ーダ回路57からの映像信号から被写体の範囲が抜き出さ
れて、合成回路62へ出力される。一方、ゲート回路61で
は、NOT回路59からのキーイング信号の反転信号によ
り同期回路58からの背景画像信号から背景の範囲が抜き
出されて、合成回路62へ出力される。合成回路62にてゲ
ート回路60, ゲート回路61の出力が合成され、合成映像
が出力される。
【0020】従来の画像合成装置は以上のように構成さ
れているので、次のような問題があった。被写体と背景
とを分離するために、被写体の色と大きく異なる色相の
色を背景色として選ぶ必要があった。例えば、人物を被
写体にするとき、背景色には一般的に肌色の補色である
青色が選ばれ、ブルーバックと呼ばれる青色の背景を必
要とした。また、背景の前におかれる被写体の色は、背
景色とは色相が大きく異なるものを選ばねばならず、背
景色に青色を選んだ場合には、青成分が多い紫または青
緑等の色は、背景色との分離が困難になるので被写体の
色として使用できず、被写体の服装に制約を生じる等の
問題があった。
【0021】また、照明の色温度が変化したり、例え
ば、背景に無地のカーテンを選んだりした場合にカーテ
ンのひだで生じる輝度変化により背景色の輝度が変化す
ると、背景とその前におかれた被写体との分離が不安定
になるという問題があった。また、常に背景として基準
のブルーバックを用意できるとは限らない。例えば一般
家庭では、青色でない壁を背景として撮影する事も考え
られる。この場合、壁の色を背景色として設定しなけれ
ばならないが、背景色を変更する場合には、基準レベル
及びスライスレベルを調整しなければならず、また基準
となる背景色のばらつきまたはカメラの特性ばらつきに
対して、個別に調整が必要である等の問題があった。
【0022】また、一般家庭で、均一な輝度及び色相の
背景を用意するのは困難であり、例えば、壁, カーテン
等を背景として背景色を設定する場合には汚れまたは皺
等によって、輝度及び色相がばらつくので、調整が困難
になるうえ、背景とその前におかれた被写体との分離が
不安定になるという問題があった。更に、画像合成装置
は、一般にキーイング信号を作成するカメラと、背景画
を得る外部のカメラまたはビデオテープレコーダ(VT
R)が必要であり、これらの同期を取る必要があり装置
構成が大嵩になるという問題があった。
【0023】本発明の1つの目的は、簡単な回路構成で
特定色領域(肌色領域)だけを検出できる映像信号処理
装置を提供することにある。本発明の他の目的は、オー
トフォーカスエリアの設定、またはアイリス制御,自動
利得制御,自動シャッタスピード調整等の測光エリアの
設定に利用できるように、簡単な回路構成で肌色領域ま
たは人の顔の領域だけを検出できる映像信号処理装置を
提供することにある。
【0024】本発明の更に他の目的は、他の色に影響を
与えることなく、肌色領域または顔の領域だけに色補正
を行える映像信号処理装置を提供することにある。本発
明の更に他の目的は、肌色領域または顔の領域だけにお
いて、輝度信号の利得,アパーチャ補正信号の利得,ア
パーチャ補正信号の周波数特性を変えることが可能な映
像信号処理装置を提供することにある。本発明の更に他
の目的は、撮影者自らを撮影及び録画するときに、ビデ
オカメラの画角から撮影者自身がはずれたまま録画をし
てしまう誤録画を防止でき、主要被写体が中央に位置す
る良好な画像が得られるビデオカメラを提供することに
ある。本発明の更に他の目的は、簡単な回路構成にて、
映像信号から被写体領域と背景領域とを正確に分離でき
るカラービデオカメラを提供することにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る映
像信号処理装置は、R−Y軸およびB−Y軸による二次
元平面上における、閉じた領域の位置および大きさを輝
度信号のレベルに応じて変化させ所定色を検出するよう
に構成されている。
【0026】請求項2の発明に係る映像信号処理装置
は、色差信号の位相および振幅により限定される領域
を、輝度信号のレベルに応じて変化させて所定色を検出
するように構成されている。
【0027】請求項3の発明に係る映像信号処理装置
は、R−Y軸およびB−Y軸による二次元平面上におけ
る、閉じた領域の位置および大きさを輝度信号のレベル
に応じて変化させ肌色を検出するように構成されてい
る。
【0028】請求項4の発明に係る映像信号処理装置
は、色差信号の位相および振幅により限定される領域
を、輝度信号のレベルに応じて変化させて肌色を検出す
るように構成されている。
【0029】請求項5の発明に係る映像信号処理装置
は、映像信号として輝度信号と色差信号を用いるビデオ
信号の映像信号処理機能において、第1の色差信号レベ
ルと第2の色差信号レベルに応じたアドレスが発生し、
ルックアップテーブルによって、肌色の領域と色の濃さ
に対応した値が出力され、この値が輝度信号により制限
される範囲内にあるかを検出して、これを肌色検出信号
として出力するように構成されている。
【0030】請求項6の発明に係る映像信号処理装置
は、映像信号として輝度信号と色差信号を用いるビデオ
信号の映像信号処理機能において、低域通過フィルタと
スライス回路を備え、請求項5の肌色検出信号を低域通
過フィルタに通して低域成分だけを取り出し、この信号
をスライスし、これを肌色検出信号として出力するよう
に構成されている。
【0031】請求項7の発明に係る映像信号処理装置
は、映像信号として輝度信号と色差信号を用いるビデオ
信号の映像信号処理機能において、低域通過フィルタを
備え、請求項5の肌色検出信号を低域通過フィルタに通
して低域成分だけを取り出し、その出力に応じて信号を
複数段階のレベルに分割し、これを肌色検出信号として
出力するように構成されている。
【0032】請求項8の発明に係る映像信号処理装置
は、輝度信号および色差信号により肌色領域を検出する
手段と、色差信号の利得を制御する利得制御手段とを具
備し、肌色検出時に利得制御手段を制御することにより
色差信号を非線形変換するように構成されている。
【0033】請求項9の発明に係る映像信号処理装置
は、請求項8の発明において、R−Y色差信号の利得を
上げ、B−Y色差信号の利得を下げるように構成されて
いる。
【0034】請求項10の発明に係る映像信号処理装置
は、輝度信号および色差信号により肌色を検出する手段
と、輝度信号の利得を制御する利得制御手段とを具備
し、肌色検出時に利得制御手段を制御することにより輝
度信号の利得を上げるように構成されている。
【0035】請求項11の発明に係る映像信号処理装置
は、輝度信号および色差信号により肌色を検出する手段
と、アパーチャ補正信号の利得を制御する利得制御手段
とを具備し、肌色検出時に利得制御手段を制御すること
によりアパーチャ補正信号の利得を変えるように構成さ
れている。
【0036】請求項12の発明に係る映像信号処理装置
は、輝度信号および色差信号により肌色を検出する手段
と、アパーチャ回路とを具備し、肌色検出時にアパーチ
ャ回路を制御することによりアパーチャ補正信号の周波
数特性を変えるように構成されている。
【0037】請求項13の発明に係る映像信号処理装置
は、請求項12の発明において、アパーチャ回路が複数の
バンドパスフィルタを備えている。
【0038】請求項14の発明に係る映像信号処理装置
は、映像信号として輝度信号と色差信号を用いるビデオ
信号の映像信号処理機能において、色差信号の利得を制
御する手段を備え、請求項5の肌色検出信号のレベルに
合わせてR−Y色差信号の利得を上げ、B−Y色差信号
の利得を下げるように制御すべく構成されている。
【0039】請求項15の発明に係る映像信号処理装置
は、映像信号として輝度信号と色差信号を用いるビデオ
信号の映像信号処理機能において、色差信号の利得を制
御する手段を備え、請求項6の肌色検出信号のレベルに
合わせてR−Y色差信号の利得を上げ、B−Y色差信号
の利得を下げるように制御すべく構成されている。
【0040】請求項16の発明に係る映像信号処理装置
は、映像信号として輝度信号と色差信号を用いるビデオ
信号の映像信号処理機能において、色差信号の利得を制
御する手段を備え、請求項7の肌色検出信号のレベルに
合わせてR−Y色差信号の利得を上げ、B−Y色差信号
の利得を下げるように制御すべく構成されている。
【0041】請求項17の発明に係る映像信号処理装置
は、映像信号として輝度信号と色差信号を用いるビデオ
信号の映像信号処理機能において、輝度信号の利得を制
御する手段を備え、請求項5の肌色検出信号のレベルに
合わせて輝度信号の利得を上げるように制御すべく構成
されている。
【0042】請求項18の発明に係る映像信号処理装置
は、映像信号として輝度信号と色差信号を用いるビデオ
信号の映像信号処理機能において、輝度信号の利得を制
御する手段を備え、請求項6の肌色検出信号のレベルに
合わせて輝度信号の利得を上げるように制御すべく構成
されている。
【0043】請求項19の発明に係る映像信号処理装置
は、映像信号として輝度信号と色差信号を用いるビデオ
信号の映像信号処理機能において、輝度信号の利得を制
御する手段を備え、請求項7の肌色検出信号のレベルに
合わせて輝度信号の利得を上げるように制御すべく構成
されている。
【0044】請求項20の発明に係る映像信号処理装置
は、映像信号として輝度信号と色差信号を用いるビデオ
信号の映像信号処理機能において、請求項5の肌色検出
信号のレベルに合わせて輝度信号と輝度信号を低域通過
フィルタに通した信号とを混合する割合を変化させるよ
うに構成されている。
【0045】請求項21の発明に係る映像信号処理装置
は、映像信号として輝度信号と色差信号を用いるビデオ
信号の映像信号処理機能において、請求項6の肌色検出
信号のレベルに合わせて輝度信号と輝度信号を低域通過
フィルタに通した信号とを混合する割合を変化させるよ
うに構成されている。
【0046】請求項22の発明に係る映像信号処理装置
は、映像信号として輝度信号と色差信号を用いるビデオ
信号の映像信号処理機能において、請求項7の肌色検出
信号のレベルに合わせて輝度信号と輝度信号を低域通過
フィルタに通した信号とを混合する割合を変化させるよ
うに構成されている。
【0047】請求項23の発明に係る映像信号処理装置
は、映像信号として輝度信号と色差信号を用いるビデオ
信号の映像信号処理機能において、アパーチャ補正信号
の利得を制御する手段を備え、請求項5の肌色検出信号
のレベルに合わせてアパーチャ補正信号の利得を下げる
ように制御すべく構成されている。
【0048】請求項24の発明に係る映像信号処理装置
は、映像信号として輝度信号と色差信号を用いるビデオ
信号の映像信号処理機能において、アパーチャ補正信号
の利得を制御する手段を備え、請求項6の肌色検出信号
のレベルに合わせてアパーチャ補正信号の利得を下げる
ように制御すべく構成されている。
【0049】請求項25の発明に係る映像信号処理装置
は、映像信号として輝度信号と色差信号を用いるビデオ
信号の映像信号処理機能において、アパーチャ補正信号
の利得を制御する手段を備え、請求項7の肌色検出信号
のレベルに合わせてアパーチャ補正信号の利得を下げる
ように制御すべく構成されている。
【0050】請求項26の発明に係る映像信号処理装置
は、色差信号を他の色差信号に加減算する量を制御する
手段を備え、第1の色差信号レベルと第2の色差信号レ
ベルに応じたアドレスを発生し、ルックアップテーブル
によって、肌色の領域と色の濃さに対応した値が出力さ
れ、この値が輝度信号により制限される範囲内にあるこ
とを検出して、これを肌色検出信号として出力し、この
肌色検出信号のレベルに合わせてR−Y色差信号からB
−Y色差信号を減算し、B−Y色差信号にR−Y色差信
号を加算するように制御すべく構成されている。
【0051】請求項27の発明に係る映像信号処理装置
は、色差信号を他の色差信号に加減算する量を制御する
手段と、低域通過フィルタとスライス回路を備え、第1
の色差信号レベルと第2の色差信号レベルに応じたアド
レスを発生し、ルックアップテーブルによって、肌色の
領域と色の濃さに対応した値が出力され、この値が輝度
信号により制限される範囲内にあることを検出して、こ
の信号を低域通過フィルタに通して低域成分だけを取り
出し、この信号をスライスし、これを肌色検出信号とし
て出力し、この肌色検出信号のレベルに合わせてR−Y
色差信号からB−Y色差信号を減算し、B−Y色差信号
にR−Y色差信号を加算するように制御すべく構成され
ている。
【0052】請求項28の発明に係る映像信号処理装置
は、色差信号を他の色差信号に加減算する量を制御する
手段と、低域通過フィルタを備え、第1の色差信号レベ
ルと第2の色差信号レベルに応じたアドレスを発生し、
ルックアップテーブルによって、肌色の領域と色の濃さ
に対応した値が出力され、この値が輝度信号により制限
される範囲内にあることを検出して、この信号を低域通
過フィルタに通して低域成分だけを取り出し、その出力
に応じて信号を複数段階のレベルに分割し、これを肌色
検出信号として出力し、この肌色検出信号のレベルに合
わせてR−Y色差信号からB−Y色差信号を減算し、B
−Y色差信号にR−Y色差信号を加算するように制御す
べく構成されている。
【0053】請求項29の発明に係る映像信号処理装置
は、被写体を合焦させるフォーカスレンズと、被写体を
合焦させるためのフォーカスエリアを設定するフォーカ
スエリア設定手段と、得られた映像信号をフォーカスエ
リアにおいて合焦させるようにフォーカスレンズを制御
する合焦制御手段と、得られた映像信号中の被写体の肌
色領域を検出する肌色検出手段とを具備し、フォーカス
エリア設定手段は、肌色検出手段によって検出された肌
色領域をフォーカスエリアとするように構成されてい
る。
【0054】請求項30の発明に係る映像信号処理装置
は、入射光量を測光するための測光領域を設定する測光
領域設定手段と、得られた映像信号の測光領域における
レベルを一定にするように、入射光量を調整するアイリ
スと、得られた映像信号中の被写体の肌色領域を検出す
る肌色検出手段とを具備し、測光領域設定手段は、肌色
検出手段によって検出された肌色領域を測光領域とする
ように構成されている。
【0055】請求項31の発明に係る映像信号処理装置
は、得られた映像信号のレベルを一定に制御するための
測光領域を設定する測光領域設定手段と、得られた映像
信号のレベルを一定にするように、映像信号の利得を制
御する自動利得制御回路と、得られた映像信号中の被写
体の肌色領域を検出する肌色検出手段とを具備し、測光
領域設定手段は、肌色検出手段によって検出された肌色
領域を測光領域とするように構成されている。
【0056】請求項32の発明に係る映像信号処理装置
は、入射光量を測光するための測光領域を設定する測光
領域設定手段と、得られた映像信号のレベルを一定にす
るように、シャッタスピードを変えることができる自動
電子シャッタスピード調整手段と、得られた映像信号中
の被写体の肌色領域を検出する肌色検出手段とを具備
し、測光領域設定手段は、肌色検出手段によって検出さ
れた肌色領域を測光領域とするように構成されている。
【0057】請求項33の発明に係る映像信号処理装置
は、被写体を合焦させるフォーカスレンズと、被写体を
合焦させるためのフォーカスエリアを設定するフォーカ
スエリア設定手段と、得られた映像信号をフォーカスエ
リアにおいて合焦させるようにフォーカスレンズを制御
する合焦制御手段と、得られた映像信号中の被写体の肌
色領域を検出する肌色検出手段と、肌色検出手段によっ
て検出された肌色領域の範囲を変えることができる可変
手段とを具備し、フォーカスエリア設定手段は、肌色検
出手段によって検出された肌色領域を可変手段によって
所定値分だけ大きくした範囲をフォーカスエリアとする
ように構成されている。
【0058】請求項34の発明に係る映像信号処理装置
は、入射光量を測光するための測光領域を設定する測光
領域設定手段と、得られた映像信号の測光領域における
レベルを一定にするように、入射光量を調整するアイリ
スと、得られた映像信号中の被写体の肌色領域を検出す
る肌色検出手段と、肌色検出手段によって検出された肌
色領域の範囲を変えることができる可変手段とを具備
し、測光領域設定手段は、肌色検出手段によって検出さ
れた肌色領域を可変手段によって所定値分だけ小さくし
た範囲を測光領域とするように構成されている。
【0059】請求項35の発明に係る映像信号処理装置
は、得られた映像信号のレベルを一定に制御するための
測光領域を設定する測光領域設定手段と、得られた映像
信号のレベルを一定にするように、映像信号の利得を制
御する自動利得制御回路と、得られた映像信号中の被写
体の肌色領域を検出する肌色検出手段と、肌色検出手段
によって検出された肌色領域の範囲を変えることができ
る可変手段とを具備し、測光領域設定手段は、肌色検出
手段によって検出された肌色領域を可変手段によって所
定値分だけ小さくした範囲を測光領域とするように構成
されている。
【0060】請求項36の発明に係る映像信号処理装置
は、入射光量を測光するための測光領域を設定する測光
領域設定手段と、得られた映像信号のレベルを一定にす
るように、シャッタスピードを変えることができる自動
電子シャッタスピード調整手段と、得られた映像信号中
の被写体の肌色領域を検出する肌色検出手段と、肌色検
出手段によって検出された肌色領域の範囲を変えること
ができる可変手段とを具備し、測光領域設定手段は、肌
色検出手段によって検出された肌色領域を可変手段によ
って所定値分だけ小さくした範囲を測光領域とするよう
に構成されている。
【0061】請求項37の発明に係る映像信号処理装置
は、被写体の拡大倍率を変えるズームレンズと、被写体
を合焦させるフォーカスレンズと、被写体を合焦させる
ためのフォーカスエリアを設定するフォーカスエリア設
定手段と、得られた映像信号をフォーカスエリアにおい
て合焦させるようにフォーカスレンズを制御する合焦制
御手段と、得られた映像信号中の被写体の肌色領域を検
出する肌色検出手段と、肌色検出手段によって検出され
た肌色領域の範囲を変えることができる可変手段とを具
備し、フォーカスエリア設定手段は、肌色検出手段によ
って検出された肌色領域を可変手段によって所定値分だ
け大きくした範囲をフォーカスエリアとし、所定値を被
写体までの距離と拡大倍率によって変えることように構
成されている。
【0062】請求項38の発明に係る映像信号処理装置
は、被写体の拡大倍率を変えるズームレンズと、被写体
を合焦させるフォーカスレンズと、入射光量を測光する
ための測光領域を設定する測光領域設定手段と、得られ
た映像信号の測光領域におけるレベルを一定にするよう
に、入射光量を調整するアイリスと、得られた映像信号
中の被写体の肌色領域を検出する肌色検出手段と、肌色
検出手段によって検出された肌色領域の範囲を変えるこ
とができる可変手段とを具備し、測光領域設定手段は、
肌色検出手段によって検出された肌色領域を可変手段に
よって所定値分だけ小さくした範囲を測光領域とし、所
定値を被写体までの距離と拡大倍率によって変えるよう
に構成されている。
【0063】請求項39の発明に係る映像信号処理装置
は、被写体の拡大倍率を変えるズームレンズと、被写体
を合焦させるフォーカスレンズと、得られた映像信号の
レベルを一定に制御するための測光領域を設定する測光
領域設定手段と、得られた映像信号のレベルを一定にす
るように、映像信号の利得を制御する自動利得制御回路
と、得られた映像信号中の被写体の肌色領域を検出する
肌色検出手段と、肌色検出手段によって検出された肌色
領域の範囲を変えることができる可変手段とを具備し、
測光領域設定手段は、肌色検出手段によって検出された
肌色領域を可変手段によって所定値分だけ小さくした範
囲を測光領域とし、所定値を被写体までの距離と拡大倍
率によって変えるように構成されている。
【0064】請求項40の発明に係る映像信号処理装置
は、被写体の拡大倍率を変えるズームレンズと、被写体
を合焦させるフォーカスレンズと、入射光量を測光する
ための測光領域を設定する測光領域設定手段と、得られ
た映像信号のレベルを一定にするように、シャッタスピ
ードを変えることができる自動電子シャッタスピード調
整手段と、得られた映像信号中の被写体の肌色領域を検
出する肌色検出手段と、肌色検出手段によって検出され
た肌色領域の範囲を変えることができる可変手段とを具
備し、測光領域設定手段は、肌色検出手段によって検出
された肌色領域を可変手段によって所定値分だけ小さく
した範囲を測光領域とし、所定値を被写体までの距離と
拡大倍率によって変えるように構成されている。
【0065】請求項41の発明に係る映像信号処理装置
は、被写体の拡大倍率を変えるズームレンズと、被写体
を合焦させるフォーカスレンズと、被写体を合焦させる
ためのフォーカスエリアを設定するフォーカスエリア設
定手段と、得られた映像信号をフォーカスエリアにおい
て合焦させるようにフォーカスレンズを制御する合焦制
御手段と、得られた映像信号中の被写体の肌色領域を検
出する肌色検出手段と、肌色検出手段によって検出され
た肌色領域の範囲を変えることができる可変手段とを具
備し、フォーカスエリア設定手段は、肌色検出手段によ
って検出された肌色領域を可変手段によって被写体まで
の距離と拡大倍率に比率した所定値分だけ大きくした範
囲をフォーカスエリアとし、被写体までの距離が予め定
められた距離よりも近いとき、および拡大倍率が予め定
められた値より大きいときフォーカスエリアを肌色領域
より所定値分だけ小さい領域に切り換えるように構成さ
れている。
【0066】請求項42の発明に係る映像信号処理装置
は、被写体の拡大倍率を変えるズームレンズと、被写体
を合焦させるフォーカスレンズと、入射光量を測光する
ための測光領域を設定する測光領域設定手段と、得られ
た映像信号の測光領域におけるレベルを一定にするよう
に、入射光量を調整するアイリスと、得られた映像信号
中の被写体の肌色領域を検出する肌色検出手段と、肌色
検出手段によって検出された肌色領域の範囲を変えるこ
とができる可変手段とを具備し、測光領域設定手段は、
肌色検出手段によって検出された肌色領域を可変手段に
よって被写体までの距離と拡大倍率に比率した所定値分
だけ小さくした範囲を測光領域とし、被写体までの距離
が予め定められた距離よりも遠いとき、および拡大倍率
が予め定められた値より小さいときフォーカスエリアを
肌色領域より所定値分だけ大きい領域に切り換えるよう
に構成されている。
【0067】請求項43の発明に係る映像信号処理装置
は、被写体の拡大倍率を変えるズームレンズと、被写体
を合焦させるフォーカスレンズと、得られた映像信号の
レベルを一定に制御するための測光領域を設定する測光
領域設定手段と、得られた映像信号のレベルを一定にす
るように、映像信号の利得を制御する自動利得制御回路
と、得られた映像信号中の被写体の肌色領域を検出する
肌色検出手段と、肌色検出手段によって検出された肌色
領域の範囲を変えることができる可変手段とを具備し、
測光領域設定手段は、肌色検出手段によって検出された
肌色領域を可変手段によって被写体までの距離と拡大倍
率に比率した所定値分だけ小さくした範囲を測光領域と
し、被写体までの距離が予め定められた距離よりも遠い
とき、および拡大倍率が予め定められた値より小さいと
きフォーカスエリアを肌色領域より所定値分だけ大きい
領域に切り換えるように構成されている。
【0068】請求項44の発明に係る映像信号処理装置
は、被写体の拡大倍率を変えるズームレンズと、被写体
を合焦させるフォーカスレンズと、入射光量を測光する
ための測光領域を設定する測光領域設定手段と、得られ
た映像信号のレベルを一定にするように、シャッタスピ
ードを変えることができる自動電子シャッタスピード調
整手段と、得られた映像信号中の被写体の肌色領域を検
出する肌色検出手段と、肌色検出手段によって検出され
た肌色領域の範囲を変えることができる可変手段とを具
備し、フォーカスエリア設定手段は、肌色検出手段によ
って検出された肌色領域を可変手段によって被写体まで
の距離と拡大倍率に比率した所定値分だけ小さくした範
囲を測光領域とし、被写体までの距離が予め定められた
距離よりも遠いとき、および拡大倍率が予め定められた
値より小さいとき測光領域を肌色領域より所定値分だけ
大きい領域に切り換えるように構成されている。
【0069】請求項45の発明に係るカラービデオカメラ
は、得られた映像信号中の肌色領域を検出する肌色検出
手段を備え、遠隔操作により録画を開始する場合あるい
は録画を行っている場合に、撮影により得られた映像信
号中に肌色領域が検出されなければ、撮影により得られ
た映像信号を録画しないように構成されている。
【0070】請求項46の発明に係るカラービデオカメラ
は、得られた映像信号中の肌色領域を検出する肌色検出
手段と、肌色検出手段により肌色が検出されないとき誤
録画信号を出力する手段を備え、遠隔操作により録画を
開始する場合あるいは録画を行っている場合に、撮影に
より得られた映像信号中に肌色領域が検出されなけれ
ば、撮影者に誤録画を知らせるように構成されている。
【0071】請求項47の発明に係るカラービデオカメラ
は、得られた映像信号中の肌色領域を検出する肌色検出
手段と、VISS信号等の検知信号を発生させるコント
ロール信号発生回路と、映像信号を録画するテープに、
検知信号を記録する装置を備え、遠隔操作により録画を
開始する場合あるいは録画を行っている場合に、撮影に
より得られた映像信号中に肌色領域が検出されなけれ
ば、コントロール信号発生回路から出力される検知信号
をテープに記録するように構成されている。
【0072】請求項48の発明に係るカラービデオカメラ
は、得られた映像信号中の肌色領域を検出する肌色検出
手段と、肌色検出手段によって検出された肌色領域を記
憶するメモリと、主要被写体とする人物以外の肌色領域
と主要被写体の肌色領域とを区別する手段を備え、遠隔
操作により録画を開始する場合あるいは録画を行ってい
る場合に、撮影している映像信号中に主要被写体の肌色
領域がなければ、撮影により得られた映像信号を録画し
ないように構成されている。
【0073】請求項49の発明に係るカラービデオカメラ
は、得られた映像信号中の肌色領域を検出する肌色検出
手段と、肌色検出手段によって検出された肌色領域を記
憶するメモリと、主要被写体とする人物以外の肌色領域
と主要被写体の肌色領域とを区別する手段を備え、遠隔
操作により録画を開始する場合あるいは録画を行ってい
る場合に、撮影している映像信号中に主要被写体の肌色
領域がなければ、撮影者に誤録画を知らせるように構成
されている。
【0074】請求項50の発明に係るカラービデオカメラ
は、得られた映像信号中の肌色領域を検出する肌色検出
手段と、肌色検出手段によって検出された肌色領域を記
憶するメモリと、VISS信号等の検知信号を発生させ
るコントロール信号発生回路と、映像信号を録画するテ
ープに検知信号を記録する装置と、主要被写体とする人
物以外の肌色領域と主要被写体の肌色領域とを区別する
手段を備え、遠隔操作により録画を開始する場合あるい
は録画を行っている場合に、撮影している映像信号中に
主要被写体の肌色領域がなければ、コントロール信号発
生回路から出力される検知信号をテープに記録するよう
に構成されている。
【0075】請求項51の発明に係るカラービデオカメラ
は、被写体までの距離と拡大倍率によって変化するウィ
ンドウパルスを発生するウィンドウ発生回路と、得られ
た映像信号中の肌色領域を検出する肌色検出手段を備
え、遠隔操作により録画を開始する場合あるいは録画を
行っている場合に、ウィンドウ発生回路により定められ
る画枠内の映像信号中に肌色領域が検出されなければ、
撮影により得られた映像信号を録画しないように構成さ
れている。
【0076】請求項52の発明に係るカラービデオカメラ
は、被写体までの距離と拡大倍率によって変化するウィ
ンドウパルスを発生するウィンドウ発生回路と、得られ
た映像信号中の肌色領域を検出する肌色検出手段と、肌
色検出手段により肌色が検出されないとき誤録画信号を
出力する手段を備え、遠隔操作により録画を開始する場
合あるいは録画を行っている場合に、ウィンドウ発生回
路により定められる画枠内の映像信号中に肌色領域が検
出されなければ、撮影者に誤録画を知らせるように構成
されている。
【0077】請求項53の発明に係るカラービデオカメラ
は、被写体までの距離と拡大倍率によって変化するウィ
ンドウパルスを発生するウィンドウ発生回路と、得られ
た映像信号中の肌色領域を検出する肌色検出手段と、V
ISS信号等の検知信号を発生させるコントロール信号
発生回路と、映像信号を録画するテープに、検知信号を
記録する装置を備え、遠隔操作により録画を開始する場
合あるいは録画を行っている場合に、ウィンドウ発生回
路により定められる画枠内の映像信号中に肌色領域が検
出されなければ、コントロール信号発生回路から出力さ
れる検知信号をテープに記録するように構成されてい
る。
【0078】請求項54の発明に係る映像信号処理装置
は、ズームレンズにより被写体の拡大倍率を変え、フォ
ーカスレンズによって被写体を合焦させ撮影する撮影手
段において、映像信号から被写体の肌色領域を検出する
肌色検出回路を具備し、被写体までの距離とズーム位置
とにより予め定められている水平方向の範囲と、肌色領
域の水平方向の範囲内の信号との相関が所定値以上であ
る肌色領域を、人の顔として検出するように構成されて
いる。
【0079】請求項55の発明に係る映像信号処理装置
は、ズームレンズにより被写体の拡大倍率を変え、フォ
ーカスレンズによって被写体を合焦させ撮影する撮影手
段において、映像信号から被写体の肌色領域を検出する
肌色検出回路を具備し、被写体までの距離とズーム位置
とにより予め定められている垂直方向の範囲と、肌色領
域の垂直方向の範囲内の信号との相関が所定値以上であ
る肌色領域を、人の顔として検出するように構成されて
いる。
【0080】請求項56の発明に係る映像信号処理装置
は、ズームレンズにより被写体の拡大倍率を変え、フォ
ーカスレンズによって被写体を合焦させ撮影する撮影手
段において、映像信号から被写体の肌色領域を検出する
肌色検出回路を具備し、被写体までの距離とズーム位置
とにより予め定められている範囲と、肌色領域の範囲内
の信号との相関が所定値以上である肌色領域を、人の顔
として検出するように構成されている。
【0081】請求項57の発明に係る映像信号処理装置
は、ズームレンズにより被写体の拡大倍率を変え、フォ
ーカスレンズによって被写体を合焦させ撮影する撮影手
段において、映像信号から被写体の肌色領域を検出する
肌色検出回路を具備し、被写体までの距離とズーム位置
とにより定められる係数と、人の顔検出に必要な長さ,
範囲, 図形とを変化させ、肌色領域の範囲内の信号とこ
の可変信号とから人の顔を検出するように構成されてい
る。
【0082】請求項58の発明に係る映像信号処理装置
は、ズームレンズにより被写体の拡大倍率を変え、フォ
ーカスレンズにより被写体を合焦させて撮影する撮像装
置の映像信号処理装置において、映像信号中の被写体の
肌色領域を検出する肌色検出手段を具備し、被写体まで
の距離とズーム位置とにより予め定められている大きさ
の範囲内に肌色領域の大きさが入っている場合に、肌色
領域を人の顔であるとして検出するように構成されてい
る。
【0083】請求項59の発明に係る映像信号処理装置
は、ズームレンズにより被写体の拡大倍率を変え、フォ
ーカスレンズにより被写体を合焦させて撮影する撮像装
置の映像信号処理装置において、映像信号中の被写体の
肌色領域を検出する肌色検出手段を具備し、被写体まで
の距離とズーム位置とにより予め定められている大きさ
の範囲の中に肌色領域の水平方向の長さが入っている場
合に、肌色領域を人の顔であるとして検出するように構
成されている。
【0084】請求項60の発明に係る映像信号処理装置
は、ズームレンズにより被写体の拡大倍率を変え、フォ
ーカスレンズにより被写体を合焦させて撮影する撮像装
置の映像信号処理装置において、映像信号中の被写体の
肌色領域を検出する肌色検出手段を具備し、被写体まで
の距離とズーム位置とにより予め定められている大きさ
の範囲の中に肌色領域の水平方向及び垂直方向の大きさ
が入っている場合に、肌色領域を人の顔であるとして検
出するように構成されている。
【0085】請求項61の発明に係る映像信号処理装置
は、ズームレンズにより被写体の拡大倍率を変え、フォ
ーカスレンズにより被写体を合焦させて撮影する撮像装
置の映像信号処理装置において、映像信号中の被写体の
肌色領域を検出する肌色検出手段を具備し、被写体まで
の距離とズーム位置とにより予め定められている大きさ
の領域内において、肌色領域の大きさが被写体までの距
離とズーム位置とにより予め定められている大きさの範
囲内に入っている場合に、肌色領域を人の顔であるとし
て検出するように構成されている。
【0086】請求項62の発明に係る映像信号処理装置
は、ズームレンズにより被写体の拡大倍率を変え、フォ
ーカスレンズにより被写体を合焦させて撮影する撮像装
置の映像信号処理装置において、映像信号中の被写体の
肌色領域を検出する肌色検出回路を具備し、肌色領域の
大きさが被写体までの距離とズーム位置とにより予め定
められている大きさの範囲内で、且つこの範囲との相関
が高い肌色領域を人の顔であるとして検出するように構
成されている。
【0087】請求項63の発明に係る映像信号処理装置
は、被写体の拡大倍率を変えるズームレンズと、被写体
を合焦させるフォーカスレンズと、色差信号の利得を調
整する利得制御回路と、得られた映像信号中の肌色領域
を検出する肌色検出手段と、肌色検出手段から得られた
肌色領域によって、映像信号中の人の顔を判別する判別
手段とを備え、判別手段によって人の顔が判別されたと
き、人の顔の領域だけ色差信号の利得を変えるように構
成されている。
【0088】請求項64の発明に係る映像信号処理装置
は、被写体の拡大倍率を変えるズームレンズと、被写体
を合焦させるフォーカスレンズと、輝度信号の利得を調
整する利得制御回路と、得られた映像信号中の肌色領域
を検出する肌色検出手段と、肌色検出手段から得られた
肌色領域によって、映像信号中の人の顔を判別する判別
手段とを備え、判別手段によって人の顔が判別されたと
き、人の顔の領域だけ輝度信号の利得を上げるように構
成されている。
【0089】請求項65の発明に係る映像信号処理装置
は、被写体の拡大倍率を変えるズームレンズと、被写体
を合焦させるフォーカスレンズと、アパーチャ補正信号
の利得を調整する利得制御回路と、得られた映像信号中
の肌色領域を検出する肌色検出手段と、肌色検出手段か
ら得られた肌色領域によって、映像信号中の人の顔を判
別する判別手段を備え、判別手段によって人の顔が検出
されたとき、人の顔の領域だけアパーチャ補正信号の利
得を変えるように構成されている。
【0090】請求項66の発明に係る映像信号処理装置
は、被写体の拡大倍率を変えるズームレンズと、被写体
を合焦させるフォーカスレンズと、アパーチャ補正信号
の周波数特性を変える複数のバンドパスフィルタと、得
られた映像信号中の肌色領域を検出する肌色検出手段
と、肌色検出手段から得られた肌色領域によって、映像
信号中の人の顔を判別する判別手段を備え、判別手段に
よって人の顔が判別されたとき、人の顔の領域だけアパ
ーチャ補正信号の周波数特性を変えるように構成されて
いる。
【0091】請求項67の発明に係る映像信号処理装置
は、ズームレンズにより被写体の拡大倍率を変え、フォ
ーカスレンズにより被写体を合焦させて撮影する撮像装
置の映像信号処理装置において、映像信号中の被写体を
自動合焦させるようにフォーカスレンズを制御する合焦
制御手段を具備し、肌色領域の大きさが被写体までの距
離とズーム位置とにより予め定められている大きさの範
囲内に入っている場合に肌色領域を人の顔であるとして
検出し、この検出結果に応じて自動合焦のための検出エ
リアを移動させるように構成されている。
【0092】請求項68の発明に係る映像信号処理装置
は、ズームレンズにより被写体の拡大倍率を変え、フォ
ーカスレンズにより被写体を合焦させて撮影する撮像装
置の映像信号処理装置において、映像信号レベルを一定
にするように、入射光量を調整するアイリスと、アイリ
スの開度を制御するアイリス制御手段とを具備し、肌色
領域の大きさが被写体までの距離とズーム位置とにより
予め定められている大きさの範囲内に入っていれば肌色
領域を人の顔であるとして検出し、この検出結果に応じ
てアイリス制御のための測光エリアを変化させるように
構成されている。
【0093】請求項69の発明に係る映像信号処理装置
は、ズームレンズにより被写体の拡大倍率を変え、フォ
ーカスレンズにより被写体を合焦させて撮影する撮像装
置の映像信号処理装置において、映像信号の利得を一定
にする自動利得制御手段を具備し、肌色領域の大きさが
被写体までの距離とズーム位置とにより予め定められて
いる大きさの範囲内に入っていれば肌色領域を人の顔で
あるとして検出し、この検出結果に応じて自動利得制御
のための測光エリアを変化させるように構成されてい
る。
【0094】請求項70の発明に係る映像信号処理装置
は、ズームレンズにより被写体の拡大倍率を変え、フォ
ーカスレンズにより被写体を合焦させて撮影する撮像装
置の映像信号処理装置において、映像信号のレベルが一
定となるようにシャッタスピードを変える自動電子シャ
ッタスピード調整手段を具備し、肌色領域の大きさが被
写体までの距離とズーム位置とにより予め定められてい
る範囲内に入っていれば肌色領域を人の顔であるとして
検出し、この検出結果に応じて自動電子シャッタスピー
ド調整手段の測光エリアを変化させるように構成されて
いる。
【0095】請求項71の発明に係る映像信号処理装置
は、ズームレンズにより被写体の拡大倍率を変え、フォ
ーカスレンズにより被写体を合焦させて撮影する撮像装
置の映像信号処理装置において、映像信号中の被写体を
自動合焦させるようにフォーカスレンズを制御する合焦
制御手段を具備し、肌色領域の大きさが被写体までの距
離とズーム位置とにより予め定められている大きさの範
囲内に入っていれば肌色領域を人の顔であるとして検出
し、この検出結果をローパスフィルタに出力し、ローパ
スフィルタ出力信号中の所定閾値より小さい範囲をオー
トフォーカス制御の検出エリアとするように構成されて
いる。
【0096】請求項72の発明に係る映像信号処理装置
は、ズームレンズにより被写体の拡大倍率を変え、フォ
ーカスレンズにより被写体を合焦させて撮影する撮像装
置の映像信号処理装置において、映像信号レベルを一定
にするように、固体撮像素子に入射される光量を調整す
るアイリスと、アイリスを自動制御するアイリス制御手
段を具備し、肌色領域の大きさが被写体までの距離とズ
ーム位置とにより予め定められている大きさの範囲内に
入っていれば肌色領域を人の顔であるとして検出し、こ
の検出結果をローパスフィルタに出力し、ローパスフィ
ルタ出力信号中の所定閾値より大きい範囲をアイリスの
測光エリアとするように構成されている。
【0097】請求項73の発明に係る映像信号処理装置
は、ズームレンズにより被写体の拡大倍率を変え、フォ
ーカスレンズにより被写体を合焦させて撮影する撮像装
置の映像信号処理装置において、映像信号の利得を一定
にする自動利得制御手段を具備し、肌色領域の大きさが
被写体までの距離とズーム位置とにより予め定められて
いる大きさの範囲内に入っていれば肌色領域を人の顔で
あるとして検出し、この検出結果をローパスフィルタに
出力し、ローパスフィルタ出力信号中の所定閾値より大
きい範囲を自動利得制御の測光エリアとするように構成
されている。
【0098】請求項74の発明に係る映像信号処理装置
は、ズームレンズにより被写体の拡大倍率を変え、フォ
ーカスレンズにより被写体を合焦させて撮影する撮像装
置の映像信号処理装置において、映像信号のレベルが一
定となるようにシャッタスピードを変える自動電子シャ
ッタスピード調整手段を具備し、肌色領域の大きさが被
写体までの距離とズーム位置とにより予め定められてい
る大きさの範囲内に入っていれば肌色領域を人の顔であ
るとして検出し、この検出結果をローパスフィルタに出
力し、ローパスフィルタ出力信号中の所定閾値より大き
い範囲を自動電子シャッタスピード調整手段の測光エリ
アとするように構成されている。
【0099】請求項75の発明に係る映像信号処理装置
は、ズームレンズにより被写体の拡大倍率を変え、フォ
ーカスレンズにより被写体を合焦させて撮影する撮像装
置の映像信号処理装置において、映像信号中の被写体を
自動合焦させるようにフォーカスレンズを制御する合焦
制御手段を具備し、肌色領域の大きさが被写体までの距
離とズーム位置とにより予め定められている大きさの範
囲内に入っていれば肌色領域を人の顔であるとして検出
し、この検出結果に一定の値を加算した範囲をオートフ
ォーカス制御の検出エリアとするように構成されてい
る。
【0100】請求項76の発明に係る映像信号処理装置
は、ズームレンズにより被写体の拡大倍率を変え、フォ
ーカスレンズにより被写体を合焦させて撮影する撮像装
置の映像信号処理装置において、映像信号レベルを一定
にするように、入射光量を調整するアイリスと、アイリ
スを自動制御するアイリス制御手段を具備し、肌色領域
の大きさが被写体までの距離とズーム位置とにより予め
定められている大きさの範囲内に入っていれば肌色領域
を人の顔であるとして検出し、この検出結果から一定の
値を減算した範囲をアイリスの測光エリアとするように
構成されている。
【0101】請求項77の発明に係る映像信号処理装置
は、ズームレンズにより被写体の拡大倍率を変え、フォ
ーカスレンズにより被写体を合焦させて撮影する撮像装
置の映像信号処理装置において、映像信号の利得を一定
にする自動利得制御手段を具備し、肌色領域の大きさが
被写体までの距離とズーム位置とにより予め定められて
いる大きさの範囲内に入っていれば肌色領域を人の顔で
あるとして検出し、この検出結果から一定の値を減算し
た範囲を自動利得制御の測光エリアとするように構成さ
れている。
【0102】請求項78の発明に係る映像信号処理装置
は、ズームレンズにより被写体の拡大倍率を変え、フォ
ーカスレンズにより被写体を合焦させて撮影する撮像装
置の映像信号処理装置において、映像信号のレベルが一
定となるようにシャッタスピードを変える自動電子シャ
ッタスピード調整手段を具備し、肌色領域の大きさが被
写体までの距離とズーム位置とにより予め定められてい
る大きさの範囲内に入っていれば肌色領域を人の顔であ
るとして検出し、この検出結果から一定の値を減算した
範囲を自動電子シャッタスピード調整手段の測光エリア
とするように構成されている。
【0103】請求項79の発明に係るカラービデオカメラ
は、像倍率を変えるズームレンズと、被写体を合焦させ
るフォーカスレンズと、遠隔操作器と、遠隔操作器から
発する信号を受信する受信回路と、得られた映像信号中
の肌色領域を検出する肌色検出手段と、肌色検出手段か
ら得られた肌色領域によって人の顔を判別する判別手段
とを具備し、遠隔操作により、撮影された映像信号の録
画を開始する場合あるいは録画を行っている場合に、撮
影により得られた映像信号中に判別手段によって人の顔
が検出されなければ、撮影によって得られた映像信号の
録画を開始しない、または録画を停止するように構成さ
れている。
【0104】請求項80の発明に係るカラービデオカメラ
は、像倍率を変えるズームレンズと、被写体を合焦させ
るフォーカスレンズと、遠隔操作器と、遠隔操作器から
発する信号を受信する受信回路と、得られた映像信号中
の肌色領域を検出する肌色検出手段と、肌色検出手段か
ら得られた肌色領域によって人の顔を判別する判別手段
とを具備し、遠隔操作により、撮影された映像信号の録
画を開始する場合あるいは録画を行っている場合に、撮
影により得られた映像信号中に判別手段によって人の顔
が検出されなければ、撮影者に誤録画を知らせるように
構成されている。
【0105】請求項81の発明に係るカラービデオカメラ
は、像倍率を変えるズームレンズと、被写体を合焦させ
るフォーカスレンズと、遠隔操作器と、遠隔操作器から
発する信号を受信する受信回路と、VISS信号等の検
知信号を発生させるコントロール信号発生回路と、映像
信号を録画するテープに検知信号を記録する装置と、得
られた映像信号中の肌色領域を検出する肌色検出手段
と、肌色検出手段から得られた肌色領域によって人の顔
を判別する判別手段とを具備し、遠隔操作により録画を
開始する場合あるいは録画を行っている場合に、撮影に
より得られた映像信号中に判別手段によって人の顔が検
出されないとき、または人の顔が検出されなくなったと
きコントロール信号発生回路から出力される検知信号を
テープに記録するように構成されている。
【0106】請求項82の発明に係るカラービデオカメラ
は、像倍率を変えるズームレンズと、被写体を合焦させ
るフォーカスレンズと、像倍率を変えるズームレンズ
と、被写体を合焦させるフォーカスレンズと、遠隔操作
器と、遠隔操作器から発する信号を受信する受信回路
と、被写体までの距離と拡大倍率によって変化するウィ
ンドウパルスを発生するウィンドウ発生回路と、得られ
た映像信号中の肌色領域を検出する肌色検出手段と、肌
色検出手段から得られた肌色領域によって人の顔を判別
する判別手段とを具備し、遠隔操作により録画を開始す
る場合あるいは録画を行っている場合に、ウィンドウ発
生回路により定められる画枠内の映像信号中に判別手段
によって人の顔が検出されなければ、撮影により得られ
た映像信号の録画を開始しない、または録画を停止する
ように構成されている。
【0107】請求項83の発明に係るカラービデオカメラ
は、像倍率を変えるズームレンズと、被写体を合焦させ
るフォーカスレンズと、像倍率を変えるズームレンズ
と、被写体を合焦させるフォーカスレンズと、遠隔操作
器と、遠隔操作器から発する信号を受信する受信回路
と、被写体までの距離と拡大倍率によって変化するウィ
ンドウパルスを発生するウィンドウ発生回路と、得られ
た映像信号中の肌色領域を検出する肌色検出手段と、肌
色検出手段から得られた肌色領域によって人の顔を判別
する判別手段とを具備し、遠隔操作により録画を開始す
る場合あるいは録画を行っている場合に、ウィンドウ発
生回路により定められる画枠内の映像信号中に判別手段
によって人の顔が検出されなければ、撮影者に誤録画を
知らせるように構成されている。
【0108】請求項84の発明に係るカラービデオカメラ
は、像倍率を変えるズームレンズと、被写体を合焦させ
るフォーカスレンズと、像倍率を変えるズームレンズ
と、被写体を合焦させるフォーカスレンズと、遠隔操作
器と、遠隔操作器から発する信号を受信する受信回路
と、被写体までの距離と拡大倍率によって変化するウィ
ンドウパルスを発生するウィンドウ発生回路と、VIS
S信号等の検知信号を発生させるコントロール信号発生
回路と、映像信号を録画するテープに、検知信号を記録
する装置と、得られた映像信号中の肌色領域を検出する
肌色検出手段と、肌色検出手段から得られた肌色領域に
よって人の顔を判別する判別手段とを具備し、遠隔操作
により録画を開始する場合あるいは録画を行っている場
合に、ウィンドウ発生回路により定められる画枠内の映
像信号中に判別手段によって人の顔が検出されないと
き、または人の顔が検出されなくなったときコントロー
ル信号発生回路より出力される検知信号をテープに記録
するように構成されている。
【0109】請求項85の発明に係るカラービデオカメラ
は、映像信号として輝度信号と色差信号とを用いるカラ
ービデオカメラにおいて、入力色差信号に応じたアドレ
スが発生されて背景色の領域と色の濃さとに対応した値
を出力するルックアップテーブルと、このルックアップ
テーブルの出力値が輝度信号により制限される範囲にあ
ることを検出してこれをキーイング信号として出力する
比較手段とを備える。
【0110】請求項86の発明に係るカラービデオカメラ
は、任意の背景色を設定すべく請求項85の発明における
ルックアップテーブルのテーブルデータを変更するよう
に構成されている。
【0111】請求項87の発明に係るカラービデオカメラ
は、任意の背景色の輝度信号と色差信号とを記憶する記
憶手段を備え、任意の背景色を設定すべくこの記憶手段
に記憶された値により請求項85の発明におけるルックア
ップテーブルのテーブルデータを変更するように構成さ
れている。
【0112】請求項88の発明に係るカラービデオカメラ
は、請求項87の記憶手段に背景色の輝度信号と色差信号
とを記憶する場合に、画面の中央の点を背景色として検
出するように構成されている。
【0113】請求項89の発明に係るカラービデオカメラ
は、請求項87の記憶手段に背景色の輝度信号と色差信号
とを記憶する場合に、画面上でカーソル移動させて画面
上の任意の点を背景色として検出するように構成されて
いる。
【0114】請求項90の発明に係るカラービデオカメラ
は、背景色の輝度信号及び色差信号の平均値を求める平
均値回路と、この平均値回路の出力を記憶する記憶手段
とを備え、任意の背景色を設定すべくこの記憶手段に記
憶された値により請求項85の発明におけるルックアップ
テーブルのテーブルデータを変更するように構成されて
いる。
【0115】請求項91の発明に係るカラービデオカメラ
は、請求項90の平均値回路が画面の一部分における輝度
信号及び色差信号の平均値を求めるように構成されてい
る。
【0116】請求項92の発明に係るカラービデオカメラ
は、請求項90の平均値回路が所望の分割画面における輝
度信号及び色差信号の平均値を求めるように構成されて
いる。
【0117】請求項93の発明に係るカラービデオカメラ
の画像合成装置は、任意の色相の背景画像を発生させる
手段と、この背景画像と被写体画像とを合成する手段と
を備える。
【0118】請求項94の発明に係るカラービデオカメラ
の画像合成装置は、任意の静止画像を記憶する画像メモ
リと、記憶したこの静止画像を背景画像として被写体画
像と合成する手段とを備える。
【0119】請求項95の発明に係るカラービデオカメラ
の画像合成装置は、被写体画像の低域成分のみを通過さ
せる低域通過フィルタと、低域通過フィルタの出力と背
景画像とを合成する手段とを備える。
【0120】請求項96の発明に係るカラービデオカメラ
の画像合成装置は、被写体画像にモザイク処理を施すモ
ザイク処理回路と、モザイク処理回路の出力と背景画像
とを合成する手段とを備える。
【0121】請求項97の発明に係るカラービデオカメラ
の画像合成装置は、被写体画像にディフェクト処理を施
すディフェクト処理回路と、ディフェクト処理回路の出
力と背景画像とを合成する手段とを備える。
【0122】
【作用】請求項1の発明の映像信号処理装置は所定色領
域のみ検出する。
【0123】請求項2の発明の映像信号処理装置は所定
色領域のみ検出する。
【0124】請求項3の発明の映像信号処理装置は肌色
領域のみ検出する。
【0125】請求項4の発明の映像信号処理装置は肌色
領域のみ検出する。
【0126】請求項5,6及び7の発明の映像信号処理
装置は、肌色領域のみ検出する。
【0127】請求項8の発明の映像信号処理装置では、
肌色領域のみ色差信号の利得が変化する。
【0128】請求項9の発明の映像信号処理装置では、
肌色領域のみ、R−Y色差信号の利得が上がり、B−Y
色差信号の利得が下がる。
【0129】請求項10の発明の映像信号処理装置では、
肌色領域のみ、輝度信号の利得が変化する。
【0130】請求項11の発明の映像信号処理装置では、
肌色領域のみ、アパーチャ補正信号の利得が変化する。
【0131】請求項12の発明の映像信号処理装置では、
肌色領域のみ、アパーチャ補正信号の周波数特性が変わ
る。
【0132】請求項13の発明の映像信号処理装置では、
肌色領域のみ、アパーチャ補正信号の周波数特性が変わ
る。
【0133】請求項14, 15及び16の発明の映像信号処理
装置では、肌色領域のみ色差信号の利得が変化する。
【0134】請求項17, 18及び19の発明の映像信号処理
装置では、肌色領域のみ輝度信号の利得が変化する。
【0135】請求項20, 21及び22の発明の映像信号処理
装置は、肌色領域のみ輝度信号を低域通過フィルタに通
す。
【0136】請求項23, 24及び25の発明の映像信号処理
装置では、肌色領域のみアパーチャ補正信号の利得が変
化する。
【0137】請求項26, 27及び28の発明の映像信号処理
装置では、肌色領域のみ色差信号を他の色差信号に加減
算する量が変化する。
【0138】請求項29の発明の映像信号処理装置では、
肌色検出手段によって検出された肌色領域がフォーカス
エリアとして設定される。
【0139】請求項30, 31及び32の発明の映像信号処理
装置では、肌色検出手段によって検出された肌色領域が
測光領域として設定される。
【0140】請求項33の発明の映像信号処理装置では、
肌色検出手段によって検出された肌色領域を可変手段に
よって所定値分だけ大きくした範囲がフォーカスエリア
として設定される。
【0141】請求項34, 35及び36の発明の映像信号処理
装置では、肌色検出手段によって検出された肌色領域を
可変手段によって所定値分だけ小さくした範囲が測光領
域として設定される。
【0142】請求項37の発明の映像信号処理装置は、肌
色検出手段によって検出された肌色領域を可変手段によ
って所定値分だけ大きくした範囲をフォーカスエリアと
して設定し、この所定値を被写体までの距離と拡大倍率
とによって変える。
【0143】請求項38, 39及び40の発明の映像信号処理
装置は、肌色検出手段によって検出された肌色領域を可
変手段によって所定値分だけ小さくした範囲を測光領域
として設定し、この所定値を被写体までの距離と拡大倍
率とによって変える。
【0144】請求項41の発明の映像信号処理装置は、肌
色検出手段によって検出された肌色領域を可変手段によ
って被写体までの距離と拡大倍率とに比率した所定値分
だけ大きくした範囲をフォーカスエリアとして設定し、
被写体までの距離が予め定められた距離よりも近いと
き、および拡大倍率が予め定められた値より大きいとき
フォーカスエリアを肌色領域より所定値分だけ小さい領
域に切り換える。
【0145】請求項42, 43及び44の発明の映像信号処理
装置は、肌色検出手段によって検出された肌色領域を可
変手段によって被写体までの距離と拡大倍率とに比率し
た所定値分だけ小さくした範囲を測光領域として設定
し、被写体までの距離が予め定められた距離よりも遠い
とき、および拡大倍率が予め定められた値より小さいと
き測光領域を肌色領域より所定値分だけ大きい領域に切
り換える。
【0146】請求項45の発明のカラービデオカメラは、
遠隔操作により録画を開始する場合あるいは録画を行っ
ている場合に、撮影により得られた映像信号中に肌色領
域が検出されなければ、得られた映像信号を録画しな
い。
【0147】請求項46の発明のカラービデオカメラは、
遠隔操作により録画を開始する場合あるいは録画を行っ
ている場合に、撮影により得られた映像信号中に肌色領
域が検出されなければ、撮影者に誤録画を知らせる。
【0148】請求項47の発明のカラービデオカメラは、
遠隔操作により録画を開始する場合あるいは録画を行っ
ている場合に、撮影により得られた映像信号中に肌色領
域が検出されなければ、コントロール信号発生回路より
出力されるVISS等の検知信号をテープに記録する。
【0149】請求項48の発明のカラービデオカメラは、
遠隔操作により録画を開始する場合あるいは録画を行っ
ている場合に、撮影している映像信号中に主要被写体の
肌色領域がなければ、撮影により得られた映像信号を録
画しない。
【0150】請求項49の発明のカラービデオカメラは、
遠隔操作により録画を開始する場合あるいは録画を行っ
ている場合に、撮影している映像信号中に主要被写体の
肌色領域がなければ、撮影者に誤録画を知らせる。
【0151】請求項50の発明のカラービデオカメラは、
遠隔操作により録画を開始する場合あるいは録画を行っ
ている場合に、撮影している映像信号中に主要被写体の
肌色領域がなければ、コントロール信号発生回路から出
力されるVISS等の検知信号をテープに記録する。
【0152】請求項51の発明のカラービデオカメラは、
遠隔操作により録画を開始する場合あるいは録画を行っ
ている場合に、ウィンドウ発生回路により定められる画
枠内の映像信号中に肌色領域が検出されなければ、得ら
れた映像信号を録画しない。
【0153】請求項52の発明のカラービデオカメラは、
遠隔操作により録画を開始する場合あるいは録画を行っ
ている場合に、ウィンドウ発生回路により定められる画
枠内の映像信号中に肌色領域が検出されなければ、撮影
者に誤録画を知らせる。
【0154】請求項53の発明のカラービデオカメラは、
遠隔操作により録画を開始する場合あるいは録画を行っ
ている場合に、ウィンドウ発生回路により定められる画
枠内の映像信号中に肌色領域が検出されなければ、コン
トロール信号発生回路から出力されるVISS等の検知
信号をテープに記録する。
【0155】請求項54の発明の映像信号処理装置は、被
写体までの距離とズーム位置とにより予め定められてい
る水平方向の範囲と、肌色領域の水平方向の範囲内の信
号との相関が所定値以上である肌色領域を人の顔として
検出する。
【0156】請求項55の発明の映像信号処理装置は、被
写体までの距離とズーム位置とにより予め定められてい
る垂直方向の範囲と、肌色領域の垂直方向の範囲内の信
号との相関が所定値以上である肌色領域を人の顔として
検出する。
【0157】請求項56の発明の映像信号処理装置は、被
写体までの距離とズーム位置とにより定められている範
囲と、肌色領域の範囲内の信号との相関が所定値以上で
ある肌色領域を人の顔として検出する。
【0158】請求項57の発明の映像信号処理装置は、被
写体までの距離とズーム位置とにより定められる係数に
よって変化させた人の顔検出に必要な長さ, 範囲, 図形
により、人の顔を検出する。
【0159】請求項58の発明の映像信号処理装置は、被
写体までの距離とズーム位置とにより予め定められてい
る大きさの範囲内に肌色領域の大きさが入っている場合
に人の顔であるとして検出する。
【0160】請求項59の発明の映像信号処理装置は、被
写体までの距離とズーム位置とにより水平方向に予め定
められている大きさの範囲内に肌色領域の大きさが入っ
ている場合に人の顔であるとして検出する。
【0161】請求項60の発明の映像信号処理装置は、被
写体までの距離とズーム位置とにより2次元領域に予め
定められている大きさの範囲内に肌色領域の大きさが入
っている場合に人の顔であるとして検出する。
【0162】請求項61の発明の映像信号処理装置は、被
写体までの距離とズーム位置とにより予め定められてい
る画枠内において、肌色領域の大きさが被写体までの距
離とズーム位置とにより予め定められている大きさの範
囲内に入っている場合に人の顔であるとして検出する。
【0163】請求項62の発明の映像信号処理装置は、肌
色領域の大きさが被写体までの距離とズーム位置とによ
り予め定められている大きさの範囲内で、且つこの範囲
との相関が高い肌色領域を人の顔であるとして検出す
る。
【0164】請求項63の発明の映像信号処理装置は、肌
色検出手段によって映像信号中の肌色領域を検出し、映
像信号中の人の顔を判別する判別手段によって人の顔を
判別し、判別手段によって人の顔が判別されたとき、人
の顔の領域だけ色差信号の利得を変える。
【0165】請求項64の発明の映像信号処理装置は、肌
色検出手段によって映像信号中の肌色領域を検出し、映
像信号中の人の顔を判別する判別手段によって人の顔を
判別し、判別手段によって人の顔が判別されたとき、人
の顔の領域だけ輝度信号の利得を上げる。
【0166】請求項65の発明の映像信号処理装置は、肌
色検出手段によって映像信号中の肌色領域を検出し、映
像信号中の人の顔を判別する判別手段によって人の顔を
判別し、判別手段によって人の顔が判別されたとき、人
の顔の領域だけアパーチャ補正信号の利得を変える。
【0167】請求項66の発明の映像信号処理装置は、肌
色検出手段によって映像信号中の肌色領域を検出し、映
像信号中の人の顔を判別する判別手段によって人の顔を
判別し、判別手段によって人の顔が判別されたとき、人
の顔の領域だけアパーチャ補正信号の周波数特性を変え
る。
【0168】請求項67の発明の映像信号処理装置は、被
写体までの距離とズーム位置とにより予め定められてい
る大きさの範囲内に肌色領域の大きさが入っている場合
にこの肌色領域を人の顔であるとして検出し、この検出
結果に応じてオートフォーカス制御の検出エリアを移動
させる。
【0169】請求項68の発明の映像信号処理装置は、被
写体までの距離とズーム位置とにより予め定められてい
る大きさの範囲内に肌色領域の大きさが入っている場合
にこの肌色領域を人の顔であるとして検出し、この検出
結果に応じてアイリス制御のための測光エリアを移動さ
せる。
【0170】請求項69の発明の映像信号処理装置は、被
写体までの距離とズーム位置とにより予め定められてい
る大きさの範囲内に肌色領域の大きさが入っている場合
にこの肌色領域を人の顔であるとして検出し、この検出
結果に応じて自動利得制御のための測光エリアを移動さ
せる。
【0171】請求項70の発明の映像信号処理装置は、被
写体までの距離とズーム位置とにより予め定められてい
る大きさの範囲内に肌色領域の大きさが入っている場合
にこの肌色領域を人の顔であるとして検出し、この検出
結果に応じて自動電子シャッタスピード調整のための測
光エリアを変化させる。
【0172】請求項71の発明の映像信号処理装置は、被
写体までの距離とズーム位置とにより予め定められてい
る大きさの範囲内に肌色領域の大きさが入っている場合
にこの肌色領域を人の顔であるとして検出し、この検出
結果をローパスフィルタに通し、ローパスフィルタ出力
信号中の所定閾値より小さい範囲をオートフォーカス制
御の検出エリアとする。
【0173】請求項72の発明の映像信号処理装置は、被
写体までの距離とズーム位置とにより予め定められてい
る大きさの範囲内に肌色領域の大きさが入っている場合
にこの肌色領域を人の顔であるとして検出し、この検出
結果をローパスフィルタに通し、ローパスフィルタ出力
信号中の所定閾値より大きい範囲をアイリスの測光エリ
アとする。
【0174】請求項73の発明の映像信号処理装置は、被
写体までの距離とズーム位置とにより予め定められてい
る大きさの範囲内に肌色領域の大きさが入っている場合
にこの肌色領域を人の顔であるとして検出し、この検出
結果をローパスフィルタに通し、ローパスフィルタ出力
信号中の所定閾値より大きい範囲を自動利得制御の測光
エリアとする。
【0175】請求項74の発明の映像信号処理装置は、被
写体までの距離とズーム位置とにより予め定められてい
る大きさの範囲内に肌色領域の大きさが入っている場合
にこの肌色領域を人の顔であるとして検出し、この検出
結果をローパスフィルタに通し、ローパスフィルタ出力
信号中の所定閾値より大きい範囲を自動電子シャッタス
ピード調整の測光エリアとする。
【0176】請求項75の発明の映像信号処理装置は、被
写体までの距離とズーム位置とにより予め定められてい
る大きさの範囲内に肌色領域の大きさが入っている場合
にこの肌色領域を人の顔であるとして検出し、この検出
結果に一定の値を加算した範囲をオートフォーカス制御
のための検出エリアとする。
【0177】請求項76の発明の映像信号処理装置は、被
写体までの距離とズーム位置とにより予め定められてい
る大きさの範囲内に肌色領域の大きさが入っている場合
にこの肌色領域を人の顔であるとして検出し、この検出
結果から一定の値を減算した範囲をアイリス制御のため
の測光エリアとする。
【0178】請求項77の発明の映像信号処理装置は、被
写体までの距離とズーム位置とにより予め定められてい
る大きさの範囲内に肌色領域の大きさが入っている場合
にこの肌色領域を人の顔であるとして検出し、この検出
結果から一定の値を減算した範囲を自動利得制御のため
の測光エリアとする。
【0179】請求項78の発明の映像信号処理装置は、被
写体までの距離とズーム位置とにより予め定められてい
る大きさの範囲内に肌色領域の大きさが入っている場合
にこの肌色領域を人の顔であるとして検出し、この検出
結果から一定の値を減算した範囲を自動電子シャッタス
ピード調整のための測光エリアとする。
【0180】請求項79の発明のカラービデオカメラは、
遠隔操作により、撮影された映像信号の録画を開始する
場合あるいは録画を行っている場合に、撮影により得ら
れた映像信号中に判別手段によって人の顔が検出されな
ければ、撮影によって得られた映像信号の録画を開始し
ない、または録画を停止する。
【0181】請求項80の発明のカラービデオカメラは、
遠隔操作により、撮影された映像信号の録画を開始する
場合あるいは録画を行っている場合に、撮影により得ら
れた映像信号中に判別手段によって人の顔が検出されな
ければ、撮影者に誤録画を知らせる。
【0182】請求項81の発明のカラービデオカメラは、
遠隔操作により、録画を開始する場合あるいは録画を行
っている場合に、撮影により得られた映像信号中に判別
手段によって人の顔が検出されないとき、または人の顔
が検出されなくなったときコントロール信号発生回路か
ら出力される検知信号をテープに記録する。
【0183】請求項82の発明のカラービデオカメラは、
遠隔操作により、録画を開始する場合あるいは録画を行
っている場合に、ウィンドウ発生回路により定められる
画枠内の映像信号中に判別手段によって人の顔が検出さ
れなければ、撮影により得られた映像信号の録画を開始
しない、または録画を停止する。
【0184】請求項83の発明のカラービデオカメラは、
遠隔操作により、録画を開始する場合あるいは録画を行
っている場合に、ウィンドウ発生回路により定められる
画枠内の映像信号中に判別手段によって人の顔が検出さ
れなければ、撮影者に誤録画を知らせる。
【0185】請求項84の発明のカラービデオカメラは、
遠隔操作により、録画を開始する場合あるいは録画を行
っている場合に、ウィンドウ発生回路により定められる
画枠内の映像信号中に判別手段によって人の顔が検出さ
れないとき、または人の顔が検出されなくなったときコ
ントロール信号発生回路より出力される検知信号をテー
プに記録する。
【0186】請求項85の発明のカラービデオカメラは、
背景色の領域のみを検出してキーイング信号を発生す
る。
【0187】請求項86の発明のカラービデオカメラは、
背景色の設定を変更する。
【0188】請求項87の発明のカラービデオカメラは、
任意の色相の背景色を記憶して背景色の設定を変更す
る。
【0189】請求項88の発明のカラービデオカメラは、
画面の中央の点を背景色として記憶し、背景色の設定を
変更する。
【0190】請求項89の発明のカラービデオカメラは、
画面上にカーソルを発生して画面のカーソルの点を背景
色として記憶し、背景色の設定を変更する。
【0191】請求項90の発明のカラービデオカメラは、
画面全体の背景色を平均化して記憶し、背景色の設定を
変更する。
【0192】請求項91の発明のカラービデオカメラは、
画面の一部の背景色を平均化して記憶し、背景色の設定
を変更する。
【0193】請求項92の発明のカラービデオカメラは、
画面を分割して分割画面の一部の背景色を平均化して記
憶し、背景色の設定を変更する。
【0194】請求項93の発明のカラービデオカメラの画
像合成装置は、任意の色相の背景画像を発生し、発生し
た背景画像と被写体画像とを合成する。
【0195】請求項94の発明のカラービデオカメラの画
像合成装置は、任意の静止画像を背景画像として記憶し
ておき、記憶した静止画像(背景画像)と被写体画像と
を合成する。
【0196】請求項95の発明のカラービデオカメラの画
像合成装置は、被写体画像を低域通過フィルタに通して
背景画像と合成する。
【0197】請求項96の発明のカラービデオカメラの画
像合成装置は、被写体画像にモザイク処理を施して背景
画像と合成する。
【0198】請求項97の発明のカラービデオカメラの画
像合成装置は、被写体画像にディフェクト処理を施して
背景画像と合成する。
【0199】
【実施例】以下、本発明をその実施例を示す図面に基づ
いて詳述する。
【0200】(第1実施例)図8は、第1実施例におけ
る肌色領域検出の例を示す図である。図8に示すよう
に、映像信号の色差信号のR−Y軸及びB−Y軸による
二次元平面上における閉じた領域(図中ハッチングを付
した部分)を肌色領域として検出する。このように検出
される肌色領域は輝度信号のレベルに応じて変化する。
つまり、輝度信号のレベルが大きくなると図9に示すよ
うに(a)→(b)→(c)と肌色領域の位置及びその
大きさを変化させることにより、より正確な肌色領域を
検出することができる。
【0201】(第2実施例)図10は、第2実施例におけ
る肌色領域を検出する肌色検出回路101 の構成を示すブ
ロック図である。肌色検出回路101 は、ディジタルの輝
度信号, B−Y色差信号,R−Y色差信号を入力し、映
像信号中から肌色領域を検出する回路である。肌色検出
回路101 は、R−Y色差信号入力端子102 とB−Y色差
信号入力端子103 と輝度信号入力端子104 とメモリ105
と比較器106 と肌色検出信号出力端子107 とで構成され
ている。肌色領域は図11に示すように色相及び色信号飽
和度で限定され、式1,式2で表される領域である。ま
た、式1,式2で表される肌色領域は、式3,式4で表
されるように輝度信号のレベルに応じて変化し、輝度信
号のレベルが大きくなるにつれて肌色領域は図12,図1
3,図14に示すように色信号飽和度が大きくなる。上記
のように肌色領域を輝度信号のレベルに応じて図12→図
13→図14と変化させることによって肌色領域を正確に検
出することができる。
【0202】(式1) (B−Y)・tan(θ+β)≦(R−Y)≦(B−Y)・tan(θ−β) (式2)r−s≦(R−Y)2 +(B−Y)2 ≦r+s (式3) r=K1・Y 但しK1≧0,K1は定数 (式4) s=K2・Y 但しK2≧0,K2は定数
【0203】次に、図10に示す肌色検出回路101 の動作
について説明する。R−Y色差信号入力端子102 からR
−Y色差信号を、B−Y色差信号入力端子103 からB−
Y色差信号を入力する。これらの色差信号はアドレスと
してメモリ105 に入力される。メモリ105 には図15のよ
うなテーブルが書き込まれている。このテーブルは特定
領域のみ数字が書き込まれており、上記領域以外は0の
データが書き込まれている。この数字は色信号飽和度を
表す。また、輝度信号入力端子104 に輝度信号を入力す
る。比較器106 は、メモリ105 の出力信号の値が、輝度
信号入力端子104 から入力された輝度信号レベルの制限
された範囲内であるか検出する。
【0204】例えば図15のテーブルにおいて、メモリ10
5 の出力が輝度信号レベルの1/2〜1/8の範囲内で
あるとき肌色と判別されるとすると、輝度信号入力端子
104から入力された輝度信号レベルが14の場合、上記範
囲内のメモリ105 の出力信号の値は7〜1であり、図15
に示す枠内の範囲を満たすR−Y色差信号及びB−Y色
差信号が入力されたとき、上記R−Y色差信号及びB−
Y色差信号は肌色領域内の信号として比較器106 は“Hi
gh”を出力する。比較器106 の出力信号は肌色検出信号
として肌色検出信号出力端子107 へ出力される。上記の
構成により式1,式2,式3,式4を満たす肌色領域を
検出することができる。このような肌色検出回路101 に
よって、図16のような人物を撮影したとき肌色検出信号
出力端子107 から出力される肌色検出信号は図17(a) に
示す斜線を付した領域(R1,R2,R3)となり、図
17(a) に示すC−Dの位置での水平走査方向の信号波形
は図17(b) に示すようになる。なお、色差信号がI軸,
Q軸による信号処理であっても上記と同様の信号処理に
よって実現できることはいうまでもない。
【0205】(第3実施例)図18は、第3実施例におけ
る肌色領域を検出する肌色検出回路201 の構成を示すブ
ロック図であり、図18において、図10と同一番号を付し
た部分は同一または相当部分を示す。また図18におい
て、108 はローパスフィルタ(LPF)、109はスライ
ス回路である。スライス回路109 はLPF108 の出力信
号を予め定められた定数kの値だけスライスする回路で
あり、その具体的な構成例を図20に示す。図20におい
て、202 はLPF108 から出力された信号を入力する入
力端子、203 は加算器、204 はスイッチ、205 はコンパ
レータ、206 はスライスする定数kの値を入力する入力
端子、207 はデコーダ、208 は出力端子である。次に、
動作について説明する。R−Y色差信号, B−Y色差信
号, 輝度信号がそれぞれ各入力端子102,013,104 に入力
された後、比較器106 までの動作は、第2実施例と同様
であるので、その説明は省略する。比較器106 の出力を
LPF108 に通して低域成分だけを取り出す。この波形
は図19(a) のようになる。この信号をスライス回路109
でスライスする。
【0206】つまり、設定された既定値以下は全てその
既定値にして、この信号の既定値が0となるように全体
をレベルダウンする。入力端子202 から入力されたLP
F108 の出力信号は加算器203 によって定数kの値分差
し引かれる。コンパレータ205 は、LPF108 の出力信
号と定数kとを比較し、この出力信号が定数kより大き
いときスイッチ204 が加算器203 の出力信号を選択する
ようにスイッチ204 へ選択信号を出力する。スイッチ20
4 はこの出力信号が定数kより小さいとき“ Low”を選
択する。デコーダ207 はスイッチ204 の出力信号中、何
れかのビットが“High”のとき全ビット数“High”の信
号を出力する。よってデコーダ207 から出力端子208 を
介して出力される信号は図19(b) の信号波形のようにな
る。そして、この信号が肌色検出信号として肌色検出信
号出力端子107 に出力される。
【0207】(第4実施例)図21は、第4実施例におけ
る肌色領域を検出する肌色検出回路301 の構成を示すブ
ロック図であり、図21において、図18と同一番号を付し
た部分は同一または相当部分を示す。また図21におい
て、110 は定数比較回路である。次に動作について説明
する。R−Y色差信号, B−Y色差信号, 輝度信号がそ
れぞれ各入力端子102,103,104 に入力された後、比較器
106 までの動作は、第2実施例と同様であるので、その
説明は省略する。比較器106 の出力をLPF108に通し
て低域成分だけを取り出す。この波形は図22(a) のよう
になる。そして、定数比較回路110 でその出力に応じて
信号を数段階のレベルに分割し、これを肌色検出信号と
して肌色検出信号出力端子107 に出力する。この肌色検
出信号は図22(b) の信号波形のようになる。
【0208】なお、上述の第2,3,4実施例では肌色
領域を検出する場合について説明したが、メモリ105 内
のテーブルを書き換えることによって、他の所定色領域
の検出に用いることも可能である。
【0209】(第5実施例)肌色領域を検出した際に色
差信号の利得を制御する第5実施例について説明する。
図23は第5実施例の構成を示すブロック図であり、図23
において、図10と同一番号を付した部分は同一または相
当部分を示す。また図23において111, 112は利得制御回
路、113 はR−Y色差信号出力端子、114 はB−Y色差
信号出力端子である。
【0210】次に、動作について説明する。R−Y色差
信号入力端子102 及びB−Y色差信号入力端子103 より
入力した色差信号は、肌色検出回路101 及び利得制御回
路111, 112に入力する。肌色検出回路101 は輝度信号入
力端子104 より入力した輝度信号と上記の色差信号とに
より、第2実施例に従って肌色領域を検出する。肌色検
出回路101 は映像信号が肌色領域内にあるとき、利得制
御回路111, 112に制御信号を出力する。R−Y色差信号
は利得制御回路111 にて利得が制御された後、R−Y色
差信号出力端子113 より出力される。B−Y色差信号は
利得制御回路112 にて利得が制御された後、B−Y色差
信号出力端子114 より出力される。具体的には、肌色領
域を検出した場合に、R−Y色差信号の利得を上げ、B
−Y色差信号の利得を下げる。図24のaは肌色検出回路
101 により検出した肌色領域であり、上記のように色差
信号の利得を制御することにより図24のbに示す領域へ
変換する。このため、肌色領域の色が赤っぽくなり人間
の記憶色に近い肌色に補正できる。
【0211】(第6実施例)肌色領域を検出した際に輝
度信号の利得を制御する第6実施例について説明する。
図25は第6実施例の構成を示すブロック図であり、図25
において、図10と同一番号を付した部分は同一または相
当部分を示す。また図25において115 は利得制御回路、
116 は輝度信号出力端子である。次に、動作について説
明する。R−Y色差信号入力端子102 及びB−Y色差信
号入力端子103 より入力した色差信号は、肌色検出回路
101 に入力する。輝度信号入力端子104 より入力した輝
度信号は、肌色検出回路101 及び利得制御回路115 に入
力する。肌色検出回路101 は輝度信号と色差信号とによ
り、第2実施例に従って肌色領域を検出する。肌色検出
回路101 は映像信号が肌色領域内にあるとき、利得制御
回路115 に制御信号を出力し、利得制御回路115 は制御
信号により、輝度信号の利得を上げ、輝度信号出力端子
116 より輝度信号を出力する。このため、肌色領域の輝
度が高くなり人間の記憶色に近い肌色に補正できる。
【0212】(第7実施例)肌色領域を検出した際にア
パーチャ補正信号の利得を制御する第7実施例について
説明する。図26は第7実施例の構成を示すブロック図で
あり、図26において、図10と同一番号を付した部分は同
一または相当部分を示す。また図26において、117 はア
パーチャ補正信号入力端子、118 は利得制御回路、119
はアパーチャ補正信号出力端子である。
【0213】次に、動作について説明する。R−Y色差
信号入力端子102 及びB−Y色差信号入力端子103 より
入力した色差信号と、輝度信号入力端子104 より入力し
た輝度信号とは肌色検出回路101 に入力する。アパーチ
ャ補正信号入力端子117 より入力したアパーチャ補正信
号は、利得制御回路118 に入力する。肌色検出回路101
は輝度信号と色差信号とにより、第2実施例に従って肌
色領域を検出する。肌色検出回路101 は映像信号が肌色
領域内にあるとき、利得制御回路118 に制御信号を出力
し、利得制御回路118 は制御信号により、アパーチャ補
正信号の利得を下げ、アパーチャ補正信号出力端子119
よりアパーチャ補正信号を出力する。このため、肌の皺
を抑制できる。
【0214】(第8実施例)肌色領域を検出した際にア
パーチャ補正信号の周波数特性を制御する第8実施例に
ついて説明する。図27は第8実施例の構成を示すブロッ
ク図であり、図27において、図26と同一番号を付した部
分は同一または相当部分を示す。また図27において、12
0 はアパーチャ信号を作成し、周波数特性を変えること
ができるアパーチャ補正回路である。
【0215】次に、動作について説明する。R−Y色差
信号入力端子102 及びB−Y色差信号入力端子103 より
入力した色差信号と、輝度信号入力端子104 より入力し
た輝度信号とは肌色検出回路101 に入力する。肌色検出
回路101 は輝度信号と色差信号とにより、第2実施例に
従って肌色領域を検出する。また、輝度信号はアパーチ
ャ補正回路120 へ入力されて、アパーチャ補正信号が作
成される。肌色検出回路101 は映像信号が肌色領域内に
あるとき、アパーチャ補正回路120 に制御信号を出力
し、アパーチャ補正回路120 は、制御信号により、作成
するアパーチャ補正信号の周波数特性を変えて、アパー
チャ補正信号出力端子119 よりアパーチャ補正信号を出
力する。このため、自然な肌の皺を得ることができる。
【0216】図28は、図27におけるアパーチャ補正回路
120 の内部構成を示すブロック図である。図28におい
て、121, 122は1ラインメモリ、123, 124, 125 はそれ
ぞれ周波数特性が異なるバンドパスフィルタ(BP
F)、126, 131は加算器、127, 128, 129, 130, 132 は
乗算器である。
【0217】次に、動作について説明する。輝度信号入
力端子104 より入力した輝度信号は1ラインメモリ121
を通り、各BPF123, 124, 125 へ出力される。周波数
特性が異なるBPFはそれぞれ周波数特性が異なる水平
方向のアパーチャ補正信号を作成する。各BPF123, 1
24, 125 を通過した信号は各乗算器127, 128, 129 に
て、それぞれC1,C2,C3の定数が掛けられる。よ
ってC1,C2,C3の値によって水平方向のアパーチ
ャ補正信号の利得を変え、加算器131 によりそれぞれの
乗算器の出力信号を加算することにより周波数特性が異
なるアパーチャ補正信号を作ることができる。また、1
ラインメモリ121, 122、加算器126 、乗算器127 、加算
器131 により垂直方向のアパーチャ補正信号が作られ
る。
【0218】以上のように周波数特性が異なる複数のB
PFを具備したアパーチャ補正回路によれば制御信号C
1,C2,C3によりアパーチャ補正の周波数特性を変
えることができる。肌色検出回路101 は映像信号が肌色
領域内にあるとき、制御信号C1,C2,C3,C4,
C5を出力する。制御信号により、アパーチャ補正信号
の周波数特性が変えられて、アパーチャ補正出力端子11
9 よりアパーチャ補正信号が出力される。
【0219】(第9実施例)前述の第5実施例におい
て、前述の第3実施例に従って肌色領域を検出するよう
にした例が、第9実施例である。この例では、利得制御
回路111, 112において肌色検出信号の波形に合わせてR
−Y色差信号, B−Y色差信号の利得が変化するので、
肌色と他の色との境界線付近で徐々に各色差信号の利得
が変化して不自然な変化がない。
【0220】(第10実施例)前述の第5実施例におい
て、前述の第4実施例に従って肌色領域を検出するよう
にした例が、第10実施例である。この例でも、利得制御
回路111, 112において肌色検出信号の波形に合わせてR
−Y色差信号, B−Y色差信号の利得が変化するので、
肌色と他の色との境界線付近で徐々に各色差信号の利得
が変化して不自然な変化がない。
【0221】(第11実施例)前述の第6実施例におい
て、前述の第3実施例に従って肌色領域を検出するよう
にした例が、第11実施例である。この例では、利得制御
回路115 において肌色検出信号の波形に合わせて輝度信
号の利得が変化するので、肌色と他の色との境界線付近
で徐々に輝度信号の利得が変化して不自然な変化がな
い。
【0222】(第12実施例)前述の第6実施例におい
て、前述の第4実施例に従って肌色領域を検出するよう
にした例が、第12実施例である。この例でも、利得制御
回路115 において肌色検出信号の波形に合わせて輝度信
号の利得が変化するので、肌色と他の色との境界線付近
で徐々に輝度信号の利得が変化して不自然な変化がな
い。
【0223】(第13実施例)前述の第7実施例におい
て、前述の第3実施例に従って肌色領域を検出するよう
にした例が、第13実施例である。この例では、利得制御
回路118 において肌色検出信号の波形に合わせてアパー
チャ補正信号の利得が変化するので、肌色と他の色との
境界線付近で徐々にアパーチャ補正信号の利得が変化し
て不自然な変化がない。
【0224】(第14実施例)前述の第7実施例におい
て、前述の第4実施例に従って肌色領域を検出するよう
にした例が、第14実施例である。この例でも、利得制御
回路118 において肌色検出信号の波形に合わせてアパー
チャ補正信号の利得が変化するので、肌色と他の色との
境界線付近で徐々にアパーチャ補正信号の利得が変化し
て不自然な変化がない。
【0225】(第15実施例)肌色領域を検出した際に輝
度信号の周波数特性を制御する第15実施例について説明
する。図29は第15実施例の構成を示すブロック図であ
り、図29において、図10と同一番号を付した部分は同一
または相当部分を示す。また図29において、133 はLP
F、134 は混合回路である。
【0226】次に、動作について説明する。R−Y色差
信号入力端子102 及びB−Y色差信号入力端子103 より
入力した色差信号と、輝度信号入力端子104 より入力し
た輝度信号とは肌色検出回路101 に入力する。肌色検出
回路101 は輝度信号と色差信号とにより、第2実施例に
従って肌色領域を検出する。また、輝度信号はLPF13
3 と混合回路134 へも入力される。肌色検出回路101 は
映像信号が肌色領域内にあるとき、混合回路134 に制御
信号を出力し、制御信号により混合率が変化して、LP
F133 の出力と元の輝度信号とが混合され、輝度信号出
力端子116 より輝度信号が出力される。肌色領域では、
LPF133 の出力が混合する割合を多くする。このた
め、肌色領域の高周波成分が抑圧され肌の皺を抑制でき
る。
【0227】(第16実施例)上述の第15実施例におい
て、前述の第3実施例に従って肌色領域を検出するよう
にした例が、第16実施例である。この例では、混合回路
134 において肌色検出信号の波形に合わせて混合割合が
変化するので、肌色と他の色との境界線付近で徐々にこ
の混合割合が変化して不自然な変化がない。
【0228】(第17実施例)上述の第15実施例におい
て、前述の第4実施例に従って肌色領域を検出するよう
にした例が、第17実施例である。この例でも、混合回路
134 において肌色検出信号の波形に合わせて混合割合が
変化するので、肌色と他の色との境界線付近で徐々にこ
の混合割合が変化して不自然な変化がない。
【0229】(第18実施例)図30は、第18実施例の構成
を示すブロック図であり、図30において、図10及び図23
と同番号を付した部分は同一または相当部分を示す。ま
た図30において、135, 136は利得制御回路、137, 138は
演算回路である。
【0230】次に動作について説明する。R−Y色差信
号入力端子102,B−Y色差信号入力端子103 からR−Y
色差信号, B−Y色差信号がそれぞれ肌色検出回路101
内のメモリ105 に入力され、輝度信号入力端子104 から
輝度信号が肌色検出回路101内の比較器106 に入力され
る。そして、肌色検出回路101 にて、第2実施例に従っ
て肌色領域が検出され、肌色検出信号が利得制御回路13
5, 136へ出力される。また、R−Y色差信号は利得制御
回路136 及び演算回路137 へ出力され、B−Y色差信号
は利得制御回路135 及び演算回路138 へ出力される。
【0231】利得制御回路135, 136において、肌色検出
信号により利得の制御が行われる。利得制御回路135 の
出力は演算回路137 に入力され、利得制御回路136 の出
力は演算回路138 に入力される。演算回路137, 138では
2つの入力信号が加算または減算され、R−Y色差信号
出力端子113,B−Y色差信号出力端子114 より出力す
る。肌色領域では、R−Y色差信号からB−Y色差信号
を減算し、B−Y色差信号にR−Y色差信号を加算する
ように制御する。このため、色相が黄色から赤方向に移
動し、人間の記憶色に近い肌色に補正できる。
【0232】(第19実施例)図31は、第19実施例の構成
を示すブロック図であり、図31において、図18及び図30
と同番号を付した部分は同一または相当部分を示す。
【0233】次に動作について説明する。前述した第3
実施例に従って、入力されたR−Y色差信号,B−Y色
差信号輝度信号に基づいて肌色領域が検出され、肌色検
出回路201(スライス回路109)から肌色検出信号が利得制
御回路135, 136へ出力される。以下の動作は上述の第18
実施例と同じであるのでその説明は省略する。本実施例
でも、人間の記憶色に近い肌色に補正でき、肌色と他の
色との境界線付近で補正量が徐々に変化するため、この
付近で不自然な変化にはならない。
【0234】(第20実施例)図32は、第20実施例の構成
を示すブロック図であり、図32において、図21及び図30
と同番号を付した部分は同一または相当部分を示す。
【0235】次に動作について説明する。前述した第4
実施例に従って、入力されたR−Y色差信号,B−Y色
差信号輝度信号に基づいて肌色領域が検出され、肌色検
出回路101(定数比較回路110)から肌色検出信号が利得制
御回路135, 136へ出力される。以下の動作は上述の第18
実施例と同じであるのでその説明は省略する。本実施例
でも、人間の記憶色に近い肌色に補正でき、肌色と他の
色との境界線付近で補正量が徐々に変化するため、この
付近で不自然な変化にはならない。なお、上記第18, 1
9, 20の各実施例では演算回路137, 138にて加算または
減算処理を行うこととしたが、利得制御回路135, 136に
おける利得をプラスマイナス設定できるように制御を行
ってもよい。
【0236】また、上述の第5〜20実施例では肌色領域
を補正する場合について説明したが、メモリ105 内のテ
ーブルを書き換えることによって、他の所定色領域の補
正に用いることができる。
【0237】(第21実施例)図33は、カラービデオカメ
ラの映像信号処理装置(第21実施例)の構成を示すブロ
ック図である。図33において、21はフォーカスレンズ、
22は固体撮像素子、23はCDS回路、24は自動利得制御
回路(AGC)、25はA/Dコンバータ、26は信号処理
回路、27はウィンドウ発生回路、28はデータセレクト回
路、29はバンドパスフィルタ(BPF)、30は積分回
路、31はマイクロコンピュータ、32はフォーカスレンズ
ドライブ回路、33はモータ、34は輝度信号出力端子、35
はR−Y色差信号出力端子、36はB−Y色差信号出力端
子、101 は図10に示す内部構成を有する肌色検出回路で
ある。
【0238】次に動作について説明する。フォーカスレ
ンズ21によって結像された光学像は固体撮像素子22によ
って光電変換される。固体撮像素子22から出力された映
像信号はCDS回路23によって信号成分のみが取り出さ
れ、AGC24へ出力される。AGC24は映像信号のレベ
ルが一定になるように映像信号の利得制御を行い、A/
Dコンバータ25へ出力する。A/Dコンバータ25は入力
された映像信号をディジタル変換する。A/Dコンバー
タ25によってディジタル変換された映像信号は信号処理
回路26とデータセレクト回路28へ出力される。信号処理
回路26は色分離,マトリクス等の信号処理を行い、輝度
信号,R−Y色差信号,B−Y色差信号を出力する。
【0239】ウィンドウ発生回路27は、図34に示す画枠
cを定めるウィンドウパルスをデータセレクト回路28へ
出力する。肌色領域が検出されなければ、データセレク
ト回路28はウィンドウ発生回路27によって定められる図
34に示す画枠c内のデータのみを抜き取る。データセレ
クト回路28から出力された映像信号はBPF29により自
動合焦に必要な周波数成分が抜き取られ、積分回路30へ
出力される。積分回路30は1フィールド毎に入力信号を
積分し、積分値を合焦評価値としてマイクロコンピュー
タ31へ出力する。マイクロコンピュータ31は上記合焦評
価値が最大となるようにフォーカスレンズドライブ回路
32,モータ33を介してフォーカスレンズ21を移動させ図
34に示す画枠c内の被写体に合焦させる。
【0240】肌色検出回路101 は信号処理回路26から出
力される輝度信号,B−Y色差信号,R−Y色差信号を
入力し、映像信号中から肌色領域を検出する。この肌色
領域の検出手順は第2実施例と同じであるので、その動
作説明は省略する。
【0241】肌色検出回路101 は、肌色検出信号をデー
タセレクト回路28へ出力する。データセレクト回路28は
肌色検出回路101 から肌色検出信号を入力すると、ウィ
ンドウ発生回路27から出力されるウィンドウパルスの入
力を止め、肌色検出信号をウィンドウパルスとみなし、
肌色検出回路101 によって検出された肌色領域内のみA
/Dコンバータ25から入力された映像信号をBPF29へ
通過させる。上記のことによって肌色領域がフォーカス
エリアとなる。
【0242】データセレクト回路28は、例えば図35に示
す回路構成で実現することができる。図35において、13
9 は映像信号を入力する入力端子、140 はウィンドウ発
生回路27からウィンドウパルスを入力する入力端子、14
1 は肌色検出回路101 から肌色検出信号を入力する入力
端子、142 は垂直同期信号入力端子、143 は映像信号に
ゲートを掛けるフリップフロップ、144 はスイッチ、14
5, 146はフリップフロップ、147 は出力端子である。
【0243】上記のように構成されたデータセレクト回
路28の動作について説明する。入力端子140 から入力さ
れたウィンドウパルスと入力端子141 から入力された肌
色検出信号とはそれぞれスイッチ144 に入力される。フ
リップフロップ145 は入力信号が常に“High”に固定さ
れているため肌色検出信号の“High”の信号が入力する
と“High”の信号をフリップフロップ146 へ出力する。
またフリップフロップ145 は1フィールド毎に垂直同期
信号によってリセットされ、フリップフロップ146 は垂
直同期信号が入力される毎にスイッチ144 へ入力信号を
出力する。このようにすることにより1フィールド期間
内に肌色領域が検出されるとフリップフロップ146 から
“High”の信号が出力される。スイッチ144 はフリップ
フロップ146 からの信号が“High”であると肌色検出信
号を選択し、“Low ”のときはウィンドウパルスを選択
する。スイッチ144 によって選択された信号はフリップ
フロップ143 へイネーブル信号として出力される。よっ
てフリップフロップ143 は肌色領域が検出されたときは
入力端子139 から入力された映像信号を肌色検出信号で
ゲートを掛ける。
【0244】BPF29の出力信号は積分回路30を介して
合焦評価値としてマイクロコンピュータ31へ入力され
る。マイクロコンピュータ31は上記評価値が最大になる
ようにフォーカスレンズ21を駆動させ、肌色領域に合焦
する。
【0245】(第22実施例)図36は、カラービデオカメ
ラの映像信号処理装置(第22実施例)の構成を示すブロ
ック図である。図36において、図33と同一番号を付した
部分は同一または相当部分を示す。また図36において、
37はデータセレクト回路、38は積分回路、39はアイリ
ス、40はモータ、41はアイリスドライブ回路である。
【0246】次に動作について説明する。固体撮像素子
22上に結像された光学像は固体撮像素子22によって光電
変換されCDS回路23へ出力される。CDS回路23は固
体撮像素子22の出力信号中から映像信号だけ抜き取り、
データセレクト回路37及びAGC24へ出力する。AGC
24, A/Dコンバータ25, 信号処理回路26の動作は、第
21実施例と同じである。
【0247】データセレクト回路37はウィンドウ発生回
路27から入力されるウィンドウパルスによってCDS回
路23からの出力信号を図34に示す画枠c内の領域のみ積
分回路38へ通過させる。アイリス39は積分回路38によっ
て測光領域分積分された積分値に応じて固体撮像素子22
に入射する光量を調整する。
【0248】肌色検出回路101 は、第2実施例に従って
映像信号中から肌色領域を検出し、検出した肌色検出信
号をデータセレクト回路37へ出力する。データセレクト
回路37は肌色検出回路101 から肌色検出信号を入力する
と、ウィンドウ発生回路27から出力されるウィンドウパ
ルスの入力を止め、肌色検出信号をウィンドウパルスと
みなし、肌色領域内のみCDS回路23の出力信号を積分
回路38へ通過させる。データセレクト回路37の具体的な
構成例は第21実施例(図35)と同様である。このように
することによって映像信号中に肌色領域が検出されると
肌色領域が測光領域となり、アイリス39は肌色領域の光
量に応じた光量制御を行う。
【0249】(第23実施例)図37は、カラービデオカメ
ラの映像信号処理装置(第23実施例)の構成を示すブロ
ック図である。図37において、図33と同一番号を付した
部分は同一または相当部分を示す。また図37において、
47はデータセレクト回路、48は積分回路である。
【0250】次に動作について説明する。固体撮像素子
22上に結像された光学像は固体撮像素子22によって光電
変換されCDS回路23へ出力される。CDS回路23は固
体撮像素子22の出力信号中から映像信号だけ抜き取り、
AGC24へ出力する。AGC24は映像信号レベルを一定
にするように映像信号の利得を制御する。AGC4の出
力信号は、データセレクト回路47及びA/Dコンバータ
25へ出力される。データセレクト回路47はウィンドウ発
生回路27から出力されるウィンドウパルスによって定め
られる図34に示す画枠c内の領域のみAGC24から入力
された映像信号を積分回路48へ出力する。データセレク
ト回路47の具体的な構成例は第21実施例(図35)と同様
である。積分回路48はデータセレクト回路47から入力し
た信号を1フィールド分積分し、積分値を映像信号の利
得制御信号としてAGC24へ出力する。AGC24は利得
制御信号に応じて映像信号の利得を制御し、フィードバ
ック制御を行うことにより映像信号レベルを一定にす
る。A/Dコンバータ25, 信号処理回路26の動作は、第
21実施例と同じである。
【0251】肌色検出回路101 は、第2実施例に従って
映像信号中から肌色領域を検出し、検出した肌色検出信
号をデータセレクト回路47へ出力する。データセレクト
回路47は肌色検出回路101 から肌色検出信号を入力する
と、ウィンドウ発生回路27から出力されるウィンドウパ
ルスの入力を止め、肌色検出信号をウィンドウパルスと
みなし、肌色領域内のみAGC24の出力信号を積分回路
48へ通過させる。このようにすることによって肌色領域
が測光領域となり、AGC24は肌色領域の輝度レベルに
応じた利得制御を行う。
【0252】(第24実施例)図38は、カラービデオカメ
ラの映像信号処理装置(第24実施例)の構成を示すブロ
ック図である。図38において、図33と同一番号を付した
部分は同一または相当部分を示す。また図38において、
37は第22実施例と同じデータセレクト回路,338 は積分
回路、42は固体撮像素子駆動のためのタイミングジェネ
レータ(TG)、43は固体撮像素子ドライブ回路であ
る。
【0253】次に動作について説明する。TG42は固体
撮像素子22を駆動させるために必要なパルスを発生す
る。固体撮像素子ドライブ回路43はTG42からパルスを
入力し固体撮像素子22を駆動する。固体撮像素子22は固
体撮像素子22上に結像された光学像を光電変換し、CD
S回路23へ出力する。CDS回路23は固体撮像素子22の
出力信号中から映像信号だけ抜き取り、データセレクト
回路37及びAGC24へ出力する。AGC24, A/Dコン
バータ25, 信号処理回路26の動作は第21実施例と同じで
ある。
【0254】データセレクト回路37はウィンドウ発生回
路27から出力されるウィンドウパルスによって定められ
る図34に示す画枠c内の領域のみ映像信号を抜き取り、
積分回路338 へ出力する。積分回路338 はデータセレク
ト回路37から入力した信号を1フィールド分積分し、積
分値を光量値としてマイクロコンピュータ31へ出力す
る。マイクロコンピュータ31は上記積分値に応じて、T
G42へシャッタースピードを変えるように制御信号を出
力する。TG42はマイクロコンピュータ31から入力され
た制御信号に応じてセンサ読みだしパルスのレートを変
えることによって、シャッタースピードを変え、CDS
回路23の出力信号レベルが常に一定になるようにする。
【0255】肌色検出回路101 は、第2実施例に従って
映像信号中から肌色領域を検出し、検出した肌色検出信
号をデータセレクト回路37へ出力する。データセレクト
回路37は肌色検出回路101 から肌色検出信号を入力する
と、ウィンドウ発生回路27から出力されるウィンドウパ
ルスの入力を止め、肌色検出信号をウィンドウパルスと
みなし、肌色領域内のみ映像信号を積分回路338 へ通過
させる。このようにすることによって肌色領域が測光領
域となり、肌色領域の光量に応じた電子シャッタースピ
ード調整を行う。
【0256】(第25実施例)図39は、カラービデオカメ
ラの映像信号処理装置(第25実施例)の構成を示すブロ
ック図である。図39において、図33と同一番号を付した
部分は同一または相当部分を示す。また図38において、
78はローパスフィルタ(LPF)、79はスライス回路で
ある。このスライス回路79は、図20に示すスライス回路
109 と同様の内部構成を有し、またLPF78及びスライ
ス回路79は水平走査方向の具体的な一例を図20に示した
が、垂直方向に対しても同様の効果があるように構成さ
れている。
【0257】次に動作について説明する。基本的な動作
は前述の第21実施例と同様であるので、異なる点につい
て説明する。肌色検出回路101 は、映像信号中から肌色
領域のみを検出し、肌色検出信号をLPF78へ出力す
る。図16のような被写体を撮影した場合、肌色検出信号
は図17(a) のようになり、図17(a) のC−D上の水平走
査方向の肌色検出信号は図17(b) のようになる。LPF
78は図40(a) の信号を入力し、図40(b) の信号をスライ
ス回路79へ出力する。スライス回路79は、図40(b) の信
号を予め定められた定数kの値だけスライスし、スライ
スされた図40(c)の信号を図40(d) の信号に形成する。
スライス回路79の具体的動作は以下の通りである。
【0258】入力端子202 から入力された図40(b) の肌
色検出信号は加算器203 によって定数kの値分差し引か
れる。コンパレータ205 は図40(b) の信号と定数kとを
比較し、図40(b) の信号が定数kより大きいときスイッ
チ204 が加算器203 の出力信号を選択するようにスイッ
チ204 へ選択信号を出力する。スイッチ204 は図40(b)
の信号が定数kより小さいとき“Low ”を選択する。ス
イッチ204 の出力信号を図40(c) に示す。デコーダ207
はスイッチ204 の出力信号中、何れかのビットが“Hig
h”のとき全ビット数“High”の信号を出力する。よっ
てデコーダ207 から出力される信号は図40(d) に示す信
号となる。図40(d) の信号の幅w2は図40(a) の信号の
幅w1より広くなる。信号処理回路26から出力される映
像信号との遅延時間を調節することによって、図40(d)
の信号で表される領域は図41に示す実線で囲まれた領域
(図41中e)となる。図41中dの領域は肌色検出回路10
1 から出力された肌色検出信号で表される領域を示す。
【0259】データセレクト回路28はスライス回路79か
ら信号を入力すると、ウィンドウ発生回路27から出力さ
れるウィンドウパルスの入力を止め、スライス回路79か
ら出力された信号をウィンドウパルスとみなし、図41に
示すeの領域内のみA/Dコンバータ25から入力された
信号をBPF29へ通過させる。このようにすることによ
って図41に示すeの領域がフォーカスエリアとなる。B
PF29の出力信号は積分回路30を介して合焦評価値とし
てマイクロコンピュータ31へ入力される。マイクロコン
ピュータ31は上記合焦評価値が最大になるようにフォー
カスレンズ21を駆動させ、肌色領域に合焦する。
【0260】(第26実施例)図42は、カラービデオカメ
ラの映像信号処理装置(第26実施例)の構成を示すブロ
ック図である。図42において、図39と同一番号を付した
部分は同一または相当部分を示し、328 はデータセレク
ト回路である。第26実施例は、上記第25実施例と同様
に、フォーカスエリアを検出した肌色領域より大きく設
定する例であり、この設定動作をデータセレクト回路32
8 内で行う。
【0261】図43は、第26実施例におけるデータセレク
ト回路328 の構成を示すブロック図である。図43におい
て、148 は映像信号入力端子、149 は回路駆動クロック
入力端子、150 は肌色検出回路101 から出力された肌色
検出信号を入力する入力端子、151 はマイクロコンピュ
ータ31からの出力信号(所定値k)を入力する入力端
子、152 は水平同期信号(HD)を入力する入力端子、
153 は垂直同期信号(VD)を入力する入力端子、154
はウィンドウ発生回路27からウィンドウパルスを入力す
る入力端子、155 は遅延回路、156 はカウンタ、157 は
インバータ素子、158 は比較器、159 はフリップフロッ
プ、160 はカウンタ、161 は比較器、162はフリップフ
ロップ、163 はAND素子、164 はインバータ素子、16
5 はOR素子、166, 167, 168 はフリップフロップ、16
9 はスイッチ、170 は出力端子、401 はインバータ素
子、402 はOR素子である。
【0262】次に、動作について説明する。基本的な動
作は第21,25実施例と同様であるので、データセレクト
回路28内の動作について以下に述べる。入力端子154 か
ら入力されたウィンドウパルスはスイッチ169 へ入力さ
れる。肌色検出回路101 から出力された図44(a) に示す
肌色検出信号は入力端子150 からカウンタ160 のイネー
ブル信号として入力される。よってカウンタ160 は肌色
検出信号が“High”の間だけカウントアップを行う。カ
ウンタ160 の出力信号は比較器161 へ出力される。
【0263】比較器161 はカウンタ160 からの出力信号
と、入力端子151 から入力された定数kとの比較を行
う。比較器161 はカウンタ160 からの出力信号が定数k
より大きくなったとき“High”の信号を出力する。比較
器161 の出力信号を図44(b) に示す。比較器161 の出力
信号はフリップフロップ162 の駆動クロックとして入力
される。フリップフロップ162 は入力信号を“High”に
固定しているため駆動クロックの立ち上がりで“High”
を出力する。フリップフロップ162 及びカウンタ160 は
入力端子152 から入力されるHDでリセットされる。よ
って水平走査期間毎に図44(b) の信号を出力する。フリ
ップフロップ162 の出力信号はAND素子163 に入力さ
れ、肌色検出回路101 から出力された肌色検出信号(図
44(a))と論理積を行い、カウンタ156 及びフリップフロ
ップ159 のリセット信号として出力する。AND素子16
3 の出力信号を図44(c) に示す。
【0264】また、肌色検出信号(図44(a))はインバー
タ素子157 を介してカウンタ156 へ入力される。インバ
ータ素子157 の出力信号を図44(d) に示す。カウンタ15
6 はインバータ素子157 の出力信号が“High”の間だけ
カウントアップを行う。カウンタ156 の出力信号は比較
器158 へ入力され、マイクロコンピュータ31から入力さ
れた定数kより大きくなったとき比較器158 は“High”
を出力する。比較器158 の出力信号を図44(e) に示す。
比較器161 の出力信号はフリップフロップ159の駆動ク
ロックとして入力される。フリップフロップ159 は入力
信号を“High”に固定しているため駆動クロックの立ち
上がりで“High”を出力する。フリップフロップ159 の
出力信号はインバータ素子164 を介してOR素子165 へ
入力される。OR素子165 はインバータ素子164 の出力
信号(図44(f))と肌色検出信号(図44(a))との論理和を
行う。OR素子165 の出力信号を図44(g) に示す。図44
(g) の信号はインバータ素子401 を介してOR素子402
へ入力され、HDと論理和されるため次のラインからの
(b) の信号は(b ′) となる。
【0265】フリップフロップ167 は肌色検出信号が
“High”のとき“High”の信号を出力し、1フィールド
毎にVDによってリセットされる。またフリップフロッ
プ168はVDが入力される毎にフリップフロップ167 の
出力信号を出力する。スイッチ169 はフリップフロップ
168 からの信号が“High”であると肌色検出信号を選択
し、“Low ”のときはウィンドウパルスを選択する。よ
って1フィールド期間中に肌色領域が検出されたときは
スイッチ169 によってウィンドウ発生回路27から出力さ
れたウィンドウパルスは選択されず、図44(g) の信号が
ゲート信号として選択される。スイッチ169 によって選
択された信号はフリップフロップ166 へイネーブル信号
として出力される。A/Dコンバータ25から出力された
映像信号は入力端子148 から入力され、遅延回路155 に
よって図44に示すT1/2だけ遅延される。T1/2だ
け遅延した映像信号はフリップフロップ166 に入力さ
れ、フリップフロップ166 は映像信号を図44(g) の信号
でゲートを掛ける。また、垂直走査方向にも図44(g) の
信号を発生するように構成されている。上記の回路構成
により肌色検出回路101 で検出された肌色領域dより大
きいeの領域(図41参照)だけ映像信号にゲートを掛け
ることができる。
【0266】以下の動作は、第25実施例と同様であるの
で、その説明は省略する。なお、データセレクト回路28
の具体的な構成例を図43に示したが、肌色検出信号から
図44(g) の信号を形成する回路構成であれば上記の回路
構成に限らないことは言うまでもない。
【0267】(第27実施例)図45は、カラービデオカメ
ラの映像信号処理装置(第27実施例)の構成を示すブロ
ック図である。図45において、図36と同一番号を付した
部分は同一または相当部分を示し、また図45において、
78はローパスフィルタ(LPF)、79はスライス回路で
ある。このスライス回路79は、図20に示すスライス回路
109 と同様の内部構成を有し、またLPF78及びスライ
ス回路79は水平走査方向の具体的な一例を図20に示した
が、垂直方向に対しても同様の効果があるように構成さ
れている。
【0268】次に動作について説明する。基本的な動作
は前述の第22実施例と同様であるので、異なる点につい
て説明する。肌色検出回路101 は、映像信号中から肌色
領域のみを検出し、肌色検出信号をLPF78へ出力す
る。図16のような被写体を撮影した場合、肌色検出信号
は図17(a) のようになり、図17(a) のC−D上の水平走
査方向の肌色検出信号は図17(b) のようになる。LPF
78は図46(a) の信号を入力し、図46(b) の信号をスライ
ス回路79へ出力する。スライス回路79は、図46(b) の信
号を予め定められた定数kの値だけスライスし、スライ
スされた図46(c)の信号を図46(d) の信号に形成する。
スライス回路79の具体的動作は、第25実施例と同様であ
る。図46(d) の信号の幅w3は図46(a) の信号の幅w1
より狭くなる。図46(d) の信号で表される領域は図47に
示す実線で囲まれた領域(図47中f)となる。図47中d
の領域は肌色検出回路101 から出力された肌色検出信号
で表される領域を示す。
【0269】データセレクト回路37はスライス回路79か
ら肌色検出信号を入力すると、ウィンドウ発生回路27か
ら出力されるウィンドウパルスの入力を止め、スライス
回路79から出力された信号をウィンドウパルスとみな
し、図47中fの領域内のみCDS回路23から入力された
信号を積分回路38へ通過させる。データセレクト回路37
の具体的な構成例は図35と同様である。このようにする
ことによって図47に示すfの領域が測光領域となる。デ
ータセレクト回路37の出力信号は積分回路38を介して光
量値としてアイリスドライブ回路41へ入力され、アイリ
ス39は肌色領域の光量に応じた光量制御を行う。
【0270】(第28実施例)図48は、カラービデオカメ
ラの映像信号処理装置(第28実施例)の構成を示すブロ
ック図である。図48において、図45と同一番号を付した
部分は同一または相当部分を示し、337 はデータセレク
ト回路である。第28実施例は、上記第27実施例と同様
に、測光領域を検出した肌色領域より小さく設定する例
であり、この設定動作をデータセレクト回路337 内で行
う。図49は、第28実施例におけるデータセレクト回路33
7 の構成を示すブロック図である。図49において、図43
と同一番号を付した部分は同一または相当部分を示す。
【0271】次に、動作について説明する。基本的な動
作は第22,27実施例と同様であるので、データセレクト
回路28内の動作について以下に述べる。マイクロコンピ
ュータ31は予め定められたkの値をデータセレクト回路
37へ出力する。入力端子154から入力されたウィンドウ
パルスはスイッチ169 へ入力される。肌色検出回路101
から出力された図44(a) に示す肌色検出信号は入力端子
150 からカウンタ156のイネーブル信号として入力され
る。
【0272】よってカウンタ156 は肌色検出信号が“Hi
gh”の間だけカウントアップを行う。カウンタ156 の出
力信号は比較器161 へ出力される。比較器161 は、カウ
ンタ156 からの出力信号と入力端子151 から入力された
定数kとの比較を行う。比較器161 はカウンタ156 から
の出力信号が定数kより大きくなったとき“High”の信
号を出力する。比較器161 の出力信号を図44(b) に示
す。比較器161 の出力信号はフリップフロップ162 の駆
動クロックとして入力される。フリップフロップ162 は
入力信号を“High”に固定しているため駆動クロックの
立ち上がりで“High”を出力する。フリップフロップ16
2 及びカウンタ156 は入力端子152 から入力されるHD
でリセットされる。よって水平走査期間毎に図44(b) の
信号を出力する。フリップフロップ162 の出力信号はA
ND素子163 に入力され、肌色検出回路101 から出力さ
れた肌色検出信号(図44(a))と論理積を行う。AND素
子163 の出力信号を図44(c) に示す。
【0273】フリップフロップ167 は肌色検出信号が
“High”のとき“High”の信号を出力し、1フィールド
毎にVDによってリセットされる。またフリップフロッ
プ168はVDが入力される毎にフリップフロップ167 の
出力信号を出力する。スイッチ169 はフリップフロップ
168 からの信号が“High”であると肌色検出信号を選択
し、“Low ”のときはウィンドウパルスを選択する。よ
って1フィールド期間中に肌色領域が検出されたときは
スイッチ169 によってウィンドウ発生回路27から出力さ
れたウィンドウパルスは選択されず、図44(c) の信号が
ゲート信号として選択される。スイッチ169 によって選
択された信号はフリップフロップ166 へイネーブル信号
として出力される。A/Dコンバータ25から出力された
映像信号は入力端子148 から入力され、遅延回路155 に
よってT1/2だけ遅延される。T1/2だけ遅延した
映像信号はフリップフロップ166 に入力され、フリップ
フロップ166 は映像信号を図44(c) の信号でゲートを掛
ける。上記の回路構成により肌色検出回路101 で検出さ
れた肌色領域dより小さいfの領域(図47参照)だけ映
像信号にゲートを掛けることができる。
【0274】以下の動作は、第27実施例と同様であるの
で、その説明は省略する。なお、データセレクト回路37
の具体的な構成例を図49に示したが、肌色検出信号から
図44(c) の信号を形成する回路構成であれば上記の回路
構成に限らないことは言うまでもない。
【0275】(第29実施例)図50は、カラービデオカメ
ラの映像信号処理装置(第29実施例)の構成を示すブロ
ック図である。図50において、図37と同一番号を付した
部分は同一または相当部分を示し、また図45において、
78はローパスフィルタ(LPF)、79はスライス回路で
ある。このスライス回路79は、図20に示すスライス回路
109 と同様の内部構成を有し、またLPF78及びスライ
ス回路79は水平走査方向の具体的な一例を図20に示した
が、垂直方向に対しても同様の効果があるように構成さ
れている。
【0276】次に動作について説明する。基本的な動作
は前述の第23実施例と同様であるので、異なる点につい
て説明する。第27実施例と同様に、スライス回路79から
の出力信号は図46(d) のようになり、その幅w3は肌色
検出信号(図46(a))の幅w1より狭くなる。図46(d) の
信号で表される領域は図47に示す実線で囲まれた領域
(図47中f)となる。
【0277】データセレクト回路47はスライス回路79か
ら肌色検出信号を入力すると、ウィンドウ発生回路27か
ら出力されるウィンドウパルスの入力を止め、スライス
回路79から出力された信号をウィンドウパルスとみな
し、図47中fの領域内のみAGC24から入力された信号
を積分回路48へ通過させる。データセレクト回路47の具
体的な構成例は図35と同様である。このようにすること
によって図47中fの領域が測光領域となる。データセレ
クト回路47の出力信号は積分回路48を介して光量値とし
てAGC24へ入力され、AGC24は図47中fの領域内の
光量に応じた利得制御を行う。
【0278】(第30実施例)図51は、カラービデオカメ
ラの映像信号処理装置(第30実施例)の構成を示すブロ
ック図である。図51において、図50と同一番号を付した
部分は同一または相当部分を示す。第30実施例は、上記
第29実施例と同様に、測光領域を検出した肌色領域より
小さく設定する例であり、この設定動作をデータセレク
ト回路347 内で行う。データセレクト回路347 の構成
は、図49に示すデータセレクト回路337の構成と同一で
ある。
【0279】なお、基本的な動作は第23,29実施例と同
様であり、またデータセレクト回路347 内の動作は、前
述した第28実施例のセレクト回路337 内の動作と同様で
あるので、それらの説明は省略する。
【0280】(第31実施例)図52は、カラービデオカメ
ラの映像信号処理装置(第31実施例)の構成を示すブロ
ック図である。図52において、図38, 図45と同一番号を
付した部分は同一または相当部分を示す。この第31実施
例は、前述の第24実施例(肌色領域の光量に応じてシャ
ッタスピード調整を行う例)において、第27, 29実施例
と同様に測光領域を肌色領域より小さくする例である。
本実施例の動作は、これらの第24, 27, 29実施例などを
参考にして容易に理解されるので、その説明は省略す
る。
【0281】(第32実施例)図53は、カラービデオカメ
ラの映像信号処理装置(第32実施例)の構成を示すブロ
ック図である。図53において、図52と同一番号を付した
部分は同一または相当部分を示す。第32実施例は、上記
第31実施例と同様に、測光領域を検出した肌色領域より
小さく設定する例であり、この設定動作を第28実施例と
同様にデータセレクト回路337 内で行う。なお、基本的
な動作は第24実施例と同様であり、またデータセレクト
回路337 内の動作は、前述した第28実施例と同様であ
る。
【0282】(第33実施例)図54は、カラービデオカメ
ラの映像信号処理装置(第33実施例)の構成を示すブロ
ック図である。図54において、図39と同一番号を付した
部分は同一または相当部分を示す。また図54において、
44はズームレンズ、45はズームレンズ44を移動させるた
めのモータ、46はマイクロコンピュータ31からの制御信
号に基づいてモータ45に駆動信号を与えるズームレンズ
ドライブ回路である。
【0283】本実施例の基本的な動作は、前述の第25実
施例と同じである。本実施例では、マイクロコンピュー
タ31が、フォーカスレンズ21の位置及びズームレンズ44
の位置から被写体までの距離Lと被写体の拡大倍率Zと
を算出し、この距離Lと拡大倍率Zとを用いて式5に示
すようにkを定め、定めたkをスライスレベルとしてス
ライス回路79へ出力する。
【0284】 (式5)k=a・Z/L 但し、a:定数
【0285】このようにしてkを設定することにより、
図41に示したフォーカスエリア(eの領域)が、被写体
までの距離及び被写体の拡大倍率に応じて、例えば図5
5, 図56のように変化する。
【0286】(第34実施例)図57は、カラービデオカメ
ラの映像信号処理装置(第34実施例)の構成を示すブロ
ック図である。図57において、図42, 図54と同一番号を
付した部分は同一または相当部分を示す。本実施例は、
前述の第26実施例において、第33実施例と同様に式5に
て算出したkをデータセレクト回路28に出力するように
した例である。
【0287】(第35実施例)図58は、カラービデオカメ
ラの映像信号処理装置(第35実施例)の構成を示すブロ
ック図である。図58において、図45, 図54と同一番号を
付した部分は同一または相当部分を示す。
【0288】本実施例の基本的な動作は、前述の第27実
施例と同じである。本実施例では、マイクロコンピュー
タ31が、フォーカスレンズ21の位置及びズームレンズ44
の位置から被写体までの距離Lと被写体の拡大倍率Zと
を算出し、前述の式5に示すようにkを定め、定めたk
をスライスレベルとしてスライス回路79へ出力する。こ
のようにしてkを設定することにより、図47に示した測
光エリア(fの領域)が、被写体までの距離及び被写体
の拡大倍率に応じて、例えば図59, 図60のように変化す
る。
【0289】(第36実施例)図61は、カラービデオカメ
ラの映像信号処理装置(第36実施例)の構成を示すブロ
ック図である。図61において、図48, 図58と同一番号を
付した部分は同一または相当部分を示す。本実施例は、
前述の第28実施例において、第35実施例と同様に式5に
て算出したkをデータセレクト回路37に出力するように
した例である。
【0290】(第37実施例)図62は、カラービデオカメ
ラの映像信号処理装置(第37実施例)の構成を示すブロ
ック図である。図62において、図50, 図54と同一番号を
付した部分は同一または相当部分を示す。
【0291】本実施例の基本的な動作は、前述の第29実
施例と同じである。本実施例では、マイクロコンピュー
タ31が、フォーカスレンズ21の位置及びズームレンズ44
の位置から被写体までの距離Lと被写体の拡大倍率Zと
を算出し、前述の式5に示すようにkを定め、定めたk
をスライスレベルとしてスライス回路79へ出力する。こ
のようにしてkを設定することにより、図47に示した測
光エリア(fの領域)が、被写体までの距離及び被写体
の拡大倍率に応じて、例えば図59, 図60のように変化す
る。
【0292】(第38実施例)図63は、カラービデオカメ
ラの映像信号処理装置(第38実施例)の構成を示すブロ
ック図である。図63において、図51, 図62と同一番号を
付した部分は同一または相当部分を示す。本実施例は、
前述の第30実施例において、第37実施例と同様に式5に
て算出したkをデータセレクト回路47に出力するように
した例である。
【0293】(第39実施例)図64は、カラービデオカメ
ラの映像信号処理装置(第39実施例)の構成を示すブロ
ック図である。図64において、図52, 図54と同一番号を
付した部分は同一または相当部分を示す。
【0294】本実施例の基本的な動作は、前述の第31実
施例と同じである。本実施例では、マイクロコンピュー
タ31が、フォーカスレンズ21の位置及びズームレンズ44
の位置から被写体までの距離Lと被写体の拡大倍率Zと
を算出し、前述の式5に示すようにkを定め、定めたk
をスライスレベルとしてスライス回路79へ出力する。こ
のようにしてkを設定することにより、図47に示した測
光エリア(fの領域)が、被写体までの距離及び被写体
の拡大倍率に応じて、例えば図59, 図60のように変化す
る。
【0295】(第40実施例)図65は、カラービデオカメ
ラの映像信号処理装置(第40実施例)の構成を示すブロ
ック図である。図65において、図53, 図64と同一番号を
付した部分は同一または相当部分を示す。本実施例は、
前述の第32実施例において、第39実施例と同様に式5に
て算出したkをデータセレクト回路37に出力するように
した例である。
【0296】(第41実施例)第41実施例は、前述の第33
実施例において、算出するkの値が制限される例であ
る。本実施例の構成は第33実施例(図54)と同じであ
る。マイクロコンピュータ31は、フォーカスレンズ21の
位置及びズームレンズ44の位置から被写体までの距離L
と被写体の拡大倍率Zを算出して、これらのLとZとに
よって式5に示すようにkを定めるが、式5から算出さ
れるkは式6に示すように予め定められたs1およびs
2の値で制限される。
【0297】(式6)s1≧a・Z/L≧s2
【0298】そして、本実施例では、図55, 図56に示す
ように、LとZとによってフォーカスエリアは変わる
が、kの値はs1で制限されるため、被写体までの距離
の逆数(1/L)と被写体の拡大倍率Zと定数aとの積
がs1以上になるとkはs1の固定値となる。よって肌
色領域が上記s1で定められる画角以上になるとフォー
カスエリアは図66に示すように肌色領域より小さい領域
(図66e)となる。なお、このような方法は、第34実施
例(図57の構成)にても実現できることはいうまでもな
い。
【0299】(第42実施例)第42実施例は、前述の第35
実施例において、算出するkの値が制限される例であ
る。本実施例の構成は第35実施例(図58)と同じであ
る。マイクロコンピュータ31は、被写体までの距離Lと
被写体の拡大倍率Zとによって式5に示すようにkを定
めるが、式5から算出されるkは上述の式6に示すよう
に予め定められたs1およびs2の値で制限される。そ
して、本実施例では、図59, 図60に示すように、LとZ
とによってフォーカスエリアは変わるが、kの値はs2
で制限されるため、被写体までの距離の逆数(1/L)
と被写体の拡大倍率Zと定数aとの積がs2以下になる
とkはs2の固定値となる。よって肌色領域が上記s2
で定められる画角以下になると測光エリアは図67に示す
ように肌色領域より大きい領域(図67f)となる。な
お、このような方法は、第36実施例(図61の構成)にて
も実現できることはいうまでもない。
【0300】(第43実施例)第43実施例は、前述の第37
実施例において、算出するkの値が制限される例であ
る。本実施例の構成は第37実施例(図62)と同じであ
る。マイクロコンピュータ31は、被写体までの距離Lと
被写体の拡大倍率Zとによって式5に示すようにkを定
めるが、式5から算出されるkは上述の式6に示すよう
に予め定められたs1およびs2の値で制限される。そ
して、本実施例では、図59, 図60に示すように、LとZ
とによってフォーカスエリアは変わるが、kの値はs2
で制限されるため、被写体までの距離の逆数(1/L)
と被写体の拡大倍率Zと定数aとの積がs2以下になる
とkはs2の固定値となる。よって肌色領域が上記s2
で定められる画角以下になると測光エリアは図67に示す
ように肌色領域より大きい領域となる。なお、このよう
な方法は、第38実施例(図63の構成)にても実現できる
ことはいうまでもない。
【0301】(第44実施例)第44実施例は、前述の第39
実施例において、算出するkの値が制限される例であ
る。本実施例の構成は第39実施例(図64)と同じであ
る。マイクロコンピュータ31は、被写体までの距離Lと
被写体の拡大倍率Zとによって式5に示すようにkを定
めるが、式5から算出されるkは上述の式6に示すよう
に予め定められたs1およびs2の値で制限される。そ
して、本実施例では、図59, 図60に示すように、LとZ
とによってフォーカスエリアは変わるが、kの値はs2
で制限されるため、被写体までの距離の逆数(1/L)
と被写体の拡大倍率Zと定数aとの積がs2以下になる
とkはs2の固定値となる。よって肌色領域が上記s2
で定められる画角以下になると測光エリアは図67に示す
ように肌色領域より大きい領域となる。なお、このよう
な方法は、第40実施例(図65の構成)にても実現できる
ことはいうまでもない。
【0302】以上のように第21, 25, 26, 33, 34, 41実
施例では、簡単な回路構成で、オートフォーカスが常に
主要被写体(人)に合焦するようにできる。また、第2
2, 23, 24, 27, 28, 29, 30, 31, 32, 35, 36, 37, 38,
39, 40, 42, 43, 44実施例では、撮影している主要被
写体(人)が、逆光や過順光に係わらず、白飛びした
り、黒つぶれしたりすることなく最適な画像が得られる
ように測光エリア制御を行うことができる。
【0303】(第45実施例)図68は、カラービデオカメ
ラ(第45実施例)の構成を示すブロック図であり、図68
において、図33と同一番号を付した部分は同一または相
当部分を示す。また図68において、49はリモコン、50は
受信回路、80は出力端子、351 はデータラッチ回路であ
る。図69はデータラッチ回路351 の内部構成を示し、40
2, 403はフリップフロップである。
【0304】次に、動作について説明する。フォーカス
エリアの設定, 肌色検出回路101 における肌色領域の検
出については、第21実施例と同様であるので、これらの
説明は省略する。肌色検出回路101 によって検出された
肌色検出信号は、データラッチ回路351 へ出力される。
肌色検出信号は、フリップフロップ402 の駆動クロック
として入力される。フリップフロップ402 の信号入力端
子は“High”に固定されているため、肌色検出信号が
“High”の信号が入力すると、“High”の信号を出力す
る。フリップフロップ402 の出力信号はフリップフロッ
プ403 の駆動クロックとして入力され、フリップフロッ
プ402 と同様の動作をする。また、フリップフロップ40
2, 403のリセット信号としてVDパルスがリセット端子
に入力される。上記のことによって、1垂直走査期間内
に肌色領域が検出されると、データラッチ回路351 は次
の1水平走査期間の間、“High”の信号を出力する。よ
って、データラッチ回路351 の出力信号により1水平走
査期間内に肌色領域があるか否かが判別できる。
【0305】図70のフローチャートは、マイクロコンピ
ュータ31のアルゴリズムを示している。以下、図70のフ
ローチャートに沿って説明する。まず、受信回路50はリ
モコン49から発信された“録画信号”を受信すると、
“録画信号”をマイクロコンピュータ31へ出力する。マ
イクロコンピュータ31は“録画信号”が入力される(ス
テップS1)と、肌色検出回路101 の出力信号より撮影
されている映像信号中に肌色領域があるか否かを判別し
(ステップS2)、映像信号中に肌色領域がない場合に
は出力端子80へ“録画信号”を出力しない(ステップS
3)。そのためリモコン49から“録画信号”を発信して
も録画は開始されない。
【0306】また、データラッチ回路351 の出力信号よ
り映像信号中に肌色領域が検出されるとマイクロコンピ
ュータ31は“録画信号”を出力端子80へ出力する。マイ
クロコンピュータ31から出力された“録画信号”によっ
てビデオカメラは撮影されている映像信号の録画を開始
する(ステップ4)。また、録画開始後、映像信号中に
肌色領域があるか否かを判別し(ステップS5)、映像
信号中に肌色領域が検出されない場合、マイクロコンピ
ュータ31から“録画停止信号”が出力され(ステップS
6)、ビデオカメラは“録画停止信号”によって録画を
停止する。
【0307】(第46実施例)図71は、カラービデオカメ
ラ(第46実施例)の構成を示すブロック図であり、図71
において、図68と同一番号を付した部分は同一または相
当部分を示す。また図701 おいて、81は出力端子、82は
抵抗器、83は発光ダイオードである。
【0308】図72のフローチャートは、本実施例におけ
るマイクロコンピュータ31内のアルゴリズムを示してお
り、図70に示すフローチャートと同内容のステップには
同一のステップ番号を付している。録画開始前に撮影さ
れている映像信号中に肌色領域がない場合(ステップ
2:NO)には、出力端子81へ“誤録画信号”が出力さ
れる。(ステップ7)。そのためリモコン49から“録画
信号”を発信しても録画が開始されない。また、録画開
始後、映像信号中に肌色領域が検出されない場合(ステ
ップ5:NO)にも、、マイクロコンピュータ31から
“誤録画信号”が出力端子81へ出力される(ステップ
8)。
【0309】“誤録画信号”出力をここではマイクロコ
ンピュータ31から出力端子81へ5V,“High”の信号が
出力されたとする。上記信号は抵抗器82を介して発光ダ
イオード83へ入力され、発光ダイオード83は発光する。
なお、“誤録画信号”は5V,“High”に限らず、他の
電圧または他のデータ信号であってもよい。
【0310】(第47実施例)図73は、カラービデオカメ
ラ(第47実施例)の構成を示すブロック図であり、図73
において、図68と同一番号を付した部分は同一または相
当部分を示す。また図73において、84はブザー発信回
路、85はブザーである。次に、動作について説明する。
映像信号中に肌色領域が検出されないとき、図72に示す
フローチャートに従って“誤録画信号”が、ブザー発信
回路84へ出力される。“誤録画信号”が入力されるとブ
ザー発信回路84はブザー85を発信させる。なお、ブザー
発信回路84及びブザー85は電子音を発生する構成であっ
てもよい。
【0311】(第48実施例)図74は、カラービデオカメ
ラ(第48実施例)の構成を示すブロック図であり、図74
において、図68と同一番号を付した部分は同一または相
当部分を示す。また図74において、86はリモコン49と同
様に、マイクロコンピュータ31からの信号を赤外線の発
光パターンによって発信する発信回路である。
【0312】次に、動作について説明する。映像信号中
に肌色領域が検出されないとき、図72に示すフローチャ
ートに従って“誤録画信号”が、発信回路86へ出力され
る。リモコン49には、図75に示すように送信された赤外
線を受信する受信回路87と、文字等を表示する液晶ディ
スプレイ88とが具備されている。リモコン49は発信回路
86から送信された“誤録画信号”を受信すると液晶ディ
スプレイ88に誤録画であることを表示する。なお、上記
液晶ディスプレイ88はブラウン管等、他の表示デバイス
であってもよい。
【0313】また、リモコン49に具備した上記ディスプ
レイの変わりに、図76に示すようにブザー発信回路89と
ブザー90とを具備し、受信回路87が“誤録画信号”を受
信するとこの信号の受信を表す信号、例えば“High”の
信号をブザー発信回路89へ出力し、ブザー発信回路89は
受信回路87から信号を入力すると、ブザー90を発信させ
るようにしても同様の効果が得られることは言うまでも
ない。なお、上記ブザー90,ブザー発信回路89は電子音
を発する回路構成であってもよい。
【0314】(第49実施例)図77は、カラービデオカメ
ラ(第49実施例)の構成を示すブロック図であり、図77
において、図68と同一番号を付した部分は同一または相
当部分を示す。また図77において、171 はエンコーダ、
172, 173はD/Aコンバータ、174 は輝度信号処理回
路、175 はFM変調回路、176 はハイパスフィルタ(H
PF)、177 は自動クロマ利得制御回路(ACC)、17
8 はバーストエンファシス回路、179 は周波数低域変換
回路、180 はローパスフィルタ(LPF)、181 は加算
器、182は記録アンプ、183 はロータリートランス、184
は録再ヘッド、185 はテープ、186 はコントロール信
号発生回路、187 は固定ヘッドである。
【0315】次に、動作について説明する。フォーカス
エリアの設定, 肌色検出回路101 における肌色領域の検
出については、第21実施例と同様であるので、これらの
説明は省略する。
【0316】信号処理回路25から出力された輝度信号,
R−Y色差信号,B−Y色差信号は、エンコーダ171 に
よって輝度信号は同期信号を付加され、色差信号は平衡
変調された後、バーストを付加され出力される。エンコ
ーダ171 から出力された輝度信号は、D/Aコンバータ
172 にてアナログ化された後、輝度信号処理回路174に
よって周波数偏移調整, クランプ, プリエンファシス等
の信号処理がなされた後、FM変調回路175 によってF
M変調され、HPF176 を介して加算器181 へ出力され
る。またエンコーダ171 から出力された色差信号は、D
/Aコンバータ173 にてアナログ化された後、ACC17
7 によってバースト信号の大きさが一定になるように色
差信号の利得調整をし、バーストエンファシス回路178
によってバーストの利得を大きくする。バーストエンフ
ァシス回路178 から出力される色差信号は、周波数低域
変換回路179 によって色差信号の周波数を低域に変換
し、LPF180 を介して加算器181 へ出力される。加算
器181 は輝度信号と色差信号とを合成する。加算器181
から出力される映像信号は、記録アンプ182 、ロータリ
ートランス183 を介して録再ヘッド184 によってテープ
185 に録画される。
【0317】固定ヘッド187 は、図78に示すようにテー
プ185 の下端に位置するコントロールトラック上に、映
像信号を録再する録再ヘッド184 がテープ185 上のビデ
オトラックを正確にトレースできるように、コントロー
ル信号発生回路186 にて発生されたコントロール信号を
記録する。
【0318】なお、マイクロコンピュータ31内のアルゴ
リズムは、図72のフローチャートに同様である。映像信
号中に肌色領域が検出されないとき、図72に示すフロー
チャートに従って“誤録画信号”が、コントロール信号
発生回路186 へ出力されると、コントロール信号発生回
路186 は、通常のコントロール信号と信号の立ち上がり
は同じでデューティ比が異なる検知信号、いわゆるVI
SS信号を出力する。VISS信号は固定ヘッド187 に
よりテープ185 上のコントロールトラックに記録され
る。
【0319】(第50実施例)図79は、カラービデオカメ
ラ(第50実施例)の構成を示すブロック図であり、図79
において、図68と同一番号を付した部分は同一または相
当部分を示す。また図79において、91はメモリ、92は加
算器である。
【0320】次に、動作について説明する。基本的な動
作は第45実施例と同じであるためその説明は省略する。
肌色検出回路101 の出力信号はメモリ91及び加算器92へ
出力される。メモリ91は肌色検出回路101 の出力信号が
入力されると1フィールド分の肌色領域を記憶し、1フ
ィールド分の肌色領域を記憶するとそれ以後の肌色検出
回路101 の出力信号は記憶しない。メモリ91は記憶した
肌色検出回路101 の出力信号を加算器92へ出力する。加
算器92は肌色検出回路101 の出力信号からメモリ91の出
力信号を差し引く。
【0321】例えば図5に示すように、撮影者51がビデ
オカメラ52を三脚53に固定し、自分自らを撮影するとき
リモコン49によって録画を開始する前に、図80(a) のよ
うな風景が撮影されているとする。図80(b) は、輝度信
号のレベルが高い“木”の茶色の映像信号が図11に示す
肌色領域を満たしていたため肌色領域として検出され、
図80(a) を撮影したときの肌色検出回路101 の出力信号
を示した図である。しかし、上記図80(b) にて検出され
た肌色領域は、本実施例において検出したい主要被写体
である撮影者51を認識するための肌色領域ではない。こ
の図80(b) に示した信号はメモリ91に記憶される。メモ
リ91は図80(b) に示される信号を出力する。そのため加
算器92の出力信号は図80(c) に示すように、遠隔操作に
よって録画を行う前の映像信号中には、図80(a) に示す
映像信号に変化がない限り、加算器92からのデータラッ
チ回路351 を介した出力信号から肌色領域は検出されな
い。
【0322】図81のフローチャートは、本実施例におけ
るマイクロコンピュータ31内のアルゴリズムを示してい
る。以下、このフローチャートに従って動作を説明す
る。マイクロコンピュータ31に“録画信号”が入力され
る(ステップS11)と、肌色検出回路101 の出力信号か
らメモリ91の出力信号を差し引いた加算器92の出力信号
中に肌色領域があるか否かを判別する(ステップS1
2)。加算器92の出力信号中に肌色領域がない場合には
出力端子80へ“録画信号”を出力しない(ステップS1
3)。そのためリモコン49から“録画信号”を発信して
も録画が開始されない。加算器92の出力信号より映像信
号中に肌色領域を検出するとマイクロコンピュータ31は
“録画信号”を出力端子80へ出力する。マイクロコンピ
ュータ31から出力された“録画信号”によってビデオカ
メラは撮影されている映像信号の録画を開始する(ステ
ップS14)。また、録画開始後、加算器92の出力信号中
に肌色領域が検出されない場合(ステップS15:N
O)、マイクロコンピュータ31から“録画停止信号”が
出力される(ステップS16)。ビデオカメラは“録画停
止信号”によって録画を停止する。
【0323】(第51実施例)図82は、カラービデオカメ
ラ(第51実施例)の構成を示すブロック図であり、図82
において、図71, 図79と同一番号を付した部分は同一ま
たは相当部分を示す。
【0324】図83のフローチャートは、本実施例におけ
るマイクロコンピュータ31内のアルゴリズムを示してお
り、図81に示すフローチャートと同内容のステップには
同一のステップ番号を付している。録画開始前に加算器
92の出力信号中に肌色領域がない場合(ステップ12:N
O)には、出力端子81へ“誤録画信号”が出力される。
(ステップ17)。そのためリモコン49から“録画信号”
を発信しても録画が開始されない。また、録画開始後、
映像信号中に肌色領域が検出されない場合(ステップ1
5:NO)にも、マイクロコンピュータ31から“誤録画
信号”が出力端子81へ出力される(ステップ18)。
【0325】“誤録画信号”出力をここではマイクロコ
ンピュータ31から出力端子81へ5V,“High”の信号が
出力されたとする。上記信号は抵抗器82を介して発光ダ
イオード83へ入力され、発光ダイオード83は発光する。
なお、“誤録画信号”は5V,“High”に限らず、他の
電圧または他のデータ信号であってもよい。
【0326】(第52実施例)図84は、カラービデオカメ
ラ(第47実施例)の構成を示すブロック図であり、図84
において、図73, 図79と同一番号を付した部分は同一ま
たは相当部分を示す。次に、動作について説明する。加
算器92の出力信号中に肌色領域が検出されないとき、図
83に示すフローチャートに従って“誤録画信号”が、ブ
ザー発信回路84へ出力される。“誤録画信号”が入力さ
れるとブザー発信回路84はブザー85を発信させる。な
お、ブザー発信回路84及びブザー85は電子音を発生させ
る構成であってもよい。
【0327】(第53実施例)図85は、カラービデオカメ
ラ(第53実施例)の構成を示すブロック図であり、図84
において、図74, 図79と同一番号を付した部分は同一ま
たは相当部分を示す。次に、動作について説明する。加
算器92の出力信号中に肌色領域が検出されないとき、図
83に示すフローチャートに従って“誤録画信号”が、発
信回路86へ出力される。以下の動作は、前述の第48実施
例と同じであるのでその説明は省略する。
【0328】(第54実施例)図86は、カラービデオカメ
ラ(第54実施例)の構成を示すブロック図であり、図86
において、図77, 図79と同一番号を付した部分は同一ま
たは相当部分を示す。次に、動作について説明する。加
算器92の出力信号中に肌色領域が検出されないとき、図
83に示すフローチャートに従って“誤録画信号”が、マ
イクロコンピュータ31からコントロール信号発生回路18
6 へ入力される。以下の動作は、前述の第49実施例と同
じであるのでその説明は省略する。
【0329】なお、上記第50〜54実施例では、メモリ91
によって記憶される映像信号は外部入力信号によって選
択できるようにしても良い。例えば撮影者が記憶する映
像信号を決めることが可能な外部端子を設け、この外部
端子を撮影者が押すことによって外部入力信号がメモリ
91に与えられ、外部入力信号が与えられた時点での肌色
検出回路101 の出力信号をメモリ91が記憶する。
【0330】(第55実施例)図87は、カラービデオカメ
ラ(第55実施例)の構成を示すブロック図であり、図87
において、図54, 図68と同一番号を付した部分は同一ま
たは相当部分を示す。また図87において、93はウィンド
ウ発生回路、94はデータセレクト回路である。
【0331】次に、動作について説明する。基本的な動
作は前述の第33実施例, 第45実施例と同様であるので、
その説明は省略する。マイクロコンピュータ31は、被写
体までの距離Lと被写体の拡大倍率Zとを算出する。算
出した距離Lと拡大倍率Zとによりマイクロコンピュー
タ31はウィンドウ発生回路93へ制御信号を出力する。ウ
ィンドウ発生回路93は図88に示すWx,y の画枠を設定す
るウィンドウパルスをデータセレクト回路94へ出力す
る。なお、ウィンドウ発生回路93から出力されるウィン
ドウパルスによって定められる画枠の大きさは式6に示
すように距離Lと拡大倍率Zとによって変化する。デー
タセレクト回路94は式7を満たす画枠の大きさ内の映像
信号のみを選択する。
【0332】(式7) Wx,y =W0 ・Z/L 但し、W0 :初期設定値
【0333】肌色検出回路101 はウィンドウ発生回路93
によって定められる画枠内の肌色領域のみ検出する。そ
のため図89に示すように、Wx,y の画枠から外にはずれ
た位置に被写体がいれば肌色領域は検出されない。
【0334】図70のフローチャートは、本実施例のマイ
クロコンピュータ31内のアルゴリズムを示している。図
70のフローチャートは実施例45と同様のためその説明を
省略する。マイクロコンピュータ31から出力端子80へ出
力される“録画停止信号”によって、図88に示す画枠W
x,y 内に肌色領域がないときは録画を停止する。
【0335】(第56実施例)図90は、カラービデオカメ
ラ(第56実施例)の構成を示すブロック図であり、図90
において、図71, 図87と同一番号を付した部分は同一ま
たは相当部分を示す。次に、動作について説明する。第
55実施例と同様に、肌色検出回路101 は画枠Wx,y 内に
おいて肌色領域の有無を検出する。そして、図72のフロ
ーチャートに従って、この画枠Wx,y 内の映像信号中に
肌色領域がないときは出力端子81へ“誤録画信号”を出
力する。以下の動作は、第46実施例と同じである。
【0336】(第57実施例)図91は、カラービデオカメ
ラ(第57実施例)の構成を示すブロック図であり、図91
において、図73, 図87と同一番号を付した部分は同一ま
たは相当部分を示す。次に、動作について説明する。第
55実施例と同様に、肌色検出回路101 は画枠Wx,y 内に
おいて肌色領域の有無を検出する。そして、図72のフロ
ーチャートに従って、この画枠Wx,y 内の映像信号中に
肌色領域がないときはブザー発信回路84へ“誤録画信
号”を出力する。以下の動作は、第47実施例と同じであ
る。
【0337】(第58実施例)図92は、カラービデオカメ
ラ(第58実施例)の構成を示すブロック図であり、図92
において、図74, 図87と同一番号を付した部分は同一ま
たは相当部分を示す。次に、動作について説明する。第
55実施例と同様に、肌色検出回路101 は画枠Wx,y 内に
おいて肌色領域の有無を検出する。そして、図72のフロ
ーチャートに従って、この画枠Wx,y 内の映像信号中に
肌色領域がないときは発信回路86へ“誤録画信号”を出
力する。以下の動作は、第48実施例と同じである。
【0338】(第59実施例)図93は、カラービデオカメ
ラ(第59実施例)の構成を示すブロック図であり、図93
において、図77, 図87と同一番号を付した部分は同一ま
たは相当部分を示す。次に、動作について説明する。第
55実施例と同様に、肌色検出回路101 は画枠Wx,y 内に
おいて肌色領域の有無を検出する。そして、図72のフロ
ーチャートに従って、この画枠Wx,y 内の映像信号中に
肌色領域がないときはコントロール信号発生回路186 へ
“誤録画信号”を出力する。以下の動作は、第49実施例
と同じである。
【0339】なお、上記第49, 54, 59実施例では、エン
コーダ171 の出力信号を輝度信号処理回路174 からHP
F176 を介して輝度信号の信号処理を行い、ACC177
からLPF180 を介して色差信号の信号処理を行った
が、上記回路における回路構成は他の信号処理回路構成
になっていてもよい。また、これらの実施例では、検知
信号としてVISS信号を用いた例を示したが、VAS
S信号あるいは深層記録方式の頭だし信号であっても同
様の効果が得られるのは言うまでもない。
【0340】また、上記第45〜59実施例では、肌色領域
を検出する手段として、第2実施例の構成の肌色検出回
路101 を用いたが、第3,第4実施例に示した肌色検出
回路を使用してもよい。更に、このようなルックアップ
テーブル方式によらず、色差信号を複数個のコンパレー
タによって肌色領域を限定して検出するようにしてもよ
い。
【0341】次に、検出した肌色領域から人の顔を判別
する例について、以下の第60〜67実施例として説明す
る。
【0342】(第60実施例)図94は、本発明の映像信号
処理装置(第60実施例)の構成を示すブロック図であ
り、図94において、図54と同一番号を付した部分は同一
または相当部分を示す。また図94において、95は相関値
算出回路である。
【0343】相関値算出回路95の具体的な構成例を図95
に示す。図95において、210 は水平方向の範囲Xをマイ
クロコンピュータ31から入力する入力端子、211 は肌色
検出回路101 の出力信号を入力する入力端子、212 は所
定値Kをマイクロコンピュータ31から入力する入力端
子、213 はアドレス発生回路、214, 215はメモリ、216
はEXOR素子、217 はカウンタ、218 は比較器、219
はデータ発生回路、220はデータ発生回路219 から出力
された信号をマイクロコンピュータ31へ出力する出力端
子である。
【0344】次に、動作について説明する。フォーカス
エリアの設定, 肌色検出回路101 での肌色領域の検出等
の基本動作は、既に説明した各実施例と同様であるの
で、その説明は省略する。以下、顔の判別動作について
説明する。図96のフローチャートは、マイクロコンピュ
ータ31によって、映像信号から人の顔の領域を判別する
ためのアルゴリズムを示している。以下、図96のフロー
チャートに沿って説明する。
【0345】まず、マイクロコンピュータ31は所定値K
を相関値算出回路95に出力する(ステップS21)。次に
マイクロコンピュータ31は、ズームレンズ44及びフォー
カスレンズ21に出力している制御信号からズームレンズ
44及びフォーカスレンズ21の位置を算出し、被写体まで
の距離Lとズーム位置Zとを算出する(ステップS22,
S23)。マイクロコンピュータ31は算出した被写体まで
の距離Lとズーム位置Zとに応じて、式8により図97に
示すような人の顔の幅を検出する水平方向の範囲Xを決
める(ステップS24)。ここでZはワイド端のズーム位
置をZW とし、テレ端のズーム位置をZT とすると、Z
W ≦Z≦ZT を満たし、ZW の位置における画像からの
拡大倍率に比例するものとする。Xk はズームレンズ44
のズーム位置がワイド端で被写体までの距離Lが予め定
められている基準距離における標準的な人の顔の水平方
向の大きさである。
【0346】(式8)X=Xk ・(Z/L)
【0347】マイクロコンピュータ31によって定められ
た水平方向の範囲Xはマイクロコンピュータ31から相関
値算出回路95へ出力される(ステップS24)。
【0348】マイクロコンピュータ31から出力された水
平方向の範囲Xは入力端子210 から、メモリ214 へ入力
される。メモリ214 は図97に示すようなデータをデータ
テーブルとして記憶している。ここでXW は所定値であ
り、1コマは1画素を表し、ハッチングを付した領域は
“0”で、他の領域は“1”である。メモリ214 は入力
される水平方向の範囲Xに応じて、LUT(ルックアッ
プテーブル)方式により、図97に示すようなデータを出
力する。
【0349】肌色検出回路101 から出力された信号はメ
モリ215 へ入力され、メモリ215 は1フィールド分の肌
色領域を記憶する。肌色検出回路101 から出力される信
号は図17(a) に示すように検出された肌色領域(ハッチ
ングを付した領域)を“1”、その他の領域は“0”で
ある。アドレス発生回路213 は図98に示すように予め定
められた検出箇所X1 〜Xn の肌色検出回路101 の出力
信号をメモリ215 から出力するように、メモリ215 へア
ドレスを出力する。
【0350】相関値を算出する具体的な検出箇所を図99
に示す。メモリ215 は検出箇所X1,1 〜X5,5 におけ
る、記憶しておいた肌色検出回路101 の出力信号を順次
出力する。また、アドレス発生回路213 はメモリ214
へ、メモリ215 から順次出力される検出箇所の信号に合
わせて、メモリ214 から人の顔を検出する範囲XW を繰
り返し出力するようにアドレスを出力する。メモリ214
はアドレスに従い、図97に示す水平方向に定められた範
囲のデータを検出範囲1つ分(Xi,j )毎に繰り返し出
力する。図99に示した検出箇所の場合Xw =250 であ
る。メモリ214 の出力信号とメモリ215 の出力信号とは
EXOR素子216 を介して、カウンタ217 へ出力され、
カウンタ217 によってXw の幅だけ積分し相関値Sを算
出する。相関式を式9に示す。この排他的論理和を図99
に示す検出箇所において、図100 に示すように順次上か
ら下へ、左から右へ行う(X1,1 1,2 …X1,5 2,1
2,2 …X5,4 5,5 )。図97に示す定められた水平方
向の範囲と肌色領域の水平方向の範囲との相関が高くな
るほど式9で表される相関値Sは大きくなる。カウンタ
217 によって算出されたそれぞれの検出箇所の相関値S
は順次、比較器218 へ出力される。
【0351】(式9) S=ΣEXOR(i,j) 但し、EXOR:排他的
論理和
【0352】比較器218 はカウンタ217 の出力信号Sと
マイクロコンピュータ31から入力される所定値Kを比較
し、相関値Sがマイクロコンピュータ31から入力された
所定値Kより大きいとき“High”の信号をデータ発生回
路219 へ出力する。データ発生回路219 は比較器218 の
出力信号に応じて人の顔の中心位置と大きさとのデータ
をマイクロコンピュータ31へ出力する。例えば図17(b)
に示す入力信号が相関値算出回路95へ入力され、図99に
示すX2,1 とX2,2 の検出箇所だけ比較器218の出力信
号が“High”で、他の検出箇所は全て“Low ”であった
とすると、データ発生回路219 は図101 に示すように人
の顔の中心を表すR(x,y)及びび人の顔の大きさを
表すrを出力する。マイクロコンピュータ31は相関値算
出回路95の出力信号を入力し(ステップS25)、入力さ
れたデータで表される映像信号の領域を人の顔であると
判別する(ステップS26)。
【0353】上記信号処理のループ(S22〜S26)を1
フィールドもしくは数フィールド毎に繰り返す。なお、
相関値算出回路95に用いたメモリ214 は図97に示す被写
体まで距離Lとズームレンズのズーム位置Zとで決めら
れる水平方向の範囲において、ハッチングを付した領域
は“1”で、他の領域は“0”である信号を出力する回
路構成でも実現可能である。また、相関値を求める方法
については相関を求めるため予め定められた検出箇所を
図102 に示すように、左から右、上から下の順に相関値
を求めても実現できることはいうまでもない。また、相
関値を求める検出箇所の具体例を図96に示したが、検出
箇所はこれに限らない。
【0354】(第61実施例)前述の第60実施例では、水
平方向の範囲の相関値に基づいて人の顔を判別したが、
垂直方向の範囲の相関値に基づいて人の顔を判別するこ
とも同様に行える。このようにした例が第61実施例であ
る。第61実施例の相関値算出回路95を含めた回路構成は
第60実施例と同じである。
【0355】なお、第61実施例の動作は第60実施例と同
様に考えられる。第61実施例の動作を示す図103 のフロ
ーチャートでは、人の顔の幅を検出する垂直方向の範囲
Yを式10に従って決める(ステップS27)。Yk はズー
ムレンズ44のズーム位置がワイド端で被写体までの距離
Lが予め定められている基準距離における標準的な人の
顔の垂直方向の大きさである。
【0356】(式10)Y=YK ・(Z/L)
【0357】マイクロコンピュータ31から出力された垂
直方向の範囲Yは入力端子210 から、メモリ214 へ入力
される。メモリ214 は図104 に示すようなデータをデー
タテーブルとして記憶している。アドレス発生回路213
は図105 に示すように予め定められた検出箇所Y1 〜Y
n の肌色検出回路101 の出力信号をメモリ215 から出力
するように、メモリ215 へアドレスを出力する。図106
に示すような検出箇所において、式9に従って相関値S
が算出される。図106 に示す検出箇所の場合Yw =100
である。この論理的論理和が、図106 に示す検出箇所に
おいて、図107に示すように順次上から下へ、左から右
へ行う(Y1,1 1,2 …Y1,8 2,1 2,2 …Y5,7
5,8 )。そして、相関値Sが所定値Kより大きいとき、
人の顔であると判別される。なお、検出箇所を、図108
に示すように、上から下、左から右の順に相関値を求め
てもよい。
【0358】(第62実施例)第62実施例の相関値算出回
路95を含めた回路構成は第60実施例と同じである。図10
9 のフローチャートは、第62実施例のマイクロコンピュ
ータ31によって、映像信号から人の顔の領域を判別する
ためのアルゴリズムを示している。以下、図109 のフロ
ーチャートに沿って説明する。
【0359】まず、マイクロコンピュータ31は所定値K
を相関値算出回路95へ出力する(ステップS31)。次に
マイクロコンピュータ31は、被写体までの距離Lとズー
ム位置Zとを算出する(ステップS32,S33)。マイク
ロコンピュータ9は算出した距離Lとズーム位置Zとに
応じて、式11により図110 に示すような人の顔の幅を検
出する範囲RA を決める(ステップS34)。Rk はズー
ムレンズ44のズーム位置がワイド端で被写体との距離L
が予め定められている基準距離における標準的な人の顔
の大きさである。
【0360】(式11)RA =Rk ・(Z/L)
【0361】マイクロコンピュータ31によって定められ
た範囲RA はマイクロコンピュータ31から相関値算出回
路95へ出力される(ステップS34)。マイクロコンピュ
ータ31から出力された範囲Rは入力端子210 から、メモ
リ214 へ入力される。メモリ214 は図110 に示す領域R
及びRA をデータテーブルとして記憶している。メモリ
214 内のデータによってRA の領域は入力端子210 から
入力されるデータに応じて変化する。ここでXW ,YW
は所定値であり、1コマは1画素を表し、ハッチングを
付した領域は“0”で、他の領域は“1”である。メモ
リ214 は入力される範囲RA に応じて、LUT(ルック
アップテーブル)方式により、図110 に示すようなデー
タを出力する。
【0362】相関値を算出する具体的な検出箇所を図11
1, 112に示す。領域Pは1フィールド分の検出箇所であ
る。肌色検出回路101 から出力された信号はメモリ215
へ入力され、メモリ215 は図17(a) に示すような1フィ
ールド分の肌色領域を記憶する。アドレス発生回路213
は図110 に示すように予め定められた検出箇所P(x+
i,y+i)における肌色検出回路101 の出力信号をメ
モリ215 から出力するように、メモリ215 へアドレスを
出力する。
【0363】また、アドレス発生回路213 はメモリ214
へ、メモリ215 から順次出力される検出箇所の信号に合
わせて、メモリ214 から人の顔を検出する範囲Rを繰り
返し出力するようにアドレスを出力する。メモリ214 は
アドレスに従い、図110 に示す定められた範囲のデータ
を検出範囲R1つ分(R′(x,y)〜R′(x+i,
y+i))毎に繰り返し出力する。メモリ214 の出力信
号とメモリ215 の出力信号とはEXOR素子216 を介し
て、カウンタ217 に出力され、検出範囲1つ分(R′
(x,y)〜R′(x+i,y+i))積算され、相関
値Sが求められる。相関式を式12に示す。この排他的論
理和を、図111, 112に示す検出箇所において、図113 に
示すように順次上から下へ、左から右へ、または、図11
4 に示すように順次左から右へ、上から下へ求める。図
109 で定められる範囲と検出箇所R1つ分との相関が高
くなるほど式12で表される相関値Sは大きくなる。カウ
ンタ217 によって算出されたそれぞれの検出箇所の相関
値Sは順次、比較器218 へ出力される。
【0364】(式12) S=ΣEXOR(P(i,j),R(i,j)) 但し、EXOR:排他的論理和
【0365】比較器218 はカウンタ217 の出力信号Sと
マイクロコンピュータ31から入力される所定値Kとを比
較し、相関値Sがマイクロコンピュータ31から入力され
た所定値Kより大きいとき“High”の信号をデータ発生
回路219 へ出力する。データ発生回路219 は比較器218
の出力信号に応じて人の顔の中心位置と大きさとのデー
タをマイクロコンピュータ31へ出力する。
【0366】マイクロコンピュータ31は相関値算出回路
95の出力信号を入力し(ステップS35)、入力されたデ
ータで表される映像信号の領域を人の顔であると判別す
る(ステップS36)。このような信号処理のループ(S
32〜S36)を数フィールド毎に繰り返す。
【0367】(第63実施例)図115 は、本発明の映像信
号処理装置(第63実施例)の構成を示すブロック図であ
り、図115 において、図94と同一番号を付した部分は同
一または相当部分を示す。第63実施例では、マイクロコ
ンピュータ31によって肌色領域中に人の顔を検出するた
めの図形、範囲、長さを予め定め、肌色検出回路101 に
よって検出された肌色領域が上記図形の形を満たしてい
るとき、または肌色領域の2次元的な領域の大きさ、水
平,垂直の長さが予め定められる所定値を満たしている
ときこの肌色領域を人の顔と判別する。上記図形、範
囲、長さは被写体までの距離Lとズーム位置Zに応じて
大きさが変化する。
【0368】第60, 61, 62実施例では肌色領域が予め定
められた図形の形を満たしているか判別するために相関
値算出回路95を設け肌色領域と予め定められた図形の相
関を取り、相関値を算出し、求められた相関値が所定値
より大きいときこの肌色領域を人の顔と判別した。
【0369】肌色領域中から人の顔を判別する方法は上
記の方法に限らない。例えば、図17(a) に示すR1,R
2,R3の肌色領域の大きさがマイクロコンピュータ31
によって予め定められる図117 に示す斜線部内に入れば
人の顔と判別する。よって図17(a) に示す肌色領域が検
出されたときはR1の肌色領域が人の顔として判別され
る。上記方法を実現した本実施例のフローチャートを図
116 に示す。
【0370】図116 のフローチャートについて説明す
る。初めにマイクロコンピュータ9は、被写体までの距
離Lとズーム位置Zとを算出する(ステップS41,4
2)。求められた結果に応じて式13を満たす係数Rを決
める(ステップS43)。RW はズームレンズ44のズーム
位置がワイド端ZW である場合に被写体との距離Lが予
め定められている基準距離における標準的な人の顔の大
きさである。
【0371】(式13)R=RW ・(Z/L)
【0372】次に図117 中のg,hに係数Rにより定め
られる小さい領域RS と大きい領域RB を示す。RS ,
RB は式14,式15によって求められる(ステップS4
4)。
【0373】 (式14)RS =k1 ・R 但し k1 <1 (式15)RB =k2 ・R 但し k2 >1
【0374】肌色検出回路101 によって検出された肌色
領域RC の大きさが、式16を満たしていればRCは人の
顔である(ステップS46)。また、式16を満たしていな
ければRC は人の顔ではないと判断する(ステップS4
7)。
【0375】(式16)RS <RC <RB
【0376】次に、肌色領域の2次元的な大きさまたは
肌色領域の水平,垂直の大きさによって人の顔を判別す
る手順を図118 のフローチャートに示す。図118 におい
て、図116 と同一の処理には同一ステップ番号を付して
いる。求められた距離Lとズーム位置Zとに応じて式17
を満たす係数Kを決める(ステップS53)。KW はズー
ムレンズ44のズーム位置がワイド端ZW である場合に被
写体との距離Lが予め定められている基準距離における
標準的な人の顔の大きさに対する定数である。
【0377】(式17)K=KW ・(Z/L) 次に、式18, 式19によってKS ,KB を求める(ステッ
プS54)。
【0378】 (式18)KS =k1 ・K 但し k1 <1 (式19)KB =k2 ・K 但し k2 >1
【0379】肌色検出回路101 によって検出された肌色
領域の2次元領域の大きさKC を図17に示したそれぞれ
の肌色領域R1,R2,R3の積算値より求める。この
積算値が式20を満たしていればKC は人の顔である(ス
テップS56)。また、式20を満たしていなければKC は
人の顔ではないと判断する(ステップS57)。
【0380】(式20)KS <KC <KB
【0381】(第64実施例)第64実施例の回路構成は、
第63実施例(図115)と同じである。図119 に示すように
マイクロコンピュータ31により被写体までの距離に応じ
た値wN 及びwW (wN <wW )を設定する。図120 に
示すハッチングを付した領域は図16の被写体を撮影した
場合の肌色検出回路101 の出力であり、図17(a) と同様
である。マイクロコンピュータ31は、図120 に示されて
いるような、肌色検出回路101 により検出された肌色領
域の水平方向の値(大きさ)w1 がwW >w1 >wN
満たしていれば、この肌色領域を人の顔であるとして判
断する。一方、肌色検出回路101 により同様に肌色領域
として検出されたw2 及びw3 は上述の条件を満たさな
いため、マイクロコンピュータ31は人の顔であるとして
は検出しない。
【0382】なお、wN 及びwW は被写体までの距離L
が小さく(近く)なるに従って大に、被写体までの距離
が大きく(遠く)なるに従って小になるように、また拡
大倍率が大きくなるとwW とwN との差、即ち両者で規
定される範囲が大に、逆に拡大倍率が小さくなると上記
範囲が小になるように設定する。
【0383】(第65実施例)第65実施例の回路構成は、
第63実施例(図115)と同じである。マイクロコンピュー
タ31により、被写体までの距離に応じて図121 に示すよ
うに、水平方向にwH1,wH2(wH1<wH2)の値を、垂
直方向にwV1,wV2(wV1<wV2)の値をそれぞれ設定
する。図122 に示すように、肌色検出回路101 により検
出された肌色領域の水平方向の値(大きさ)w0 及び垂
直方向の値w1 が、wH2>w0 >wH1、且つwV2>w1
>wV1を満たす場合、マイクロコンピュータ31は肌色検
出回路101 により検出された肌色領域を人の顔であると
して判断する。
【0384】なお、wH1,wH2(wH1<wH2)及び
V1,wV2(wV1<wV2)の値は被写体までの距離が近
くなるに従って大になるように、被写体までの距離が遠
くなるに従って小になるように、また拡大倍率が大きく
なるとwH2とwH1との差、及びwV2とwV1との差、即ち
それぞれ両者で規定される範囲が大に、逆に拡大倍率が
小さくなると上記範囲が小になるようにそれぞれ設定す
る。
【0385】(第66実施例)第66実施例の回路構成は、
第63実施例(図115)と同じである。マイクロコンピュー
タ31により算出された被写体までの距離に応じて、図11
7にハッチングを付して示されているような、予め定め
られた大きさの検出範囲が設定される。また、被写体ま
での距離に応じて、図123 に参照符号iにて示すよう
な、予め大きさが定められている画枠を設定する。そし
て、肌色検出回路101により検出された肌色領域が、図1
23 に示されている画枠i内に存在し、且つ図117 にハ
ッチングにて示されている人の顔を検出する範囲との関
係が第63実施例同様に満たしていれば、マイクロコンピ
ュータ31はそれを人の顔であるとして判断する。
【0386】なお、図123 に示されている画枠iは被写
体までの距離が近くなるに従って大きくなり、被写体ま
での距離が遠くなるに従って小さくなるように、また拡
大倍率が大きくなると図117 にハッチングにて示されて
いる範囲も大きくなり、拡大倍率が小さくなると上記範
囲も小さくなるように設定する。
【0387】(第67実施例)第67実施例の回路構成は、
第63実施例(図115)と同じである。マイクロコンピュー
タ31により算出された被写体までの距離に応じて、図11
7にハッチングを付して示されているような、予め定め
られた大きさの検出範囲が設定される。そしてマイクロ
コンピュータ31は、肌色検出回路101 により検出された
複数の肌色領域の内から、図117 にハッチングにて示さ
れている人の顔を検出する範囲との関係が第63実施例と
同様であり、且つ肌色領域の大きさと人の顔を検出する
範囲との相関が高い肌色領域を人の顔であるとして判断
する。
【0388】例えば、肌色検出回路101 により検出され
た肌色領域の値を、人の顔を検出する範囲内を同様に1
とし、上記範囲以外は0とする。そしてマイクロコンピ
ュータ31は、図124 に示すように複数の肌色領域に対し
て式21のSの値をそれぞれ求め、Sの値が最も高い肌色
領域を人の顔であるとして判断する。
【0389】(式21)S=Σwx,y ・wH,V 但し、wx,y :肌色領域 wH,V :人の顔を検出する範囲
【0390】なお、上述の相関を求める式21はこれに限
らず、他の式でも良い。また、図117 にハッチングにて
示されている人の顔を検出する範囲は被写体までの距離
が近くなるに従って大きくなり、被写体までの距離が遠
くなるに従って小さくなり、その範囲は拡大倍率が大き
くなると大きくなり、拡大倍率が小さくなると小さくな
るように設定する。
【0391】以上のように第60〜67実施例では、簡単な
回路構成で、被写体の大きさ, 被写体までの距離に係わ
らず、検出した肌色領域から主要被写体である人の顔を
正確に判別することができる。
【0392】次に、上述したように、検出した肌色領域
から人の顔を判別し、人の顔の領域だけに、輝度信号,
色差信号, アパーチャ補正信号の利得、アパーチャ補正
信号の周波数特性を変化させる例を、以下の第68〜72実
施例にて説明する。
【0393】(第68実施例)図125 は本発明の映像信号
処理装置(第68実施例)の構成を示すブロック図であ
り、図125 において図94と同一番号を付した部分は同一
または相当部分を示す。また図125 において、96は遅延
回路、97はデータセレクト回路、111, 112は利得制御回
路である。
【0394】次に、動作について説明する。フォーカス
エリアの設定,ズームレンズ44の制御等は前述した実施
例と同様である。また、肌色検出回路101 は映像信号か
ら肌色領域を検出し、相関値算出回路95及びマイクロコ
ンピュータ31は検出された肌色領域から人の顔を判別す
る。ここまでの動作は第60実施例と同じである。
【0395】マイクロコンピュータ31は、判別された人
の顔の領域の中心位置と顔の大きさとを示すデータをデ
ータセレクト回路97へ出力する。データセレクト回路97
は肌色検出回路101 から出力された肌色検出信号中、マ
イクロコンピュータ31から入力された上記データによっ
て人の顔と判別された肌色領域のみ利得制御回路111,利
得制御回路112 へ出力されるようにゲートをかける。ま
た、信号処理回路26から出力された輝度信号,R−Y色
差信号,B−Y色差信号は遅延回路96へ出力される。遅
延回路96は、相関値算出回路95及びマイクロコンピュー
タ31が人の顔を判別するためにかかる時間分だけ、入力
された輝度信号,R−Y色差信号,B−Y色差信号を遅
延させる。
【0396】利得制御回路111 はデータセレクト回路97
から入力した人の顔の検出信号に応じてR−Y色差信号
の利得を上げて、利得制御回路112 は人の顔の検出信号
に応じてB−Y色差信号の利得を下げる。上記方法によ
って色差信号の利得を人の顔の領域のみ変え、図24に示
すように人の顔の肌色領域の色差信号のみをa→bへ非
線形変換することができる。従って、人の顔の肌色を他
の領域の色に影響を与えることなく記憶色に基づいた色
補正を行うことができる
【0397】なお、上述の実施例では、第2実施例にお
ける肌色検出回路101 を用いているが、第3実施例にお
ける肌色検出回路201(図18に示す)を用いるようにして
もよい。この場合には、比較器106 の出力信号を人の顔
を判別する信号として相関値算出回路95へ出力し、スラ
イス回路109 の出力信号を肌色検出信号としてデータセ
レクト回路97へ出力する。このようにすると、肌色領域
(人の顔の領域)とその他の領域との境目の色補正がス
ムーズに行われる。
【0398】(第69実施例)図126 は本発明の映像信号
処理装置(第69実施例)の構成を示すブロック図であ
り、図126 において図125 と同一番号を付した部分は同
一または相当部分を示す。また図126 において、115 は
利得制御回路である。次に、動作について説明する。第
68実施例と同様に、データセレクト回路97は、肌色検出
回路101 から出力された肌色検出信号中、人の顔と判別
された肌色領域のみが利得制御回路115 へ出力されるよ
うにゲートをかける。また、信号処理回路26から出力さ
れた輝度信号,R−Y色差信号,B−Y色差信号は遅延
回路96へ出力される。利得制御回路115 はデータセレク
ト回路97から入力した人の顔の検出信号に応じて、遅延
回路96にて遅延された輝度信号の利得を上げる。これに
よって、人の顔の領域のみ輝度を上げることができる。
【0399】(第70実施例)図127 は本発明の映像信号
処理装置(第70実施例)の構成を示すブロック図であ
り、図127 において図123 と同一番号を付した部分は同
一または相当部分を示す。また図127 において、190 は
アパーチャ作成回路、118 は利得制御回路、98は加算器
である。アパーチャ作成回路190 の構成を図128 に示
す。図128 において、310 は輝度信号入力端子、311, 3
12は1ラインメモリ、313 は入力端子310から入力され
た輝度信号と1ラインメモリ312 から出力される2ライ
ン分遅延された輝度信号とを加算する加算器、314 はア
パーチャの周波数特性をきめるバンドパスフィルタ、31
5 は利得制御回路、316 は加算器、317 はアパーチャ信
号出力端子である。
【0400】次に動作について説明する。アパーチャ作
成回路190 の輝度信号入力端子310から入力された輝
度信号は加算器313 によって2水平走査期間分遅延
した輝度信号と加算される。加算器313 から出力された
輝度信号は加算器316 によって、1水平走査期間分遅延
された輝度信号から加算器313 の出力信号を差し引かれ
垂直走査方向のアパーチャ補正信号を形成する。また1
ラインメモリ311 の出力信号はバンドパスフィルタ314
へ出力される。バンドパスフィルタ314 は水平方向の定
められた周波数成分を抜き取り利得制御回路315 によっ
て利得を制御し水平走査方向のアパーチャ補正信号を形
成する。水平走査方向のアパーチャ補正信号は加算器31
6 によって垂直走査方向のアパーチャ補正信号と加算さ
れ、アパーチャ信号出力端子から遅延回路96へ出力す
る。利得制御回路118 は、遅延回路96から出力されたア
パーチャ補正信号の利得を制御する。加算器98は、利得
制御後のアパーチャ補正信号と輝度信号とを加算する。
第68実施例と同様に、データセレクト回路97は、肌色検
出回路101 から出力された肌色検出信号中、人の顔と判
別された肌色領域のみが利得制御回路118 へ出力される
ようにゲートをかける。利得制御回路118 はデータセレ
クト回路97から入力した人の顔の検出信号に応じて、遅
延回路96にて遅延されたアパーチャ補正信号の利得を下
げる。これによって、人の顔の領域のみアパーチャ補正
信号の利得を下げることにより、強調された皺, 吹き出
物がとれたように見える。
【0401】(第71実施例)図129 は本発明の映像信号
処理装置(第71実施例)の構成を示すブロック図であ
り、図129 において図125 と同一番号を付した部分は同
一または相当部分を示す。また図129 において、190 は
アパーチャ作成回路、191 は加算器、192 はローパスフ
ィルタ(LPF)、193 は混合回路である。次に、動作
について説明する。アパーチャ作成回路190 は輝度信号
からアパーチャ補正信号を作成して加算器191 へ出力す
る。加算器191 は、アパーチャ補正信号と輝度信号とを
加算して遅延回路96へ出力する。LPF192 は、輝度信
号の高周波成分を除去して混合回路193 へ出力する。混
合回路193 は、データセレクト回路97からの信号に基づ
いてその混合率を変化させて、LPFの出力と遅延回路
96の出力とを混合する。第68実施例と同様に、データセ
レクト回路97は、肌色検出回路101 から出力された肌色
検出信号中、人の顔と判別された肌色領域のみが混合回
路193 へ出力されるようにゲートをかける。そして、人
の顔である肌色検出信号が混合回路193 に入力される
と、LPF192 の出力信号の利得を上げ、遅延回路96か
らの出力信号の利得を下げて、両信号を混合する。この
ようにすることにより、人の顔の領域だけ輝度信号の高
周波数成分の利得を下げることができる。
【0402】(第72実施例)図130 は本発明の映像信号
処理装置(第72実施例)の構成を示すブロック図であ
り、図130 において図125 と同一番号を付した部分は同
一または相当部分を示す。また図130 において、120 は
アパーチャ補正回路、194 は加算器である。アパーチャ
補正信号の周波数特性を変化させるアパーチャ補正回路
120 の内部構成は、図28に示すものと同様である。
【0403】次に、動作について説明する。第68実施例
と同様に、データセレクト回路97は、肌色検出回路101
から出力された肌色検出信号中、人の顔と判別された肌
色領域のみがアパーチャ補正回路120 へ出力されるよう
にゲートをかける。そして、人の顔である肌色検出信号
がアパーチャ補正回路120 に入力されると、アパーチャ
補正信号の周波数特性を変化させる。これによって、人
の顔の肌色領域のみアパーチャ補正信号の周波数特性を
変えることができる。従って、カメラの信号処理によっ
て不自然に強調された皺ではなく自然な皺を得ることが
可能である。次に、検出した肌色領域から人の顔を判別
し、判別した人の顔の領域に応じて、オートフォーカス
エリアの設定、またはアイリス制御,自動利得制御,自
動シャッタ等の測光エリアの設定を行う例を、以下の第
73〜94実施例にて説明する。
【0404】(第73実施例)図131 は本発明の映像信号
処理装置(第73実施例)の構成を示すブロック図であ
り、図131 において図94と同一番号を付した部分は同一
または相当部分を示す。次に、動作について説明する。
肌色検出回路101 により検出された肌色領域の大きさに
基づき、第62実施例に従って、人の顔の領域が判別され
る。マイクロコンピュータ31は、人の顔であるとして検
出された肌色領域がオートフォーカス制御の検出エリア
となるように、ウィンド発生回路27に対して制御信号を
出力する。ウィンド発生回路27は肌色検出回路101 から
入力される肌色検出信号をマイクロコンピュータ31から
与えられる制御信号によって人の顔の領域だけをウィン
ドパルスとしてデータセレクタ回路28へ出力する。この
ような処理により、主要な被写体である人物の顔がオー
トフォーカスのためのフォーカスエリアとなるため、常
時人物の顔に合焦した最適な画像が得られる。
【0405】(第74実施例)図132 は本発明の映像信号
処理装置(第74実施例)の構成を示すブロック図であ
り、図132 において図36, 図115 と同一番号を付した部
分は同一または相当部分を示す。次に、動作について説
明する。アイリス39の基本制御については、第22実施例
と同様であるのでその説明は省略する。第73実施例と同
様に、マイクロコンピュータ31は、人の顔の領域を判別
し、人の顔であるとして検出された肌色領域がアイリス
39の測光エリアとなるように、ウィンド発生回路27に対
して制御信号を出力する。ウィンド発生回路27は肌色検
出回路101 から入力される肌色検出信号をマイクロコン
ピュータ31から与えられる制御信号によって人の顔の領
域だけをウィンドパルスとしてデータセレクタ回路28へ
出力する。このような処理により、主要な被写体である
人物の顔がアイリス制御のための測光エリアとなるた
め、常時人物の顔に合焦した最適な画像が得られる。
【0406】(第75実施例)図133 は本発明の映像信号
処理装置(第75実施例)の構成を示すブロック図であ
り、図133 において図37, 図115 と同一番号を付した部
分は同一または相当部分を示す。次に、動作について説
明する。映像信号の自動利得の基本制御については、第
23実施例と同様であるのでその説明は省略する。第73実
施例と同様に、マイクロコンピュータ31は、人の顔の領
域を判別し、人の顔であるとして検出された肌色領域が
AGC24の測光エリアとなるように、ウィンド発生回路
27に対して制御信号を出力する。このような処理によ
り、主要な被写体である人物の顔が自動利得制御のため
の測光エリアとなるため、常時人物の顔に対して最適な
利得制御が行われる画像が得られる。
【0407】(第76実施例)図134 は本発明の映像信号
処理装置(第76実施例)の構成を示すブロック図であ
り、図134 において図38, 図115 と同一番号を付した部
分は同一または相当部分を示す。次に、動作について説
明する。自動シャッタスピード調整の基本制御について
は、第24実施例と同様であるのでその説明は省略する。
第73実施例と同様に、マイクロコンピュータ31は、人の
顔の領域を判別し、人の顔であるとして検出された肌色
領域が自動電子シャッタスピード調整に用いる測光エリ
アとなるように、ウィンド発生回路27に対して制御信号
を出力する。このような処理により、主要な被写体であ
る人物の顔が自動電子シャッタスピード調整のための測
光エリアとなるため、常時人物の顔に対して最適な露出
制御が行われる画像が得られる。
【0408】(第77実施例)図135 は本発明の映像信号
処理装置(第77実施例)の構成を示すブロック図であ
り、図135 において図131 と同一番号を付した部分は同
一または相当部分を示す。また図135 において、195 は
ローパスフィルタ(LPF)、352 はスライス回路であ
る。
【0409】次に、動作について説明する。肌色検出回
路101 から出力された肌色検出信号は相関値算出回路95
及びLPF195 へ入力される。相関値算出回路95へ出力
された肌色検出信号から第62実施例に従って人の顔が検
出される。また、図136(a)は肌色検出回路101 により検
出された信号を示す波形図であり、図136(b)は図136(a)
の信号をLPF195 を通過させた後の出力信号の波形図
である。LPF195 から出力された図136(b)に示す信号
はスライス回路352 に入力される。スライス回路352 は
マイクロコンピュータ31から入力される閾値THf によっ
て入力信号をスライスする。また、LPF195 及びスラ
イス回路352 は垂直走査方向も同様の動作をする。図13
6(b)の信号において閾値THf より小さい信号の肌色領域
がオートフォーカス制御の検出エリアとされる。上記条
件を満たすオートフォーカス制御の検出エリアは図137
に参照符号eにて示されている枠内の範囲である。図13
7においてハッチングを付した領域は肌色検出回路101
の出力結果を示す。
【0410】また、上記閾値THf は被写体までの距離と
拡大倍率とに応じて化する。被写体までの距離が遠い場
合は閾値THf は大になり、被写体までの距離が近い場合
は閾値THf は小になる。また拡大倍率が小さくなると閾
値THf は大になり、拡大倍率が大きくなると閾値THf は
小になる。図138 及び図139 に参照符号eにて示されて
いる領域はオートフォーカス制御の検出エリアを示した
図である。図138 に参照符号eにて示されている領域は
被写体までの距離が遠い場合のフォーカスエリアであ
り、図139 に参照符号eにて示されている領域は被写体
までの距離が近い場合のフォーカスエリアである。この
ような領域により、オートフォーカス制御が行われる。
以下の動作は第73実施例と同じである。
【0411】(第78実施例)図140 は本発明の映像信号
処理装置(第78実施例)の構成を示すブロック図であ
り、図140 において図132 と同一番号を付した部分は同
一または相当部分を示す。また図140 において、195 は
ローパスフィルタ(LPF)、352 はスライス回路であ
る。
【0412】次に、動作について説明する。図136(b)の
信号において閾値THe より大きい信号の肌色領域がアイ
リスの測光エリアとされる。上記領域は図137 に示すf
の枠内の領域となる。また、上記閾値THe は被写体まで
の距離とズーム位置とに応じて変化する。被写体までの
距離が遠い場合には値THe は小になり、被写体までの距
離が近い場合は閾値THe は大になる。拡大倍率が小さく
なると閾値THe は小になり、拡大倍率が大きくなると閾
値THe は大になる。図141 及び図142 に参照符号fにて
示されている領域はアイリスの測光エリアを示した図で
ある。図141 に参照符号fにて示されている領域は被写
体までの距離が遠い場合の測光エリアであり、図142 に
参照符号fにて示されている領域は被写体までの距離が
近い場合の測光エリアである。以下の動作は第74実施例
と同じである。
【0413】(第79実施例)図143 は本発明の映像信号
処理装置(第79実施例)の構成を示すブロック図であ
り、図143 において図133 と同一番号を付した部分は同
一または相当部分を示す。また図143 において、195 は
ローパスフィルタ(LPF)、352 はスライス回路であ
る。次に、動作について説明する。図136(b)の信号にお
いて閾値THe より大きい信号の肌色領域が自動利得制御
の測光エリアとされる。上記領域は図137 に示すfの枠
内の領域となる。被写体までの距離が遠いか拡大倍率が
小さい場合には値THe は小さくなって図141 に示すよう
な測光エリアとなり、被写体までの距離が近いか拡大倍
率が大きい場合は閾値THe は大きくなって、図142 に示
すような測光エリアとなる。以下の動作は第75実施例と
同じである。
【0414】(第80実施例)図144 は本発明の映像信号
処理装置(第79実施例)の構成を示すブロック図であ
り、図144 において図134 と同一番号を付した部分は同
一または相当部分を示す。また図144 において、195 は
ローパスフィルタ(LPF)、352 はスライス回路であ
る。次に、動作について説明する。図136(b)の信号にお
いて閾値THe より大きい信号の肌色領域が自動電子シャ
ッタスピード調整の測光エリアとされる。上記領域は図
137 に示すfの枠内の領域となる。被写体までの距離が
遠いか拡大倍率が小さい場合には値THe は小さくなって
図141 に示すような測光エリアとなり、被写体までの距
離が近いか拡大倍率が大きい場合は閾値THe は大きくな
って、図142に示すような測光エリアとなる。以下の
動作は第76実施例と同じである。
【0415】(第81実施例)第81実施例の構成は第73実
施例(図131)と同じである。次に、動作について説明す
る。図145(a)は肌色検出回路101 により検出された信号
の波形図である。マイクロコンピュータ31は被写体まで
の距離と拡大倍率とに応じたwの値をウィンドウ発生回
路27へ出力する。ウィンドウ発生回路27は、本実施例に
おいては内部にフィールドメモリを有し、肌色検出回路
101 から出力された肌色検出信号を1フィールド分記憶
する。ウィンドウ発生回路27はマイクロコンピュータ31
によって判別された人の顔の領域だけの肌色検出信号に
このwの値を加算し、図145(b)の波形をウィンドウパル
スとしてデータセレクト回路28へ出力する。図145(b)の
信号の領域がオートフォーカス制御の検出エリアとされ
る。図145(b)で表される領域は図135 に参照符号eにて
示す枠内の領域となる。図137 においてハッチングを付
した領域は肌色検出回路101 の出力結果を示す。
【0416】また、上述の肌色領域に加えられる幅wを
被写体までの距離とズーム位置とに応じて変更させるこ
とも可能である。即ち、被写体までの距離が遠くなるに
従って加算されるる幅wを小さくし、被写体までの距離
が近くなるに従って加算される幅wを大きくする。ま
た、拡大倍率が小さくなるに従って加算される幅wを小
さくし、拡大倍率が大きくなるに従って加算される幅w
を大きくする。肌色領域に加えられる幅wを可変とした
場合に図145(b)で表される領域を図138 及び図139 に参
照符号eにて示す。以下の動作は第73実施例と同じであ
る。
【0417】(第82実施例)第82実施例の構成は第74実
施例(図132)と同じである。次に、動作について説明す
る。図146(a)は肌色検出回路101 により検出された信号
の波形図である。マイクロコンピュータ31は被写体まで
の距離と拡大倍率とに応じたwの値をウィンドウ発生回
路27へ出力する。ウィンドウ発生回路27は、本実施例に
おいては内部にフィールドメモリを有し、肌色検出回路
101 から出力された肌色検出信号を1フィールド分記憶
する。ウィンドウ発生回路27はマイクロコンピュータ31
によって判別された人の顔の領域だけの肌色検出信号か
らこのwの値を減算し、図146(b)の波形をウィンドウパ
ルスとしてデータセレクト回路37へ出力する。図146(b)
の信号の領域がアイリスの測光エリアとされる。図146
(b)で表される領域は図137 に参照符号fにて示す枠内
の領域となる。また、上述の肌色領域から減算される幅
wを被写体までの距離とズーム位置とに応じて変化させ
ることも可能である。即ち、被写体までの距離が遠くな
るに従って減算される幅wを小さくし、被写体までの距
離が近くなるに従って減算される幅wを大きくする。ま
た、拡大倍率が小さくなるに従って減算される幅wを小
さくし、拡大倍率が大きくなるに従って減算される幅w
を大きくする。肌色領域から減算される幅wを可変とし
た場合に図146(b)で表される領域を図138 及び図139 に
参照符号fにて示す。以下の動作は第74実施例と同じで
ある。
【0418】(第83実施例)第83実施例の構成は第75実
施例(図133)と同じである。次に、動作について説明す
る。第82実施例と同様に、図146(b)の信号の領域が自動
利得制御の測光エリアとされる。また、wを可変とした
場合のwの設定は第82実施例と同じである。以下の動作
は第75実施例と同じである。
【0419】(第84実施例)第84実施例の構成は第76実
施例(図134)と同じである。次に、動作について説明す
る。第82実施例と同様に、図146(b)の信号の領域が自動
電子シャッタスピード調整の測光エリアとされる。ま
た、wを可変とした場合のwの設定は第82実施例と同じ
である。以下の動作は第76実施例と同じである。
【0420】(第85実施例)図147 は本発明のカラービ
デオカメラ(第85実施例)の構成を示すブロック図であ
り、図147 において図68, 図94と同一番号を付した部分
は同一または相当部分を示す。次に、動作について説明
する。相関値算出回路95及びマイクロコンピュータ31は
肌色検出回路101 によって検出された肌色領域から人の
顔を判別する。この判別動作は第62実施例と同じである
ので、その説明は省略する。そして、人の顔を判別しな
い場合には、映像信号の録画を行わないようになってい
る。
【0421】図148 のフローチャートは、本実施例のア
ルゴリズムを示しており、図70のフローチャートと同様
の処理については同一ステップ番号を付している。マイ
クロコンピュータ31は、“録画信号”が入力される(ス
テップS1)と、相関値算出回路95の出力信号が“Hig
h”であるか否かつまり撮影されている映像信号中に人
の顔があるか否かを判別する(ステップS61)。映像信
号中に人の顔がない場合には”録画信号”が出力されず
(ステップS3)、録画は開始されない。また、録画を
開始すると(ステップS4)、録画開始後も映像信号中
に人の顔があるか否かを判別し続け(ステップS62)、
映像信号中に人の顔が検出されない場合、マイクロコン
ピュータ31から“録画停止信号”が出力されて(ステッ
プS6)、撮影した映像信号が録画されない。他の動作
は第45実施例に準じるのでその詳細な説明は省略する。
【0422】(第86実施例)図149 は本発明のカラービ
デオカメラ(第86実施例)の構成を示すブロック図であ
り、図149 において図71, 図94と同一番号を付した部分
は同一または相当部分を示す。次に、動作について説明
する。第85実施例と同様に、肌色領域から人の顔が判別
され、そして、人の顔を判別しない場合には、そのこと
を撮影者に伝えるように、“誤録画信号”を出力するよ
うになっている。
【0423】図150 のフローチャートは、本実施例のア
ルゴリズムを示しており、図72, 図148 のフローチャー
トと同様の処理については同一ステップ番号を付してい
る。録画開始前及び録画開始後において、映像信号中に
人の顔があるか否かが判別され(ステップS61, S6
2)、判別されない場合には“誤録画信号”が出力され
る(ステップS7, S8)。発光ダイオード83の発光動
作も含めた他の動作は第46実施例に準じるのでその詳細
な説明は省略する。
【0424】(第87実施例)図151 は本発明のカラービ
デオカメラ(第87実施例)の構成を示すブロック図であ
り、図151 において図73, 図94と同一番号を付した部分
は同一または相当部分を示す。次に、動作について説明
する。図150 のフローチャートに従って、“誤録画信
号”がブザー発信回路84に出力されると、ブザー85が発
信される。この動作を含めた他の動作は第47実施例に準
じるのでその詳細な説明は省略する。
【0425】(第88実施例)図152 は本発明のカラービ
デオカメラ(第88実施例)の構成を示すブロック図であ
り、図152 において図74, 図94と同一番号を付した部分
は同一または相当部分を示す。次に、動作について説明
する。図150 のフローチャートに従って、“誤録画信
号”が発信回路86に出力される。後の動作を含めた他の
動作は第48実施例に準じるのでその詳細な説明は省略す
る。また、リモコン49の構成は第48実施例(図75または
図76)と同じである。
【0426】(第89実施例)図153 は本発明のカラービ
デオカメラ(第89実施例)の構成を示すブロック図であ
り、図153 において図77, 図94と同一番号を付した部分
は同一または相当部分を示す。次に、動作について説明
する。図150 のフローチャートに従って、第49実施例と
同様に、“誤録画信号”が出力されると、VISS信号
等の検知信号がテープ185 上のコントロールトラック
(図78参照)に記録される。他の動作は第49実施例に準
じるのでその詳細な説明は省略する。
【0427】(第90実施例)図154 は本発明のカラービ
デオカメラ(第90実施例)の構成を示すブロック図であ
り、図154 において図87, 図147 と同一番号を付した部
分は同一または相当部分を示す。次に、動作について説
明する。第55実施例と同様に、ウィンドウ発生回路93は
Wx,y の画枠(図88参照)を設定するウィンドウパルス
をデータセレクト回路94へ出力し、このWx,y の画枠か
ら外れた位置に被写体がいれば(図89参照)その人の顔
は判別されない。本実施例のアルゴリズムは、第84実施
例(図148)と同一である。
【0428】(第91実施例)図155 は本発明のカラービ
デオカメラ(第91実施例)の構成を示すブロック図であ
り、図155 において図90, 図149 と同一番号を付した部
分は同一または相当部分を示す。次に、動作について説
明する。第90実施例と同様に、設定した画枠Wx,y から
外れた位置に被写体がいればその人の顔は判別されな
い。以下の動作は、第86実施例と同じである。
【0429】(第92実施例)図156 は本発明のカラービ
デオカメラ(第92実施例)の構成を示すブロック図であ
り、図156 において図91, 図151 と同一番号を付した部
分は同一または相当部分を示す。次に、動作について説
明する。第90実施例と同様に、設定した画枠Wx,y から
外れた位置に被写体がいればその人の顔は判別されな
い。以下の動作は、第87実施例と同じである。
【0430】(第93実施例)図157 は本発明のカラービ
デオカメラ(第93実施例)の構成を示すブロック図であ
り、図157 において図92, 図152 と同一番号を付した部
分は同一または相当部分を示す。次に、動作について説
明する。第90実施例と同様に、設定した画枠Wx,y から
外れた位置に被写体がいればその人の顔は判別されな
い。以下の動作は、第88実施例と同じである。
【0431】(第94実施例)図158 は本発明のカラービ
デオカメラ(第94実施例)の構成を示すブロック図であ
り、図158 において図93, 図153 と同一番号を付した部
分は同一または相当部分を示す。次に、動作について説
明する。第90実施例と同様に、設定した画枠Wx,y から
外れた位置に被写体がいればその人の顔は判別されな
い。以下の動作は、第89実施例と同じである。
【0432】(第95実施例)図159 は本発明のカラービ
デオカメラの画像合成装置(第95実施例) の構成を示す
ブロック図である。図159 において、54はレンズ、55は
撮像素子、56はプロセス回路、57はエンコーダ回路、58
は同期回路、59はNOT回路、60, 61はゲート回路、62
は合成回路、225 はルックアップテーブル(LUT)、
226, 227は乗算器、228 は比較回路である。
【0433】次に動作について説明する。被写体の光像
がレンズ54を通して撮像素子55に結像されると明るさに
応じた値の電気信号が出力され、プロセス回路56により
Y信号とR−Y色差信号, B−Y色差信号とに変換さ
れ、エンコーダ回路57でビデオの映像信号に処理される
ところまでは従来例と同様である。また、R−Y色差信
号, B−Y色差信号はLUT225 に入力され、これらの
信号に応じてLUT225のアドレスが発生される。LU
T225 には図160 のようなテーブルのデータが書き込ま
れている。このテーブルデータには特定の背景色の領域
にのみ数値が書き込まれ、それ以外の領域は「0」で、
この数値は色の濃さに相当する。この領域及び数値は予
め設定された背景色の特定の色相に対応して書き込まれ
ており、入力された色差信号のアドレスに対応した値が
出力される。
【0434】LUT225 の出力は比較回路228 に入力さ
れる。一方、Y信号は乗算器226, 227に入力されて係数
M1,M2 が掛けられ、比較回路228 に入力される。比較
回路228 では、乗算器226, 227の出力、つまりY信号に
係数M1,M2 が掛けられた二値の間で制限される範囲内
にLUT225 の出力があるか否かを比較し、キーイング
信号として出力する。例えば、乗算器226, 227の係数M
1,M2 を1/2, 1/8としたとき、図160 のテーブルでは、
Y信号レベルの1/2 〜1/8 の範囲内にLUT225 の出力
があると、背景色として検出されてキーイング信号が出
力される。例えばY信号レベルが14の場合、制限される
範囲は7〜1になり、図160 中の実線で囲まれた範囲が
背景色領域となって、この範囲の入力に対してキーイン
グ信号が出力される。
【0435】映像信号に同期させて同期回路58から背景
画像信号が、ゲート回路61へ出力される。ゲート回路60
では、比較回路228 からのキーイング信号によりエンコ
ーダ回路57からの映像信号から背景の部分はマスクさ
れ、被写体の範囲が抜き出されて合成回路62へ出力され
る。一方、ゲート回路61では、NOT回路59からのキー
イング信号の反転信号により同期回路58からの背景画像
信号から被写体の部分はマスクされ、背景の範囲が抜き
出されて合成回路62へ出力される。合成回路62にてゲー
ト回路60, ゲート回路61の出力が合成され、合成映像出
力として出力される。
【0436】(第96実施例)図161 は、本発明のカラー
ビデオカメラの画像合成装置(第96実施例) の構成を示
すブロック図である。図161 において、図159 と同一番
号を付した部分は同一部分を示しているので、これらの
説明は省略する。また図161 において、234はLUT225
におけるテーブルデータを設定するためのテーブルデ
ータ設定端子であり、この第96実施例では、LUT225
のテーブルデータが外部から書き換え可能となってい
る。次に動作について説明する。本実施例におけるLU
T225 ではテーブルデータ設定端子234 に入力されるデ
ータにより、テーブルデータに書き込まれる数値及び範
囲を、設定される背景色に応じて変更することができ、
入力された色差信号のアドレスに対応した値が出力され
る。従って被写体の背景の背景色を変えることができ
る。他の動作は、第95実施例と同じである。
【0437】(第97実施例)図162 は、本発明のカラー
ビデオカメラの画像合成装置(第97実施例) の構成を示
すブロック図である。図162 において、図159,図161 と
同一番号を付した分は同一部分を示しているので、これ
らの説明は省略する。また図162 において、235 はプロ
セス回路56からY信号,R−Y色差信号,B−Y色差信
号が入力端子に入力される背景色検出スイッチであり、
スイッチ制御端子259 に制御信号が入力されたときのみ
背景色検出スイッチ235 はオンとなってY信号,R−Y
色差信号,B−Y色差信号を背景色メモリ236 へ出力す
る。背景色メモリ236 は、入力されるY信号,R−Y色
差信号,B−Y色差信号を記憶し、書き込み信号入力端
子237 から書き込み信号が入力されると、テーブルデー
タ設定端子234 を介してLUT225 へ記憶したY信号,
R−Y色差信号,B−Y色差信号を出力する。
【0438】次に動作について説明する。プロセス回路
56の出力であるY信号, R−Y色差信号, B−Y色差信
号は背景色検出スイッチ235 に入力され、スイッチ制御
端子259 に制御信号が入力されたときのみ背景色メモリ
236 に入力される。つまり、背景の特定の色相を撮像し
ている範囲でこの制御信号を入力すれば任意の特定の色
相を背景色として記憶することができる。次に書き込み
入力端子237 に書き込み信号が入力されると、背景色メ
モリ236 に記憶された背景色のY信号, R−Y色差信
号, B−Y色差信号はテーブルデータ設定端子234 に入
力される。これらの値によりLUT225 におけるテーブ
ルデータに書き込まれる数値及び範囲を、設定される背
景色に応じて変更することができ、LUT225 では入力
された色差信号のアドレスに対応した値が出力される。
従って任意に背景色を変えることができる。他の動作
は、第95実施例と同じである。
【0439】(第98実施例)第97実施例において背景色
の設定を容易にさせるための実施例(第98実施例)につ
いて説明する。図163 は、第98実施例の構成を示すブロ
ック図であり、図中235, 236は第97実施例における背景
色検出スイッチ,背景色メモリである。238は入力され
る水平同期信号(HD),垂直同期信号(VD)に基づ
いて制御信号を発生する制御信号発生回路であり、制御
信号発生回路238 は、発生した制御信号を背景色検出ス
イッチ235 及びビューファインダ駆動回路239 へ出力す
る。ビューファインダ駆動回路239 は、この制御信号と
入力される撮影中の映像信号とを合成してビューファイ
ンダ240 へ出力する。
【0440】次に動作について説明する。第97実施例に
おいて制御信号の入力により背景色を背景色メモリ236
に記憶させる場合、この制御信号が出力される位置であ
る検出点が画面上のある位置に固定されており、なおか
つその位置を撮影時に確認できれば操作は容易となる。
水平同期信号(HD), 垂直同期信号(VD)が入力さ
れると、制御信号発生回路238 は図164 に示すような画
面241 の中央に検出点242 となる制御信号を発生して出
力する。制御信号は背景色検出スイッチ235 に入力され
るとともに、ビューファインダ駆動回路239 にも入力さ
れる。ビューファインダ駆動回路239 には撮影中の映像
信号も入力され、この映像信号は制御信号と合成されて
ビューファインダ240 に出力される。撮影者は予め背景
色を設定する場合に、まず記憶させる背景をビューファ
インダ240 で確認しながら、図164 の画面241 の中央の
検出点242 が背景の範囲にあるように設定し、次に背景
色を記憶すれば誤りなく任意の背景色を記憶させること
ができる。なお、図163 のビューファインダ240 はカラ
ーテレビモニタであっても良い。
【0441】(第99実施例)第97実施例において背景色
の設定を容易にさせるための実施例(第99実施例)につ
いて説明する。図165 は、第99実施例の構成を示すブロ
ック図であり、図中235, 236は第97実施例における背景
色検出スイッチ,背景色メモリであり、また図中239, 2
40は第98実施例(図163)と同様のビューファインダ駆動
回路,ビューファインダである。更に、図165 において
243 は、外部から入力される水平同期信号(HD), 垂
直同期信号(VD)とマウス244 から入力されるカーソ
ル制御信号とに応じて、図166 に示すように画面241 に
カーソル245 を発生し、制御信号を背景色検出スイッチ
235 及びビューファインダ駆動回路239 へ出力するカー
ソル発生装置である。
【0442】次に動作について説明する。第97実施例に
おいて制御信号の入力により背景色を背景色メモリ236
に記憶させる場合、この制御信号が出力される位置であ
る検出点を画面上の任意の位置に設定でき、なおかつそ
の位置を撮影時に確認できれば操作は容易となる。図16
5 において、カーソル発生装置243 に水平同期信号(H
D), 垂直同期信号(VD)が入力され、マウス244 か
らはカーソル制御信号が出力される。カーソル発生装置
243 において、このカーソル制御信号に応じて、図166
に示すような画面241 の任意の位置にカーソル245 が発
生され、制御信号が出力される。この制御信号は背景色
検出スイッチ235 に入力されるとともに、ビューファイ
ンダ駆動回路239 にも入力される。ビューファインダ駆
動回路239 には撮影中の映像信号も入力され、この映像
信号は制御信号と合成されてビューファインダ240 に出
力される。撮影者は予め背景色を設定する場合に、まず
記憶させる背景をビューファインダ240 で確認しながら
マウス244 を操作して、図166 の検出点242 が被写体24
6 以外の背景の範囲にあるように設定し、次に背景色を
記憶すれば誤りなく任意の背景色を記憶させることがで
きる。なお、図165のビューファインダ240 はカラーテ
レビモニターであっても良く、マウス244 はスイッチ,
ジョイスティク,キーボード等でも良い。
【0443】(第100 実施例)図167 は、本発明のカラ
ービデオカメラの画像合成装置(第100 実施例)の構成
を示すブロック図である。図167 において図159 または
図161 または図162 と同一番号を付した部分は同一部分
を示しているので、これらの説明は省略する。図167 に
おいて、247 はプロセス回路56から入力されるY信号,
R−Y色差信号,B−Y色差信号をそれぞれに積分して
各信号の平均値を求める平均値回路であり、平均値回路
247 は求めた各信号の平均値を背景色メモリ236 に出力
する。背景色メモリ236 は、入力された平均値を記憶
し、書き込み信号入力端子237 から書き込み信号が入力
されると、テーブルデータ設定端子234 を介してLUT
225へ記憶したY信号,R−Y色差信号,B−Y色差信
号の平均値を出力する。
【0444】次に動作について説明する。プロセス回路
56の出力であるY信号, R−Y色差信号, B−Y色差信
号は平均値回路247 に入力され、画面全体にわたって積
分され、画面全体の各信号の平均値が出力される。これ
らの平均値は背景色メモリ236 に入力されて記憶され
る。次に書き込み信号入力端子237 に書き込み信号が入
力されると、背景色メモリ236 に記憶された背景色のY
信号, R−Y色差信号,B−Y色差信号の平均値はテー
ブルデータ設定端子234 に入力される。これらの値によ
りLUT225 におけるテーブルデータに書き込まれる数
値及び範囲を、設定される背景色に応じて変更すること
ができ、LUT225 では入力された色差信号のアドレス
に対応した値が出力される。従って任意に背景色を変え
ることができる。他の動作は、第95実施例と同じであ
る。
【0445】(第101 実施例)第100 実施例において背
景色の設定を容易にさせるための第101 実施例について
説明する。図168 は、第101 実施例の構成を示すブロッ
ク図であり、図中247,236は第100 実施例(図167)にお
ける平均値回路,背景色メモリである。また、248 は入
力される水平同期信号(HD), 垂直同期信号(VD)
に基づいて、図169 に示すように画面241 の中央にエリ
ア249 を表示するためのエリア信号を発生するエリア信
号発生装置であり、エリア信号発生装置248 は、発生し
たエリア信号を平均値回路247 及びビューファインダ駆
動回路239 へ出力する。ビューファインダ駆動回路239
は、このエリア信号と入力される撮影中の映像信号とを
合成してビューファインダ240 へ出力する。
【0446】次に動作について説明する。第100 実施例
において背景色を平均値回路247 で平均化する場合、画
面の一部を抜き出して平均化すれば、画面全体に背景を
撮影する必要はなく、なおかつその範囲を撮影時に確認
できれば撮影は容易となる。水平同期信号(HD)、垂
直同期信号(VD)が入力されると、エリア信号発生装
置248 は、図169 に示すように画面241 の中央の範囲に
エリア信号を発生する。エリア信号は平均値回路247 に
入力されるとともに、ビューファインダ駆動回路239 に
も入力される。平均値回路247 ではY信号, R−Y色差
信号, B−Y色差信号が入力され、エリア信号で制限さ
れる範囲のこれらの信号が各別に積分されてそれぞれの
平均値が出力される。ビューファインダ駆動回路239 に
は撮影中の映像信号も入力され、この映像信号はエリア
信号と合成されてビューファインダ240 に出力される。
ビューファインダ240 は映像信号とともにエリア信号の
範囲を表示する。撮影者は予め背景色を設定する場合
に、まず記憶させる背景をビューファインダ240 で確認
しながら、図169 のようなエリア信号の範囲(エリア24
9)が、背景の範囲にあるように設定し、次に背景色を記
憶すれば誤りなく任意の背景色を記憶させることができ
る。なお、図168 のビューファインダ240 はカラーテレ
ビモニタであっても良い。
【0447】(第102 実施例)第100 実施例において背
景色の設定を容易にさせるための第102 実施例について
説明する。図170 は、第102 実施例の構成を示すブロッ
ク図であって、図中247, 236は第100 実施例(図167)に
おける平均値回路,背景色メモリであり、また図中248,
239, 240 は第101 実施例(図168)と同様のエリア信号
発生装置, ビューファインダ駆動回路,ビューファイン
ダである。更に、図170 において250 は、エリア信号発
生装置248 に選択信号を入力するためのエリア選択端子
である。そして、エリア選択端子から選択信号を入力さ
れると、エリア信号発生装置248は、図171 に示すよう
に画面241 の1つの分割画面にエリアを表示するように
エリア信号を発生するようになっている。
【0448】次に動作について説明する。第102 実施例
において背景色を平均値回路247 で平均化する場合、画
面の一部を任意に選択して抜き出すようにすれば、画面
全体に背景を撮影する必要はなく、なおかつその範囲を
撮影時に確認できれば撮影は容易となる。水平同期信号
(HD), 垂直同期信号(VD)が入力され、エリア選
択端子250 を介して選択信号が入力されると、エリア信
号発生装置248 は、この選択信号に従って、図171 に示
すような分割した画面の一つにエリア信号を発生する。
【0449】つまり選択信号によりエリアを選択するこ
とができる。エリア信号は平均値回路247 に入力される
とともに、ビューファインダ駆動回路239 にも入力され
る。平均値回路247 ではY信号, R−Y色差信号, B−
Y色差信号が入力され、エリア信号で制限される範囲の
これらの信号が各別に積分されてそれぞれの平均値が出
力される。ビューファインダ駆動回路239 では撮影中の
映像信号とこのエリア信号とが合成されてビューファイ
ンダ240 に出力される。そして、ビューファインダ240
には映像信号とともにエリア信号の範囲が表示される。
撮影者は予め背景色を設定する場合に、まず記憶させる
背景をビューファインダ240 で確認しながら、図171 の
ようなエリア信号の範囲(エリア249)が、被写体246 で
はない背景の範囲にあるよう選択し、次に背景色を記憶
すれば誤りなく任意の背景色を記憶させることができ
る。なお、図170 のビューファインダ240 はカラーテレ
ビモニタであっても良い。
【0450】(第103 実施例)一般に、クロマキー装置
などの画像合成装置では被写体画像に合成させる背景画
像を、外部のカラーカメラまたはVTR等によって得る
必要がある。また、それらの外部入力を被写体画像に同
期させるために、例えば第95実施例(図159)における同
期回路58が必要であった。このような外部のカラーカメ
ラまたはVTR、及び同期回路を必要としない画像合成
装置が第103 実施例である。図172 は第103 実施例の構
成を示すブロック図である。図172 において、図159 と
同一番号を付したものは同一部分を示すので、これらの
説明は省略する。ゲート回路60には映像信号入力端子25
1 から被写体画像の映像信号が入力され、またゲート回
路60及びNOT回路59にはキーイング信号入力端子252
からキーイング信号が入力されるようになっている。ま
た、253 は任意の特定の色相の背景画像信号を発生する
背景画像信号発生装置であり、背景画像信号発生装置25
3 は発生した背景画像信号をゲート回路61へ出力する。
【0451】次に動作について説明する。被写体画像の
映像信号が映像信号入力端子251 に入力され、キーイン
グ信号がキーイング信号入力端子252 に入力される。ゲ
ート回路60では、キーイング信号入力端子252 からのキ
ーイング信号により映像信号入力端子251 からの映像信
号から背景の部分はマスクされ、被写体の範囲が抜き出
されて合成回路62へ出力される。一方、ゲート回路61で
は、NOT回路59からのキーイング信号の反転信号によ
り背景画像信号発生装置253 からの背景画像信号から被
写体の部分はマスクされ、背景の範囲が抜き出されて合
成回路62へ出力される。合成回路62にてゲート回路60,
ゲート回路61の出力が合成され、合成映像出力として出
力される。
【0452】(第104 実施例)前述の第103 実施例と同
様に、外部のカラーカメラまたはVTR、及び同期回路
を必要としない画像合成装置が第104 実施例である。図
173 は第104 実施例の構成を示すブロック図である。図
173 において、図159 と同一番号を付したものは同一部
分を示すので、これらの説明は省略する。ゲート回路60
には映像信号入力端子251 から被写体画像の映像信号が
入力され、またゲート回路60及びNOT回路59にはキー
イング信号入力端子252 からキーイング信号が入力され
るようになっている。また、254 は任意の背景画像を静
止画像として記憶する画像メモリであり、画像メモリ25
4 は記憶した静止画像をゲート回路61へ出力する。画像
メモリ254 と映像信号入力端子251 との間には画像メモ
リスイッチ260 が介在されている。この画像メモリスイ
ッチ260 は通常は開放されており、画像メモリ254 に背
景画像を記憶する場合にのみ閉じられるようになってい
る。
【0453】次に動作について説明する。被写体画像の
映像信号が映像信号入力端子251 に入力され、キーイン
グ信号がキーイング信号入力端子252 に入力される。ゲ
ート回路60では、キーイング信号入力端子252 からのキ
ーイング信号により映像信号入力端子251 からの映像信
号から背景の部分はマスクされ、被写体の範囲が抜き出
されて合成回路62へ出力される。一方、ゲート回路61で
は、NOT回路59からのキーイング信号の反転信号によ
り画像メモリ254 からの静止画像(背景画像)から被写
体の部分はマスクされ、背景の範囲が抜き出されて合成
回路62へ出力される。合成回路62にてゲート回路60, ゲ
ート回路61の出力が合成され、合成映像出力として出力
される。
【0454】(第105 実施例)被写体画像に特殊処理
(ソフトフォーカス処理)を施す第105 実施例について
説明する。図174 は、第105 実施例の構成を示すブロッ
ク図である。図174 において、図159,図161,図162 と同
一番号を付したものは同一または相当部分を示す。ゲー
ト回路60には映像信号入力端子251 から被写体画像の映
像信号が入力され、またゲート回路60及びNOT回路59
にはキーイング信号入力端子252 からキーイング信号が
入力され、更に同期回路58には背景画像信号入力端子25
5 から背景画像信号が入力されるようになっている。ゲ
ート回路60と合成回路62との間には、高域成分を遮断し
て低域成分のみを通過させるローパスフィルタ(LP
F)256 が設けられている。
【0455】次に動作について説明する。被写体画像の
映像信号が映像信号入力端子251 に入力され、キーイン
グ信号がキーイング信号入力端子252 に入力される。ゲ
ート回路60では、キーイング信号入力端子252 からのキ
ーイング信号により映像信号入力端子251 からの映像信
号から背景の部分はマスクされ、被写体の範囲が抜き出
されてLPF256 へ出力される。LPF256 にて低域成
分のみが抽出されて、合成回路62へ出力される。一方、
背景画像信号入力端子255 に入力された背景画像信号は
映像信号と同期を合わせるため同期回路58に入力され
る。同期された背景画像信号はゲート回路61に入力さ
れ、ゲート回路61では、NOT回路59からのキーイング
信号の反転信号により同期回路58からの背景画像信号か
ら被写体の部分はマスクされ、背景の範囲が抜き出され
て合成回路62へ出力される。合成回路62にてLPF256,
ゲート回路61の出力が合成され、合成映像出力として出
力される。
【0456】(第106 実施例)被写体画像に特殊処理
(モザイク処理)を施す第106 実施例について説明す
る。図175 は、第106 実施例の構成を示すブロック図で
ある。図175 において、図159,図161,図162 と同一番号
を付したものは同一または相当部分を示す。ゲート回路
60には映像信号入力端子251 から被写体画像の映像信号
が入力され、またゲート回路60及びNOT回路59にはキ
ーイング信号入力端子252 からキーイング信号が入力さ
れ、更に同期回路58には背景画像信号入力端子255 から
背景画像信号が入力されるようになっている。ゲート回
路60と合成回路62との間には、被写体画像の映像信号に
モザイク処理を施すモザイク処理回路257 が設けられて
いる。
【0457】次に動作について説明する。被写体画像の
映像信号が映像信号入力端子251 に入力され、キーイン
グ信号がキーイング信号入力端子252 に入力される。ゲ
ート回路60では、キーイング信号入力端子252 からのキ
ーイング信号により映像信号入力端子251 からの映像信
号から背景の部分はマスクされ、被写体の範囲が抜き出
されてモザイク処理回路257 へ出力される。モザイク処
理回路257 にてモザイク処理が施されて、合成回路62へ
出力される。一方、背景画像信号入力端子255に入力さ
れた背景画像信号は映像信号と同期を合わせるため同期
回路58に入力される。同期された背景画像信号はゲート
回路61に入力され、ゲート回路61では、NOT回路59か
らのキーイング信号の反転信号により同期回路58からの
背景画像信号から被写体の部分はマスクされ、背景の範
囲が抜き出されて合成回路62へ出力される。合成回路62
にてモザイク処理回路257,ゲート回路61の出力が合成さ
れ、合成映像出力として出力される。
【0458】(第107 実施例)被写体画像に特殊処理
(ディフェクト処理)を施す第107 実施例について説明
する。図176 は、第107 実施例の構成を示すブロック図
である。図176 において、図159,図161,図162 と同一番
号を付したものは同一または相当部分を示す。ゲート回
路60には映像信号入力端子251 から被写体画像の映像信
号が入力され、またゲート回路60及びNOT回路59には
キーイング信号入力端子252 からキーイング信号が入力
され、更に同期回路58には背景画像信号入力端子255 か
ら背景画像信号が入力されるようになっている。ゲート
回路60と合成回路62との間には、入力信号である被写体
画像の映像信号のビットを間引いて輝度階調数を減ら
す、いわゆるディフェクト処理を施すディフェクト処理
回路258 が設けられている。
【0459】次に動作について説明する。被写体画像の
映像信号が映像信号入力端子251 に入力され、キーイン
グ信号がキーイング信号入力端子252 に入力される。ゲ
ート回路60では、キーイング信号入力端子252 からのキ
ーイング信号により映像信号入力端子251 からの映像信
号から背景の部分はマスクされ、被写体の範囲が抜き出
されてディフェクト処理回路258 へ出力される。ディフ
ェクト処理回路258 にてディフェクト処理が施されて、
合成回路62へ出力される。一方、背景画像信号入力端子
255 に入力された背景画像信号は映像信号と同期を合わ
せるため同期回路58に入力される。同期された背景画像
信号はゲート回路61に入力され、ゲート回路61では、N
OT回路59からのキーイング信号の反転信号により同期
回路58からの背景画像信号から被写体の部分はマスクさ
れ、背景の範囲が抜き出されて合成回路62へ出力され
る。合成回路62にてディフェクト処理回路258,ゲート回
路61の出力が合成され、合成映像出力として出力され
る。
【0460】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明の映像信号
処理装置では、R−Y軸およびB−Y軸による二次元平
面上における、閉じた領域を輝度信号のレベルに応じて
変化させることにより、より正確な所定色の領域を検出
することができる。請求項2の発明の映像信号処理装置
では、色差信号の位相および振幅により限定される領域
を輝度信号のレベルに応じて変化させることにより、よ
り正確な所定色の領域を検出することができる。
【0461】請求項3の発明の映像信号処理装置では、
R−Y軸およびB−Y軸による二次元平面上における、
閉じた領域を輝度信号のレベルに応じて変化させること
により、人間の記憶色に基づいたより正確な肌色の領域
を検出することができる。請求項4の発明の映像信号処
理装置では、色差信号の位相および振幅により限定され
る領域を輝度信号のレベルに応じて変化させることによ
り、人間の記憶色に基づいた肌色の領域を検出すること
ができる。
【0462】請求項5の発明の映像信号処理装置では、
色差信号から出されるLUT出力を輝度信号とを比較す
るように構成したので、肌色を検出できる。請求項6及
び7の発明の映像信号処理装置では、請求項5の発明の
肌色検出信号をLPFに通すように構成したので、肌色
の検出がより正確になる。請求項8,9の発明の映像信
号処理装置では、肌色領域の色差信号の非線形変換を行
うことにより、簡単な回路構成で、人物の顔の肌色等に
おいて人間の記憶色に基づいた肌色を他の領域の色に影
響を与えることなく得ることができる。
【0463】請求項10の発明の映像信号処理装置では、
肌色領域の輝度信号の利得を上げることにより、人物の
顔の肌色の血色が良くなったように見え、簡単な回路構
成で、人間の記憶色に基づいた肌色を他の領域の色に影
響を与えることなく得ることができる。請求項11の発明
の映像信号処理装置では、肌色領域のアパーチャ補正信
号の利得を下げることにより、人物の顔等の皺がとれた
ように見える。
【0464】請求項12及び13の発明の映像信号処理装置
では、肌色領域のアパーチャ補正信号の周波数特性を変
えることにより、人物の顔等において、他の領域に影響
を与えること無く、カメラの信号処理によって不自然に
強調された皺ではなく自然な皺を得ることができる。
【0465】請求項14の発明の映像信号処理装置では、
肌色検出信号により色差信号の利得を変化するように構
成したので、人間の記憶色に近い肌色に補正ができる。
請求項15及び16の発明の映像信号処理装置では、肌色検
出信号により色差信号の利得を変化するように構成した
ので、人間の記憶色に近い肌色に補正でき、肌色と他の
色との境界線付近で不自然な変化にはならない。請求項
17の発明の発明の映像信号処理装置では、肌色検出信号
により輝度信号の利得を変化するように構成したので、
人間の記憶色に近い肌色に補正ができる。
【0466】請求項18及び19の発明の映像信号処理装置
では、肌色検出信号により輝度信号の利得を変化するよ
うに構成したので、人間の記憶色に近い肌色に補正で
き、肌色と他の色との境界線付近で不自然な変化にはな
らない。請求項20の発明の映像信号処理装置では、肌色
検出信号により輝度信号と輝度信号がLPFを通った信
号とを混合する割合を変化するように構成したので、肌
のしわが抑制できる。
【0467】請求項21及び22の発明の映像信号処理装置
では、肌色検出信号により輝度信号と輝度信号がLPF
を通った信号とを混合する割合を変化するように構成し
たので、肌のしわが抑制でき、肌色と他の色との境界線
付近で不自然な変化が無い。請求項23の発明の映像信号
処理装置では、肌色検出信号によりアパーチャ補正信号
の利得を変化するように構成したので、肌のしわが抑制
できる。
【0468】請求項24及び25の発明の映像信号処理装置
では、肌色検出信号によりアパーチャ補正信号の利得を
変化するように構成したので、肌のしわが抑制でき、肌
色と他の色との境界線付近で不自然な変化が無い。請求
項26の発明の映像信号処理装置では、肌色検出信号によ
り色差信号を他の色差信号に加減算する量が変化するよ
うに構成したので、人間の記憶色に近い肌色に補正でき
る。
【0469】請求項27及び28の発明の映像信号処理装置
では、肌色検出信号により色差信号を他の色差信号に加
減算する量が変化するように構成したので、人間の記憶
色に近い肌色に補正でき、肌色と他の色との境界線付近
で補正量が徐々に変化するため、この付近で不自然な変
化にはならない。請求項29, 33, 37及び41の発明の映像
信号処理装置では、簡単な回路構成で、オートフォーカ
スを常に主要被写体(人)に合焦させることができる。
【0470】請求項30, 31, 32, 34, 35, 36, 38, 39,
40, 42, 43及び44の発明の映像信号処理装置では、撮影
している主要被写体(人)が、逆光や過順光に係わら
ず、白飛びしたり、黒つぶれしたりすることなく最適な
画像が得られるように測光制御を行うことができる。請
求項45〜53の発明のカラービデオカメラでは、遠隔操作
により録画を行う際、簡単な回路構成で、主要被写体が
映っていないにも係わらず録画が続けられるといった誤
録画を防ぎ、また常に主要被写体が画面上、最適な位置
に位置付けられた画像を得ることができる。
【0471】請求項54〜57の発明の映像信号処理装置で
は、簡単な回路構成で、被写体の大きさ, 被写体までの
距離に係わらずに、被写体中から人の顔を判別すること
ができる。請求項58, 59及び60の発明の映像信号処理装
置では、被写体の大きさ、被写体までの距離に拘わら
ず、簡単な回路構成にて、正確に肌色領域を検出して主
要な被写体である人の顔として認識することができる。
【0472】請求項61及び62の発明の映像信号処理装置
では、複数の肌色領域が検出される場合においても、被
写体の大きさ、被写体までの距離に拘わらず、簡単な回
路構成にて、正確に主要な被写体である人の顔を認識す
ることができる。請求項63の発明の映像信号処理装置で
は、簡単な回路構成で、人の顔の肌色を他の領域の色に
影響を与えることなく記憶色に基づいた色補正を行うこ
とができる。
【0473】請求項64の発明の映像信号処理装置では、
輝度信号の利得を上げることにより人の顔の血色が良く
なったように見えることができる。請求項65の発明の映
像信号処理装置では、人の顔だけアパーチャ信号の利得
を下げることにより、強調された皺や吹き出物がとれた
ように見えることができる。
【0474】請求項66の発明の映像信号処理装置では、
アパーチャ信号の周波数特性を変えることにより、カメ
ラの信号処理によって不自然に強調された皺ではなく自
然な皺を得ることができる。請求項67の発明の映像信号
処理装置では、簡単な回路構成にて、オートフォーカス
制御を最適に行うために肌色領域を検出して人の顔であ
ると認識し、その領域の大きさにオートフォーカス制御
の検出エリアを設定し、且つ移動させることができる。
【0475】請求項68の発明の映像信号処理装置では、
簡単な回路構成にて、主要な被写体である人の顔が、逆
光あるいは過順光に拘わらず、白飛びしたり、黒つぶれ
したりすることなく最適な画像が得られるように肌色領
域を検出して人の顔であると認識し、その領域の大きさ
にアイリスの測光エリアを設定し、且つ追従して移動さ
せることができる。請求項69の発明の映像信号処理装置
では、簡単な回路構成にて、主要な被写体である人の顔
が、逆光あるいは過順光に拘わらず、白飛びしたり、黒
つぶれしたりすることなく最適な画像が得られるように
肌色領域を検出して人の顔であると認識し、その領域の
大きさに自動利得制御の測光エリアを設定し、且つ追従
して移動させることができる。
【0476】請求項70の発明の映像信号処理装置では、
簡単な回路構成にて、主要な被写体である人の顔が、逆
光あるいは過順光に拘わらず、白飛びしたり、黒つぶれ
したりすることなく最適な画像が得られるように肌色領
域を検出して人の顔であると認識し、その領域の大きさ
に自動電子シャッタスピード調整の測光エリアを設定
し、且つ追従して移動させることができる。請求項71の
発明の映像信号処理装置では、簡単な回路構成にて、オ
ートフォーカス制御を最適に行うために肌色領域を検出
して人の顔であると認識し、その領域より若干大きいオ
ートフォーカス制御の検出エリアを設定し、且つ追従し
て移動させることができる。
【0477】請求項72の発明の映像信号処理装置では、
簡単な回路構成にて、主要な被写体である人の顔が、逆
光あるいは過順光に拘わらず、白飛びしたり、黒つぶれ
したりすることなく最適な画像が得られるように肌色領
域を検出して人の顔のであると認識し、その領域より若
干小さい大きさにアイリスの測光エリアを設定し、且つ
追従して移動させることができる。請求項73の発明の映
像信号処理装置では、簡単な回路構成にて、主要な被写
体である人の顔が、逆光あるいは過順光に拘わらず、白
飛びしたり、黒つぶれしたりすることなく最適な画像が
得られるように肌色領域を検出して人の顔であると認識
し、その領域より若干小さい自動利得制御の測光エリア
を設定し、且つ追従して移動させることができる。
【0478】請求項74の発明の映像信号処理装置では、
簡単な回路構成にて、主要な被写体である人の顔が、逆
光あるいは過順光に拘わらず、白飛びしたり、黒つぶれ
したりすることなく最適な画像が得られるように肌色領
域を検出して人の顔であると認識し、その領域より若干
小さい自動電子シャッタスピード調整の測光エリアを設
定し、且つ追従して移動させることができる。請求項75
の発明の映像信号処理装置では、簡単な回路構成にて、
オートフォーカス制御を最適に行うために肌色領域を検
出して人の顔であると認識し、その領域より若干大きい
オートフォーカス制御の検出エリアを設定し、且つ追従
して移動させることができる。
【0479】請求項76の発明の映像信号処理装置では、
簡単な回路構成にて、主要な被写体である人の顔が、逆
光あるいは過順光に拘わらず、白飛びしたり、黒つぶれ
したりすることなく最適な画像が得られるように肌色領
域を検出して人の顔であると認識し、その領域より若干
小さい大きさにアイリスの測光エリアを設定し、且つ追
従して移動させることができる。請求項77の発明の映像
信号処理装置では、簡単な回路構成にて、主要な被写体
である人の顔が、逆光あるいは過順光に拘わらず、白飛
びしたり、黒つぶれしたりすることなく最適な画像が得
られるように肌色領域を検出して人の顔であると認識
し、その領域より若干小さい自動利得制御の測光エリア
を設定し、且つ追従して移動させることができる。
【0480】請求項78の発明の映像信号処理装置では、
簡単な回路構成にて、主要な被写体である人の顔が、逆
光あるいは過順光に拘わらず、白飛びしたり、黒つぶれ
したりすることなく最適な画像が得られるように肌色領
域を検出して人の顔であると認識し、その領域より若干
小さい自動電子シャッタスピード調整の測光エリアを設
定し、且つ追従して移動させることができる。請求項7
9, 80, 82及び83の発明のカラービデオカメラでは、遠
隔操作により録画を行う際、簡単な回路構成で、主要被
写体(人)が映っていないにも係わらず録画が続けられ
るといった誤録画を防ぎ、また常に主要被写体の顔の位
置が画面上、最適な位置に位置付けられた画像を得るこ
とができる。
【0481】請求項81及び84の発明のカラービデオカメ
ラでは、テープ上、主要被写体(人)が録画されていな
い箇所にVISS信号等の検知信号が記録されているの
で、誤録画の編集が容易である。請求項85の発明のカラ
ービデオカメラでは、色差信号をルックアップテーブル
に入力し、ルックアップテーブルの出力と輝度信号とを
比較するように構成したので、被写体と背景との色相が
接近していても被写体と背景とを正確に分離でき、この
結果、背景色に青色以外を設定することができ、例え
ば、被写体に人物を選んだ場合でも、背景色に茶色を選
ぶことができる。また、被写体の色が背景の色に制約さ
れず、例えば青色を背景色に選んだ場合でも、被写体の
人物の衣装の色に紫または青緑などの色を選ぶことがで
きる。
【0482】請求項86の発明のカラービデオカメラで
は、ルックアップテーブルのテーブルデータを変更して
任意の色相の背景色を設定できるように構成したので、
ブルーバック等の特別な背景を用意しなくても、例え
ば、無地の壁またはカーテンを背景として選ぶことがで
き、背景色の設定を変更しても、被写体と背景とを正確
に分離することができる。請求項87の発明のカラービデ
オカメラでは、背景色の輝度信号と色差信号とをメモリ
に記憶して、任意の色相を背景色として記憶できるよう
に構成したので、特別な調整をしなくても、背景として
選んだ無地の壁またはカーテン等を撮影して、背景色の
輝度信号と色差信号とをこのメモリに記憶することによ
って、容易に背景色を設定できる。
【0483】請求項88及び89の発明のカラービデオカメ
ラでは、画面上のある点における輝度信号と色差信号と
をメモリに記憶して、任意の色相を背景色として記憶で
きるように構成したので、特別な調整をしなくても、背
景として選んだ無地の壁またはカーテン等を撮影して、
画面上のある点における背景色の輝度信号と色差信号と
をこのメモリに記憶することによって、容易に背景色を
設定できる。請求項90, 91及び92の発明のカラービデオ
カメラでは、画面上のある範囲の輝度信号と色差信号と
を平均化して、平均値をメモリに記憶するように構成し
たので、撮影する背景に輝度または色相のばらつきがあ
っても、容易に背景色を設定でき、例えば、汚れがある
壁または皺があるカーテン等も背景として選ぶことがで
きる。
【0484】請求項93の発明のカラービデオカメラの画
像合成装置では、背景画像を得るために外部のカラーカ
メラまたはVTR を必要とせず、また背景画像信号の同期
をとる同期回路を必要としない簡単な回路構成にて、任
意の色相の背景画像を発生して被写体画像と合成するこ
とができ、画像合成装置のシステムが大嵩にならない。
【0485】請求項94の発明のカラービデオカメラの画
像合成装置では、背景画像を得るために外部のカラーカ
メラまたはVTR を必要とせず、また背景画像信号の同期
をとる同期回路を必要としない簡単な回路構成にて、任
意の静止画像を背景画像として記憶して被写体画像と合
成することができ、画像合成装置のシステムが大嵩にな
らない。
【0486】請求項95, 96及び97の発明のカラービデオ
カメラの画像合成装置では、簡単な回路構成にて、ソフ
トフォーカス処理, モザイク処理, ディフェクト処理等
の特殊処理を被写体画像に施した後に、背景画像と合成
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の映像信号処理装置のブロック図である。
【図2】従来の他の映像信号処理装置のブロック図であ
る。
【図3】従来の更に他の映像信号処理装置のブロック図
である。
【図4】従来のカラービデオカメラのブロック図であ
る。
【図5】遠隔操作により自分自身を撮影している状態を
示す模式図である。
【図6】従来のカラービデオカメラの画像合成装置のブ
ロック図である。
【図7】Fig.6に示す画像合成装置の動作を表す図であ
る。
【図8】肌色領域検出例を表す図である。
【図9】輝度信号のレベルによる肌色領域の変化例を表
す図である。
【図10】肌色検出回路の構成を示すブロック図であ
る。
【図11】肌色領域を表す図である。
【図12】肌色領域を表す図である。
【図13】肌色領域を表す図である。
【図14】肌色領域を表す図である。
【図15】肌色領域検出のためのテーブルを表す図であ
る。
【図16】撮影する主要被写体を示す図である。
【図17】図16に示す被写体を撮影した場合の肌色領域
を表す図である。
【図18】他の肌色検出回路の構成を示すブロック図で
ある。
【図19】図18の肌色検出回路における出力波形図であ
る。
【図20】図18におけるスライス回路の構成を示すブロ
ック図である。
【図21】更に他の肌色検出回路の構成を示すブロック
図である。
【図22】図21の肌色検出回路における出力波形図であ
る。
【図23】本発明の映像信号処理装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図24】肌色領域における色補正を表す図である。
【図25】本発明の他の映像信号処理装置の構成を示す
ブロック図である。
【図26】本発明の更に他の映像信号処理装置の構成を
示すブロック図である。
【図27】本発明の更に他の映像信号処理装置の構成を
示すブロック図である。
【図28】図27のアパーチャ補正回路の構成を示す図で
ある。
【図29】本発明の更に他の映像信号処理装置の構成を
示すブロック図である。
【図30】本発明の更に他の映像信号処理装置の構成を
示すブロック図である。
【図31】本発明の更に他の映像信号処理装置の構成を
示すブロック図である。
【図32】本発明の更に他の映像信号処理装置の構成を
示すブロック図である。
【図33】本発明の更に他の映像信号処理装置の構成を
示すブロック図である。
【図34】画枠を表す領域を示す図である。
【図35】データセレクト回路の構成を示す図である。
【図36】本発明の更に他の映像信号処理装置の構成を
示すブロック図である。
【図37】本発明の更に他の映像信号処理装置の構成を
示すブロック図である。
【図38】本発明の更に他の映像信号処理装置の構成を
示すブロック図である。
【図39】本発明の更に他の映像信号処理装置の構成を
示すブロック図である。
【図40】ローパスフィルタとスライス回路とにより肌
色検出信号を形成し直す状態を示す図である。
【図41】フォーカスエリアを示す図である。
【図42】本発明の更に他の映像信号処理装置の構成を
示すブロック図である。
【図43】データセレクト回路の構成を示す図である。
【図44】データセレクト回路により肌色検出信号を形
成し直す状態を示す図である。
【図45】本発明の更に他の映像信号処理装置の構成を
示すブロック図である。
【図46】ローパスフィルタとスライス回路とにより肌
色検出信号を形成し直す状態を示す図である。
【図47】測光エリアを示す図である。
【図48】本発明の更に他の映像信号処理装置の構成を
示すブロック図である。
【図49】データセレクト回路の構成を示す図である。
【図50】本発明の更に他の映像信号処理装置の構成を
示すブロック図である。
【図51】本発明の更に他の映像信号処理装置の構成を
示すブロック図である。
【図52】本発明の更に他の映像信号処理装置の構成を
示すブロック図である。
【図53】本発明の更に他の映像信号処理装置の構成を
示すブロック図である。
【図54】本発明の更に他の映像信号処理装置の構成を
示すブロック図である。
【図55】フォーカスエリアを示す図である。
【図56】フォーカスエリアを示す図である。
【図57】本発明の更に他の映像信号処理装置の構成を
示すブロック図である。
【図58】本発明の更に他の映像信号処理装置の構成を
示すブロック図である。
【図59】測光エリアを示す図である。
【図60】測光エリアを示す図である。
【図61】本発明の更に他の映像信号処理装置の構成を
示すブロック図である。
【図62】本発明の更に他の映像信号処理装置の構成を
示すブロック図である。
【図63】本発明の更に他の映像信号処理装置の構成を
示すブロック図である。
【図64】本発明の更に他の映像信号処理装置の構成を
示すブロック図である。
【図65】本発明の更に他の映像信号処理装置の構成を
示すブロック図である。
【図66】フォーカスエリアを示す図である。
【図67】測光エリアを示す図である。
【図68】本発明のカラービデオカメラの構成を示すブ
ロック図である。
【図69】データラッチ回路の構成を示す図である。
【図70】マイクロコンピュータのアルゴリズムを示す
フローチャートである。
【図71】本発明の他のカラービデオカメラの構成を示
すブロック図である。
【図72】マイクロコンピュータのアルゴリズムを示す
フローチャートである。
【図73】本発明の更に他のカラービデオカメラの構成
を示すブロック図である。
【図74】本発明の更に他のカラービデオカメラの構成
を示すブロック図である。
【図75】リモコンの構成を示す模式図である。
【図76】リモコンの他の構成を示す模式図である。
【図77】本発明の更に他のカラービデオカメラの構成
を示すブロック図である。
【図78】映像信号を記録, 再生するテープのフォーマ
ットを示す図である。
【図79】本発明の更に他のカラービデオカメラの構成
を示すブロック図である。
【図80】カラービデオカメラの映像信号、肌色検出回
路の出力信号、加算器の出力信号の再生画像を示す図で
ある。
【図81】マイクロコンピュータのアルゴリズムを示す
フローチャートである。
【図82】本発明の他のカラービデオカメラの構成を示
すブロック図である。
【図83】マイクロコンピュータのアルゴリズムを示す
フローチャートである。
【図84】本発明の更に他のカラービデオカメラの構成
を示すブロック図である。
【図85】本発明の更に他のカラービデオカメラの構成
を示すブロック図である。
【図86】本発明の更に他のカラービデオカメラの構成
を示すブロック図である。
【図87】本発明の更に他のカラービデオカメラの構成
を示すブロック図である。
【図88】人物を撮影したときの肌色検出回路の出力信
号の再生画像とウィンドウ発生回路によって定められる
画枠との関係を示す図である。
【図89】人物を撮影したときの肌色検出回路の出力信
号の再生画像とウィンドウ発生回路によって定められる
画枠との関係を示す図である。
【図90】本発明の更に他のカラービデオカメラの構成
を示すブロック図である。
【図91】本発明の更に他のカラービデオカメラの構成
を示すブロック図である。
【図92】本発明の更に他のカラービデオカメラの構成
を示すブロック図である。
【図93】本発明の更に他のカラービデオカメラの構成
を示すブロック図である。
【図94】本発明の更に他の映像信号処理装置の構成を
示すブロック図である。
【図95】相関値算出回路の構成を示すブロック図であ
る。
【図96】マイクロコンピュータのアルゴリズムを示す
フローチャートである。
【図97】被写体までの距離とズーム位置とに応じて定
められる範囲を示す図である。
【図98】映像信号上相関をとるため予め定められた検
出箇所を示す図である。
【図99】映像信号上相関をとるため予め定められた検
出箇所を示す図である。
【図100】検出箇所において相関を求める順序を示す
図である。
【図101】人の顔の領域の中心とその大きさとを示す
図である。
【図102】検出箇所において相関を求める順序を示す
図である。
【図103】マイクロコンピュータのアルゴリズムを示
すフローチャートである。
【図104】被写体までの距離とズーム位置とに応じて
定められる範囲を示す図である。
【図105】映像信号上相関をとるため予め定められた
検出箇所を示す図である。
【図106】映像信号上相関をとるため予め定められた
検出箇所を示す図である。
【図107】検出箇所において相関を求める順序を示す
図である。
【図108】検出箇所において相関を求める順序を示す
図である。
【図109】マイクロコンピュータのアルゴリズムを示
すフローチャートである。
【図110】被写体までの距離とズーム位置とに応じて
定められる範囲を示す図である。
【図111】映像信号上相関をとるため予め定められた
検出箇所を示す図である。
【図112】映像信号上相関をとるため予め定められた
検出箇所を示す図である。
【図113】検出箇所において相関を求める順序を示す
図である。
【図114】検出箇所において相関を求める順序を示す
図である。
【図115】本発明の更に他の映像信号処理装置の構成
を示すブロック図である。
【図116】マイクロコンピュータのアルゴリズムを示
すフローチャートである。
【図117】被写体までの距離と拡大倍率とに応じて定
められる範囲を示す図である。
【図118】マイクロコンピュータのアルゴリズムを示
すフローチャートである。
【図119】人の顔として検出される範囲を示す図であ
る。
【図120】検出された肌色領域の水平方向の値を示す
図である。
【図121】人の顔として検出される範囲を示す図であ
る。
【図122】検出された肌色領域の水平方向及び垂直方
向の値を示す図である。
【図123】人の顔として検出される領域を表す画枠を
示す図である。
【図124】複数の肌色領域を検出した場合を示す図で
ある。
【図125】本発明の更に他の映像信号処理装置の構成
を示すブロック図である。
【図126】本発明の更に他の映像信号処理装置の構成
を示すブロック図である。
【図127】本発明の更に他の映像信号処理装置の構成
を示すブロック図である。
【図128】アパーチャ作成回路の内部構成を示すブロ
ック図である。
【図129】本発明の更に他の映像信号処理装置の構成
を示すブロック図である。
【図130】本発明の更に他の映像信号処理装置の構成
を示すブロック図である。
【図131】本発明の更に他の映像信号処理装置の構成
を示すブロック図である。
【図132】本発明の更に他の映像信号処理装置の構成
を示すブロック図である。
【図133】本発明の更に他の映像信号処理装置の構成
を示すブロック図である。
【図134】本発明の更に他の映像信号処理装置の構成
を示すブロック図である。
【図135】本発明の更に他の映像信号処理装置の構成
を示すブロック図である。
【図136】ローパスフィルタの出力波形図である。
【図137】フォーカスエリア, 測光エリアを示す模式
図である。
【図138】被写体までの距離が遠い場合のフォーカス
エリアを示す模式図である。
【図139】被写体までの距離が近い場合のフォーカス
エリアを示す模式図である。
【図140】本発明の更に他の映像信号処理装置の構成
を示すブロック図である。
【図141】被写体までの距離が遠い場合の測光エリア
を示す模式図である。
【図142】被写体までの距離が近い場合の測光エリア
を示す模式図である。
【図143】本発明の更に他の映像信号処理装置の構成
を示すブロック図である。
【図144】本発明の更に他の映像信号処理装置の構成
を示すブロック図である。
【図145】肌色領域に幅wの値を加えたフォーカスエ
リアを示す模式図である。
【図146】肌色領域に幅wの値を削減した測光エリア
を示す模式図である。
【図147】本発明の更に他のカラービデオカメラの構
成を示すブロック図である。
【図148】マイクロコンピュータのアルゴリズムを示
すフローチャートである。
【図149】本発明の更に他のカラービデオカメラの構
成を示すブロック図である。
【図150】マイクロコンピュータのアルゴリズムを示
すフローチャートである。
【図151】本発明の更に他のカラービデオカメラの構
成を示すブロック図である。
【図152】本発明の更に他のカラービデオカメラの構
成を示すブロック図である。
【図153】本発明の更に他のカラービデオカメラの構
成を示すブロック図である。
【図154】本発明の更に他のカラービデオカメラの構
成を示すブロック図である。
【図155】本発明の更に他のカラービデオカメラの構
成を示すブロック図である。
【図156】本発明の更に他のカラービデオカメラの構
成を示すブロック図である。
【図157】本発明の更に他のカラービデオカメラの構
成を示すブロック図である。
【図158】本発明の更に他のカラービデオカメラの構
成を示すブロック図である。
【図159】本発明のカラービデオカメラの画像合成装
置の構成を示すブロック図である。
【図160】ルックアップテーブルのテーブルデータを
示す図である。
【図161】本発明の他のカラービデオカメラの画像合
成装置の構成を示すブロック図である。
【図162】本発明の更に他のカラービデオカメラの画
像合成装置の構成を示すブロック図である。
【図163】本発明の更に他のカラービデオカメラの構
成を示すブロック図である。
【図164】クロマキーのサンプル点を示す図である。
【図165】本発明の更に他のカラービデオカメラの構
成を示すブロック図である。
【図166】クロマキーのサンプル点を示す図である。
【図167】本発明の更に他のカラービデオカメラの画
像合成装置の構成を示すブロック図である。
【図168】本発明の更に他のカラービデオカメラの構
成を示すブロック図である。
【図169】クロマキーのエリアを示す図である。
【図170】本発明の更に他のカラービデオカメラの構
成を示すブロック図である。
【図171】クロマキーのエリアを示す図である。
【図172】本発明の更に他のカラービデオカメラの画
像合成装置の構成を示すブロック図である。
【図173】本発明の更に他のカラービデオカメラの画
像合成装置の構成を示すブロック図である。
【図174】本発明の更に他のカラービデオカメラの画
像合成装置の構成を示すブロック図である。
【図175】本発明の更に他のカラービデオカメラの画
像合成装置の構成を示すブロック図である。
【図176】本発明の更に他のカラービデオカメラの画
像合成装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
24 自動利得制御回路(AGC) 27 ウィンドウ発生回路 31 マイクロコンピュータ 49 リモコン 50 受信回路 78 ローパスフィルタ(LPF) 79 スライス回路 95 相関値算出回路 101 肌色検出回路 105 メモリ 106 比較器 108 ローパスフィルタ(LPF) 109 スライス回路 111 利得制御回路 112 利得制御回路 115 利得制御回路 118 利得制御回路 120 アパーチャ補正回路 123,124,125 バンドパスフィルタ(BPF) 135 利得制御回路 136 利得制御回路 186 コントロール信号発生回路 187 固定ヘッド 225 ルックアップテーブル(LUT) 256 ローパスフィルタ(LPF) 257 モザイク処理回路 258 ディフェクト処理回路
【手続補正書】
【提出日】平成5年4月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項26
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項27
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項28
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項67
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項68
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項69
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項70
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項71
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項72
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項73
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項74
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項75
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項76
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項77
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項78
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0091
【補正方法】変更
【補正内容】
【0091】請求項67の発明に係る映像信号処理装置
は、ズームレンズにより被写体の拡大倍率を変え、フォ
ーカスレンズにより被写体を合焦させて撮影する撮像装
置の映像信号処理装置において、映像信号中の被写体を
自動合焦させるようにフォーカスレンズを制御する合焦
制御手段を具備し、肌色領域から人の顔を判別し、この
判別結果に応じて自動合焦のための検出エリアを移動さ
せるように構成されている。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0092
【補正方法】変更
【補正内容】
【0092】請求項68の発明に係る映像信号処理装置
は、ズームレンズにより被写体の拡大倍率を変え、フォ
ーカスレンズにより被写体を合焦させて撮影する撮像装
置の映像信号処理装置において、映像信号レベルを一定
にするように、入射光量を調整するアイリスと、アイリ
スの開度を制御するアイリス制御手段とを具備し、肌色
領域から人の顔を判別し、この判別結果に応じてアイリ
ス制御のための測光エリアを変化させるように構成され
ている。
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0093
【補正方法】変更
【補正内容】
【0093】請求項69の発明に係る映像信号処理装置
は、ズームレンズにより被写体の拡大倍率を変え、フォ
ーカスレンズにより被写体を合焦させて撮影する撮像装
置の映像信号処理装置において、映像信号の利得を一定
にする自動利得制御手段を具備し、肌色領域から人の顔
を判別し、この判別結果に応じて自動利得制御のための
測光エリアを変化させるように構成されている。
【手続補正19】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0094
【補正方法】変更
【補正内容】
【0094】請求項70の発明に係る映像信号処理装置
は、ズームレンズにより被写体の拡大倍率を変え、フォ
ーカスレンズにより被写体を合焦させて撮影する撮像装
置の映像信号処理装置において、映像信号のレベルが一
定となるようにシャッタスピードを変える自動電子シャ
ッタスピード調整手段を具備し、肌色領域から人の顔を
判別し、この判別結果に応じて自動電子シャッタスピー
ド調整手段の測光エリアを変化させるように構成されて
いる。
【手続補正20】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0095
【補正方法】変更
【補正内容】
【0095】請求項71の発明に係る映像信号処理装置
は、ズームレンズにより被写体の拡大倍率を変え、フォ
ーカスレンズにより被写体を合焦させて撮影する撮像装
置の映像信号処理装置において、映像信号中の被写体を
自動合焦させるようにフォーカスレンズを制御する合焦
制御手段を具備し、肌色領域から人の顔を判別し、この
判別結果をローパスフィルタに出力し、ローパスフィル
タ出力信号中の所定閾値より小さい範囲をオートフォー
カス制御の検出エリアとするように構成されている。
【手続補正21】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0096
【補正方法】変更
【補正内容】
【0096】請求項72の発明に係る映像信号処理装置
は、ズームレンズにより被写体の拡大倍率を変え、フォ
ーカスレンズにより被写体を合焦させて撮影する撮像装
置の映像信号処理装置において、映像信号レベルを一定
にするように、固体撮像素子に入射される光量を調整す
るアイリスと、アイリスを自動制御するアイリス制御手
段を具備し、肌色領域から人の顔を判別し、この判別結
をローパスフィルタに出力し、ローパスフィルタ出力
信号中の所定閾値より大きい範囲をアイリスの測光エリ
アとするように構成されている。
【手続補正22】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0097
【補正方法】変更
【補正内容】
【0097】請求項73の発明に係る映像信号処理装置
は、ズームレンズにより被写体の拡大倍率を変え、フォ
ーカスレンズにより被写体を合焦させて撮影する撮像装
置の映像信号処理装置において、映像信号の利得を一定
にする自動利得制御手段を具備し、肌色領域から人の顔
を判別し、この判別結果をローパスフィルタに出力し、
ローパスフィルタ出力信号中の所定閾値より大きい範囲
を自動利得制御の測光エリアとするように構成されてい
る。
【手続補正23】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0098
【補正方法】変更
【補正内容】
【0098】請求項74の発明に係る映像信号処理装置
は、ズームレンズにより被写体の拡大倍率を変え、フォ
ーカスレンズにより被写体を合焦させて撮影する撮像装
置の映像信号処理装置において、映像信号のレベルが一
定となるようにシャッタスピードを変える自動電子シャ
ッタスピード調整手段を具備し、肌色領域から人の顔を
判別し、この判別結果をローパスフィルタに出力し、ロ
ーパスフィルタ出力信号中の所定閾値より大きい範囲を
自動電子シャッタスピード調整手段の測光エリアとする
ように構成されている。
【手続補正24】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0099
【補正方法】変更
【補正内容】
【0099】請求項75の発明に係る映像信号処理装置
は、ズームレンズにより被写体の拡大倍率を変え、フォ
ーカスレンズにより被写体を合焦させて撮影する撮像装
置の映像信号処理装置において、映像信号中の被写体を
自動合焦させるようにフォーカスレンズを制御する合焦
制御手段を具備し、肌色領域から人の顔を判別し、この
判別結果に一定の値を加算した範囲をオートフォーカス
制御の検出エリアとするように構成されている。
【手続補正25】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0100
【補正方法】変更
【補正内容】
【0100】請求項76の発明に係る映像信号処理装置
は、ズームレンズにより被写体の拡大倍率を変え、フォ
ーカスレンズにより被写体を合焦させて撮影する撮像装
置の映像信号処理装置において、映像信号レベルを一定
にするように、入射光量を調整するアイリスと、アイリ
スを自動制御するアイリス制御手段を具備し、肌色領域
から人の顔を判別し、この判別結果から一定の値を減算
した範囲をアイリスの測光エリアとするように構成され
ている。
【手続補正26】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0101
【補正方法】変更
【補正内容】
【0101】請求項77の発明に係る映像信号処理装置
は、ズームレンズにより被写体の拡大倍率を変え、フォ
ーカスレンズにより被写体を合焦させて撮影する撮像装
置の映像信号処理装置において、映像信号の利得を一定
にする自動利得制御手段を具備し、肌色領域から人の顔
を判別し、この判別結果から一定の値を減算した範囲を
自動利得制御の測光エリアとするように構成されてい
る。
【手続補正27】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0102
【補正方法】変更
【補正内容】
【0102】請求項78の発明に係る映像信号処理装置
は、ズームレンズにより被写体の拡大倍率を変え、フォ
ーカスレンズにより被写体を合焦させて撮影する撮像装
置の映像信号処理装置において、映像信号のレベルが一
定となるようにシャッタスピードを変える自動電子シャ
ッタスピード調整手段を具備し、肌色領域から人の顔を
判別し、この判別結果から一定の値を減算した範囲を自
動電子シャッタスピード調整手段の測光エリアとするよ
うに構成されている。
【手続補正28】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0202
【補正方法】変更
【補正内容】
【0202】(式1) (B−Y)・tan(θ+β)≦(R−Y)≦(B−Y)・tan(θ−β) (式2)r−s≦{(R−Y)2 +(B−Y)2 1 / 2 ≦r+s (式3) r=K1・Y 但しK1≧0,K1は定数 (式4) s=K2・Y 但しK2≧0,K2は定数
【手続補正29】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0206
【補正方法】変更
【補正内容】
【0206】つまり、設定された既定値以下は全てその
既定値にして、この信号の既定値が0となるように全体
をレベルダウンする。入力端子202 から入力されたLP
F108 の出力信号は加算器203 によって定数kの値分差
し引かれる。コンパレータ205 は、LPF108 の出力信
号と定数kとを比較し、この出力信号が定数kより大き
いときスイッチ204 が加算器203 の出力信号を選択する
ようにスイッチ204 へ選択信号を出力する。スイッチ20
4 はこの出力信号が定数kより小さいとき“ Low”を選
択する。デコーダ207 はそのまま信号をスルーする。
ってデコーダ207 から出力端子208 を介して出力される
信号は図19(b) の信号波形のようになる。そして、この
信号が肌色検出信号として肌色検出信号出力端子107 に
出力される。
【手続補正30】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0252
【補正方法】変更
【補正内容】
【0252】(第24実施例)図38は、カラービデオカメ
ラの映像信号処理装置(第24実施例)の構成を示すブロ
ック図である。図38において、図33と同一番号を付した
部分は同一または相当部分を示す。また図38において、
37は第22実施例と同じデータセレクト回路,338 は積分
回路、380 はA/D変換器、42は固体撮像素子駆動のた
めのタイミングジェネレータ(TG)、43は固体撮像素
子ドライブ回路である。
【手続補正31】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0254
【補正方法】変更
【補正内容】
【0254】データセレクト回路37はウィンドウ発生回
路27から出力されるウィンドウパルスによって定められ
る図34に示す画枠c内の領域のみ映像信号を抜き取り、
積分回路338 へ出力する。積分回路338 はデータセレク
ト回路37から入力した信号を1フィールド分積分し、積
分値を光量値としてA/D変換器380 へ出力する。マイ
クロコンピュータ31はディジタル化された積分値に応じ
て、TG42へシャッタースピードを変えるように制御信
号を出力する。TG42はマイクロコンピュータ31から入
力された制御信号に応じてセンサ読みだしパルスのレー
トを変えることによって、シャッタースピードを変え、
CDS回路23の出力信号レベルが常に一定になるように
する。
【手続補正32】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0324
【補正方法】変更
【補正内容】
【0324】図83のフローチャートは、本実施例におけ
るマイクロコンピュータ31内のアルゴリズムを示してお
り、図81に示すフローチャートと同内容のステップには
同一のステップ番号を付している。録画開始前に加算器
92の出力信号中に肌色領域がない場合(ステップ12:N
O)には、出力端子81へ“誤録画信号”が出力される。
(ステップ17)。そのためリモコン49から“録画信号”
を発信しても録画が開始されない。また、録画開始後、
加算器92の出力信号中に肌色領域が検出されない場合
(ステップ15:NO)にも、マイクロコンピュータ31か
ら“誤録画信号”が出力端子81へ出力される(ステップ
18)。
【手続補正33】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0363
【補正方法】変更
【補正内容】
【0363】また、アドレス発生回路213 はメモリ214
へ、メモリ215 から順次出力される検出箇所の信号に合
わせて、メモリ214 から人の顔を検出する範囲Rを繰り
返し出力するようにアドレスを出力する。メモリ214 は
アドレスに従い、図110 に示す定められた範囲のデータ
を検出範囲R1つ分(R′(x,y)〜R′(x+i,
y+i))毎に繰り返し出力する。メモリ214 の出力信
号とメモリ215 の出力信号とはEXOR素子216 を介し
て、カウンタ217 に出力され、検出範囲1つ分(R′
(x,y)〜R′(x+i,y+i))積算され、相関
値Sが求められる。相関式を式12に示す。この排他的論
理和を、図111, 112に示す検出箇所において、図113 に
示すように順次上から下へ、左から右へ、または、図11
4 に示すように順次左から右へ、上から下へ求める。
110 で定められる範囲と検出箇所R1つ分との相関が高
くなるほど式12で表される相関値Sは大きくなる。カウ
ンタ217 によって算出されたそれぞれの検出箇所の相関
値Sは順次、比較器218 へ出力される。
【手続補正34】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0367
【補正方法】変更
【補正内容】
【0367】(第63実施例)図115 は、本発明の映像信
号処理装置(第63実施例)の構成を示すブロック図であ
り、図115 において、図94と同一番号を付した部分は同
一または相当部分を示す。肌色検出回路101 から出力さ
れた肌色検出信号はメモリ351 によって1フィールド記
憶される。肌色領域を1フィールド記憶したメモリ351
はマイクロコンピュータ31によって制御され、記憶した
肌色領域のデータをマイクロコンピュータ31へ出力す
る。第63実施例では、マイクロコンピュータ31によって
肌色領域中に人の顔を検出するための図形、範囲、長さ
を予め定め、肌色検出回路101 によって検出された肌色
領域が上記図形の形を満たしているとき、または肌色領
域の2次元的な領域の大きさ、水平,垂直の長さが予め
定められる所定値を満たしているときこの肌色領域を人
の顔と判別する。上記図形、範囲、長さは被写体までの
距離Lとズーム位置Zに応じて大きさが変化する。
【手続補正35】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0414
【補正方法】変更
【補正内容】
【0414】(第80実施例)図144 は本発明の映像信号
処理装置(第80実施例)の構成を示すブロック図であ
り、図144 において図134 と同一番号を付した部分は同
一または相当部分を示す。また図144 において、195 は
ローパスフィルタ(LPF)、352 はスライス回路であ
る。次に、動作について説明する。図136(b)の信号にお
いて閾値THe より大きい信号の肌色領域が自動電子シャ
ッタスピード調整の測光エリアとされる。上記領域は図
137 に示すfの枠内の領域となる。被写体までの距離が
遠いか拡大倍率が小さい場合には値THe は小さくなって
図141 に示すような測光エリアとなり、被写体までの距
離が近いか拡大倍率が大きい場合は閾値THe は大きくな
って、図142に示すような測光エリアとなる。以下の動
作は第76実施例と同じである。
【手続補正36】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0431
【補正方法】変更
【補正内容】
【0431】(第94実施例)図158 は本発明のカラービ
デオカメラ(第94実施例)の構成を示すブロック図であ
り、図158 において図93, 図153 と同一番号を付した部
分は同一または相当部分を示す。次に、動作について説
明する。第90実施例と同様に、設定した画枠Wx,y から
外れた位置に被写体がいればその人の顔は判別されな
い。以下の動作は、第89実施例と同じである。なお、第
73〜94実施例に用いた人の顔の判別方法は、第60実施例
に限らず、第55〜59, 61〜67実施例における判別方法を
用いてもよい。
【手続補正37】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0448
【補正方法】変更
【補正内容】
【0448】次に動作について説明する。第100 実施例
において背景色を平均値回路247 で平均化する場合、画
面の一部を任意に選択して抜き出すようにすれば、画面
全体に背景を撮影する必要はなく、なおかつその範囲を
撮影時に確認できれば撮影は容易となる。水平同期信号
(HD), 垂直同期信号(VD)が入力され、エリア選
択端子250 を介して選択信号が入力されると、エリア信
号発生装置248 は、この選択信号に従って、図171 に示
すような分割した画面の一つにエリア信号を発生する。
【手続補正38】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正39】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】
【手続補正40】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図27
【補正方法】変更
【補正内容】
【図27】
【手続補正41】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図29
【補正方法】変更
【補正内容】
【図29】
【手続補正42】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図33
【補正方法】変更
【補正内容】
【図33】
【手続補正43】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図38
【補正方法】変更
【補正内容】
【図38】
【手続補正44】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図39
【補正方法】変更
【補正内容】
【図39】
【手続補正45】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図42
【補正方法】変更
【補正内容】
【図42】
【手続補正46】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図52
【補正方法】変更
【補正内容】
【図52】
【手続補正47】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図53
【補正方法】変更
【補正内容】
【図53】
【手続補正48】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図64
【補正方法】変更
【補正内容】
【図64】
【手続補正49】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図65
【補正方法】変更
【補正内容】
【図65】
【手続補正50】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図115
【補正方法】変更
【補正内容】
【図115】
【手続補正51】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図134
【補正方法】変更
【補正内容】
【図134】
【手続補正52】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図144
【補正方法】変更
【補正内容】
【図144】
【手続補正53】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図147
【補正方法】変更
【補正内容】
【図147】
【手続補正54】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図148
【補正方法】変更
【補正内容】
【図148】
【手続補正55】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図149
【補正方法】変更
【補正内容】
【図149】
【手続補正56】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図150
【補正方法】変更
【補正内容】
【図150】
【手続補正57】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図151
【補正方法】変更
【補正内容】
【図151】
【手続補正58】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図152
【補正方法】変更
【補正内容】
【図152】
【手続補正59】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図153
【補正方法】変更
【補正内容】
【図153】
【手続補正60】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図154
【補正方法】変更
【補正内容】
【図154】
【手続補正61】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図155
【補正方法】変更
【補正内容】
【図155】
【手続補正62】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図156
【補正方法】変更
【補正内容】
【図156】
【手続補正63】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図157
【補正方法】変更
【補正内容】
【図157】
【手続補正64】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図158
【補正方法】変更
【補正内容】
【図158】
【手続補正65】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図167
【補正方法】変更
【補正内容】
【図167】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 特願平4−107451 (32)優先日 平4(1992)4月27日 (33)優先権主張国 日本(JP) (31)優先権主張番号 特願平4−161057 (32)優先日 平4(1992)6月19日 (33)優先権主張国 日本(JP) (31)優先権主張番号 特願平4−161058 (32)優先日 平4(1992)6月19日 (33)優先権主張国 日本(JP) (31)優先権主張番号 特願平4−208929 (32)優先日 平4(1992)8月5日 (33)優先権主張国 日本(JP) (31)優先権主張番号 特願平4−208930 (32)優先日 平4(1992)8月5日 (33)優先権主張国 日本(JP) (31)優先権主張番号 特願平4−222698 (32)優先日 平4(1992)8月21日 (33)優先権主張国 日本(JP) (31)優先権主張番号 特願平4−222699 (32)優先日 平4(1992)8月21日 (33)優先権主張国 日本(JP) (72)発明者 小嶋 和昭 京都府長岡京市馬場図所1番地 三菱電機 エンジニアリング株式会社京都事業所内

Claims (97)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号として輝度信号と色差信号とを
    用いる映像信号処理装置において、R−Y軸及びB−Y
    軸による二次元平面上における、閉じた領域の位置及び
    大きさを輝度信号のレベルに応じて変化させて、所定色
    領域を検出することを特徴とする映像信号処理装置。
  2. 【請求項2】 映像信号として輝度信号と色差信号とを
    用いる映像信号処理装置において、色相及び色信号飽和
    度により限定される領域を、輝度信号のレベルに応じて
    変化させて、所定色領域を検出することを特徴とする映
    像信号処理装置。
  3. 【請求項3】 映像信号として輝度信号と色差信号とを
    用いる映像信号処理装置において、R−Y軸及びB−Y
    軸による二次元平面上における、閉じた領域の位置及び
    大きさを輝度信号のレベルに応じて変化させて、肌色領
    域を検出することを特徴とする映像信号処理装置。
  4. 【請求項4】 映像信号として輝度信号と色差信号とを
    用いる映像信号処理装置において、色相及び色信号飽和
    度により限定される領域を、輝度信号のレベルに応じて
    変化させて、肌色領域を検出することを特徴とする映像
    信号処理装置。
  5. 【請求項5】 映像信号として輝度信号と色差信号とを
    用いる映像信号処理装置において、所定のテーブルを参
    照して色差信号に応じてある値を出力する手段と、この
    出力値と輝度信号とを比較し、その比較結果を肌色検出
    信号として出力する手段とを備えることを特徴とする映
    像信号処理装置。
  6. 【請求項6】 映像信号として輝度信号と色差信号とを
    用いる映像信号処理装置において、所定のテーブルを参
    照して色差信号に応じてある値を出力する手段と、この
    出力値と輝度信号とを比較し、その比較結果を出力する
    手段と、この比較結果の低域成分のみを取り出す手段
    と、取り出された低域成分を所定レベルにてスライス
    し、そのスライス後の信号を肌色検出信号として出力す
    る手段とを備えることを特徴とする映像信号処理装置。
  7. 【請求項7】 映像信号として輝度信号と色差信号とを
    用いる映像信号処理装置において、所定のテーブルを参
    照して色差信号に応じてある値を出力する手段と、この
    出力値と輝度信号とを比較し、その比較結果を出力する
    手段と、この比較結果の低域成分のみを取り出す手段
    と、取り出された低域成分を複数段階のレベルに分割
    し、その分割後の信号を肌色検出信号として出力する手
    段とを備えることを特徴とする映像信号処理装置。
  8. 【請求項8】 映像信号として輝度信号と色差信号とを
    用いる映像信号処理装置において、輝度信号と色差信号
    とに基づいて肌色領域を検出する手段と、肌色領域が検
    出された場合に色差信号の利得を制御する手段とを備え
    ることを特徴とする映像信号処理装置。
  9. 【請求項9】 肌色領域が検出された場合には、R−Y
    色差信号の利得を上げ、B−Y色差信号の利得を下げる
    べく構成したことを特徴とする請求項8記載の映像信号
    処理装置。
  10. 【請求項10】 映像信号として輝度信号と色差信号と
    を用いる映像信号処理装置において、輝度信号と色差信
    号とに基づいて肌色領域を検出する手段と、肌色領域が
    検出された場合に、輝度信号の利得を上げるように、輝
    度信号の利得を制御する手段とを備えることを特徴とす
    る映像信号処理装置。
  11. 【請求項11】 映像信号として輝度信号と色差信号と
    を用いる映像信号処理装置において、輝度信号と色差信
    号とに基づいて肌色領域を検出する手段と、肌色領域が
    検出された場合にアパーチャ補正信号の利得を制御する
    手段とを備えることを特徴とする映像信号処理装置。
  12. 【請求項12】 映像信号として輝度信号と色差信号と
    を用いる映像信号処理装置において、輝度信号と色差信
    号とに基づいて肌色領域を検出する手段と、輝度信号か
    らアパーチャ補正信号を生成する生成手段と、肌色領域
    が検出された場合に、アパーチャ補正信号の周波数特性
    を変えるように、前記生成手段を制御する手段とを備え
    ることを特徴とする映像信号処理装置。
  13. 【請求項13】 前記生成手段は、輝度信号を入力して
    周波数特性が異なるアパーチャ補正信号を生成する複数
    のバンドパスフィルタを有することを特徴とする請求項
    12記載の映像信号処理装置。
  14. 【請求項14】 映像信号として輝度信号と色差信号と
    を用いる映像信号処理装置において、所定のテーブルを
    参照して色差信号に応じてある値を出力する手段と、こ
    の出力値と輝度信号とを比較し、その比較結果を肌色検
    出信号として出力する手段と、肌色検出信号の有無に合
    わせて複数の色差信号の利得をそれぞれ独立して制御す
    る手段とを備えることを特徴とする映像信号処理装置。
  15. 【請求項15】 映像信号として輝度信号と色差信号と
    を用いる映像信号処理装置において、所定のテーブルを
    参照して色差信号に応じてある値を出力する手段と、こ
    の出力値と輝度信号とを比較し、その比較結果を出力す
    る手段と、この比較結果の低域成分のみを取り出す手段
    と、取り出された低域成分を所定レベルにてスライス
    し、そのスライス後の信号を肌色検出信号として出力す
    る手段と、肌色検出信号の値に合わせて複数の色差信号
    の利得をそれぞれ独立して制御する手段とを備えること
    を特徴とする映像信号処理装置。
  16. 【請求項16】 映像信号として輝度信号と色差信号と
    を用いる映像信号処理装置において、所定のテーブルを
    参照して色差信号に応じてある値を出力する手段と、こ
    の出力値と輝度信号とを比較し、その比較結果を出力す
    る手段と、この比較結果の低域成分のみを取り出す手段
    と、取り出された低域成分を複数段階のレベルに分割
    し、その分割後の信号を肌色検出信号として出力する手
    段と、肌色検出信号のレベルに合わせて複数の色差信号
    の利得をそれぞれ独立して制御する手段とを備えること
    を特徴とする映像信号処理装置。
  17. 【請求項17】 映像信号として輝度信号と色差信号と
    を用いる映像信号処理装置において、所定のテーブルを
    参照して色差信号に応じてある値を出力する手段と、こ
    の出力値と輝度信号とを比較し、その比較結果を肌色検
    出信号として出力する手段と、肌色検出信号の有無に合
    わせて輝度信号の利得を制御する手段とを備えることを
    特徴とする映像信号処理装置。
  18. 【請求項18】 映像信号として輝度信号と色差信号と
    を用いる映像信号処理装置において、所定のテーブルを
    参照して色差信号に応じてある値を出力する手段と、こ
    の出力値と輝度信号とを比較し、その比較結果を出力す
    る手段と、この比較結果の低域成分のみを取り出す手段
    と、取り出された低域成分を所定レベルにてスライス
    し、そのスライス後の信号を肌色検出信号として出力す
    る手段と、肌色検出信号の値に合わせて輝度信号の利得
    を制御する手段とを備えることを特徴とする映像信号処
    理装置。
  19. 【請求項19】 映像信号として輝度信号と色差信号と
    を用いる映像信号処理装置において、所定のテーブルを
    参照して色差信号に応じてある値を出力する手段と、こ
    の出力値と輝度信号とを比較し、その比較結果を出力す
    る手段と、この比較結果の低域成分のみを取り出す手段
    と、取り出された低域成分を複数段階のレベルに分割
    し、その分割後の信号を肌色検出信号として出力する手
    段と、肌色検出信号のレベルに合わせて輝度信号の利得
    を制御する手段とを備えることを特徴とする映像信号処
    理装置。
  20. 【請求項20】 映像信号として輝度信号と色差信号と
    を用いる映像信号処理装置において、所定のテーブルを
    参照して色差信号に応じてある値を出力する手段と、こ
    の出力値と輝度信号とを比較し、その比較結果を肌色検
    出信号として出力する手段と、輝度信号を通す低域通過
    フィルタと、輝度信号と前記低域通過フィルタを通した
    信号とを、肌色検出信号の有無に合わせて混合割合を変
    化させて、混合する手段とを備えることを特徴とする映
    像信号処理装置。
  21. 【請求項21】 映像信号として輝度信号と色差信号と
    を用いる映像信号処理装置において、所定のテーブルを
    参照して色差信号に応じてある値を出力する手段と、こ
    の出力値と輝度信号とを比較し、その比較結果を出力す
    る手段と、この比較結果の低域成分のみを取り出す手段
    と、取り出された低域成分を所定レベルにてスライス
    し、そのスライス後の信号を肌色検出信号として出力す
    る手段と、輝度信号を通す低域通過フィルタと、輝度信
    号と前記低域通過フィルタを通した信号とを、肌色検出
    信号の値に合わせて混合割合を変化させて、混合する手
    段とを備えることを特徴とする映像信号処理装置。
  22. 【請求項22】 映像信号として輝度信号と色差信号と
    を用いる映像信号処理装置において、所定のテーブルを
    参照して色差信号に応じてある値を出力する手段と、こ
    の出力値と輝度信号とを比較し、その比較結果を出力す
    る手段と、この比較結果を通して低域成分のみを取り出
    す手段と、取り出された低域成分を複数段階のレベルに
    分割し、その分割後の信号を肌色検出信号として出力す
    る手段と、輝度信号を通す低域通過フィルタと、輝度信
    号と前記低域通過フィルタを通した信号とを、肌色検出
    信号のレベルに合わせて混合割合を変化させて、混合す
    る手段とを備えることを特徴とする映像信号処理装置。
  23. 【請求項23】 映像信号として輝度信号と色差信号と
    を用いる映像信号処理装置において、所定のテーブルを
    参照して色差信号に応じてある値を出力する手段と、こ
    の出力値と輝度信号とを比較し、その比較結果を肌色検
    出信号として出力する手段と、肌色検出信号の有無に合
    わせてアパーチャ補正信号の利得を制御する手段とを備
    えることを特徴とする映像信号処理装置。
  24. 【請求項24】 映像信号として輝度信号と色差信号と
    を用いる映像信号処理装置において、所定のテーブルを
    参照して色差信号に応じてある値を出力する手段と、こ
    の出力値と輝度信号とを比較し、その比較結果を出力す
    る手段と、この比較結果の低域成分のみを取り出す手段
    と、取り出された低域成分を所定レベルにてスライス
    し、そのスライス後の信号を肌色検出信号として出力す
    る手段と、肌色検出信号の値に合わせてアパーチャ補正
    信号の利得を制御する手段とを備えることを特徴とする
    映像信号処理装置。
  25. 【請求項25】 映像信号として輝度信号と色差信号と
    を用いる映像信号処理装置において、所定のテーブルを
    参照して色差信号に応じてある値を出力する手段と、こ
    の出力値と輝度信号とを比較し、その比較結果を出力す
    る手段と、この比較結果の低域成分のみを取り出す手段
    と、取り出された低域成分を複数段階のレベルに分割
    し、その分割後の信号を肌色検出信号として出力する手
    段と、肌色検出信号のレベルに合わせてアパーチャ補正
    信号の利得を制御する手段とを備えることを特徴とする
    映像信号処理装置。
  26. 【請求項26】 映像信号として輝度信号と色差信号と
    を用いる映像信号処理装置において、第1の色差信号を
    第2の色差信号に加減算する第1の演算手段と、第2の
    色差信号に加減算する第1の色差信号の量を制御する第
    1の利得制御手段と、第2の色差信号を第1の色差信号
    に加減算する第2の演算手段と、第1の色差信号に加減
    算する第2の色差信号の量を制御する第2の利得制御手
    段と、所定のテーブルを参照して2個の色差信号に応じ
    てある値を出力する手段と、この出力値と輝度信号とを
    比較し、その比較結果を肌色検出信号として出力する手
    段と、この肌色検出信号の有無に合わせて前記第1, 第
    2の利得制御手段をそれぞれ独立して制御する手段とを
    備えることを特徴とする映像信号処理装置。
  27. 【請求項27】 映像信号として輝度信号と色差信号と
    を用いる映像信号処理装置において、第1の色差信号を
    第2の色差信号に加減算する第1の演算手段と、第2の
    色差信号に加減算する第1の色差信号の量を制御する第
    1の利得制御手段と、第2の色差信号を第1の色差信号
    に加減算する第2の演算手段と、第1の色差信号に加減
    算する第2の色差信号の量を制御する第2の利得制御手
    段と、所定のテーブルを参照して2個の色差信号に応じ
    てある値を出力する手段と、この出力値と輝度信号とを
    比較し、その比較結果を出力する手段と、この比較結果
    の低域成分のみを取り出す手段と、取り出された低域成
    分を所定レベルにてスライスし、そのスライス後の信号
    を肌色検出信号として出力する手段と、この肌色検出信
    号の値に合わせて前記第1, 第2の利得制御手段をそれ
    ぞれ独立して制御する手段とを備えることを特徴とする
    映像信号処理装置。
  28. 【請求項28】 映像信号として輝度信号と色差信号と
    を用いる映像信号処理装置において、第1の色差信号を
    第2の色差信号に加減算する第1の演算手段と、第2の
    色差信号に加減算する第1の色差信号の量を制御する第
    1の利得制御手段と、第2の色差信号を第1の色差信号
    に加減算する第2の演算手段と、第1の色差信号に加減
    算する第2の色差信号の量を制御する第2の利得制御手
    段と、所定のテーブルを参照して2個の色差信号に応じ
    てある値を出力する手段と、この出力値と輝度信号とを
    比較し、その比較結果を出力する手段と、この比較結果
    の低域成分のみを取り出す手段と、取り出された低域成
    分を複数段階のレベルに分割し、その分割後の信号を肌
    色検出信号として出力する手段と、この肌色検出信号の
    レベルに合わせて前記第1, 第2の利得制御手段をそれ
    ぞれ独立して制御する手段とを備えることを特徴とする
    映像信号処理装置。
  29. 【請求項29】 被写体を撮影して得られる映像信号を
    処理する映像信号処理装置において、被写体を合焦させ
    るフォーカスレンズと、被写体を合焦させるための合焦
    エリアを設定する合焦エリア設定手段と、得られた映像
    信号を設定した合焦エリアにおいて合焦させるように前
    記フォーカスレンズを制御する制御手段と、得られた映
    像信号中の肌色領域を検出する肌色検出手段とを備え、
    前記合焦エリア設定手段は、前記肌色検出手段によって
    検出された肌色領域を合焦エリアとするように構成した
    ことを特徴とする映像信号処理装置。
  30. 【請求項30】 被写体を撮影して得られる映像信号を
    処理する映像信号処理装置において、入射光量を測光す
    るための測光エリアを設定する測光エリア設定手段と、
    設定した測光エリアにおける映像信号のレベルを一定に
    するように、入射光量を調整するアイリスと、得られた
    映像信号中の肌色領域を検出する肌色検出手段とを備
    え、前記測光エリア設定手段は、前記肌色検出手段によ
    って検出された肌色領域を測光エリアとするように構成
    したことを特徴とする映像信号処理装置。
  31. 【請求項31】 被写体を撮影して得られる映像信号を
    処理する映像信号処理装置において、得られた映像信号
    の利得を一定に制御するための測光エリアを設定する測
    光エリア設定手段と、設定した測光エリアにおける映像
    信号のレベルを一定にするように、映像信号の利得を制
    御する自動利得制御手段と、得られた映像信号中の肌色
    領域を検出する肌色検出手段とを備え、前記測光エリア
    設定手段は、前記肌色検出手段によって検出された肌色
    領域を測光エリアとするように構成したことを特徴とす
    る映像信号処理装置。
  32. 【請求項32】 被写体を撮影して得られる映像信号を
    処理する映像信号処理装置において、入射光量を測光す
    るための測光エリアを設定する測光エリア設定手段と、
    設定した測光エリアにおける映像信号のレベルを一定に
    するように、シャッタスピードを変える自動電子シャッ
    タスピード調整手段と、得られた映像信号中の肌色領域
    を検出する肌色検出手段とを備え、前記測光エリア設定
    手段は、前記肌色検出手段によって検出された肌色領域
    を測光エリアとするように構成したことを特徴とする映
    像信号処理装置。
  33. 【請求項33】 被写体を撮影して得られる映像信号を
    処理する映像信号処理装置において、被写体を合焦させ
    るフォーカスレンズと、被写体を合焦させるための合焦
    エリアを設定する合焦エリア設定手段と、得られた映像
    信号を設定した合焦エリアにおいて合焦させるように前
    記フォーカスレンズを制御する制御手段と、得られた映
    像信号中の肌色領域を検出する肌色検出手段と、該肌色
    検出手段によって検出された肌色領域の範囲を変えれる
    可変手段とを備え、前記合焦エリア設定手段は、前記肌
    色検出手段によって検出された肌色領域を前記可変手段
    によって所定値分だけ大きくした範囲を合焦エリアとす
    るように構成したことを特徴とする映像信号処理装置。
  34. 【請求項34】 被写体を撮影して得られる映像信号を
    処理する映像信号処理装置において、入射光量を測光す
    るための測光エリアを設定する測光エリア設定手段と、
    設定した測光エリアにおける映像信号のレベルを一定に
    するように、入射光量を調整するアイリスと、得られた
    映像信号中の肌色領域を検出する肌色検出手段と、該肌
    色検出手段によって検出された肌色領域の範囲を変えれ
    る可変手段とを備え、前記測光エリア設定手段は、前記
    肌色検出手段によって検出された肌色領域を前記可変手
    段によって所定値分だけ小さくした範囲を測光エリアと
    するように構成したことを特徴とする映像信号処理装
    置。
  35. 【請求項35】 被写体を撮影して得られる映像信号を
    処理する映像信号処理装置において、得られた映像信号
    の利得を一定に制御するための測光エリアを設定する測
    光エリア設定手段と、設定した測光エリアにおける映像
    信号のレベルを一定にするように、映像信号の利得を制
    御する自動利得制御手段と、得られた映像信号中の肌色
    領域を検出する肌色検出手段と、該肌色検出手段によっ
    て検出された肌色領域の範囲を変えれる可変手段とを備
    え、前記測光エリア設定手段は、前記肌色検出手段によ
    って検出された肌色領域を前記可変手段によって所定値
    分だけ小さくした範囲を測光エリアとするように構成し
    たことを特徴とする映像信号処理装置。
  36. 【請求項36】 被写体を撮影して得られる映像信号を
    処理する映像信号処理装置において、入射光量を測光す
    るための測光エリアを設定する測光エリア設定手段と、
    設定した測光エリアにおける映像信号のレベルを一定に
    するように、シャッタスピードを変える自動電子シャッ
    タスピード調整手段と、得られた映像信号中の肌色領域
    を検出する肌色検出手段と、該肌色検出手段によって検
    出された肌色領域の範囲を変えれる可変手段とを備え、
    前記測光エリア設定手段は、前記肌色検出手段によって
    検出された肌色領域を前記可変手段によって所定値分だ
    け小さくした範囲を測光エリアとするように構成したこ
    とを特徴とする映像信号処理装置。
  37. 【請求項37】 被写体を撮影して得られる映像信号を
    処理する映像信号処理装置において、被写体の拡大倍率
    を変化させるズームレンズと、被写体を合焦させるフォ
    ーカスレンズと、被写体を合焦させるための合焦エリア
    を設定する合焦エリア設定手段と、得られた映像信号を
    設定した合焦エリアにおいて合焦させるように前記フォ
    ーカスレンズを制御する制御手段と、得られた映像信号
    中の肌色領域を検出する肌色検出手段と、該肌色検出手
    段によって検出された肌色領域の範囲を変えれる可変手
    段とを備え、前記合焦エリア設定手段は、前記肌色検出
    手段によって検出された肌色領域を前記可変手段によっ
    て所定値分だけ大きくした範囲を合焦エリアとし、被写
    体までの距離と被写体の拡大倍率とに応じてこの所定値
    を変えるように構成したことを特徴とする映像信号処理
    装置。
  38. 【請求項38】 被写体を撮影して得られる映像信号を
    処理する映像信号処理装置において、被写体の拡大倍率
    を変化させるズームレンズと、被写体を合焦させるフォ
    ーカスレンズと、入射光量を測光するための測光エリア
    を設定する測光エリア設定手段と、設定した測光エリア
    における映像信号のレベルを一定にするように、入射光
    量を調整するアイリスと、得られた映像信号中の肌色領
    域を検出する肌色検出手段と、該肌色検出手段によって
    検出された肌色領域の範囲を変えれる可変手段とを備
    え、前記測光エリア設定手段は、前記肌色検出手段によ
    って検出された肌色領域を前記可変手段によって所定値
    分だけ小さくした範囲を測光エリアとし、被写体までの
    距離と被写体の拡大倍率とに応じてこの所定値を変える
    ように構成したことを特徴とする映像信号処理装置。
  39. 【請求項39】 被写体を撮影して得られる映像信号を
    処理する映像信号処理装置において、被写体の拡大倍率
    を変化させるズームレンズと、被写体を合焦させるフォ
    ーカスレンズと、得られた映像信号の利得を一定に制御
    するための測光エリアを設定する測光エリア設定手段
    と、設定した測光エリアにおける映像信号のレベルを一
    定にするように、映像信号の利得を制御する自動利得制
    御手段と、得られた映像信号中の肌色領域を検出する肌
    色検出手段と、該肌色検出手段によって検出された肌色
    領域の範囲を変えれる可変手段とを備え、前記測光エリ
    ア設定手段は、前記肌色検出手段によって検出された肌
    色領域を前記可変手段によって所定値分だけ小さくした
    範囲を測光エリアとし、被写体までの距離と被写体の拡
    大倍率とに応じてこの所定値を変えるように構成したこ
    とを特徴とする映像信号処理装置。
  40. 【請求項40】 被写体を撮影して得られる映像信号を
    処理する映像信号処理装置において、被写体の拡大倍率
    を変化させるズームレンズと、被写体を合焦させるフォ
    ーカスレンズと、入射光量を測光するための測光エリア
    を設定する測光エリア設定手段と、設定した測光エリア
    における映像信号のレベルを一定にするように、シャッ
    タスピードを変える自動電子シャッタスピード調整手段
    と、得られた映像信号中の肌色領域を検出する肌色検出
    手段と、該肌色検出手段によって検出された肌色領域の
    範囲を変えれる可変手段とを備え、前記測光エリア設定
    手段は、前記肌色検出手段によって検出された肌色領域
    を前記可変手段によって所定値分だけ小さくした範囲を
    測光エリアとし、被写体までの距離と被写体の拡大倍率
    とに応じてこの所定値を変えるように構成したことを特
    徴とする映像信号処理装置。
  41. 【請求項41】 被写体を撮影して得られる映像信号を
    処理する映像信号処理装置において、被写体の拡大倍率
    を変化させるズームレンズと、被写体を合焦させるフォ
    ーカスレンズと、被写体を合焦させるための合焦エリア
    を設定する合焦エリア設定手段と、得られた映像信号を
    設定した合焦エリアにおいて合焦させるように前記フォ
    ーカスレンズを制御する制御手段と、得られた映像信号
    中の肌色領域を検出する肌色検出手段と、該肌色検出手
    段によって検出された肌色領域の範囲を変えれる可変手
    段とを備え、前記合焦エリア設定手段は、前記肌色検出
    手段によって検出された肌色領域を前記可変手段によっ
    て被写体までの距離と被写体の拡大倍率に応じた所定値
    分だけ大きくした範囲を合焦エリアとし、被写体までの
    距離の逆数と被写体の拡大倍率との積が所定値より大き
    いとき、合焦エリアを検出された肌色領域より所定値分
    だけ小さい領域に切り換えるように構成したことを特徴
    とする映像信号処理装置。
  42. 【請求項42】 被写体を撮影して得られる映像信号を
    処理する映像信号処理装置において、被写体の拡大倍率
    を変化させるズームレンズと、被写体を合焦させるフォ
    ーカスレンズと、入射光量を測光するための測光エリア
    を設定する測光エリア設定手段と、設定した測光エリア
    における映像信号のレベルを一定にするように、入射光
    量を調整するアイリスと、得られた映像信号中の肌色領
    域を検出する肌色検出手段と、該肌色検出手段によって
    検出された肌色領域の範囲を変えれる可変手段とを備
    え、前記測光エリア設定手段は、前記肌色検出手段によ
    って検出された肌色領域を前記可変手段によって被写体
    までの距離と被写体の拡大倍率に応じた所定値分だけ小
    さくした範囲を測光エリアとし、被写体までの距離の逆
    数と被写体の拡大倍率との積が所定値より小さいとき、
    測光エリアを検出された肌色領域より所定値分だけ大き
    い領域に切り換えるように構成したことを特徴とする映
    像信号処理装置。
  43. 【請求項43】 被写体を撮影して得られる映像信号を
    処理する映像信号処理装置において、被写体の拡大倍率
    を変化させるズームレンズと、被写体を合焦させるフォ
    ーカスレンズと、得られた映像信号の利得を一定に制御
    するための測光エリアを設定する測光エリア設定手段
    と、設定した測光エリアにおける映像信号のレベルを一
    定にするように、映像信号の利得を制御する自動利得制
    御手段と、得られた映像信号中の肌色領域を検出する肌
    色検出手段と、該肌色検出手段によって検出された肌色
    領域の範囲を変えれる可変手段とを備え、前記測光エリ
    ア設定手段は、前記肌色検出手段によって検出された肌
    色領域を前記可変手段によって被写体までの距離と被写
    体の拡大倍率に応じた所定値分だけ小さくした範囲を測
    光エリアとし、被写体までの距離の逆数と被写体の拡大
    倍率との積が所定値より小さいとき、測光エリアを検出
    された肌色領域より所定値分だけ大きい領域に切り換え
    るように構成したことを特徴とする映像信号処理装置。
  44. 【請求項44】 被写体を撮影して得られる映像信号を
    処理する映像信号処理装置において、被写体の拡大倍率
    を変化させるズームレンズと、被写体を合焦させるフォ
    ーカスレンズと、入射光量を測光するための測光エリア
    を設定する測光エリア設定手段と、設定した測光エリア
    における映像信号のレベルを一定にするように、シャッ
    タスピードを変える自動電子シャッタスピード調整手段
    と、得られた映像信号中の肌色領域を検出する肌色検出
    手段と、該肌色検出手段によって検出された肌色領域の
    範囲を変えれる可変手段とを備え、前記測光エリア設定
    手段は、前記肌色検出手段によって検出された肌色領域
    を前記可変手段によって被写体までの距離と被写体の拡
    大倍率に応じた所定値分だけ小さくした範囲を測光エリ
    アとし、被写体までの距離の逆数と被写体の拡大倍率と
    の積が所定値より小さいとき、測光エリアを検出された
    肌色領域より所定値分だけ大きい領域に切り換えるよう
    に構成したことを特徴とする映像信号処理装置。
  45. 【請求項45】 遠隔操作により被写体を撮影して映像
    信号を録画するカラービデオカメラにおいて、遠隔操作
    器と、該遠隔操作器から発する信号を受信する受信器
    と、得られた映像信号中の肌色領域を検出する肌色検出
    手段と、撮影によって得られた映像信号の録画を開始す
    る場合あるいは録画を行っている場合に、得られた映像
    信号中に肌色領域が検出されなければ、映像信号の録画
    を開始させないあるいは録画を停止させる手段とを備え
    ることを特徴とするカラービデオカメラ。
  46. 【請求項46】 遠隔操作により被写体を撮影して映像
    信号を録画するカラービデオカメラにおいて、遠隔操作
    器と、該遠隔操作器から発する信号を受信する受信器
    と、得られた映像信号中の肌色領域を検出する肌色検出
    手段と、撮影によって得られた映像信号の録画を開始す
    る場合あるいは録画を行っている場合に、得られた映像
    信号中に肌色領域が検出されなければ、撮影者に誤録画
    を知らせる手段とを備えることを特徴とするカラービデ
    オカメラ。
  47. 【請求項47】 遠隔操作により被写体を撮影して映像
    信号をテープに録画するカラービデオカメラにおいて、
    遠隔操作器と、該遠隔操作器から発する信号を受信する
    受信器と、得られた映像信号中の肌色領域を検出する肌
    色検出手段と、所定の検知信号を発生する信号発生手段
    と、撮影によって得られた映像信号の録画を開始する場
    合あるいは録画を行っている場合に、得られた映像信号
    中に肌色領域が検出されなければ、前記信号発生手段に
    て発生された検知信号をテープに記録する手段とを備え
    ることを特徴とするカラービデオカメラ。
  48. 【請求項48】 遠隔操作により被写体を撮影して映像
    信号を録画するカラービデオカメラにおいて、遠隔操作
    器と、該遠隔操作器から発する信号を受信する受信器
    と、得られた映像信号中の肌色領域を検出する肌色検出
    手段と、該肌色検出手段によって検出された肌色領域を
    記憶する手段と、主要被写体の肌色領域と主要被写体以
    外の肌色領域とを区別する手段と、撮影によって得られ
    た映像信号の録画を開始する場合あるいは録画を行って
    いる場合に、得られた映像信号中に主要被写体の肌色領
    域が検出されなければ、映像信号の録画を開始させない
    あるいは録画を停止させる手段とを備えることを特徴と
    するカラービデオカメラ。
  49. 【請求項49】 遠隔操作により被写体を撮影して映像
    信号を録画するカラービデオカメラにおいて、遠隔操作
    器と、該遠隔操作器から発する信号を受信する受信器
    と、得られた映像信号中の肌色領域を検出する肌色検出
    手段と、該肌色検出手段によって検出された肌色領域を
    記憶する手段と、主要被写体の肌色領域と主要被写体以
    外の肌色領域とを区別する手段と、撮影によって得られ
    た映像信号の録画を開始する場合あるいは録画を行って
    いる場合に、得られた映像信号中に主要被写体の肌色領
    域が検出されなければ、撮影者に誤録画を知らせる手段
    とを備えることを特徴とするカラービデオカメラ。
  50. 【請求項50】 遠隔操作により被写体を撮影して映像
    信号をテープに録画するカラービデオカメラにおいて、
    遠隔操作器と、該遠隔操作器から発する信号を受信する
    受信器と、得られた映像信号中の肌色領域を検出する肌
    色検出手段と、該肌色検出手段によって検出された肌色
    領域を記憶する手段と、主要被写体の肌色領域と主要被
    写体以外の肌色領域とを区別する手段と、所定の検知信
    号を発生する信号発生手段と、撮影によって得られた映
    像信号の録画を開始する場合あるいは録画を行っている
    場合に、得られた映像信号中に主要被写体の肌色領域が
    検出されなければ、前記信号発生手段にて発生された検
    知信号をテープに記録する手段とを備えることを特徴と
    するカラービデオカメラ。
  51. 【請求項51】 遠隔操作により被写体を撮影して映像
    信号を録画するカラービデオカメラにおいて、被写体の
    拡大倍率を変化させるズームレンズと、被写体を合焦さ
    せるフォーカスレンズと、遠隔操作器と、該遠隔操作器
    から発する信号を受信する受信器と、被写体までの距離
    と被写体の拡大倍率とによって変化するウィンドウパル
    スを発生するウィンドウ発生手段と、得られた映像信号
    中の肌色領域を検出する肌色検出手段と、撮影によって
    得られた映像信号の録画を開始する場合あるいは録画を
    行っている場合に、前記ウィンドウ発生手段により定め
    られる画枠内の映像信号中に肌色領域が検出されなけれ
    ば、映像信号の録画を開始させないあるいは録画を停止
    させる手段とを備えることを特徴とするカラービデオカ
    メラ。
  52. 【請求項52】 遠隔操作により被写体を撮影して映像
    信号を録画するカラービデオカメラにおいて、被写体の
    拡大倍率を変化させるズームレンズと、被写体を合焦さ
    せるフォーカスレンズと、遠隔操作器と、該遠隔操作器
    から発する信号を受信する受信器と、被写体までの距離
    と被写体の拡大倍率とによって変化するウィンドウパル
    スを発生するウィンドウ発生手段と、得られた映像信号
    中の肌色領域を検出する肌色検出手段と、撮影によって
    得られた映像信号の録画を開始する場合あるいは録画を
    行っている場合に、前記ウィンドウ発生手段により定め
    られる画枠内の映像信号中に肌色領域が検出されなけれ
    ば、撮影者に誤録画を知らせる手段とを備えることを特
    徴とするカラービデオカメラ。
  53. 【請求項53】 遠隔操作により被写体を撮影して映像
    信号をテープに録画する録画するカラービデオカメラに
    おいて、被写体の拡大倍率を変化させるズームレンズ
    と、被写体を合焦させるフォーカスレンズと、遠隔操作
    器と、該遠隔操作器から発する信号を受信する受信器
    と、被写体までの距離と被写体の拡大倍率とによって変
    化するウィンドウパルスを発生するウィンドウ発生手段
    と、得られた映像信号中の肌色領域を検出する肌色検出
    手段と、所定の検知信号を発生する信号発生手段と、撮
    影によって得られた映像信号の録画を開始する場合ある
    いは録画を行っている場合に、前記ウィンドウ発生手段
    により定められる画枠内の映像信号中に肌色領域が検出
    されなければ、前記信号発生手段にて発生された検知信
    号をテープに記録する手段とを備えることを特徴とする
    カラービデオカメラ。
  54. 【請求項54】 被写体を撮影して得られる映像信号を
    処理する映像信号処理装置において、被写体の拡大倍率
    を変化させるズームレンズと、被写体を合焦させるフォ
    ーカスレンズと、得られた映像信号中の肌色領域を検出
    する肌色検出手段と、前記ズームレンズの拡大倍率と前
    記フォーカスレンズの合焦位置とに応じて映像信号上の
    水平方向に予め定められている範囲を選択する選択手段
    と、該選択手段により選択された範囲と前記肌色検出手
    段により検出された肌色領域の水平方向の範囲とを映像
    信号上の予め定められた検出箇所において順次に比較し
    ていく比較手段と、該比較手段の比較結果に基づいて、
    前記選択手段により選択された範囲と前記肌色検出手段
    により検出された肌色領域の水平方向の範囲との相関値
    を算出する相関値算出手段と、該相関値算出手段により
    所定値以上の相関値が算出された肌色領域を人の顔とし
    て検出する手段とを備えることを特徴とする映像信号処
    理装置。
  55. 【請求項55】 被写体を撮影して得られる映像信号を
    処理する映像信号処理装置において、被写体の拡大倍率
    を変化させるズームレンズと、被写体を合焦させるフォ
    ーカスレンズと、得られた映像信号中の肌色領域を検出
    する肌色検出手段と、前記ズームレンズの拡大倍率と前
    記フォーカスレンズの合焦位置とに応じて映像信号上の
    垂直方向に予め定められている範囲を選択する選択手段
    と、該選択手段により選択された範囲と前記肌色検出手
    段により検出された肌色領域の垂直方向の範囲とを映像
    信号上の予め定められた検出箇所において順次に比較し
    ていく比較手段と、該比較手段の比較結果に基づいて、
    前記選択手段により選択された範囲と前記肌色検出手段
    により検出された肌色領域の垂直方向の範囲との相関値
    を算出する相関値算出手段と、該相関値算出手段により
    所定値以上の相関値が算出された肌色領域を人の顔とし
    て検出する手段とを備えることを特徴とする映像信号処
    理装置。
  56. 【請求項56】 被写体を撮影して得られる映像信号を
    処理する映像信号処理装置において、被写体の拡大倍率
    を変化させるズームレンズと、被写体を合焦させるフォ
    ーカスレンズと、得られた映像信号中の肌色領域を検出
    する肌色検出手段と、前記ズームレンズの拡大倍率と前
    記フォーカスレンズの合焦位置とに応じて映像信号上の
    2次元領域に予め定められている範囲を選択する選択手
    段と、該選択手段により選択された範囲と前記肌色検出
    手段により検出された肌色領域の範囲とを映像信号上の
    予め定められた検出箇所において順次に比較していく比
    較手段と、該比較手段の比較結果に基づいて、前記選択
    手段により選択された範囲と前記肌色検出手段により検
    出された肌色領域の範囲との相関値を算出する相関値算
    出手段と、該相関値算出手段により所定値以上の相関値
    が算出された肌色領域を人の顔として検出する手段とを
    備えることを特徴とする映像信号処理装置。
  57. 【請求項57】 被写体を撮影して得られる映像信号を
    処理する映像信号処理装置において、被写体の拡大倍率
    を変化させるズームレンズと、被写体を合焦させるフォ
    ーカスレンズと、得られた映像信号中の肌色領域を検出
    する肌色検出手段と、前記ズームレンズの拡大倍率と前
    記フォーカスレンズの合焦位置とに応じて定められる係
    数と、この係数によって映像信号中に人の顔を検出する
    ための長さ,範囲,図形とを変化させる可変手段と、前
    記肌色領域にて検出された肌色領域と前記可変手段の出
    力信号とに基づいて人の顔を検出する手段とを備えるこ
    とを特徴とする映像信号処理装置。
  58. 【請求項58】 被写体を撮影して得られる映像信号を
    処理する映像信号処理装置において、被写体の拡大倍率
    を変化させるズームレンズと、被写体を合焦させるフォ
    ーカスレンズと、得られた映像信号中の肌色領域を検出
    する肌色検出手段と、前記ズームレンズの拡大倍率と前
    記フォーカスレンズの合焦位置とに応じて、映像信号上
    で予め定められている大きさの範囲を選択する選択手段
    と、該選択手段により選択された範囲の大きさと、前記
    肌色検出手段により検出された肌色領域の大きさとを比
    較する比較手段と、該比較手段により、前記肌色検出手
    段により検出された肌色領域の大きさが前記選択手段に
    より選択された範囲内であるとの比較結果が得られた場
    合に、この肌色領域を人の顔であると検出する手段とを
    備えることを特徴とする映像信号処理装置。
  59. 【請求項59】 被写体を撮影して得られる映像信号を
    処理する映像信号処理装置において、被写体の拡大倍率
    を変化させるズームレンズと、被写体を合焦させるフォ
    ーカスレンズと、得られた映像信号中の肌色領域を検出
    する肌色検出手段と、前記ズームレンズの拡大倍率と前
    記フォーカスレンズの合焦位置とに応じて、映像信号上
    の水平方向に予め定められている大きさの範囲を選択す
    る選択手段と、該選択手段により選択された範囲の大き
    さと、前記肌色検出手段により検出された肌色領域の水
    平方向の大きさとを比較する比較手段と、該比較手段に
    より、前記肌色検出手段により検出された肌色領域の水
    平方向の大きさが前記選択手段により選択された範囲内
    であるとの比較結果が得られた場合に、この肌色領域を
    人の顔であると検出する手段とを備えることを特徴とす
    る映像信号処理装置。
  60. 【請求項60】 被写体を撮影して得られる映像信号を
    処理する映像信号処理装置において、被写体の拡大倍率
    を変化させるズームレンズと、被写体を合焦させるフォ
    ーカスレンズと、得られた映像信号中の肌色領域を検出
    する肌色検出手段と、前記ズームレンズの拡大倍率と前
    記フォーカスレンズの合焦位置とに応じて、映像信号上
    の水平方向及び垂直方向に予め定められている大きさの
    範囲を選択する選択手段と、該選択手段により選択され
    た範囲の大きさと、前記肌色検出手段により検出された
    肌色領域の水平方向及び垂直方向の大きさとを比較する
    比較手段と、該比較手段により、前記肌色検出手段によ
    り検出された肌色領域の水平方向及び垂直方向の大きさ
    が前記選択手段により選択された範囲内であるとの比較
    結果が得られた場合に、この肌色領域を人の顔であると
    検出する手段とを備えることを特徴とする映像信号処理
    装置。
  61. 【請求項61】 被写体を撮影して得られる映像信号を
    処理する映像信号処理装置において、被写体の拡大倍率
    を変化させるズームレンズと、被写体を合焦させるフォ
    ーカスレンズと、得られた映像信号中の肌色領域を検出
    する肌色検出手段と、前記ズームレンズの拡大倍率と前
    記フォーカスレンズの合焦位置とに応じて、その大きさ
    が予め定められている領域を設定する領域設定手段と、
    前記ズームレンズの拡大倍率と前記フォーカスレンズの
    合焦位置とに応じて、前記領域設定手段により設定され
    た領域内において予め定められている大きさの範囲を選
    択する選択手段と、該選択手段により選択された範囲の
    大きさと、前記肌色検出手段により検出された肌色領域
    の大きさとを比較する比較手段と、該比較手段により、
    前記肌色検出手段により検出された肌色領域の大きさが
    前記選択手段により選択された範囲内であるとの比較結
    果が得られた場合に、この肌色領域を人の顔であると検
    出する手段とを備えることを特徴とする映像信号処理装
    置。
  62. 【請求項62】 被写体を撮影して得られる映像信号を
    処理する映像信号処理装置において、被写体の拡大倍率
    を変化させるズームレンズと、被写体を合焦させるフォ
    ーカスレンズと、得られた映像信号中の肌色領域を検出
    する肌色検出手段と、前記ズームレンズの拡大倍率と前
    記フォーカスレンズの合焦位置とに応じて、映像信号上
    で予め定められている大きさの範囲を選択する選択手段
    と、該選択手段により選択された範囲の大きさと、前記
    肌色検出手段により検出された肌色領域の大きさとの相
    関値を算出する相関値算出手段と、該相関値算出手段に
    より所定値以上の相関値が算出された肌色領域を人の顔
    であると検出する手段とを備えることを特徴とする映像
    信号処理装置。
  63. 【請求項63】 被写体を撮影して得られる映像信号を
    処理する映像信号処理装置において、被写体の拡大倍率
    を変化させるズームレンズと、被写体を合焦させるフォ
    ーカスレンズと、得られた映像信号中の肌色領域を検出
    する肌色検出手段と、該肌色検出手段から得られた肌色
    領域によって、映像信号中の人の顔を判別する判別手段
    と、該判別手段によって人の顔が判別されたとき、人の
    顔の領域だけ色差信号の利得を変化させる手段とを備え
    ることを特徴とする映像信号処理装置。
  64. 【請求項64】 被写体を撮影して得られる映像信号を
    処理する映像信号処理装置において、被写体の拡大倍率
    を変化させるズームレンズと、被写体を合焦させるフォ
    ーカスレンズと、得られた映像信号中の肌色領域を検出
    する肌色検出手段と、該肌色検出手段から得られた肌色
    領域によって、映像信号中の人の顔を判別する判別手段
    と、該判別手段によって人の顔が判別されたとき、人の
    顔の領域だけ輝度信号の利得を上げる手段とを備えるこ
    とを特徴とする映像信号処理装置。
  65. 【請求項65】 被写体を撮影して得られる映像信号を
    処理する映像信号処理装置において、被写体の拡大倍率
    を変化させるズームレンズと、被写体を合焦させるフォ
    ーカスレンズと、得られた映像信号中の肌色領域を検出
    する肌色検出手段と、該肌色検出手段から得られた肌色
    領域によって、映像信号中の人の顔を判別する判別手段
    と、該判別手段によって人の顔が判別されたとき、人の
    顔の領域だけアパーチャ補正信号の利得を変化させる手
    段とを備えることを特徴とする映像信号処理装置。
  66. 【請求項66】 被写体を撮影して得られる映像信号を
    処理する映像信号処理装置において、被写体の拡大倍率
    を変化させるズームレンズと、被写体を合焦させるフォ
    ーカスレンズと、得られた映像信号中の肌色領域を検出
    する肌色検出手段と、該肌色検出手段から得られた肌色
    領域によって、映像信号中の人の顔を判別する判別手段
    と、該判別手段によって人の顔が判別されたとき、人の
    顔の領域だけアパーチャ補正信号の周波数特性を変化さ
    せる手段とを備えることを特徴とする映像信号処理装
    置。
  67. 【請求項67】 被写体を撮影して得られる映像信号を
    処理する映像信号処理装置において、被写体の拡大倍率
    を変化させるズームレンズと、被写体を合焦させるフォ
    ーカスレンズと、被写体を合焦させるための合焦エリア
    を設定する合焦エリア設定手段と、得られた映像信号を
    設定した合焦エリアにおいて合焦させるように前記フォ
    ーカスレンズを制御する制御手段と、得られた映像信号
    中の肌色領域を検出する肌色検出手段と、前記ズームレ
    ンズの拡大倍率と前記フォーカスレンズの合焦位置とに
    応じて、映像信号上で予め定められている大きさの範囲
    を選択する選択手段と、該選択手段により選択された範
    囲の大きさと、前記肌色検出手段により検出された肌色
    領域の大きさとを比較する比較手段と、該比較手段によ
    り、前記肌色検出手段により検出された肌色領域の大き
    さが前記選択手段により選択された範囲内であるとの比
    較結果が得られた場合に、この肌色領域を人の顔である
    と判別する判別手段とを備え、前記合焦エリア設定手段
    は、前記判別手段の判別結果に応じて、人の顔であると
    判別された肌色領域を合焦エリアとして設定するように
    構成したことを特徴とする映像信号処理装置。
  68. 【請求項68】 被写体を撮影して得られる映像信号を
    処理する映像信号処理装置において、被写体の拡大倍率
    を変化させるズームレンズと、被写体を合焦させるフォ
    ーカスレンズと、入射光量を測光するための測光エリア
    を設定する測光エリア設定手段と、設定した測光エリア
    における映像信号のレベルを一定にするように、入射光
    量を調整するアイリスと、該アイリスの開度を制御する
    アイリス制御手段と、得られた映像信号中の肌色領域を
    検出する肌色検出手段と、前記ズームレンズの拡大倍率
    と前記フォーカスレンズの合焦位置とに応じて、映像信
    号上で予め定められている大きさの範囲を選択する選択
    手段と、該選択手段により選択された範囲の大きさと、
    前記肌色検出手段により検出された肌色領域の大きさと
    を比較する比較手段と、該比較手段により、前記肌色検
    出手段により検出された肌色領域の大きさが前記選択手
    段により選択された範囲内であるとの比較結果が得られ
    た場合に、この肌色領域を人の顔であると判別する判別
    手段とを備え、前記測光エリア設定手段は、前記判別手
    段の判別結果に応じて、人の顔であると判別された肌色
    領域を測光エリアとして設定するように構成したことを
    特徴とする映像信号処理装置。
  69. 【請求項69】 被写体を撮影して得られる映像信号を
    処理する映像信号処理装置において、被写体の拡大倍率
    を変化させるズームレンズと、被写体を合焦させるフォ
    ーカスレンズと、得られた映像信号の利得を一定に制御
    するための測光エリアを設定する測光エリア設定手段
    と、設定した測光エリアにおける映像信号のレベルを一
    定にするように、映像信号の利得を制御する自動利得制
    御手段と、得られた映像信号中の肌色領域を検出する肌
    色検出手段と、前記ズームレンズの拡大倍率と前記フォ
    ーカスレンズの合焦位置とに応じて、映像信号上で予め
    定められている大きさの範囲を選択する選択手段と、該
    選択手段により選択された範囲の大きさと、前記肌色検
    出手段により検出された肌色領域の大きさとを比較する
    比較手段と、該比較手段により、前記肌色検出手段によ
    り検出された肌色領域の大きさが前記選択手段により選
    択された範囲内であるとの比較結果が得られた場合に、
    この肌色領域を人の顔であると判別する判別手段とを備
    え、前記測光エリア設定手段は、前記判別手段の判別結
    果に応じて、人の顔であると判別された肌色領域を測光
    エリアとして設定するように構成したことを特徴とする
    映像信号処理装置。
  70. 【請求項70】 被写体を撮影して得られる映像信号を
    処理する映像信号処理装置において、被写体の拡大倍率
    を変化させるズームレンズと、被写体を合焦させるフォ
    ーカスレンズと、入射光量を測光するための測光エリア
    を設定する測光エリア設定手段と、設定した測光エリア
    における映像信号のレベルを一定にするように、シャッ
    タスピードを変える自動電子シャッタスピード調整手段
    と、得られた映像信号中の肌色領域を検出する肌色検出
    手段と、前記ズームレンズの拡大倍率と前記フォーカス
    レンズの合焦位置とに応じて、映像信号上で予め定めら
    れている大きさの範囲を選択する選択手段と、該選択手
    段により選択された範囲の大きさと、前記肌色検出手段
    により検出された肌色領域の大きさとを比較する比較手
    段と、該比較手段により、前記肌色検出手段により検出
    された肌色領域の大きさが前記選択手段により選択され
    た範囲内であるとの比較結果が得られた場合に、この肌
    色領域を人の顔であると判別する判別手段とを備え、前
    記測光エリア設定手段は、前記判別手段の判別結果に応
    じて、人の顔であると判別された肌色領域を測光エリア
    として設定するように構成したことを特徴とする映像信
    号処理装置。
  71. 【請求項71】 被写体を撮影して得られる映像信号を
    処理する映像信号処理装置において、被写体の拡大倍率
    を変化させるズームレンズと、被写体を合焦させるフォ
    ーカスレンズと、被写体を合焦させるための合焦エリア
    を設定する合焦エリア設定手段と、得られた映像信号を
    設定した合焦エリアにおいて合焦させるように前記フォ
    ーカスレンズを制御する制御手段と、得られた映像信号
    中の肌色領域を検出する肌色検出手段と、前記ズームレ
    ンズの拡大倍率と前記フォーカスレンズの合焦位置とに
    応じて、映像信号上で予め定められている大きさの範囲
    を選択する選択手段と、該選択手段により選択された範
    囲の大きさと、前記肌色検出手段により検出された肌色
    領域の大きさとを比較する比較手段と、該比較手段によ
    り、前記肌色検出手段により検出された肌色領域の大き
    さが前記選択手段により選択された範囲内であるとの比
    較結果が得られた場合に、この肌色領域を人の顔である
    と判別する判別手段と、該判別手段の判別結果の信号が
    入力されるローパスフィルタとを備え、前記合焦エリア
    設定手段は、前記ローパスフィルタの出力信号の内の所
    定閾値より小さい範囲の領域を合焦エリアとして設定す
    るように構成したことを特徴とする映像信号処理装置。
  72. 【請求項72】 被写体を撮影して得られる映像信号を
    処理する映像信号処理装置において、被写体の拡大倍率
    を変化させるズームレンズと、被写体を合焦させるフォ
    ーカスレンズと、入射光量を測光するための測光エリア
    を設定する測光エリア設定手段と、設定した測光エリア
    における映像信号のレベルを一定にするように、入射光
    量を調整するアイリスと、該アイリスの開度を制御する
    アイリス制御手段と、得られた映像信号中の肌色領域を
    検出する肌色検出手段と、前記ズームレンズの拡大倍率
    と前記フォーカスレンズの合焦位置とに応じて、映像信
    号上で予め定められている大きさの範囲を選択する選択
    手段と、該選択手段により選択された範囲の大きさと、
    前記肌色検出手段により検出された肌色領域の大きさと
    を比較する比較手段と、該比較手段により、前記肌色検
    出手段により検出された肌色領域の大きさが前記選択手
    段により選択された範囲内であるとの比較結果が得られ
    た場合に、この肌色領域を人の顔であると判別する判別
    手段と、該判別手段の判別結果の信号が入力されるロー
    パスフィルタとを備え、前記測光エリア設定手段は、前
    記ローパスフィルタの出力信号の内の所定閾値より大き
    い範囲の領域を測光エリアとして設定するように構成し
    たことを特徴とする映像信号処理装置。
  73. 【請求項73】 被写体を撮影して得られる映像信号を
    処理する映像信号処理装置において、被写体の拡大倍率
    を変化させるズームレンズと、被写体を合焦させるフォ
    ーカスレンズと、得られた映像信号の利得を一定に制御
    するための測光エリアを設定する測光エリア設定手段
    と、設定した測光エリアにおける映像信号のレベルを一
    定にするように、映像信号の利得を制御する自動利得制
    御手段と、得られた映像信号中の肌色領域を検出する肌
    色検出手段と、前記ズームレンズの拡大倍率と前記フォ
    ーカスレンズの合焦位置とに応じて、映像信号上で予め
    定められている大きさの範囲を選択する選択手段と、該
    選択手段により選択された範囲の大きさと、前記肌色検
    出手段により検出された肌色領域の大きさとを比較する
    比較手段と、該比較手段により、前記肌色検出手段によ
    り検出された肌色領域の大きさが前記選択手段により選
    択された範囲内であるとの比較結果が得られた場合に、
    この肌色領域を人の顔であると判別する判別手段と、該
    判別手段の判別結果の信号が入力されるローパスフィル
    タとを備え、前記測光エリア設定手段は、前記ローパス
    フィルタの出力信号の内の所定閾値より大きい範囲の領
    域を測光エリアとして設定するように構成したことを特
    徴とする映像信号処理装置。
  74. 【請求項74】 被写体を撮影して得られる映像信号を
    処理する映像信号処理装置において、被写体の拡大倍率
    を変化させるズームレンズと、被写体を合焦させるフォ
    ーカスレンズと、入射光量を測光するための測光エリア
    を設定する測光エリア設定手段と、設定した測光エリア
    における映像信号のレベルを一定にするように、シャッ
    タスピードを変える自動電子シャッタスピード調整手段
    と、得られた映像信号中の肌色領域を検出する肌色検出
    手段と、前記ズームレンズの拡大倍率と前記フォーカス
    レンズの合焦位置とに応じて、映像信号上で予め定めら
    れている大きさの範囲を選択する選択手段と、該選択手
    段により選択された範囲の大きさと、前記肌色検出手段
    により検出された肌色領域の大きさとを比較する比較手
    段と、該比較手段により、前記肌色検出手段により検出
    された肌色領域の大きさが前記選択手段により選択され
    た範囲内であるとの比較結果が得られた場合に、この肌
    色領域を人の顔であると判別する判別手段と、該判別手
    段の判別結果の信号が入力されるローパスフィルタとを
    備え、前記測光エリア設定手段は、前記ローパスフィル
    タの出力信号の内の所定閾値より大きい範囲の領域を測
    光エリアとして設定するように構成したことを特徴とす
    る映像信号処理装置。
  75. 【請求項75】 被写体を撮影して得られる映像信号を
    処理する映像信号処理装置において、被写体の拡大倍率
    を変化させるズームレンズと、被写体を合焦させるフォ
    ーカスレンズと、被写体を合焦させるための合焦エリア
    を設定する合焦エリア設定手段と、得られた映像信号を
    設定した合焦エリアにおいて合焦させるように前記フォ
    ーカスレンズを制御する制御手段と、得られた映像信号
    中の肌色領域を検出する肌色検出手段と、前記ズームレ
    ンズの拡大倍率と前記フォーカスレンズの合焦位置とに
    応じて、映像信号上で予め定められている大きさの範囲
    を選択する選択手段と、該選択手段により選択された範
    囲の大きさと、前記肌色検出手段により検出された肌色
    領域の大きさとを比較する比較手段と、該比較手段によ
    り、前記肌色検出手段により検出された肌色領域の大き
    さが前記選択手段により選択された範囲内であるとの比
    較結果が得られた場合に、この肌色領域を人の顔である
    と判別する判別手段と、該判別手段の判別結果に所定値
    を加算する演算手段とを備え、前記合焦エリア設定手段
    は、前記演算手段の出力範囲の領域を合焦エリアとして
    設定するように構成したことを特徴とする映像信号処理
    装置。
  76. 【請求項76】 被写体を撮影して得られる映像信号を
    処理する映像信号処理装置において、被写体の拡大倍率
    を変化させるズームレンズと、被写体を合焦させるフォ
    ーカスレンズと、入射光量を測光するための測光エリア
    を設定する測光エリア設定手段と、設定した測光エリア
    における映像信号のレベルを一定にするように、入射光
    量を調整するアイリスと、該アイリスの開度を制御する
    アイリス制御手段と、得られた映像信号中の肌色領域を
    検出する肌色検出手段と、前記ズームレンズの拡大倍率
    と前記フォーカスレンズの合焦位置とに応じて、映像信
    号上で予め定められている大きさの範囲を選択する選択
    手段と、該選択手段により選択された範囲の大きさと、
    前記肌色検出手段により検出された肌色領域の大きさと
    を比較する比較手段と、該比較手段により、前記肌色検
    出手段により検出された肌色領域の大きさが前記選択手
    段により選択された範囲内であるとの比較結果が得られ
    た場合に、この肌色領域を人の顔であると判別する判別
    手段と、該判別手段の判別結果から所定値を減算する演
    算手段とを備え、前記測光エリア設定手段は、前記演算
    手段の出力範囲の領域を測光エリアとして設定するよう
    に構成したことを特徴とする映像信号処理装置。
  77. 【請求項77】 被写体を撮影して得られる映像信号を
    処理する映像信号処理装置において、被写体の拡大倍率
    を変化させるズームレンズと、被写体を合焦させるフォ
    ーカスレンズと、得られた映像信号の利得を一定に制御
    するための測光エリアを設定する測光エリア設定手段
    と、設定した測光エリアにおける映像信号のレベルを一
    定にするように、映像信号の利得を制御する自動利得制
    御手段と、得られた映像信号中の肌色領域を検出する肌
    色検出手段と、前記ズームレンズの拡大倍率と前記フォ
    ーカスレンズの合焦位置とに応じて、映像信号上で予め
    定められている大きさの範囲を選択する選択手段と、該
    選択手段により選択された範囲の大きさと、前記肌色検
    出手段により検出された肌色領域の大きさとを比較する
    比較手段と、該比較手段により、前記肌色検出手段によ
    り検出された肌色領域の大きさが前記選択手段により選
    択された範囲内であるとの比較結果が得られた場合に、
    この肌色領域を人の顔であると判別する判別手段と、該
    判別手段の判別結果から所定値を減算する演算手段とを
    備え、前記測光エリア設定手段は、前記演算手段の出力
    範囲の領域を測光エリアとして設定するように構成した
    ことを特徴とする映像信号処理装置。
  78. 【請求項78】 被写体を撮影して得られる映像信号を
    処理する映像信号処理装置において、被写体の拡大倍率
    を変化させるズームレンズと、被写体を合焦させるフォ
    ーカスレンズと、入射光量を測光するための測光エリア
    を設定する測光エリア設定手段と、設定した測光エリア
    における映像信号のレベルを一定にするように、シャッ
    タスピードを変える自動電子シャッタスピード調整手段
    と、得られた映像信号中の肌色領域を検出する肌色検出
    手段と、前記ズームレンズの拡大倍率と前記フォーカス
    レンズの合焦位置とに応じて、映像信号上で予め定めら
    れている大きさの範囲を選択する選択手段と、該選択手
    段により選択された範囲の大きさと、前記肌色検出手段
    により検出された肌色領域の大きさとを比較する比較手
    段と、該比較手段により、前記肌色検出手段により検出
    された肌色領域の大きさが前記選択手段により選択され
    た範囲内であるとの比較結果が得られた場合に、この肌
    色領域を人の顔であると判別する判別手段と、該判別手
    段の判別結果から所定値を減算する演算手段とを備え、
    前記測光エリア設定手段は、前記演算手段の出力範囲の
    領域を測光エリアとして設定するように構成したことを
    特徴とする映像信号処理装置。
  79. 【請求項79】 遠隔操作により被写体を撮影して映像
    信号を録画するカラービデオカメラにおいて、被写体の
    拡大倍率を変化させるズームレンズと、被写体を合焦さ
    せるフォーカスレンズと、遠隔操作器と、該遠隔操作器
    から発する信号を受信する受信器と、得られた映像信号
    中の肌色領域を検出する肌色検出手段と、該肌色検出手
    段にて検出された肌色領域によって人の顔を判別する判
    別手段と、撮影によって得られた映像信号の録画を開始
    する場合あるいは録画を行っている場合に、得られた映
    像信号中に人の顔が判別されなければ、映像信号の録画
    を開始させないあるいは録画を停止させる手段とを備え
    ることを特徴とするカラービデオカメラ。
  80. 【請求項80】 遠隔操作により被写体を撮影して映像
    信号を録画するカラービデオカメラにおいて、被写体の
    拡大倍率を変化させるズームレンズと、被写体を合焦さ
    せるフォーカスレンズと、遠隔操作器と、該遠隔操作器
    から発する信号を受信する受信回路と、得られた映像信
    号中の肌色領域を検出する肌色検出手段と、該肌色検出
    手段にて検出された肌色領域によって人の顔を判別する
    判別手段と、撮影によって得られた映像信号の録画を開
    始する場合あるいは録画を行っている場合に、得られた
    映像信号中に人の顔が判別されなければ、撮影者に誤録
    画を知らせる手段とを備えることを特徴とするカラービ
    デオカメラ。
  81. 【請求項81】 遠隔操作により被写体を撮影して映像
    信号をテープに録画するカラービデオカメラにおいて、
    被写体の拡大倍率を変化させるズームレンズと、被写体
    を合焦させるフォーカスレンズと、遠隔操作器と、該遠
    隔操作器から発する信号を受信する受信器と、所定の検
    知信号を発生する信号発生手段と、得られた映像信号中
    の肌色領域を検出する肌色検出手段と、該肌色検出手段
    にて検出された肌色領域によって人の顔を判別する判別
    手段と、撮影によって得られた映像信号の録画を開始す
    る場合あるいは録画を行っている場合に、得られた映像
    信号中に人の顔が判別されなければ、前記信号発生手段
    にて発生された検知信号をテープに記録する手段とを備
    えることを特徴とするカラービデオカメラ。
  82. 【請求項82】 遠隔操作により被写体を撮影して映像
    信号を録画するカラービデオカメラにおいて、被写体の
    拡大倍率を変化させるズームレンズと、被写体を合焦さ
    せるフォーカスレンズと、遠隔操作器と、該遠隔操作器
    から発する信号を受信する受信器と、被写体までの距離
    と被写体の拡大倍率とによって変化するウィンドウパル
    スを発生するウィンドウ発生手段と、得られた映像信号
    中の肌色領域を検出する肌色検出手段と、該肌色検出手
    段にて検出された肌色領域によって人の顔を判別する判
    別手段と、撮影によって得られた映像信号の録画を開始
    する場合あるいは録画を行っている場合に、前記ウィン
    ドウ発生手段により定められる画枠内の映像信号中に人
    の顔が判別されなければ、映像信号の録画を開始させな
    いあるいは録画を停止させる手段とを備えることを特徴
    とするカラービデオカメラ。
  83. 【請求項83】 遠隔操作により被写体を撮影して映像
    信号を録画するカラービデオカメラにおいて、被写体の
    拡大倍率を変化させるズームレンズと、被写体を合焦さ
    せるフォーカスレンズと、遠隔操作器と、該遠隔操作器
    から発する信号を受信する受信器と、被写体までの距離
    と被写体の拡大倍率とによって変化するウィンドウパル
    スを発生するウィンドウ発生手段と、得られた映像信号
    中の肌色領域を検出する肌色検出手段と、該肌色検出手
    段にて検出された肌色領域によって人の顔を判別する判
    別手段と、撮影によって得られた映像信号の録画を開始
    する場合あるいは録画を行っている場合に、前記ウィン
    ドウ発生手段により定められる画枠内の映像信号中に人
    の顔が判別されなければ、撮影者に誤録画を知らせる手
    段とを備えることを特徴とするカラービデオカメラ。
  84. 【請求項84】 遠隔操作により被写体を撮影して映像
    信号をテープに録画するカラービデオカメラにおいて、
    被写体の拡大倍率を変化させるズームレンズと、被写体
    を合焦させるフォーカスレンズと、遠隔操作器と、該遠
    隔操作器から発する信号を受信する受信器と、被写体ま
    での距離と被写体の拡大倍率とによって変化するウィン
    ドウパルスを発生するウィンドウ発生手段と、所定の検
    知信号を発生する信号発生手段と、得られた映像信号中
    の肌色領域を検出する肌色検出手段と、該肌色検出手段
    にて検出された肌色領域によって人の顔を判別する判別
    手段と、撮影によって得られた映像信号の録画を開始す
    る場合あるいは録画を行っている場合に、前記ウィンド
    ウ発生手段により定められる画枠内の映像信号中に人の
    顔が判別されなければ、前記信号発生手段にた発生され
    た検知信号をテープに記録する手段とを備えることを特
    徴とするカラービデオカメラ。
  85. 【請求項85】 撮像素子より得た電気信号を輝度信号
    と色差信号とに処理するプロセス回路を備えたカラービ
    デオカメラにおいて、予め設定された背景の特定の色相
    の背景色に応じた値のテーブルを有し、特定の色相の背
    景と共に被写体を撮像して得た色差信号を入力し、入力
    した色差信号に応じたアドレスにより前記テーブルに従
    って指定される値を出力するルックアップテーブルと、
    前記特定の色相の背景と共に被写体を撮像して得た輝度
    信号及び前記ルックアップテーブルの出力を比較する比
    較手段と、該比較手段の出力に基づいて、得た輝度信号
    及び色差信号を背景領域と被写体領域とに分離する手段
    とを備えることを特徴とするカラービデオカメラ。
  86. 【請求項86】 撮像素子より得た電気信号を輝度信号
    と色差信号とに処理するプロセス回路を備えたカラービ
    デオカメラにおいて、任意に設定した背景の特定の色相
    の背景色に応じてテーブルの値を作成し、特定の色相の
    背景と共に被写体を撮像して得た色差信号を入力し、入
    力した色差信号に応じたアドレスにより前記テーブルに
    従って指定される値を出力するルックアップテーブル
    と、前記特定の色相の背景と共に被写体を撮像して得た
    輝度信号及び前記ルックアップテーブルの出力を比較す
    る比較手段と、該比較手段の出力に基づいて前記輝度信
    号及び色差信号を背景領域と被写体領域とに分離する手
    段とを備えることを特徴とするカラービデオカメラ。
  87. 【請求項87】 撮像素子より得た電気信号を輝度信号
    と色差信号とに処理するプロセス回路を備えたカラービ
    デオカメラにおいて、特定の色相の背景と共に被写体を
    撮像した際の背景の一部分を抜き出す抜き出し手段と、
    該抜き出し手段により抜き出された部分の色差信号及び
    輝度信号を背景色として記憶する記憶手段と、該記憶手
    段の出力に応じて指定される値が書き込まれるテーブル
    を有し、特定の色相の背景と共に被写体を撮像して得た
    色差信号を入力し、入力した色差信号に応じたアドレス
    により前記テーブルに従って指定される値を出力するル
    ックアップテーブルと、前記特定の色相の背景と共に被
    写体を撮像して得た輝度信号及び前記ルックアップテー
    ブルの出力を比較する比較手段と、該比較手段の出力に
    基づいて前記輝度信号及び色差信号を背景領域と被写体
    領域とに分離する手段とを備えることを特徴とするカラ
    ービデオカメラ。
  88. 【請求項88】 前記抜き出し手段は、画面中央を背景
    の一部分として抜き出し、前記記憶手段は、抜き出され
    た部分の色差信号及び輝度信号を背景色として記憶する
    ように構成したことを特徴とする請求項87記載のカラ
    ービデオカメラ。
  89. 【請求項89】 画面上にカーソルを発生させるカーソ
    ル発生手段と、前記画面上の任意の位置を検出すべく前
    記カーソルを移動させるカーソル移動手段とを備え、前
    記抜き出し手段は、この検出した位置を背景の一部分と
    して抜き出し、前記記憶手段は、抜き出された部分の色
    差信号及び輝度信号を背景色として記憶するように構成
    したことを特徴とする請求項87記載のカラービデオカ
    メラ。
  90. 【請求項90】 撮像素子より得た電気信号を輝度信号
    と色差信号とに処理するプロセス回路を備えたカラービ
    デオカメラにおいて、特定の色相の背景と共に被写体を
    撮像して得た輝度信号及び色差信号の平均値を算出する
    平均値算出手段と、該平均値算出手段の出力を背景色と
    して記憶する記憶手段と、該記憶手段の出力に応じて指
    定される値が書き込まれるテーブルを有し、前記色差信
    号を入力し、入力した色差信号に応じたアドレスにより
    前記テーブルに従って指定される値を出力するルックア
    ップテーブルと、前記輝度信号及び前記ルックアップテ
    ーブルの出力を比較する比較手段と、前記比較手段の出
    力に基づいて前記輝度信号及び色差信号を背景領域と被
    写体領域とに分離する手段とを備えることを特徴とする
    カラービデオカメラ。
  91. 【請求項91】 前記平均値算出手段は、画面の一部分
    の輝度信号及び色差信号の平均値を算出し、前記記憶手
    段は、前記平均値算出手段の出力を背景色として記憶す
    るように構成したことを特徴とする請求項90記載のカ
    ラービデオカメラ。
  92. 【請求項92】 画面を分割する画面分割手段を備え、
    前記平均値算出手段は、前記画面分割手段によって分割
    された一つの分割画面範囲の輝度信号及び色差信号の平
    均値を算出し、前記記憶手段は、前記平均値算出手段の
    出力を背景色として記憶するように構成したことを特徴
    とする請求項90記載のカラービデオカメラ。
  93. 【請求項93】 カラービデオカメラにて撮像した被写
    体画像を背景画像に合成するカラービデオカメラの画像
    合成装置において、任意の色相の画像信号を発生する画
    像信号発生手段と、前記被写体画像の色差信号範囲と前
    記背景画像の色差信号範囲とで異なる理論値のキーイン
    グ信号により抜き出された背景領域に、前記任意の色相
    の画像信号を合成する合成手段とを備えることを特徴と
    するカラービデオカメラの画像合成装置。
  94. 【請求項94】 カラービデオカメラにて撮像した被写
    体画像を背景画像に合成するカラービデオカメラの画像
    合成装置において、任意の静止画像を記憶する画像記憶
    手段と、前記被写体画像の色差信号範囲と前記背景画像
    の色差信号範囲とで異なる理論値のキーイング信号によ
    り抜き出された背景領域に、前記画像記憶手段に記憶さ
    れた静止画像を合成する合成手段とを備えることを特徴
    とするカラービデオカメラの画像合成装置。
  95. 【請求項95】 カラービデオカメラにて撮像した被写
    体画像を背景画像に合成するカラービデオカメラの画像
    合成装置において、前記被写体画像の色差信号範囲と前
    記背景画像の色差信号範囲とで異なる理論値のキーイン
    グ信号により抜き出された被写体領域の映像信号を通す
    低域通過フィルタと、前記キーイング信号により抜き出
    された背景領域の映像信号と前記低域通過フィルタの出
    力とを合成する合成手段とを備えることを特徴とするカ
    ラービデオカメラの画像合成装置。
  96. 【請求項96】 カラービデオカメラにて撮像した被写
    体画像を背景画像に合成するカラービデオカメラの画像
    合成装置において、前記被写体画像の色差信号範囲と前
    記背景画像の色差信号範囲とで異なる理論値のキーイン
    グ信号により抜き出された被写体領域の映像信号にモザ
    イク処理を施すモザイク処理手段と、前記キーイング信
    号により抜き出された背景の範囲の映像信号と前記モザ
    イク処理手段の出力とを合成する合成手段とを備えるこ
    とを特徴とするカラービデオカメラの画像合成装置。
  97. 【請求項97】 カラービデオカメラにて撮像した被写
    体画像を背景画像に合成するカラービデオカメラの画像
    合成装置において、前記被写体画像の色差信号範囲と前
    記背景画像の色差信号範囲とで異なる理論値のキーイン
    グ信号により抜き出された被写体の範囲の映像信号の輝
    度階調数を減少させるディフェクト処理手段と、前記キ
    ーイング信号により抜き出された背景の範囲の映像信号
    と前記ディフェクト処理手段の出力とを合成する合成手
    段とを備えることを特徴とするカラービデオカメラの画
    像合成装置。
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